ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
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Careless Memories @SHIBUYA AX

2002年04月29日 | 2002年ライブ・イベント
Makoto Saito TOUR  Careless Memories @SHIBUYA AX
2002年4月29日(月)
 
出演:
斎藤誠(Vo,G)/柳沢二三男(G)/角田俊介(B)/河村カースケ智康(D)/成田昭彦(Per)/片山敦夫(Pf)/深町栄(Org)/平松八千代(Cho)
special guest 桑田佳祐 原由子 (from southern all stars)
 
◎演奏曲目リスト

1.眠らない僕の想い
2.RAIN
3.Thread Of Shine
4.或るグレイな恋の場合
5.君に贈る僕のラブソング
6.SMILE AND SLEEP
7.素敵な最後
8.今 僕を泣かせて
9.OUR LOVE
10.I Surrender
11.タヒチ
12.悲しい笑顔
13.instrumental~
14.いつもの顔で
15.ギターマンの純情
16.愛してるって言って
17.Missing Serenade
18.横浜
<encore 1>
19.茅ヶ崎に背を向けて(with 桑田さん原さん)
20.YaYa~あの時代を忘れない(with 桑田さん原さん)
21.歯が痛い
22.Holding On
23.名もない橋
<encore 2>
24.信じられない恋におちた


◆ツアーもこれが最後です。

おっし、ツアー遠征たっくさん行ってしまおう、何てことを言っていたツアーもこれでオシマイ。
ああ、楽しいことは早く過ぎてしまうんだな。残念。
でも、きっときっとAXでも素敵なことが起こるに違いないから、楽しんでしまおう^^

AXは、本来、オールスタンディングのハコのはず。
それを今回全席指定の椅子席にするらしい、とはいえ結構おっきい。
ところが、既に完売に近い状態だったとか。ヽ(^。^)ノ
しかも、追加席を何とか作ろうということだったようです。
なんだかすごいねえ、、、、、

ロビーのお花を見る余裕があったもので、ちらっと見てみた。
そしたら、おお、以前「カフェララル」のリザーブシートにいらしていた区麗情さんのお名前も、、、
何だかとっても嬉しかった私です。

また、二階席がありますけど、所謂「関係者」が多いと聞いています。
実際、事務所メイトのSOSのメンバーや、サザンのメンバー、サザンのサポートの方、それからヤッチーが参加しているSOY、ヤッチーが居なければ日本で最強のギターユニット「山弦」。このお2人もいたらしいし、、、ひえーって感じでした。
(ギターソロなど、緊張してしまうかと思ったけど、そんなこと考えてる余裕なんてなかったそうです)

◆本編。

オープニング。
他の会場と違うのは、スクリーンの映像を使っていたこと。
それから、「眠らない僕の想い」では薄いベールのような幕が下りていて、ギターを弾きながら唄う誠さんにスポットが当たり、、、、少し幻想的なイメージ。
あれだけで、、私はもう十分というくらい圧倒されました。

2曲目のRAINで、もうベールは取り払われましたが。
3曲目のThread of shineのギターソロにまた胸がざわざわいい^^;

メンバー紹介の時にね、230さんはシャボン玉なんぞ仕込んでいらっしゃいました。
ハコがどこであろうと、あのマイペースさ加減、私はかなり好きだ♪確信した^^

この日私は、ステージに向かって右側にいたのだけど、かなり端でね。
残念ながら殆どドラムのカースケさんが見えないのだ、残念残念。
唯一、プレイ中に見えたのは、成田さんと選手交代した「素敵な最後」の時だけかな。(勿論、最後のご挨拶は別。)
でもね、誠さんのMCに反応して、ブーイング等でバスドラをドカドカやるので笑ってしまいました^^(「うるさいよ、カースケ!!」っていわれてた^^;;)存在感、、あるなあ、、、いろんな意味で。
誠さんのバンドのメンバーは、そりゃプレイは言うまでもないでしょうけども、他の面でも、、、いいキャラしてらっしゃいまする。

この日、AORコーナーで異変がありました。
いつものようにドゥービーの曲で締めるかと思いきや、、、、
何と、サザンオールスターズの「C調言葉に御用心」をやるではないの。
二階席のメンバーはガッツポーズしてたよ♪
しかも、そのアルバムは言わずと知れた名作「タイニイバブルス」。
猫の写真のジャケットなのだ。わざと誠さんこれ、選んだのかな。
ジャケットを掲げつつ、そのニャンにすりすりしていた、、、くくく。Mr.AOR、、、だった筈よね~。

で、その後の「いつもの顔で」。
お約束のコーラスですが、誠さん「初めての試みだけど、」と言って、何と二階席だけで唄ってもらったのだ。
それがまた結構すごかったのよ。
関係者ばっかだから、どうなの?なんて思ってたのだけど。いやはや、、、恐れ入りました。
(後日、誠さんのHPの「夕陽の交差点」のお便りコーナーで、二階席にも一般の方がいらしたことが判明。すごいことになってたのね。)

ほんとに、この日誠さんは嬉しそうだった。し、嬉しいぞってのを隠さなかった。
「うわー、埋まってるね^^」っておっしゃって。
手にしたギターをバンバン叩いてね、とっても喜んでいたのですよ。何度もね。
「いいんです、壊れたって!」これはどうもBBキングの真似らしい。
そんなシーンを見てるだけでも、何だか幸せなんだよねえ。よかった、ここにいて。

「横浜」の前でのMCが、いろんな想いもあったんだろな。
いつにもまして、長かった。語る語る。。。
「変わらないなあ」ってお話をされていました。

◆アンコールで起こったことは。

で、アンコールが始まる前にスタンドマイクが2本準備されていた。
・・・なぬ?ということは誰か来る?
え、もしかして?そうなの?まさかまさか~!
と思っていたが、誠さんの丁寧なMCで紹介されたそのお二方とは。
間違いなかったです。
そう、ここのところアルバム制作関連でご一緒したあの方たちだったのです。
そう、だからあのC調言葉は、、、そういうことだったのですぞ。

私は、正直なところ来てくれるの?マジっすか。と言う感じだったのですが。
ホントでした。

ステージに桑田夫妻が現れると、客席、ステージともども盛大な歓迎。

「オマエ話が長いよ」と、さっそくいつもの調子で先輩後輩のやりとりがありました^^;
誠さんもすっかりモードが切り替わってしたしね。
で、「オマエ、今日アッパーだなあ、、、」と指摘されていました。(はあ、確かにね^^)
いつもの桑田さん流のキョーレツな、でも愛情が篭った時間でした。
誠さん(確か赤いシンラインだった)と、誠さんのメンバーを率いて「茅ヶ崎に背を向けて」(サザンのアマチュアとしての最初のオリジナル)と、「Ya Ya」(青学時代のことを唄っている)の2曲を演奏。
また、渋谷という場所だからこのような選曲になったのかもしれないね。
最後にいつものように「斎藤誠、よろしくお願いします」と言って、深々とアタマを下げて先輩たちはステージを去っていかれました。
まるで嵐が去っていったみたいだ。

しばらく誠さんは黙ってらして「アッパーって言われちゃった・・・」とポツリ。
それでも、、、「じゃ、やるか!!」と言って「歯が痛い」になだれ込みました。

「名もない橋」では、スクリーンにメンバーの昔の^^写真が映し出されて。
私のように最近ライブに通い始めた人間なんかより、もう何年も何年もライブに来てるんだよっていう方々には涙腺直撃ものだったんだろうな、、、あの曲、CDで聞いても「やばいよー」って感じなのに。

渋谷AXのライブでは、誠さんの「強さ」を見た想いでした。
見ていて、何の心配もない、安定感抜群のライブでした。
先輩たちも応援にいらして、それで少し違う流れになるのかなと思いきや、ちゃんとご自分の方に流れを持ってきた、そんな感じだった。

余談 
時々ライブである、ご開帳(笑)のリクエストもありました。
が、メンバーからとっさに「やめとけ」の声がかかったとかで、その場はナシ。(おそらく、敦夫さん、角田さんあたりからだったのではなかったかなあ?)
でも、最後のご挨拶では、帽子取ったね^^V

さらなる余談
実はこのライブが終った後の余韻、特に翌日はかなりのものが来ました。
ほんっとーに私、アルコールはだめなのです。
なのに、とっても二日酔いチックになってたの。
まあ、ある種の酔っ払いなのは確かなんだけども。
何だかアタマがぼーっとしてしまって、日常生活少し危うい感じ?
会場では大丈夫だったのに、鋼鉄の涙腺(そんなもん、自慢せんでよろしー)を持つ私なのに、
思い出す度ウルウルぐらぐらになっていたのでした。
ま、それは私だけではなかったみたいだけどね。

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