ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

ネブラスカ+@BRITZ BEAT CLUB(札幌) (その2)

2003年03月22日 | 2003年ライブ・イベント
その1からの続きです、、、、

*****

突然ですが、せっかく札幌にきたからにゃあライブやっていきます!
 
2003年3月22日(土)
@BRITZ BEAT CLUB(札幌)

*****

アンコールの声・拍手・・・という態勢が完全に整わないうちに、、、、
あっという間に誠さん戻ってきました(笑)。
変わったのは、お帽子のみです。確かにその程度の時間しかかからなかったと思われます^^。
・・・早くカニ食べに行きたかったのかな(笑)。それにしても「早っ」^^

・・・続いて、230さんもせっかく出ていらしたのですが・・・
「柳沢さん、、、まだ、こなくていいんですけど、、1曲一人で唄いたいんですけど」・・・と返してしまわれました^^;

・・・ん、電話の音?としきりに気になさる誠さん。
A型の誠さんは、気になる気になる。。^^。

そんなこんなで、唄われたのが、

EN1 Jumpin' Jack Flash(The Rolling Stones)

だったのですね。
お店に敬意を表して、というのと来日中のタイムリーというのもあったのでしょうね。
えと、ここではもう既に椅子から立ち上がって唄われたのでした。
その後で、ストーンズのシングルを子供の頃買いに行ったエピソードをお話になりました。
もしかして、ビートルズより前かな?ですって。

と、ここでやっと230さん再登場。
何が変わってるかな???
あ、ビール一杯になってる^^
のと、
誠さんのさっきまで被ってたお帽子をチョコンとアタマに乗せていたのでした。はは。

柳沢さんもここで立ち上がることに。

「僕のわがままにのってくれてありがとうございました」(いえいえ、、、)

ここで、20周年にあたる今年のお話を少し。
東京からいらしてる方もいるので・・・ということで、5月にライブがあるよというお話をなさいました。
「絶対来なきゃだめ!!!」というくらいのライブだそうですよ。(なんだなんだ!?)
もうひとつある「信頼しているバンド」がデビューするということ。
いずれも自分のHPで告知するとのことでした。これは期待大ですぞよん。
(それも、自分の20周年企画にしたい、、、←してたしてた^^)
そうして、秋にはちょっとおっきなことを・・・考えておられるそうです。(すんげーちっちゃかったりしてね^^だって。)
「期待しててください」と締めくくられました。

EN2 ララル

ここ最近、何度もライブで聴くようになりましたね。
すごく好きなナンバーの1つです。
最初の頃、おしゃ、聴いてみよう、、まずは最初のアルバムをね、と思って聴いたのが、この曲が入っているアルバム「LA-LA-LU」でした。
その時と、イントロが同じ音してる、、、と思うとやけに嬉しくて仕方ない。
ここから始まってるんですもんね。私にとっても大切なナンバーなのです。

EN3 ゆるして

最後の曲。実は、以前からすごく熱望していて、やっとやっとやっとやっと聴けた曲なのです。最後の最後に・・・・。
だから、だからホントに嬉しかった。
オリジナルでは、間奏のところが、たしかキーボードだったような気がするんだけど、、勿論ここはギター2本ですから、ギターで。。。
もう、めちゃくちゃよかったのです。。。くぅぅう(泣)。
その場で大泣きしたわけではないが、状況が違ったら泣いてた、間違いなく。
緊張しすぎて、、、、(ホントです)、、そこまで出来なかっただけなのです。。。

また、、札幌に来たい、、、そんな気持ちをそっと置いて誠さんは出ていかれました。

ああ、、、それにしたって、何とあたたかい空気が流れていたライブなんでしょう。
ぴんと張り詰めた空気が時として漂うライブも、勿論いいんですが、、、
うん、、いい意味で緩かった。これも誠さんの場合は、それも大いにあり。
でも、唄とか演奏は・・・時としてものすごく熱いんですよね。
幸運にも、比較的前の方にいたので、誠さんの表情もはっきりと見て取れました。
誠さんが目を閉じて、、ちょっと、眉間にしわ寄せて、ぐわーと歌い上げるシーン、何度もありました。
でも、MCではとっても和ませて下さって。
みんなが(勿論わたしも。)、曲の最後の最後の一音まで聞き逃すまいと、、じっと集中しているのがわかる瞬間がありました。
・・・こんな空気が作れるのは、誠さんのライブだけじゃなかろうか、、、ますます確信を持っています。
で、また、それが好きな方が集まってくるという感じかな。

この日、誠さんは白いシャツを着てらっしゃいました。最近、多いですよね?そういうの。
この日、勿論230さんは裸足でした^^・・・・あ、いつものことか。
ホント、当地において、お2人では随分ライブをやられてるとのことですが、もうその息の合い方といったら見事なものでした。
目つぶってても合うでしょ?って言うくらいでした。

~余談。~

実は、、、あまり自信がなく、、、とりあえず、慣れない場所だからひとまず下見ね。(ああ、この周到さもマコトファンならでは??)
なんて、思ってお店の前までやってきたのが、開演の3時間位前だったかな。。
そしたら、思いがけずリハ中の音が漏れ聴こえてきて、、、
ああ、これはもうおしまいの曲だったんだな、、というのがライブ終わりで思ったのですが。。。思いがけず聴こえたその曲は「ゆるして」の一節だったのでした。。。
ああ、やっとこの曲が聴けるんだな、、、とじわじわ嬉しかったのでした。

他にも、思いがけず!!の出来事もありましたが、まあ、これはここでは詳しく書かないでおきます。。。(別に内緒にしなくてもいいかもだけど、、)私にとっては、やっぱ「宝物」なので・・・。

それと、最後の最後に、テーブルで珍しくブチマケマシタ、、、自分の飲み物、、、
余程浮き足立って、注意散漫だったに違いない、、、、
近くにいらした方、お店の方、、、お手数かけました、ほんとにすみませんでした、ありがとうございましたm(__)m
きっときっと、また札幌(北海道)来ますね。

~そして更なる余談。~

余程気に入られたのか、待望の「カニ」を食された誠さんご一行様は、またお店に戻られたそうです。
そして、遂にはライブにも乱入されたそうです^^
お店のBBSにもそこに居合わせた方のお話がありましたが、、、楽しそうだねえ、、いいねえいいねえ、
いらした方、ほんとにラッキーでしたね♪

ネブラスカ+@BRITZ BEAT CLUB(札幌) (その1)

2003年03月22日 | 2003年ライブ・イベント
突然ですが、せっかく札幌にきたからにゃあライブやっていきます!
 
2003年3月22日(土)
@BRITZ BEAT CLUB(札幌)

~~出演~~ 
(敬称略)
斎藤誠
柳沢二三男

*

佐々木コウ(やっぱりクレジットしたいです^^)
 
******

はじめにお断りです。

また例によってお断りします。
ほんとにほんとに私の感想文です。
見たいトコしか、見えてないかもしれません。が、私の目はこういうとこを見てたってことなんです。まあ思い込みも多々あるかと思いますし。
そんなわがままかつ、独り善がり全開で大変申し訳ないのですが、、、ご報告として書きました。
 
・・・とある札幌はすすきのにあるビルの2階にて、それは行われたのでした。

斎藤誠デビュー20周年第三弾!!企画の緊急ライブ^^(それも、かなりの緊急だ!!)の会場Britz Beat Club(略するのを許していただけるならば、BBC)。

ビルの入り口のところに、ライブ告知の貼り紙が何枚かしてあり、ヤジルシまで書き込んでありました。
関係ないけど、写真に撮りました(意味不明な行動)。

5時15分くらいから整列を始め、30分にはもう会場に入れる段取りです。
お店に普段置いてあるのであろうな、、と思われる椅子がお店の外の通路にずらっと並んでました^^
ちなみに、お店の様子は写真がHPに出てましたので、興味おありの方は是非お立ち寄りを^^

ほんとに、ビルの一角に入っているお店でしたので、すんごい広い場所ではありませんが、とっても快適な空間だなあとそこは思えたのでした。(次くる機会があれば、ゴハンもライブもって思いました。ほんとに。)

お店の壁にはブリティッシュロックの英雄たちのポスターなどなど貼ってあるのでした。
座席は、前の方に、テーブル(4つかな?)と椅子がありますが、、、
途中低めの仕切りがあり、後ろがカウンター。そこは、立ち見という段取り。
でも、、、ステージはもうもう圧倒的に近い。。
えっ、ていうくらいのありがたい近さです。
そこには、普段ライブをやられているお店とのことで、ドラムセット、ギター、ベースなども置かれています。
奥行きはあまりないという、すんごい密着度です。

照明が落ちたところで、スタッフの方のあれはペンライトか?に先導され誠さんご登場。
改めて誠さんが位置についてみると、その近さにお客さんともども「うわー近いなあ」なのですよ。
ちなみに、この日のPAは佐々木マネージャー様です。
ステージ上に乗ってるっちゅうか、その端という感じかな。立派にその場の一員です。

客席からも、誠さんからも・・・・「近いよ、、、確かに近い」の声が漏れましたね。
確かに。手元がとてもよく見えた。
何とか誠さんの曲をコピーしたい方には、、、垂涎ものの位置だったかもしれません。

1 太陽の隠れた日
2 曖昧な恋人
3 RAIN

2のギターだけ、誠さんの声だけっての、、、すごくいいです。
テンポもオリジナルよりは随分落としてるかな、、、、でも、きっとこの曲が出来たときは、最初はこんな感じだったんでしょうね。

最近3は、ネブラスカ(この日は違うけど。)では、ライブでとても大事な位置を占めるようになってきているような気がしています。
詞の内容も、誠さんそのものではないの?という声があるらしいですし。
バンドで聴いても、ギターだけで聴いても、、泣きたいような気持ちになるのはなぜなんだろう。
この日も、また心の芯からぐらぐらにしてくれました。
(て、あまりいい表現じゃないね。ま、ニュアンスですから^^;)

席に関して、、、第一声、謝恩会・懇談会、、、っていう。
この日は、朝からリハでいらしていたそうなんですが。
1つ、揉めたのが座席の設定の件。
先にも書いたように、前の方はテーブルと椅子が入っています。
即ち、そんなに沢山のヒトは入れないということですよね。
それを「もっと前に沢山お客さんを入れたい」というのが、誠さんの意向だったのだそうです。
・・・ここで、230さんがもう入ってきちゃいました。(早っ。)

みんな、床に体育座りして見ると言う♪(それもそれで楽しそうだ。)
誠さんも、実際やってみたそうだ。うしし。
・・・ただ、それには問題が・・・。
「女性(誠さんは、レディとおっさられました、、滅相もないっす。)の場合、スカートの裾がねえ。
ご本人は気になさらなくても、こっちが気になって唄うどころでなくなるから、、、」
そうですかそうですか、まかり間違ってミニスカートでなんていった日にゃ、、歌が始まらないわけですね^^;
そりゃ大変だ(笑)!!ので、それは断念したそうです、、、

アロハのステージくらいでは、、唄いきれないよ、、、というので、いろいろ探してもらった結果、このお店でという運びになったという。
お店の方も、9時にバンドをやるので、、「僕はあくまでも前座です。」(笑)

話が一段落したところで、誠さんから、改めて230さんのご紹介。
この日のライブは、札幌でしたが230さんご出身は函館。
「・・・こっちにはおいしいイカがないだろうっ!」という、ちっこいことでお互いいがみ合っている(ホントか?!)という土地柄らしい、、「んだんだ」と答える230さん、、えー、そうなのかなあ、そうなのかなあ^^;?

4 WOO BABE

あまりにも、そのトークで飛ばしてしまい、、「こんな雰囲気で入る曲じゃないんですけどね」
「88年のスマッシュヒットアルバム!!(来た来たっ)『WOMEN』の中から・・・」。
こんなコードの曲と押さえてみせ、これで始まる曲と言ったら、、、(ヲイヲイ、、昨日も似たようなこと聞きましたね)

230さんとのコンビネーションも、抜群のWOO BABE。
途中、Lovin'youのフレーズや、ちょっとリズムを変えてみたりなど織り込まれていて、オリジナルがまた一段膨らむのですねえ。

誠さん、ギターのチューニング。
「しなくていいの?」と230さんにも問う。
「こんにちは」とお話しだすと「来た来た来た来たっ」と受ける誠さん(ウケタ)。
・・・「次の曲は・・・」、、、「横浜です」
と思い切り言ってしまって、誠さんに責められる^^
「あーあ、言っちゃった。イントロが聞こえて「あーっ」ってなるんじゃん」(まあ、確かにそのとおりだね。)
そんなやりとりをしていたら、、イントロのとこでコケマシタ^^;仕切り直し。

5 横浜

アルパムのも、それからバンドで聞くのもすごくいい。
間奏のとこで泣いてます。まぢで。
誠さんお1人の「横浜」、私にとってはとっても素敵なんですが、これに230さんのギターとコーラスが加わるとまた一段とじわじわ来ます。
何回か聞きましたけど、230さんのコーラス大好きなんですよね。
ギターは誠さんが絶大な信頼をおいているのだから、私が四の五の言っちゃいけません、、とはいえ、いつもいつも素敵だなあと思って聴いているのです。

ここでMC。というか・・・グチですか^^;;;;;;?
「昨日の話してもいいですか」といって、前日のあの、凄いアロハオールスターズライブでのお話を始められました。
当日、羽田を出発という段取りで、午前9時に集合だったそうです。
ただ、ま、早目早目に時間を読んでくる「心配性な^^;」誠さんのこと、15分か20分早く空港に着いたそう。

・・・ところがです。
空港にヒトが溢れちゃってる。。。
さすがの誠さんも「やばい、これは2時間くらいは飛ばないであろう」とよんで、230さんとカレーなんざ食べに行っちゃったそうです。
・・・朝からもうビール行ってたそうですが、、、誠さんは勿論温存^^
航空会社のシステムダウンの影響で、結果として八時間くらい羽田にて足止め。(10万人に影響だそうな。)
足の踏み場がなく、動く歩道の横のスペースには、ヒトがぎーーーっしり・・・みんなそれこそ体育座りしていたそうです。
(ちなみに、さっきの客席へのこだわりは、これがアタマにあったせいらしいのですね)

・・・ここで、「おい、何撮ってんだ!!」ってんで、佐々木マネージャーに反応。。。
撮っていたそれは、、BRIOのコラムに載せる分。ほぼ、毎回そうらしいですよ。耳より情報。

既に札幌に入っていたのは、Skoop On Somebodyのメンバーだけ。
やっと、夕方四時半くらいになって動きだし、、、ただ、飛行機がいつもの場所と違う格納庫みたいなとこに連れて行かれたので、内心どきどきものだったそうです。
それで、なんだかんだで会場となるZepp SAPPOROに着いたのが19:30のこと。
開場は、19時にはしてた筈だから、お客さんより遅かったわけです。
当然、リハーサルの時間なんてなし。文字どおりのぶっつけ本番。
サウンドチェックすら間に合わずに、オープニングのセッションのように見えたのは(確かに長めにとってました、時間。)実は、「公開サウンドチェック」・・・。いきなり唄う・・・ノドを潰すかなあってな具合だったとか。
スゴイことがあるもんだ。
リハなんかなくても、「オマエには別に関係ないよな、、、プロフェッショナルだしな」と、退屈そうな^^;230さんにも話かける誠さん。
その事実の半分も知らない状態で昨日のライブは見てましたが、そんなこと微塵も感じさせませんでした。
さすがに、キャリア積んでライブこなしてる方々の肝の座り方は違うもんだ、、と、改めてびっくりしたもんです。

と、ここで20日に始まってしまった「戦争」に話が及びます。
アメリカの音楽、イギリスの音楽・・・これらをこよなく愛している方だけに、また心中穏やかならざるものがあるだろうということは、十分予想できました。
その戸惑いというか、ココロの拠りどころをどこに求めたらいいのか、という複雑な想いを率直にお話をされました。
アメリカンロック、演奏していても何となくしっくりしない気もしていたと。
でも、音楽が先でもいいんじゃないだろうか、、とも思っているとのこと。
これは、前日のアロハオールスターズの時にもなさらなかったお話でした。
で、、、敢えて、この曲をということで・・・・。

6 アメリカよいよい

オリジナルでは、誠さん自身が「マコトナルド」^^としてコーラスを唄われていますが、230さんのコーラスで聴くのもとてもいい感じ。スゴク好きです。

7 DOWN DOWN DOWN

年末のライブからして、殆どのライブで演奏されたんではないでしょうか。
ネブラスカでも、バンドでも。
アコースティックになると、抑え目のトーンで唄われ、一層響くものがあります。

8 風を抱いて走れ

これも、7と同様な気がします。
バンドで聴いても、ネブラスカで聴いても、どちらもとっても素敵な曲なんだな。
誠さんの高く出す声がとっても、効いている気がします。
実は、CDで聴いていた時より、ライブで何度か聴いて・・・もっともっと大好きになった曲です。
オリジナルでは、ピアノで弾いている間奏がギターで、、、ひぃぃかっちょいいなあ(溜息)。

・・・と。
ここで、ブレイク。
今回のライブ会場となったBritz Beat Clubさんのライブ等々の告知^^
おそらく、いいですよーといって買って出たのでしょう、誠さんのことだもの。。
実際、お店のHPにも出ているのですが、ライブもやっている。。お店の方が。
しかも、インターネット中継してるのですってね、、、
自分ライブも流してもらえないのかなあ、、、って佐々木マネージャーに問うてみたところ、あっさり「ダメです。」っ怒られて、、、、誠さんちびっと寂しげでした。

で、ここからは、しばしオリジナルはオヤスミ。
誠さん曰く、「好きな、自分を培った音楽」を唄うことに。

9 Still Crazy After All These Years (Paul Simon)

邦題「時の流れに」。
これは、先日(2/11)のSHIBUYA-AXでのライブを始め、昔から何度もカバーされている曲だそうですね。
20周年の今に、ふさわしいかもしれませんねと、ご自身も。
内容も、必ずしも「恋人」と思わなくてもいいわけだから。
今回も、ビリビリ伝わってきてしまいました。ちょっと、やばかったかな。涙腺。
この曲の、誠さんのバージョンはとても気に入っています。
その場だけでなく、そのライブを思い出していると涙が出そうになるくらい好きなんです。
先日のAXの後に、きちんとオリジナルを探し、内容も大体把握、、、それで一層、、、という感じです。
私自身ずっとこの曲を愛していくだろうな、という気がしています。

10 Ain't no sunshine(Bill Withers)

邦題「消え行く太陽」。
こちらも、AXの時だけに限らず、特に最近よく唄われている曲ですね。
中でもI know I know~(あのー、あのーと聞こえる、、)の繰り返しが、ものスゴク切ないのですね。
オリジナルよりも、何かすごく切ない。やっぱり、誠さんの声だっていうのも大きいかな。
唄い終えた誠さんも「・・・悲しいですね」と。

と、、ここでオリジナルに戻ります。
「20年間の唄の中で、最もキュートと思われるナンバー」(来たぞ来たぞー^^)・・・誰に言われたわけでなく、誠さんが勝手に思われてるそうなんだとか^^;(「思われる」が強調されるのであります。)
この曲の中で、「ハ~イ!」と、言ってくれるとこのBritz Beat Clubにも春が来ますって。
(ホントか?ぱっとその場で思いついたことらしいんですが、お気に召していたようです。)
と、いざやってみると、、、、チューニングがおかしい、、
「合ってると思ったんですけど、、」といいながら、再度チューニング。
その場のツナギとして、230さんに何かやっといてとお願い。
そうすると、およそ次のナンバーに繋がらないような(笑)すんばらすぃインプロビゼーションをかまして下さり(笑)、「初恋天国なんだからさー」と誠さんに咎められる。
ということで、、、仕切り直し。。
、、、全く同じように「春が来ます」のMCまでご丁寧にリピートして下さる(爆!)。。。

11 初恋天国

・・・そうくれば、当然これしかあり得ません。
以前は、必ずやっていたというナンバー。
最近はあまりやってなかったので(あれ、一番最近聴いたのはどこでだっけ?)これを機にまたガンガンやると宣言されました。
そうそう、最初にアルバムで聴いた時からなんかちょっとドキドキする感じで、すぐ好きになりました。

が、、誠さんがここで230さんにちとお小言。
ちょうどブレイクごとに、鼻すすってる音を思いっきりマイクが拾っちゃってる。。。
それが聞こえるからって。
誠さん、ちゃんと「保湿」のポケットティッシュを持参。ハイ、これでね、、と230さんに渡す。

やっとこさ、始まる、、と言う段になり、、、
気になったのか、ここで誠さんは腕時計を外しました。

12 素敵な最後

静かに始まったこの曲は、、どんどん加速を増していき、、、
長めにとった間奏でどんどん展開していく感じ。
(・・・これも私のニュアンスです。コードの展開なんて、、、もう忘れてしまってちゃんとしたことなんて語れない。。。)
そして、ホントに途中でがーんと盛り上がるのです。
最後はみんな手拍子してましたもんね。

皆さん素晴らしいって言って下さいました。
こうやって途中でリズムが変わるところにパッとみんなが反応してくれる。
それが嬉しいみたいです。
ホントに、たいした音楽ファンだ!!って思うのだそうです。
・・・それが、リズム途中で変わっても何してんの?ってのではないなあって。

で、前日のアロハのステージ。(敬称略したのは、ヤッチーだけ。何でだ。)
あの時のお客さんも素晴らしかったとおっしゃってました。
そう、あのメンバーはどちらかというと「ロック」な方は少ない。
で、いっちょやってやろう、、、と誠さんのセットでぶつけてみた曲はオールマンの「Whipping Post」(邦題「磔台」・・・)。
終った時に、客席が固まってたというか、微動だにしてなかった。
とてもきれーに一直線に揃ってるように見えたそうです^^。
普通は、カラダとかアタマとか揺れているものが、です。

それでも、お客さんそれにノッてくれて、嬉しかったそうです。
ちなみに、これは8分の11拍子。「やってみましょうか」。
ということで、サワリをやって下さる・・・が1コーラスやっちゃった。
カッコいいなあ、、、アコースティックでもあそこまでカッコいいんだもん。凄いや。
ちゅうか、さすがにあそこでパパっと2人で合わせちゃうのが(何度もやってるからと言われるんでしょうけども)、やっぱりこの人たち凄い。カッコいい。

「えっと、次は4分の4の曲を」(笑)。
そして、アメリカの南部のリズム「セカンドライン」についてのお話。
(気になったので、少しだけ調べました。そうニューオリンズあたりの音楽だそうです。)
セカンドライン・・これは二種類あるということで、少しやってみて下さいました。
で、このリズムをフィーチャーした曲、、、ここぞっていうときに、目で合図するから、、、是非手を叩いて・・・・とここまで言って、、、俄かに押し黙る誠さん。
・・・・思い出した!!と、少し嬉しそうに。。。
それは、ビートルズが初めてイギリス女王の前で、演奏をした時のジョン・レノンの言葉。
あまりにも有名な「安い席のお客様は、手を叩いたり足を鳴らし、お金持ちのお客様は、宝石を鳴らして下さい」というあれのことでした。ホントに嬉しそうだった。
「宝石鳴らして下さいね」だって^^

で、、これを途中でフィーチャーしたのは、これでした。

13 Missing Serenade

・・・・そうだったんだ、そうだったんだ。
勿論それがあるのは、アルバムに収録されている方ですが。
実際の演奏のされ方は、アルバムとシングルをミックスしたようなアレンジになっていて、、、、
途中、ホントに合図下さったのでみんなでクラップクラップ。。。そうかーあれがそうだったんだ!!
よかった、札幌まで来て、、、誠さんのライブに来ると、音楽的にも必ず何か発見できるから楽しい!!
また目から鱗がぼろぼろ落ちてしまいましたよ。
勿論クラップも楽しかったのでした。これはやっぱり今後、恒例になるような予感も?

また、少し準備の間に、、、230さんが・・・。「ビールたっぷりいいですか?」
間髪入れずに誠さんが「それはだめ。」(苦笑)。

14  今 僕を泣かせて
15 SMILE&SLEEP

この流れは、AXでもあったような、、、記憶が曖昧だな。
今回も15は、リズムボックスを使いました。
何か、このあたりの流れはホントにとどめを刺される感じですよね。
しかも、230さんのコーラスもバッチリですよね。
また14は、暫くはオリジナルにある桑田さんのコーラスのイメージがとっても強かったのですが。
ライブを何度も聴いた今となっては、、、(桑田さん大好きな方には、大変申し訳ないことをお断りしておきます・・・)・・・やぱ、ここは230さんの声じゃないと納得出来んな、、の耳になってきているのですよね、ちゅうか、それが当然になっています。

で、本編はここで終了、、、


その2へ、まだまだ続く、、

Aloha All Stars @ Zepp SAPPORO

2003年03月21日 | 2003年ライブ・イベント
Aloha All Stars @ Zepp SAPPORO
(副題:こりゃまた凄いライブだったよね)  
 
出演者 SAKURA Skoop On Somebody 斎藤誠 鈴木桃子 平松八千代
 
∞前置き。∞
やって参りました。はるばる札幌。
私は、2年ぶりだったけど、、、またもや雪が残る時期となりました。。
そろそろ違うシーズンに行ってこいや・・・と自分でも思わないでもないが、ライブ中心に組んでますんで致し方なし(笑)。

ところで、このライブの前日に、俄かに緊張感が高まってきていてどうか?という局面から、とうとう戦争が始まってしまいました。
前日に札幌に着くようにしたんですが、空港での警戒やらがどのくらいかさっぱり読めず、、、いささか不安ではありました。
が、着いてしまえば、、、とりあえずオッケです。

確かに東京と比べれば寒いし、雪はあるし、道も凍っているし、、、
それでも、吹雪いているのでなければ問題なかった。
時々、はらはら舞い降りてくる雪をぼけらーっと見る。すごくキレイ。
東京の方にいるときは、そんな余裕もないし、、ホントにいいなあと思ったのでした。
心配すべきは、歩道歩きくらいか。
札幌駅近くは、歩道は雪も凍りもなくて普通に歩けるのだけど、、、
場所によっては、細心の注意が必要、、、打ち所が悪くてえ、、、なんてシャレにならないもの、、、

∞さてと∞
前日からもうホテルには居りまして。、、
会場にはすごく近い・・・というのを地図でも確認済み。
ちなみに、今回の会場は札幌から地下鉄中島公園というところまで行くのです。
すすきのまで一駅なんですけどね。とってもその界隈の雰囲気が違うのだ。
幸運にも、あてがわれたのが高層階であったために、あたりを一望することが可能でした。
さっそくあれか?という建物を発見。既にわくわく。

ところが。
翌朝。カーテンの隙間から入ってくる光がとっても眩しい・・・というか白い。。。
随分天気いいんだなあ、、、なんてまあ呑気な、、やつ。
ノー天気なのは、アンタ自身なのだった(笑)。
実際、それは雪雪雪雪だったのです。雪の白さに他ならなかった。
それも、ほんとに視界が真っ白になるような降り。。。
なかなか東京では、そんなものお目にかからないからびっくり。
ただ、テレビの天気予報では・・・雪のち晴れだった。
本当かあ?という感じだったけど・・・・見事に上がったし・・・晴れた!!ホントだ。

開場時間が、18時。開演が19時ということだったので、、、Zeppの入口に行ってみた。。。
そしたらば
「アレっ?」
本日のライブの告知の他に、、、
航空会社のコンピュータトラブルで、皆さんの到着が遅れている。。。との文字が。
従って、開場が19時・・・。
えーーっ!?
あったかい季節でもなく、あったかい場所でもなかったので、、、その場に待ち続ける勇気なんて到底なし、、
「いったんホテルに帰ろう」
と、またあぶなっかしい足取りでホテルに戻ってまたぬくぬく、、、
出直す運びとなりました。
上から見下ろしてみたら、朝方、目をつけていたZepp前のインドネシア雑貨屋にヒトが溢れていた、、、

∞仕切り直し∞
で、、再度出直しです。
今回は、またまたオールスタンディング、、かつ今までで一番お客の人数も多かったんではないでしょうか?
整列も、何ヶ所かにわかれて番号順に並ぶわけです。勿論お外。
・・・さみかったね、、歩道も車道もかちかちに凍ってんだもん、、
でも、思ってたよりはトントン進んだかな。(雨の中、入場を待たされた赤坂BLITZは辛かったなりね、、二年前か?)
東京からの遠征してきた、誠さんやサザンのライブでよく会うお友達にもちこっと会えたことだし。めでたい。

で、荷物を混雑きわまりないロッカー室に預けることにし、、、なんたって厚着だもんね、邪魔だもんね、スタンディングライブには。
それから会場の中へ入る。
んーー、まあ他に知ってるZeppは仙台。作りは同じような感じなんだろうか。どうでしょう?

いつものように
(笑、、、これをイタリア語だとcome sempre(コメセンプレ)という・・・なぜか急に思い出した豆知識。コメはlike センプレはalwaysくらいの意味、、まんまだな。)
向かって右を目指す。
なぜなら、アロハオールスターズのバンマスの誠さんの定位置はそこと決まっているからなのだ!!(きっぱり)

今日は、ワインレッドの緞帳が下りたまま。
でも、いつになく「試し弾き」だとは思うが、えらく流暢なフレーズが何度も聞こえてきて、、んんっ?という感じだったのだ。
ほんとに楽器担当スタッフがやってんのか?

開演も近くなり、緞帳も上がった。
もうすぐか??ワクワク度がまた上がる^^

∞ライブライブライブ∞ 
・・・と、皆さんが出てきた、、、
誠さんは、いきなりの帽子なし・サングラス姿である。おおっスゴイなあ、、、気合い十分ですね。
あ、ちなみに2002年のアロフェス見た方、、、基本的にはあの時と同じスタイルです。
黒のジャケ、白のシャツ首の下までボタンをきっちり留めてあって^^;

音が出てきたが、すぐにボーカルのメンバーが出てきて唄うような感じではない。
随分長く「セッション」していたようだ。
何かの曲だったのかなあ、、、わかりません。分かる方いれば教えて欲しいですー。
多分各パート2人ずつ(ギター・ベース・ドラム・キーボード)いた筈だが、全員いるし、、
(・・・・実は、これが異例中の異例。公開サウンドチェックだと後で知ることになる・・・。でもその割にはすんごくかっちょよくて、、、言われなければ絶対にわかんなかったかもね。)

誠さんのお約束「アーユーレディ?」に続き、
SOSのko-ichiroリーダーの号令のもと「8時だよ、全員集合!!」(ホントにそうだったにゃん)
これでみんなが揃い、、、
Aloha All Starsの十八番だと、かつて誠さんも言っていたが、、、そのナンバーで今回も始まる。
「Love The One You're With」であります。
恒例の、各出演者の自己紹介のようなものですかね。

大変お待たせしました。
みんな、怒ってますか?
遅れてごめんな・・・と口々に切り出す皆さん、、、
その分楽しんでいこうって。

最初はこれもいつも通り、、、ヤッチー(平松八千代さん)のコーナーからスタート。
・・・考えてみたらいつもそうだ。何かあるのかな、、楽曲の構成とかもあるのかな、、などとちらと思うのでした。
誠さんは、ここで帽子をきちっと被り、、イントロを弾き出す。
それは、あまりにもあまりにもあまりにも有名な。。。あのフレーズ、、、あの響き。
うお・・・・サンタナじゃあん、、、ミッシェル・ブランチをボーカルにフィーチャーした「Game of love」。
いやー、それはまさしくあのサンタナの音なのですよ。

後で、ああ最初の音が出てよかった・・・と誠さんが安堵したほどに、、(はっきり言ってリハーサルはなかったそうです。)どっきどきのスタートであったらしいのですが、、、微塵も感じさせませんでした。
誠さんも、ヤッチーもめっちゃカッコよかったあ。。。
ヤッチーは、新しい曲でも、果敢に挑んでくる潔さ。これもまた魅力の一つだろうと、私は勝手に思ってます。
これまた勝手にですけども、誠さんのツアーや桑田さんのツアーでまたいろんなものを、ご自分の中に見出したんじゃないかなっていうふうにも思うのです。
後で唄ったSOY(Going Home ~家に帰ろう~)のような、しなやかなボーカルもとても自然に聴かせてくれるのですけどね。
ああ、、、それにしてもこの時のつんちゃんの動き、、、どうしても目に入ってしまいました。
敢えて見ようとしたわけじゃないんですが(そうなのかよ。)。
ステップ踏んでベース弾かれますよね。
でも、そのステップが時々おいおいっていうアヤシサ?を醸し出していらっしゃる感じなの(笑)(角田ファンの皆さま、ごめんなさいね(と、詫びておく^^))

二番目は、鈴木桃子さんコーナー。
誠さんのSHIBUYA-AXでも披露された、「JOLIE」を1曲目に。
あの時は、ギターのみでしたが今回はバンドで。

待ってもらってごめんね、、、実はということで羽田足止めの件をお話され、、、
それを耳にした私たち客の方が、アッケに取られていました。
・・・・なんですって、6時間ですとー、、そんなに長時間足止め?
桃子さんは「船底にいるみたいで」と言われたが、想像力に欠ける私はいまいちイメージできず。。。
翌日、誠さんのライブでみんなが床に「体育座り、足の踏み場ナシ」というのでやっとわかったしだい^^;ごめんなちゃい。
寒い想いをして待った分、、、「オールナイトで!!」(誠さんが横でコケていた(笑)。)楽しんで下さいねと。

ソロアルバムに収録された「here and now」。
これは、桃子さんがまだアロハに入る前、カフェララルに遊びにいらした時、誠さんとセッションされてたんですよねー。桃子さんのこういうボーカル好きなんだなあ、、、それでまた誠さんのコーラスもまたかっこいいんだ、コレ。・・・まだの方は聴いて欲しいな。ちなみにオリジナルではこれCharさんとの共作だった筈(うお、それもすごっ。)
今回も、ソファ席が設けられていることが知らされると、客席蜂の巣をつついたような騒ぎになってしまいました^^;
たぶん、SOSのファンの皆さまが激しく反応されたのだと思われます。・・・気持ちはよーくわかりまする。

SOSコーナー♪
最初は、桃子さんと「Lovin'you」を。
というか、ここで「バトンタッチ」のデュエットになるのですね。

次に誠さんを呼び込み。
Takeさんてば、「アロハの長老」とか言ってましたぜ(笑)。アニキって言い直したけどさ。こらこら。
そこで始まったのが何と、、、いつも聞き慣れているアレンジとはかなり変わっているけれど、、、
まさしくそれは「Change the world」なのだった。
最初、、、私らから見てもTakeちゃん、まだ早いってとこで入りかけ、、フェイクで逃げ^^;
誠さんは、少し中央に寄って何食わぬ顔で(笑)ギターを弾いて繋ぎました。さすがだ。でもばれてましたからねっ。
1番はTake、2番は誠さんのボーカル。・・・お手の物というか、誠さんのお得意なところだと思います。
それで途中、ボーカルとギターの「コール&レスポンス」と言う感じで、エキサイティングな展開でしたぞ。
いいですねえ、、、誠さん、Takeさんのボーカルのアオリにも一歩もひかず後ろに下がらず、ぐいぐいって感じに見えた、、、かっこよすぎっ。

まあ、ここでというか、最初っからだけどね、、ここぞとばかりに叫ぶマコトファンな人たち。
さいとぉーーー、、、!!
まことぉーーー、、、!!
の応酬でした。(<ねっねっ。Oさまっ。頑張ったよね。)
もはや、コンビネーションと言うよりは、もうこっちの想いをここぞとばかりにぶつけた感じかも・・・。
こんな時に、遠慮しちゃいけません。ほんとにね。負けるもんかなのです(笑)。
人数では負けても、「熱さ」では一歩もひく気ありませんから、ほんとにほんとに。

SOSリーダーのMCの後、これ、ケミストリーも歌ったやつですよね?
「My gift to you」。
ファンのみんなは、すごく待望していた曲なのね。もう歓声・悲鳴の上がり方が他の曲とは違うわ。
ただ、時々マイクを客に預けちゃうでしょ、、、もったいなーい。
おそらくは、、、SOSのバージョンってすごく説得力とか、引き込む力あるのになあ、、、とチラっと思ったおせっかいな私なのでありました。ごめんね。
そこから「MFSB(Mother Father Sister Brother)」へ。♪あなたに 出逢えてよかった♪ホントだよ。

SAKURAちゃんコーナー♪
ウクレレを片手に、唄います。
ただ、時々、んーも少しウクレレの音拾って欲しいニャンとは思ったけども、、、それにしてもSAKUちゃんの唄は素晴らしい。
上手いのは当然として、それにプラス気持ちをぐぐっとひきつけるものが、すごく強い。と私は思ってます。

みんな、幸せンなろうなあーーと力強いMCの後、
ヤッチーと桃子さんを従えて、、、ほら今話題のラップナンバー。(特に、関西圏ではかなりすごい人気なのだという話を聞いた。)
「Love 4 real」。
結婚しているヒトには、、、激しくうなづけるナンバーだったそうな。未知の世界だ(笑)。
それにしても、その前のやりとりで、椅子が高いとか、どうやって調整すんのかとか、座高が高いとか、、、ヤッチーのところで大騒ぎ(笑)。
まあ、それにしたって実際背は高いですもんね、、、ヤッチー。
実際のオリジナルよりは、結構テンポゆっくりめだったそう。
「なんかじゃがいものCMやってるみたいー、あいだほーな感じ」^^(いやいや、北海道でいいんですってば。)

今、一番ばらまかなアカン、、、ということで「ラブをばらまこう」。
ステージの袖にいた誠さんも、立ち上がって手拍子して踊ってらっさいました、、、見えた~♪

SAKUちゃんのベスト盤は、いずれちゃんと聴くつもりでいるんだ。

なお、このコーナーでベースを担当したのはつんちゃんでしたが、、、
譜面台から片時も目を離さずという感じで、とても慎重に演奏されていました。うん、かしこまっているというか。
・・・ヤッチーん時とはエライ違いでしたわよ。。。もう。
ダンサブルなベーシストしてるほうが個人的には好きですが^^。

そしてそして、、、、いよいよ誠さんの登場です♪
MCなしに、いきなりがーん!と爆音をぶつけてきました。
選ばれたのは、オールマンブラザーズバンドの「Whipping Post」。
ベース、ギター2本、キーボード、そしてドラムスもツインだ。
すんごいラウドでよかったよーーー、客、、誠さんのファンでない方もおそらくは圧倒しまくりましたね、、、 かっこよかったーーー。
毎回、これで何人かをノックアウトしてることは間違いないと見た(笑)。いいぞいいぞ。
見てみたら、もう誠さんチームのサポート部隊はもう楽勝とは言わないでしょうが、何度もやってるだろし。。
だから、断然貫禄が違った気がすごくした。
(あのー、ものすごく妄想だろうということは、百も承知なんですけど、、ギターソロんとこで何となく目が合った^^ような気がしたのでした。(またかよ。)しかも、笑顔全開のときに^^)

しかし、そこは誠さんなのです。一転、MCはめっちゃお茶目さんなのです。

こんばんは、大丈夫ぅ?
ロックンロールは好き?
よかったー。
・・・・こういう音楽もあるんだよ、、、あるような気がするっ。

ちなみに、今やった曲邦題「磔台(はりつけだい)」・・・・。よくないですね^^
以前ヒトの結婚式で、これを演奏してしーんとさせたことがあるんですから、、、
(場内・・・オオウケ。)
それ以来のシーンとしぶりでした、、、ありがとうございますっ。

(客は、絶対圧倒されたんだと思うよ、ほんとほんと。)

さっきから、みんな謝ってますけどね、、、全日空が悪いんですからねっ(ヲイヲイ。)。

(20周年のことを少し語り、、、^^)

あと、1曲だけやらして!!すぐ終るから。
(えーーー!!と客からブーイング^^)
あんたたち疲れてるくせに。オレは知ってるぞ。
(客、大笑・・・・ばれてた?)
でも1曲だけやらして。ギターも弾くけど、、歌手なんですから。

そして「今 僕を泣かせて」。
・・・ん?
そう、言い忘れていましたが、今までもそうなんですが、誠さんはご自分のコーナーでもセンターには立たないんです。
自分の「定位置」がおありのようですね。
だからといって、、、その反対側には230さんがいるわけで。。。
端と端でやってました、、、、そのことにご本人たちは気付いてたのだろうか、、、、

その後、他のみんなを呼び込み。
アーユーレディ!!といった時に、うまーい具合にドラムのたたん★って音が入り、「あ、今の誰、、いいなあ」と大変ご満悦。
ちなみに、、ko-heyさんでありませんでしたね。
・・・彼はいまいち、タイミングがずれて誠さんに指摘を受けていました^^。。

「みんな出てらっしゃい、、」
と呼び込むと、なぜかマーチのリズム。それに、230さんが「めだかの学校」かな?を乗っけてくるという、、くくく。
「おいおいドリフじゃないんだから、、、目黒公会堂じゃないの」(わかる人はウケル。)オモロイ。

じゃあ、今からロックの歴史の話を20分やるから(爆)。(・・・またロック漫談やります?)
何を言い出すかと思ったら、Gm7、、、このコードをギタリストが押えたら必ずやる曲があるんですよ、、、
なんだろ?もしかして、もしかして?

「Long Train Running」なのでした。いえーい。
これは盛り上がるでしょう。いつやっても盛り上がれる。
・・・やっとちびっと歌詞を覚えてきたよ、、、がんばんなきゃ。
・・・途中またGm7をまた、押えながらお客に見せたりしてね、誠さんてば。。。
最後に、誠さんの合図でジャンプ一発、、、いえーい。

本編は、「Key of Love」にて締めくくり。
最後のところで、みんなが一節ずつ、、自分のフレーズを順番に聴かせる所があるのね。
すごくいい、、、みんな自分の持ち味、聴かせドコロを心得た上手い方ばっかだってのもあるけれども。
でも、それだけじゃない気がする。何か他にも「絶対に出てる」よ。
誠さんは、珍しくノド絞って低めに聞かせてましたっけね。
メンバー紹介をして締めくくりとなります。

誠さんは、この日は赤いギターは使われませんでした。
けども、桑田さんのツアーの後半で大活躍した(覚えている方いますよね、「真夜中のダンディー」あそこからのあれ)、白いギター「ウタちゃん」^^を連れてきていた。
これがまた、とってもいい音だったんだよねえ、、、ほんっとに。

アンコール、、、
そうだ、このセッションは最初と最後の曲がまず決まっているのです。
アンコールは、このアロハオールスターズが今のように至るような展開をしていくきっかけとなった「翼をください」。

でもその前に、誠さんからサポートメンバー全員の紹介がありました。
この人たちの演奏力で成り立っている、と言って。

これから物凄い曲を演奏するけど、みんな帰れなくなるよ、、と誠さん。(笑)
・・・オレ、話が長くなるからって^^;SAKURAにマイクを渡す、、、
が、しかーし、、、突然フラレてトークに困った彼女は、、、ヤッチーを引き込み(笑)。
「んー、富は若干あったほうがいいよね、、、思いっきり跳べるし、、、」と話がそれたところで^^
「誠さーん!!」とSAKUちゃんが助けを求め、再びマイクが戻ってきた(爆)。
「ヤッチー呼んじゃあ、だめだから。」(笑)。
といいつつも誠さんのギターから「翼をください」へ。。

みんながいつもの担当パートを歌う。二番のふたつ目のフレーズを歌う誠さん。
やや緊張されたのかな?シャツのボタンを外しつつ、気合いを入れているような仕草が見えました。

この時だと思う。
ステージの袖で、佐々木さん始めスタッフチームが踊ってました^^
スタッフのみんなも、ライブ作ってるぞて感じがして、なんだかとっても嬉しくなったんですよ、私。

一心不乱に、ギターを弾くことに集中していたように見えた230さんも、ビール片手に最後はとってもご機嫌なようだった。
よかったよかった。

最後の最後に、Takeがバンマスとしての誠さんの労をねぎらいました。
練習にみんな遅れていくと、さみしそうにして待っていてくれたそうですよ・・・ああ、そのお姿が目に浮ぶ、、、
そこから、またマイクを渡された誠さん、、、おろおろしながらも^^;
「こういう時代だからこそ、音楽が好きなヒトは嫌いなヒトより、ずっと得をしている。そう思いませんか。悲しい、辛い時に、力になってくれる気がするんですよ」
・・・みんな、激しくうなづく。。。ものの「もう、オレにマイク渡すなっての、、」
と半ばアワアワされてらしたものの、、、SAKUちゃんが、
「ねえねえ、それより面白いこと言わないとだめ? ねー、誠さん面白いですよねえ、めっちゃかっこえーよ、、、」
というと、嬉しそうに帽子を少し取ってみせる誠さん(もはやお約束か?)。
「そろそろ、(髪が)伸びてくる頃で、帽子がひっかかる頃かな、、、」とSAKUちゃん。
どこまでも、笑いが切れることないまま、、、フィナーレ。

∞ちびっと想うこと∞
このライブって、お客さんも、自分の目当て・・・でなくても、これはいいぞとか、楽しいぞとか思うものにドンドン積極的に反応するんだよね。
まあ、自分もそうですけど^^。
そういう意味では、ホントに音楽ファンが多いんだと思う。これ、すごいよ。
ホントに目当てでなければ、無関心っていうことが少なくないそうなんですよね。
そういう意味では、私自身も幸せだと思えるかな。
お目当てのミュージシャンが、他の方の音楽や唄にココロから敬意を表して、それをまた素直に受け止めてっていう、、、そういういい流れも見えた。
Aloha All Starsのライブが好きな理由は、それかもしれないなあ。。。
セッションから生まれる、収穫物とか、、、実際に予想外に多いなと思ってます。

Aloha All Starsは、唄が上手いだけでなく、パーソナリティがとっても素敵な方ばっかなんです。
前日に、とうとう始まってしまった戦争についても、それぞれの「こうじゃないか」というコメントがMCで少しずつありました。
共通してたのは、怒ったり、嘆いたり、、するだけでなく、、、この経験をどう生かしていくか、、、というようなことだった気がしてならないのですが。
中には、ネットで署名を集めたりとか、、、されている方もいるみたいでしたよ。

終った時間が、、やっぱしなあの23時(苦笑)。
ピンチだった筈のライブが、ここまで凄いものになりましたよ。
約三時間・・・立ちっぱなしではあったけど、不思議と「足がいてー、腰がいてー」って言わなかったことを思い出した。。。
確かに辛いのですけどね、、、目の前で起こってることにドンドン引き込まれていくと忘れちゃうもんなんですね。

少し離れていた、誠さんチーム^^応援隊とも、あの素晴らしい「Whipping Post」等の感想で盛り上がる。
私も同感なのだ、、、楽器数、、、ボーカル数はどのセットよりも少ないけど、、、、もう圧倒的だと、、、
激しく頷く私なのでした。。。
それと、、、、よく声が聞こえてたみたいで、、、
ノド飴持参で・・・この乾燥でやられた枯れたノドを、温存しなくて頑張ってよかったわ(爆)。

∞ライブ後話。∞
ところで、終演後のロッカールーム。
えらいこっちゃでした。中の入り口は塞がれるわ、、中の通路は狭くて抜ける道がないわで、、、
まさしくもみくちゃです。。。たいへんだー、、、
一旦外へ出てから入るのだが、、、コートなしでなのよ、、チト辛いねえ。。。

THE BALDING COMPANY・・・つれづれ。

2003年03月01日 | よもやま話。
THE BALDING COMPANY・・・つれづれ。
 
(とりわけ、何かのレポートというわけではないんですが、、、やっぱりこれについて触れずに通るわけにはいかないので、、、思いつくままにつらつらと書いてみました。だから、たぶん面白くないです、ヒトリゴトに近いと思いまする^^(いきなり言い訳))
 
桑田佳祐ソロツアーのメンバーの皆さん。(敬称略。)
(THE BALDING COMPANY)

斎藤誠(ギター)
角田俊介(ベース)
小田原豊(ドラムス)
片山敦夫(キーボード)
深町栄(キーボード)
三沢またろう(パーカッション)
山本拓夫(リーズ)
平松八千代(コーラス&ギター)
角谷仁宣(シンセサイザー プログラマー)

 
2002年明けて、桑田さんのソロアルバムの制作が始まりました。
じき、そのレコーディング日誌がサザンオールスターズのHP上でも公開になり、参加しているのが誠さんを始めとしておなじみの方ばかり。
ソロアルバムを作りたい!!という意向は聞いていたものの、果たしてどうなるのか?という感じでした。
が、意外や意外。近年、緻密に積み上げていく作業が多く、そんなに急激に仕上がるのか??
という予想に反して(笑、、、ゴメンナサイ。)順調な仕上がりスピード。あっという間に、音の部分は終わってしまったみたいです。
去年、誠さんがSHIBUYA-AXにて、Careless Memories TOURの公演を行い、アンコールの時に桑田夫妻がご登場されましたが、、、その頃が、まさに佳境か、それとももう次段階に入っていたのかもしれません。

やがて、アルバムに先駆けて、シングル「東京」が発売になる運びに。
このシングルを手にしてみて、まず真っ先にクレジットを確認してしまう私^^;;なのですが、、、
編曲のクレジットで桑田佳祐&THE BALDING COMPANYと書かれているのを発見!!
このバンド名、とっさにピン!ときて、やや苦笑い・・・。
おいおいっ!!「まんまじゃん^^;;;」と一瞬ツッコミたくなったことを告白しておきましょう。
・・・まあ、誰がバンマスなのか、とってもわかりやすいのは確かなんですけども・・・(笑)。

リリース前のTV出演には必ず、サポートとして斎藤誠角田俊介片山敦夫小田原豊(敬称略)が一緒に出るようになっていたようです。
そうそう、例の大作PV「東京」のライブシーンにも出てらっしゃいましたけ。
というか、もうこのメンバーだけでワクワクものなんですが。

やがて、夏のイベント「ROCK IN JAPAN FESTIVAL @ひたちなか」、それからなんと「覆面歌手ミスターX」^^として告知されていた日比谷野音でのスペースシャワーTVでのイベント出演、、、などを通してバンド「THE BALDING COMPANY」がその姿を見せることに。

イベントの間は、レコーディングメンバーの他にキーボードの深町栄さん、コーラスの平松"ヤッチー"八千代さん、パーカッションの成田師匠、山本拓夫さんが参加。
・・・このあたりは、誠さんのライブに行かれている方なら同じみの方も多いかな。
そうそう、インターネットでリハーサルの模様も配信されたこともありましたけね。


小出しに、収録曲をライブとか桑田さんご自身の番組、などなどで聴いていましたが、、、
程なくして、いよいよ全貌を現したアルバム「ROCK AND ROLL HERO」が発売。
(黒ジャケ、白ジャケどちらにする?なんてことやってましたね。ちなみに私は白ジャケです。・・・なんか、新種の鮭の話みたいな気もしてきた^^;)
誠さんを始めとする、メンバー渾身のアルバムとなりました。充実感も一緒に詰まったアルバムと言うべきか。
音も詞もすごい情報量だあ、、と感じたのが第一印象。ということで、暫く耳からだけ、、、ひたすら聴いていたもんです。

リリースから、殆ど時間を置かずして、秋~冬の五大ドームツアーのリハーサルが始まりました。
9月の最終週には、誠さんのレギュラー番組「カフェララル」に桑田さんが「満を持して」のゲスト出演。
最初から最後まで、すごくパワフルな、時として嵐のような^^;二時間生放送^^となりました!!!
お話を聞いていてちょっと感動しました、、、、お互いに対するリスペクトが電波越しでも、ビシバシ伝わってくるほどでした。

これを最後に、年内は誠さんは桑田さんの「THE BALDING COMPANYのギタリスト」として、「バンマス」として専念されることを最優先に。
(ああ、そうそうそれで新しいギターがお目見えになったんですよね。誠さんがとっても気に入られた例の「ウタちゃん」ギター。ウタちゃんは、アザラシくんです^^;;ボディの色がそっくりということでして、、、)
・・・従って、残念ながら生放送は3ヶ月間お休みとなりました。
(ただし、録音での出演アリです!!、、、、と聞いてはいましたが、毎週のように必ずメールで、メッセージを届けて下さっていました(涙)。)

後に「月刊カドカワ」で、そのリハーサルの日誌は少し掲載されましたが、、、
新しいアイデアで、CDに収録されたものがどんどんどんどんカタチを変えていくものもあったようです。
で、きっとまたそういうことが楽しい方々なんだろうなあ、、と思ったものです。
おっと、ツアーではパーカッションは三沢またろうさんになりました。

ツアー開始前に、誠さんは所属事務所の「aloha festival*02」に、アロハオールスターズのバンマスとして出演があったり、カバーコンピレーションアルバム「あろは」の発売があったり(ビリーバンバンの「さよならをするために」をセレクト。これが超オススメです。)
また、その直後からは、ツアーリハの総仕上げ・確認という意味合いもあったと思いますが、Zepp SENDAIでのサザンオールスターズのファンクラブ向けのライブであるとか。
ホントに大忙し~~!!!!という状態。

ご存知の方も多いと思いますが、誠さん自身の日記の中で、その時々のことを差し支えない範囲で綴って下さっています。
特にライブが近づくと(ご自分のライブもそう。)更新の頻度がドンドンドンドン短くなってくるのです。
大変!でも読んでいる方としてはとってもありがたいのです。
その一端を読んでは、こんなかな?あんなかな?と想像するところから、ライブは始まっているんですよね。
もし、まだ読んでいない方は是非探してみて下さい。
少し前に溯らないといけませんが、、、今また読み返すと、また違うものが見えてくるかも、、ですよ。
「誠さん目線でのライブ」というものも、少しだけ体感できるかもしれません。

名古屋ドームから始まり、福岡、東京、大阪、札幌と旅(ツアー)が続きます。
その名も「けいすけさん、いろいろと大変ねえ。」・・・あの方らしいです。
知らない人が聞いたら、きっとロックのライブだとはわかるまい(笑)。
誠さんに関して言えば、福岡と東京の間の12/1には、桑田さん、深町さんとご一緒に日本武道館でAAAのステージにも立ち、ビートルズのナンバーを演奏していらっしゃいます。すごい、、、

私、実は私は東京ドーム2DAYS行くことが決定していました。
が、例の「カフェララル」での、あのお2人のお話に強く促されたかのように、、、
「大阪ドームにも行く!!」と、すぐに決断してしまいました。
ほんとは、いわゆる「遠征」するつもりはなかったんです。席も遥かに遠いし、、
ところが、「(誠くんを)音楽的に一番信頼している!」と、スパッとおっしゃった、、、それが私の中の決め手でした。
こりゃ行くしかないでしょう、行くべき(笑)みたいな。キッカケなんて、わりとそんなものです。

(余談
しかも。何という巡り合わせ!!大阪ドーム2DAYSの翌日、神戸のチキンジョージで「ネブラスカ」開催が決定しました、、、
即決で、滞在予定延長^^;;)

ステージの内容は、いろいろ、ああしたい、こうしたい・・・という話も聴いてましたが。
まず1つ、開演前のBGMあれは誠さんが桑田さんの依頼で、編集したものでした。
それを聴いてからのライブだったので、次は何が出てくるのかな~というのも楽しみでした。
(それが結構評判になり、曲目リストも誠さんのHPにて公開されています。誠さん編集の「MD&リスト」が年末「緊急!!」ライブの「プレゼントの目玉」になっていました。ちなみに、じゃんけん勝者だけがこれを手に出来るのです^^)

ステージ上は、シンプルなセット。
ただでさえ結構な人数が、ステージ上には居るわけでして、、、
打楽器2、キーボード2、ギターにベースにコーラスに、リーズ(ブラス部隊というのでなく、山本拓夫さん一人が今回は参加。)更にはシンセのプログラマーに(どちらかというと、裏方のスタッフに近いのだそうです。)、、
という陣容。
わお、充実したバンドだなー、豪華だなーってのが、この顔ぶれを観て思ったことです。
だって、フロントにて唄える方は、あの中に何人もいらっしゃるし、つうかリリースしてるし、、。
唄だけでなくて、ギターも実は弾けます、、、楽器大抵のもの、、こなせます、、ってのはアタリマエ~な具合ですもの。
(誠さんのフルメンバーライブを、既に何度か見てきていらっしゃる方には、言わずもがな、、かな?)

桑田さんには、大変申し訳ないな~と思いつつ、ライブ中の私ときたら、一向に視点が定まらず、、、
THE BALDING COMPANYの皆様を、あっち見たり、こっち見たり。
うっかりこっち見てると、またあっちの違うものを見逃しかねない、、、
忙しかったです~。舞台もおっきいから。でも嬉しい忙しさ。
皆さん、スクリーンに大写しになるととても楽しそうに演奏してらっしゃるし。
時として、お茶目なパフォーマンスしてくれたり、、
大騒ぎしてました(大笑)。はは、、今だから言いますけどね^^;;

なので、え゛ーーっっっ大丈夫でしたか!?の誠さんの大阪ドーム2日目ハプニングも目撃してしまったのです。
(ウイングにて「すってんころり(誠さん談)と転んじゃった」アレノコトデス。)
ドームでは大きいため、スクリーンがいくつもあり、微妙に角度も変えてあったこともあり、遠い遠い席のときは、そちらを注目していました。
オマエ間違っとるーー、とたとえ言われても「アーユーレディT」をこのライブ中のユニフォームとしていた私です。
そしてまた実際にあのドームに響き渡る「アーユーレディ!!」。実に感無量だな。

'80年代'90年代に作られた楽曲も、あのメンバーで再現。
楽しいんだよなあ、、、たとえば「悲しい気持ち/JUST A MAN IN LOVE」なんかでも、あのベースから始まるところがとっても楽しくて。
ステージのみんなのパフォーマンスも飛びきりワクワクするものでした。

'00年代に作られたアルバムからの曲も、時としてリハレポで見たみたいに、ものすごく変貌を遂げていました。
変幻自在だなあ、、、て感じかな。「BLUE MONDAY」はそれ用に作られたのかも?
みんなのアイデアてんこもり、、てとこでしょうか。

あれだけの演奏、充実というか嬉しすぎといいますか、、
贅沢といいますか、、、ありがたかったです(^^)
で、シャレといいますか演芸にも造詣深い方も多いですから、その場所なりのご当地ネタを織り込みつつ、楽しいメンバー紹介になりました。

なんと、すごいことにこのメンバー紹介の前に「ポール・マッカートニーを見た」というところから端を発して、なんとビートルズナンバーをやって下さったりして。
圧巻だったのは、ちょうどその折り返しを大阪で見たことかな。
初日は、確かに東京ドームでも見たように「All my loving」だったそうな。
ところが、私が見た二日目。なんと「Back in the USSR」ではないですかあ。
後で聞いて、ますます喜んだのでした。
でも、あのメンバーを見て納得。。。それが十分に可能な方々でいらっしゃいました。かっこよかったんだよなあ、、

少しアコースティックのコーナーがあって、、
その後~本編最後までが圧巻かな。
一遍に持ってった感じ。ギターがうなるうなる。
ヤッチー~桑田さん~誠さんのソロが連なる「真夜中のダンディー」なんてかっこよすぎです。

派手な演出っていうのは、本編の最後の方に多少あったくらい。
さすがに、近くで見てたら火薬のニオイみたいなのと、火吹くたびにちょっと熱気を感じたかなあ。
爆音は、すごかったねえ、、
でも、ライブって音が充実してたら、あまり他のものが欲しいとは思わないから不思議かも。
これ、誠さん自身のライブでも思う。
その最たるものが「ネブラスカ」だろうけど。
必要最低限、でもバンドとは違う形でだけどそれにひけを取るようなものは、全くない、、と。

バンドのみんなの演奏と、桑田さんの時として鬼気迫るようなボーカルでアタマがぐわんぐわんしました。
ぐわんぐわんしたまま、本編が終わっちゃう感じでした。
でも、アンコールでは一転、ポップな感じが中心かなあ。
あれで「冷ます」くらいでちょうどいい感じなのかも。

札幌ツアーが打ち上がった後は、ホントにホントに小休止が少しだけ。
だって、この直後のクリスマスには誠さん例のクロコダイルで「大作戦!!」を、なんとフルメンバーでやってますし。。。
それが終えて、2日後にはドームツアーの「追加公演」兼「年越し公演」が始まっているという凄さ、、、
私は、幸いにして28日&31日カウントダウン公演を見ておりましたが、、、
メニューは変わっていませんでしたが、、、、

けいすけさん、年末もいろいろと大変ねえ。

「ほんとは、31日がよかったでしょ?ごめんね。」

という、桑田さん流の計らいか、、31日以外は「プレゼントコーナー」も行われたのです。
前代未聞かも^^;あの規模のライブでは、、

「こんなのライブじゃありません!!」(by 桑田佳祐)

確かに、抽選時はちょっと変わった雰囲気だったかもね、会場が。
ちなみに、私の行った日は、ラーメン博物館の半年パスと、メンバーサイン入りギターと、自転車だった気がする。
ギターはかなり羨ましいっすぅって感じでした。

31日は、よくよく考えたら(考えてみなくても)、THE BALDING COMPANYのラストライブなのでした。
みんな、さみしい思いをするのかなあと、、少し心配な気持ちもあったのですが、、、、
誠さん、最後の最後では客席にご挨拶の時、ホントに嬉しそうに跳ねていらっしゃいまして、、、
桑田さんからも、「彼はソロアーティストなんで、そちらの活動もよろしく」ということや、
紹介の時に、

「斎藤誠とTHE BALDING COMPANY!!!」

とコールされていらっいましたっけ。

誠さんの場合、メンバー紹介の写真が唯一「人間ではなかった」^^;と記憶していますが(たこ。)。
これも桑田さん流の「愛」だと思っているし、誠さんもそれ見て「帽子を取って」いちお・・・怒ってみせる^^、、というか、「取るタイミングを貰っておいしいぞ」(笑)、、、みたいな、そのあたりの相談(・・・していなかったとしても、誠さんはそのあたりの「ウケ」には、抜かりがないような気もする^^;)が目に見えるようで、、あれはよしよしっ♪
なのですよねえ。

サポートの時は、自分のライブより一層緊張されて、、普段自分が「あえてやらない」こともトライしたりする。
それで、発見をされることも多いのでしょうね。
時々、それを行ったり来たりするから、「生かせる」果実もたくさんあるんだろな。

で、このツアーの舞台裏は、きっとDVD(ビデオ)に収録になることでしょう。
また、きちっと見直さないと♪

とはいえ、映像やCDというカタチでライブ・音楽は残せても、やっぱりカタチのないもの、、記憶、、、と、その時の自分の気持ちとか。
それって自分だけのものかなあって。だから見に行ったヒトの分だけそれがある。だからこそとっても素敵だと思ってるのです。
で、皆さん「妥協を許さない」で音楽を創っていらっしゃるから、伝わるものって絶対にあると思うし、、
厳しさもあるけど、それ以上の愛もある。
・・・またそういうものを発見してしまうと、すごく嬉しいんですよね。。だからやっぱり、次を期待してしまうのです。

この続きは、、誠さんのライブでって感じかな^^

追伸
そうそう、先輩サザンの皆様!!今年は25周年おめでとうございます。