ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

Martin Club Concert =札幌= (その1)

2004年10月30日 | 2004年ライブ・イベント
この番号で、最前列ってのはどうよ(汗)


Martin Club Japan 15周年企画 MARTIN GUITAR SHOW & ACOUSTIC CONCERT

"The Acoustic Night 2004"
Rebirth -We Love Martin, We Love the Earth- Autumn Tour
 
2004年10月30日(土)@札幌 KRAPS HALLの巻^^

~出演~

斎藤 誠(VO,G)
角田俊介(B)

*guest*
斉藤 和義(VO,G)   

6月、、(大きい会場では4月)からスタートしたこのツアーもいよいよ札幌でファイナル。
全てを見たわけではないのですが(とはいえ、かなりの数、、見てるよな(^_^;))
どこの会場を見ても、楽しい、音楽っていいなって時間を過ごせたのではないかなあと、、

そして・・・いよいよ札幌までやってまいりました。
私自身は、さすがに3度目の札幌・・・いずれもライブ絡みってのが笑えるかも、、、
勝手知るほどではないが、そこそこ勘が身についてきて、、
(碁盤の目とはよく言ったものだけど、でもあまりにも街のスケールが大きいから、自分の立ってる場所がトキドキわかんなくなるよね)
ナントカ、、行きたいとこへは突撃出来るようになりました^^好きな街の1つですねー。美味しいものもあるし^^

今回の会場のKRAPS HALL(クラップスホール)は、駐車場と同居というべきなのかな、、
なんせ、ちょっと不思議な場所かもっていうところ。
すすきのド真中からは、ちょこっと離れているかな。目の前の道には、市電が走る通りがあるのですね^^

ここがオモテの入口なの?というところを延々と通路入っていて、、ちょっと奥まったところにロビーらしきものが^^
新しいとこ、、物珍しさにきょろきょろしてしまう^^

ワタシも間違いなく遠征組だけど、
更に何名か遠征部隊^^;;がいらっしゃると聞いて、様子を伺うも、わりと出足まったり、、
というか楽しい場所多いもんね、、ゆっくり三々五々集まってくる感じ。

実は、その前日、こちらのFMの番組の生放送に誠さんがご出演されていたのを、
根性出して、ケータイラジオでキャッチしてみたのですが(百均モノよっ。これが意外と侮れないんだからー)
その時に、立ち見、、少しなら当日出るとお話をされていたけれど、あまり枚数がなく、、発売開始時間も指定されていた様子。
ちょっと窮屈かもしれないけれど、、と誠さん恐縮されておられたのでした。
やはり、今日のゲストの影響力大なのかなあ、、^^とか、お友達とも話しておりました、、

そして、ワタシのみならずお友達の間での最大の謎が「席」。
なななななに、このアルファベット?というくらい凄いものがついておりました(写真参照^^)
んじゃ、後ろかね?あんなに早く取ってても?ま、それはそれで別にいいけどさ、、とみんなで首をひねっていたのです。
それで、、じゃあ少しくらいアピールしてもいいよねーとかいって^^
今回はthe bondのでいこうよん♪と、バンドのオフィシャルTシャツ(グレー地の)を持参していき、、
偶然にも隣り同士になった(ばらばらに予約してんのにね(笑))友達とばっちしお揃いにしてみますた。どーだ!!みたいなね^^

ところが、程なくしてある事実判明。
いち早く席を確認に行った方より、、なんと、、そこは最前列であることを知る、、、
うぞ、、どういう番号の振り方してんのじゃ・・?突如としてビビリモード・・・・(笑)。
しかも、よりによって^^どなたの前かなと思えばーー^^
ワタシより友達が緊張しておりました、、、気持ちはすごくわかるよ、、うん。

駐車場と同居だけど、、中はフツウのライブハウスなのでした。
そうだな、、120-30は入ったんじゃないかな。いつもより多い、大きい感じでしたし、、

*************

始まりは、いつもどおり黒澤のスタッフの方から挨拶があり、、、
「今日は盛り上がっていきますよー」と、いつにも増しての勢い^^
ただ、今回のライブでツアー終了ということもあって、
今回のツアー全部に関わった誠さんもステージに登場されてご挨拶もありました、、、^^
その時に、黒澤の福岡氏、、とってもラフーなTシャツ姿、、
これまた、誠さんと「お揃い^^;」でしたので、

「ネタ合わせしたみたいぢゃん!!」

ツッコまれておりましたが、、ええと、確かにそんな感じの配色ー。グレーのTシャツにジーンズ♪
色々と言い訳しながら(^_^;)「目線」でもって、誠さんに助けを求められていた模様、、、(笑)

そいでもって、今日のもう1人のゲスト。
同じサイトーでもナニが違うか、、つぶさに説明されておられました、、、わはは。
ホント、今回はWサイトーですもんね、、字は違うのよ、字はね・・・・(以下略)。
毎度、待ってましたネタなので「誠ファン」のみにわかるのでありましょう、、
一部でウケていた模様です^^

*************

最初は和義くんのセットでした。

よりによって、、私たちサイドのセットを使われ、、、
思いっきり至近距離にてじっくりと拝見してしまったのでした、、、
ひょっこり出てきて、、、ギターを弾いてと言う感じ、、、

やっぱり、、、人気ある方だよね、、、
出てきたときに、声援(とりわけ女子。)の塊にゴン!!て後ろから押されるくらいの勢いがありましたもん、、、いやーーー、、すごいわ。
軒並み立ち見狙いなのは、やっぱり彼女たちだったのかな。
マーティンのライブで、立ち見って、、秋田のときに若干見たような、、でも他の会場では記憶にない、、さすが。

多少テレビで見たりとか、誠さんのラジオにも2回くらいいらしたりとか、
唄をラジオで聴いたりとか、、、CDショップで見かけたりとか(同じサ行でサイトウですから^^)
その程度の知識しかなくて大変申し訳なかったのだけど、他の場所同様、、変な予備知識があって先入観があってもね、、と、予習はナシにしました。

何とも、、、のほほん、、とした感じの佇まいとお話ぶりが、、、独特のペースと雰囲気を作っている感じ、、、
とはいえ唄ってる内容は、、ちょっと際どい(否、気持ちがいいくらい真っ直ぐだった^^)ものもあるけれど、どちらかというとざっくり男っぽいギターに、、
かなりヘビィなところも唄ってるという、、
それでいて、唄には痛みもそれから何とも切ない感じも同居している、不思議なバランス感覚を感じましたね、、

札幌は、「さぞ寒かろー」とダウンコートをわざわざ出したのに、、「東京より暑い!」←わはは。全くもって同感なり。

でもさ、でもさー、、、自分の生まれ年と同じマーティンのギターはいいんだけどさ、、思いっきり、、普段は「ギブソン派」、、とか言い切ってしまうのって、、、勇気あるなあ、、、、(^_^;)
デビューが決まった時に、「んぢゃ、買おうか」と言う感じで分割払い^^にして買ったのだそうです、マーティン。
自分と同い年ということだけで、1966年製のものに決められたのだとか。
どちらかというと、レコーディングでの使用が多いみたいですね。

ブルースハープを使われ、、それを曲によって使い分けているんですよね。
やはり、音色だけでなくキーの関係なんでしょうか、、と、シロートは勝手に推理してみたりする。

そうそう、武道館で弾き語りライブをやるんですと?
今から既に緊張らしいですが、、和義くん頑張れっ^^

その様子を、誠さんやつんちゃんが端の方(私たちと反対側)でご覧になっていたりもされたようです。
というか、遠目に見えていました。

*********

誠さんのセット、、

今回は反対側より観察^^
するまでもなく、とてもテンションが上がっているというか、上げている誠さんなのだった。

まずは、お1人で登場、、、(BGMは、おなじみのMissing Serenade bananaver.)

和義くんのファンの皆さんに負けじと(・・そんな負けず嫌いってどうなんでしょうか^^)
「サイトー!!」コールが複数連なる、、←オイラもその1人^^
スタンバイしがてら、、「・・・サイトーって^^;」・・すみません、タイミング間違いました(^_^;)

「はじまりますよっ」

の合図がライブの始まり。

1曲目は、「今 僕を泣かせて」
和義くんのファンの皆さんには、どう響いたのでしょう。少し興味あります^^

まずは、KRAPS HALLにまつわるお話をば^^
2002年のツアーの初日がまさにこの場所で。
買ったばかりのギターアンプを意気揚揚と持ち込み、、、(フルメン、ギターはエレキもありでしたね。)
でも、、なぜか持ち込んだギターアンプの調子悪し、、、、
・・・縁起でもない、、このツアーは大丈夫かあ、、??不安がよぎったとのことですが、、、
それでも、急遽こちらのホール所有のアンプを借りて対応することに、、
そんな経緯で、半ばやさぐれかかっていた誠さんでしたが、、^^;
これが予想以上にいい音が出て。
ツアーの旅立ちとしては非常にいい門出になったという、、
ホールの音響のよさもお気に召した由、、、

昼間のギターショウで、、
非常に高価なギターも展示されており、、、あるギターには「Don't touch」の表示がこれでもかっ!!てな具合だったそうで、、
「何もそこまでしなくたって、わかるっちゅうの!!」みたいな。

各会場で、誠さんが使用されているギターについてのお話をされています。
スマートウッドプログラムにのっとって作られたギターのお話。
普通、あまりギターの材として使うことのないと言われている「桜」(チェリー)のですが、
毎回誠さんがステージ上が「匂いが違う、いい匂いがする」というので、
黒澤のスタッフさんが「ほんとですかっ!?」て聞きに来られたのだそうですが、、(・・知らないんだからって、、(^_^;))
で、「ホントダー!!!」って。

今日もまた、たくさんのギターに囲まれて^^大変ご満悦な誠さんでありますが、、
「えっと、、これ!」と、ピックアップしたギターはカッタウェイのやつ^^
「弾きやすいっ」と、「Stairway to heaven」を意気揚揚といつものように^^ご披露下さるのですけども、、、

「・・・て、そんなトコ使ってナイジャン」(笑)

ええ、全然カッタウェイの有用性に関係ないとこで弾いてらっさいまして、、、
(^_^;)
いつからそれがギャグになったんだろー^^会場大ウケで誠さんも大喜び^^(浜松での反応に納得されていなかったらしい、、そ、そうですかね(^_^;))

「さっ、では、話が滑り出したところで」←前フリだったらしい^^

と、つんちゃんを呼び込みます。
今回はT-REXの「Get it on」だったかしらん^^今回のお出迎えソングなりー^^♪

(確か、曰く言いがたい配色のシャツをお召しだった気がしたのだけど、、
なんとthe bondのTシャツで出ていらしたため、、、友達とのけぞりました、、
つうか、一瞬「あ。」という表情をされたような気がしてなりません^^;;)

つんちゃんのセッティングを待つ間、四方山話(笑)で誠さんが間を繋ぎ、、スタンバイOKかな、、となった時に、、

「えー、ここから・・・って、まだ1曲しかやってないじゃん!!!」(笑)。

で、慌てて次の曲紹介を、、、
ずっと演奏を続けちゃうから、予め全部説明しちゃう。
20周年の企画アルバム「Waltz In Blue」より、、「My Love」「The Boston Rag」です。
そして、そのアルバムには収録されていないけれども、

「CREAMの曲などをやってみようかと、、」

とのオコトバに、会場期待で大いに沸きあがります^^どの曲かな、どれかなー♪

CREAM3人だけど、2人でっ、、て「あまり変わらないのか~^^;」でも、乞うご期待なのだ。

でねでね、そのCREAMはなんと「SWLABR」だったのだ、、ひょーーー(歓喜♪)
大好きな曲の1つなのであります。
予告なしに聴かされると、暴れかねないくらい^^なぜか好き。

んっとに晩生でしたので、CREAMをちゃんと聴いたのは誠さんも参加したAAAのクラプトン特集の時。
異様に気に入っちゃったのだ、一発で!!
その後も、誠さんのアコギ1本てこともあったし、
03夏のチキンジョージの超爆音ライブの時も、CREAMナンバーをずらっと列ねた中にあったし、、
そして、04春のJIROKICHIのスリーピースでも!!
そしてそして、今日という日にもですよ。
誠さんご自身もそこまでセレクトしてらっしゃるのだから、かなりフェイバリットなのだとお察ししますが、
私もすごく好きなんですよねー、、何でって尋かないで(笑)とにかくかっこいいんですもん。
四の五の言う余地ナシ。血が騒ぐたぐいの楽曲です、、
まあね、、遺伝的に言ってDNAにブリティッシュは入ってないとは思うんだけど(^_^;)
まあ、よく大人しく座ってられたもんだってなもんです^^
会場だって、ガッツリ盛り上がりましたよー、、みんなやっぱ好きなんだね~このあたりは^^

曲の後にも、、「Sunshine of your love」を少し弾いてみたりして、、
そしたらつんちゃんもちゃんとベースで寄り添ったりなんかして^^
もう、みんな好きねえって(笑)。かっこいいったら。

「盛り上がっちゃったよーー」と、誠さんすごく嬉しそうなのです、、それを見ているとかなり嬉しい^^
「・・・でも、まだ自分の曲1曲しかやってない。これじゃ、プロモーションにならないじゃん(苦笑・会場も大爆笑)。
もぉ、オトナなんだからさぁ。」
なんてぶちぶちおっさっていながら、ね^^
でも、、「CREAMいいよねーー」と会場に大いに同意を求める。
そのついでに、今年の桑田さんのAAAでもブリティッシュロックを取り上げることを告知、、
お2人とも参加されるので、テレビ放映などよかったら見てね、、と付け加えつつも、、

「・・・なんでヒトのことばっかり言ってしまうんだろう・・・(苦笑)」

でも、そこが誠さんのいいトコなのかも、、
オレがオレが!!と言いにくいところは、ファンがこれからもより一層!!!頑張らせていただきますってば!!


******

やっと「バラードベスト」に話が繋がり、、、
(扉の外で売られているから、山を出来るだけ低くして帰って下さい、、とここでもアピール♪)
「Dirty Thity Man」。

先日、デビュー22年目に入り、、、
で、去年は20周年ということで、色々とイベントみたいなことをやり。
で、、19年目と21年目・・・と何が違うか、、、いいや、何も変わらなかった。
例えば、、周りの人やメンバーが(ちらっとつんちゃんを見たりしつつ(笑))優しくしてくれるのかなあーーとか。
そんなことはありませんでした^^;何も変わらなかった。

で、今回の「パラードベスト」はリリースの時系列で収録をされているわけですが、
最後の「Waltz In Blue」が終わると、またはじめの「ララル」に戻るようにセットしておく、、、
でもそうして聴いても、違和感がない、、ずっと繋がってる。
結局、、同じことばっかりやってたのかなあと、、、、

だからこそ、、、

「これからも同じことをやる、そうすることに決めました。」

少しはにかんだ感じでおっしゃっておられましたが、、その静かなる強い決意に改めて拍手。

******

ここで話のトーンが突然かわります(笑)。

「ここで、皆さんの一番苦手なことをやりましょう!!・・・hand in handです。」(うっわーー、久しぶりに聞きました、そのコトバ。)

みんなで一緒に唄いましょう!!てことです。

と、ここでおなじみ^^黒澤のスタッフの方がホワイトボードを引いて登場。
しかし、なぜかスタッフのTシャツがめくれて「お腹が出ていた」もんだから、
誠さんすかさず、、
「なんだよー!!」と指摘、見逃してくれません^^
更に、、「気になる髪型だなー」と言い募り(笑)「どーもすいません、、」
と、ここで帽子をとって謝っちゃう(笑)。
わはは、、初めて見た方はどうなんでしょう、、リアクションおっきかったなあ^^

「今・・・何も見えなかったよね?」←えっとーー、、なんかうっすら脳裏に残像・・・掠めました(笑)

そう、そのホワイトボードには浜松でも拝見した「例のもの」が貼ってあるのです^^
そして、お客さんに自分たちはいまいち自信がないらしい「初見」を要求し^^;
さっそく唄ってみせるのであります。

「シンプルメロディー」のはずが、、「(楽譜書くとき)間違っちゃった」(笑)と、先に言い訳しちゃう。ええええ、紙、、貼ってありました、肉眼で見えましたとも(^_^;)

そして、、楽譜の中に気になる赤い矢印。

「この赤い印はR&Bなんです」(きたきたきたきた^^)

というと、、「なんでそんなめんどくさそーなんだよう、協力してくれよう」と
つんちゃんに詰め寄る誠さん^^;

・・・・と、このR&Bの何たるかの持論を今回も展開された後(笑)、、
「スラー」こそ、肝である、、というお話でしたね^^
それを踏まえて、、お客さんも練習ーーー^^誠さん、、いい先生だな^^

そして、いざ本番、、、
曲が始まるとすぐに会場の天井の小さな無数の灯りがつくではありませんか!!
無数の星たちのような、クリスマスの電飾のような、、
誠さんも、会場スタッフの皆さんの粋なはからいにとても嬉しそうに唄われていましたね、てかーホントに楽しかったです♪
その雰囲気に、会場のお客さんもみんな楽しそうに唄っていました。
おそらくは、人数だけを見れば和義くん目当てのお客さんが多かったんじゃないかと思うんです。正直なところね。
でもね、みんなが一緒になってた^^すごくいい雰囲気でした。

唄い終わると思わず

「メリークリスマス!!ありがとう、嬉しいなあ(*^-^*)」

とおっしゃって、、

「・・・えっとー、じゃあ次に来る時も「この紙」持って来ますから」(笑)。

****

今年も残り僅かに。
なのに、ここへきてまた思いがけず災害などが起こってしまったり、、、
いつも隣に居る筈の人、、もしくはペットなど、、居てくれて当たり前の存在がいなくなる、、
そういう時って、、きっと、誰しも寂しいとか、パニックに陥ることは間違いないですよね。
そんな時に、誠さん、「音楽」が自分のそばにあってよかったと思うんだそうです。
音楽とか、楽器とか、音楽で繋がった仲間であるとか。
何かあった時に音楽が好きだと「助けて!」と、自分がそこにつかまれるということ。
これがとてもありがたいものだと。それによって、今より下に下がっちゃうことは無くなるんだと。
子供の頃、何となくそんな気はしていたけれど、今こうやってプロとしてやっている今は間違いなくそうだと。
それは、たとえ楽器が出来なくても「音楽が好き」と言う気持ちがあれば、同じ。

「ここへ来てる皆さんもそうでしょう。だからこそ「自分の耳で」音楽を選んで行ってくださいね。
・・・いい音楽生活を生きていきましょう!!」

ちょっと、最後のコトバを吐き出すのにはにかまれたような感じがしたのが、とても印象に残っているのです。

で、「最後に・・」と言いかけたところで起こった「えーーっ」という会場のざわめき声に、、

「えっと、じゃあ、sunshine of your loveを、、」と、ちょこっとそのサワリを^^;てなサービス精神を発揮しちゃったりなんかもして。
もう、お客さんの様子に敏感に反応しちゃうんですね(笑)。

勿論、ツアー最終も「Waltz In Blue」にて締め括りです。

Martin Club Concert =札幌= (その2)

2004年10月30日 | 2004年ライブ・イベント
その1からの続き、、、

***********

アンコール。

拍手の中、またもやセッティングがえ。

そして、お二人のサイトウさん、、登場するなり、

誠「サイトーですっ」
和「サイトーです!」

ええっと、、漫才ですか^^?のご挨拶。ここまで来ると、会場ウケウケ(笑)。
んでもって誠さんはどうも、このタイミングにて、「サイトーーーっ」て掛け声が欲しかったらしいです(なるほどな^^)。

そして、半ばワルノリの誠さん「つのださーん」と、会場も巻き込んで呼び込み^^;

和義くんに「見ていると、、、落語家ですね」と言われ、、
「そう言われて、すごく嬉しいのって・・・」と返す誠さん^^、、友達ともども「そっか、嬉しいんだ」と感心する私達(笑)。

アンコールのセッションで和義くんが指定したのは、昔、耳コピしてギターを弾いた曲。
これがなかなかよかったらしく、、お友達に聴かせたら「すごーーい!!」と言われ、「・・・そうでしょ?」と返事した和義くん。わはは。

そんな話をしながらも、振り返っては後ろにいるつんちゃんの動静を気にする誠さん。
つんちゃんのTシャツを指して、「the bondっていうバンドをやってて、、、」と説明もしたりなんかしちゃって。
(笑・前の方で同様のTシャツが並んだこともあって、、疑問が出されたのではないかと(笑)そんな憶測もあったりなかったり(爆))
で、そのバンドには片山さんがいて、、と言う話になり、、エーー、色々と発展、、、でも、

「ネットに書いちゃダメだよーー、、、内緒だよー、和義くんが言ったっていっといてね」(会場・笑)

・・・・さっさと身をかわす誠さん(笑)。

で、曲に戻り和義くんのカウントで。

と、これが「ダンシングオールナイト」だったのよ。アンプラグド版なのだけどね。
雰囲気はそのまんまでね、でもねとってもロックなんだなあ、、、ロックな皆様だからかもしれないけどね。
交互にリードボーカルを取ったり、コーラスをとったり、、変幻自在。
そして、誠さんの間奏はかなり味があって、、、あれ、私は大好きだなあ。

そして切れることなく、ビートルズの「I wanna be your man」へと、ナダレコミ。
まさしく「疾走」と言うコトバがぴったりの曲でした。
そそ、同じフレーズの連呼が多いから勢いもあるんだね。
それぞれのソロ回し、和義くん→誠さん→つんちゃんてのがね、かっこいいんだよ。エキサイティングなんだなあ。
願わくば、、もう1曲聴きたいーーと思う感じでしょうかね。

敢えて際立たせたのかな。
和義くんのざっくりした味のあるギターと、誠さんの繊細さが見え隠れするギターの音色と。
同時に聴けて、これもまたとても楽しい。

このセッションの2曲っていうのが、今年の3月まで放送されていた「カフェララル」に和義くんがゲストに来た回でもお2人でセッションされたんだよね。覚えてらっしゃる方も多いかなー。
和義くんの話し方のトーンが、「うつっちゃって」暫く直んないっていうくらいだったのだとか^^
それを再びライブで聴けちゃったというわけです(^_^)v

演奏が終った後、誠さんの促しもあったようでして、、お三人揃ってステージぎりぎりのところまで出てきて下さり、、、
しかも、中央だけでなく上手・下手それぞれに来て下さりご挨拶されていました。
あまりにも目の前なので、、ホントに心臓に悪かったです、バクバクして(ヲイ^^;)。

*************

客席のハケルのも、ロビーがハケルのも今までの会場の中で、著しく早かったですね。
今回お話することは、かないませんでしたが、、少しだけロビーに溜まってたら(笑)出演の皆さん慌しく会場を後にされていきました。
ツアー全行程無事終了、、本当に本当にお疲れ様でした~♪

*************

最初、俄か勉強などせずにマーティンクラブのライブに参加したのは、個人的には正解だったと思います。
知っていれば、そりゃあ、なおよかったのでしょうが^^;

何箇所がライブに参加しているうちに、誠さんをはじめ出演者の皆さんに、
ギターそのものの知識よりも、もっともっと大事なことをたくさん見せていただいて、教えていただいたような気がするのです。
コトバでなく、、その楽しい時間の中に。
自分ひとりでは、きっと見つけられなかったような素敵な音楽を、この機会に幾つも知ることが出来たし。
気にはなっていたけど、なかなかライブに行くことが出来ずにいた方の音楽も聴けたし。
ホントに実りあるっていうのは、こんな事を言うんじゃないかなあ・・・なんて改めて思います。

また、来てもらったからには楽しんでもらおう、、そして自分も楽しんでしまおう!!
という、誠さんの頑張り、奮闘ぶりみたいなものも、時として痛いくらいの緊張もビリビリと感じながら、、、間近で拝見でき。
こんなに機会があってよいのだろうか、とも思ってしまったけれど少しお話もさせていただいたし。
とても幸せな時間をたくさん過ごせたと感謝してるんです。

いつも同じことを言い続けていると思うけど^^;また自分の好きな音楽の引き出しに宝物が増えました。
もっともっと、この点では欲張りたいと思うのです♪

(2004/11/29記)

           

* set list *

誠さんのセットです。

1 今僕を泣かせて
2 My Love
3 The Boston Rag
4 SWLABR(Cream)
5 Dirty Thirty Man
6 あなたに逢いたい
7 Waltz In Blue

Martin Club Concert =浜松= (その2)

2004年10月17日 | 2004年ライブ・イベント
その1から続き、、、

************************

アンコール。

拍手の中、セットがえ。
そう、今回は3人になったからね。

前列左が石田さん、右が誠さん、
後列のその間につんちゃんという布陣です。

ひとしきり、誠さんのほうから阪神(タイガース)のお話が振られたりして。
岡田監督の話で盛り上がる^^。

実は、誠さんと石田さんは「20年ぶり」なのだそうだ。
当時、誠さんが大阪でやっていたラジオ番組のゲストとして石田さんが出て下さったことがあったんだとか。
・・・・それって、なんか凄くないかー(驚嘆)!!20年前ですよ、今じゃなくて!!
で、悲しいかな、それは覚えているけれど、、、、その時にセッションもしたらしいのだが、、
「何やったっけ」^^;;

でも、覚えて下さってるだけよくて、それすら叶わなかったのが有山(じゅんじ)さん!!
そう、新潟マーティンの共演された、、、、あの衝撃は忘れませぬ!!
それを聞いた石田さんも「また、凄いの呼びましたね、、」感心しておられ、、、
なんと、お2人は同い年というか、、高校の頃からご存知だったんですって。
それで、、とっておきのエピソード、、超ド級のそれを披露下さりました。
また椅子から転げるかと思いました。
が、諸事情により^^、凄かったので、、詳細は割愛させていただきます(笑)。

新潟で、、もろもろ見ていたので、、ワタシ始め、、同様の皆様はもう大変うけまくりでございました^^

で、セッション曲なのですが、、
急遽やることに決めたもので、出演者一同ステージ上で打ち合わせ^^
お客さんには、誠さん「他の話しててっ」、、ええーーっ(笑)。
コードは、キーは、、歌詞は、、等々、、、
更にギターだけでなく、ベースも加わったのでそちらの方への確認とかも。
覚えてない、、わかんないということで、、
石田さん「じゃあ、口でいうから」、、ええーーーーっ(笑)。

どどどらー
どどどらー
どどどら そ ふぁふぁふぁれふぁれ・・・

(笑)・・・ヨメタ、、と喜んでいたら、

「今の年輩の人聴いたら、何の曲かわかるね」(←悪かったな(-_-;))

ええ、間違いなく「Proud Mary」(by CCR)でございました、、
石田さん曰く「自慢のメアリーさん」・・・おお、そうだよそうだよなあ、うまいなあ!!

しかし演奏始まって「もうええっちゅうに、わかるっちゅうに」というところにきても、
ニコニコしながら石田さん♪どどどらー♪と、間奏でベースラインを楽しそうに唄っておられるので、、
つんちゃん思わず苦笑い^^
ステージ上は、俄かに小事故があったのだろうと思うのですけど、
それを全部飲み込んじゃうくらいの、エキサイティングで楽しいセッションでした。
やっぱ、、その時急に

やろうっ!!

これなんだろうね。誰しも簡単に真似できることじゃないけども^^
そこに居合わせた人たちだけの特権、、、みたいなものなのかな。

そして、そのまま「Sittin' on the dock of the bay」へ。
誠さんの唄からだったのだけど、、
何だか、、唄がすごく自然に耳にはいってきて、気持ちにしみるしみる、、、じわっと染み入る感じ。
前々から、誠さんの唄うこの曲はいい感じだとは思っていたけれど、こんなにいいとは、、、改めて認識しました^^
とか、思っていると、、誠さんの「口」による、波音が押し寄せてきて、、、^^
そんなお茶目なSE。

最後は、、、

「打楽器がいないから、また視聴者参加でお願いします」

の号令がかかったので、視聴者の一人として謹んで参加^^
ええ、手拍子でございますよ。
オリジナルは、ドクタージョンでよかったでしょうか、、
「Iko Iko(アイコアイコ)」。
超有名曲に、日本語詞が載っている~。
ときたら、リズムはアメリカは南の方のいかしたリズム、、「セカンドライン」てやつです。
(分かりにくい方は、「Careless Memories」に収録されている方の「Missing Serenade」の間奏の手拍子、、を確認いただければと存じます。)

途中、誠さん→石田さん→つんちゃんの順でソロを取ります。
三者三様で、、そらもうあーた、、かっこいいったらないですから、ホントに。
ゴキゲンなのだ。
Happy Endingとは、まさにこんな雰囲気なんだろうなあって思ったな。
もう、その場にいるだけで、自然と笑顔になれちゃうねー。
いいもん見ちゃったなあ、、、見せていただいたなあ、、、嬉しくなっちゃうね。

+++++++++++++++++++++++++

ライブ終了後。
実にまったりといい雰囲気のホールのロビー。
恒例のサイン会となりました^^

このとき既に発売になっていた「バラードベスト」を、ワタシは持参しまして、、
誠さんにサインしていただいたのです。
To 誰々 、というところを気にして下さり、、、すみませんっ(汗)。
これなら、先に
「●●でお願いしますっ!!」
て、言っちゃったほうがいいのか、、と、後で反省もしたのでした。
それはそうと、何てお声かけようってドキドキしてしまうのですが、それを知ってか知らずか、、先にお話を切り出して下さり、、
なんか助け舟を出していただいてしまった感じ、、、^^;;
ホントに、、脈絡のないお話に丁寧に付き合って下さり、、今回も大恐縮してしまいました、、、あう。
でも、とっても嬉しかったです。
(いつか楽器博物館行って下さいね・・・すごく楽しいです^^感想まで述べてきてしまった(^_^;))

そして、今回はもう一人、、
角田さんにもサインいただいたというか、みんなして強要したんじゃないかとか^^;
そんなこと、絶対にないですから。嫌がらせじゃないですからね^^
ホントにこの日のいい記念と思ったんですから。。ね^^
ありがとうございました!!

帰りの新幹線の最終までに随分時間があったので、のんびりしちゃいました。

いい旅でした、、
相変わらず旅は、上手いかどうかはわかんないです。
でも、そのトキドキにモノスゴクいい瞬間を捉えられることが、、少しずつ出来てきたような気がします。
それは何だか嬉しいな。

さて。
残るマーティンのライブはあと札幌を残すのみ、、
どんなふうに終わるのかな・・・・・・・つ・づ・く(笑)

2004/11/16記

           

* set list *

誠さんのセットです。

1 今僕を泣かせて
2 My Love
3 Melissa
4 Zoot Allures(Frank Zappa) ~ The Boston Rag
5 Dirty Thirty Man
6 あなたに逢いたい
7 Waltz In Blue

Martin Club Concert =浜松= (その1)

2004年10月17日 | 2004年ライブ・イベント
Martin Club Japan 15周年企画 MARTIN GUITAR SHOW & ACOUSTIC CONCERT

"The Acoustic Night 2004"
Rebirth -We Love Martin, We Love the Earth- Autumn Tour
 
2004年10月17日(日)@浜松 メイワン・エアロホールの巻^^

~出演~

斎藤 誠(VO,G)
角田俊介(B)

*guest*
石田 長生(VO,G)


6月~8月初旬まで続いたこのツアー。
てっきりこれでオシマイかと思いきや、、、
続きというか、これでもかー!!の駄目押し「秋のツアー」があったのでした^^

長野、浜松、札幌なのですが、
一足先に長野を見た友人曰く、、、これはかなり期待大なものだと情報を得、、

意気揚揚と日帰りで(笑)浜松に向かうことになったのでした。

まあ、浜松と言えば「鰻」ってのもありなんですが。
有名楽器メーカーの所在地ってこともありますし、、
駅近くには、楽器博物館なるものまで存在する、、
それはそれは、音楽好きにはとても探訪のしがいのありそうな街、、
半日ばっかり、、駅の近くを歩いただけでもそれは充分に感じられるところでした。

**********

これだけ、マーティンのツアーに出かけていながら、
実は、今回初めて「ギターショウ」を覗いたのです。
ギターの展示会のみならず、お願いすれば試奏もできるし、、
アクセサリーや、書籍などのグッズもおいてあるみたいなのです。
まあ、とにかく、、ギター好きには、
特にずっとマーティンに憧れていたという方には、とても堪らないものらしいですぞ^^
・・・残念ながら、私は弦は聴くのみなんだけど。

ふらふらふら~っと見ていたところ、、、リハーサルを終えたらしい本日の出演者^^までが覗きに来ていたと言う^^
こっちにしたら、半端でなくビッツラ(!!)ものなのでありました。

**********

開場が近くなってきたので、会場へ。
これは、ギターショウをやっていたのがホールのロビーってやつでして。

本日の会場は、所謂駅ビルの最上階、、行ってみれば多目的ホールってやつなのかも。
随分と天井は高めだったような気がする。


でも、ライブ前はホール、、
・・・・少しギターの展示がありました。
そのあたりで何となくマッタリ、、とかしていると、
「ま、まだここにいていいんですか!!」という、本日の出演者のお一人が(←多分名指ししなくてもわかると思う^^)
ボブ(・サップ)のTシャツで登場されてみたり(^_^;)←どうやらステージ衣装だったらしい、、、
そんな開演前風景、、、
ロビーの窓からは、景色が見渡せ、、お昼に無事攻略に行ってきた鰻茶漬けの「八百徳」さんの本店も見えたり。

マーティンは全席指定なのと、会場によって座席設定が違ったりなので、ちょっとした闇鍋状態なんじゃないかと思う。
本日は、向かって左にベースの角田さん、右が誠さんだろうと思われるセット、、でありました。
大体なんでわかるかっていうと、ギターが立てかけてあるとか、、そういうこともあるんだけど、
とってもラブリーなタオルが、、まるで「ほれほれっ!」とお客様に見せびらかすかのようにいつも置かれているからね^^

私は、、右でした。
しかも、二列目、、、・・・かの方の真正面、、、どういうことでしょうか。
(←リクエストした覚えは毛頭ないが^^;;)
またもや微妙に緊張^^;;;(ホール自体の大きさは、、客席数からして100前後ってとこじゃないでしょうか。)

いつものように、黒澤楽器の福岡さんが登場されてご挨拶があり、
誠さんを呼び込みなさいます。
で、呼び込まれると、ここんところ毎回、、誠さんは福岡さんに必ず「蹴り」を入れようとなさるアクションをされます、、、^^;
どうしたんでしょうか^^(BGMは、Missing Serenade banana ver.)

呼び込まれた誠さん、本日は長袖シャツを羽織っておられますが、、
襟など、赤の太い糸がポイントになって効いててイイ感じですよ!!
というか、いつもおしゃれでいらっしゃいますよね、カジュアルでいらしても。(←見習わねば!)

いきなり唄うかと思いきや、、
まずはご挨拶からでした!!
どうしようかと迷われたそうなんだけれども、初めてライブを行なう場所ということで、やはり、、

「こんばんはー!!」^^

律儀にご挨拶しちゃうようなところがなんかロックっぽいような、そうでないような感じでいいです^^

今日のゲストでいらっしゃる石田さんとは、実はデビューして間もない頃20年位前にお会いされたことがあるのだとか。
でも、「ちゃんと覚えててくれた」そうです^^
先日、有山(じゅんじ)さんとお会いした時は、三度くらい会ってる筈なのに、その都度「初めまして」って、、、
(言われてた、言われてたっ!!)ひとしきりこぼしてらっしゃるのが何だか可笑しい、、よほどショックだったのかなあ、、、^^

1曲目は、「今 僕を泣かせて」。
もう、いきなりトップから入るラインナップにされたのですね、今ツアーは。

ここでまた少しお話。
浜松はライブでは初めてだけれども、実は子供の頃は、静岡市にお住いになっていたこともあるという。
一番いい思い出があるところなのだとか。
温暖で^^そして、どこへ行くにも自転車でと言われていたそうで、、、
ホントに自転車が多く、、「北京かと思った」とか(^_^;)
(なんでやねん^^;静岡市民らしい方が、このとき「ショック!」とおっしゃられていたという証言を得ています^^
てことは、現在でも全く「ハズレ」てるというわけでもないのかもね。)

ここで今ツアーのパートナー、頼れるベーシスト角田さん(つんちゃん)を呼び込み。
誠さんがいろいろ、超有名ロックナンバーのフレーズを並べてみるも、
つんちゃん全く、、「相手にしてくれない」・・・と、誠さん少し悲しむ(←ほんとかよっ)。
噛み合うような、噛み合わないようなステージ上のやりとり・・・いつもながら笑えてしまうのだけど^^

今回は、アコースティックベースと言う、、普段聞き慣れない楽器をお使いになります。
聞き慣れないだけでなく、見るのも初めて。
一見、「でかめ」!のアコースティックギターのようなルックスをしています。
ほおー。
あ、そうそう、今回も誠さんのギターの音はマイクどり、、ですが、ベースはラインどりのようです。
そちらのセッティングを待つ間、、誠さんが少し話して繋ぐと・・・そういう段取りですね^^
ちらちらと、様子をうかがいながらお話され、、

おもむろに、

「できたかなっ?」

「できた。」

そんなやりとりもあり(←そんなん、結構好き^^)。

お2人揃っての1曲目は「My Love」。
お2人はもう20年以上一緒にやってらっしゃるわけで、その繋がりが音楽であるわけで。
ビートルズでも8年だったのにねー、みたいなお話も出たりします。

そのあと、実は今日予定していたナンバーではなかったのだけど、、とおっしゃって曲紹介。
それは、ABBの「Melissa」でありました。
前日、ラジオ出演があり角田さんともどもご出演。
そこで生演奏されたようなのですが、これが結構いい感じだったので「調子に乗って」(笑)
なんともイイ感触だったとのことで、急遽本日のリストに加わったとのことです^^

誠さんが唄われる傍らで、
少し身体を傾けるようにして、誠さんの様子を伺うようにしてベースを弾かれるつんちゃん、、
というか、もう半分誠さんの方を常に向いているかも。
また、間奏などでベースがリードを取るようなときは、嬉しそうにつんちゃんの方を見て演奏する誠さん、、
1回のライブで、何度かこんなシーンは見られるんだな。
ご本人たちはどう思われているかはわかんないんだけど、見ている方はとても嬉しい気持ちになります。
それが、相当の至近距離で拝見出来るんですから、そらーあんたねーっ(荒い鼻息)!!!て感じです。

どちらの曲も、前半のマーティンのツアーで誠さんお一人の演奏では聴いていましたが、、
ベースの音が1枚加わるだけで、音の世界みたいなのがこうも大きく広がるとは、、、
ここにこの音が欲しいなあ、、というところで、ちゃんと入って来るんだよねえ。嬉しいな。
間奏をベースのリードでっての、かなり魅惑的(!!!)な感じです。

****

終わるなり、、
「僕も角田もなかなかですけど」^^
やっぱこれでしょう!!と、マーティンの楽器たちを、ここぞとばかりに誉めまくる(笑)。
挙句、、、2人して、、

「ほしーなー」
「ほしー、ふくおかくーん」

と、オンマイクで黒澤楽器スタッフ様にアピールするお2人(笑)。
でも、「ほしー」は1回しか言っちゃいけないらしい(笑)。
2回言ったつんちゃんは、誠さんに叱られていました^^;

そして、浜松と言えば何はなくても鰻話^^

今を遡ること、数年ほど前。
サザンがこの近辺でライブ、、、ちっちゃい、、、、、、、7万人(汗)のライブをやったことがあり、、
(やったやった、、ていうか、来てましたワタシも。初・浜松上陸。弁天島近くの「渚園」でしたねー)
その時に、誠さん鰻茶漬けを求めて、「八百徳」さんに行ってみたところ、、長蛇の列。
どこへ行っても(市内に幾つか店舗があります)そんな状態、、、一体何が!!と思い、後でサザンの先輩の皆さんに確認してみたところ、、
原さんが何かのインタビューで、ここのが美味しい、食べたい、、みたいなことを言ったのが載ったらしい、、ということで、そういうことになったらしいのでした。
翌日、やっとありつけたらしいですが、、、

そして、また今回も。
昨日もさっそくみんなで繰り出して、ここぞとばかりに食べ方を説明しよう、、、
(名古屋に櫃まぶしというのがありますが、それに似た食べ方をします。最後は茶漬けね^^)
としたら、お店の方にざっくりと訂正され、面目丸つぶれの巻と相成りましたとさ^^;;しょぼーん。

******

さて、次は、、誠さんご自身も楽しみにされているという、、、

東のスティーリー・ダン、西のフランク・ザッパ、、、いずれ劣らぬ曲者ということなんでしょうか、、
誠さん曰く「ロック界の異端児!!」
でも、それをくっつけてメドレーにしてしまおうという、、、、凄い企画^^
他では、まず見られないでしょう、でもそれをやっちゃうのだ。このお2人は。

しかし、、いきなり、、出だしのところで誠さん空振り^^;
「おーい、勘弁してくれよ」と、顔がはっきり訴えておられます、つんちゃん(^_^;)

「えー、いまのことは忘れて下さい」^^;;;;・・・それは無理だと思うが、、何事もなかったかのように、、演奏再開(笑)。

何とも、、リズムを取るにもコツがいるなあ、、というザッパの曲に続いては
(何かどこか、、ライブの気になる箇所には持ってこられますね、、ザッパ。)

去年、「1人スティーリー・ダン」ってのはあったけれど、今回はそれに次ぐ快挙とも言えるんじゃないでしょうか。
「2人スティーリー・ダン」!!!による、「The Boston Rag」
もう、ライブ自体のハイライトじゃないかと、、睨んでますよ!
オリジナルの音からすれば、楽器数はものすごく少ないわけで。
でも、断然、、「こういうのも、アリ!」と、思ったですねー。
つんちゃんは、コーラス(高音部)も担当。

特に、間奏のところが圧巻。
最初は誠さんがギターでリズムをザクザク刻み、つんちゃんのベースがリードを取る。
そして、途中でそれがスイッチし、今度はベースがリズム、ギターがリード。
これが流れるようにスイッチしたもんなあ、、かぁぁぁっこいいすよ。
まあ、文章で書いても字面では伝わりにくいが、、、、でも、すごいんです。スリリングでホントにかっちょよかったの。
「どうだ!」
と、言いはしなかったけれども^^もう圧倒されまくりますよ、、
こういう音を、間近で聴けることの幸せをまた改めて思います。

*****

幕間。

コンサートに先立って行なわれていたギターショウ。
新しいギターが入ったとかで、、、
「本当は、あんまりウロウロしない方がいいのかなあと思ったんだけど」(苦笑)
ついつい見に行っちゃったという・・・(ええ、そうでしたね、ビッツラしちゃいましたとも^^;;!!)
でも、、、
何本ものギターに囲まれる幸せ(本当に嬉しそう^^)!!
やはり、素材が素材なギターという楽器だけに「アロマ的な効果」もあるんじゃないかなと。
お2人して、楽器を持ち上げて匂いくんくんかいでました(^_^;)
お好きみたいですよ、、

誠さん「ヘンタイでしょうか?」
(エート、お客さんに聞かないでっ!! でも、フツウな絵ヅラとは言い難いです←遠まわしに言ってみる(^_^;))
でもね、今回お披露目されていた桜(チェリー)素材のギター、ホントに甘い匂いがするんだそうです、いつも使ってるものに比べて。

*****

このたびリリースになった、「バラードベスト」のお話。
ご自分がこういうものを出すとは、思わなかったそうです。
そして、デビュー当時の自分の声の「蒼さ」には驚くばかり、、、
でも、当時の自分がもし今の自分の声を聴いたなら、、、
「あ゛ー、こんな声になっちゃったか、て言うかもしれないですね」と。
20年の曲の曲間(二秒くらい)には、誠さんにしか、およそ計り知れないものが色々と詰まってるのだなあと、、想像してみます。
勿論わかんないことのほうが多いに決まってるけれど。
イイコトも、勿論シンドイことも、、ね。凝縮されている。

そして、ジャケットもビートルズの「レット・イットなんとか」に似せたそうです^^(すんごいバレバレですよーん^^)
でも、全部四つともぢぶん。昔は髪が長かったことをここで念押し^^

バラードベストから、2曲。
そして、まずは30歳の時に書いたという「Dirty Thirty Man」(1988年)です。
いつもより、唄い出しの感じが柔らかいような気がして「お」と、思っていました。
でも、その時々に込める自分の想いって少しずつ変わってくるものだから、むしろ当然なのかも。
この曲を聴いていると、自分も車に乗って、、(実際には運転しませんが。)窓には凄いスピードで流れていく風景(夜。)
そういう絵がいつも思い浮かびます、というか、浮かぶようになっていて。
間奏後のところで、もっと目の前の視界が大きく開けて来るんですよね、、(これって、ワタシだけなんだろうか)
そこが爽快なんですよね、、
ギターとベースだけの音でも、やはりそうでした。
これは、周りの細々としたところはいくら変わったとしても、
もうこれは、唄そのものの持つ力の強さというか、そのクオリティのせいだろうなって思うのですけど。
そのせいで、聴けば聴くほど好きになる曲なんですよね、、うん。

そしてもう1曲。
そうか、ここでこうきましたか^^
誠さんのあったかいとこ、お茶目なところ炸裂しまくりです!!

「あなたに逢いたい」。
数年のブランク等があった後にリリースできたアルバム「ディナー」に入っているこの曲を、、、しかも、「みんなと唄いたい」。
てなことで、黒澤のスタッフさんがお手伝い。えっと・・・黒板運び(笑)。
しかも、髪型が同じような(型っていうか、型って!!)スタッフさんが2人^^!!

「こうするしかないじゃんか!!」

と、帽子を取ってみせる誠さん、、、てか、この美味しいタイミングの到来を虎視眈々と狙っていたに違いありません^^

そして、その黒板には模造紙が貼られていて、
模造紙には見事な!誠さん手書き(しかも楽屋で書かれたそうな)による五線譜が書かれているのであります)。
しかも、シロートにもわかりやすいようにハ長調にして下さっている
(♯とか♭が多いのは苦手です、オレ。本当のキーはA。)という、非常に優しいお心遣い!!
しかも、この曲の「肝」はここです!とばかりに、赤い矢印まで付いています^^

しかも、その肝の意味とは、、、

「ここが、R&Bなんです!!」

と力をこめて語られ。

R&Bの何たるかの、誠さんによる講義があり、、^^(ここは、字面で伝わりにくいのが残念だな)
まずは、講師による「ラララの模範歌唱」(笑)があり、、お客さんも何が何でも練習させられる。わはは。
でも、さすが浜松・音楽の街、、、覚えがよいとお褒めにあずかる^^
でもね、「唄の中に二箇所しかないからね、次いつ来れるかわかんないんだから!!唄ってね!!」、と重ねて注意されるのでした^^

そんなワイワイと楽しい雰囲気のままこの曲は歌われ、、、
うん、この曲はそれがふさわしいね^^
しかも、ラララ♪コーラスを気に入られた誠さん、
お客さん、、、二箇所しかないよ、、と言われたところ、もうワンチャンスいただいて歌うということに^^
これもありだったかー^^

****

誠さんのセットの最後は、20周年のアルバムにも入っているけれど、
実はこの曲があったから、今回のバラードベストが出来たようなものという「Waltz In Blue」。
今まで自分を支えてきてくれた人たち、これから支えてくれそうな人たち^^、
自分を育んでくれた音楽(主に洋楽)・・・そして、自分を取り巻く自然、、、

こういったもの一つ一つ全てに感謝の気持ちを込めた曲であること、改めてお話になりました。

****

こうしてみると、短いセットだけれども、
楽器の構成が変わった分、ものすごく考えられているし、
今回は、特にお客さんを積極的に巻き込みにいこうって、、、
きっと、これは前半のツアーでの感触を見て、もっともっと踏み込めるなって思われたのかもしれないなあ、、、
と、勝手に思っておりました。
勿論初めてご覧になるお客様に、出来るだけ素晴らしいものをと思っておられるはずですね。
そうやって、常にそのトキドキでいいものを目指そう!!っていう、、
生意気ながら本当に何度かライブを見に行っている者としては、とてもとても嬉しいんですよ。
これは素晴らしい方に逢えた、、ってココロから思えます。

さてさて、、、
セットチェンジの後は、ゲストの石田長生(おさむ)さんのご登場です。←ラジオみたいだな、ヲイ^^;;;

****

石田さんのセット

「こんばんは、チャーです。石ヤンではありません。あくまでもチャーです」
(←開口一番これって(^_^;))
つかみはOK!てヤツですね(笑)。(※チャーさんは、BAHOでの相方さんです^^言わずもがなか!)

いつもはエレアコを使用されているそうで、アコースティックというのは、かなり久しぶりなのだそうです。
(高校とかの文化祭みたいで、楽しいとおっさってました^^)

2曲歌い終えてなお、、、「ようこそお越し下さいました。チャーです」
(・・・だからですね(^_^;))

ギターのイベントに呼ばれること自体が稀なのだそうで、、、だとすると拝見できたワタシたちは大変な幸運に預かったのですね^^
で、ご本人的にも「ギタリスト」として見られてるのかどうかなあ、、だそうでして。
自分としては「ソウルシンガー」だと思ってらっしゃるとのことです。
ええ、そりゃもうこんな冒頭でも素晴らしいソウルシンガーだと思いましたよ^^。

かと思えば、ソロギターを披露下さったり、、
しかもそれがタンゴなんだよね、、
(そういえば、HPを拾い読みさせていただいていたら、ラテン音楽への造詣も深いって書かれていたような気がする。)
それをサラッと弾いてしまって「これで、(僕が)ボリビア人というのがわかりましたね」だって。
かっちょいーーー(*^^*)

更にそうかと思えば^^
「珍しいものが見られます、、ホントは宴会芸ですが」(わはは)。
と前置き、、、しかもそれが、、

「Smoke on the water」(Deep Purple)、、、ええっ?!

まずは、ワイキキビーチより、、、ハワイアンスタイルで。
続いてリオの海岸より、、これは“マシュケナダ”だ!!
そして沖縄の、、、ハイサイおじさん、、

そして大ヒットはこれでした。
・・・ギターは使わずに、、「リバーブを思いっきりきかせて」とPAさんへリクエスト。
何が始まるのかと思いきや、、両国国技館より、、、(えっと・・・呼び出し、、ですか(笑))
・・・最後は、、(まだあるのかっ)ニューミュージック編、、、、

・・・いやあ、贅沢な宴会芸(違)堪能させていただきますた、、いやあ笑った笑った!!オナカイッパイです。
そして、これって予定していたセットには入っていなかったのだそうです、、
(達人の皆様には、よくあることですね←あまり驚かなくなっているが、その演奏の凄さにたまげることは変わらない。)

で。

「「笑い飯」のファンなだけです。・・・通常業務に戻ります、、」(素敵^^)。

この後も、唄とギター(殆どインストに近い)をたっぷりと、、
しかも全く飽きさせないんですよね、、というか、次に何が起こるかワクワクなのです。

トドメときたら、「座ってるのに飽きたから」とおっしゃって、、
立ち上がり、なんと椅子を使って「小林旭スタイル」(なんだその表現は!)にて、、、
そうか、このテがあったかー!!

お客さんをぐるんぐるんに巻き込んでの大団円となりました。
ギターは唄は言うまでもなく、そのうえお話も楽しくて、オチがうまく効いているし、、
これは一度ちゃんとフルライブを見なくちゃいけませんぞ。
(・・・ああ、マーティンクラブのコンサートでは何人そんな方を見つけてしまったのでしょうか(^_^;))

その2へ続く、、、