ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

治らない音楽バカ全員集合!!(その2)

2003年02月11日 | 2003年ライブ・イベント
・・・その1からの続きです^^:
すみません、投稿文字数をはるかに超えていましたので、
分割して掲載です^^;;;;

********

治らない音楽バカ全員集合!!(その2)
@SHIBUYA-AX
'03.2.11(祝)

アンコール、、、

上着を脱いだ誠さんが登場、
桃子さんと要氏を再び呼び込み。
まだ、トークが物足りないのか、再び誠さんと要氏のじゃあね、、、これはどうだ?の、ぷちギター合戦になってました(笑)。
そんな対抗心燃やさなくても、、、、、、、^^;;;
、、、ここではよく学祭などの最後でやったようなやつ、、、といえば、、、、
「ジョニー・B・グッド」!!・・・は言葉の数が多すぎる(確かに、歌詞を詰めきるのは大変そう、、、)か、
「スタンド・バイ・ミー」か。。。
ところが、この「スタンド・バイ・ミー」から話があらぬ方にそれていってしまいました。(そらしたのは、誠さんです^^。)
某大物れいでぃおでぃれくたー(あの、ザ・ナンバーワンバンドの仕掛け人でもある、と言ったらわかる方にはわかるかな?)の結婚披露宴で繰り広げられた、ある1場面について語られたのですが、、、、
あまりにも、おかしすぎる。。。
さすがに、お客様にはいろいろなミュージシャンがいらしていたので、その方々が・・キャラの強い方々が・・・と、ここまででやめておきましょう^^
まあ、すごいことになってたんですって。その話っぷりがまたおかしくてねえ、、、(いちお、伏せておきます。聴きたい方は、見に行かれた方に是非ご確認くださいまし♪イヒ。)
そんなこんなで、「スタンド・バイ・ミー」はナシ。
「じゃあ、マイケル・マクドナルドが入る前の、あのバンドの曲をやりましょう」ということで、、、ドゥービーですね!!
「Listen to the music」。
なお、その間、後ろに230さんがスタンバイしてましたが、あまりにも話が伸びる伸びるため、一旦ステージの裾にお戻りになりましたが。
ギターのネックだけ見えてるようん、、、その身の置き所のない様子がなんだか可愛かったです。。。
「今度は、君とトークショーするから。」と、誠さんが一言。
そんな、230さんのギターからはじまりました(笑)♪

2曲目は、なんと。
マイク1本だけで3人が唄うことに、、、しかも音を拾う方向性まで誠さんが説明して下さいまして、、、向きも変えて。
・・・なるほどそうなのか。
でもね、その並ぶ様が、どう見ても上方漫才なのよねえ、誠さんを挟んで左が桃子さん、右が要さん。
ぷぷっ、おかしいす、、、(ノリノリじゃん、誠さん。)
譜面台も前に持ってきて、、、、と言って誠さんも、位置の調整に苦闘されておりまして
、、、、でも、どうもうまくなかったみたいで「結局オレがやるんじゃん」(会場大笑)と要さんブチブチ。
立ち位置に一度戻ってきたけれど、誠さんがあっと気がついて、、、「見えないよね」と、譜面台の高さを下げに。
思いっきりお客さんにはお尻向けて作業してたのに、ふと我に返ったのか、「あっ」てお尻押えてましたよん^^。
それにしても・・・・この方、本当にあちこちがよく見えているんだなあと、感嘆したんですね、私。
そりゃ、自慢の視力なのは存じ上げていますけれども、その事だけではなくて。
お客さんからの目線の位置とか、きちっと見えてらっしゃるんだな、見てらっしゃるんだなって。
(これは、しっかりライブ中もこちらが見られているってことでもありますよね、油断して、挙動不審なことやらかさないようにしなきゃあ・・・。)大きな会場ではあるけれど、そのあたりの心遣いはライブハウスなどの時と、全く変わらない。さすがです。
曲は、つい最近カフェララルの中で誠さんが取り上げた「No Nukes」のアルバムの中から、オンエアの曲としても選ばれたディランのカバーで「時代は変わる」。
うわーとか思ってしまって。放送で聞いたときも、なに、これ?すっげーーー思ってたものだから。
No Nukesの中では、ジェームス・テイラー、カーリー・サイモン、グラハム・ナッシュというやはり3人で唄われたものでした。
しかも、誠さんもギターは持たず、演奏は230さんのギター1本だけという。
すごく贅沢なセッションでしたね。。
勿論、少々きな臭くなってきたこの時期を少し意識されていることもあるんでしょうが、そうでなかったとしても、素敵なセッションだったと思います。

音楽、これがあったおかげで、頑張れてる。
ちょっとシンドイことがあっても、いい音楽があったおかげで、もう少しやってみようかなってそんな元気が出る。
大変そうだったけど、これで何とかなったかも。
迷ってたことも、少しやってみようかなって思う勇気とか。
音楽は、ライブというのも含みます。
これ、私がここ何年かで、何度も感じていたことでした。
・・・・聴いて来た曲の数は、到底誠さんや、要さんや、桃子さんなんかには及ばないけどね。
それと似たようなことを誠さんが、この日二回くらい繰り返してお話になりました。
「今日ここに来てよかったなー」つくづくそう思いました。

二度目のアンコールでは、そんなことを誠さんがお話になり、お1人で「眠らない僕の想い」を唄われました。
そうか、この日は最初と最後がお1人なのでしたね。
そして、ああこれでもう今日はオシマイなのね、と思ったとき、ギターの演奏がまだ暫く続き、、、なんと誠さんはマイクの前を離れ、更に前へ。
ステージの端から端をそのまま歩かれたのです。
この時のこと、誠さんはすぐニッキに書かれていましたが、「みんなの笑顔が見たかった」と。
お願い、あともう少しだけ・・・聴いていたいんですけども、、、という気持ちを少し叶えてくれたのかなというエンディングでした。
しっとりと演奏が終わった後、とっても陽気なBGM!!!とともに、ご挨拶して去っていかれました♪
最後、客席からお花を贈られていましたが、途中で挟んであったカードが落ちてしまったんですね。
ステージの下に(普段、スタンディングで使うので、とても高い位置にステージがあります。ちなみに。)落ちてしまい、、、近くにいた方がそれをまた拾い上げて誠さんにお渡ししたんですね。
そこで、すかさず誠さんは握手のために手を差し出しました。
・・・お花で、驚かそうというのももしかしたらあったのかもしれませんが、、、後のハプニングの方が、拾った方には思いがけなかったのかもしれません。
驚かすという意味では、やはり誠さんの方が一枚も二枚も上なのだなあ、と感じ入った瞬間の出来事でした。

本当にありがとう。
私は、誠さんがとても気持ちよさそうに、楽しそうに唄われてるのが本当に大好きです。
今年は、第30弾くらいまで20周年企画が続くらしいです(笑)。
すんごくちっこいことを20周年を意識して、何か誠さんがやった場合もカウントしていくんだそうです、、、、
さあ、どこまで着いていけるでしょうかっ。
ガンパンなくちゃ。。。

追伸
「お土産」を誠さんが下さいました。そのおかげで、ここの感想文を確認大変助かりました。
お土産の中身は、出演者のみなさんのオススメアルバム・オススメナンバー集でした。
これ、すごいです、、、、嬉しいなあ。
 
♪♪♪セットリストを上げてみました。 ライブ終演後に配布された誠さんからの「おみやげ」に掲載されたものを転載させていただきましたことをお断りしておきます。♪♪♪
 
M1  Still Crazy After All These Years (Paul Simon)
M2  イヤでもたのむよ
M3  Woo Babe
M4  横浜 

~鈴木桃子さん登場~

M5  If You Were There (The Isley Brothers)
M6  Jolie (鈴木桃子 with Cosa Nostra)

M7  The Lady Wants to Know (M.Franks)
M8  Ain't No Sunshine (B.Withers)

~根本要さん登場~

M9  On And On (S.Bishop)
M10 木蘭の涙 (スターダスト・レビュー)

M11 素敵な最後
M12 今 僕を泣かせて
M13 Smile & Sleep

アンコール 1
(鈴木桃子さん、根本要さんと)
M14 Listen To The Music (The Doobie Brothers)
M15 時代は変わる (J.Tayler, C.Simon & G.Nash)

アンコール 2
M16 眠らない僕の想い

治らない音楽バカ全員集合!!(その1)

2003年02月11日 | 2003年ライブ・イベント
治らない音楽バカ全員集合!!
@SHIBUYA-AX
'03.2.11(祝)

~出演~

斎藤誠

柳沢二三男
(とても頼もしいguitarist!)

~ゲスト~

鈴木桃子
根本要

~DJ~

村上雄信
(from Cafe LA-LA-LU)

*********
 
今年は、我らが斎藤誠さんがデビュー(ちゃんと自分のレコードを出してからってことです。)して20周年にあたります。
その記念すべき年における、企画の第一弾!!として行われたものでした。

ライブ・・・だけでなく、音楽に関しても喋りまくるというのです。ゲストをお招きして。
はて、どなたがいらっしゃるのだろうか、というのもありましたが、まず、驚いたのは年が明けてすぐの告知だったのです。
去年後半は、桑田佳祐先輩のサポートに明け暮れていた筈。(とはいえ、12月には2回ものライブ強行がありましたな^^)
しかも、年越しカウントダウン公演までみっちりやっていた筈。
一体いつ企画を練っていたのかなあ、、とそれも驚きでありました。

場所は、去年のCareless Memories TOURの東京公演が行われたのと同じ場所。
SHIBUYA-AXです。

当日はあいにくのお天気。
夕方までは、何とかどよ~んではありましたが、お天気は持ちましたが、そろそろ開場の時間、向かわなくてはね、、、と言う頃には降り出していました。霧雨みたいだったけど。
着いた時には、もう開場していて、ぐるぐる入場の列が出来ていました。
(1つ余談いいですか。・・・ダフ屋居たのですよ、、、えっえっ??と居合わせた一同ビツクリ。)
開場から、開演まであまり時間がなかったのですが(まあ、全席指定だからギリギリでも大丈夫といえば大丈夫なんですよねー)。結構ギリギリだったかな。

そうして中に入ってみたら。
あっ。発見。
フルメンバー(別の言い方をすれば、THE BALDING COMPANYの)の方もいらしていたのでした。トーゼンか。
平松八千代さん(ヤッチー。先輩のサポートの時はステージもかなり大きかったせいもあってか、かなり華やかに装われていましたが、この日はワンピースでしたか。ヤッチーだよ、と言われなければわかんないかもね、というくらいシックに装われてました。)
深町栄さん、それから、小田原豊さんもいらしてたのです。(某先輩バンドのファンクラブ誌に、誠さんのギターソロをスゴク気に入ってらしたお話してたことを覚えてます)
あと、会場の中に入ったところで片山敦夫さんがいらしてたのもわかりました。
以上、報告でした(笑)。

雨だったせいか、開演がいつになく押してました。
本日の私は、向かって左より前より2列目。ある意味、少し斜に見てじっくり見られる位置だったかも。
あまりど真ん中にいくと、じっくり凝視するのは大変難しいっす(照)。

開演。
誠さんお1人が登場。
ステージ上のセットは、
「ネブラスカ」のそれと同じですね。ベッドサイドなんかに置くようなランプに、あれはアロマランプかな。
火を入れてらしたし。それはネブラスカの時の儀式のようでもあり、、、
それが、AXの広いステージにあるんです。それだけ。ベリーシンプル。でも余計なものがない。というか、必要ない。
(登場された誠さんは、ベージュのお帽子。ジャケットを白のシャツの上にジャケットをお召しです。グレーっぽく見えたかな。照明の関係もあるから不確かです^^
それに、グレーのスラックス。いつにもまして、足が長く見えたのは(実際長くていらっしゃると思われます。うらやますぃな・・・。)いわゆるブーツカットチックだったからかしらん。)

ギターを手に唄われたのが、ポール・サイモンの「Still Crazy After All These Years」。
実は、大変不勉強だったんですが、誠さんのカバーを聴いてこの曲を知ったんですね、私。
誠さんの声というのもあるのかもしれないのですが、すごく胸揺さぶられる曲です。
そして、この曲の途中で今回の超強力サポートミュージシャン、、、柳沢二三男さんを呼び込みます。
(230さんのTシャツが素敵。黒いシャツで親指立ててるのがプリントされてるやつ^^。私、一番最初に230さんをライブで拝見した時、背中に「アーユーレディー?」と、カタカナで書かれたアレをお召しでした。今でこそ、それが何を意味するのかわかりますけど^^、「このヒトは何てファンキーなシャツを着てらっさるんだ!!」ととても感動した覚えがあります。ほんとほんと。)
なんと言っても、230さんは、誠さんがライブの時に、最高に信用し頼りにしているギターマンなのです!!

2曲めに入るまでのセッティング等々の間に(1曲めは立って唄われましたが、それ以後は椅子に座られました。)、Missing Serenadeのインストが流れていました。とても印象的で、はて、あれはどうしたんだろう、、、と思われた方もかなりいらしたんではないかと思います。
いずれ、制作時のお話など、誠さんが種明かしして下さるんでしょうか。

そして、2曲めのイントロが始まった途端、「きゃー」と言わなかったのが不思議でした、私。
思いっきり拍手してましたです。
ネブラスカにて、リクエストをし続けているまさにその曲だったんです!!
「イヤでもたのむよ」。
言うなと言われているらしいんですが(笑。誰に~?)「88年のスマッシュヒットアルバムに収録されている」と言う誠さんのコメントありです。
そう、「笑顔に御注意。」というアルパムの1曲目。まさしく、誠さんと230さんのツインギターで奏でられるこの曲大好きなんです。初めて聴いた時から。
このアルバムが大好きな理由がこの曲にあったりします、、、もうワタシ的には、ここまででもうOKだったんですよね(早っ。)。
間奏には、お2人による、軽いギターバトル^^もさっそくにしてあったりして。
これがただの技術合戦でなくて、ギターのことなんざ全く詳しくないワタシなんかでも、クスッと笑ってしまうような、、、そんなやつです。
このあたりの匙加減みたいなのが、絶妙ですね。

一回演奏を止めて、やり直した「Woo Babe」。途中に、「Lovin' you」のフレーズを挟んでました。

「横浜」。230さんとのツインで聴いたのは初めてだったかも、、、コーラスも素敵ですよね彼の。
それにしても、早々に230さんは靴を脱いでしまい(・・・こういうときは、気合い入っている、やる気だ!というバロメーターだそうであります。)・・・もぞもぞ脱いでたとこ凝視してしまいました。ワタシ^^;;

そして。
最初のゲスト、、、の前に、、、
(・・・思わずこの段取りで、PAの卓にいたマネージャー佐々木氏が、あっと腰浮かしちゃったらしい^^;)
ゲストコーナーにDJをお呼びすることにしたのだそうです。
トークの間など、・・・ふさわしい音楽をかけるようにするとのことで、、
DJ卓をステージ上にセッティング。
で、DJとして登場したのが誠さんのレギュラー「Cafe LA-LA-LU」で、いつもキューをふっている、ディレクターの村上氏でありました。
「尊敬している」という紹介でした。確かに、ララルは音楽のセレクトが抜群なんです。
知ってる曲、知らない曲取り混ぜてかかりますが、知らないものでも、「えっ、これ何?いいねー、面白いねー」っていうのがたくさんかかるんですよね。きっと、音楽が大好きな方が作ってらっしゃるんだな、とは思ってたのです。
(FMディレクタートリオで結成された、「かかし」のギタリストでもいらっしゃいます。)なぜか、ROCK AND ROLL HEROのTシャツ(白いバージョン)を着てらっさったのでした。
誠さんの合図にて、音楽をかけるという趣向。いつもの「逆だね」と誠さん。
そんなこんなの段取りがあって、呼びこまれたのが、鈴木桃子さん!「I'm a Believer」とともに登場。(これなら私も知ってる知ってるです。アロハオールスターズのステージで唄われてますもん。)
いつもながら、とってもチャーミングな桃子さんです♪

誠さんとの接点の一番最初は、やはりCafe LA-LA-LUでのゲスト。2001年のクリスマス直前といった時期。
コーザ・ノストラを脱退して、ソロ活動をぼちぼち始めた頃だったようです。
その後、偶然にも「アロハプロダクション」に所属し、「アロハオールスターズ」にも参加。
そうしたら、誠さんとこの自慢のフルメンバーが色めきたち、、ベースの角田さん、キーボードの片山さんが「紹介してくれ!!」という状態だったそうであります。
・・・あそこにいるいるっと、二階席を何人かで振り返ってましたが(笑)。そうか、敦夫さんは桃子さん目当てでしたか~、もしかして?
また、初めて桃子さんとララルの打ち合わせで、お電話で話したとき、「ダイアナ・ロスと喋ってるみたいだった」と思われたのだそうです。

誠さんが、桃子さんの歌声の印象について熱く語り、、、子供の頃の音楽体験をお尋ね。
お兄様がいらっしゃるそうで、お兄様はビートルズを聴いていたそうですが、彼女はあまりそこを通っていない。
お父様オシゴトの都合でアメリカに住んだことのある彼女ですが、ホントにまだまだ小さな子供の頃、お友達(リサとスーザン。そこに反応してましたねー誠さん^^)に、「誰が好き?」と聞かれ黙っていたらいけない、何とか答えなきゃ、と思って、お兄様の聴いてた「ビートルズ!」と一生懸命答えたら、「ぷっ」と笑われてしまったのだそうで、、、
当時の様子からして、「いけてない」ってことだったらしい。
彼女的には、「KC&サンシャインバンド」の方が、、、と言った途端にちゃんと「That's the way(I like it)♪」が流れたりなんかして、、、ここなのですね!!!、、、、ビートルズよりかっこいいとインプットされているそうなんですね。
ここから、桃子さんのお話を起点に誠さん自身のお話も。
浪人生活の末、無事大学に合格した誠さんは、、、なんか変えようと思い、パーマをかけ(ソフトカーリーにする予定だったそうな^^。見本は、ミュージックライフに出ていた、ミック・テイラー。でっかくしたくなかったそうな。)ディスコにと、考えたそうな。
それで、出来上がったヘアスタイルが、、、でっかかったの^^大惨事^^こりゃまいったぞって。しかも、カールそのものもおっきいの、、、それでそれらしい服もなかったから、そのアタマにダンガリーシャツにスニーカーで「新宿カンタベリーハウス」(元ボウリング場らしい。)に出かけたそうであります。。。なみだぐましー。

桃子さんと言えば、唄いまわしに少しこぶしめいたものが入ることがあります。
聴いたことのある方は、「うんうんっ」てわかっていただけると思いますが。
そのルーツなどなどについて誠さんが訊いています。
実に明解で、バンドをやっていた時よくリンダ・ロンシュタットの「It's so easy」を唄われて。
あー、なるほどって思わず私は膝打ちました(いて<違。)
ふぉ~りんらぶ!のとこですね。ははー。それを真似していたら、いつの間にかクセになったらしいとのことでした。

初めて買ったレコード話で、出てきたのがビリー・ジョエルと、ピーター・フランプトン。
で、中でもビリー・ジョエルの「ストレンジャー」(私的には、イントロがめっちゃ長い曲としてインプットされておりまする。)。最初の口笛を誠さんが真似されてました。ふふ。
「これなんかディスコだよね」と誠さんがおっしゃられ、、、ああ、そうか、そうだよね、、、と目からこれまた鱗。
今の今まで、全然そんなこと思わずに聴いちゃってました。誠さん、ありがとう。

初恋話から、誠さん自身のこれまた悲しい「フラレ話」にずんずん踏み込んでいきます、、、
「間違いないだろう、、」と、思ってたところを見事に外しちゃったらしいのです。しかも、二回。
そういう意味じゃ、女性のが現実的だわ、と思っちゃった。これはこれ、それはそれだから。ね?みたいな。
はは、私自身もわかるだけに、誠さん、チトお気の毒だったかな、なんて、、、
でも、その原体験みたいなものから、今ご自分で書かれる詞のルーツが辿れるみたい、、、
あらゆることには、意味がある、、かなしー思い出だけじゃないってことなのかな、、、はは。

セッションは、2曲。
アイズレーブラザースと、アル・クーパー。
アル・クーパーは、コーザ・ノストラ時代にも唄われていたそうです。
私は、オリジナルの方で聴いてました。だいぶ昔に、、、
よいですよー、桃子さんバージョン。(DJとしていらした、村上氏も・・・こっちのがいいかもとおっしゃってたのだとか。)
今、たまーにCMで聴くぞ、、、なんて思ってたら、どうも桃子さんのらしいんだよね。
ギターで聴く「JOLIE」すごく素敵です。誠さんと230さんのコーラスも♪

最近、J-R&B系とでもいうんでしょうか、次から次から出てきます。
「こうでなくちゃいけない」というその幅の狭さみたいなものが、誠さんは気になるそうなんです。
でも、実際にはアメリカなどではもっと幅広く聞かれてるものだし、桃子さんも曰く「あ、これもそうなのか、それもそうなの?」という感じだったそうです。
アメリカンミュージックは、こちらで聴いている以上に浸透の仕方も、懐の深さみたいなものもきっと違うんでしょうね。

桃子さんが去られた後は、再び誠さんの洋楽カバーが少し続きます。
もうもう、私が大好きな曲が並びました。もうトドメだったかも。
1曲目は、ちょうど来日中だったのでは?マイケル・フランクスの「The Lady wants to know」。
先日のララルでも、違う曲でしたが生歌は、やはりマイケル・フランクスでしたし、、、
何度聴いたろう。誠さんのカバーすごくいいです。
それから次が、ビル・ウィザース。
最近、とみに誠さんが気に入られて、あちこちで唄われているのです。
「Ain't no sunshine」。
私自身、ビル・ウィザースのベスト盤を持ってたんで、最近聴き直したんです。
ゲストの桃子さんも、すごく気に入られているということを知ったこともあって。
オリジナルも勿論いいですが、誠さんのバージョンは何と言っても、ギターの音色から全て、ものすごく色っぽいんですよー。
これ見よがしの色っぽさでない、あまりこういう方はしたくないけど、敢えて言うなら「大人の色気」みたいなものをとても感じるんでえよねえ。。。。
何回も聴いてたはずですけど、こないだ改めて聴き比べてみたら際立ってました。オトナの歌ですよ、ほんとに。
きゃあー、これはやばいわ(笑)。もう、腰へろへろで身動きできないっしょ。
こんなの、目の前でじっくり聞かされたらえらいことになるに違いない、、、なんて言っていた矢先。
唄っちゃいました(いけないのか、ヲイ。)。殆ど固まっておりました、私。
密かにその様を観察されたり、「やたね」とお声かけていただいたり、などなど周囲でいろいろと動きがありました(笑)。
ははは、やっぱり参りました。。誠さん、、、

そして、お二人目のゲストタイム♪
「夢伝説」が流れて、根本要さんが登場、、、
誠さんのラジオにゲストで出られた時も、かなりすごかったですけど、、、、あのーこの方、喋りのプロすか^^;;?
というくらい、立て板に水です。しかも、とびっきりのネタがたくさん出るわ出るわ・・・・。
お客である私たちもですけど、誠さんも、全開で笑い転げてましたもんね、、、
誠さんも、今回は「根本」と呼んでおられました。敬称略^^

その昔、大昔(笑)。
若かりし頃ですが、誠さんと要さんは、椙山女子大の学祭に一緒に出られたことがあったそうで。
楽屋が、カーテンを隔てるのみ。
音が漏れてきたので、テープか何かかけてるのかなあ?と誠さんがそおっと覗いたところ、スタレビのメンバーがコーラス(アカペラ)の練習をしていたとか、、、
「帰りたくなった」と言う誠さんに、「あー、それ、クチパクだから」(笑)。

スタレビとして、クラプトンのオープニングアクトをやったこともあったそうなんですが、、、
どうも、イマヒトツ・・・の頃だったらしく、、、ちょっと悲しい想いをされたみたいですね。
誠さんも、ご覧になったらしく、1フレットずれたままギター弾いてた・・・って。

ちらっと、ブラインド・フェイスの「Can't find my way home」を唄う場面がありましたけども、カウントなしなのに、ギターの弾き始めが2人とも息はぴったりのタイミングで・・・(笑)。
「ねー、フーみたいだよねーっ!!!」て、要氏大喜び。でも、それはそれは見事でしたよ。

お2人とも映画、映像すごくお好きです。
(そもそも、最初の動機づけが「Woodstock」・・・てのはどうでしょう。モザイク入りの、、、)
要氏は、本当に音楽モノの映像のコレクターでもいらっしゃいます^^片っ端から収集してるみたいです。
「お宝」と言ってお話されたものは、どれも大爆笑もんでしたけど。
中でも、秀逸だったのは、ジム・モリスンがマイクと間違えてマラカスで唄ってしまった、、、ってやつでしょうか。
・・・ホントに?ネタじゃないのかーと疑われてましたけどね(笑)。

どういうわけか、急にイントロ当てクイズ♪
DJの村上氏にセレクトをお願いして、なぜかクイズタイム♪
でも、ほぼ同じようなタイミングでお答え。「Teach your children!!」
確か、ララルでも少し前にお話をされてたと思うけど、ニール・ヤングのギター。
アコースティックギターでもロックが出来る!!、ということを要さんがここでも。
アタッキーにギターを弾く。
要氏は、当時、バンドがやりたかったのに乗り気でなかった周囲の友達をこれで、まるめこみ(笑)。
かっこいーだろ?な?な? おっ~し、じゃベース買ってこーいみたいな^^

しかし、次から次から繰り出されるんで、こちらも休んでるヒマがありません(笑)あゝ椅子から転げなくてよかったー。
あの場で転げてたら、エライことでしょうからね(爆!)

さすがなのは唄うところになると、ぴしっと締まること。それと、これ以上「戻ってこなかったら」大変!!というところで、さっと戻す。その匙加減のところがね、さすがでした。
うーん、別人なんですよねえ、、
要さんが選んできたものが、AORの名曲、スティーブン・ビショップの「On and on」。
実は、これが収録されているアルバム「Careless」こそ、まさしくCareless Memoriesのアイデアの元なのでした。
で、AORについてひとしきり熱をこめて誠さんが語る場面も。
Adult Oriented rock~は日本での造語。正式にはAlbum Oriented radio~。
というと、あー、Albumだったら聴かなかったねと要氏(笑)。
ほとんどリハーサルしてなかったらしいのですよね・・・いや、誠さんの場合はそれでもアリていうか、それでも全く問題ないことありますし、、、。
実は、、、初めて唄われたとの告白がありましたが。。。。
コードがねえ・・・、ということでしたが、でも「まこっちゃんがコード取ってくれたから」次回からは、レパートリーに入れることにしたそうです(ヲイヲイ。)
それと、スタレビのオリジナル「木蘭の涙」を披露。

・・・嵐のようなトークコーナーが終ると、本編ももうクライマックス。
「素敵な最後」に続いて、映像を背景に映した「今 僕を泣かせて」~「Smile&Sleep」。
特に、S&Sは今回唯一リズムボックスと、赤いシンラインを使用(ずっと舞台の上に置いてあったので、いつ出番が来るのだろう、いつだろう、とずっと思っていました。)。
ギターの場合(特に電気^^ギターの場合。)、手数で、勝負しようとされているように見受けられる方もいるし、それが好きってのもOK!ありだと思う。
でも、一音一音の響きを、大事に大事に弾かれる誠さんのギターが私は大好きです。それだけでとても雄弁だと思っているし。

まだまだ続く、、、(その2へ)