ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

ツアー・ザ・ネブラスカ"25" 西川口編

2009年04月19日 | 2009年ライブ・イベント
ツアー・ザ・ネブラスカ"25"
("Hearts 10th Anniversary Special Live")
←よくよくチケットを見たら、こういう記載でした^^

2009年4月19日(日)

於:西川口LIVE HOUSE Hearts

~出演~(敬省略)

斎藤誠

片山敦夫(スペシャルゲストー^^)

水平に置かないとちゃんとしたビートを刻まない打楽器奏者(長っ。)

=====

2月から始まったツアー・ザ・ネブラスカもいよいよゴールが見えてきました。
東日本エリアでは、この日が最後です。


今回は・・・

行きたくても行けない日もあったし、
他のものと重なって行けない日もあったし、、
ただただ我慢・・・した日もあったし。

まあ、要するに出席率はあまりよくないってことですよ^^;
今までのことを考えると^^;
だけど、とりあえず無理のないところで月1回は、、、というペースは守りましたね。



てなことで。

もしや埼玉のライブは初めてでしょうか。
京浜東北線に揺られて私もやってまいりました。
意外に近いのでびっくりしましたが。

駅から会場まで歩いていたら、一度曲がるところを行き過ぎて戻ってきたりするし^^;;
それも開場時間ギリギリのとこでやってるし^^;;

それもそのはずで、想像していた「ライブハウス!」という佇まいとは随分違っていたのでありました。
カフェみたいでした。建物そのものも新しい気がするし、
繁華街の傍らとか、路地とか、、全然違いました。
(ちなみに、この場所についてのリサーチは、インディーズのバンドで活躍中の230さんのご子息に聞いたとか^^)

まず受付でハンコをもらって、ドリンクチケットをいただいて、、、
整理番号順に改めて入場!みたいな感じです。

んで・・・入ってみたら・・・。
椅子がぎっしり並んでいるどー。
久しぶりかも、こういう形でライブ見るのは。

で。

あれっ(笑)。
あれれれれれっ(笑)。
(うわー、わざとらしー。)

なんか、ギターじゃない楽器があるがな、、、
カバーもなんもなく、堂々とそこにあるがな、、、

そうかそうか、ゲストはあのお方なのですね^^

私なりに、ここがいい!という場所を確保して、
がっつりメモ帳を手において、スタンバイおっけーでーす^^
(※当然、判読困難なぐちゃぐちゃなメモになるわけだが、友達と後で読み合わせるとそれぞれのツボがわかって面白いことも判明しました^^)

===

昨日のあの!すんごいライブの余波もあるんでしょうか。
なんか、BGMがすごく・・・ロックかもしんない。
それはメモらなかったけど(笑)。
なんというか、、、この選曲をしたときの誠さんの勢いのある感じ?ひしひしと伝わるものでした。

実に実に楽しげに、ルームライトをつけて^^
セッティングー♪
チューニングしながら、途中BGMのコーラスにも参加していらさいましたけど、、誠さん(笑)。
(とにかく、「ひとり」だと「間がこわい」ので、どんどん埋めていこうって^^;;
昨日わかったのは、根本要さんも同じってことで、、隙間を作らない。
って・・・2人で埋めたらギュウギュウになりすぎるんじゃないかって^^;;;)

「アメリカよいよい」で始まり、「ギターマンの純情」へ(確か、誠さんのドラム(笑)で始まった気がするー)。
「ギターマン」では、、いきなり間奏が端折ってあったので、、、べっくらしました(笑)。

客席の様子を嬉しそうに眺め、、、^^
ときには、後ろの立っている方が気になるのか、、少しノビ気味でご覧になってたり。(演奏しながら)

いよいよこのツアーも佳境、、、
東日本ではこれが最後ってこと、、、

で。
曲数が、、、どうやらいつもより多いらしいのであります、、、
ぅおー^^?
ついでに言うなら、なんかもうバレバレなんですけど、スペシャルゲストさんがいらっさる模様です^^

冒頭のところで、畳み掛けるようにして、
「POP ROCK SHOP」から、、、ノーMCで数曲ほど。

先週お誕生日の方がちゃんといらした「バースデー」だとか。

おかしかったのが「再会の魔術」ですかね。
何であの曲にはそんなに展開の仕方がたくさんあるんでしょね^^
(ま、一番衝撃的だったのは、「アンデス」のイントロの時ですかねえ、あれは反則(笑))
誠さんの口笛によるものですけど、、、
遂にはお客さんも口笛の参加したりして、、、
唄う!!・・・んじゃないんかい^^;;!というフェイントもあったりして(笑)。おもろかったなー。

逆に「天気雨」は、するするーって行きましたが^^

個人的には、この一連のセットでは、どうしても「悲しみが遠くなってった」にいろんな思いを馳せてしまうようです・・・。

ステージの袖が・・・何だかざわざわ言うらしいので(笑)、
片山さんを呼び込みます。
「(前置きが)長い」とか苦情も出てたようなんですけど(笑)。

ここで何曲かセッションを^^

やったね♪

ということで、

「空にお願い」
「太陽の隠れた日」
「今僕を泣かせて」

です。

「空にお願い」で、片山さんへの合図、、、
あまりにもきれいに真っ直ぐ挙手^^されていたので、ちと笑ってしまいますた。

ポロン・・・というエレピの音色が、こんなにも曲の奥行きに影響するとは。表情豊かだとは。
お久しぶりだったせいもあるけれど、改めて驚いたりもしました。
「太陽の隠れた日」だったかなあ。
ねえ、今日ってリズム楽器いないんだよね? ね?
と、改めて確認してみたくなるほどに、、、
なんというかお2人の演奏にうねりっていうのかなあ。
それが感じられて、すごく驚いて圧倒されたなあ。

「初恋天国」では、、我々も参加を要請されますが^^、(もう有無を言わさず^^;)
最近はその箇所について、お客さんから指摘があり、、訂正の説明もするようになった模様です。
それぞれ、どう違うかを誠さんがやってくださいました。なるほどっ。
そして、都度都度「その箇所」を「まなざしで合図」を送ってくる誠さん!
笑う唄ではないんですけど、、、もういちいちおかしいんですが、、^^;;

その後は、おなじみのあのツアー同行者さんが紹介されるコーナーです(ぇ。)。
しかも、今回はゴージャスなドラムロール付きです、、誠さんの^^
ツアーTで隠されているのですが、
何度も行っている方には、既にバレバレです(笑)。その形状からしても。
本日のエピソードとしては・・・・どうも、今日はリハできちっとリズムを刻まない。
なんかおかしいぞ・・・と。

「もしかして・・・磁場?!」(爆・んなわけない!てか、意味わかんない(笑))

とか。

ライブハウスのスタッフの方が、水平器(iさんのソフト)でもって、傾き具合をチェック。
で、実際に置いた場所が少し傾いていたらしいので、、、段ボールをかまして修正オッケー。
そして、今日もまたアンプにつながってます^^
「じゃん!」て、紹介したところで、打ち合わせなしだったのに「スポット」が当たった^^
しかも・・・ディストーションかかっちゃってるらしいです^^
しっかりと今回もネジを巻いて、、、(それもマイクにのってるし、、ギャグ?)イザ、スタート^^「Delicate!」。

このあたりから、誠さん好きな方向とか世界に遊びにいっちゃってたりもします^^
で、真面目でいらっしゃるのできちんと戻ってきてことも報告される^^
今日は、随分ステージ上で自由なんだけど・・・でも律儀ーみたいな^^

「THE DOCTOR」では、70年代のイギリスへ。

「Don't Give It Up!」では、アメリカへ。
間奏のテンポを落として、8ビートの世界に遊んじゃったりもします。
CCRの「Proud Mary」と見せかけて^^「Have You Ever Seen The Rain?」・・・速やかにサビへ飛んでみたり^^
ジョン・レノン版「Stand By Me」!
ここらはもうお馴染みのナンバーばかりですから、客席ともども大合唱なわけだ。
んが、「8ビートは飽きた!」とか「2フレット飽きた」(笑)とおっさって、
リズムを変えてアメリカは、ニューオリンズへも旅をしましたね。たーのすぃ♪
かと思ったら、イギリスに帰ってきたような、、ジョージ・マイケルだから。これには大ウケでしたが。

もちろんエンディングでは、誠さんのドラム(ぇ?)も炸裂しまくるわけです。

「Please!」が聴けたのも嬉しかったし、
曲の前に、カポを外して・・・えい!!って投げ捨てたのであります。
「わーるーいぞー!」って感じか(笑)。

「Silent Widow」もお久しぶりっつーか、、、バンド版でしか聴いたことなかったかも。
しかも、抱腹ゼットーな遊びゴコロたっぷりのアレンジのやつ。
(久しぶりにそれもバンドで聴きたいなあ♪)

そそ、昨日の流れかな。
ベンチャーズっぽいそれが聴こえたときもありましたな^^

「別に奇跡なんかじゃないから」に込められた思い。
「昔描いていた自分の将来とは違うこともあるけれど、叶わなかったこともあるけれど。
あのとき思いもよらなかったことが実現していたりもする。
その「ずれ」か面白いかな・・・」
みたいなお話をされていて、そうだなあ、、、
と、少し自分のことも考えてみたりしていました。
今、誠さんの唄の中では、かなり好きなナンバーだと思います。


アンコール、、

では。
ツアーTに着替えてきて、、
宣伝つうか、ツアーT自慢^^

デザイン的にどんだけ優れているか、、、
機能的にどんだけ画期的なのか、、
(勿論、このツアーがスタンプラリー方式であることは忘れずに強調!
こうやって・・・・こうやって・・・チェックすると^^何度もジェスチャー・・・【見本の写真】載せますかね^^;;)

まあ、セールストークですね^^

を気が済むまで繰り広げたあとで^^、再び片山さん登場。

アンコール1曲めは、毎回洋楽カバーをされている様子。
今宵は「You Are So Beautiful」。
誠さんからの・・・気持ち・・・かな。
実はこれ、前日にAXで織田哲郎さん(小田和正とぽろり・・・当日でなくてよかった(^_^;)な話も)
がやっぱりギター1本で素晴らしいカバーを披露してくださったんですよね。
そして今日、アルバム収録のコンビでの演奏になりました。
すごく久しぶりかも。
連日テイストの違う絶品の唄!!を堪能したということで・・・何だか嬉しかったかもしれない^^

相方が片山さんとなると、誠さん色々言い放題(笑)。
というか、あれやって、これやって・・・て言っても十分その要求に応えてくれるから言うんだと思いますが^^
今回はおどろおどろしさ、、(マイケルの「スリラー」みたいなとか)を要求。
何が始まるかと思いきや、、、というか、天井見ていて、、、
あ、これ使うよね、きっと^^と予想してたんですが。

やっぱり、沸き上がった~~!!
わーい♪

座ったままでも、無理くり沸き上がるのがよいのです^^
うしし。
誠さんもだし、片山さんも沸き上がってた^^
そして、もちろんミラーボールも回ったのでありました♪

最後には「あなたに逢いたい」がこれまた大合唱。
片山さんのコーラスに「声、でかいなあ」って^^;;;

お2人でステージからはけてくんですけど、、
原宿のアストロでもなんか似たようなシーンを見たんだけど、、、
ちょっとコントですか?みたいなはけ方をしていきます、、
そんなに笑わしてどうする(笑)。

と、思ったらダブルアンコールは「あっ!」という間に誠さん戻っていらっさいました^^
早っっっっ。

とかく言われることですが、誠さんご自身はA型。
しかし、なぜか昔から回りにはO型が集まってくる。
「うちのメンバー」(というと、必ず抗議されるらしいですが(笑))はOが多いと。
それは、昔のバンドでもそうだったらしい。
そして、誠さんが翻弄される仕組らしいんだな(笑)。
(ごめんなさい、ファンにもOは多いと思いまっする。)
誠さんがいつも時間を気にするっていう仕組み(笑)。

そんな中、とにかく片山さんとは一緒にいて「全くのノーストレス」なんだそうな。
昔っからの間柄というのもあるけれど、「大らか」なんですって。
そのエピソードのひとつとして、以前もネタになりましたが、、

「胃痛になることがあるの?」

という誠さんに「あるよーー!!食べ過ぎたとき!」(転。)と、あっけらかんと言い切るという^^
言いたいことがポンポン言えるというのか、、ライブでも思いついたアイデアをどんどん要求してるもんね。

「あと、昔ポッポって言われてたよね?」というか、
「オレのことをポッポって呼べ!て、呼べっていったよね?」とか(笑)。
ぶんぶん激しく首をふってましたけど、ご当人は^^

あはは。
片山さん、これからも誠さんの傍らで和ませてください^^

このツアーは、毎回セットが少しずつ違うんですが、
この曲は必ず唄う・・・という「肝」になる楽曲があるのだそうですが、ラストはそんなナンバーです。
誠さんが30歳の頃に書かれたナンバーで、その頃既に色々悩むこともあって、
そんな気持ちを投影した内容になっているそうです。
詞を今改めて読み返してみても、「ああ、同じことを考えてるなあ」って思われるんだそうです。
「Dirty Thirty Man」です。

うん・・・でも、まだまだ前に進むんですよね。歩みは止めないんですよね。

ビリー・プレストン版(たぶん)「You Are So Beautiful」をBGMに、
わざわざ、ステージの上手・・・下手に回ってご挨拶を^^

===

終わってみたら、ライブは2時間半に及んでました。
ゲストが入ったからといって、弾き語りでここまでって・・・やっぱりすごくないですか?

例によって、ロビーには(通称)「関所」^^が設けられており、
ヒッジョーに素通りしづらい状況になっています(笑)。
もちろん「Tシャツスタンプラリー」があるわけで^^忘れずに持参。(危うく間違えてAXに持っていきそうになったよ、一瞬!)
でも、並んでるうちにまた手のひらに汗かいてんですけど。
一体、何年ファンやってんだか、、、

誠さんの「ありがとう^^」ってコトバだけで、、
「来てよかったー」と思うのは私だけじゃないと思う。
一緒に並んでいた片山さんにも、書いていただきましたよ、おまけのナニカも、あはは。

(誠さんと一緒にツアーしてるんでは?言う位のすごい参加率のお友達は、
Tシャツがすごいことになってます。しかも黄色マジックだし(笑))

誠さんのお隣りでマジックのフタと格闘している片山さんの前で、私が握手を待つの図(笑)。
もう、いちいち!おもろいです^^
誠さんに促されて、握手していただけました^^
ありがとうございました。(このお2人「も」やっぱりラブラブ^^?)

わーい、楽しかった~い♪

この先ネブラスカは、もう西日本で数箇所を残すのみ。
ラストの京都まで、がんばってくださーーいーーー!!

※あ、忘れないように覚え書き。
よくマーティンライブで「木の匂い、いい匂いがする」といって、ステージでくんくんしてましたけど(笑)。
今回は、ピックの匂いも・・・念入りにかいでましたよ。
弦とこすれるときの削れる、摩擦熱で発生するそれね^^

セットリスト

1 アメリカよいよい
2 ギターマンの純情
3 バースデー
4 天気雨
5 再会の魔術
6 悲しみが遠くなってった
7 DOWN DOWN DOWN
8 Dance!

9 空にお願い(with片山敦夫)
10 今僕を泣かせて(with片山敦夫)
11 太陽の隠れた日(with片山敦夫)

12 初恋天国
13 Delicate!
14 The Doctor~Pinball Wizard
15 Silent Widow
16 Please!
17 Don't Give It Up!~CCRメドレー(と見せかけて。「Proud Mary」を少し。「Have You Ever Seen The Rain?」)~
Stand By Me(J.レノン)~Faith(G.マイケル)
18 別に奇跡なんかじゃないから

E1 You Are So beautiful(with片山敦夫)
E2 沸点(with片山敦夫)
E3 あなたに逢いたい(with片山敦夫)

E4 Dirty Thirty Man

Rebirth Tour 2009 ~きらめきの街へ~(東京)

2009年04月18日 | 2009年ライブ・イベント
ARTIN CLUB JAPAN 20th Anniversary
MARTIN GUITAR SHOW AND CONCERT 2009
Rebirth Tour きらめきの街へ~(東京)

2009年4月18日(土)

於:SHIBUYA-AX

出演:斎藤誠、渡辺香津美、織田哲郎、
友情出演:根本要、
スペシャルゲスト: 原由子
サポート(bass):角田俊介
(敬省略)

==========

※お詫び※
このときの週末は、インパクトあるライブが続いたので、
とにかく「記録することありき」・・・と時間との闘いになりました。
そのため、かなりざっくりとした書き方になってます^^;
ただ、本当に素晴らしかったので、もう少し細かく書きたいところもありましたが、
個人的なアクシデントもあり、ままなりませんでした。
しかも、思い違いもあると思いますので、その点は悪しからずご了承ください。

[前書き]

3月、4月。
この季節が来るとやってくるもの。
スギ花粉・・・ではありません、それはもうぼちぼち終わりでしょ(笑)。

恒例になってきました。
誠さんが参加されるようになってから、もう丸5年かな。
そうです。マーティン(ギター)のコンサートです。

今年もその日がやってきました。
折しも誠さんは、ネブラスカツアーが佳境。
そんな合間を縫って少しモードを変えてというわけです。

昼間のギターショウもライブの会場と同じなのですが、
ホールのロビーでそれは行われていて、
とりあえず行けるときは行ってみるんですが、、、
熱心にギターに見入る人や、試奏する人でいっぱい。
雰囲気に押されてしまって、ぐるーっと回ってはみるものの、、、、
「・・・やっぱ、お呼びでない?」
私はやっぱり、聴くヒトであるなあ(汗)
と再確認して出てくるのが常ですな・・・ははっ。

ギターショウは午後4時でクローズ。
ライブ会場のオープンは、6時半だったかな。

そのときのチケットのもぎりが・・・非常にレアなので、
自分のニッキとかに載せたくらいです。
半券がちぎられて、、、、、、いません(笑)。
しかも、もぎってくださったのが・・・すごいえらい方だったということが、ライブが始まって判明したという(笑)

ステージの背景には、マーティンのロゴ。
その前には、椅子とか、楽器とか、アンプとか。
そういうものがズラッと並んでいるのみ。
実にシンプルです^^

改めてAXはステージの位置が高いなあと。
何度か来ていますが、オールスタンディングにしても結構・・・見上げる必要あるかも?
なので、椅子席だとなおのことかな。

====

[本文]

7時を少し過ぎた頃、福岡さんのご挨拶(地方ツアーでもこのスタイルはお馴染みですが。)
でスタート。

さっき、チケットをもぎってくださった、、誠さん曰くコニタン似(といっても、どちらを思い浮かべるかで世代が違うか?!)
のえらい方がご挨拶でしたー。
通訳の方を介さない

「ゴセーチョー、アリガトーゴザイマシター!」

これが一番だったかな^^

そして、誠さんのご登場であります。
そこから誠さんがいつものようにその場を任され、
まずは「きらめきの街へ」でスタートです。

で。

最初のゲスト、織田哲郎さんをお呼びすることになったのですが。

・・・あれ?

ん?

ということで、もっかい「きらめきの街へ」を唄ったりして繋ぐ誠さん(笑)。

そんな中、慌てて登場する織田さん、、、

に、そのままステージを預ける誠さんでしたー^^

織田さん、いつもはステージに出るときの「儀式」みたいなものがあるそうですが、、
それがままならず、、、落ち着かないままライブが始まっちゃったという、、、

しかし、水を何度か飲んだり、、、とか
その動揺加減は、すごかったですが、、、
でも、MC面白かったなあ、、そんな方だったんですねー。
でも、ちょっと客電がついてお客さんの様子を見て、、、
(実は、本日のお客さんの層がわからず、暫く手探りされていたとのこと^^)
「・・・ああ、そういう感じなんですね^^」と、安心されてましたけど^^;

ライブが今のような会場やスタイルになる前に、マーティンのライブには登場されていたのだそうですが、
その昔、西岡たかしさんとご一緒したんだそうです。
その楽曲が教科書に載り、また、「バス旅行」(て、言った?)とかで唄った曲の張本人ですよ。
その方に、ご挨拶をしたときにファンキーなお返事だとか、、
お客さんに次の歌詞を促すところまでが「込み!」というお話だとか。
おもろかったなあ。

カバーで「You Are So Beautiful」を唄ったのですが、、

(ポイントになるのは、♪You Are So Beautiful・・・「To Me」ここなんだそうな^^)

誠さんのカバーでは何度も聴いていたけれど、、、
織田さんのカバーも、いいなあ、すごく。
そしてまた、同じ曲なのにそのタイム感ていうんですかね、、やっぱり呼吸というか、間合い。
それがこんなにも違うんだなあ、、、、と、すごく面白く思ったりもしたのです。

最後は、、「あ、●カリスエットの唄だー!!」^^

とはいえ、最初の「出」でコケられたので、
最後の最後まで動揺から立ち直れず・・・持ち時間が終了だったみたいですよ、、、
いや、それでもかっこよかったですけど^^

で、誠さんとのセッションタイム。
このところのライブとかラジオでも、何度かご一緒しているし、、
実はお2人は同年代。(この後に登場する「ね」の着くヒトも同年代。すごいなーおい。)

すごーい昔。
たぶん今をさかのぼること20年以上前?とあるファミレスで遭遇されたときのエピソードを披露。
この後に登場する・・・とあるベースマンさん^^とゴハンを食べてたときに、織田さんに遭遇。
さっそくお席にご挨拶に行った誠さんでしたが・・・そのやりとりを見ていて、、、
いろいろ後で言われたらしいです(笑)。
(「同い年なんでしょ?」とか^^;;)

でも、わかっていても、、、、織田くん、、とは呼べない。
どうしても「織田さん」になる^^;って話でありました。
誠さんもライブとか見ていて、、
その間合いとか、、「大きいよね」とか、、いう話になって。
あ、やっぱそう思いますよね?と思って頷いてたら、、
ステージの袖ですごい笑い声がした・・・気がしたんですが^^;;?(私の推測どおりであってましたか^^?)

そんな同世代セッションの第一弾は、、、
言わないつもりが、イントロのやり直しをしたのでわかってしまいました^^;;
「You've Got A Friend」^^

とはいえ。そのギターの音色と歌声に序盤から思わずウルッときてしまつたのはホントの話。
(※大変余談ですが、スーツ、ジャケットでバシッときめた織田さんと、誠さんのTシャツはかなり対照的でございました^^)


そして。
次は世界の渡辺香津美さんが登場です。
でも、お話はすごくフランクで。
渋谷界隈にお住いだったお話をされたり。

でも、渡辺さんがギターを弾き始めると、

「フツーに聴いてる同じギターとは思えない」

音色がするんです。
もはやこれは違う楽器なんじゃないか?って、思いましたね。

面白かったのが、スペインでのハモンセラーノ三昧なお話^^
いったい1日、何食食い尽くしたんだっていうくらいに^^
あまりにも豚ちゃん(今話題のイベリコ。)が気の毒ということで、
供養のために曲を書いたとか(笑)。
でもね、供養っつうか、、イベリコ豚の逆襲みたいな、、
そんな曲になってきちゃったんだそうです。
おもしろいー。
(心なしか、、イベリコ、イベリコ、、って言う風に聴こえた^^)

誠さんとの繋がりは随分古いらしいです。
昔のラジオにゲストに来ていただいたりとか、、、
はたまた、音楽評論家の萩原健太さんの結婚披露宴でベンチャーズセッションしてみたりとか^^
しかも、二次会で、麻布十番温泉っていってました?
みんな酔っ払ってぐだくだな中でセッションしてらしいですよ(笑)。(でも、実はそういうのこそ見てみたかったりもするんですけど^^)

また、無類のお笑い好きでもいらっしゃる^^
誠さんがデビュー当時、あの植木等さんとツアーを回ったことがあり、、
スタッフづてに「斎藤誠は、クレージーキャッツの某と某という曲は、譜面なしで弾けるらしい」
と、聞かされた渡辺さん。
事もなげに「そりゃ当然だろ!」ときっぱり言い切ったのだそう。
と、そんなお話の流れでさらさらとギターでワンフレーズ奏でて下さいます。
わはは。さすがだ。

誠さんとのセッションは、ブラジルのフランク・ザッパっていったかしら?
曲とかアーティスト名がよくわかんなかった^^;
(だったら、誠さんには持ってこいではないかな?)
なアーティストのナンバーを。インストでした。
時にギターではなく、まるで打楽器でした。
本体を叩くこともあるけれど、弦を叩く・・・のかなあ、あれは。
とにかく・・・口あんぐりでした。

最後は、誠さんコーナーです。
ここがてんこもりなんです^^
まずは、誠さんがお1人で何曲か。
誠さんご自身「これをよくぞシングルで切ってくれた」という「天気雨」からスタートです^^
(例によって、少し♪アイシテルー♪をタメていらしたように思いますー。)

3曲目くらいだったかな。
「Don't Give It Up!」
間奏のところ、誠さんが1人でやるのが疲れちゃったらしく「ぇ」(笑)。
もう1人呼び込むことに。

と、ここで(満を持して)角田さん登場^^
曲の流れとしては、いきなりトップなところから入る感じですが。
やっぱ・・・かっこいいなあ^^
アコースティックとか、小編成のセットのときは、ドラムのソロのところを、ベースで取るという形が出来上がってきていますけど、
今回もまた♪聴けて嬉しかったのであります。

(2年前?「角田が見てますね」という誠さんとこのトップ写真がありましたけど・・・。
そうですね、お2人でやるときは、必ず誠さんとの呼吸とか間合いとか、、「完全に」集中させていて、
今回もカラダを傾けてプレイしてましたね。他のライブではあまりないかなあと思ったんだけど。
ドラムとの呼吸合わせは当然にあるとしても。)

で。
早速・・・さっきの織田さんのセットでのファミレスの一件の話が出、、、

「さっき、織田くんに謝っといたよ」^^;;

(・・・それ、何年越し^^;;;;?)

なんてやりとりもありつつ。


十分に「場」があったまったところで。
実はもう1人のサプライズゲストがいらっしゃいました。
(当日までシークレットでした)

誠さんと繋がりのあると、敢えて強調した時点である程度絞られる気はするんですが。
大体・・・当たりかなって気がします^^

原由子さんでした(from サザンオールスターズ)。
えっ?とおっしゃる向きも多いかもしれないんですが。
確かにバンドではキーボーディストですよね。

でも、実は。
大学のサークルでは、まずギターデュオでスタートしていたのは、
サザンファンの間では、わりと有名だと思います。

もちろんサークルの後輩の誠さんもそのことは知っているわけだし、
ギターの腕前もご存知です。
誠さんが太鼓判を押すんだから間違いないってことです^^
そしてそのデュオの名前が「・・・ジェロニモ」^^
実に女子同士のユニットらしからぬ^^
当時からクラプトン、ニール・ヤングあたりがお好きでレパートリーだったため、
レパートリーもごっつかったりしたので、名前も男らしいものを選びたかったらしいです。

というわけで。
「ジェロニモコーナー」(by 原さん)。

は、まず。
原さんがお好きと言うクラプトン(デレク&ザ・ドミノス)から、、

「I Looked Away」

ほえーーー!!!
すごいなあ。
ということで、この時点で既に大喜びな私。

更に更に、

「Can't Find My Way Home」

これは、誠さんとのデュエットに限りなく近いです。

でも、、、原さん、、、よほどご自身のギターが心配だったのか、、、
唄い終わるなり、、、、

「失礼しましたー」

・・・って^^;;

誠さんも、引続きこちらでもサポートされてる角田さんも、、思わず失笑、、、、

でですね。
せっかくここに出てきてくださったのならば。
と、是非オリジナルも1曲!
という誠さんのはからいで。

「楽器は違うんですけど」、、、

と言う時点で、もう何だかわかってしまうのでありました。
というか、やっぱりこれですよね^^

鍵盤楽器は全く使わない「私はピアノ」(!!新しい!!)。

これ、すごくかっこよかったんだよね。
ギターとベースだけの、ごくごくシンプルなセットだから、
原さんの唄そのものと、もともとの楽曲の輪郭みたいなのがくっきりわかる!
「はあー」
・・・ため息が出ます(歌詞じゃないけどね^^;)ほんとに。
途中に、ちょっと愉快な掛け合いみたいなのがあるんですけど。
それは誠さんがご担当^^
いろんなこと含め、かなり貴重なセッションだったんじゃないかな。
まさしく「今宵限りの」ですね。

ちょっくら可笑しかったのが、ご自分の役割が終わると同時に、、退場されたベースマンさま。

えっとー、、、あのー、あのー、、
なんか落としてってますけど?
・・・あれ・・あのままでいいんスか?

・・・後でスタッフの方がアコベと「なんか落としたもの」拾ってましたけど^^;;

そして。
誠さんがここまで待たせた「ね」のつく方が、いよいよ登場。
根本要さん(from スターダストレビュー)。
(織田さんに続いて、同い年3人目。でも世間的にいってその誰もが「標準的な51歳」ではないらしい^^;)

熊本帰りらしい。いきなり団子の話をしてたっけかな。
(知ってるもんー♪私も大好き^^)

この2人。
のツーショットを初めて見たのが、間違いない!このAXででしたよ。
ギター漫談とも、ロック漫才とも言われましたよね~。

もうこうなったら、誠さんがタイムキープをするしかないわけで(笑)。
でも、とりあえずどこでストップかけるかなあ・・・と様子見しながら、
って感じなのがなんとも可笑しい。

今回の誠さんの、事前の段取りのすごさを指摘してましたけど。
そうでなくても、普段からあれこれ細かく気がついてしまい、
「大丈夫?」ってあれこれ心配しまくり、気を使いまくり。
メンバーさんからも「もう少し堂々とした方が、、、」と苦笑いされるくらい、ほんとにきめ細かいらしい^^;

でもね、とりあえず。
要さんは、ストーンズのミック・ジャガーも、健康に気を使うとか言う話を引き合いに出してたから^^
といいつつ「でも、オレはキースが好きだけど」(て、ぉい!)

でも、とりあえず。
楽屋がほんとに楽しいらしくて。
渡辺香津美さんにぴたっと貼り付いていたらしいです。
一緒にセッションだなんて、あーた。
コトバに尽くせない感激だった模様です。

とにかく。
すごいネタ持ちなので大変です。
誠さんとしても、ほとんどビートきよしさん状態で制御する(笑)。
「よしなさいっ」「そんなこと言うんじゃない」

でもね、唄になると違うのですが、、、^^;;

まずは、ニール・セダカかな?
「悲しき慕情」(Breaking Up Is Hard To Do)。
そこで、70年代におけるニール・セダカの「Laughter In The Rain」談義を展開。
日頃誠さんもおっしゃってる、「転調のところ」とかで盛り上がり^^
お互いにパクったとかなんとか(^_^;)


最初は1曲、1人でやってくれって、誠さんに言われたのに大ブーイング。
「なんで誠に向って唄わなきゃいけないんだって」^^;;
はははっ、要さんにしてみたら、そらそーだ。
そこにいるんならば、ギターを弾けと。
ははっ、たしかにそのとーり。

ということで、「木蘭の涙」に誠さんもギターで参加されたのでした。

そのトークと唄声の素晴らしさのあまりのギャップに、
お客さん呆気に取られていたことは言うまでもない^^

更にもう1曲。
の前に、クラプトンのライブを2人で見に行った話を。
これがまた傑作^^
お2人の盛り上がりっぷりと、ライブ中の楽曲のマニアック解説・・・敢えてそばでこっそり聴きたいな(笑)
てことで、ここでもクラプトンをば。

「どん底のブルース」(ぶっ。)

そう来たか^^

もらった!

思わずメモりました^^(Bell Bottom Blues!)

最後は、誠さんが1人に戻って「別に奇跡なんかじゃないから」。



アンコール、、、

には、出演者全員が総登場!

まさに壮観ですね。

左から、織田さん、要さん、渡辺さん、誠さん、原さん、、
少し後方に角田さん、、

誠さん曰く「イーグルスの再結成」^^

要さん、それを言うなら、、文化祭とかで1人で自信がないから、
大人数でギター持って出てきちゃった・・・みたいな(笑・なんてこというんですかっ^^;;)。

「Knockin' On Heavens'Door」(天国の扉・・・階段、、ではない^^;)

織田さんから唄い始めて、、、
少しずつソロを持ち回り。

ギターソロも持ち回りなのですが、、、
注目は、やっぱり渡辺香津美さん!!
なのは、出演者も同じだったみたい^^

両隣の要さんと、誠さん、、、
渡辺さんの方に思いっきり向き直って、、手元を思いっきりの

「ガン見!」

ステージ上で、そこまでやりますか・・・(笑)。
すいません、そこでお客さんになってどーすんですかっ!!
てな感じでしたよ。

2曲目のセッションは、こういうときの定番中の定番というか。
そういえば、、20周年のAXのときも、ラジオの公開録音ライブのときも、、やりました。
後者では、お客さんもコーラスの練習させられました(笑)。
ドゥービーの「Listen To The Music」・・・ですね^^

こちらでも要さん見事なまでの「ガン見」です^^
いったいどこまでがファンなんですか!!ってな勢いですよ(笑)。

最後は、出演者全員が前に出てきてのご挨拶、、、そして
マーティンでは恒例ですね。出演者及び客席との記念撮影。
最初のショットでは、最初どうやら六本木さんからダメ出しがあったようで、もう1枚撮り直しになりますたー♪

最後の締めは、再び福岡さんが出てきてご挨拶とアンケートのインフォメーション。

しかし。
時計を見てビビリましたよ、、、
なんですか、22時30分て!!しめて、3時間半ですよ!!
これは長くなるぞ!・・・と予感する場所もあったのですが、、やはーりー^^

余韻らしいものにじっくり浸る余裕もなく^^;
とりあえずなんか書かねばー、と走書き程度に書き、、、
提出し、マーティン恒例、例のものをいただく^^
(一体何枚になったんだろう、、、私は2004年からだよ^^;;ひえー)

ということで。
おそらく、いや20周年ですもの。
今年はナニカあるぞって、期待してよろしいんですよね?
旅・・・とか?
どんな企画が出てくるのか、しばし楽しみに待つことにいたします^^

今年もお世話になります!!

(2009年5月3日 記)