◆アル・グリーン最新作「I can't stop 」リリースに寄せての巻(2004年1月11日)
ハイ、やってまいりました。
ワタクシ、斎藤誠の小さな小さな胸を鷲掴みにして離さない映画や音楽の数々、
毎週毎週皆様にご紹介させていただいております。
カフェララル、オーナーズルーム、オーナーおすすめの一品「私のお願い」でございます。
さあ今週は音楽でございますけれども、音楽といってもソウルミュージックの本物、大御所の登場でございます。
しかも最新作!
しかしね、大御所アーティストの新譜っていうとね、僕ね、いつも構えちゃうところがあってね。
それは何かっていうとね、実際聴いてみると、
僕らが親しんできたあの人のその頃の音楽とね、そのサウンドと全然違っちゃっててね、
アレンジが最近の薄っぺらい感じになってたりとかね、、へんなはやりものの楽器使ってたりなんかして、、、
よくあるんですよ、そういうの。
本人の意向でやってるというよりはですね、本人にはそういうそのオリジナル的な意欲はもうなくて、、
周りの人がいいようにいじっちゃってるっていう感じがあって。
そういうのを聴くと「違うだろ、ソレ!!」って言いたくなるんですけども。
そういう多くの苦い経験からですね、今回のこの人の新譜にも、最初ちょっと躊躇したんですけどもね。
ところが!!1曲聴いたところで、
「ひぇーーっ」
て、、
古い言葉でいう
「ひぇーーっ!!」
もっと古い言葉でいう
「ドッカーン!!」(笑)
・・・ワタクシ、もう悪うございましたとね、ステレオの前でひれ伏した最高の1枚!!
いや、ホントですよ。あのー、両手を絨毯について謝ったんですから(・・・・うそ(笑)。)!
さあ、その今日の一品、これです。
アル・グリーンの最新作「I can't stop」のご紹介です。
以前このコーナーでですね、アーティスト「アル・グリーン」を紹介したこともあるし、
生唄コーナーで「Let's stay together」とか「傷心の日々(How Can You Mend A Broken Heart )」とか唄ったことあるんですね、僕。
だから、僕の最も好きなソウルシンガーであるということはですね、皆さん知ってるかもしれませんけれども、とにかく好きなんですよ。
何がそんなにいいかっていうとね、最高にエモーショナルでセクシーな唄い方、これもさることながら、
何と言っても、僕の場合ね、この人の作り上げる独特なサウンドのファンでね。
あのサウンドと唄のコンビがあってはじめて、世界に唯一無二のある・グリーンサウンドになるんですよ。それが大好き!!
この人、ギターで曲作るみたいでね、ちょっと独特なんです。
ちょっとロックっぽいというかね、まあうまく伝わるかわかんないですけども、ちょっとロックっぽい。
多分、ギター弾きながらその独特なコード進行を作っていったんだろうてのがわかる、、、
その辺が、ワタシちょっとギターも弾いてますから、、、この小さな小さな胸を鷲掴みにして離さないんですけどね。
だからっていうとあれですけど、僕のアルバムを聴くと、
必ずサイトーマコトのアルバム1枚に1曲弱
「なんだよコレ、アル・グリーンじゃねえか!!」
っていう曲が入っているわけなんですけども。
ま、愛しているんだから、仕方ないでしょ。
これはいいことにして下さい。
そして今回のアルバム「I can't stop」。
何が凄いかっていうとですね、彼の全盛期、つまり70年代初頭のスタッフがですね、
あの当時のスタジオに集結して、
中でも、その全てを構築していたプロデューサー兼アレンジャー、ウィリー・ミッチェル、、この人当年とって75歳!!
この人が、かつての盟友のためにですね、病気をおして立ち上がり、かつてのレコーディングメンバーを集めちゃってですね、、凄いことですよ、コレ!もうすごいお歳ですよ。
アル・グリーンとウィリー・ミッチェル、、なんと18年ぶりのコラボレーション。
あの2人がね、タッグを組めば、全ては最強ですね。
ええ、それはわかっていたんですけども。
聴いてみて、ここまど嬉しいことをやってくれたとはね・・・
つまり、嘘が全くないというか、、あの頃の音なんですよ!!・・・これ、新譜ですよ?
この2人に完全なる新しいオリジナル作りの意欲ってのがあるからですね。
その気合いが音に満ち溢れているし、勿論僕らの期待も裏切らないしね。
加えてジャケットアートワークも、最高でございまして。
今や、アル・グリーンていうとね、国民的歌手だし牧師さんでもあるから、、かなりキラキラしたものになるかなーと思ってたんですけども、全くその逆。
いかにもソウルのアルバムのジャケットって感じのね、モノトーンな渋い感じで。
スタジオで楽しそうにレコーディングしてる写真とかも写っててね、、
なんか60年代の新人ソウル歌手のビジュアルみたいで・・・いいじゃないですか!!そんなとこまで!
多分この盟友アル・グリーンとウィリー・ミッチェル。
57歳と75歳が再会してですね、また同じ場所で同じ笑顔で・・・もう一度男同士の仕事をして、
ホントに楽しかったんだと思いますね。
ええ、2人のそうした熱い思いがこのアルバムにぎっしり詰まっています。
だから、かつてのサウンドを知らない人にも絶対元気の出てくる音楽なので、皆様におすすめします。
是非是非聴いて下さい!
ワタシのお願い!
というわけで、このアルバム、久々に泣き上戸のカフェララルオーナー「泣き指数」ですけども、
アルバム1曲めのタイトルチューン「I can't stop」に10点満点の9点!!
もう泣くぜ!これは!
ついでにね、今日は「懐かしいぜ指数」10点満点の10点!!
これぞ男のソウルってもんです。
というわけで、「私のお願い」。
先月リリースされたアル・グリーンの最新作「I can't stop」をご紹介しました。
それではその中から1曲、
「これぞ我らのアル・グリーン!いつもありがとう!」というサウンドを聴いていただきましょう。
あなたに贈るオーナーおすすめのナイスソング!
この帰ってきた「メンフィス・ハイサウンド」はもう止められません!!
アル・グリーン「I can't stop」!!
ハイ、やってまいりました。
ワタクシ、斎藤誠の小さな小さな胸を鷲掴みにして離さない映画や音楽の数々、
毎週毎週皆様にご紹介させていただいております。
カフェララル、オーナーズルーム、オーナーおすすめの一品「私のお願い」でございます。
さあ今週は音楽でございますけれども、音楽といってもソウルミュージックの本物、大御所の登場でございます。
しかも最新作!
しかしね、大御所アーティストの新譜っていうとね、僕ね、いつも構えちゃうところがあってね。
それは何かっていうとね、実際聴いてみると、
僕らが親しんできたあの人のその頃の音楽とね、そのサウンドと全然違っちゃっててね、
アレンジが最近の薄っぺらい感じになってたりとかね、、へんなはやりものの楽器使ってたりなんかして、、、
よくあるんですよ、そういうの。
本人の意向でやってるというよりはですね、本人にはそういうそのオリジナル的な意欲はもうなくて、、
周りの人がいいようにいじっちゃってるっていう感じがあって。
そういうのを聴くと「違うだろ、ソレ!!」って言いたくなるんですけども。
そういう多くの苦い経験からですね、今回のこの人の新譜にも、最初ちょっと躊躇したんですけどもね。
ところが!!1曲聴いたところで、
「ひぇーーっ」
て、、
古い言葉でいう
「ひぇーーっ!!」
もっと古い言葉でいう
「ドッカーン!!」(笑)
・・・ワタクシ、もう悪うございましたとね、ステレオの前でひれ伏した最高の1枚!!
いや、ホントですよ。あのー、両手を絨毯について謝ったんですから(・・・・うそ(笑)。)!
さあ、その今日の一品、これです。
アル・グリーンの最新作「I can't stop」のご紹介です。
以前このコーナーでですね、アーティスト「アル・グリーン」を紹介したこともあるし、
生唄コーナーで「Let's stay together」とか「傷心の日々(How Can You Mend A Broken Heart )」とか唄ったことあるんですね、僕。
だから、僕の最も好きなソウルシンガーであるということはですね、皆さん知ってるかもしれませんけれども、とにかく好きなんですよ。
何がそんなにいいかっていうとね、最高にエモーショナルでセクシーな唄い方、これもさることながら、
何と言っても、僕の場合ね、この人の作り上げる独特なサウンドのファンでね。
あのサウンドと唄のコンビがあってはじめて、世界に唯一無二のある・グリーンサウンドになるんですよ。それが大好き!!
この人、ギターで曲作るみたいでね、ちょっと独特なんです。
ちょっとロックっぽいというかね、まあうまく伝わるかわかんないですけども、ちょっとロックっぽい。
多分、ギター弾きながらその独特なコード進行を作っていったんだろうてのがわかる、、、
その辺が、ワタシちょっとギターも弾いてますから、、、この小さな小さな胸を鷲掴みにして離さないんですけどね。
だからっていうとあれですけど、僕のアルバムを聴くと、
必ずサイトーマコトのアルバム1枚に1曲弱
「なんだよコレ、アル・グリーンじゃねえか!!」
っていう曲が入っているわけなんですけども。
ま、愛しているんだから、仕方ないでしょ。
これはいいことにして下さい。
そして今回のアルバム「I can't stop」。
何が凄いかっていうとですね、彼の全盛期、つまり70年代初頭のスタッフがですね、
あの当時のスタジオに集結して、
中でも、その全てを構築していたプロデューサー兼アレンジャー、ウィリー・ミッチェル、、この人当年とって75歳!!
この人が、かつての盟友のためにですね、病気をおして立ち上がり、かつてのレコーディングメンバーを集めちゃってですね、、凄いことですよ、コレ!もうすごいお歳ですよ。
アル・グリーンとウィリー・ミッチェル、、なんと18年ぶりのコラボレーション。
あの2人がね、タッグを組めば、全ては最強ですね。
ええ、それはわかっていたんですけども。
聴いてみて、ここまど嬉しいことをやってくれたとはね・・・
つまり、嘘が全くないというか、、あの頃の音なんですよ!!・・・これ、新譜ですよ?
この2人に完全なる新しいオリジナル作りの意欲ってのがあるからですね。
その気合いが音に満ち溢れているし、勿論僕らの期待も裏切らないしね。
加えてジャケットアートワークも、最高でございまして。
今や、アル・グリーンていうとね、国民的歌手だし牧師さんでもあるから、、かなりキラキラしたものになるかなーと思ってたんですけども、全くその逆。
いかにもソウルのアルバムのジャケットって感じのね、モノトーンな渋い感じで。
スタジオで楽しそうにレコーディングしてる写真とかも写っててね、、
なんか60年代の新人ソウル歌手のビジュアルみたいで・・・いいじゃないですか!!そんなとこまで!
多分この盟友アル・グリーンとウィリー・ミッチェル。
57歳と75歳が再会してですね、また同じ場所で同じ笑顔で・・・もう一度男同士の仕事をして、
ホントに楽しかったんだと思いますね。
ええ、2人のそうした熱い思いがこのアルバムにぎっしり詰まっています。
だから、かつてのサウンドを知らない人にも絶対元気の出てくる音楽なので、皆様におすすめします。
是非是非聴いて下さい!
ワタシのお願い!
というわけで、このアルバム、久々に泣き上戸のカフェララルオーナー「泣き指数」ですけども、
アルバム1曲めのタイトルチューン「I can't stop」に10点満点の9点!!
もう泣くぜ!これは!
ついでにね、今日は「懐かしいぜ指数」10点満点の10点!!
これぞ男のソウルってもんです。
というわけで、「私のお願い」。
先月リリースされたアル・グリーンの最新作「I can't stop」をご紹介しました。
それではその中から1曲、
「これぞ我らのアル・グリーン!いつもありがとう!」というサウンドを聴いていただきましょう。
あなたに贈るオーナーおすすめのナイスソング!
この帰ってきた「メンフィス・ハイサウンド」はもう止められません!!
アル・グリーン「I can't stop」!!