ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

TBC 「BACK STAGE PASS」

2004年06月21日 | 2004年ラジオ
2004/6/21 ON AIR!
TBC 「BACK STAGE PASS」 @ 6/13 仙台HEAVEN

★はじめに・・・・

これは、仙台であった誠さんのライブの時に収録されたものです。
ライブ音源に加えて、誠さんのインタビューも同時にオンエアされました。
東北エリア内にお住まいの方に、音源をお借りして聴いたのですけども、とてもインタビューの内容が気に入ってしまった管理人、、、、文字起こし頑張りました。

出来うる限り、誠さんのコトバのニュアンスを壊さないようにしたつもりですが、、、、
いちお、ド素人がやったという点をご了解の上で、目を通していただけると幸いですm(__)m

***** 

オープニング

どうも、こんばんは! 斎藤誠でございます。
去年20周年というのを迎えましたが、、、あっという間でございましたけども、
83年にデビューしまして、21年目の斎藤誠でございますけども。
今回はライブで来ましたけども、何回来てもいいですね、仙台。
特にこの時期はいいですね。
今日とかは、こんなに晴れ渡っててしかも空気が優しくて・・・かといって暑くないくらいのね。
こういう時に来れてライブ出来るのは、非常に幸せです。


(誠さんにとっての仙台とは?)

僕ね、デビューした途端にDJをやらしていただいてて。
既にFMのほうですけど、お喋りさせていただいてましたから・・・。かなり頻繁に、レギュラーでしたから頻繁に来てましたね。
とにかく、全然来たことがなかったんですよね。仕事するまではね。
83年までは、1回も来たことがなかったんですけども。
来てみてわりと「不思議の国みちのく」の感じがね・・・・。
色んなとこで、僕は色んな発見があって・・・非常に面白い経験を幾つかしましたね。

(・・・たとえば、どんな?)

友達の結婚式に出たら、籠が出たんですよ、大名行列みたいな籠が。あれ、見たことがなくて。
僕、ちょっと遅刻していったんですよ。そしたらもう、披露宴が始まらんとしていて、、、
僕入れなくて、大名行列の後ろについて、ギター持って入ったって・・・(笑)。
あれは、こっちではよくあることなんですか?

(仙台っていえば、長持唄(ながもちうた)という、、)

はぁはぁはぁ!!!

(宮城の唄ですから・・・)

なーるほど!!
あれはショックでしたよー。どこの結婚式でも、必ずこういうのが出るのかなって。
そういうことでもないらしいですけどね。

(弾き語りについて、、)

今回“アコースティック”というタイトルのツアーで、
場所によって、その土地土地によって編成を変えて、
他では4人組だったりとか、ギターと2人とか、ピアノと2人とか色々とやってるんですけど。
その変わることによって、同じ曲でも全然姿を変えたりするんで、非常に毎回毎回新鮮な気持ちでやれていますね。

(各地での反応は?)

僕自身が毎回違う気持ちでライブが出来ていますから、、、、
多分、聴いている人もグレートフルデッドじゃないけれども、あのー、ツアーをしてるんですよ。ファンの方たちもね。
そういう人たちも、同じ曲でも違うんでね、メールとかでいろんな新しい感想を送ってくれてますね。

(ライブハウスとホールで意気込みや思いに違いは?)

得意ですよ、僕は。
ライブハウスとくりゃあ、得意^^!!

よくライブハウスの方が「こんな前の方まで椅子並べていいんですか」とかね、
「殆ど目の前かぶりつき状態ですけども」とか言われるんですけども。
全然それを気にしてなくて、むしろ僕の唾がかかって申し訳ないくらいのね、気分で。
やっぱり、照明のこぼれで皆さんの表情が変わったところとか、見えるじゃないですか。
それでもって、同じ曲順でもガラッと姿が変わったりとかね。
なんだろ・・・ライブ自体が毎日違うライブになったりとか・・・・。
そういうことを考えると、近い方がむしろお客さんと一体化してバリエーションが作れると思いますけどね。

(「MY」ライブハウスというか、こだわる場所はありますか)

「MY」なんていったらすごくおこがましいんですけども、よくお邪魔させていただいているところは、神戸のチキンジョージっていうね、、、
あそこは、震災でね、一度潰れてしまったりしたこともあったんですけど。
そのたびに不死鳥のように甦る、凄いロックなライブハウスでね、、、すごく僕はよくしていただいております!!

ライブ音源より。
別れ話は最後に 曖昧な恋人

(「Waltz In Blue」についてと、2004年のリリースについて)

去年出たやつは、僕の20周年記念アルバムということで「Waltz In Blue」というタイトルなんですが。
これは、僕が今までお世話になった色んな洋楽の数々をカバーしつつ、「Waltz In Blue」という1曲だけ僕のオリジナルを入れてね、
オリジナルのその1曲だけは、今までの洋楽に対してもそうだし、それから色んなミュージシャンに対してもそうだし、ファンの人たちに対しても、、、
全てに対して「感謝の気持ちを捧げたい」というすごく純粋な歌詞になっているんですけども。

アルバムの中では、ゲストミュージシャンとして、奥田民生くんが来てくれてデュエットしたりとか、あと、スターダストレビューの根本要さんが来たりとかね、、みんな色々と仲良くやってくれました。

今年のリリースもね、まだちょっと公に大発表できないタイミングなんですけども、秋ぐらいに1つ企画を考えてます。
それを皆さん是非楽しみにしていただきたいな、というふうに思います。

(先輩・サザンオールスターズの桑田さんとの関係について)

もう、、大先輩どころかね、、、
最初に会ったのが1977年ですからね。もう、何年になるんですか、、ねえ?
もう相変わらずずっとお付き合いさせていただいていて、「コラ斎藤っ!」なんてね。幸せモンですよホント(笑)。

(サザンオールスターズのライブにギタリストとしての参加も、、、)

そんなにどっぷりとサザンオールスターズと行動を共にしているわけではないですけれども。
でも、事あるごとに色んなところで呼んでもらってて、、
で、ギターを弾かしてもらったりとか、コーラスをやらせてもらったりとか、、楽しんでやってます。

(お互いのアルバムへの参加とか、、、)

96年の「ディナー」というアルバムでは、「今 僕を泣かせて」という曲があって。
そこでは、桑田さんがコーラスと得意のスライドギターを弾いてもらっていますね。
めちゃめちゃカッコいいです!

(今後もこういうコラボレーションは?)

・・・やれればやりたいですけども、なんつったって大先輩ですから!!
これは、あの、そのぅ、、アーティストの大きさだけでなく、、大学時代から頭が上がんないんですよ。
だから、1つ何かをお願いするのにね、5、6年かかりますからね、、、僕の気持ちの整理が(苦笑)ハイ・・・。

ライブ音源より
RAIN  今 僕を泣かせて
(MCも。サインのお話^^サインをよく断る人がいるけど、、、書くだけだからいいじゃん、、僕は好きと^^ あとねえ、握手。
でも、、一度「サイン・・困るんだよなあ」って言ってみたいんだそうな^^;)

(これからの活動について・・・)

今日ね、こうやってギター1本でやったり。土地によっては、バンドでやったりとかね・・・。
前はね、こういうこと出来なかったんですよ。
バンドでやるとなったら、バンドだけ!!とかね。アコースティックでやるんだったら、アコースティックだけ!!とかね。
そのへんがね、今年あたりから気持ちに変化があって、、、
とにかく唄ってのは、どんなアレンジが施されようが、ギター1本になろうが、、唄自体は変わらないんだから、、、どんどんどんどん機会があれば、カタチを変えてでもいいから、一人でも多くの人に聴いてもらいたいなって気持ちになっていて。

だから・・・あの、例えば、ギターメーカーのマーチンというところがあるんですけれども。
そこのイベントとかにもずっと出させてもらっていて、この後ずっとイベントでツアーがあったりするんですけども・・・
そういう時は、ギター1本だし。
それから、ギター1本で色んな所へ行って、迎えてくれる環境があるっていうのは、非常に幸せなんだなあって最近思えるようになってきたんですね。
だからね、僕、結構いい歳ですけどもね、これからもう、ギター1本で暴れますね。多分、節操なく(笑)。
色んな所に唄いに行くと思いますね。
そういう気持ちになれたのが、最近の変化ですね。

(アレンジャー、ギタリストとしての自らの活動以外では?)

やってます。
それは、細々とたくさんあるので一つ一つ言っていると大変なんですが。
やっぱり、そうやって色んな方のサポートしたりとか、プロデュースやらせていただいたりとかするのもね、結局、ワタクシ、自己中心的なオトコでございますから・・・
それを自分の血としてですね、自分の役に立てればいいなあと思いながら、いろんな人たちと仲良くやっていきたいという気持ちです。
これからも、そういうお仕事は幾つか控えてるんですけども。

(自身HPの更新について・・・)

もう、しつこいですよー、僕は。
あのホームページってのは、どんどんページが増えてくると削除してくものらしいんですけど、僕のは一切削除がなくて、1回書いたものは、ずーっとたまってるんですよね(笑)。
だから、しかもライブがあるたんびに、そのライブの日記みたいなね、、いくら酔っ払って帰っても、夜中ホテルで打ってますからね、更新してますから。
今日もだから、勿論ホテルに帰って、どんなに寝たくても目の前にパソコンが待ってるんですよ。
やっぱり、なんか、自分の性格ですね。この更新癖ってのは。マメな更新癖みたいのは。好きなんですね。

ライブ音源より
音楽友達

えーとね、多分これを自分から外しちゃうと(管理人・注 ギターかな、唄かな?)限りなくゼロに近いと思うんですよ。
でも、僕ってかなりさっき言ったホームページでマメなところがあったりとか、かなり色んなところで細かいですから、、、
それが時々ね、自分の純粋な音楽を邪魔することがあるんですよね。
ええ、だからなるべくそういう邪魔する、、、音楽じゃない邪魔をね、排除して、、唄だけ、ギターだけという人生をね、
もうこの歳なんだから、嫌われてもいいからやっていきたいと思いますね。

・・・でも嫌われんのヤダなあ、、っていつも思ってるもんですから。
そこが音楽を邪魔するんですけど・・・うん、、、、勝手にやっていたいですね、、できれば。

(・・・じゃあ、、僕らも勝手に聴いています!)

お願いします(笑)!!


エンディング・・・

えーと、21年目でございます。
20年間、ホントにありがとうございました!
ま、でも、20年というのは別にただの通過点に過ぎないんで、、まあ25年もありますし、30年もあります。
どんどん新しい音楽を作っていくと思いますので、是非、これからも応援宜しくお願いします!!

***** 

書き起した管理人の感想、、、ちびっと。

おこがましくも、、、お話を聞いても、、何となく感覚的に「そんな感じ。」というものを、最近少しずつ随所で感じていたので、、
そっかそっか、、そうだったんだー。と、改めてそれを誠さんご自身のコトバでそれを確認出来た感じでした。
それが何だか、、嬉しかったかなあ、、、なんて。

“アコースティック”in仙台HEAVEN (その2)

2004年06月13日 | 2004年ライブ・イベント
誠さんお手製、、客入れBGMのリスト!!


その1からの続き。


そしてアンコール。

紺色地のTシャツに着替えられて戻ってこられました^^

アルバム2枚と、このTシャツと、、、、「あとねまだあった、、ピンバッヂもある!!」
と、嬉しそうに誠さん確認してきたことをご報告下さいました^^

このピンバッヂはね、、と赤のシンラインを模して作られたことをこれまた嬉しそうに^^
しかも、帽子につけるとね、カワイイ!!と、アピール。
「僕は帽子につけられないんですよっ」と、ここで気がついて、、、、
「1ステージ1回だけね」・・・・といってお茶目にここでご開帳をして下さいまして^^うふふー。

そして、何とここで告知が!!!
本編のMCでも、まだ言っちゃいけないんだろな、、というので言わなかったらしいですが、、、
ここで、佐々木マネージャーより「言っちゃいましょう!!」と、GO!サインが出たので、、、、ただし、、、

「でもね、反感買うんじゃないかっていうくらい、仙台じゃない場所なんですけども、、、」(会場・笑)

と、ここでライブの告知ー!!!これが、横浜赤レンガ倉庫のライブのことでした。
横浜でラジオ番組を持っていたこともあり、、、横浜のライブは念願だったそうで、、、
ずーーーっと言いつづけていたら、、、実現することになったそうで、、、
今ツアーでは、4人組の形態を関東エリアでやっていなかったことも残念だったらしく、、、
また、誠さん側でなにか「お土産」を考えてくださるとのことで、これも楽しみになってきました。
・・・「で、仙台の方は、今から貯金して・・・」(とはいうものの、無理のない範囲でね^^とのことでしたよ。)

それからもうひとつ。
今回は、BGMリストが予め配布ということは書きましたが、、、
夜中、どうにもこうにも気持ちか昂ぶっていたので、、思わず、、、ご自分でタイプ打ちし「てててててっ」(かわいい)と作って下さったもの。
誠さんならでは、、と思うのは、「ここから今日は流すよ」というところと、その前の部分が文字フォントだけでなく、大きさも変えていらっしゃるのだ、、、これはすごいよ!!!

ということで、

「8/6は、赤レンガ倉庫に全員集合!!」

なんておっしゃりながら、、、
「そっかーー、もう言っていいのかあ、、(^喜^)。じゃホームページに書いちゃお♪」ですって^^その様子が本当に嬉しそうでらして^^

・・・先ほどの「Waltz In Blue」。
「唄ってて、ぐっときちゃったよ」自分が書いた曲だから、ぐっときちゃいけないのに、、、
・・・・ご自分でも、しょうがないなあという感じでお話になりましたが。
それは、♪めぐり逢えた真実(こと)、忘れない時、、、、というところ、、、

「・・・・めぐり逢えてよかったですね・・こうやって。・・おしまいっ(照)」。

うん・・・アリガトウ!

皆さんとずっと友達でいたいから「音楽友達」・・・へと繋がりました。

次にやる曲は決めておられなかったようでしたが、、、、、
少し考えられた様子の後にポツリと、、、

「デビュー曲を」。

続けて、

「「ララル」じゃないんですよ。デビュー曲だと思ってる方が多いんですが」

私のように、ごくごく最近に誠さんの唄に出会って聴き始めた人間よりも、長く長く長く応援されてきた方々には、特別な想いがこの曲にはあるようですね。
おそらく、私には計り知れないものがたくさんたくさんあるのだろうな。
そして、未だそれを聴くたびにご自分の中にある想い、、、気持ちを確かめられるのだろうなあ、、、
実は、そのことが私にはかなり羨ましい・・・。

***********

2回めのアンコール、、、、

「2度もありがとう!!」

ええっ?!

「だって、そこにいるだけなんだもん、、、、意味ないかなって」

もっかい出たり入ったりが・・・・めんどくさかったらしいです、、、、(汗)。

今回のこの「HEAVEN」。
南條ソウルバンドとして、出演したことのあるメンバーさんから話は随分聴いていて、、「いい人がいっぱいいるよ!!」
すごく楽しみにして、こちらにこられたのだそうです。
どうも、それが期待していた以上のものだったらしく、、、、大変喜んでいらっしゃいましたね^^
「また来たいです。呼んで下さいっ!!^^」

うんとうんと、、、名残惜しい気持ちをこめて、、最後は「ララル」。

・・・やっぱり、、名曲。20年以上経っても、、、
いや、経ったからこそこの曲の素晴らしさはますますハッキリとわかるのだろうなあ。

誠さん、、、最後はステージからお客さんにも拍手を送って下さるのです。

「どうもありがとうございました!!・・・・帰りたくないな」て(笑)。

PAを担当されたスタッフさん・・・・私の席の近くの穴倉・・・厨房なのですか?そこは?で頑張られるスタッフさんにも改めて拍手を送られました!!!
実際ね、すごく音よかったのですよーー、、、嬉しかったなあ。

そして、なんとなんと、最前列の男性、、(女性に向かって行けないところが、何だか可愛らしい気もしますが^^;)を強くハグハグされておられました。(うらやましーなー、、、会場の全女性が思ったこと間違いないと思われます。)

・・・・ほんとに嬉しかったらしい、、、(*^-^*)

本当にいい時間だったあ、、、
誠さんの本当に嬉しそうに唄われる様子と、ご自分の中に沸き上がって来たのであろうお気持ちに戸惑う様子も、、、みんなみんなハッキリと見えた。
私が大好きなところがいっぱい出ていたライブだった。

会場には、再び「Waltz In Blue」が流れていたのでした。

************

誠さんのライブのお客様って、、、(まあ、自分も見に行っているわけだが。)素晴らしいと思う。

今回もすごく思ったのだけれど、、、例えば曲の最後の最後の音の余韻まで、、耳を澄ませている、、、
それこそ、ふぅっと音が消えていって弦をそっと押えるところ、、、そこまでが曲なんだ、、、、
それを真摯に見届けているというか、、そんな感じ。

そして、一瞬すごく小さな間があって拍手が起こるの。
それが何となく当たり前な流れになってきているなあと思って。

そんなコト含め、誠さんのファンの方って唄う誠さんのことをヘンな言い方だけれども、
「せかす」とか妙に「あおる」ということがまずないから。
ご自分のペースでじっくり、しかもかなり自由に唄われているという感じなのです、お1人の場合は特にね。

今回は、それがまたとても強く感じられてね。
もしかして、誠さんに「少しは信頼してもらえている」のだろうか。
もしそうならば、それって、、すごく幸せなことなんだろうなあ、、、、と思ったり。

・・・・そして。
祭のあと・・・の風景(笑)。

さてさて、、終わった後は、、、またもや出口が渋滞(笑)。
どうやら、またもや閉じ込められた模様です(笑)。
どのみちCDはいいから(おいおい^^;)、というか在庫もあまりないだろうから、、、と思って。
少しだけご挨拶をば、、って感じで列の一番後ろにつく。
私はいいけどさ、ほら、お久し振りな地元のお友達はね、、、きっちりご挨拶しないと、、、(笑)。
途中、逃走しかける人を誠さんの方に押し戻してみたりというお手伝いもしてみたり^^出入り口の階段は大混雑~^^

お久し振りのお友達たちも、無事に誠さんとご対面^^
ずっとずっと誠さんを応援してこられた彼女たちだから、、誠さんも感慨深げにご覧になってお話になる様子は、とても印象的でした。
うんうん、よかったな^^

私もドサクサに紛れて(笑)、、CDやTシャツはとうになくなってしまったので、、そのオマケ?として準備していた、渋公ライブでも配られた、ギブソンのピック。
こちらの台紙をいただきまして、、、
またもや、誠さんの方でさささっと開封してサインしていただくという、、、、^^;(今回は本名にて^^)
全くオロオロすると、ちゃんと動けなくなることを改めて思い知る私なのであった。。。
しっかりしろよっ、ぢぶん。
しかも、誠さんの方から、前日からの労をねぎらっていただいてしまうという、、、
全く相も変わらず「正しいファンのあり方」を体現できない私なのであった。だらしなさすぎるっての、、、

かなりお疲れでいらっしゃるのは、誠さんの方だと思うのに、、、本当にお優しい方だなあって、
アタマが下がると同時に、、こんな素晴らしい方に、、ちゃんと「めぐり逢えた」自分のことも、、少しは誇りに思おうかしらね^^;;;

*************

でもね、本当になんて凄い時間だったのだろうって。

ギター1本のライブで、ここまでやられるとは思いませんでした。
あの日のライブの余韻がなかなか消えないでいました。

いつも、あれより凄いライブはなかなかないだろうって思うのに、、、
いつも、それを易々と覆す素晴らしいパフォーマンスを必ず見せて下さる誠さん、、、

めぐり逢えたからには、、、、出来うる限り、、、長ーーーーーーーいお付き合いを^^!!と、また一段と思いを強くしていました。
本当に、ありがとう!!!

***********

考えてみたら、今回のツアーのライブって、、、見られた分だけでも、、どれをとっても、、、
全部違ってました(違)!!!
その土地土地への誠さんの想いもちがうだろうし、、、
ライブってすごいよね、、、、って改めて。

そして仙台。
幸いにして、いろいろな場所でライブを見られました。
仙台のライブで思うことは、誠さん自身や誠さんの音楽とかなり真正面から向き合っている感じがいつもする・・・・今回もそうだったな、、、
いつも背筋がピッと伸びる想いで仙台から帰る。
確かに今回もまたそうでした^^

* set list *


1 僕の大事な部屋
2 恋は知らぬ間に
3 黄色いダイアモンド
4 Melissa
5 You Are So Beautiful
6 My Love
7 別れ話は最後に
8 ゆるして
9 曖昧な恋人
10 信じられない恋におちた
11 初恋天国
12 RAIN
13 今 僕を泣かせて
14 素敵な最後
15 太陽の隠れた日
16 夢を聞かせて
17 Waltz In Blue

En1 音楽友達
En2 ワンスモア ラブ
En3 ララル

“アコースティック”in仙台HEAVEN (その1)

2004年06月13日 | 2004年ライブ・イベント
“アコースティック”in 仙台HEAVEN


   
 
2004年6月13日(日)@仙台HEAVEN
~出演~

斎藤 誠(VO,G)

2004年仙台ライブ。

私が仙台に誠さんのライブを見に来たのは、初めてではなく。

今に通じる(笑)ライブ遠征をしたのは、2001年12月の仙台が初めてのことでした^^
(しかも日帰りだった^^;)

今回の会場「HEAVEN」は定禅寺通りにほど近い場所ですが、
そのときの会場「Back Page」も定禅寺通りに面した、、当時は「ダイハツビル」って名前でしたけ。その上の方のフロアでしたよね!!
クリスマスの雰囲気でいっぱいの「光のページェント」の時でした。
定禅寺通りは、まさしく「光の海」・・・・街中がちょっと現実のものとも思えない雰囲気、、、、もっと時間があればずうっとあそこを、ゆらゆら歩いていたいなあと思ったくらい。
とても印象に残ってる場所ですね、、、

うん、ちょっとそんなことを思っておりました。

今回は、、初夏というにはまだ早く、、梅雨だけれどもその合間に覗いたものすごい好天だったのでした!!!
前日の秋田もとてもとても素晴らしいお天気で、、湿度なんてまるでなくて、、
でも陽射しは少し強いぞ、、そんな感じ。

で、仙台は少し南に下りてきたせいか、その陽射しは一段と強く感じられたような。
でも、その定禅寺通りのケヤキの並木は半端でなく、、葉が生い茂っていて、、、
多分、あれくらいたくさん葉があるから、もう折り重なってるんだろうな。
陽射しが差し込んでこないの、、、ちょっとうっすら暗いかなっていうくらい、、、
「緑のトンネル」。
ここまですごいのは、私もあまり見たことがないなあ。
だから、気持ちいい^^

**********

会場の「HEAVEN」は、その大通りを少し横に入ったところ。

実はマヌケな私は、自分で下調べをしておきながら、それをプリントしたのを忘れるという「とほほ」をやらかし。
地元のお友達に仙台に到着してすぐに拾ってもらい^^;
ホテルへ行きがてら、道案内をしてもらうという・・・。
余程、旅前には余裕がなくて・・・マジでボケてたらしいなあ、、、ホテルに着いてからもボケて忘れ物して降りてきかけたりとか、、
でも、そのおかげで、、私よりお友達に「ある幸運」が舞い込んだみたいで^^
少しはお役に立てたのか知らん(笑)いいことした^^?

話戻りまして、、、

開場が少し早め、、で、整理番号というものは特に決まっていない(仙台のライブでは、そういうライブって覚えがない、、、とのことでした)。
つまりは先着順という、、、
ので、近くでお茶をしながら通りの様子も伺い(笑・通り反対側の宮城県民会館。そこの前も人が賑わっていたのですが・・・誰だろう?と言い合っていましたが、どうやら「NSP」さんだったことが後日判明。)
いざ、出陣。

もう既に、少し人は並び始めていました。

また、どうやら楽屋がないらしい、、ということは聞いていたのですが、、
それも本当で、誠さん、、、ギターを背負ったまま、、、上がってこられ、、、^^
近くのお店に退避された模様^^(「HEAVEN」は、地下にあります。)

********

わくわくしながら、入場を待ち、、、、、
イザ!!! 中へ♪

お店には、噂にきいてたけれど、南條ソウルバンドのライブのポスターや南條さんのCDも置いてあったりして。
おおーーー^^
なんて一層期待が盛り上がる。

会場には、誠さんの予告通り、、、客入れBGMが、そういえば今までで一番大きなボリュームで流れていたかもしれない(笑)。
さっそく気を使っていただいてしまったのだな~と、、、さすがだな~と。

そうそう、入場の時にいただいたアンケートと一緒に、客入れBGMリストというのを配っていただいていたのです。
それと曲を突き合わせながら、今これーー^^とかってチェックするのもとっても楽しい。
てか、、、他のアーティストさんのライブではあまりないかもしんないけどね(笑)。

ステージには、昨日も使っていたと思う。ギター(チェリーのやつと思われます)がとりあえず1本だけ置いてあり。
多分、、もう1本のギターは持っていかれてるんだろうなあ^^なんて思ったり、、、多分ギリギリまで「手」に馴染ませてらっしゃるんだろな。

**********

開演です^^

誠さんは、背中にギターを背負ったまま、実に身軽に入口から現れました^^

なんだかその様子、、「永遠のギター少年」て感じ・・・^^
会社の近所にどうも音楽スタジオがあるらしくて、、そういう青年^^を私も普段、、フツーにもよく見かける。
そういう若いオニイチャマがたと何ら変わらない、、音楽大好き、ギター大好き、、その佇まいが全くナチュラルで素敵なんだなあ、、、、、また一段と惚れたかも(笑)。

ギターをおろすと、ステージ上の諸々の恒例の^^セッティングを始められます。
イメージとしては、誠さんのお部屋にお邪魔して演奏を聴く、、、そんな感じ。
アロマランプに火をともし、、
ルームライトの点灯式♪その点灯の時に、客席に向かって「みてみてっ」と、みんなにちっさくアピールされるものだから(可愛)、、、プチ点灯式^^?
お客さんも思わず拍手♪

ちょうどそのタイミングでBGM(NRBQだったはず。)もエンド!!素晴らしい!!

そして、最初の曲は「僕の大事な部屋」だった、、なんてすごい演出なんだろうか、、、

そのまま「恋は知らぬ間に」へ続き、、、
ああ、もうこの躍動感ときたら・・・これもライブで聴くのは少し久しぶりだったかも^^

なんだか誠さんの表情がすごくよくて。
だって、ほんとに嬉しそうなのがこちらから見ていて、とってもよくわかるの。
それを見ている方も嬉しくなっちゃった^^

椅子から立ち上がって客席をひと通り眺めては、、、

「わーー!!全部見える~~♪ 久し振りです! 斎藤誠です!!!」

と言いながらご挨拶、、、でも本当はまだここでお喋りする段取りではなかったらしいけど、、
自ら段取りを粉砕されちゃってるらしい(笑)。

「えー、さて次は、、、」
と、唐突にここで口調を変えて転換し、、、強引に(笑)曲のモードへ戻そうとされる。
それは「黄色いダイアモンド」だったのだけど、、、そうか、、あれはあの街のこと(「悪名高き・・・Roppongi」^^;Rは舌を巻く、、、、)を歌ったものだったのか(←今まで判然としなかったらしい^^;)!!!
前の2曲とは打って変わって、ちょっとヘビィなロックになってましたねえ。かっこええ!!

・・・そして、ここで初めて本当はご挨拶だったらしいです。
去年の20周年で仙台を訪れることができなかったのが、大変残念でいらした模様、、そのため今日は

「20年分!!オールナイトで!!」(←ほんとだなっ!!)

唄われる!!!と、まずは高らかに宣言なさいました^^

最初は、去年20周年の記念アルバム「Waltz In Blue」から、、
なぜか、「Waltz」の綴りを「Walts」だと思い込んでいたというお話なぞされていましたね。

まずは、このアルバムの中から「Melissa」。
前日の秋田で聴いていた「Melissa」よりも、多分、気のせいではないと思うけれども、、唄と演奏の温度が高い!!!と感じておりました。
で、、そうそう。
やはり前日は「Martin」のイベントだったということもあって、全てギターはMartinを使用していたと記憶してます。
この日は一本はそのスマートウッドプログラムの木材からのギターだったろうと、、
そして、もう一本はいつもの誠さんのものだった気が。(例のストラップ付きのだった、、、筈^^;少し自信なし、、)
なぜか、その音色が聴けないとチョッピリさみしいような気がしたりするのは、私だけかしらん、、、

ホントはまだ喋るとこじゃないんだけど、、、とおっしゃりながら、、、
「You Are So Beautiful」「My Love」と続いた後でMC。
特に前者に関しては、色々な方がカバーされていると、、、、
その中でも特に、ビーチボーイズ(とは言いながら、ホンモノのサーファーは1人だけだったという^^;)のデニスが唄ったもの。
これが、誠さんの一番印象に残っているカバーなのだそうです。

そして、次はサザンオールスターズ。
で、少しその周辺のエピソードから。
この「別れ話は最後に」は、アマチュア時代のサザンが唄っていたもので、、、
何度かお話されていますが、あの曲でデビューするものだと、、、後輩の皆さんは思っていたものだから・・・・。
・・・あの曲だったものだから、当時いささかあの展開に冗談でなく「身の危険を感じる」^^;こともあったらしく、、、
でも、、、わからないものだなあと、、、あれで先輩たちは出て行って、、、今や!!!

ただ、この曲に関してはアマチュアでも「こんな素晴らしい曲を自分たちでも創りだせるんだ!!!」ということを認識できた、最初のきっかけになった曲なのだそうです。
だから、この曲をカバーアルバムに入れられたのだと。

そういう長年の想いがあってのこのカバー。
桑田さんから電話がかかってきて、、、お褒めのコトバがあったという話、、、(但し、微妙な「間」があったとかなかったとか^^)
おいおい、だんだん尾ひれがついてきてるぞ!!と思うのはワタシだけかね(笑)。
ま、いろいろ細かいところは気になるにせよ、、
「額面通り受け取ります」
と言う誠さん、、、えらい!!(ワタシもそういうふうにこれから色々思うぞ^^)

「1人なので・・・」
パーカスは、口で、、一応ボイパということなのでしょうか^^
お忙しいです^^

デビュー以来、仙台のFM局で番組を持っていたり、、何かと縁があった筈だけれど、、、
仙台で「1人」でやるライブ、実はあるようでなかった。
なんと、今回が初めてでいらしたという!!

インストアライブは、ご経験あるとのことでしたが。
中でも一番印象的なのは、何度か各所のライブのMCなどでもお話されていましたが、、
勾当台公園(本日の会場から程近く。)でのライブ。
堅い石そのままのステージで捻挫しそうになりながらも(笑)唄った場所であるとか。
デビューしたてであったし、全くのこわいもの知らずの当時の誠さん^^
楽屋も幕で仕切ってあっただけ、、、自らマイクを持って登場のMCをやってみたりとか(笑)。
アンコールでも、

「それでは聴いて下さい!!! もいちど・・・・そ、い、ねーーー!!!」(微妙に間があったらしい^^)

もっとすごいのは、それを当時見ていた方が「ウンウン」て、頷きながらお隣で見ていたことかなあ、、すげーーー^^!!!

ご本人曰く、、「カッコ悪かったですよー」(苦笑)。

そういうことが随分あって(モノスゴク端折りまして^^;)20周年になり、、、
仙台では「ヤバイ思い出」がいっぱいあるものの、、、それは誠さんのホームページをご覧下さいとのことで、、、詳細省略^^;

さてさて、、、本日はこのライブの模様を録音しているのだ^^
そしてここからは、「(この会場に)3500人いるような拍手と声援をゼヒ!」という・・・・要求があり(笑)。
笑う時も、思いっきり「がははは」と笑うようにって。
(そーそーそーそー。マイクがステージの端から客席に向けて突き出してたもんね^^)
なもんで、ひときわ、ボリュームを上げて、、、ひゅーひゅーーー、、、、、、ちゃっちゃっちゃっ(←いいとも^^;?)
どうもステージにいる人も、見てる人たちも、、、わりと乗っかりやすいタチらしい(笑・自分含む)
そしてその模様は、6/21のTBCラジオでオンエア(「あ、1時間だ(喜)!」)されることを告知、、、

そして更に、、、明日には、誠さんお帰りになる前に、Date-FMさんの公開生放送が仙台駅ビルのS-PAL(えすぱる)のサテライトスタジオであることも告知!!! 会場ざわざわ、、、そりゃそうですわね。

な、なぬーーーー!!!

「ギター持ってこいって言われてるので、、(昼の・・・12時半に声が出るかなあ、、)冷やかしに来て下さいね」
とのことでした^^
帰りの新幹線を決めないでいた私、、、少し電車に乗ってお出かけしてから・・・そろそろいいかなあて夕方頃に帰るかなあ、、と思っていたのですが、、、
急遽撤回だっての!!!こうなりゃ、トコトンお供しようじゃありませんか!! その場で決意しました(笑)・・・はい、3レンチャン決定^^;;;

********

「僕の懲りもしないラブソング集をお送りしますが、、、皆さんっ、、どーですかっ!!!」

まずは「ゆるして」。
一時期、、、聴きたいなあ、、、好きなんだけどなあ、、、ライブで聴きたいなあ、、、と思っていて、なかなか聴けないでいた。
実はそうなんです。
ここのところ、、誠さんの今の気分にフィットされてるのだろうか、、、かなり頻繁に唄って下さるので嬉しくてたまらない。

それから「曖昧な恋人」、、、、お1人でしっとりと唄われるこれもかなり好き。
後日ラジオのオンエアを、後日混線しまくりながら聴いていたのですが^^;、、
その電波ごしに、印象に残ったのが、、誠さんの少しだけ甘い、、そしてとっても切ないスキャット・・・ていうのかな、、そのところ、、、すごく好きなのですよね、、、ほんとに切ない気分になる、、、

・・・・ほんとに「連打」って感じ。「もう1曲更に・・・。やめろといわれても、、、(←いや、絶対に言いませんてばっ。)恋の唄」なんておっしゃって。
「信じられない恋におちた」。

「本当に汗かかないなあ。そういうライブもいいですね」。

よく「ラブソングは多いですね・・・。オマエは恋は唄だけだな。(by 角田さんあたりの発言、、、、だったらしい。)」と言われてるらしいのだけども、、、
「オマエは、唄も唄わないし」・・・時にはこんな逆襲にも出るみたい、、、
まあ、あのお2人の長い間柄を思えば、そんなやりとりも思わず「フフフッ」て具合に、想像できてしまうーーー。

「ゆるして」の収録されている「MAH MAH MAH」は店頭で手に入らず、、、、

「今、いくらなんですか? ネットオークション?」

・・・・おいおい^^;なんて答えにくいことを^^;;;;お客さんにお尋ねになるんですかっ。
やはり、ときどき気になってヤフーオークションとか覗きに行かれるのだとか^^;、、、そうだろうなあ、、
・・・低めだとガックシして、、、自分で上げて・・・・は、いません(笑)。

ご自分のサイトに関しても、、、片山さんあたりから「オマエ、1日何回自分で踏んでんだ?」疑惑をかけられてるらしい^^;
そして、、その片山さん主宰のサイトの主たち、、、「the bond」。
こちらのライブも前日に電話がかかってくると。
「オマエ、明日来ンんだろ?」・・・・来ることが既に前提(笑)というか、断定・・・ですか?

でも、、少しけなし気味でお話になるけれども、やはりでもそれはココロから信頼があって、、音楽のみならず強い絆で繋がっているからこそだと思うし。
でなきゃ、言えませんって^^。
だって、、、ここにいない人たちのことを思って、わざわざお話になるくらいだもん、、、
私も、本日不在の皆さんたちのことを却って強く思ってみたりして、、、そろそろお会いしたいなあとか(笑)。

さて、そんなお話があったあとで、、、

「僕の長いラブソング史の中で・・・history of love songの中で・・・もっともキュートといわれる!!!」(←毎度のことながら、誠さんがそう言っている^^)
「初恋天国」・・・ここでも盛り上げがあったりして(笑)。
で、誠さんも唄いながら少し笑っちゃってたり^^・・・ご自分であおったくせに^^;でもすごく楽しかった♪
で、少し。。。
この曲ではカポ(タスト)を使用、、、なのだけども、、よくメールが来るのだそうで、、、
「・・・・●カポだから、何の曲かすぐわかりました」とか^^;
そこまで見てくれてるのは、悪い気はしないのだけれども、、、「だからなんなんだっつーの?」ですって^^;;
「・・・・音が少し外れてました」・・・「だから(以下略)?」

・・・・詳しくは言いませんが、、、メールの内容には気をつけたいものですね(苦笑)。
でも、その誠さんの暴れ具合が・・・結構・・・好きだったりするオレ^^

そのお茶目具合から打って変わっての「RAIN」・・・・全くもって同じラブソングでも、この落差といったらもう・・・どうしてくれよう、、、、(泣笑)。

***********

さてさて、本日も「アルバムを2枚取り揃えています」(笑)。(Careless Memories, Waltz In Blue)
アルバムを買うと、、、、「ナニがいいですか?・・・ぎゅううう!!」って

(誠さんたら、抱擁の仕草をされる、、、きゅいいい、やって下さいっっ!!!ただし、誠さんの腕が折れても知らないけど^^;)

苦手なんだよなあ、、そういうの、、、じゃあ・・・サインする、、、サイン貰わないと帰さないってのはどう(*^o^*)/?!閉じ込めちゃうってのは。
(・・・・えっと、最近何度かそんな目に遭ってたような気がします、私(笑))
・・・だめかなあ、ナニがいいのかなあって、、、
そそそそそんなご心配されなくてもよろしいですよう、、、^^;

よく、サインをためらう方がいらさるとかで、、、

「なんで?ただ書くだけじゃんね。僕はサイン好きなんだけどなあ。」

あ、そうだったんですか。

「あとね、握手会。・・・それって僕だけかなあ、好きなのは。」

へえええ。

でも、一度は「サイン、、困るんだよなあ、、、」って言ってみたいんだとか(そんな野望って、可愛すぎるなあ、、、^^;)。

********

「今 僕を泣かせて」「素敵な最後」「太陽が隠れた日」に続いて、すごいことが待っていた。

「・・・やったことがない曲を」

えっ??

「全部伝わるね、ちょっとしたこんなこともみんな伝わるんでしょ?」と、
軽くギターの音を鳴らしてみせながら、、、、その様子そのものを楽しんでらっしゃるかのよう。

「・・・・できるかな?うーん、ギター1本でやったことがないんだけど・・・やってみようかな」

・・・・ええっ?!

誠さん、少し心配そうでらしたのだけど、、、

・・・完全に1人、あれを1人で。

「夢を聞かせて」

・・・・。

確かなことはわからないんだけど、、、、この曲、今、誠さんご自身がみんなに伝えたいことのひとつでもあるような気がして、、、、
ただただ、ボーゼンとなるしかなかった。
なんて大きな唄だったんだろう、、、
そして、プレイそのものも、本当にすごかったのですから。
文字通り最後は渾身の力を振り絞って、弦を「かきならす」というか「かきならしまくり」というくらいでした。
思いをこめてっていうのは、こういうことなのかも・・・・。
お客さんの拍手もなかなか鳴り止まない、、、、ただただ驚いてコトバもなく、、、拍手してた。

誠さんご自身も、何とか先へ進めてみようとはされるのだけれど、、半ば放心というか、、、大きく息をされてるかのよう。
ご自分でもどうしたらいいかわからないかのようで、、、

「ちょっと待ってね・・・・」

カポを付け直そうとするのだけど、それをやめて、、、
アロマを少し足してみたりして、、、違うことをやってみたり、、、

「1人はいいけど、、、、疲れるね」(苦笑)。

と、少し息を整え、、、ご自分の昂ぶった気持ちも少しでもクールダウンさせるかのよう、、、、
こんなこともあるのだなあ、、、、と、、、、まだまだ呆然としながらその様子を見ていただけ、、

改めて気を取り直してチューニングを直し、、、

(また、小声で、、「あと●秒、、、、」なんてやっておられました^^ でもね、、間に合わなくて、、、途中で秒数増えてた(大笑)。)

**********

「Waltz In Blue」について、ジャケットの写真へのこだわり、、、、自然を思う気持ちを、淡々と語られました。
たくさんある候補の写真か選ばれたもので、、ものすごく気に入ってらして。
やさしい自然なんだけど、あの家には人が住んでいるような感じがあって、、でもその自然を汚していない感じで。
例えばね、、といって、ギター1本を作るためにどのくらいの木が必要になるか、、、、このくらいだよ、、と手持ちのギターで示して下さったり、、、
そう思うと、ギター1本でかなり贅沢をしているものなんだなあとつくづく思ってらっしゃって。
とはいえ、お家に帰れば何本もギターがあって・・・・複雑に思いにもかられる。
これからは、もっと自然と仲良くしたいし、、、そんなことをここ3年くらいで強く感じるようになったということです。
また、最近は星を、空を見上げることも多くて、、、、
昔は自分の唄には「関係ないや」と思ったけれども、、、、今はとても大事、、、とても「関係ありますね」、、、、

それこそ、昔、勾当台公園の頃のライブを見た方、、、また今日初めて見た方、、
それが今日ここに一緒にいて、いろいろなことを感じてもらえるのが、そういう場所にいられることが、誠さんにとってはとても幸せなことなのだと。
時には暴れることもあるけど^^;あまりそんなことをやるトシでもないし、、
ゆっくり自分のことを考えたいですし、、、とも。

去年、20周年ということだったけれども、、、、
それで終ってしまったわけではなく、、、、
まだまだ、この先感謝は数年続いていく、、、、まだまだ今年はいろいろあることを力強く予告して下さいました!!!

みんなにいい音楽とそうでない音楽・・・・選んでもらえるように。
だって、音楽は自分を潤してくれるものであるし、、みんなにもそうであって欲しいなあというお気持ちでらっしゃるみたい。
そして、その音楽の中に誠さんの音楽があればなおのこと^^

とても嬉しい^^

「Waltz In Blue」
・・・・この曲を歌った時に、、、誠さんご自身にもいろんな気持ちが、この一瞬に押し寄せてきたのか、、、
見ている私にも「あ。」と、思ってしまう瞬間がありました。
無事、唄いきられましたが、、、
・・・私、ナニを見たのかな、、、、
そして唄い終わるや、あっという間に誠さん、ステージを去られましたもの、、、そしてまたも呆然、、、

その2へ続く、、、

Martin Club Concert =秋田=(その2)

2004年06月12日 | 2004年ライブ・イベント
その1から続く、、、

当時画期的だった、、「宇宙中継」。
今でこそ、世界のあちこちの様子が、リアルタイムが何の不思議もなく映像で見られますが、、、、
それが、放映されるということで、、、
お兄様に、、夜中「寝るなよ!!一生後悔するぞ!!ビートルズが動くのが見られるんだぞっ!!」なんてハッパかけられながら、その番組「アワワールド」を眠い目をこすりながら見ていたこともあるそうです。
そのときに唄ったのが、かの「All you need is love」。

(その場でさくっと♪love love love♪なんて、少しだけ唄ってくれました(^喜^)なんだかとっても嬉しかった♪)

ジョン・レノンが生で全世界に向かって唄ってね、、、、あ、話がジョン・レノンに行っちゃった(爆)。

そして、やがてビートルズは解散、、、、
ポールも随分迷ったこともあったんでしょうね、、、なんて言いながら、、
ウィングスというグループをつくって、、そこでアルバムを出したんです、、、甘ったるい曲の入ったね、、、
「あ、やっと戻った」(大喜)。

・・・なんて、ぼうっと聴いていたら、、

勿論、、「My Love」なのです。
・・・最近、ギター1本で聴くことがホントに多かったのですが、、、
なんか、あのイントロすごくすごく好きになってきました、、、私。
そして、なんてやさしい唄なんでしょう、、、、誠さんの声のせい?

えっ、、ここここここ、これはっ、、、、(どきどき)

「Ain' t no sunshine」

ではないかっ!!!!

まさか、ここでそうくるとは、、、、「うぞっ!」と内心1人で焦っている(汗)。
誠さんのバージョンは、オリジナルのビル・ウィザースで聴くより、、、、なぜか好きなのだ。
切ないやるせない、、そして艶がある、、それでいて力づよさもある唄で、、誠さんの声とほんとにぴったりなんだもん!!
もしかして、秋田での「ある意味最大の私にとっての「収穫」」とも言えるかも。

♪ I know I know I know ~ ♪

は、ボディを叩いて唄っておられた筈なのですが、、、今回は弾いてらしたなあ、、、
「お!」と、思っていた私です。
はあ、、、ギターも絶品でした。
そして、私の記憶に間違いなければ、黒澤楽器のスタッフの方も、少し奥から出ていらしてステージ袖で拍手されていました、、^^

秋田にはあまり来ていないそうですが、、6年前に来て、、、
それは、キャンペーンで千秋公園(せんしゅうこうえん)でギター1本で歌ったと言う、、、(聴いてくれたのは、ハトだけだったらしい(涙))「・・・いい思い出ですね」^^;

それでも、来るたびに「ハートがある」と思える感じが好きな場所なのだそう。
前に来た時も、なんと、、、フランク・ザッパばかりをかける店があり、、、、、しかも60~70年代くらいのアナログをたくさん。
まさか秋田でそんなところに巡り合えるなんて思いもよらなかったから、嬉しくて嬉しくて、、、がんがん呑んじゃったらしいです^^
(ビールを^^ 秋田は日本酒、、、勿論、来る度に勧められるそうなのですが、、←どうも呑めそうに見えるらしいとのこと。でも、ダメなんだそうで、、、つくづく申し訳ないと、、)

「普段のライブは7~8人のメンバーでやっています、、これから徐々に人数を増やして(笑)次々に来たいと思います」と。
「それまでは、、申し訳ないんですが、、、丸山さんと話が被るんですが、、、CDを、、、1円の端数までありますが・・・(笑)」。

最後は「Waltz In Blue」。
オリジナルはピアノのイントロも、ギターで聴いてもとても印象深い、、、
秋田に来る時に車窓からずっと見えていた、、あの景色たちを思い、、、全くふさわしいなあ・・・とつくづく思っていました。
「豊か」なんですよ、、諸々便利なものがあるっていう意味のそれでなくて、、、
見ているだけで、、それだけでホッと気持ちが潤う感じ、、、緑、空、水、、、多分それから空気、、、も。

私は、最前の端っこにいたのをイイコトに(笑)。
しかも、ステージの高さがほどよかったため、、、時折ステージに足をひっかけて(笑)聴いたりしてたんですが、、
その演奏の音の「響き」「振動」そのものも足元から体感していたのです。ダイレクトにね。
それがなんだか楽しくて、嬉しくて、、、、(子供か、おめーは^^;)

~~アンコール

今度は、丸山さん、誠さんお2人で登場。
MartinのベージュのTシャツを御召しであります。

開口一番「まこっちゃん、かっこいーわー。・・・ちょっと惚れていい?しびれた」ですって。

それをうけて誠さんが

「今度、トークショーやりましょう!金輪際歌わないやつ^^」

というと、、

「・・・ギターは、(そばに)おいとこな」(笑)。

如何にも喋り足りない、、、風情でらしたので、誠さん「はい、バトンタッチ!!」

「ええ、アンコールが終りましたら、皆さんお待ちかねのCD即売会です!!!!」・・・うっわぁ(笑)。

サイン会と言うか「閉じ込めますから」と誠さんも^^;

ついでに、お2人がお召しのTシャツも値段まで告知^^する丸山さん、、、

「覚えてきてますねええ!!!!」

と、誠さんが言うと

「だって、福ちゃんが言えって」(爆)。

お客さんには・・・・わかんないですってば!!!

福ちゃんというのは、黒澤楽器のプロデューサーの方でいらっしゃいます、福岡さんです。(こちら)
ロビーでお客様に声かけしたり、司会進行をしていたり、、、さっきの誠さんのセットで拍手されてたのも福ちゃんさんでしたー^^

もう、お2人で「笑わそうモード」なので、、、誠さん曰く「(かえって)呼吸が合わない」(爆)。
しまいには、ホントはいがみ合ってて、、、
「楽屋ではお互い口を利かない」とか、「今日の打ち上げ会場も別々で」とか、、、さんざん言いたい放題(笑)

キリがないと見るや、誠さんがすっと割って入って強制終了(笑)。

元々、最初にお会いになったのはアロハフェスティバルで、当時石原千宝美さんのサポートをしておられたときのこと。
でも、なかなか声かけられなくて、、、なんて誠さん思ってらしたとか。


アンコールは、お2人のセッション。
最初は丸山さんの曲。

「えっ!?」
「・・・譜面あるじゃないですかっ!!」
・・・・「・・・打ち合わせ通りですね」(くすくす)。

これが、唯一ギター2本でやってる曲なのだとか。
アルバムの1曲目、、、(CDをスキップしなければ、、、^^;一言ありますね、必ず。)
軽く打ち合わせながらも、「間違ったらごめんね」と思わず謝っちゃう誠さん。

・・・・演奏後、、、「さすがに同い年だなって思いました。」と誠さん、喜んでおられました。
「息の合い方、、同じモノを聴いてきてるんだろうなあね、もちろん違うモノも聴いてきてると思うけど」
さすが、びば!同い年!!!!

しかし、その後もどっちかが喋ると、すかさず「つっこんだる」という気迫たっぷりで、、、、
あまりにもそのタイミングが早いので、誠さんも「まだ喋ってるからっ」と、ほぼ腕づくで^^止めに入る始末^^;
丸山さんがとんでもないところに行きかけると「天国への階段」のイントロを弾いて誠さんが止める、、、という毎度、、御馴染みのパターンも出てきて、、笑い疲れしそうす。
まさか、秋田でこれが出るとは思わないからさーーもうもうっ。
・・・今日は、、ライブハウスよね?寄席じゃないよね?

実は、次には誠さん主導でクラプトンをやる心づもりだったようですが、、、
E.H.エリックネタに行ってしまったり、、、(ウケル方も、年代が限られるでしょうけど、、会場ウケウケでしたから^^)
ほんま?(本間・・・千代子・・・膝が脱力^^;)とどめは、ゴメンチャイコフスキーらしい。
どうも、ライブでは御馴染みのネタらしい、、、狙ってたらしい^^
誠さんも、いい加減拾うのも放棄(爆)。だって、むりなんだもん。

さて、クラプトンはナニをやるか。
「レイラ、というアルバムがあって」というところで、既にして沸く会場、、、
でも、
「レイラはやんないよ、、1人じゃ出来ないから」といいながら、さらさらっと有名なリフを弾いて下さる、、、
が、丸山さんがここぞとばかりに入ってきて、、、

「えー。僕もいんねんけど?(会場大笑、誠さん大恐縮。)僕もまぜて!」

誠さん、ツッコミどころ満載です^^;

で、、、そのアルバムに入ってる曲ということで「ベルボトム・ブルース」を。
更に会場沸いたですよ。
誠さん、これに大変喜ばれたらしく、、、、急遽、、、

「皆さんのウケがいいので、(曲に)入る前に、少しブルースみたいなのやりませんか?」

と、丸山さんに提案。丸山さん快諾。
キーだけを決めて、、、、

「えっと、、じゃあ、キーAとしか決めないで。・・・3時間くらい」

今度は丸山さんがこけてた(笑)。

本当に即興でした。
最近ライブに行っててナニが嬉しいって、、、こういうその場の「ノリ」とか「雰囲気」で、、いろいろなことが起こることかな。

もう、ほんとにカッコいいんだってば!!
お2人が交互にソロを取られるのだけど、先ほどまでの漫才みたいなやりとり^^;;;がギターに持ち替わるとこんなに素晴らしい音楽になるとは。
こういう楽しさがあるから、、ますますライブやめられなくなるのよね、、、とほほでもあるけど。

そして、そのまま「ベルボトム・ブルース」へ。
これだけの達人が揃うとですね、、、もうギター2本でいいです!!他に音はいらないですって思えちゃう。
でもそれでいて、「ああ、ここにこういう音があったらいいなあ」なんて漠然と思うと、そこにちゃんと音が鳴ってるというこの嬉しさ!!!
大感激でしたね。
誠さんの唄も、ひときわ勢いみたいなものを感じられたし、、、
きっと、あの場で唄われるのがすごく気持ちがよかったんだろうなあって、、、物すごく伝わりました。

音楽って、、、いいやね、、、
いろいろあるから、、、いろいろ選べるから。
とは、どこかのライブで誠さんが言われたコトバでしたね、、、
本当に心から思う、、、というか、どんどんどんどんその裏付けが増えていってると思うよ、うん。

さて、、、、
お2人は、肩を組んでステージより退場されました、、、
なかなか鳴り止まない拍手が、何よりもこの日のライブの素晴らしさを物語ったのではないかな。

この日、初めて誠さんの唄を聴くと言う方が、かなりおられたと思うのです。
そして、丸山さんのファンの方もたくさんいらしたでしょうから、そのファンの方にも聴いていただいて、、、
誠さんも少し最初は緊張されているのかな、様子を伺いつつなのかな、、という感じはしました。
でもね、どんどん火がついてきたというか、静かに沸沸と燃えてきたというか、、

秋田の皆さん、本当に素晴らしいと思いました。
そして、音楽やギターを心から愛してやまない方たちの集まりだったのでしょう。
会場の雰囲気もとても温かかったし、、、
どんな音楽をやるんだ~? みたいなへんな構えたところがまるでない。
僭越ながら、本当に音楽に対して、気持ちがまっすぐなお客さまだったように私は思いました。
私は他県からお邪魔した身でしたけど、居心地の悪さはまるでなかった。
逆にすごくその空間が気持ちよくて、、、、あーー終っちゃうのもったいないなーーっていうくらいでした。
いい場所に来たなーーというか、
「誠さん、ココまで連れてきて下さってありがとう!!」
という気持ちでいっぱい。秋田、、、すごくいいぞ^^

私自身、「勘」とか「直感」を信じて動いていいんだなと。
ここんとこ、ハタからみたら「衝動的」^^にしか映ってないと思うけれど、、、
でも、「あ、これ!」と、思ったものは出かけちゃう。
大変なこともあるけれど、、必ずそれ以上のものが自分の中に残ることが、、、かなり確信できました。
今後もますます「直感」を大事にしようと思うのだけど。
そのためには、余計なことばっかして疲れすぎないようにしなければ、、、、だな(私の宿題。)。

*************

さてさて。
終演後、、その場でざくざくざく、、、申し訳ないくらい走り書きのアンケートを提出しました。
多分、さっきの福ちゃんさんが声かけして下さったと思う。
で、そのアンケートを提出するとまん丸い・・・ちょうど木製コースターのようなオブジェをいただけるのです。
確か、恵比寿の時はもう有無を言わさず手渡されてた気がするけど(笑)。
これは、分かってる方はとっくに推測できているでしょうが。
ギターを作るときにくり抜く、、、サウンドホールのそれなんですって。
それを知ったら、、うぉっと、、、これはとても大事なんだな、、と改めて思って、、、しっかり持ち帰ることに。

そして、その横では例のCD即売会・・・というか、、もうサイン会で、、人だかり、、、
エライことになってました、ロビー(笑)。

誠さんには、何度お会いしても、まともにお話が成立しているのか、自己嫌悪になることもある私、
でも今日は、1人だし、、自分でなんとか前に出るしかないなあ、、、
極度の緊張に見舞われつつ、、本当に心臓発作おこしかねない勢い^^;
お客様の波が何となく一段落したところで、、一歩踏み出してご挨拶をば、、、、、
本来ならば、「今日のライブ素敵でしたよーーー!!」とか、、そういうことを言うのが正しいファンの姿なのに、、なのになのにいえない自分(T_T)

逆に、、、明日(仙台のライブ)のこともあるので「英気養って下さい!」と誠さんの方から、旅の労などねぎらっていただいてしまう始末、、、おうおうっ逆だろうが、、(しっかりしろよう、ぢぶん。)

そして、即売会なのに、、CD買ってないのに、、、(苦笑)サインまでいただいてしまいました、、、
その模様については日記にもあるので6/12まで遡って見てください(省略・ずぼら)。
優しいお言葉とそのお気持ちで、体じゅういっぱいあったまりながらホテルへ戻りました。
きっと、挙動不審だったと思う、、1人で異様にニマニマしてたりして、、、

ま、そんな諸々もあったからかもしれないけれど、、、
思いのほか、、、またもやたくさんの「お土産」を持たせていただいてしまった、、そんなライブでした。

このツアーはまだまだ続きます^^
どんなライブが展開されるのか、この分だと楽しみ、、、まあ、自分で全部は見られませんけどね^^;
見に行ったお友達に教えてもらうことにしようっと♪

ちなみに、、オープニングアクト含め、、、みっちりでしたよ。
時間にして、2時間半くらいはあった。。。すごいよう。


※これにサインしていただいちゃいました。


* set list *

誠さんのセット

1 Melissa
2 ゆるして
3 信じられない恋におちた
4 今 僕を泣かせて
5 素敵な最後
6 My Love
7 Ain't no sunshine
8 Waltz In Blue

Martin Club Concert =秋田= (その1)

2004年06月12日 | 2004年ライブ・イベント
Martin Club Japan 15周年企画 MARTIN GUITAR SHOW & ACOUSTIC CONCERT

"The Acoustic Night 2004"
Rebirth -We Love Martin, We Love the Earth- Tour   
 
2004年6月12日(土)@秋田Club Swindle の巻。

~出演~

斎藤 誠(VO,G)
丸山ももたろう(G)

えっと。

「・・・何だ、やっぱ(笑)行ってたんかい!」ときっと思われたであろう、今回の秋田遠征。
ええ、ご期待通り、、、のこのこと^^イッテマイリマシタ。
だって、、、土曜日だったんだもん(笑)。
だからそうっと出かけることにしました。

最近は、直感的に
「ここかあ、、うーん、、行けそかな、行ける?・・・行けるなあ。じゃあ行く^^」
そういう行動に及んでしまうことが、、実はワタクシは多々あります^^;
その一環でありました。
この直感が意外と侮れないんですってば。

東北は、仙台以外は初めてなんです。
仙台は、、、えっと、、、、日帰りも含めて(笑)4回は既に行っておりまして、、、、
今年行けば、、5回目、、というか、、秋田終れば仙台に移動でしたので^^;5回目もすでに決定しておりました。
結局、、、好奇心アリアリな私は、ライブのついでに行ったことのない場所に行ける♪
これは素晴らしい!そういうふうに思っちゃう側面もあるんですよねえ。

**********

今夜の場所は、ホテルのB1に入っているのです。

何分初めての街、、、時間がなくとも出来るだけウロウロしてきたい私の性分(笑)。
ほんとーに、開演のギリギリまで近所及び駅周辺をウロウロしていました。
場所としては、駅前から近く、、、というよりは、えっと、、、バスに乗った方がよいという。
3つくらい乗る、、、でもまあ歩けるよという程度の距離。
ちなみに、、今回はワタクシ、、ライブ後の繁華街を徘徊する予定がなかったので、、上のホテルに泊まって楽しようという魂胆。
まったく横着モノではありますけどね、、、^^;
ほっといてちょーだい。

開場時間には、結構な人数のお客さんがもうヒトが列をなしていまして、、、
どんな感じなのかなあ、、、と、1人緊張もしておりましたが、、ホ!と言う感じです。
あ、それにあまり急ぐこともなくて。
席も指定だったから、席取り!!てこともないのだよね。

そして、階段をとっとっとっと降りていって、、
中に入った途端、、、

「あ。」

誠さんのマネージャーの佐々木さんを発見、、
というか、私が発見されたのか^^;

「こんにちは・・・来ちゃいました」

なんてマヌケな挨拶なんでしょねえ。でも、まあホントのことだし(笑)。
そう言えば、佐々木さんは前日の平松八千代さんのライブでも仕切っておられたわけだし、、、
お忙しいですよねえ、、、(同じキャップだったし^^)
ま、そんなこんなで何となく安堵、遠征仲間が他にいなくとも何とかなってるんですけど。
やっぱり知ってる顔があるとって、、、それがマネージャーさんってのは^^;

バーカウンタで、ミネラルウォーターのボトルを貰い、、、
席に着こうかなあ、、、と思ったけど、一旦物販のとこを覗く。
すると、今日の出演者の丸山さんと誠さんのCD(Careless Memories, Waltz In Blue)と、Tシャツ(ブルーの。)もあるではないですか。いえーい。

と、も1つ気になったのが、Martin Clubコンサートの、、どうもスタッフの方のTシャツ。ベージュの地のやつ。
うーーー、サイズぅぅ、、と売り場のおねえさまが何となく背格好が私くらい、、、

「私でも大丈夫ですかね」(←知るかよぅな問いかけ^^;)

と確認し購入する、、、2000Yenだもん。悪くないと思ったのだ♪記念になるしね。

**********

会場には、椅子がずらっと並んでいた。
前の方より、後ろが少し狭めなのかな、、、後でキャパを調べたら大体100+α(立見)ていうくらいらしい。
いい感じの広さじゃないかなあって思ったですよ。

で、、ナニを思ったか割り当てられた席が、、、すごい前、、、ていうか最前列、、、
でも、会員として買ったわけではないので端っこ、、、(ああ、助かったって感じ^^;)
こっそり見るには絶好の場所です(ほんとかよ。)

ステージは、、スタンディングで使うこともあるそうなのですが、、そんなに高いステージではなく、、
座っちゃったら、お互い目線が近いかも、、という距離感です。

最前列の席と、ステージとの間も、、、そんなにありません、、、
モノ、、置けたりするし(オイオイ)だって、、ビール置いてるヒトいたもん。

ステージの上は、ホントに椅子とマイクと、、アンプと、、、何の飾りもいっさいありません。
でも、逆にそれだからこその演奏が引き立つのですよねえ。

ただ、そのアンプが・・・・これ、誠さんのだ!!とすぐわかるシロモノだったのですよ。

なぜか。

だって、、貼ってあんだもん、ステッカーが、、、例の奴^^
(テネイシャスD・・・といって分かりますか。左側は間違いなくジャック・ブラックってやつ。いつの間にそういうものを入手されてるんでしょーかー^^;)
自ずと、、向かって左が丸山さん、右が誠さんという判断はつきましたのです。

**********

お客さんも、いっぱいに埋まりました。スゴイねえ、、、

時間になると、最初に黒澤楽器のスタッフの方からご挨拶があり、、、

まずは、オープニングアクトとして、地元秋田のブルーグラスのバンド「ケンタッキーブルー」の皆さんの演奏からスタート。
アマチュアバンドとはおっしゃるものの、キャリア15年に及ぶという、、、
皆さん、弦楽器で、、しかも、生音なんですよね。電気繋いでない、、、唯一例外はウッドベースだけだったかな、、、
ギター、ヴァイオリン、マンドリン、、、あと、本来ならば5弦バンジョーの方もいらっしゃるそうです。
(このマーティンのイベントに、大胆にもマンドリンだけがギブソンだったという、、、^^一生懸命、ネーム隠そうとされていたのはご愛嬌ですね^^)
また、メンバーさんにはアイルランド系の方もいらっしゃるのです。
こういう場に限らず、みんな集まって「せーの」で演奏が始められる、、、とのことです。
これは素晴らしいことですよ!!基本中の基本ですもん、、、セットがどーの、器材がどーの、なんてなく。

その方たちの、何とも心地のいいリズムと音たちで、空間がいっぱいに満ち満ちてました。
MCなどは、、本当、控えめでいらっしゃるのですが、そのご自分たちのバンドへの誇りも感じられて、、、
改めてここでも「音楽って、、、いいよね」という幸せな気分をかみ締めつつ、再確認もしたのでした。
もう、この時点で既に秋田に来た甲斐があったなあ、、、と心から思えたくらいです。

**********

さてさて、、、いよいよ。

まずは、お2人で登場。
誠さんは、白っぽい帽子にロングスリーブT(確か、袖が山吹色の。)

最前のお客さんがステージに堂々と^^自分用のビールを載せているのを、見逃さず、、、すかさず誠さん指摘^^

「すごいですね!!最初から、もうビールが載ってる!!」

いきなり誠さんたら
「まず・・・・これから2人でトークショーを3時間半やります!・・・・お客さんの腰半分浮きましたよね(笑)」

軽く、、カーン!と入りましたね♪
それを受けた丸山さんも

「お弁当、持って来ましたかあ?」

・・・え、今日は遠足でしたけかあ^^;;?

もう、いきなりのっけからお2人の応酬で「高座」状態に(笑)。
特に丸山さんは、ゆったりお話されるのですが(京都のご出身だそうです)・・・ツボは外さない(笑)。
そして、なんとお2人が同い年であることが判明!!

「えーーー、うそ、、老けてるぅ、、、オレが!」

ノリツッコミというやつですね^^;(私の印象・・・ファンの方ごめんなさい、、ワン系でいらっしゃいますよね、お顔の感じ、ミニチュアシュナウザーとか想像した私です^^;)

誠さんが「東京のライブでは、2時間のライブで3曲っていうじゃないですか」と問うと、
「あ、それはやってる方です」・・・・おみそれしましたっ!!!

**************

そして、まずはマイクを丸山さんへ、、、

どうも、丸山さんのリズムを察しているらしいスタッフの方が、袖の方で「無言のプレッシャー」をかけておられるようでして、、

「あ、やりますやります」

て、感じなのだ。それもわりとゆったりしている、、

誠さんからも予めお話はあったけれど、丸山さんのスタイルはボーカルなしの「ソロギター」の名手でいらっしゃいます。

セットの中では、ご自分のCD「誰想彼」(たそがれと読みます。)のセールスプロモーションも随所で欠かしません!!
「今日は20枚しか持ってきてないんですが、、、早いもん勝ちですよ。・・・なんならサインしますか?値打ち下がるけど」
・・・・どーんと、落とすところちゃんとあるのですね(笑)。

時折、次の曲目を胸ポケットから出して確認してみて、、、
「・・・あ、わかりました」とかやってらっしゃるし^^

ちなみにギターは1本で通されまして、曲によってはチューニングも変えながらです。
お使いになってるギターは、マーティンの74年に作られたものを75年に購入。もう約30年は使われてるものだそうで。
丸山さん曰く、、、「30年でもギターの場合は、かなと老けます」(外見が、、、ということ)。
ただ、そこからが長いのだそうです。
「きちんと手入れをすれば、、、バイオリンよりは大きいので何百年というわけにはいきませんが、、100年はもちます・・・勝手に
僕がそう決めたんですけど」(かくっ^^;)
ということでした、、、へえ、、そうなんだ・・・と、途中まで信じ込みますた、、、
ま、これは、アコースティックギターについてのお話かと思うけど。

明るめの曲、、、ちょっと暗めの曲、、どん底の、、、などとお話されながら、、
長調、単調、、、「どん底」のコードまで比較して弾いて下さいます。
・・・うんうん、明確ですね!!

そんなことをお話してるなあなんて、うっかり聞いていると大変です。
「僕も40を過ぎまして、でも、まだまだです。・・・・青春、、まっさかさま・・・・落ちてるやーーーん!!」
ご自分でゆるりと・・・突っ込んでおられました、、、なかなかの名言だと思うんですけど、、、^^

そして数曲が過ぎたところで、、、
「えー。これからアンコールに入ります。
皆さんの気持ちとは別です、僕の気持ちです(笑)。みんな強制です。先にやっときますから」(おいおいおいおいっ^^)

お客様のノリが「も1つカタイかな、、、と思われたのか」(そでしたかあ?)
で、、、「じゃあ、ここで面白い話しますね」・・・「ギター置きますわ」(おいおいっ)

と、おもむろにお話になったのは、持ちネタの一つなんでしょうか^^
ご近所の83歳のおばあちゃまのお話を。
左の膝が痛むので、お医者さんにちゃんと診てもらった方がいいですよ、、と勧めたところ、、、
ちゃんとお医者様に行って診ていただき、、、
でも、お医者様にも「うーーん、特に悪いところは見当たりませんねぇ、、、お歳のせいではないですかね」
と言われたそうですが、、、おばあちゃまきっぱり、、、

「いや、歳のせいじゃないです。だって、右の膝も同い年ですから!!」

・・・・めちゃくちゃハッキリした83歳と感心しておられました(笑)。
そかー、右目と左目も同い年、、、右ひじと左ひじも同い年、、、(あゝ、彼をどこかで止めて下さい^^;)

そして、なぜにここまでCDプロモーションが激しいかと言うと、、
中学生になる息子さんがおられ、、「扶養家族」を養わなくちゃいけないからなんだそな、、、
やれ、おとうちゃんはステップ(シューズの量販店みたいな^^;)のスニーカーで我慢しているのに、ナイキのを買ってやったとか、、
そしたら、今度はSTUSSYのTシャツが欲しいとか、、、おとうちゃんは大変です(笑)。

そして、そのCDも消費税の端数は「いりません!」という大盤振る舞い(少し違)。
その売り方の口上が、、いつぞや見た、、、某センチメンタルシティロマンスのお兄様方のそれとそっくりだったので大笑い^^
全く、、、これくらい年季が入ってらっしゃる方って、、どうしてこんなにオモロイのでありましょうか、、

その息子さんを4歳か、5歳のときに初めてお使いに出した時のことを思って書いた曲、、、その名もまさしく「はじめてのおつかい」。
その曲は本当に軽快で、ちっちゃな男の子がスキップしているみたいな感じのする曲なのでした。
演奏にあたって、チューニングを直してらしたのですが、、、
よくわからなくなり、、、(えーーーっ(笑))
これでいいかな、、合ってます?、、(なぜにお客さんに、、、?)似てます??
・・・・ああ、そっくりですね、、と、自分でおっしゃりながら、、自分で先に吹いておられた(おいおい。)。

東京でも随分ライブをやってらっしゃるそうですが、、
「秋田から見に来られる方もいらっしゃるんですよ」
・・・・なななんとその方は、一番前、真ん中に座っておられた様子で、、、
「この前はどうも、、、、またやりますからね」
などと話し掛けられておられ、、、、
皆さん、、、やりますなあ!!!(とても他人事には思えないやりとり(苦笑))!!!!

「楽しかったですか?」

お客さん、拍手!!
すると大変喜ばれて、、、

「ホントですか、そういうことでしたら、、明日もやります!!!」

更に拍手が大きくなる!!

「あ、じゃあ、急遽このあとのまこっちゃんのコーナーをやめて、、、」

・・・・楽屋でズルーーーっと誠さんがコケておられたであろうことは、十分想像出来てしまいましたの、、、^^絵も思い浮かんだ(笑)。

でも、、、

「また、最後に出てきます。二人でやります、、、えーーー漫才じゃありません」(笑)。

丸山さんのセットのラストナンバーは、アルバムにも入っていない、、ごく最近に書かれたものとのこと。
「月に届くまで」
丸山さんの女性観を映し出している曲らしいです。

ほんの何10分かを少しだけ聴いた、、私の感想に過ぎませんが、、、、
大・テクニック大会!!というか、それを駆使しまくる、、、というものではなく、、、
いや、実際使っておられることは間違いないと思うのですが、、、
むしろ、ギターの音の響き、、、、それからその響きの行間みたいなものをじっくりと聴かせて下さる演奏なのだなと、、、
しみじみ感じました。
実際は、もう涙出るくらいあのおしゃべりで笑い転げてたんだけど、、、(あのいつぞやのロック漫談のそれに匹敵^^;)
ただただ、私がよく知らなかっただけですが、、すごいめっけもんだったのかも、、、^^

私の駄文で興味を持たれた方のために、、、、サイトを記しておきます。
もし、よろしかったら訪問して下さいね、、、^^
書き込みの感じも、ほのぼのされてらして、何となくあのお喋りを彷彿とさせるものは十二分にあります^^

http://shonan.cside1.com/index.shtml
丸山ももたろうさんのページ。

http://www.milky.ne.jp/~musical/neomomokan/index.htm
もも&かんさんのページみつけてきました^^。
(丸山ももたろうさんと石井完治さんのユニット)


   ★☆☆★ ★☆☆★ ★☆☆★ ★☆☆★ ★☆☆★

で。
本来は、ここでセットチェンジ。

一旦丸山さんが退場されてから、、、という段取りを完全にぶっ飛ばしちゃったので、、、、
たまりかねて(笑)ここで誠さんが登場、、

結局、、、説明してもどうかなというので^^;;思い切り開き直った(笑)誠さん、、、
そのまま椅子に座ってしまい、、、丸山さんとお話、、、
そして、その周囲でスタッフの皆様が走り回ってセットを準備するという^^;すごいことになってました。わはは。

そして、改めて仕切り直し、、、

最初は「Melissa」からスタート。導入部をやや長めに演奏されて、、、
最近思うに、、フルサイズでないライブの時は、これをガツン!とぶつけていらっしゃるような気がしますが、、、どうでしょう。

そしてギターを変えて「ゆるして」。
イントロのギターの音色が本当に、耳に心地よい、、、、贅沢だなあと思える、、響きですね、、、

「こんばんはー、斎藤誠です!!」

今日は、何と言っても主役は「こいつらですから」と、ずらっと誠さんの周りを取り囲む^^ギターを指差す、、、
歌うたいよりも、価値あるギター、、、なんておっしゃられてました。

で、ご自分の挨拶もそこそこに、いきなりギターのお話に突入♪

東京でも確かされていたと思うのですが、、、改めてMartinのガットギターのお話をぱ。
「昔は、このカッタウエイそのものがイヤだった」そうです、、
そのカタチと姿勢に納得できないぞーみたいな、、、でも、イザ弾いてみるとすごく弾きやすく、、、
「何ら否定するところはない」(苦笑)。
と認識を改められたとか。

「これからは、ワタシの講義になりますからね」
と、前置きされて使用する木材、、ひいては地球のことも考えなくては、、、という話もされ、、
そして、森林保護を考えた「スマートウッドプログラム」で育てられた木材から出来たギター。
それを今回使ってらっしゃるわけですが、、、、材質は桜(チェリー)、、、

「これがね、悪くないんですよ!」

といって、PAを通さず、、マイクに向かってギターの音を聴かせて下さる。

「僕じゃなくて、ギターがいいんですよ!」

と、おっしゃりながらも前にいらした女性に「・・・キレイ」と言われて、大喜び^^の誠さん。
(・・・あ、でも「お連れの方がいましたか^^;」ちょっとガックシ(笑)。)
いや、、でも確かにいい音色ですよ!!・・・誠さんが弾くからそう思うのかなあ、、、
(でも、そういうような制約・・・というえ、森林を保護しつついいものも作っていく・・・素晴らしいギターを作る、、、というところをこのメーカーさんは目指しておられるのでしょう)
しかも、音も悪くないし、パワフルだし、、軽量であるからして少々年齢を重ねた身には、「旅」に持っていくには大変ありがたいと!!!
(「・・・回しモノみたいですね(笑)」)

そして、そのギターの音色を生かしてと言われて選ばれたのは、、、

「信じられない恋におちた」

・・・・ひゃあ、、、なるほど、、、、
そうなのか、、唄だけでなく、、、そうやってそれに使うギターも選ばれているのだなあ、、、、
ギターというか、弦ものに触ったことのない私には、、新鮮に思うことだらけだったりするのですよ。
そしてまさしく、、、爪弾くとはこのことなんだなあ、、、改めて思い直していました。

今までの20年の中で、印象的な曲とおっしゃっていたのですが。
先輩桑田さんのお話を少しされて。
それで、ある時「意を決して」桑田さんにレコーディング参加をお願いして出来た曲。
それが、アルバム「ディナー」に収録されている「今 僕を泣かせて」。
(思わず拍手された方がいまして、、きっとこちらのファンの方なんだろうな^^「ありがとうございます」て、即座にお礼を述べられていました。)
で、、、
「今日は、ちょっと桑田さんがまだ来ていないので(笑)・・・・特別に1人のバージョンで!!」

「素敵な最後」は、ライブではソロ演奏の聴かせどころが多いのですけど、、
また、、少しばかりテイストの違うソロになっていました。
なんというか、やっぱりその場の雰囲気とかご自身のノリとか、、、そういうものが一度誠さんの中に取り込まれて「化学変化」めいたものを起こしているんでしょうね、、、そうとしか思えん!!
その素晴らしい熱演振りに、、唄へ戻る時に自然に拍手が沸き起こったくらいでしたもの。
勿論、そういうものに影響されてることは間違いなくて、、、唄にも一段と力が込められていました。

その拍手や、「斎藤さん、サイコー」の声に
誠さん、、少し照れてなのか、、思わず、、、

「うーん、、いいギターだーーーー!! (・・・くれるかな(ぼそ。))」(会場・大笑)。

えと、今やった曲が入っているアルバムは「・・・不注意な過去、、たいしたことない過去、、無責任な過去、、、、」^^;

「よく言われるんですよ、、、
オマエの恋は、唄だけかって!!そんなに唄だけかって。
・・・・でも、しょうがないじゃんね(苦笑)そんなもんですよね?」
でも。ご自分がこうして唄っていられる幸せのことを、心から喜んでおられるようでした。

秋田空港へ降り立って、、、
誠さんは嬉しく思われたのだそうです。
「ギター1本で唄えるというだけで、、迎えてもらえるんだなあ。嬉しいなあ。」
って。
じっくりと噛みしめるようにお話されていたから、、本当に本当に、、、嬉しく思われていたんだろうなあ。
こちらもじんわり来てしまいます。

さて、、、次は。
いろいろな人に感謝の気持ちを伝えたい思いが年々強まっているとか、、、

ポール・マッカートニー。

当時は、これが収録されたアルバム(Red Rose Speedway)が発売された時は、

「甘ったるくてやだなあ、、こんなんなっちゃったかよう」

と感じたそうなんです。でも、今はすごくしっくり来るみたいなお話を何度かされてますよね。

小学生の頃は、お友達が誘いにくる草野球やドッヂボール(それはそれでお好きだったようなのですが。)には目もくれず、、、
ヘッドホンで音楽(ビートルズの新譜なんか)を聴いていたり、、
毎月購読していた、、「ミュージックライフ」が自宅に届くのを心待ちにしていたり、、、
スポーツにそれなりの興味はあっても、最終的にはやっぱり音楽を選んでいたという。
それで、その雑誌の企画にもハガキ書いて投票しちゃったり、、、^^

「ポールとは、それくらいからの仲なんですよ!!別にネタじゃないですよ、ホントなんだから!!(強調)。」

ビートルズ、、、と言えば、
なにせ、コドモゴコロにポールがあの中で一番優しそうに見えたし、、だからえらいって^^
弦が四本しかない、、そんな楽器もあるんだなあって見ておられたとか。


その2へ続く、、