ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

斎藤誠のクリスマス大作戦!!@クロコダイル

2002年12月25日 | 2002年ライブ・イベント
斎藤誠のクリスマス大作戦!!
'02.12.25
 
~~~出演~~~

斎藤誠(vocal&guitar)
柳沢二三男(guitar)
角田俊介(bass)
河村カースケ智康(drums)
成田昭彦(percussion)
片山敦夫(keyboard)
深町栄(keyboard)
平松八千代(chorus)


■前置き■
いつものことながら、私の記憶だけが頼りです。
よたよたです。
ので、レポというよりは感想メモと定義したいと思います(笑)。
ましてや、、セットリストなんて作れません(涙)。
(あ、なんと誠さんがHPで、提示して下さいました。)
これからの課題だな、、、この件、、、

■ライブ前だ■
12/25、誠さんのクリスマスライブが、桑田先輩サポートの超多忙スケジュールの間隙を縫って、行われることになりました。
しかも2002年最後のフルメンライブだ!!

クロコダイル(渋谷と原宿の間くらいに位置いたします。)は、昔から何度となくライブをされていらっしゃる場所のようだし、いろいろと噂^^も聞く私にとっては、未開の(笑)場所でありました。
ビルのB1にあるところらしい。

とりあえず整列入場でしたが、、、、うー列が進まないよう、外はとっても寒いよう、、、
外で待っていると、コーラスの「ヤ」のつくおねえさまや、ベースの「つ」のつくおにいさま、ピアノの「か」のつくおにいさま・・・通っていかれます。あまりにもさりげないので、すぐに気づかないこともあります(笑)。
それでも、「か」のつくドラムのおにいさまには、お見かけ出来てとっても光栄なのでありました。
とても細身で、とても長髪でいらした、、、それであのドラムの音ですか、、、妙に感動していた変な^^私です。

やっとこさ階段での待ち時間も終わり、入り口でアンケート(これを忘れてはいけませぬ)と鈴(さすが!!クリスマスならでは。)を佐々木マネージャーさまから受け取り。
・・・列が遅々として進まない理由はこれだったかあ、と思わず膝を打ちまして、、入るとカウンタでドリンクオーダーしてんだけど、そこでみんな考えちゃってんだもん、、、

もうヒトが結構先に入ってたから、立見は覚悟っていうか、まあそりゃそうでありましょうって感じでした。
でも、立ってる方がいいぞよ、どうせ立って踊りたくなるだろし。

会場の飾りつけは、誠さんが指示したのかな。オトナのぱーちーっていうムード、というよりは、小学生の頃の「子供会」などでやったような飾り付け。(イメージできるかなあ?)
言ってみれば、会場の中をクリスマスツリーに見立てて、中を飾りつけるって感じかな。うん、そんな感じ。
クロコでのライブはスタートが遅く(8PMスタート)、なおかつ休憩(トイレ休憩^^)を挟んでの二部制だそうでして。
そうすると、おのずと終演は遅くなる。。。。
そのあたりの抜かりはなく、終電チェックをしてから、ライブに臨んだ次第です。

■一部■

ROCK SHOW!!っていう印象が強いかな。
登場した誠さんは、真っ赤なシャツに黒のキャップ(・・・だったと思う)。
で、MCも少なめ。
夢を聞かせて、、、で始まった(・・・・ハズ(お~い、もう既に記憶がおぼろだぞー。))
記憶の限りに、帰宅後書き出したメモを見てるけど、その殆どがバンドで聴いたのは初めてだったな、、
そもそもフルバンドを見たのが、春のツアーが初めてなんだから、まあアタリマエなんだけども。

「風を抱いて走れ」
で、ステージギリギリ(といってもAXみたいに広いわけではないけれど、、、というかよく9人乗ったよね、、、って感じかなあ。でも乗るんだな。これが。)
に来て下さり、お客さんをアオッたと思う。はっきり覚えてるのが、そこで前に一歩ぐいっと踏み出してギターを弾かれたこと。個人的にすんごくドキーっとした瞬間だったから。
「オレはディレクター」
は、「念願の」って感じだったかな。ガンガン行ってくれて、嬉しくて仕方なかった。かっこよかったしなあ。
「DOWN DOWN DOWN」
先日のネブラスカでも実は演奏されてます。
その時は、なんだろう。大事なものをそっと見せて下さるかのような、そんな唄い方だったように記憶してるんだけど。
このときは、思いっきり「ROCK」っぽくなってた。
「Dirty Thirty Man」
は、CDで聴いていたときより(ちなみに、WOMENに収録)、よりキュッと胸に響くものがあると思いました。
リアルタイムで聴いてなかったのが、少し残念だなあって、、、アルファ時代の曲に関しては、思うこともあるんだけど、、、まあ仕方ないね。これから何度も聴いて追いつかなくちゃ♪


他に演奏されたもの、、、
覚えてるだけ、、、
黄色いダイヤモンド、Telephone、きっといつか、名もない橋、、、
あと・・・洋楽カバー?

圧巻でした。
私、もう踊り狂ってたかも。既に汗だくー、あっぢーーーって感じだったし。
たかだか、1時間かそこらだったよね、ここまで。
決して広いとはいえないあの場所で、あれだけガンガン間近で聞けるだけで嬉しすぎる。。。
そそ、ここ何ヶ月かは、ドームのような大きいところで、スクリーンが頼りだったのだもの、、
ふと気づくと、誠さん背中が汗でびっしょり。。
「つのだ! タオル貸して」。
つんちゃん、ロコツにイヤそーな顔をして(笑)、タオルを差し出しましたとさ。
MCの時に、深町さんにBGMの演奏を依頼してみたり、、、

・・・とここまで、何気に書いてきて「ハッ!!!」。
この方たち、一体いつ合わせたのだ??
超!超!超多忙!!って、、ツアー終っても、桑田さんの年越しライブまだこれからぢゃん。
皆さん長年の盟友であるわけだし、、、、目をつぶっていても出来るとこは出来るでしょうけども、、、
実際、急遽曲の追加とか、平気で起こりうるみたいだし、、それをこなせる百戦錬磨の方ばっかだって言いますけどね、、、
・・・改めて、事の重大さに気がついていた私なのでした(鈍)。

■トイレ休憩(20分くらい??)■

■二部■

誠さん、おめしかえ。
黒のロングT(でよい?)の黒のニット帽。
・・・それにしても、あの真っ赤なシャツは鮮烈でかっこよかった、、、
ここからは、ヤッチーも加わります。
AOR タイム・・・の後、「クリスマスという時期に、お呼びだてして申し訳ありません、、、」とMCがあり、、
ヤッチーに関するギャハハなエピソード(私はとっても可愛いと思った♪ドームでのサウンドチェック。ヤッチーは面白がって「うわーーー」っとマイクごしに叫んだという)を、誠さんがぶちまけた時点で、二部は一部と違うムードだぞって予感なのです(笑)。

成田さんがドラムを叩いてのDiscoタイム。(注目!!成田師匠。誠さんと同じ髪型だー!!)
「沸点」では、みんなで「沸き上がりました」^^嬉しかったなあ。あれはめちゃくちゃ楽しかった。ふふ。ミラーボールも回っちゃったし。

「クリスマスの恋人達」では、またまた一緒に唄ってしまって。。。ここでくだんの鈴も活躍♪
いつの間にか、コーラスパートにも分かれて唄ってしまったりで、、、

「Help me night」では、誠さんの抱腹絶倒のパフォーマンスが(音楽的にもね^^)ありーの、(後日「夕陽の交差点」でフォローありましたが、昔っからの「お約束」だったらしいですね~)
「SILENT WIDOW」では、スティーリー・ダンをはじめいろーんなモノが曲中に散りばめられていて、楽しさも極めつけ。
昔やってたままの「くどい」アレンジだそうですが、、、オモロすぎる。。。ウケまくりでした。

そのまま「歯が痛い」に流れ・・・恒例の・・・の筈が、誠さん以外がみんな倒れちゃったよ(爆)。
確か、春の神戸では倒れていなかったと記憶してるんですが、、、、遂にカースケさんまでが沈没!!!そこまでやるかって感じで靴のウラ見えてましたもん。
私が立ってるとこからでもはっきりわかった^^お茶目ですねえ。
みんなで「カースケ!!」コールを送り無事復活!!その時に、スティックくるくる。あれ、めっちゃかっこよかったー。
それにしても、今度はもうお客の方が端から倒れていくしか、もうこの後の展開は有り得ません(笑)、なんてこった^^;

・・・で、全く普段控えめといいますか、慎重な方が、何らかのきっかけで弾けて「暴徒」と化すと、すごいことになるのね。
つくづくよくわかりました、ははっ。・・・そして、決して誰も止めようとはしない(笑)。
でも、文句ナシに楽しかったーーー。

■本編終了♪■

客席からのコール。
サイトー!マコトー!という声援が呼びあってました。いつのまにか。これは傑作かも♪

■アンコール■

マコトマンTで、誠さんが登場。
クリスマスプレゼントとして桑田さんのツアーの時の(そ。あれは誠さんセレクトなのさ。へへん♪)客入れBGMを、MD化したものを準備されてました。
これを巡って、ジャンケン大会。
なかなか強い方が多く、熱戦が繰り広げられたのでありました。(ちなみに私は、大体2、3回でアウチ。ジャンケンについては秘策がないんですだ。)

その後、お1人で「さよならをするために」を唄われました。。
この時点で、ノド枯れていらしたみたいです。・・・トーゼンか?!そのせいか唄い直しもあったし。
カバーコンピ「あろは」に収録されたこの曲は、ホントに誠さんにとってもfitしてますね。

「あなたに逢いたい」で、再びバンドのみんなと、会場のみんなと唄って。
「Missing Serenade」では、CDのように間奏でみんなとハンドクラップ。途中でそのクラップをする個所をもうけて下さってたみたいなのでした。

最後の曲は、「ララル」で締めくくり。
誠さんのキャリアはここから始まっているのですよね。
もう20年にもなるというのに、決して色あせない「something」が絶対にあると思います。というか、ますます確信しました。

この日のライブは、ホントにホントに誠さんご自身が「やりたい!」ということで、決行されたもの。
その心意気と、情熱がイッパイイッパイほとばしっていた、そんなライブでした。。
2002年、誠さんのライブ(セッション、サポートも含め)いくつか見ましたが、いっちばん弾けたことはまず間違いないことでしょう♪
あんなスゴイライブを、あんなに間近で見てしまってよかったのかしらん。
、、、イヤハヤ本当にすごい方と「出会って」しまったものです、、、

ジョーン・オズボーン、カバーアルバムをリリースの巻

2002年12月22日 | カフェララル・私のお願い(音楽編)
はい、やってまいりました。
ここで再び登場(・・・生放送出演は、お休み中のため。)の私、サイトーマコトでございます。
Mr.AOR!! ・・・言っとかないとね。
もう、ここんとこずっとロックンローラーになっていますからねっ!!(注・ちょうどこの時期は、桑田佳祐さんのソロツアーにギタリストとして参加している最中でした。)

私の小さな小さな胸を鷲掴みにして離さなかった、映画や音楽の数々を皆様にご紹介させていただいております。
カフェララル、オーナーズルーム、オーナーおすすめの一品、「私のお願い」。

今日は、白人女性アーティストのお話でございます。

~(中略)~

60年代から70年代にかけての、ソウルミュージックとかロックをカバーしたニューアルバム「How Sweet It Is」をリリースしたばかりのジョーン・オズボーンのご紹介です。

あのね、今年はね、国内でも去年に引き続き、いわゆるカバーアルバムリリースが非常に華やかでございましたけれどもね。
僕自身も、先輩・原由子さんの「東京タムレ」をプロデュースさせていただいたりとか・・・
秋には、所属事務所のアロハプロダクションズのアーティスト勢揃いの邦楽カバーアルバム、ビリーバンバンの「さよならをするために」を唄わせてもらいました。
とっても幸せな1年でございましたけれどもね・・・、

でも、考えてみればね、このカバーって作業。
古き佳き唄でしょ、佳き音楽・・・これの見直し、あるいは発掘といったまあそういった意義みたいなものも確かにあるけれども、
実はね、それ自体ね、かなりね、大それたチャレンジなわけでね。

「元がそんないい曲ならば・・・そいつをいじくるからには・・・相当覚悟ってものが、オマエ、あるんだろうなっ!!」

てことになると思うんですよ。
単なる原曲へのリスペクトじゃダメだと思うんですね。
聴いた人が「なるほど!!コイツが、こういうやり方もいいねえ」って思うものを作らなきゃダメでしょ?

でですね、今回のジョーン・オズボーンのアルバム「How Sweet It Is」!!
これがね、今言った「こりゃあ、こういうものもいいやー!」てやつなんですよ。
それどころかね、単なるカバーアルバムという役割を超えてですね、ジョーン・オズボーンのね、代表アルバムになるんじゃないかなと、言い切ってしまいたいくらいの勢い。

何が素晴らしいってね、「唄」なんですよ。
あのね、この人は95年のシングル「One of us」。
これ・・・大ヒットしすぎてね、、日本人でも当時そっくりな曲が幾つか出て来ましたけども(内緒)。
まあね、そのくらいヒットして勢いがあったんだけど、その後がどうも静かになっちゃった。静かーにね。
この番組でもね、一昨年前に出たアルバムの中から、1曲かけさせていただきましたけどもね、確かにちょっと地味なんですよ。

で、その後に今回出たこのリリース!
なんと今回は、純粋な歌手のアルバムでした。
ええ、私ね、目から鱗がボロボロ・・・と。
自分はね、この人の声、ノド・・・唄が大好きだったんだって気がついたんですよ、アタシ。
これだ!これを待ってたんだってね、なんて魅力的なノドなんだ!!

つまりですね、言わしていただきます。
猫も杓子も、シンガーソングライターでなくてもいいだろうと・・・私は思うんですよ。

5年ぐらい前からね、特に女性ソロアーティストって言うと、自分の心の中身とかね、痛み、苦しみ、悲しみ・・・こういったものを全部吐露するようなスタイルが主流になってきたでしょ。
当然自分で歌詞も全部書いてね。
多分そのバックにはアラニス・モリセットとか色んなアーティストの成功があったからだと思うんですけども。
それは私も大好きですよ、よく聴きます。歌詞とか見ながら聴きます。
でも、そういうのばっかりじゃなくて、単純にね、素敵な歌声、ノド・・・そういうものがあっていいじゃないかって思うわけです。

昔で言えば、フリートウッドマックのクリスティーン・マクビー・・キーボード弾きながら唄ってるオバサン、、、とかね、ボニー・レイットとかね、
ああいう声自体に圧倒的に魅力のある人・・・そういう人がね、もっとどんどん出て欲しいって思ってたんです。
そしたらこれが出てきた!

しかしそれにしてもね、この人のね、歌い手としての器の大きさ!!これを思い知りましたよ、今回。
ただのロックおねえちゃんじゃないです。
唄の持つね、郷愁感ていうのかなあ、哀愁があるんですよ、淡々としていて、ちょっと枯れていて。
何よりね、圧倒的にあったかいんですね。
やっぱりこの寒いシーズンにですね、よくぞリリースししたくれたって思うんですけども。
皆さんも是非この「歌手 ジョーン・オズボーン」の世界に浸ってみてください。
とにかくね、先入観なしに、カバーアルバムだっていう意識さえなく聴けると思います。
部屋を暖かくしてですね、是非彼女の気持ちいい唄声を聴いてみて下さい。

私のお願い!!

というわけで、今日は先月11月21日にリリースされた、ジョーン・オズボーンのニューアルバム「How Sweet It Is」をご紹介しました。

それでは、このアルバムから・・・
もう原曲のマーヴィン・ゲイも、有名なジェームズ・テイラーのバージョンも忘れちゃうほど素敵です。
あなたに贈るオーナーおすすめのナイスソング、ジョーン・オズボーンの「How Sweet It Is」!!!


~管理人の追記~
オンエアのお話を聴いた少し後に、私もアルバムをさっそくgetして来ました。
1度目よりは、2度目、、2度目よりは3度目、、じわじわじわじわココロに染み入るかのような唄だと思いました。
噛めば噛むほど、、っていう言い方ありますけど、まさにそんな感じ。

買った当時は、そんなにヘビーローテーションというほどでもなかったのですが、
2004年に観た映画「永遠のモータウン」でも、インタビューシーンやライブシーンに出演されていたこともあり、
また改めて何度も何度も聴き直しをしています。
はっきりいいましょう、、、私もこれすごく好きです、ホントに!!

他でもお話をされていたような記憶がありましたが、ここでも誠さんの「カバー」に対する考え方というものが語られていますよね。

神戸ネブラスカ~独りでもドーンと歌うんです!

2002年12月16日 | 2002年ライブ・イベント
神戸ネブラスカ~独りでもドーンと歌うんです!~@神戸チキンジョージ
 
★前おき
最初にお断りしておきます。
これはレポではありません。「感想文」です。
しかも、メモも事後に取ったものと、あまり私の頼りにならない記憶を元に組み立てています。
だから、正確性にはかなり欠けています、、、その点をどうかどうかご了承ください。

今年(2002年)の後半は、先輩桑田佳祐氏のレコーディングやライブサポートにかかりきりの誠さん。
まさか、誠さんご自身のライブがあろうとは、、夏くらいに某所(渋谷の)にてそんなお話をされていたのは、私も覚えていましたが。
でも、現実としてそんなことが可能なのかなあ、と心配でありましたが、、、

が、やるといったら本当にやる方なのですね、誠さんという方は!!!恐れ入りました。
告知が実際にあったとき、びっくりもしたけどスゴク嬉しかった。
既に、私自身その前日の大阪ドームでの桑田さんのライブを見に行くことは決定済みでありました。
えーい、迷っているヒマなどない~、即滞在延長決定(笑)!!
2002年・・・既に三度目の関西、、、我ながら・・・(汗)。
 
★余談
前日の大阪ドーム。これも楽しかった。
いい場所で見られたこともあるし(やや誠さん寄りのアリーナ席~♪)目の前は通路。
これは、踊れ、騒げ、と言わんばかりでしょう。
噂のアーユーレディTを着ていき、ノリたおしでした。
余談ですが、実は誠さん気づいてくれてたかも??とごくごく勝手に^^盛り上がっておりました。(メデタイ^^;;;)
当日のMCでも、桑田先輩に「明日チキンジョージでライブだって?」と思いっきり言われ、すんごく慌てていらっしゃいました^^
一部で、歓声が上がってたんだけど、、、その一部の中に私は確実におりました^^(最後の最後にも一度言われて、あせりまくりでしたね。でも、桑田先輩ありがとー)
唯一、少し心配だったのが途中で転ばれちゃったのですよね。。
そうしたら、早々にご自分のHPの中でさっそくそのことを書いていらっしゃいまして(速報入れて下さった同士~~^^その節はありがとねーー)、、、少し安堵したものです。

で。

そんなこんながあったネブラスカの当日。
・・・・雨でした。(誰のせいかしらん^^;)
開場して、中に入ってみたところ、桑田佳祐さまよりお花が届いているではないですか。
このあたりの心遣いはさすがですね。

5月の横浜のTHUMBS UPで、ネブラスカを見ていますが、「本格的」ネブラスカを見たのは初めてだったかもしれない。

 
★・・・開演。
誠さんが例によって、アナログ用のアタッシュケースを持ってご登場。
(以前持っていらしたものは、5月の神戸ネブラスカにて粉砕(笑)の由。新調されていた模様。)
やっぱりこの距離感はいいなあと、思います。
だって、前日は5万人のドームの中で拝見したのです。でもね、アリーナ席だってやっぱり遠いのです。寂しいんですよね。
スクリーンだってそりゃいくつもありますけど、、、
やはり、等身大でいらっしゃるのが一番でしょう。うん。当たり前といえば、当たり前のことなんだけど、スゴク嬉しいんです。
ああ、、、やっとお会いできたなあって感じでした。
アロマランプに火をともし(で、あってる?)、ベッドサイドにあるようなランプに明かりをいれ。
まさしく、お部屋にお招きいただいたような雰囲気なんですよね。
(ふふ、その小さなサイドテーブルに置いてあるものの位置も、いちいち気にしちゃったりして^^それを思わず話しちゃう誠さんなのでした。)

「僕の大事な部屋」。いつものことではあるけれど、奏でられるギターの音色と誠さんの歌声に、ぐっと気持ちを引き寄せられるようなそんな感じ。
ちょっぴり「久しぶり」ということもあり、もう、いきなりそこで気持ちを動かされてしまう。
既に、そこでどうしたらよいものやら、グラグラ気持ちも涙腺も揺れているそんな感じ・・・・。

「こんな時期にすみません、いろんな予定断っていただいたんでしょう?」って。
でも、たくさんお客様が集まったことを、本当に嬉しそうに見ていらっしゃいました。

とはいえ、そこは誠さんのことです。
いろいろと考えておられます^^。
ちょっとした「飛び道具^^」もご準備されてましたし。
誠さんがぱんぱんって手を叩くと、何とコーヒーが運ばれてきたりして(笑)。
「レジはあちらです。」なんてオチもついてきた(笑)。

前日、ドームのライブがあり、翌日もライブということを聞いて、、、スタッフが、、、タイバンは誰ですか?
とか、ギター1本でそんなに時間持つんですか?とか、めっちゃ失礼なことを誠さんに向かって言われたそうな、、、
ホントにシツレーな!!!
いったいキャリア何年の方に言うのよ、それをっっっ、、、
誠さんならずとも、足踏み鳴らして怒っちゃうよ!!(誠さんも床踏み鳴らしてましたけどね^^;;;;)

「今年を振り返って」というようなお話も、ぼちぼちありました。
誠さん自慢の^^ウェブサイト。こちらも、アルバムCareless Memoriesのリリースと前後して、アクセスがスゴイ勢いで伸びているんだそうですよ。

また、今回より新しくコーナーが発足したそうでありまして(^^)
その名も「優柔不断なオトコの歌シリーズ!!」。
何が出てくるのかなあ、、と思っていました。
句読点の位置を間違って「ねこの唄なの?」って言われたこともあるとか。
え、なんだろなんだろ、、、と思っていたら。
「それもそうね この恋は」なのでした。・・・難しいぞ、間違えるほうが。。。
最初このタイトルを読んだ時、頭の中がハテナ?でいっぱいになった記憶がありましたっけ。
でもね、聴いた時になんて可愛い曲なんだろう!ってね、そう思いました。 
この日、途中の台詞の、
「きれいだね、」 「ほんとだあ」
って、お1人でやってらっしゃいました^^。
「1人でやると恥ずかしいなあと」照れられながらも、結構気に入っておられたのではないかなあ?
「まるで、斎藤のことみたいだ」とおっしゃっておられました。さて、このシリーズの今後の展開や如何に?

今回は、異様な盛り上がり方を見せた恒例の「リクエストコーナー」。
「あっ、もう出てきやがった」と言われつつ、さっさか、マネージャーの佐々木コウ氏がアロハの袋を持って登場。
「オイ、何でそれ着てんだよ」と言われたRARHのTシャツなのだった。
最初の前置きで、「R&R HEROの曲とかはやめてくださいねー、ギター弾いているだけなんですから、、、」
と言っている先から、いきなりオリジナル以外のものが出てきちゃった(汗)。
きよしこの夜・・・・。
しかも、どういうわけか、誠さんは必死に英詞で唄おうとされるのですよね、、、ところどころまだらだから^^;「誰か英語得意な人~!」と助けを求めつつ。
頑張っていらっしゃいました。
なごり雪、、、、
をリクエストされる大胆な方もいらっしゃいました。。。
(だからぁ、“何でもリクエスト”ぢゃないのよう、、、^^;無茶なお願いはやめませうよう^^;;;;)
歌詞が、またもあぶなくなった誠さん。
お客さんに少しずつ教えてもらっておられましたが、結局こっちに投げちゃった。
・・・ある意味贅沢?誠さんのギターで唄ったワタクシタチって(汗)。
「伊勢正三ですっ」ってやってらっしゃったのでした。(わからないヒトごめんっ、、、)

今回は、とうとうリクエストコーナー始まって以来という、誠さんの「白旗」(コーサン^^;)上げちゃう事態が発生。
その曲とは、、、
“冷たい月曜日”
かつて、原由子先輩に提供した楽曲、かつセルフカバーもされている、、、と言われている、、、
「えっと、Be-Grayだっけ?」とお客さんに聞いていらしたが、みんなさすがなのは、「違う違う」って即反応してるとこかな。
「シングルのカップリング(当時はB面といったはず)?シングル持って来てないよー」(まあ、誠さんとしたことがっっ)。
それでも、ナントカ必死に思い出そうと、真剣でいらっしゃいました。
出だしは、「80年代っぽいやつ」とかおっしゃって、何とか出るんですが、、、どうしても後が続かない。。
(この果敢なリクエストをした方には、お詫びに、、、ということで誠さんからプレゼントが、、、「ちゃんと練習しておきます」とのお言葉とともに。何にしよう?と見渡して。で、ステージのあちこちに飾ってあったトナカイさん人形達が「一式」^^。
で、なぜか、この子たちのうちの1人^^が我が家に貰われてきております、、、、大事に育てます^^)

かと思えば、いきなり名乗り出ちゃった方もいて、、、
・・・・んー、誠さんもあれは断りにくいよね、、、
しかも、何か具体的なリクエストではなく、一番好きな曲をやってくださいって、、、
しかし、果たして、それはリクエストなのでしょうか?とひそかに心の中で突っ込んでいたのは、私1人だけではなかろうと思っているのですが(意地悪。^^;;;)。
それに対して、誠さんはホントにホントに真剣に考えておられた。
なんだろなーなんだろなーって、唸っておられた。
そして、随分考えられた後に唄われた曲。それは、ジョージ・ハリスンの「While my guitar gently weeps」でありました。
「最近、一番好きな曲です」
と、おっしゃられて。
「うーーむ!!」
今度はこちらが唸る番でした。

今回は、質問も受けますよ、ということでした。
が、何よりもみんなが一番聞きたいというか、心配していたのは前日のライブでのあのアクシデントのこと。
質問が幾つも出ていました。
「報告が遅くなりましたが、、」
といって状況をお話になりました。
反対側のウイングにいた角田さんは、フツーに歩いていたので勿論なんともなかったんですが、、、
誠さんは右ウイングにいて、ちょっとエエかっこしぃ^^をしてしまい、お客さんの方を見ながら「カニ歩き」気味で(笑)。
そしたら、見事に足がもつれたという、、、
そのとき、見ていて私も「あっ」と、思ったのですが、スタッフの方も駆け寄られましたが、それより早く立ち上がられて演奏を続行されていましたので、大丈夫だったのか?という感じであったのですが。
手に痣をつくったり、すりむいたり、、、(手をついたので、アイシングをしたらしいのですけども)大事には至っていないとのことでした。
何はともあれ、みんな安堵です。

(お好きな食べ物の話で少し笑わせていただきました。
「んー、何でもいただきます」のお話のあと、「探偵!ナイトスクープ」でやってたけど、60歳以上の女性に好きな食べ物は何ですか?って聞くと、「あ、何でもいただきます」って答えるのが決まりなんだそうですね」だって^^
中でも、鍋、ちゃんこ鍋はお好きだそうです。北海道でよく行くお店があるとか。「何度か行ってると、ホントに僕と会いますよ」というくらいらしいのだ)

今回は、LA-LA-LUからの曲も飛び出しました。
例によって得意げに「オレ!」ジャケットの写真を見せながら、指差してましたよね。うひ。
「ジャニーズだったから」(嘘^^)。
そろそろ、アナログのジャケットの方も切れてきたりして、両方から盤が出し入れ出来るみたい、、、はは。
リクエストがあったのは、「もいちど添い寝」。とっても嬉しそう。
難題続きだったので、「あ、これは知ってる」(笑)。
唯一のロックンロールナンバーなんだそうです。桑田先輩からは、未だにこれでからかわれることもあるらしいです。
んー、確かにインパクト大賞?^^。
ご自分で歌詞の一部も読み上げちゃったりして、、(ご自分で書いたんでしょうに(笑)。)
もう一曲が「Real me」。
・・・・この曲でよかったです。あまりにも凄いことになってたからね。
私、好きです。この曲。

・・・・ちなみに、今までで一番多くやったリクエストコーナーだそうです(苦笑)。

やはり、クリスマスも間近ということで。
White Christmasを唄われた後で「クリスマスの恋人達」。お約束かな。
何と、今回も鈴のスタンバイがありました。幼稚園とか、保育園とかのお子がしゃんしゃんってやるあれが、誠さん用。
お客さんには、小さな鈴が準備されていました。
誠さん自ら、客席に下りて来られ配って下さいました。
近くのテーブルにいらしたものの、「みんなで分けて!」といわれおいていかれたので、、ワタシもふんだくりに行ってきました^^
(後日談 金と銀の鈴がゴールドのひもでつないであるのですが。これ、佐々木マネがTハンズにて買い求め、内職仕事したものだったそうでありますゾ^^ご本人から聞きました。)
途中のサビで、今回も一緒に唄いました。
演奏も全て1人でこなすため、お話しながらも手が止められない。
「1人で大変だあ」といいながら、でもとっても楽しそうでした。

途中何度かギターを持ちかえられるシーンがあり、ざっと鳴らしてみて「狂ってますよね?」といいつつ、チューニングを直すシーンが何度か。
私はギターのことは詳しくないのだけど、特にナイロン弦の場合は、ちょっとしたことで狂うそうなんです。
ナイロン弦のギターに変えられた音って、やっぱり違います。
当たり前のことなんでしょうけども、曲によって音色を選ばれるものなのですね。


で。えと。
私の方できちんとメモっておけばよかったですが、、
曲目、曲順全くぐちゃぐちゃです。記憶も他のライブとまぢってたらゴメンナサイ。
演奏されたもの、とりあえずは、順不同で書いてみます。(リクエストコーナー除く)

●僕の大事な部屋(最初の書いたとおり。何だかいきなりぎゅっと気持ちを掴まれた感じがしました)
●恋のペース
●曖昧な恋人
●素敵な最後(これは、いつ聴いてもかっこいい。バンドでもバンドならではの楽しさがあるけれど、ギター一本でもかなり引き込まれます。すごいです。誠さんの凄さを見る1曲です。)
●DOWN DOWN DOWN(アルバムでの唄より、抑え目に唄っていらしたような感じもします。でも、それが妙に心に響いてしまい、ホントに身動きすることができませんでした。この曲では・・・。)
●風を抱いて走れ
●RAIN
●MONEY TALKS (ライブで初めて聴きました。わお、かっこいい、、、、オリジナルで何度も聴き直しちゃおうと思いました。)
●THE DOCTOR(おおっ、これが聴けるとは。ギター一本でもかなりアツイですよ、これ。結構好き♪)
●名もない橋
●クリスマスの恋人達
●それもそうね この恋は
●きっといつか
●Missing Serenade(途中の間奏でのクラップ。誠さんが気づいてくださって、間奏部分を伸ばしてくださったような気もします。「来てよかった!」とおっしゃいましたね。)
●さよならをするために(まさか、ギター1本でやって下さるとは。嬉しい驚きでした。)
●君への想い(何か、胸がズキンと来ます、この曲。ライブで聞くと尚更でした。)
●ララル(一番最後の曲だったかな。ああ、ライブでこの曲が聴けた。ほんとに嬉しかった。。。しかも、このときは立ち上がって演奏して下さいましたよね。)

アンコールでは、アーユーレディTを着て颯爽と登場されました。ふふ。おなじみですね、、、
そして、、、二回目のアンコール!!と思ったら、あっという間に出てこられました。
「・・・早くしないと、みんな帰っちゃうんじゃないかと、、、」(心配性。)そんなことないですってばー。
椅子から立ち上がり、ララルを唄われ、途中つとマイクから少し離れて唄われるシーンも。
最後には、アロマランプを消し、ライトも消し、アナログケースを持ってステージ去られるのでした。
 
★補足
MCなど含め、結構面白おかしく書いてしまったかもしれません。
雰囲気自体は決して「ライブ」とはいいながら、堅苦しいものではありません。
ただ、ひところよくいわれたところの、「アンプラグド」というのでも、「弾き語り」というのでもない、誠さん独自の「ネブラスカ」なのです。
これは、本当に一度足を運んで体験していただかないと、うまく説明できないかもしれないです。
それに、その日の空気などによってもライブが変わってくるんです。(生き物ですよね。)
今回は、「静かなライブ」ということを誠さんおっしゃってましたが、静かでも「激しく、熱かった」。
といっても、熱いといっても「いえーい♪」と言うノリではなくて、内に秘めた、でも、その激しい部分がどうしようもなく、滲み出ていたように私には思えてならなかったなあ。
このライブをこの時期に無事できたっていう誠さんの嬉しさと、それに立ち会えた私たちの喜びとの、どうしようもなく幸せな出会いが確かにありました。
本当に、文字通り誠さんの一挙手一投足から目を離せない、離せるわけもないというひと時でした。
何が起こるか、わからないんです、誠さんのライブって。小さな奇跡の連続なのかもって、ますます最近思う。
今回のライブが終わった後に残ったのは、とてもとても幸せな気持ちでした。
なかなか、こんな素敵なライブってないんじゃないかなあ・・・。

またこれからもやって下さいね、ネブラスカ。

追伸
ルミナリエの素敵な時期に集合かけて下さって、ありがとう。
イルミネーションにも間に合いましたよ♪