ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

“アコースティック”in 原宿アストロホール (その2)

2004年05月21日 | 2004年ライブ・イベント
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アンコールに応えて登場♪

おにゅう^^のTシャツ、さっそく見せびらかしに(笑)。
誠さんは、ギターの手元の写ってるそれで、片山さんはAcousticのロゴのそれで、、、
ほれほれっ!見てもらうのはこっちだから!!と、片山さんに促してるのが、ちょっぴり可笑しかったなあ。
モデルは、、誠さん&片山さんでした^^

金沢でピンパッチ売り切れちゃったんだよーと、誠さん。

「ステージから押し売りしちゃった。全員にサインするからって。
ライブ終ったら出口にすぐ駆けつけて、帰れないようにしちゃった(笑)」

・・・・そうだったんですかっ、、うっわぁぁぁぁすっごくラッキ~~!!と思ってたんだけど、お客さんは(笑)

ステージに置いてあるギターの半分は「観賞用」だった(笑)。
使ってるのと、そうでないのと一目瞭然ですよねって^^未だ、オソレ多くて使いこなせていないんです、、とお詫び、、、

「まだいーい?」と、お客さんに断って^^ギターのストラップのお話をば、、、
誠さんのHPのヒトリゴトにも、自ら長編として綴られておりました、、そのお話です。

70年代ものの、ビンテージのストラップを今回のツアーでは使いたいと思われた、、、
でも、THE BAND「ラストワルツ」で見る限り、それを使ったクラプトンを見る限り、、、「補強せねば」と思われたそうで、、
これをもって、

「このツアーで、エリック・クラプトンになる!!」

(会場・オオウケ。。。客席のこっちの笑いが少ない!!と指摘してみたりして、誠さん舌好調、、、モトイ絶好調・・・^^;)
思い立つと、その日のうちに何とかしないと気がすまない(うう、、、何かそのお気持ち、、わかります、、、)ため、、あのよなお話になったのだと。

途中、席を立ったお客さんに「あ、帰っちゃうんですが」(笑・元ネタ、林家三平師匠。)といつものように気遣い、、、「ゆっくりやってますからーー」(笑)。
で、その方が、戻ってきたら戻ってきたで「あ、おかえんなさい、今か今かと噂してたんですよ」(・・・最後までフォローは欠かしません(*^-^*))

そんなことも途中に、するっと挟みつつ、、、

どうも、、音を絞って練習してるらしい(笑・私のとこからでもわかりましたよう^^)片山さんにも
「片山、待っててね。(こんな話)そろそろヤダろうなと思って・・・」
ちゃんと気遣い、、、

それでも、話はまだまだ続く^^
(視界はこちらが想像するより遥かに広い方です、、いつも感心してしまうのだけど。)

その昔気質な、職人然としたオジサンに皮革のはぎれを分けていただいた後、、
自宅で、張り合わせる用のボンドにて・・・オジサンに敬意を表して、きっちり補強作業を完成!!

誠さんに

「引っぱってみますか?」

前で、魅入られたみたいにぼけーーっと聞いてしまっていた私なので、、そのコトバに「へっ!!??」相当焦りまくりました^^;
因みに、象が引っぱっても取れない・・・らしいです(←ほんとにぃ?)

(後日、5/29にその事実関係の把握に誤認があったと、訂正が誠さんのサイトに掲載されました。
本当は、そこまで補強をしなくても大丈夫なものであったらしい、、、とのこと。
そのことがあったにせよ、なかったにせよ、素敵なお話であったことには間違いないと私は思いましたし、、
誤りに気づいてそのことを率直にその内容をお知らせ下さる、、、そんなお気持ち・心遣いの方が、実はファンにはずっとずっと嬉しいお話だったりするのです、、^^)

と、そんなお話で盛りあがったところで、再びリズムポックスくん登場♪
で、ブログラムチェンジ・・・は、ボタン1つで完了!!いぇい♪
スタートさせてみると、「結構、低い音出るね」「いいねー」てなお二人のやりとり。
「・・・ずっと喋りたかったんだろ」と誠さんが問うと、「実はね」(待ってました)^^みたいな、、ふふー。

そのまま「The Lady Wants To Know」・・・・すごくいい感じです、、、この流れ。
ホントに、ツボに入りまくってる感じの今回のライブです。

(リズムボックスのあの音の感じ。好きなんですよね。かぽっ!ていうそれ。
昔、やってたエレクトーンの当時の機種がリズムボックス使えたのですが、、あんなイメージに近い。今はきっともっとリアルになってると思うけど、、そうじゃない分不思議なあったかみがあってね、、)

そして、再び桃子さんを呼び込み~♪
桃子さんもTシャツ着用♪「やっぱ、似合うなー」誠さん大喜び^^
裾を軽くしぼっておられたのですよ♪

さっき、「ホントに言うと思わなかった」と、飲みでの武勇伝?!についてのお話の件で、誠さんに詰める桃子さん。
「・・・じゃあ、明日から言わない」(・・・おいおい、かわいく言ってもだめですから^^;)。

ここでも、ブラインドフェイスを。
「Can't find my way home 」。
高校時代に、クラプトン系のブルースのコピーバンドをやってらしたという桃子さん。
ギターの彼にずっと片思い、、、の話に未だに嫉妬しています、誠さんてば・・・・・^^

退場は、、、あ、また後ろ向きに走ってった^^;(コントですかっ!)

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二度めのアンコール。

ここ、アストロホールでのライブは2度め。
最初は、1999年にフルメンバーでのライブ、、、(かの、名作Tシャツ、アーユーレディ?が製作されたのはこのときらしい^^)
その時は、ホールの柿落としに近いような感じで、、、
そして、今度は4周年めのライブ。
こういった節目節目にライブが出来る事を喜んでおられました。

・・・・で、どうも予定していた曲を急遽変更する気になったらしくて、、、
「えっ」軽くざわめく客席、、、
ざっとチューニングも「・・・こんなで大丈夫かな」。

最近、全然唄ってないから、、、とおっしゃりながらも唄って下さったのは、、、
96年アルバム「ディナー」から。
90年代前半、リリースがなく、このアルバムが出るまでは本当に沢山の心配・不安を抱えていらしたのだそうです。
でも、このアルバムが出たときに、そういったものは吹き飛んだ。
みんなに会えることが、すごく嬉しい、、、これを今までわかってなかったんだと。
そのときの気持ちを、ちょっとばかり「ひねって」唄ったのがこれだったのだそうです。
勿論、それは「ディナー」。
足で軽くリズムをとりながら、、かの名曲が散りばめられている佳曲です^^。
特に「eat a peach」のところで、あえて、、♪オールマンブラザースバンド~~♪なんて、唄って下さって、、、大いに盛り上がりましたよ。

「オマエは、幾つになっても恋の唄だけだな」って。それでいい、定着させていきたい、と誠さん。
思い切ったように、「唄のなかの「恋」は、わりと得意です」と。
でも、ホンモノの恋は・・・ベツモノなんで(苦笑)。

「みんな、恋をしよう! オレと恋をしようぜ!」(なぜか、ファイティングポーズ、、あの某・・・せん・・ぱい^^;?)

と、ここまで言ったところで、、、

「片山っ!!今、ノドの奥で「ぶわかっ!!」って言ったろ!!・・・ま、いいけど「●゛●」だから」

聞き逃すことは、やはり有り得なかったようで^^;

なんて、そんなお言葉も聞かれたのでした、、、

いや、「唄のなかの「恋」」とっても素敵だと思ってます。
そのコトバとか詞の中に描くもの、見えるものって、、「各個人の感性の経験値」みたいなもので多様なもの見えると思っているので^^
ホンモノというか実際の、、ものより限定されない分いいのかも、、(なんて、私も勝手に考えたりする。)

バンド・・・いろいろなカタチで、唄うのはとても幸せなこと。と、おっしゃっていました。
今後もまだまだライブは続いていくし、、、
この後に控えている、Martin Clubのライブでも 「このギターを弾けるように」(鑑賞用^^;ギターを指し、、)精進しますとのこと、、

最後に「TO MY OLD FRIENDS 2」・・・まさしく、、ふっと風景がそこに見えたような、、そんな幻を感じたようなしっとりとした唄で締め括り、、、、、

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ウクレレバージョンのMissing Serenadeが流れる中、誠さん、片山さん、、、ステージのうんとギリギリ前に出てきて、、、
上手、下手それぞれで「ばんざーーい!!」^^とご挨拶です、、、

いいエンディングだったなあ、、、いいライブだったなあ、、、、
あれで、しばらく呆けておりました、、、
どうだったとか、こうだったとか、、、適切な表現が見つかりませんね^^;(んじゃ、書けないじゃんかよ^^;)

演奏中のお二人のバトル・・・というのではないですが、、、二人だって立派なバンドだぜぃ!!というものを実感した瞬間が何度も。
交互に目線を交わして、、様子を見るというか、、、タイミングをはかるようなシーンが結構ありました。
間近で見られると、すごく嬉しいものですね^^

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余談ですが、、

アストロ・・・目線の位置がそうだったのか、、
かなり照明がキツカッタ気が、、、、思わず少し手でよけたようなことも、、、^^;
スタンディングだと、また少し違ったかもしれませんね、、

ライブが立てこんでいた、怒涛週間の後だったからでしょうか、、MCしながらも指をストレッチされていたシーンが多かったように思います、、本当に本当にお疲れ様です!!

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そして、、

二人会。ホントに最高でした!!!!

ギターとキーボードとの組み合わせ、、、最初は全く予想もつかなかったけれど、、、
素晴らしいロックです、、これは!!
せっかくですので、
可能な限り、、、またドンドン展開させていただきたいカタチだなあ・・・・って思っております!!

* set list *

1 SIGN!
2 NEED YOUR LOVE
3 恋のペース
4 今 僕を泣かせて
5 空にお願い
6 You Are So Beautiful
7 DIRTY THIRTY MAN
8 太陽の隠れた日
9 Presence of the Lord (W / 鈴木桃子)
10 You belong to me (W / 鈴木桃子)
11 笑顔に御注意。
12 さよならをするために
13 Waltz In Blue
14 RAIN
15 Be My Be My Be My
16 I Surrender
17 横浜

En
1 The lady wants to know
2 Can't find my way home (W / 鈴木桃子)
3 ディナー
4 To My Old Friends 2

“アコースティック”in 原宿アストロホール (その1)

2004年05月21日 | 2004年ライブ・イベント
“アコースティック”in 原宿アストロホール   
 
2004年5月21日(金)@原宿アストロホール

~出演~

斎藤 誠(VO,G)
片山 敦夫(Key)

*****

鈴木 桃子(VO)
   

東京の天気はどうしちゃったんだ、おい!!
前日の日中は金沢にいた私・・・・確か台風とやらでどんよりした天気・・・。
翌日は、当然台風の影響も出る筈だから、、、嵐か?!・・・覚悟してましたが。

あれ^^;;;?

ものすごい好天・・・というだけではなく、暑いのだなあ、、、
どうなってんのかね。
今回は、雨オトコさん以上に、ヒッジョーに強力な晴れオトコさん・・もしくは晴れオンナさんがいらしたのか?!
真相は未だ不明であります。。。

ところで、今回の会場の原宿アストロホール。
クリスマスに2DAYSでライブをやった、BJW(ブルー・ジェイ・ウェイ)ここと同じ明治通り沿いなのですけども、
アストロは表参道からはわりと近いんですよね、、、、

この日、、、「なんなのさ、この仕事のたまりかたって」・・・たった1日半不在だっただけなのに、
凄まじい書類の山が出来上がっていた、、、
取りあえず、残業なんて持ってのほかだったのでドトーの勢いで、黙々とこなしました。
その甲斐あって無事脱出^^あーよかったっての。

わりと歩道に急激に面している会場だと記憶していたので、
(私が来たことあるのは、2002年の冬とも春ともつかない時期。某伝説のフォークユニット^^;;「かかし」見た時だったのだなあ、、、すごい濃い~~やつ。)あまり早く行って会場前でたまってる余裕ないだろなあと思って、、、軽く腹ごしらえをしてから会場へ。

会場横に細い道があるので、事実上そこで行列するのだ。
ロッカーもあるんだけど、やっぱり会場の外なんだよね、、、
そこでひとまずたまることにする(笑)。
そしたら、おとといの金沢で会った方始め、いつもお見かけする皆さんも続々集まってくる。
しかし、こうも集中して遠征とかでライブ見てると、一体どこなんだここ^^;;;な状態になってくるのだなあ、、、、
まあ、自分もそうやってるくせにだけどね。

しかし。
ふっと思い出してみれば、1年前のこの日、、、やっぱりライブ行ってなかったですか^^;・・・ぢぶん。
ええええ、行ってました。都内で、、、フルスロットルなやつ^^;
20周年記念公演として、渋公ライブを宣言したアレでした、、、、
これまた、今日のラインナップとは両極端な・・・ですね、、、^^;;;

開場すると、チケット切ってもらって、とんとんとんと階段を降りていくとロビー・・・らしい小さなスペースがあって、
・・・・いきなり会場だったりする。(そのスペースで物販をしています。)

とにかく場所をまず確保。
えっと、、、いつもつい、、退き気味に席を選ぶ私ですが、、、すいません、ホントに根性ナシなもので^^;
元々、スタンディングを想定しているせいか、ステージがやや高め、、、てことで。
安心して(なににだ?)前に行かせていただきました、、まあ大丈夫よね(だからなんなのさ。)、、、みたいな^^;

この日から発売を開始という、ツアーT。
さっそく、3種類出ていましたが、、、、ひとまず手元アップ!!なやつを購入^^

最低限、、自分なりの最低限の「任務」完了、、、で着席。
で、、ステージには、向かって左側にはキーボード、、、
そして、右側には、、、、

なんぢゃこりゃ^^;;

思わず笑っちゃうくらいの数のアコースティックギターがずらーり、、、
・・・自慢?
・・・それとも、ツアーで限られた本数しか持っていけなかったけど、、東京に戻ってきたからにはっっっっつう、、、ウサ晴らしですか^^;;?
あの様子ですと、多数のギターに囲まれて誠さん唄うの図ですな、、、(笑)。

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まずは、誠さんお1人が登場。
あ、軽くはおったシャツの下には、さっそくツアーT(Acoustic)をお召しです。紺地の白のロゴ!!

誠さんの今回のツアーのための珠玉のセレクトのBGMが流れるなか、、準備。

軽く足を踏み鳴らしてリズムを取りながら軽快に唄い始められた曲は、、、なんとなんと「SIGN!」なのでしたよ。
いきなりびっくりしました。全く予想外でした、、、

更にもっと予想がつかなかったのは、2曲めの「NEED YOUR LOVE」。
少しビデオで見せていただいたことはあるかもしれないけど、初めてかも。
あんまりびっくりしたので、、、、、口が開いたままになってたようで^^;・・・慌てて手でおおう始末^^;
2枚目のアルバムに入ってる曲なんですけども、すごく好きで。。。
でも、ああ、なかなか唄ってくださらないんだなあって少し残念に思っていたところだったのです、、
なんでこれが!!びっくりするやら、嬉しいやらの1曲でした。望みが叶うんだなあ、、ずっと願っていれば、、、

そしてここで今日のパートナー、片山敦夫さん登場♪

「まだ喋んなよ!」

と、軽く釘を刺す誠さん、、、

そして、誠さんの靴音^^でテンポを取りながら始まったのは、「恋のペース」なのだ。
キーボード、ギター、、ぐうぅぅぅぅんとボリュームを落とし、、、本当に誠さんの靴の音だけがよく聞こえたり、、そんな場面もありましたけ。
途中「アーユーレディ?」を手始めにご挨拶、、、(アストロは、99年以来だそうです)
客席を見ながら「座ってる人と、立ってる人の待遇の違いはなんなんですかっ?!前半戦と後半戦で入れ替えますから・・・(嘘^^;)」

そうなんです。この日は客席は椅子・・・・も並んでいたのですが、、、どうも当日券とか遅めに来られた方には椅子が行き渡らず、、、立見状態だったのです。。。それが結構な人数でしたね、、すごい!!さすがに東京はホームだなあって思います。

続けて、ピアノから始まったその曲は、、、「今 僕を泣かせて」。
その片山さんのピアノに呼応するかのように、ギターのみで唄うときと、
微妙に誠さんのボーカルのニュアンスも、温度、、、うーん、表情というべきか。
少し変わったことに気づいたのは、きっと私だけではない筈ですね、、
なんだろう、そのいつもと違う表情だけでなく、、奥行き感に満たされてというか、その深さというのかな、、違って響いたのでした。
モノスゴク新しい発見でした。
やっぱり、名曲はどうやっても、聴こえ方は違っても、、素敵なんですね、、うん。

今回はね、今までと全く違うセット。
それに、今までCDで聴いていたときとも、全く印象が違う、、、「全然、、わかってなかったのかも、、」と、改めて「奥深さ」みたいなものに衝撃受けっぱなしでした。

「空にお願い」。こんなにもこんなにも優しい優しい唄だったんだなと、、、特に詞が。改めて認識しちゃいました。
これをフェイバリットソングとして「おっ!」とピックアップした方には、「自分のこと、しっかり掴まれちゃいましたね」ておっしゃってましたよ、、そう言えば!!

「You Are So Beautiful」・・・やっぱりさすがです、、某所で聴いて「身動きできない」聴きながらにして、固まっていたこともあるこの曲です。
(すんごい、近いから、、唾の飛ぶ様も実は見えちゃったりする^^;・・・ライブ中、、一番だったと記憶してます、、すんません、、そんなとこ見てどうすんなですね^^;;;;;;;)


MC・・・・

東京でライブを演るのは、実に5ヶ月ぶりのこと。
それは、例のカウントダウンの「イケイケのアホアホの」^^;ライブのことでした(笑)。
時計をステージに表示させ、、、カウントダウンの方がメインになっちゃった(・・・誠さん曰く、、)ライブ。
その時は、「アコースティック」なんてコトバはまず存在せず、、、、^^;
今回は、21年目ということで「ゼロから出直し」です、、、とのこと。

本日のパートナー片山敦夫さんを「愛と友情のオトコ!」として、改めて紹介をぱ。
「こんばんは!!」と、オンマイクでご挨拶なさる片山さんに、、、「あ、こんばんはって言った(^喜^)」。
「今日は、どこまで(片山さんが)入ってくるか、楽しみなんだ」そうな。
そうか、そういうテーマも誠さん的にあったのですね、、、^^;

今日も本番前に、「シャツはどっち(の色)がいいかなあー」と、誠さんに相談。
同じような色だと被っちゃう、、、などと心配されていたり、、、
で、また暫くおいて、、「で、ズボンは?」(笑)。
そのあたりのやりとり、いつも通りなんだろうなあと思うと、、、大のオニイサマたちではありますが、ちょっとクス^^って。
また、誠さんがせっかく「大変なキーボーディストですよ」と誉めていると同時になんかマイクで「あ゛ー」とかやったみたり^^;
「被ってそういうことやるとこは、全然「大変じゃない」」と言わしめてしまいました^^;
頑張って、片山さん^^!!

とにかく、ギターとキーボードっていう組み合わせ。
これは、今までにないカタチでのセッションなので、ご自身も「楽しみたい」というお話でした。

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少しパイプオルガンのような音色を思わすキーボードから始まったのは、「Dirty Thirty Man」
バンド編成の演奏では、「熱く、激しい」ロックになるのだけど、
お二人だと、一見静かなようでいて沸沸と「内に秘めた」エネルギーを、却ってこちらに思い知らされる、、、そんな感じ。

確か、30歳の時の曲って伺ったのですが。
40を過ぎ、50・・・60歳と、ずっと唄っていって欲しいなあと個人的に思う曲の1つです。
最近、ますますそう思います。

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さて。

いよいよゲストの登場かな、、と思わせるセッティングが舞台上であり、、
と、思ったら楽器担当のドイさんが、、諸々の確認で中央の椅子に座った時に、、誠さんに見つかり(笑)。

「びっくりしたあ、君が唄うんじゃないよね」^^

決して黙っては帰さない^^

そして、「Presence of the Lord」のイントロに導かれるようにして、鈴木桃子さん登場。

(さっき、ピンク色のドレス^^と、、、予告した誠さんでしたが、、、残念でした。ドレスではありませんでした^^でも、ピンクをベースにしたブラウスにジーンズでした^^)

これが、とっても渋いアレンジだったんですよね、、、
テンポをぐぅぅっと落として、誠さんとのデュエット。

2日前に、金沢のライブでは1曲目がこれでした。
あの曲が、、、ここで、こんなカタチで!!という驚きが最初にあり、、、、
それと、今年初めの都内のライブハウスでたまたま遭遇したお二人の競演を思い出し、、、
しかも、、おそらくはこちらの方がもしかしたら桃子さんの本領?かもしれない、、というくらいの、素晴らしいパワー溢れるブルース。
・・・コトバをなくすとはこのこと。ものすごくカッコいいんだこれが。

実は、この曲、「一緒に唄いたいね」とかねてから決めていた曲なのだそうです。
それが、もう随分前になるものの、2002年の仙台でのアロハオールスターズライブの打ち上げのこと。
アフターライブが相当な盛り上がりを見せ、、ここでは語れないようなこともあり・・にもかかわらず誠さん喋ってしまったけど、、黙っておきましょうねー^^(笑)
その打ち上げなどでも、唄われていたのだそうです。。
でも、そんなこんながあったため、誠さんのバンドのメンバーの間では、桃子さんの人気大沸騰^^てなオマケもついたみたいですよん。

20周年記念アルバムを出した以後の各ライブにて、、、どうしても再現できなかった曲が1曲。
「You belong to me」
で、やっと今回それが実現する運びに、、、
誠さんと本家MM様がセッションしたものを、桃子さんも聴いたのだそうですが、、

桃子さんに「すごいかっこいいんですよ、どこかで出せばいいのに」とかって^^ネットとか、、インディーズでとか(笑)。煽っておられます^^

今回はせっかくそれが実現するということで、収録されたものとボーカルパートを少し変えて演奏されたのですよ。
すごいよ、、これ^^
他にコトバはないのかって言われても、再現のしようがないので勘弁下さい^^;


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全く、この日、何度驚かされたことか!!
桃子さんを見送った後に、演奏されたのはなんとなんと!!
「笑顔にご注意。」だったの。
アルバムを聴いている方にはご存知でしょうが、、「ボーカルなし」なのです、これ。
おそらくは、アルバムに入っているよりは長めの演奏に、、、なってるとは思いますが。おどろいたあ。

打って変わって、「さよならをするために」。
「Waltz In Blue」より前だったけど、邦楽のカバーをやってらさいました。
偶然だったけど、、「そう言えば、あの曲はまたやって下さらないんだろうか」と思っていたものだから、これもびっくり&嬉しかったなあ。
思ってれば、叶うこともあるというのは、、あながち嘘でもないとますます確信^^。
誠さん流のAOR、、、を改めて確認したり、、、(勝手に自分の中でだけど。)

次の曲に移る時に、少し誠さんがチューニングを見直し。。
小声で何かおさってるのが聴こえた、、んん?

「あと、●●秒・・・」(ボソ。)

・・・・カウントダウンでしたか^^お待たせしてる片山さんへの。

やがて、「オッケー!!」の誠さんの声で(お茶目です^^)・・・「Waltz In Blue」。
そもそも、CD盤のオリジナルのイントロは片山さんでしたよね。
改めて、、、、名曲だなあ、、沁みるなあって、、、感じていました。

で、ここまで畳み掛けますか!!の「RAIN」
2日前の金沢で聴いた時、相当ドキドキしましたけども、不思議なことにピアノ一枚加わるだけで、違う表情が見えてくるんです、ほんとに。
間奏明けの唄い出しも、2日前のそれとニュアンスが違っていて、、優しい中にも静かなる強さ・・・みたいなものを感じました。

「Be My Be My Be My」は、一変して随分“ロックなテイスト”を感じました。
去年の真夏、神戸にて、物凄くヘヴィなそれを聴きましたが、、またそれとは違ってはいるけど、「ロックなんです」。
かっこいいよー、、!!
「なにぃ?アコーステックでロックぅ?」と思われる方には、、このライブの「Dirty Thirty Man」と「Be My Be My Be My」。
とにかく、これを是非聴いて下さいよ!!オススメしたいくらいです。

・・・・・・MCでっす。

今回のライブのリハは、大きいスタジオでなく、片山さんのお家で行ったそうです。
で、片山さんから貰い受けなきゃいけない「おっきなもの」があるそうでして、、
それは何かと言うと、「KORGのキーボード」。
「あげようか?」と、片山さんが言うので、「チョーダイチョーダイ」ってなことになったのだとか^^
ウキウキしたものの、ブツの大きさは全く認識していなかったとのことで、、、現物を目の当りにして、、、(笑)。
「いいよ、(しばらく)置いとくよ」という片山さんに、「そのうち、、ね、、、(笑)」みたいな。

それと、誠さん曰く、、誰といても何らかの気を遣うけれど、片山さんと居ると、気を遣わない、、、楽でいいとのこと。
さすがに片山さん「失礼なっ!」て感じでございましたが、、、

以前、調子が悪い、、、胃がどうもな、、という時に、片山さんに聞いた時も、、
「オレもなることがある」というので、、ツッコンで聞いたら「食べ過ぎて胸焼けとか。」。
と、返されてしまい、、、いや、あれはギャグで言ったんだ、、ホントだった、、軽く揉めてました(笑)。

ま、とにかく、、
そういう仲間がいるのって、大切じゃないかと。音楽的なことだけでなくても、楽しそうだし^^
そうでなけりゃ、ここまでお付き合い続いてないでしょうし^^羨ましい気がしました。

片山さんは「O型の中のO型」なのだそうで、、、(←まあ、聞き捨てならないわっ、^^;;)

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さて、ここでゲストをば、、、^^
小さいゲスト^^ と、布をとったそこにあるのは、「じゃあん!」リズムボックスなのだ。

誠さんの足元にて、操作する、、、
因みにこんな感じ、、、なんて「かっぽ!」^^というカワイイ音が。
調子に乗って「かぽっ! かぽっ!」・・・遊んでますね、誠さん^^;?

これは、昔第一回のネブラスカ(今はなき、日清パワーステーション)の時に使用したもの。
その時に、
「すみませーーーん、それはどこのメーカーですかっ!!」
と、思い切り客席の女の子に尋ねられ、、
「えっと、ローランドの、、、」なんて真面目に答えられちゃったのだとか。

最近では、女の子の方がすごいと。
以前「斎藤さん、これ!!」と手渡されたもの、、、形状からして、、ハンカチかな?と思ったら、、、「ギターの弦」だったという^^;・・・まあ、嬉しいけど、、、少々複雑な心境なのかな、、、
とはいえ、因みに、、弦くれる時はこれにして下さいって、細かくリクエストされてました(大笑)。

「オレ、ひどいよなーー、弦はファンに要求するし、キーボードは片山から貰うし」(会場・大笑)。

で、、それを使って。

「70年代性の高いポップソングと言われている」(←ご本人が言っている^^)曲をば。

リズム・・・スタートさせてみるも、、、ちょっとテンポをエイッと上げてみちゃう誠さん、、、(爆)

「・・・絶対このテンポでは唄えないから」(笑)。

知ってる人は、一緒に唄ってという誠さんのお声がかりもあり、、、、^^

「I Surrender」

途中、片山さんもコーラスに入ってくるという展開^^で、みんな大いに盛り上がる。(間違えつつも盛り上がる^^)
しまいには、キーボードの演奏も放棄しちゃうくらいで(笑)。
誠さんのギターのぎりぎりの骨格だけの演奏になっちゃったり、、、
とっても楽しかったーーー^^

「なんでみんな笑ったのかな。片山は真剣そのものなのに」

「頑張るよ」という、片山さんに「ちっともそんなこと、期待してないから^^;」と予防線を張る誠さんなのでした。

しかし、それにしても、、、

「でも、最近のカースケの図の乗り方はホンモノだな」(笑・しかも、会場にてご本人はご覧になってた模様です^^目撃いたしました。ぷぷ。知っててわざとですな^^)
と、半ば呆れたようにお話になる誠さん、、、、
ええ、ええ、4人組の会(笑)でも大活躍されてたようですからね、カースケさん^^

それを聞いて、尚のこと意欲に燃える片山さんに、

「いや、ヒトには、向き不向きってあるから」誠さん・・・結構太めの釘を刺して折られたようですが(←これ、凄いことおっさってるてば^^;)、

「いや・・・向いてるから」(笑)。

・・・ものすごくオンマイクでお話されてます、片山さん、しかもかなりのセンスの持ち主でいらさると見た(笑)。

そして、本編最後はしっとりと「横浜」。。。

ところが、、あ、あれっ?と私が思ったキーボードのイントロ、、ましてや誠さんが見逃してくれる筈もなく^^;
演奏を強制終了(笑)。

「・・・・だから、余計なこと喋るなって」(会場・笑)

「えー、では、最後の曲になりました」・・・仕切り直し、、誠さん、毎度のことながら、、立て直し方^^お見事でございます。数秒前に何もなかったかのように^^
しかし、、片山さんほどの名手でもこんなことがあるのね、、、と思うと、、、非常に稀有な場面を見たのだなあとしみじみ^^

そして退場、、、、

え、この流れで? それ^^;?

二人して正面見たまま、、、そのまま後ずさり、、、、退場してっちゃった・・・お笑い・・・研究しすぎです(笑)。


まだまだ、その2へ続く、、、

“アコースティック”in 金沢AZ (その2)

2004年05月19日 | 2004年ライブ・イベント
その1から続き、、、

*******************

そしてアンコールは、、、

あっ、誠さんてば、走って戻ってきた(笑)。

次、いつ来れるかわかんないから、、、と言いながら・・・・、
「ごめん、そんなネガティブなこと言っちゃいけませんよね」
切り出したのが、大事な大事なMartin Clubのコンサートの告知!!

近くだと、福井・・・新潟。
福井って、、遠くないんでしょ?東京と千葉くらいでしょ(それは、明らかに関東の人間に向かって言ってませんか(^^ゞ)
新潟・・・は、東京から2時間くらいだから、、、、それは来いよって、、お誘いいただいてる^^;??
それぞれの場所で、違うギターの名手の方とのジョイントになります、、
でも知らなかったとしても、ギターを鳴らせば、、そのへんは大丈夫と、、

で、、新潟でご一緒の有山じゅんじさん。
だいぶまえに、、東京の今はない日清パワーステーションでアコースティックのイベントがあり、、、
誠さんはつんちゃんとご出演、、、たぶん、そうそうたるメンツの中で、一番年下だったらしいですが、その楽屋模様をつぶさに楽しんでいたご様子です^^

有山さんは、内田勘太郎さんと組んでのご出演、、、
あとは他には、下田逸郎さん、、、バックがポンタさん、、故大村憲司さんがいらしたりなんかして、、ほんとーにすごいメンバーだったらしいです、、

いちお、、

「・・・まだいいよね?」

と、一応お客さんに断りを入れる誠さん、、、オッケーです、^^

楽屋で久し振りにお会いになったらしく、、2人でギリギリまで合わせてらした様子、、、
そいでもって、、

「下田はんのライブも、、見といた方がえーんとちゃうかあ」

「ほな、見ときましょう、、見といた方がええなーーー」

というやりとりが、、とってもゆるく、、、、誠さんが再現するととっても可笑しい、、、
で、終って戻る時も、、腕組んで二人で真剣に何か言い合ってる、、
なんだろーと思うと、、

「やっぱ下田はんは、オトナやな!!」

「せやな、、せやから、ぼくら毎日勉強やねん!!!」

って、すごく真剣に言い合って・・・るのか、ギャグなのか、、、
年齢的には、皆さん殆ど変わらないはず、、すごいギターの名手だし、、、なのに、、、だからこそ、、、
「もうおっかしくておっかしくて」って、、話しながら笑ってたもん。
、、、今思い出しても、相当、誠さん的には可笑しいみたいだよ、、、、
全くもって他人のツボって、とんでもないとこだったりするから、、不思議じゃーー^^

「音楽はいいよね、、いろいろあって。
自分で楽しい音楽探して・・・生きていけよ!!(←なぜにここだけ命令形(^^ゞ)
いつも言うことだけど、音楽が好きなヒトは、そうでないヒトより、絶対トクしてます!!」

「Smile and Sleep」。
コーラスもいなければ、もう一本のギターもなければ、パーカッションもいなければ、リズムボックスすらない。
そこにあるのは、誠さんのギターだけ、、、、
多分、、その理由は、きっと誠さんが後でご自分のサイトに書いてあった通りなんだろうなと思う。
本当に、裸のまんまの「唄」でした、、、こういうのもあるんですね、、、


2回目のアンコールは、、再び走って戻ってくる!!
1分も経ってませんて・・・・「あっ」という間。誠さんてば、早っ^^;;;;;!!

「長くやっちゃってごめんなさい、みんなにのせられて、、、つい、いい気になって長くなってしまいました」(苦笑)

と、まず謝ったのは、退席した方がいたから^^
この日も、二回くらい、、、「あ、帰っちゃうんですか!」・・・初めての地でもやってらしたから^^;
本当に帰られる方には、「気をつけて・・・」ってお声かけられてました。

誠さんがどうしても言っておきたかったこと、、、嬉しかったこと、、、
誠さんがAZに着いて階段を上がってくるとき、誠さんの曲が大きな音で漏れて来ていて、、
それは、誠さんが資料としてこちらに送った音源で、、、スタッフの方が、ギリギリまで把握しようとしてくれていたと、、、

「ここでやれるんだなあっ」

て、嬉しく思ったんだそうです。
で、ちゃんとお名前聞いてキマシタヨ!!といって、改めて、PAさん、照明さん、お店のマスターにお礼を述べてらっしゃいました。
これが一番言いたかったこと、、、

で、次に大切なのはCD^^と、ピンバッチ(笑)。

「終ったら、マジック持ってそこ待ってますから。逃げないようにね。」(笑)。

金沢のお客様にも、「ワンステージ1回だけですから」と言って、「ご開帳」してらっさいましたよん^^(一部でどよめく、、)
「あ、初めてでしたね、、これをやらないで東京に帰ったらココロ残りだったかも」(←そうなんですかっ。)
で、けたけた笑ってたら、誠さんに「長く笑いすぎだから!」と、お叱りをウケル^^;;

最後に、、、
「デビュー曲だと思っている方がいますけど、、、、ホントは違うんだけど、気持ち的にはそういうつもりでいます」
といって、「ララル」を・・・・・。

***************

思いのほか、、誠さんも「いい汗かきました」というくらいに、熱かったですね。
確かに、静かな曲が多かったかもしれないけれど、、気持ちは盛り上がるものでしたね、、

誠さんも「大きなチャレンジだ」とおっしゃってましたけど、
私も、どうなるのかなあ、、という一抹の不安を感じなかった、、、とは言いません、、
少し不安だった、、、初めての場所、東京とか大阪とは全く勝手が違うし、、、

でも、なぜかその場に居合わせたいと、強く強く願ったんだよね、、私。

最初あった小さな不安は、いつの間にか消えて、、いつものペースに戻って、とてもライブを楽しんでいる私がいました。
うん、いつも以上に、、、かもしれないな。
そ、誠さんて、ノッてくるとお話が多くなるのとおり、、、、ほんとにそうだったしね^^
結局は、お1人のステージなのに2時間強だったと思います。
すごいなあ、、、、

そして、その規模からもそうだったのかもしれないけれど、
なんと言うか、1人1人と向き合う、パーソナルな感じがしたんだよね、、、
ステージの上も、お1人だったものね、、

***************

で。

終ってロビーに出ようとしたら、、、出口が大渋滞~~、、、なにっ???

・・・・先ほどの誠さんのコトバに「嘘」はなく、、、本当にそこには誠さんが居たのだった^^;
俄かにサイン会になってましたけどね、、、^^;
その甲斐あって、CDもピンパッヂも、、完売ーーー(ぱちぱちぱち!!)
とっても和やかにロビーが盛り上がってました^^

最初そこまでお願いするつもりはなかったのに、
ちょこっとご挨拶出来れば、もうそれで十分だったのに、、
結局はこんなこと、あんなこと、、諸々、、お気持ちに甘えてしまい、、、
でも、お話した時の、あのとびきり素敵な笑顔はきっとずっと忘れられないと思う。

「うわああ、、、こんなこともあるんだ!!」と、思ったことの間違いなく1つに数えたいと、、思ってます。
お疲れのところ、快く応じて下さって、、、ホントとても感謝しています。

いろんな意味で、今後もココロに残る金沢のライブになったと思います。。
来てよかったよ、、相当な無理はしたけど、、、(^_^)v
ほんと、ますます惚れてしまいましたよ、どうしましょうねえ。
音楽は勿論、ファンのみんなをこんなにも優しく思って下さるなんて、、


後日談として、、、
翌々日の原宿アストロホールのライブのMCでも、金沢の一件についてお話されてましたけど、、

「金沢のライブの後ね、オレのサインを貰わないと出られないよう、先回りしてお客さん閉じ込めちゃって。殆ど押し売りだよねえ、、」

なんて、片山さんに報告してた。。
なにっ、閉じ込められたのは、やっぱり策略だったのかしらん(爆)!!

***************

MC中に、、、何度もシツコク出てきた「坂の途中の、、、」のホールは、厚生年金会館だったらしいですよ。ロビーにて判明した模様、、、(笑)。
時間がなかったので、現場検証はしないで戻ってきました^^;;;

誠さん、金沢またきっと訪れて下さいね。今度はステージの人数も増やしていきましょうよ^^         

* set list *

1 Presence of the Lord
2 DOWN DOWN DOWN
3 風を抱いて走れ

ラブソング厳選特集^^♪

4 ゆるして
5 今 僕を泣かせて
6 初恋天国

Waltz In Blueから♪

7 Melissa
8 You Are So Beautiful
9 My Love
10 別れ話は最後に

Careless Memories 紹介コーナー♪

11 眠らない僕の想い
12 RAIN
13 素敵な最後
14 太陽の隠れた日
15 アメリカよいよい
16 Waltz In Blue

En
1 音楽友達
2 Smile and Sleep
3 ララル

“アコースティック”in 金沢AZ (その1)

2004年05月19日 | 2004年ライブ・イベント
“アコースティック”in 金沢AZ   
 
2004年5月19日(水)@金沢AZ

~出演~

斎藤 誠(VO,G)
   

実は、この金沢AZ。

ツアーのざっくりした予定を、例のJIROKICHIの「サイケデリックブルーズロックナイト」の時にお話を聞いた時、
多分行くだろう、絶対行くだろう自分って・・・すぐに思ってました^^
理由はいろいろありますが、、とにかく行くって直感的に思いました。(それは、大事にした方がいいみたい。)
実際、予定が出たとき平日のど真ん中ということを知り、、、うーむ、、とは思ったものの、仕事のスケジュールを見て、

「行けないことはないっ!」

と踏んだときから、金沢行きの準備は走ってました^^;
そこからは、早かったよう、、、なんて奴でしょう。
時期が時期なのと、場所が場所なので、なかなか周りのヒトには言い出せなかった、、、とは、言っておきましょう、、、ほんと。

金沢AZ。
金沢という街のつくりのせいかもしれないけれど、大抵は大きな駅から比較的近いアクセスだったりするんです。
そういう場所って。
でもね、ここは違うの。
繁華街的ニュアンスのある場所は、駅前から少し離れてるんですよ、ここは。
それを調べているうちにわかってきて、当初仮押えした宿を変更。
歩いて行ける「片町」(かたまち)のバス停のほぼ正面にあるホテルにしてしまいました、、、
絶対初めての場所でも、大丈夫!!
もう石橋叩いて、叩き壊すくらい(うぉーーい)慎重に地図とか見てから、練り直した^^
これが、出発の一週間前切ってたんじゃないの(笑)。

曲がる道さえ間違わなければ、大きな建物もいくつかあるので、目印代わり。
あとは、どんどこ歩いていくのみ。

AZ(あず)の周りは、大きな建物ははっきりいってありません。
外観は本当にフツウのビル、、、ライブハウスでござい!!というところではないから、、

ワタクシ、当日の昼まで仕事してました。
その後、2時半くらいの飛行機ですっ飛んできた次第、、、それがやっとだったんだってば。

なので、ホテルに着いて荷物を放り出したまま、、、整理番号を貰いにAZまで。

そ、、、これを当日貰うシステムだったのね。
同じように、、関東、、だけでなく関西からも来ていた、他のライブでもよくお見かけする仲間が既に何人か居たのが見え、、、
ああ、この場所で間違いないな(笑)みたいな。
番号をチケットにバシッと押していただき、、、預け物をお店のスタッフの方に託し、、、
慌てて出てきたから、傘はホテルに置きっぱなしだし(←またかよ。神戸と同じことやってる^^;)、、雨は実際に降り出してきたし、、
何より、まだ開場時間にまで余裕があったので、一旦撤収^^

**********

でも、ホテルでのんびりしすぎちゃったので、、そうだなあ、、早足で10分弱くらいのところ、、途中まで猛然とダッシュした^^;
全くなあ、、、時々時間を読み誤る今日この頃、、、
開演まで、何となくのんびり待ってみる^^

やがて、スタッフの方から声がかかったので入場。
ホールそのものは、実はそのビルの2階だったのね、、
他のフロアにも、どうもスタジオはあるらしい、、、

予想していたよりも、こじんまりしていたので何となく安心・・・変ですかね^^;
椅子やテーブルもあったけど、、、、間違っても、正面最前列なんて、絶対に無理です。
だって、、、バンドとか何人かいらっしゃるときならいいけど、、、お1人のライブの時には、、私はまだ、、、無理だ、、、修行が足りんです^^;すいません、、、
だから、うっすら後ろにひいてみました^^
でも、実際その方がよく見えたり、、見られたり、、、なんだけどね、、ほら、、やっぱその気分の問題だから^^

ドリンク代も別にかからないんだけど、自分で調達、、
スタッフの方に聞いたら、1階の自販機のそれでよかったらしい、、にゃるほど。

ふっとステージの方を見ると、今日はギターが2本らしい。
そして、ランプやアロマのキットなど、、「ネブラスカ」ライクな仕様みたい。

**********

開演です。

誠さんは、半袖のTシャツでいらしたです。
ステージに現れてから、少しだけチューニングを確認していたような感じ、、、

BGM(誠さんセレクトだったりするね^^)が絞られ、、、始まったのは、、、

何と「Presence of the Lord」だったの。
スゴク驚きました。
バンド、、スリーピース、フォーピースくらいは私も聴いたことがあったけど、、お1人でですよ。
全く予想してなかったから、度肝を抜かれた感じ(声、裏返んなくていいです^^;)。

2曲めは「DOWN DOWN DOWN」で、いつにもましてしっかりと、、じっくりと噛みしめて唄われていたような、、そんな感じでした。

これは、やっぱりギター1本、、飾る必要もない、、、勿論ごまかしもなし、、、
ご自分を無理なく出す、、ということに集中というか、、、それに徹したのかなあ、と後にして思う。
そして、初めての地ということで、その感触を探っていたんじゃないかなあって気も。

「どーも、はじめまして!! 斎藤誠です!!」

勿論、ご自分のライブとしてこちらへ来たのは初めて。
でも、実は他人のライブでは何度か来ていたりするので、、そういった経過を少し話して下さる、、

一番最初は、「小林克也&ザ・ナンバーワンバンド」として、、(・・・まだ生きていますとか^^;どっきり発言もあり^^;)。
金沢大学の坂の途中の、、、ちょっと古風な建物のところなんだけど、、、でもホールの名前が出てこない、、
でも、誰も誠さんに助け舟を出さない(笑)から、小さく暴れてみる誠さん^^
でも、2000年までは確かにあったと(笑)。

デビュー後、キャンペーンで何度か来てはいたものの、、
次に来たのは、それからだいぶ経っての事。
先輩・桑田佳祐さんの「さのさのさ」ツアーの時(えっと、、桑田さんについてコメントがありましたが、、、詳細は差し控えさせていただきます^^;)に来た「その坂の途中の・・・」(笑)。

で、次は1999年冬のこと。2000GTRFとしてツアーを回った時のこと。
その時、ちょうど金沢は記録的な大雪が降り、、、交通手段が寸断されてしまい、、、、
「例のホール」^^(・・・坂の途中のね^^)で行うことにはなっていたものの、
お客さんがその「坂」のところで上がってこれない、、滑っちゃって、、、で集まらない、、、
せいぜい集客が6割くらいというところで、奥田民生くんはライブを始めちゃったそうなのですが。
ロックミュージシャンのサガなのか、、その「逆境」みたいなものを、楽しんだというか、それゆえに燃えたフシがあるとか、、(笑)。

しかし、翌日移動だったものの、次の移動の足がなくなり、、、
次の目的地の名古屋までは、バスで移動することになったとか。
ところが、途中のトンネルで停まったままになってしまったため、排ガスをもろに吸ってしまったり、、ご難続き、、、
結局、後日全員が風邪ひいちゃったという、、、

「いい思い出ですよっ、金沢!!!」(←やけくそですかっ!!)

誠さん、初めての場所にしては舌が大変滑らかで^^ご満悦の模様^^
というわけで、とりあえず挨拶がわりにまずは誠さんのラブソング厳選特集~~!!!
「・・・なかなか、いいですよ」
(わーーっと拍手したら、「バカにしてんでしょ」と言われてしまいますた、、そんなことないない^^)

ここのところ、使い始めたと思われるギターにて「ゆるして」。
少しずつイントロのあの音が、耳に馴染みのいい音になってきた気がする^^
ずっと唄って来られたので、ややノドのコンディションも荒れてらっしゃるのかなあ、、と、この曲で思ってしまったけれど、、、
うん、それもそんなに悪くないぞ、、かえって少し艶っぽくて素敵かもしれないなあ、、

「今 僕を泣かせて」

・・・と、その後をそのまま唄うはずだったらしいのですが、、、
「急に喋りたくなった」ので、ここで手をとめてしばしお喋り、、、

この曲には、誠さんの先輩にあたる桑田さんが参加されているのは、超知られた事実ではありますが、、、
少しレコーディング模様をお話下さいました。

あのボトルネックっていうんでしょうか、、
誠さんも「僕は、あまり上手くないんですけどね」と言って少しやって下さる、、
てか、どんな音色かわかんないヒトは聴き直して見てくださいね♪
それ、、学生時代から桑田さんはすごく上手くてらして、、、、、誠さんはずっと昔から目をつけておられたそうです、、
いつか頼もう♪って。そしてその機会がこの曲で到来♪

ギター部分に関しては、約2時間くらいかけて、、、、
食事として出前とったおそばが伸びる~って感じだったので、、

「唄は、後にしましょうか」

と、誠さんが声をかけたら、

「いや、唄っちゃうから」

と桑田さんがおっしゃって、、ものの30分そこそこで唄いきってしまわれたそうです、、「早かった
ー」って。
で、ブースの外は、「何の仕事だかわかんないヒト」(笑)とか結構いて、、、
ギターをとってる時は、「ふうん、、桑田さんギター弾いてるな」くらいな感じだったのが、
ひとたび唄い出した途端、騒然・・・みんなびびってしまい、、

「お、おい、、これCDにしていいのかよ!!」

てな具合だったそうです。

「・・・・でも、おそばは伸びちゃってました」^^

で、、、ラブソング特集^^3曲目は、、、
誠さんの作品(このコトバに落ち着くのに、一生懸命コトバ探しておられましたね、、)の中で、最もキュートと言われているもの。
ほほー・・・2つあったんですね^^
前は「WOO BABE」が最もキュート♪と思ってたそうですが、、、それを超えたらしいのがこれ、、、
でもね、タイトルに関しては結構、賛否両論であったそうな、、「オマエ、幾つなんだ、そらあないだろうっ」て。

はい、勿論それとは「初恋天国」です♪
これがねえ、、、、誠さん曰く

「ボッ!!」

と火がつく、、、(3回くらいやられてましたよん、、“ボッ!!”て。)
絶対に恋したくなる唄、、、なんだって、、皆さんはいかが^^

曲の冒頭から、お客さんが手拍子♪
その様子を見た誠さん、唄いながら・・・

「ぅおっ?」

スゴク嬉しそうでしたよ。
かなり、、これで盛り上がって下さったんじゃないかなあ、、、とそんな気がしました。
ね、、、でも実際楽しいんだもん♪ずっと唄ってたよ、私^^
楽しい時は、楽しいなりのリアクションを思い~~っきり表現しちゃう、、、これ、演者の方への誠意だと私は思ってるよ、最近。
黙ってたら、わかんないじゃん、、楽しいんだか、、どうだか^^
でもね、誠さんすごく喜んでらしたのがはっきりとわかりました^^

*********

で、、「20年分やらなくちゃいけないから、さっさと行くよ!」

自分は「洋楽ファン“みたいな”(あるいはモノ^^;;;;)」だとおっしゃいます。雑多だからねってことです。
でも、その中でも、、わざわざ物真似(わーいわーい、生で聴いちゃった♪)までして下さった、マイケル・マクドナルド!!・・・・マコトナルドか^^;;

「ドゥービーを滅茶苦茶にしたという悪評の高いヒトだけど、、、僕は大好きだったんですよ」

と。
その彼と去年セッションをしたことが、本当に嬉しかったらしく、、、
改めて「誰も読まないだろうけど」ホームページにまで書き留めてみたりして、、、(いや、しっかり読みましたから^^)

「滅多にないことだろうけど、たまーにこんな幸せな、、夢が叶うことってあるんだな」

と。
そんなことから、去年の20周年記念でリリースしたカバーアルバム「Waltz In Blue」から、、、、
「カバーだから、ヒトの曲だから、フクザツな(気持ちな)んだけど・・・・どれもいい曲だから」
といって、、、

「Melissa」 「You are so beautiful」 「My Love」 「別れ話は最後に」

立て続けでした。

「別れ話は最後に」に関しては、大学に入ってすぐこの曲を聴いた時、、、
「なんていい曲なんだあ、、なんていい曲を書くヒトなんだあ、、(いろんな意味で)すごいけど(^^ゞ」
と思われたのだそうです。、、、深くは話しませんでしたけど(笑)。
当時のベターデイズのことや、サザンオールスターズのことについてもお話になりましたが、、、
「僕が叱られるから」^^;;ということでしたから、ここでは書きませんね、ごめんなさい。

ただ、先日も桑田さんから携帯宛に電話がかかって来て、、、
電波状況も悪かったそうで、、

「えっ?だれーーーっ!?」

と、思いっきり言っちゃったら、、

「・・・・桑田です」

「す、すいませーーんっ!!」(大焦)。

思わず耳から電話を離して最敬礼しちゃったみたいなね、、、
そのあたりの立ち位置みたいなのは、学生時代となんら全然変わってない、、、
なんておっしゃってました。

さて、次はオリジナルアルバムとしては一番最近のもの、、、
「Careless Memories」紹介コーナー^^(ぱちぱちぱちぱち!!)
・・・今日は、コーナー立てがいつもより多し、、ですねん。

そそ、あとアルバム5枚残ってるらしく、、、
「買ってないヒトは、必ず買うように!! 持ってるヒトは、2枚目を買うように!!

・・・じゃあ、買ったヒトには、僕がサイン入れますから、、、どう?」(この時点で、、「ぉおおっ!!」という声あり^^)
・・・誠さん、必死のプロモーション^^;
そのココロは、明日東京に戻るから、ナントカさばきたかったらしい^^;
しかし、、後であんなことになるとはね、、、(ぼそ)

「眠らない僕の想い」

「RAIN」
・・・これは、すごくよかったよ、、腰砕けちゃうよ、もう。
ギター1本で聴いたのは初めてだったかなあ、、、いや、1回くらいはどこかで聴いたかな、、
間奏明けのところで、テンポをぐっと落として、、、そうっと唄われた時なんて、、、もうホントどうしようかと思った、、、
かなり、揺さぶられるものがあった、、、艶っぽかったです、、本当に。

そして、「素敵な最後」から「太陽が隠れた日」は、完全にロックになってました。
かなりアタッキーだったんじゃないかな、、
ギター1本だって、、ガツーン★とロックになるんだよ!!

***************

ところで、前日名古屋までは4人組でのライブ。
メンバーみんなに

「おい、(金沢)連れてけよーー」

って食い下がられちゃってたらしいですよ。
一番最後まで粘ったのが、べースのつんちゃんだったらしく、、、
そういうことを言ってくれるのは、本当にありがたい、、、と思ったけど、でも「また、今度ね」とナントカなだめたらしい、、、^^;
次、機会があれば、2人・・・3人・・・とだんだん増やしていくかも・・・なんて。

アロマについても触れて下さって。
いつもの仲間がいないので、さみしいのでそういうセットをステージ上にちょこんと作ってみたり、、、
珈琲にいたっては、普段飲まないブラックになんかしたりして、、、
とにかく、そういうのがあると落ち着くんだそうですよ。
だから、今回も急遽買いにいったりなんかして、、、
ラベンダーだとか、ローズマリーとか、、お好みらしいですよ。
今回見つけてきたのは・・・・・「ちょっと、、匂いが違うンだよなあ」・・・だって^^

そう言っておきながら、、

「女の子みたいなこと言ってますね、、、ロックじゃねーよ」(やや自嘲的でらした。いやいや、私は両立していいと思うけどね?)

そんなお話のあったあと、「アメリカよいよい」。
それから「Waltz In Blue」を唄う前に、、、、、こんなお話をされました、、、

訥々と、お話くださいます、、

「最近、(ファンのヒトから)メールや手紙をもらって、、、そういうものの1通1通にものすごく力をもらう、、
昔はどうだったんだろう、、、「そりゃあ、くれるだろう」くらいに考えていたのかもしれない。
でも、今はそれが嬉しくて嬉しくて仕方ない。
(それが変わってきたのは)自分の今までの流れを考えるからかもしれないですね、、、

だから、出来るだけ長く、、、自分の唄を唄っていきたいし、そうっと大事にくるんでいきたいし、、、
だから、それを応援してくれる皆さんは、それ以上に物すごく自分にとって大切なんですよね、、」

・・・気持ち的には、もう・・・・大号泣、、、、ファン冥利につきるとはこのことです、、
だって・・・そこまで、赤裸々に真摯に、誠実にお話して下さるアーティストさんて、、どれだけいらっしゃるんでしょうか、、
少なくとも、誠さんの場合は、唄や音楽や演奏にお人柄が間違いなく反映されている、、、
(具体的な詞の内容云々って・・・意味じゃないですよ、必ずしも^^)
だから、それを聴いて共感、喜ぶ、、というようなことが、本当に嬉しく思われるんだろうなあって。
そんなこと、私も思います。
私が、今まで聴いてきた音楽の中では、誠さんの音楽って、私の中では「特別な位置付け」になってますよ。


その2へ続く。

“アコースティック”in 神戸チキンジョージ 

2004年05月15日 | 2004年ライブ・イベント
“アコースティック”in 神戸チキンジョージ   
 
2004年5月15日(土)@神戸チキンジョージ

~出演~

斎藤 誠(VO,G)

**

柳沢 二三男(G)
角田 俊介(B)
河村“カースケ”智康(D)

20周年記念ライブ以来の、神戸です。
勿論場所は、おなじみ神戸チキンジョージ^^

朝、自宅を出てくる時は、もんのすごくいいお天気で、こちらに到着したときも陽射しが強くて、、うっわーーUVUV!!と思ったものだけど、、、ホテルに荷物を置いて出てきたら、
・・・あれれっ^^;;ポツポツ、、、ですって、、、

・・・・雨オトコさん、、来襲^^;

今回は、テーブルが出ていたので、ずり落ちそうな椅子(うまく座り続けるには、若干コツがいるとみた^^;)に何とかしがみつきながら、その時をひたすら待つ^^

2階の楽屋の方から、覗き込んでいる出演者もいたり^^
写真を撮ってる出演者もいたり(Kさん(仮名^^;))・・・ちゃんと撮れてんのかなあ、、(^^ゞ

今回は、本当に最小限の単位で旅をしている、、、というのがよくわかります。

なぜならば、佐々木マネが準備に忙しく立ち回っていたから、、
お疲れ様でゴザイマス、、もう、、何から何まで、、、


今回は、、思ったよりBGMをきっちりと楽しめていないのが残念、、、
でも、また次があるってことで(大爆)。
ちらっと、フィービ・スノウかなってのは1曲わかったけど。


さて本編です。

まずは、誠さんがお1人で登場、、、ベージュのお帽子♪
2曲ほど演奏、、このあたりの流れはクリスマスのライブのそれを思い出します。
そうそう、4人編成も同じですもんね!!

3曲目の「Still Crazy After All These Years」で、230さんを呼び込み。
水しか置いてなかったから心配したのだけど^^;
ちゃんと自分でビールご持参でした、さすがだ!!
しかも、さっさと履物を脱いでしまわれて、いつもの裸足のギターマン!!
いつもながら、この曲の230さんのギターの間奏は最高!!(オリジナルはサックスなんだけどね。)

4曲目で、カースケさんとつんちゃんを呼び込み。
あ、、カースケさんメガネかけてらっさる~~^^つんちゃんは「死に熊」シャツだし^^

とにかく、アルバム「Waltz In Blue」のお披露目というのは、去年末のクリスマスライブで東京で行ったのみ、、、ということで、、関西で本格的なお披露目^^
立て続けにどどどっと、演奏^^

(ふっと気づいてみると、230さんのギターは先月某バンドで使用したそれで、、それ
こそ目が飛び出るちうか、のけぞるちうか、、(違った意味でね^^)のお値段なり、、
「なめてるな、ヲイ」とカースケさんもおっさっていたというソレ^^なのでありました。)

「My Love」、、、オリジナルの間奏は、佐野聡さんのsweetなトロンボーンだけど、
この4人編成だと、そのパートはつんちゃんのベース。
これがまたね、誠さんの唄と相まって、優しい音なのよね、、

「別れ話は最後に」は、何だかライブを重ねるごとに少しずつ進化を遂げている、、、と感じるのは私だけでしょうか。
唄とか、アレンジとか、、CDに入っているそれより、少しずつ少しずつ誠さんの「色」が強まっている、、そんな感じ。
ライブのたびに、その時の雰囲気も巻き込んで、、
もはや、オリジナルとの比較云々、、というものは、遥か彼方になっている・・・そんな感じ。

ちなみにこの曲で、、、「あのバンド」はデビューするものだとばかり思っていた、後輩の誠さ
ん。
ところが、蓋を開けてみたら、、、「勝手にシンドバッド」だった^^;
経過を見ている後輩たちからしたら、、、、、「あーあ」(落胆の溜息状態^^;)というのが、当時の偽らざる心境だったそうなのですが、、、

しかーし、、

「素人はわかってませんよねえ」(苦笑)「でも、この曲でデビューしたらまた違っていたかもね」

ところで、カースケさんは、本日メガネです^^
改めて誠さんから「老眼鏡ではありません」(笑)。
で、本番前に「サイトー、これどうかな?」って^^結構自慢げ^^
ちょっとインテリっぽく、メガネを直す仕草とか^^カースケさん、お茶目です^^
それと、the bondの紹介も改めて、、^^
実は、関西進出も視野に入ってるそうで、、「皆さん、宜しくお願いします!!」・・・しっかりPRも欠かさない誠さんでありました^^

さてっ。
「Waltz In Blue」には、日本のビンテージロックとも言うべき名曲が収められていて、
本盤では、奥田民生くんとのデュエットですが、、「まだ来てないので」^^
・・・代わりに「注目のオトコ」が唄うという誠さん。
更に

「この際、僕の唄はどうでもいいかも」(ヲイヲーイ。)

というわけで始まったのは、「ノー・ノー・ボーイ」・・・すっかりもう話のオチはわかってるんですけどね、私は^^
でも、如何にも「えーー誰だろう、、」とか、白々しいリアクションを心がけてみる^^;;

そ、その注目の方とは、実はカースケさんなのだ!!

いちお、最初のフリの時に、230さんがそれらしく^^マイクを直してたり(でも、230さんが唄っても驚かないし^^;;;)はしてたけどね。
その230さんてば、カースケさんが唄い出したとたん、思いっきり

「あっはっはー!!!」

て笑っちゃってるし^^;
間違いなく、何度でもリハで聴いている筈だけど、、それでも相当オモロイんだな、230さん的に^^
そして唄い終わるなり、、カースケさんてば・・・

「・・・奥田民生です」(←間違ってますよーー^^;)

そこでカースケさんについて昔のお話をしようとした、誠さん。
でも、あまりにもいろいろあり過ぎて・・・どれにしようみたいな(笑)。
「余計なことは言わなくてもいいから」と言わんばかりのジェスチャーのカースケさん、、、

「一番最初に会ったとき、1980年くらい、、カースケ、アフロだったんだよね」

「・・・ソフトカーリーだから!!」

・・・こんなやりとり、何年か前のチキンでもあった気がします、、ええ、間違いなく^^
私、未だにアフロとソフトカーリーの明確な境界線がわかりませんっ^^;

誠さんがカースケさんのバンド「ぴかぴか」のライブを渋谷「屋根裏」に見に行ったのが最初だったらしいです。
それこそ、コンテストのグランプリバンドですもんね^^
そのときは、今みたいな「ちっちゃい音でなんか、叩けなくて」なんて誠さんの言われちゃって、、、
ツーバスで、、乗って来ると演奏そっちのけでドラム椅子に立ち上がる、、、えーーーすんごく見たいなあ、、、今はだめかな、、(笑)、、
特に、ドラムのところが天井がすごく低いそのライブハウスの天井に・・・・みたいな^^;

すると、今日は話す気満々のカースケさん逆襲に出る(笑)。

「自分だって、白衣着てたくせに」(会場・爆)

「スーパーセーラー服」という名前のバンドで^^白衣着てお医者さんのカッコ(ホント、コスプレのはしりかあ?)で、キーボードの女の子はセーラー服着てるし、、、、みたいな。
当時のコンテストの決戦大会には、サンプラザ中野さんなどが在籍した「スーパースランプ」も出ていて、それを見ながら、

「だめだなあ、イロモノは!!とか言って・・・でも、自分は白衣だし」(爆)。

「・・・そんな話する気はなかったのに、、、まあいいや、チキンだし」(更に爆!)

まあ、そんなこともあったってことです^^

スゴク昔の曲。
ひょっとしたら、チキンでは初めてかもしれないという。
デビューアルバム、ララルの1曲目、、、「リアルミー」。
うわあ、、バンドスタイルで初めて聴いた^^
でも、そのアレンジはアルバムに入っているものと、殆ど変わらない感じで、、、
それが、今もOK!!っていうの、やっぱりかなりスゴイと思う、、、20年以上も前
の曲ですよ、、

(その時代のエッセンスはいくらか織り込まれているだろうけども)
ただ単に、その時の流行だけを追っていたのだったら、古臭くなってしまって、、、
とっくの昔に聴けなくなってるもの、、
誠さんの曲のすごいのは、そういうのをこともなげに「ヒョイ」と引っぱり出してきて、、、
最近の曲や、カバー曲と並べて、、何の違和感もなく聴かせてしまうっての、、あるな。

「行き場がない」・・・の前に、アコースティックならでは・・・

ちっちゃく「アーユーレディ?」、、、

「アーユーレディ??」・・・だんだんおっきくなる^^。

音はアコースティックでも、、、、今後、ロック色が強まることを大いに予感させます!!
カースケさん、、炸裂してたし、、、、、そりゃあかっこいいんだってばさーー!!!

そして、、、「今までの21年の音楽人生の中で、一番ロックぽい」(←そうなのか(^^ゞ)
昔アマチュアの時のライブの時には、「もいちど添い寝」と並んで、必ずアオリに使ったと言う。
キャンディホールとか、バーボンハウスなど、当地のライブハウスの名前を誠さ
んが言う度に、「きゃーー」と盛り上がってる一角が^^
でも誠さん・・・「なんで、後ろの方なんですか?みんな?」(笑)

それは、、「いつの間にやら」。
もう、ロックな曲で音圧もすごいって(笑)アーユーレディ?(笑)
・・・・でね、でね、一番笑わしていただいたのが、誠さんのお「顔」ね、、フツウだったら笑いませんって、、
眉をぎぃう~!!としかめてコワイ、、つうか、、^^;そんな顔をつくって見せるんだもん、、
ナンダロウと思ったら、

「最近、韓国ドラマの見すぎなんで」って^^;

唄の間、ポイントポイントでそのお顔もんだから、、、もう、げーらげら笑い転げておりました、、、
しかも、唄はちゃーんと普通に唄うの^^
・・・そんな技をお持ちだったのね、、、(^^ゞ
そして、カースケさんの「chi~~n!!」も健在で^^;
笑う曲だったかなあ、、と思いつつも、ひたすらに笑い転げておりましたっす。

「He is a DEMO.TAPE SONGWRITER」
先日のモナレコーズのライブでもやって下さいましたが、、ギター2本でもその痛快さにはわっくわく♪だったんですけど、、
楽器が増えると、いろんなものが詰め込めるから、、もっともっと楽しいね^^
この曲の途中でね、、バスドラに合わせて、誠さんがギターをドンドンドン!!て3回叩くのがすごく好き^^

「TIME」
・・・オリジナルも好きですが、、ライブでも同じようなアレンジだったと思いますが、そのなんと言うか、、躍動感みたいなものが、一段と感じられて、、、カッコいいです。

「音楽友達」も、アコースティックの楽器が少なめの編成で聴いて、、、、
その曲の骨格みたいなものが忽然と露わになって、、曲そのもののカッコよさを改めて感じたんだよね~。うん。

*******

「(80年代のアルバムとか)・・・ナントカ買えるようにして下さい」

というようなメールを受け取ることがあるという誠さん。

(手塩にかけた曲たちが、)
「聴かせてあげたくても、聴かせられないのが、手に届かないのが悔しい」

そんな状況には、もうかなり前から気がついていて、、、何とかしなければ、、と思っておられたそうです。
じゃあ、「買えないような曲」を、たくさん唄いに行こうじゃないか、、発想の大元はそこからだったようです。

あ、、そういえば、今回はアルバム「ララル」、「Change it」とかからの曲多かったね、、

・・・今回のアコースティックツアーは、ようやく念願叶ってということになるのでしょうね^^

「どんどん、、その新しい曲が世に出て、、流れていってしまう、、このスピードの速さ何とかならないだろうか」、、とも。
80年代の初期のものは、復刻盤というカタチになってしまっているし、、それでも「手に入らないよりはマシ」だけれど、、

「今の時代には難しい夢なのかもしれないけれど、
80年代のアルバムと、最近のアルバムと、、同じように聴いて貰えると嬉しい」と。
誠さんとしても、今もその頃も、唄っているテンションは変わってないと思う・・・とのこと。

昔も今もアルバム制作に寄せる思いって、、絶対にその時々であるし、、時間も愛情も、手間も、、たくさんかかっているし。
他の工業生産の可能な、大量生産品ならイザ知らず、、、、音楽って、本来流れ作業的に作るものではないはず、、
仮に、そんなものがあったとしても、私個人にとってはそれは大事なものではないし、気に留めるものでもないだろうけれど。

誠さんのステージ側からも、照明の関係で、お客さん、、、私たちが一緒に唄ってるとしたら、その様子がわかる、、、
少し前の曲をやっても

「・・・・大丈夫じゃん!!」

て。

「あ、そういう歌詞だっけ・・・みたいな」(笑)。

それを見ていると、いいなあって思っていらっしゃるようだし、、、
何よりも、こんなこと言ってしまったらいけないのかもしれないけど、

「僕は、他のアーティストより、幸せなのかなと思う」

とまでおっしゃいました。

そういうお客さんとの「信頼関係」にこたえていきたいし、裏切ってはいけない、、、そう思ってらっしゃるのだそうです。

私も、アルバムをMDに落として持ち歩くことありますけど、、、
そうですね、、、不思議なことに最近のものと、、もう一枚何か、、と思うと、デビューアルバムとか、、その辺のアルバムを、必ず組にしてるんですよね、、、そういえば。
そのことに後で気がついて、、、「このまま大事に聴いていきたいなあ」って思えたな^^
色々な音楽があって、色々な聴き方勿論ありだと思うけど、
こと、誠さんの音楽に関しては、きちっと向かい合っていきたいな、これから先もずっと・・・って、改めて思いました。

こういうお話をする時の誠さんは、まあ、、その場を盛り上げる時のような^^軽いお喋り、、、とは打って変わって、、
少しずつ、コトバを丁寧に選んで、慎重に噛み締めるようにお話をされる。
時には、思いがけないコトバが出てくることもあるのだけど、、、
今回のお話は、深く頷いてしまうものだったし、私自身の妙な迷いとか、うろたえていた部分をピシッとさせてくれた。
こうやって、HPで色々身勝手なことを書いていきながら、、自分がどこを向いたらいいのか、、混乱することが、、実は多々あるのだけど、、、
多分、、、うん、こっちでいいんだ、、大丈夫。
改めて向かうべきベクトルを・・・確認出来た気がする。ありがとうございます。

そして、本編は「Waltz In Blue」で締めくくり、、、、、

*************

しばしの拍手の後、マコトマンTシャツ(SPCバージョン)で再び登場。
ほらほらっ、、、てな具合に、背中の麗しい「Are You Ready?」の文字を見せ付けてくれる^^
尚、ツアーTは間もなくお目見え。
佐々木マネが自らデザインをし、、、誠さん「なかなかいいらしいです」とのこと。

誠さん1人で「Melissa」を唄い始めると、メンバーさんが後を追うように出てきて、、、(ビールを飲む人は、ビール持参で^^;)
それぞれ楽器を手にし、、途中から演奏に加わる、、、、
その瞬間が、めちゃめちゃカッコいいねえ、、
(230さん、どうもエレキの調子がよくない、、うまく音が出ていない・・・
でも、ダメだな、、と思うや、慌てず騒がず・・さっさともう1本のアコースティックに持ち替え、、
何事もなかったかのように演奏に戻っている、、、何気にすごいものを見たかも^^;)

今回は、自分たちで楽器も運び、、、極力少数精鋭で。
でも、そうするとギターは2本しか持てないとのことで、、、でも、どうしても違うチューニングでやりたい曲があって。
関西圏の心当たりに尋ねていたらしいです。
最終的には、以前、イベントでご一緒になった「関西の重鎮」増田俊郎さんから借り受けることができ、、
無事、、その曲も演奏できると。
しかも、誠さんの持っているギターとスタイルが似ているもので、、、

「これから各所で、ギター借りられるんでしょうか(・・・いいやつを^^)」

ちなみに、前日の広島ではOtis!のマスターが入ってのセッション。
ちなみに、楽器はジャンベだったらしいです。

で、、やりたい曲は。アルバム「ディナー」に入っている「Your time」。
90年代前半、リリースが出来なかった時、
「どうしたら、もう一回みんなの前へ出ていけるだろうか」と、そんなことばかり考えてらした時期があったそうです。
まさしくその心境を唄ったものが、この曲なのだそうです。
オリジナルより、少しヘビーな感じのするアレンジで聴かせてくれます、、、
つんちゃんの低音が、、かなり効いている感じです、、目が・・でなく、耳が釘付けになりますね、、

・・・・・・・・・

二回目のアンコールでは、、、
なんと。
くだんのギターの持ち主、増田俊郎さんが見にいらしてたので、、せっかくだからやりましょうよ、、引っぱり込んでしまったらしい、、、増田さんも快諾^^

2001年の暮れ、大阪バナナホールでのイベントの時、、、打ち上げが大変印象的だったらしい(笑)。

関西では、「まっすん」と呼ばれている増田さんですが、誠さんはなかなかすんなり言えない。
呼んで下さいよ!!と言われてる先から、メールでも「まっすん、、、、さん」になっちゃうらしい。
「だって、歳そんなに違わないでしょ?」と、おっしゃられて。
四つ違うけど、増田さんにとっては違ううちに入らないらしいですよ^^

AORの風を、増田さんに感じている誠さん。実際、最近またAORを結構聴いてらっしゃるとか。
「でも、まこっちゃんもそういう影が・・・」「年中あります」(笑)。

お話の感じからしても、すごくチャーミングな方ですね。
最初「(セッションで)これをやろう」と貰った時、、、

「えっ、ツェッペリンの曲をどうやって?!」早とちり^^

そういう展開待ってました!!!と言わんばかりに、、
230さん、誠さん折り重なるように「天国への階段」を奏でていた(爆)。
勿論、「天国への扉」・・・「ぼぶ・だいらん」だったわけで、「あー、大丈夫だ」みたいな(笑)。

お2人、それぞれが交代でボーカルを取ったり、、ギターソロを交代でとったり、、、そのソロも時には、コールアンドレスポンスになってたり^^
なかなか、楽しいのですよ!!
メンバーさんも、みんなスゴク楽しそうに演奏してらした^^

♪ なん なん なきのん へぶんずどー ♪ (日本語表記 by chiy)

を何度もリフレイン、、、もう延々と続くんじゃないかというくらい、、、気持ちよかった、、、

誠さんも、身振りでお客さんに向かって「唄って唄って!!」ってやってらしたし。。。
その客席の様子を、目をまん丸くして、ご覧になって・・・誠さん、とっても嬉しそうでした^^

(私も思いっきり、、、何度か目があった・・・気がする。いやいや、気のせい・・・とは思いたくない^^;
でも、目を逸らさないようにするには、正直かなり勇気が要りました、、、、(滝の汗。))

予想外の展開。
でも、予想外のことって何であんなに楽しいんでしょうね^^(予定調和にもよさは勿論あるけれど。)
スゴク楽しくて素敵なセッションだったなあ、、、
・・・終って欲しくなかったよ。
ステージの皆さんの、その呼吸みたいなものを見ているだけでもいい、、、勿論リハなんかなかったでしょうし、、、
でも、それを楽しそうに合わせて、、、ってのは格別でした、、、

で、、、増田さんを盛大に見送った後で、、、誠さんてば

「おい、まっすん」(ぼそ。)

・・・相当勇気のいることらしい、、誠さんにとって^^;;

そして、あのハッピーな展開の後でこれですか、、、
やられました・・・・。
私、この曲、最初に聴いた時から、、リアルタイムで聴いたわけではなかったのに、、
なぜか、懐かしく・・切なく、、、きゅうってなる曲なんです。大好きな曲の1つなの。

「TO MY OLD FRIENDS」。

イントロなしで・・・

♪思い出すたびに、、

て来るだけで既にダメっす、、ちょっと最後にきてうるっておりました、、、

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最後は、メンバーみんなで前に出てきて「ばんざーい!!」てご挨拶。
誠さんは、ステージぎりぎりまで出てきて、端から端へ、、、みんなにご挨拶、、、、、
お客さんは、勿論、ステージに向かって拍手したけど、誠さんたち、、お客さんに拍手下さいました、、、

そして、、、ステージ袖に消えかけた時、、友達が「サイトーーー!!」と、叫んだので、私も続いてみました、、、
言わずにはおれませんって、、、あんなの見たら・・・(涙)。

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ほんとに、、いいライブだったなあって思いました。
他に言いようがあるといいんだけど、、とにかく「イイ」んです。
じっくり、、ゆっくり、、、自分の中で反芻してみたいものが沢山、、思いがけず沢山あるライブでした。
時間にして、約2時間強という、、結構な長丁場だった、、、
でも、その長さを全然感じなかった、、、、ありがとう。

でも、旅は実はまだまだ始まったばかり。
これから、スタイルと場所を変え、、どんどん展開していくはず、、、、
私も、何ヶ所か「追っかけ」てって、しっかりと見てこようと思います。

やっと最近開き直りましたよ、、
ええ、ええ・・ここまできたら立派な「追っかけ」ですとも、、、
でも・・・まさか、ここまで・・・こんなになるとは、自分でも思わなかったけど(笑)。

***************

ライブが終ってみたら、外は本格的な雨になりかかっていました。


(2004年5/22記)

           

* set list *

1 The STANDARD
2 Possession Obsession
3 Still Crazy After All These Years
4 Baby I'm A-Want you
5 My love
6 別れ話は最後に
7 ノー・ノー・ボーイ
8 リアルミー
9 I sing my SONG FOR YOU
10 PRETTY BABY,KISS ME BABY
11 行き場がない
12 いつの間にやら
13 He is a DEMO.TAPE SONGWRITER
14 TIME
15 音楽友達
16 Waltz In Blue

En
1 Melissa
2 名もない橋
3 Your time
4 天国への扉 (w/増田俊郎)
5 TO MY OLD FRIENDS