ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

TOKYO GUITAR SHOW 2012

2012年06月23日 | 2012年ライブ・イベント
2012/6/23

TOKYO GUITAR SHOW 2012

ベルサール渋谷ガーデン イベントホール


斎藤誠 (Vo&G)

片山敦夫 (Key)

角田俊介 (Bass)

河村'カースケ'智康 (Dr)

=====

この日のアテクシ。
やや体調不良を来たし。
お世辞にも絶好調とは言いがたい状態でしたが、、、
(たぶん、おなじみ、季節の変わり目のカラダの調整かと。)
所用をこなしてから、いざ渋谷へ。

そんなこんなで、今回は開き直り・・・チケットも当日券で入場。
だって、行く道もいつもの通勤ルート・・最終下車駅も徒歩の道まで一緒。
ほんとに途中までそんな感じ・・・。
それゆえ、ライブに行くって感じに気分が盛り上がる・・・のも遅い。
緩く上がっていく坂道は、途中から自分にとって未知になり、、
ああ、こんな感じなんだーと、ちらちら眺めながら進む。

新しい建物、というので全く間違いようはないだろう。
当日券の売り場もすぐに発見。
うん、オフィスビルって感じだね。

入場してみて、どっちかな、、、
ライブのあるホールはB1というので、エスカレータを下りていってみた。
ら、、、いきなりカースケさんに遭遇してしまい、、あわあわあわあわあわ。
「こっこっ、こんにつわ」←すでにまちごーとる。
ああ、こういうときは、片時も気を抜いてはいかんのでした^^;

お友達がちょうどのタイミングでメールをくれていたので、
とりあえず場所確認。
あ、なんとなく整列が始まってる?
よくよく確認すると、、、

キャパ400人準備、
16:30- 整理券の配布を開始、
17:15- 入場のための集合時間

へ?と思ったのが、
配布された整理券の付番は、入場順番を確約したものではなくて、
人数の確認のためのもの。
もし、早く入りたかったらこのまま残るべし。

そんな要領、、、

早く集まった順に早く入れる。
だから、早く整理券もらって、その場に残った人が早く入れる。

よーわからん。

けど、まあ、めざせ最前列!ウス!
という気合いは全くないので(笑←しどい。)
いったん退散、、、というか、その場所がなんとなく蒸し蒸ししてる感じで、
涼しい風に当りたい、まあそんな体調だったということもありますが。

後から来た友達と合流して、列を離れ、ぐるーりと会場を回ってくることにした。

しかしまあ、なんだねー。


壮観・・・・・。


すんごいギターだらけ。
目がテンになりながら歩き、ちょい横の部屋に入ってみるとアコギがずらり。
はっきりと、ああ木の匂いがするなあってはっきりわかる。
よく言われるのってこのことなのね。
マーティンのブースもあったので、(←そりゃ当然あると思うよ。)ちらっと通りかかってみる。
そしたら、、、なんとなく見覚えのある寄せ書きサインのボードを見つけた。

しかしまあ、楽器のサイズやデザインはかわいくても、お値段はそうはいかないもののようでして(笑)。
早々にこちらも退散、、、、

会場に戻り、、、入場待機。
リハの音が、漏れ聴こえてくるリハの音。
ああ、なるほどねー、そんなセットなのねーとわかってしまうの図。

中に入ってみると、ステージそのものはわりとコンパクトな印象で、
高い位置にあるというか。
逆に、きちんと見るには、少しひいたくらいがちょうどいいかも。
天井も高いね。

そして、わらわらと。
真ん中よりも、少し右くらいで位置確保。
左には片山さんのローズ、真ん中奥にはドラムセット、
真ん中センターはもちろん誠さんで、右側は角田さん。
こういうときは、ローディさんがつくんだなーとか、、ぼんやり見てたりする。

この日のライブは、ユーストリームでの配信もあるとのことで、
ほぼ定刻に始まる。

登場した誠さん、、、短パン、、、(梅雨もまだ明けてないのに、膝下解禁とな(笑))
そして、ショッキングピンクのシャツ!(7月のトップページ参照。)

一番最初は・・・・某先輩にプレゼントいただいたギター!!
プレゼントされたものの、、、某先輩のライブでそれを手にすると、ステージですごく映えるというヒッジョーに上手い具合に出来ている^^
という話(←ほんとに?)
最初の2曲は、このギターだったかしら?「黄色いダイアモンド」「太陽の隠れた日」

そして、その後はいつものシンラインに持ち替え。
これはさんざんライブで話して来られたかと思うけど、
大学時代に手に入れられたのでしたっけ。
それを手にすると・・・「It's Alright」という流れ!!

しかし、今日は柳沢さん不在のメンバー構成のため、とっても忙しそう。
パッキングやって唄って、、、唄い終わると即ギターソロがあったり、、、そして唄に戻るなど、、、
字面からしても大変そう^^;
(柳沢さん、会場にはいらしていた様子です。)

オリジナルに混ぜて・・・というか「Delicate!」の間奏というか、
最後のところで気がつくといつの間にか「Get Back」へという流れに。
「crossroad」をやったり(こういう編成では久しぶり。うれしーなー。)。
このへんはもう、皆さん自由自在・縦横無尽ってそんな雰囲気。
やってるほうもでしょうが、見てるほうも圧倒的に楽しいんだなあ、これが。
ビートルズ→クリームときて。。。。というか、曲戻ってこなかったね^^;・・・こんどはブラインドフェイスへ。

あ、今日はユーストの中継なんだよね、
「ベルギーの方、見てますかー」。←なぜにピンポイント?

「Presence of the Lord」。
これまたバンドでは、少しお久しぶりだったんじゃ?嬉しいなあ。

そして「オレはディレクター」。
湧き上らないわけがない。
「歯が痛い」へのつなぎは、いつもよりわりとサラッとした印象でちょっとびっくりしたかも。
どちらも、ソロフューチャーがたっぷりとあるのでこれまた嬉しい^^

ここで水を一気飲みする誠さん。
あちこち「つる」らしくて、「ちゃんと水を飲めって言われるんですっ失礼しますっ。」て。
それはもう豪快にゴクゴクと水を一気飲みする^^。
そこで片山さんが反応してたりね。


古い?曲がつづいたので、、、と「Don't Give It Up!」
カースケさんがいるバージョン!(なんじゃそらって、ニュアンスはわかりますよね^^)という基本形^^
やっぱなんというか、スカッとするしかっこいいんだよねー。

アンコールもあります、、、でもステージに戻ってくるの・・・やっぱ早っ。
「あなたに逢いたい」。
これは「る」と「ら」のコーラスのコール&レスポンス(ほんとかよっ。)。
気のせいか、ちょっとコーラスのとこでどこか泣きそうに感じにみえた、、つんちゃん。
(そういえば。気のせいと思ったのは私だけかと思ったら、そばで一緒に見ていた友達も同じこと言ってた。
あ、この日は新しい「トカベース!」よく見たら、お召しのシャツ、ストラップといい具合にコーディネート出来ていたみたい^^
各人、メンバー紹介をされたのですが、、、「楽器について説明して?」と乞われ「よくわかりません」^^;;
でも「・・・今日のために買いました」というと「うそつけっ」て誠さん・・(爆)。)

終わってみれば、ほぼ1時間でライブが終了!
すごい。。。
あの時間の中で、ギター3本を使い分け、紹介し、、(ちゃんとギターショウの主旨にかなってたわけですね。)
そして、きっちりライブの中でピークというかメリハリあり、、、ご開帳あり、、、(爆)。
ぴしっと収める!ほんとに、きっちりと凝縮されていました。

(2012年7月11日記)

南青山マンダラ PRESENTS 「コネクト」Vol.1

2012年06月21日 | 2012年ライブ・イベント
南青山マンダラ PRESENTS 「コネクト」Vol.1

2012年6月21日 

南青山マンダラ

出演

斎藤誠

高野寛

=================

今日のライブは南青山のマンダラなので、徒歩圏・・・というにはやや遠いが、
まあ歩けないこともない。。。。
と、思って歩いてみたら、、想像以上に時間かかってもた、、
交差点を折れて、下ってくんだったのだな、、

今日は誠さんと高野寛さんとの対バン。
今回は、それぞれのステージをきっちりやろうという同意の下、それぞれの唄をちゃんと唄う構成らしい。

トップバッターは高野さんのほう。
出てくるなり、ひとこと

「・・・・ふかわりょうです」

多分似た髪形ゆえかな。

でも・・・えーと、ファンの皆様?これ笑っていいとこ??

マーティンでも少しだけ、1回ライブを見たけど、、

やっぱギターうまーーいーー!!て思った。

しかも、聴いていてとても心地よい嬉しい響きを感じる音色なんだよね。

80年代後半にさしかかったころ。
当時の担当Dが、RCサクセションと一緒だったそう。
「アルバムが出せなくなっちゃったよ」
当時制作のアルバムについての話を聞かされたということがあったのだとか。

そのあと、改めて「鉄腕アトム」のストーリーなどを調べ直し、書き上げたという「アトムの夢」。
「鉄腕アトム」が描かれた1950年代、一般にはまだテクノロジー、それがどんな意味や影響を持つのかなんて知りえなかった。
でも今は、知ってしまったということでもある。
未だに前者のままにしておきたい向きもあるだろうけど、もう無理なんでは?とも・・・。

今回のライブは、誠さんに誘ってもらったもの。
去年の松江のマーティンのライブの呑みの席で^^話していたことが、
こんなに早くきちんと実現した喜び!
というわけで、誠さんと一緒に作ったという「ムーンシャドウ」(1996年)。

ビートルズって、替え歌はCD化が出来ないんだそうで。
なのでこれは、ライブだけで聴けるバージョン、、、というお話があって
「Revolution」を日本語詞で唄いました。

すごー。
ギター1本でちゃんと「Revolution」だよ。文字通りの1人バンド!

そんなこんなで素晴らしい音を聴かせてくださるから、聴き手も相応の敬意を払っているから当然なんだと思うけど・・・

「やりやすーーーいーー」

(お客さんも、場所も)とすごく喜んでらした^^

では、、、
このあたりで代表曲をかましていいですか?
というので、なんだなんだなんだ。と思ってたら。

グリーンダカラちゃん^^の唄でした。
(CMのね)

あのCMは高野くんでしたかー。
小さな女の子の表情がすごく印象に残ってて、、かわいい。
詞もかわいいんだよね。
(動画見られます。気になる方はググッてくださいませー)

ま、これは普段のライブでもちょっとしたネタふりなんですね^^
本来の代表曲ということで、、改めて「虹の都へ」。

たのしかったなー。
てか、高野くんがとても楽しそうだった。
ありがとう。
今回も改めて思ったのは、たぶんギターを弾くシンガーさんとしては、
ギタリスト血中濃度みたいなのが、かなり高いなってこと^^
いつぞやのマーティンでも、ギターソロを弾くときの一瞬の目の輝き、力のあるまなざしがすごく印象に残ってたなあ。


で。

ブレイクなしに、すぐに誠さんコーナーへ。
ブレイクなしゆえ。
セッティング中に、三々五々、、席を立ってトイレに行く人たち続出っ。
その動きが気になって気になって仕方ない誠さん(笑)。
また、客席の様子が照明の加減で見えるとこと見えないとことがあり。
人がいるのかいないのか・・・それも気になって仕方ない。(イソガシーネ^^!!)

天気雨、

別に奇跡なんかじゃないから、
・・・すごく久しぶりに聴いたような気がする。
改めてしみしみと、染み入るような唄だなあと思う。

高野くんにはすごく共感を覚えるという誠さん。
というのも、最初はエレキを弾き始め、あとからアコギを弾くようになった。
というのと、唄を唄うひとのギターだってことが。
ご自身もそうなので、もう手にとるように「手の内」みたいなのがわかる。
それをすごく嬉しそうに話されてたな。

そしてふーみん登場!
(高野くんのステージを端でご覧になってたのが、遠目に見えました)
このお2人がまず揃ったら、、、アコースティックならば、、

LOVE

今日は赤いアルバム(POP ROCK SHOP)から多めにお送りします。
古くさいのもちょっとあります(拍手がまばらなので、、、ちょっと要求されてみたりする(笑))

そしてそして、ついに。
今月26日からレコーディングがスタートします!!
という、、それはそれはもう嬉しいお知らせ!
わーいわーいわーいわーい!!
もちろん、新しい生まれたての楽曲たちは少しずつご披露いただいていましたが、、
正式に整えられるときいたら、もう本当に嬉しい。

バースデー

では、一緒に見ていたお友達がこの週お誕生日だったので、、、
しかも、他に該当者がいらっしゃらなかったので、、
もう集中的に(笑)お祝いされてましたね。
しかも「19歳おめでとー!!」・・・もはや何歳になりましたとか?聞く余地全くなかったりして(爆)。

そして・・・更なる新曲披露コーナー。
詞先でもなく、曲先でもなく、なんとタイトル先だったんだそう。
とっても珍しいらしいです。
最終的にその詞はここ1~2週間で出来たんだそうです。
そのタイトルが「Moon Shine」。
文字通りの「月明かり」という意味のほかに「たわごと、ばかばかしいこと」という意味も含んでいるらしいという誠さんの説明。

自分は音楽が好きで、こうやってやってずっとやってきているけれど。
そんなのはタワゴトなのではないか。
独りよがりになってんではないのか。
ふとそんな思いに駆られる夜もある。
とはいえ、まあ一晩寝るとまた「よし、またがんばろう」と思いなおす。
だから・・・もしかしたらこの唄そのものが「タワゴトかもよ」・・・なかなかに意味深ですね・・。
そんな煙に巻くような説明のあと、唄われた曲。
もう一挙に、ぐぐっと気持ちを掴まれてしまいました。なんだろこれ。
もしかしたら、自分の中にも「タワゴト」の波が時々やってくる・・・からなのかなーとも。
いずれにしても、また誠さんの「名バラード」が誕生した瞬間を見た、そんなふうにも思いました。

・・・と。
ここまで唄って、本日の課題は終了^^!!
大きな大きな肩の荷が下りた感じなのかな。

と、ここいらで、、
明日の血反吐を吐くような(ほんとかよっ)のライブに先立ち少しだけ、、、

と、♪ソングライター♪
と、ロケンロールで「ベートーベンをぶっとばせ」。

そして「Don't Give It Up!」
このあたりにくると、もう間奏なんぞは誠さんとふーみんの、、
ありとあらゆるもののいろんなもの、繰り出し大会^^
てか、もう一方的に誠さんに無茶振りされまくるふーみん、、、の巻。
あ、ブルースに移行したかな、、と、聴いているとすこうしずつテンポアップしてやがて「Get Back」になる^^
ええと、更に「パープル・ヘイズ」に「Sunshine of your love」などなど。
とりあえず、お馴染みなとこではあるけれどあちこちに飛ぶ。

「(柳沢は)何を弾いてもついてくるなあ!」

と。
ええ、様子を伺いながら時には楽しげに、時には倍返し(笑)と、しっかり応戦するふーみん!
もちろんロックなんだけど、とっても心地のよい音で鳴るのね。

て、、、誠さんっ。

「振り切りたかったのかっ」。

て・・・振り切られても^^;と思うんですけどー。

最後はこれがオチなのか、、、「Stairway to heaven」。

といって、曲へ戻っていく・・・・。いやはや。

最後の「明日の空に」は、完全なるギターの2人バージョンでは初めてだったけど。
これ、ものすごくいいなあ、アリだなあって思った。
まるでギターの「デュエット」・・・ほんとに唄ってるみたいなんだもん。
こんな演奏を聴かせていただいて、まさに贅沢の極みというところでしょうか。

アンコールは、誠さんと高野くんで。

お話の中で、、、、
実は。
誠さんが来年30周年、高野くんが25周年を迎えることが判明。
わーい。おめでとうございまーす♪

ベテランの落ち着き感より、フットワークの軽さを感じるし(負のイメージない。)新鮮さを感じるのだよ。

そうそう。この日のおふたりのセッティングの違いについて。
誠さん・・・やっぱ、かなり低めにしてるんだそうだ。その方がおうちでやってるみたいで落ち着くんだそう。
(ひくーいドラマーさんって方もいらっさったな。)

それぞれがセッション曲を持ち寄り。

高野くんセレクトは、小坂忠さんの「ありがとう」。
細野晴臣さんの作品なんだそうで、オリジナルでは細野さんも唄ってるとか。
ちなみに、何年前だったか。
狭山のハイドパークフェス。
見に行ってたはずの高野くん、「コーラスが薄いから手伝って」と急遽参加したという思い出のあるナンバーなんだそう。
その日は、ざんざん雨が降ってて大変だった日らしいのだ。(動画アップされてます。)

いざ唄いだしが一発で決まらず。それぞれ一回ずつ「ちょっとまったー!」てのも珍しいかも。
そして、「あ、今の止め方B型ぽい」と自ら、、、

ちなみに誠さんA、高野くんB。
誠さんマネージャーB型。
誠さんバンドはO型率高し、、、(だからいつまで経っても始まらないと嘆く誠さん、、、)

誠さんのセレクトは、番組でも以前唄ってたかな。
「愛と風のように」(BUZZ)

並べてみると、「ありがとう」はJTっぽい。
そして「愛と風のように」は、ニール・ヤングっぽいと誠さん、おっしゃいます。


・・・・・・・


うーーーわーーー。ほんとだっ。


この時代のミュージシャンたちは、いろいろと模索してたんだな、
そういうのが伺える気がするとも。

たしかに。「愛と風のように」を唄う高野くんはニール・ヤングだった。
誠さんがよく「ニール・ヤングに似ている」っていうのは、もしやこういうことなのかな?となんとなく思った。
・・・・すげーよーーー、誠さん!!!


ライブが終わり、あー楽しかったー♪
と、思ったらもう既に10時にならんとしててびっくりした。

なので、拍手は鳴り止まないけれど、ダブルアンコールはなし、、ざんねんでした。

(2012年7月8日)