ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

MIDNIGHT SESSION 公開録音(その2)

2006年12月03日 | 2006年ライブ・イベント
DoCoMo Concert 150th Anniversary
bayfm MIDNIGHT SESSION Special
MUSIC STORE in OMOTESANDO HILLS "O"


日時:2006年12月3日(日)
会場:OMOTESANDO HILLS "O"
1st Stage 14:00開場 14:30開演
2nd Stage 16:30開場 17:00開演

出演:斎藤誠さん^^

~ゲスト~

1st Stage 植村花菜さん
2nd Stage 根本要さん(スターダストレビュー)


2ndステージには、キーボードが使われるんだなあと、、何となく見ておりましたが。。。

俄かに、サウンドチェックというか、、リハがステージ上で始まってしまいました^^;
これにはびっくりしたのなんのって。

声を出したら、いっぺんに誰だかわかっちゃいますってば^^;

サングラスをかけていなかったけど、、間違えようがないですってば!!
しかも、さらっと唄は流すかと思いきや。
力はいつもより抜いてらっしゃると思うけど、、わりとかっちり唄ってしまわれるので、、
お客さんみんな、ステージを凝視^^
これは、休憩でもなんでもないですってば^^;;

それをステージの横で見ていた誠さん、、
拍手しながらステージに上がりまして、今度は、お2人でのリハというか、打ち合わせ。
パート分けとか、その場でさっと打ち合わせて決めてしまわれている様子です。
それでもって、、、あ、これ唄うんだ、、
全てもう、手の内はバレバレなんですけど^^;
一通り、それも7~8割くらいの感じで、流してといいながら、でもわりかしかっちり唄われていた気がします。
(「この程度でプロって思われてもなって」^^;言いながら、リハを締めておられましたけど。)
・・・でも、こういうのってなかなか見られない。
大変貴重なものを見てしまいましたよ~!!

===

さてさて。
時間になったところで、2nd STAGEのスタートです。

BGMにのって再びステージに登場した誠さん、、
さっきにもまして、テンション上がってるんですけど^^
その理由は、どうやらあの方がいらしたってことで、、楽屋が盛り上がっちゃってるらしいです^^
そらあ、なんて素敵なことだ^^!!

早速誠さんが、要さんを呼び込み!
すると、もうギターを片手に、、「登場の唄」を唄っちゃいました、、えらい出方をするもんですね^^;
そそ、リハではサングラスしてないけれど、
本番ではサングラスしてるって、、フツーは逆なことが多くない?ふと、気づいた点でありました^^
そうそう、この方は自分の番組でも毎回「即興・番組ジングル」を作っちゃうヒトでした。

この番組の第2回目のゲストが、根本さんでした。
ご本人的には、ツアー帰りか途中で、、keyの取り方などもイマひとつだったらしいのだけれども、
たまたま、オンエアを車の中で聴いてみたところ、、
「お、意外とイケテル」
と、大変喜んでたのだそうです^^

さっそく本題に入る誠さん。

「今日は、これっ!」

と、取り出したもの(の形状)を見て要さんは、、

「じゃがポックル?」(会場ウケウケ。)

「いや、それは美味しいけど」(うんうんうんっ^^)

それは、ライブDVD。今回はこのお話に来たのだそうでありまして。
といっても、ライブといったって、、、それはフツーでない。
3時間半!休憩時間も完全収録!!(笑)
その・・・休憩時間のお客さんの振る舞いに苦言を呈しておられましたが(笑)。
とはいえ、休憩時間も喋る要さん。
だって・・・・喋ってないと、ジンマシンが出ちゃうんだって^^;

・・・誠さん、それを疲れてるときに見ちゃって、、
3時くらいから見たから、終ったら6時過ぎに、、、、^^;

初回特典の手ぬぐいについてもお話。
舞台のときの・・・紅白の幕のそれなんですってね^^
その場で広げるときに、手ぬぐいを束ねていた紙のテープを
マイクスタンドのどこかに、さっと掛けたのを誠さんも見逃さずに指摘してましたが・・・さすがっ(笑)

そして、副音声にはメンバーが全員揃っての解説付き^^
目指したのは、「ラストワルツ」のマーティン・スコセッシとロビー・ロバートソンだったのだそうですが、、、
・・・ぎっしり喋っておられるそうですね^^;

ボーナス映像のレコーディング風景の楽しいお話とか^^

今日は、もちろんライブですよ。
サポートメンバーになるのでしょうか。キーボードの添田さんがご一緒です。

でもね、、、

「これがスタレビの音だと思ってもらったら困る。いつもの7割くらいで・・・」

と、要さんおっしゃられまして、、、^^;

「えっ待てよ?2人で7割ってことは・・・いらないメンバーもいる???」

「自分で答えを出すんじゃないっ」て、ビックリしてとりなす誠さん^^;

ファンの方のメールの紹介を挟んで、ライブタイムー♪

「ええ、ただいまご紹介に預かりました、、、」・・・出だしがいきなり結婚式のスピーチっぽいのはなぜ^^;

表参道ヒルズに来るのは初めてだそう。
でも、裏口から入ったから様子がさっぱりわからないとかで、、、、
この時期特有の、賑やかなクリスマスのBGMが流れていないのは、非常に落ち着いてやりやすいと。

で。
今日は、自分たちのことを知らないヒトもいるかも知れない。
知っている曲に当たればラッキー!知らない曲は・・・「新曲と思ってください!」^^;;;;;

1曲め、、、「夢伝説」でした!!
おおーっ。これをライブで聴けるとは、、嬉しい限りです。
スタレビとしてのライブは拝見したことはなかったのだけど、
ホントに、バリバリとギターを弾かれるのですね、、要さん。
2曲めは、「今夜だけきっと」。
よかった^^私にとっては、新曲じゃありません♪

2曲を終えた時点で、「さあ、スターダストレビューのステージも後半に入ってまいりました!!」(早っ。)
公録なので、演奏曲をセレクトするにあたり、
なるべく・・できるだけ、みんなの知っている曲を唄いたい、、と思ったのだけれど、、
「・・・ないんだな」^^;
えー。そんなこともないと思うんですけど。

「これがダメなら、次は最後の挑戦になります。
それでは、チャレンジ曲第三弾!!」と、お話になりながら紹介したのは、これはもう大名曲でしょう?「木蘭の涙」でした。
ところが、そのイントロのところでの若干沸き起こった拍手が気になった様子^^;

「今の拍手って、どうかなあ?」

と、ストップをかけてしまわれ^^;

ラジオのオンエアのことを考えて・・・それはどうかな、と、、
拍手をやるかやらないか、、、、決めてくれって言われちゃいまして(笑)。
で、、、「クリスマスだから、拍手しましょうか・・・その代わり唄は静かですけど」って。

改めて「スターダストレビュー、、六分の二でお送りします。「木蘭の涙」!!」・・・と、オンエアではいきなり始まってたかな^^
ここでは、もちろん盛大な拍手ですよ。
ギターは起き、ピアノの演奏だけで唄われました。

ラジオに出ることは多いのだけれど、テレビには殆ど出ない。だから、知らないヒトは多いと思う。
その代わり、ライブをやっています。
ライブのいいところというのは、伝えるヒトがそこにいてくれるということ。
そして、CDを作っているけれど、昨日よりは今日、よい唄が唄えたかな?そんな楽しみが大きいみたいですね^^

最後のナンバー。
デビューした80・・・年くらい(笑)のこと。
まずは「目立とう!」の心意気のもと、「長いタイトルの曲を作ろう!!」^^てことで。
作ったのだけど、当時人気のあった「横浜銀蠅」がそれに輪をかけて長いタイトルの曲を出したため、、
何の話題にもならずに終ってしまった^^;という、いわくつき?な曲だとか。

それが、、、

ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス ♪

ああーーー、納得って感じ^^

もっちろん、これも知ってますよー。
というかね、、、テープかなんかで買ったような記憶があるかも、、遠い昔^^;
途中、うまい具合にお客さんを巻き込むシーンもあったりなんかして^^
最後は、思いっきりのロングトーンを気持ちよく聴かせていただいちゃいましたよ!!
毎回、これは恒例なのかな^^

****

再び誠さんが出てらして、、、

「またあとでね!」

と、お2人をお見送り。

あのロングトーン、、誠さんも、、

「どーなってんでしょう?」と^^

あれは、絶対後ろにヒトがいて空気送ってるとか、、、
何か特殊な仕組みに違いないって^^;不思議がる誠さん。

ここからは、誠さんのライブ。「僕も唄います」^^

で、最初は誠さんがメールを読んだのですが、、

・・・あ、やっちゃった^^;
冷汗をかいてしまった、、、

クリスマスソングのリクエストでした。
1stステージで、植村花菜さんがクリスマスソングを唄って下さったので、

「じゃあ、唄ってみましょう」^^

元々は、誰の唄なのかわからないけれど、
今やスタンダードになっているナンバー「The Christmas Song」
この時期・・・やっぱり誠さんの声で、どうしても聴きたくなりますね。

もしかして、今年はここで聴けたこの曲のみだったのかな、、クリスマスソングは。

唄い終えた後、映画「三丁目の夕陽」のお話を少し。
あれは、「見るヒトによってツボが違う」のだそうで。
誠さんは、お父さんが息子のためのクリスマスプレゼントを隠すシーンが、、、「どうしてもダメ」。
一度DVDを止めて「うっ」(泣くマネをする^^;)と、やってもなお、、、
誠さんが、小学生の頃「LEGO」のセットを貰ったのだそうですが、、
もう、大方「サンタなんていない」と、、コドモ心にも気づいていた自分がいて。
それでも、ありがとうって喜んでいた自分がいて。
でも、映画を見て、、ああやって遅くまで自分の親が起きていてくれて、、
プレゼントを置いてくれてたんだなあ、、ということを改めて思い出して。
そして、オトナになった今わかるものもあって、、、というお話をサラッとされたのだけど、、
逆にそれが印象に残ってます。

次は、クリスマスとは「全然関係ない曲で」^^;
「素敵な最後」。
この日も、間奏はどんどんと変化を見せていって、、
途中「crossroads」もちょこっと、、、、今日は「短め」なんだそうです^^;
でも、それに気づいたお客さんから歓声が上がってましたね^^

そして、最後は「Waltz In Blue」。
の前に、5年ぶりとなるオリジナルアルバムを来年中には必ず出します!とおっしゃってました。

去り際、、、、自らアンコールの拍手を先導する誠さん^^;(お上手だと思います^^)

1stステージのアンコールよりは、少し余裕を持って再び登場^^

「ありがとうございます!・・・呼びます。根本要!!」

要さんも、bayfmで誠さんの番組の2時間前にラジオ番組を担当されてます。
白衣でオンエアをされてるっていう、、例のやつです^^

お2人は同い年というのは、何度かお話にも出ていますが。
因みに、他にはピンクレディーとCHAGE&ASKAくらい、、、あまりいないらしいですよ。

1日違いながら、エリック(エリック・クラプトン)を見に行って感激したというお2人。
「今回のあのセットって!!」ということらしいです。
で、このお2人は会うとは音楽談義になるため、、

「おい、ファンの間では「ロック漫談」て言われてるんだぞ!」

と、誠さん。

毎回来日のたび、演奏してて好評だったのだけれど、今回の来日ではやらなかったんだよね、、、と。
お2人が選んだのは「Bell Bottom Blues」。

ついつい、お2人の好きなもので・・・ということになると、
マニアックなものに行ってしまいがち^^;(それはそれで聴きたいなあ。)
それをオンエアしてもねえ、、、^^;ということで。

ただ、この曲にしても「知らないヒトは多いかもね。でも、ここで聴いて楽しんで演奏するのを見てもらえれば」と、誠さん。
んー、、お2人のファンの方が多ければ、大丈夫じゃないですかね^^

ところで、今回誠さんはギターをマイク取り。要さんは、ライン取り
ということで、演奏前にお互いのギターの音のバランスをとるのに、
会場のPAさんと、やりとりをして調整されていました。
どちらが、どちらの音で上げるか下げるか、、少々手探りな感じでしたね。
こんなシーンというか、組み合わせも珍しいでしょうから、貴重なところを見たのかもしれません。

ギタリスト家元説?を唱えて話を始める要さん、、、、
だが、延々と話の着地点を探って聴いていた様子の誠さん。
「待った!何を話そうとしてる?」
と、止めてみる。
5分くらいたって、話の始点に戻ってくるそれを「ブーメラン話法」というんだそうな^^;

次の曲をやるにあたり、メールを紹介するも、、
途中で、、「あ、あやまりがありますね・・・「天才ギタリストの誠さん」」に俄然食いつく要さん。
品川教会のライブを見にいらして下さったそうですね^^
それを見て「ギターの音色にもこだわる、ギタリストの資質もちゃんとある」と、おっしゃって下さいました。
要さんは、、、MCに行っちゃったから^^;といいますけど、、、そんなこともないんじゃないかなあ。
メールを読み直し、そこを読むたびに、横道にそれること、、3回くらい^^;
・・・お二方、それはなんのコントですか^^;

メールを送ってくださった方のリクエストは、ドゥービーでした。
そこで、誠さんが提案。

「Listen to the music」。

ここのサビは、三声。
ところが、2人しかいないので、、1つのパートをお客さんに参加してもらおう、、というものでした。
それが揃うと「気持ちいいよ」って^^

(そのお話の折、あんなこと、こんなこと、、、話題になりましたが、、、今回は割愛させていただきたく^^;)

それでもって、お2人に引っ張られるようにして、、、お客さんは練習モードです。
いや、練習そのものも、唄ってるうちにどんどん気持ちよくなってくるんですよね。
お2人の素敵なボーカリストと一緒に「ハモっちゃったもんね!」という楽しさ、嬉しさはたまんなかったです。

♪ WOW OOOO!!  Listen to the music !

オンエアを聴いてみたら、少しそこのところは分かりにくかったかな。
(マイクの音を優先するでしょうし。)
でも、電波で確認出来る出来ないに関わらず、あの時の楽しさとか、、現場の雰囲気って、、、やっぱり格別なものがありました。

曲終わりには、会場じゅうがとっても盛り上がってましたね^^

とーーーーっても楽しかったです^^!!

この後は、サイン会等の業務連絡が誠さんからありまして、、、無事に公開録音は終了です。

イベントの最後に、この日のナビゲーターの方がおっしゃってたのですが、

「(収録時間が)・・・押しました」^^;

とのこと。
誰もタイムキーパーしなければ、本当に8時間半コースだったかも^^;みたいな。
それはそれで、、お付き合いしたいな、、とかなり本気で思ったんですけど(笑)。どうでしょうか^^?

ええと、、押すこと30分あまり・・・かな?
この日、次の予定を決めていたので、、余韻とか収録のあとのサイン会の様子を遠目で拝見しようかな、、、^^
なんていうことは、、ハナから諦め、、、夜の表参道をひたすら疾走していたのでありました^^;

でも、またこういうような公開があると楽しいですね^^
またまた、是非そんな機会を作って欲しいなあ、、、と、ここでも書いておくことにしますね^^

誠さん、ゲストのお二方、スタッフの皆様、、、
ありがとうございます、そして、お疲れ様でした!!

========

誠さんのセット
1. THE CHRISTMAS SONG
2. 素敵な最後
3. Waltz In Blue

アンコール(根本要さんと)
1. Bell Bottom Blues
2. Listen to the music

MIDNIGHT SESSION 公開録音(その1)

2006年12月03日 | 2006年ライブ・イベント
DoCoMo Concert 150th Anniversary
bayfm MIDNIGHT SESSION Special
MUSIC STORE in OMOTESANDO HILLS "O"


日時:2006年12月3日(日)
会場:OMOTESANDO HILLS "O"
1st Stage 14:00開場 14:30開演
2nd Stage 16:30開場 17:00開演

出演:斎藤誠さん^^

~ゲスト~

1st Stage 植村花菜さん
2nd Stage 根本要さん(スターダストレビュー)


怒涛の横浜3連投の後、、今度は表参道へ、、、

表参道は知っていても、
「ヒルズ」って新しく出来てから出かけたことってない^^;
まあ、いいチャンスなのかな、、
ということもあって、出かけてみることにしました^^
でも、イマひとつイメージが掴めず、、
会社帰りに、わざわざ下見に行ったこともある、、それはそれは立派なおのぼりさんです(笑)。

***

特に入場整理券が出るわけでもないらしいし、かといって、入場者多数だと制限があるかも、、
という、少々状況がわかりづらかったので、お昼過ぎには、ウチをしゅっぱーつ^^;

着いてみると、なんとなーく遠巻きに少しずつヒトが集まっているようだけど、
で、スタッフらしい方も何人か立ってらさるのだけど。
特に、ここで待てとか、、そういう具体的な指示はないようで・・・。
適当に、辺りをぐるぐるしていたのだけども・・・。

何か、俄かに動きがあったかな、、
と、思ったら、あっという間にヒトの列が出来てしまった、、
・・・先に来ていた友達曰く、、入場時間ってまだまだ先と、聞いていたそうな。
それを鵜呑みにした方には、残念な段取りではないか、、と、ちょっと心配になったのでありました。
毎回、イベントの時には、、なかなか運営するのってのは大変だなあ、、
と、参加者ではありながらちょっと気になってしまうところではあります^^;

整列して、なんと人数まで細かくカウントされてました^^;
そそそんなに厳重に(驚。)?
おちおち、黙って列から離れられない状況が続いたあとで、やっとこさ、入場させていただきました^^!!

パーテーションというか、仕切りがされていたのですが、
奥の方がホールになっていました。

・・・へえ。。。(感心。)

中には、テーブルがざあっと配置してあり、1つのテーブルには、4人分の椅子、、と言う感じ。
何列くらいあったんだろう、、、5、6列くらいですかね、、
わりと、ゆっくりめでしたので一番後ろのテーブルにて観戦^^

更に、座れなかった方はその後方にて立ち見・・という段取り。
その傍らで、CDとかの即売コーナーがあるって感じですかね。

ヒルズ自体が、まだ新しい場所ですから、きれいなホールでした。
白が貴重で、セットも白とかブルー系だったような気がします。
ちょっとステージ後方は、クリスマスツリーを思わせるようなセットかな、、、

****

まず、時間になったところで女性のナビゲーターの方が、本日の流れを説明。
誠さんのプロフィールを、ざっと説明されました。
(いつぞやの横浜のように、遠い遠いところからの説明でなかったのはよかったかもしれない^^;;)

そして、番組のテーマをBGMが流れる中、誠さんがご登場。

手には黒いファイル。メガネもかけていらっさいました。

(・・・虎の巻でしょうか^^遠めにでしたが、書き込みが色々してある様子でした。
ご多忙なのに、準備は全く怠りがなかったのですね、さすが!!)

黒いニット帽に、グレーのパーカー、Tシャツ(しかも、ニール・ヤングですよ、いぇい!!)
ジーンズってな感じでありました。

誠さんも、この表参道ヒルズは初めてだった様子で。

「・・・もう少しオシャレしてくれば・・・^^;」

と、少々苦笑いしてTシャツを見ておっさったのでありました、、

前日まで、大きな会場で、でっかい音のコンサート・・・されていたとのこと^^
(ふははは。お付き合いさせていただきました^^;)
そのため、未だアタマの中ばわんわん言ってる状況で、
カラダのあちこちがやられたまんまらしいです^^;
ですが、このまま「ロックな感じ」で本日は進むらしいです^^

***

ええ、事務連絡、業務連絡をいくつか行った後に、
本日の1stステージのゲスト、植村花菜さんのご登場です^^
黒いドレスで登場!!

表参道ヒルズは、2度目。
とはいえ、最初はお友達とお買い物・・・でなくウィンドウショッピングで終わっちゃったらしいのですが。

クリスマスシーズンにちなんで?「編物好き」という話が飛び出し、、
それを聞きつけた誠さんが、興味津々、、なんてシーンもありました^^
(いや、編物にでなく、、手編みのなんとかって方ですよ^^)

歌手になるきっかけのお話では、なんと映画「サウンド・オブ・ミュージック」の
ジュリー・アンドリュースに大感激したからとのこと。
それで、歌をずっと歌い続けられる職業はなんだろう、、と
考えに考えて(当時、確か8歳だとか?)出た結論が、「歌手になること」。
もう、それからご自分は歌手になるんだって決めたのだそうです、、はやいーー!!

因みに、誠さんはそれくらいのときは「銀行員になる」ものだと思ってたのだそうですが、、
(・・・お父様の影響なのかな。)
でも、「夢破れて、唄を唄ってます、、」^^;;;;
ええーーーっ^^;;;;;;

また、ストリートミュージシャンをやっていたこともある、、のお話に、、

「えっ、その美貌でですかっ?!」

誠さん、、、個人的な見解がバリバリに出ています^^;
実際に、ストリートミュージシャンのコンテストというのがあって、お出になったそうなのですが、、
最終的に、自分の番号がコールされるらしいのです。
でもご自分の番号が呼ばれても、、えっ?という感じで。

「・・・まちごーてるで?」

という感じで、信じられなかったのだそうです。

また、若手の音楽家の皆さんへのメッセージということで、ストリートでのエピソードも交えて、
(寒~い時に、見ていた方がわざわざ温かい飲み物を買いに行って差し入れしてくれたこと、、などなど。
でも、「このライブの後に、ステージにずらっと飲み物が並びます」^^;て、誠さんには言われちゃいましたが^^)

「頑張っていれば、必ず夢は叶うよ!」

という力強く温かいエールを送っておられました^^

新年早々に、素敵なライブがあるそうで。
そのライブのタイトルが、ちょっと愉快^^

植村さんからどうぞ、、と誠さんに言われて。

「ガンバロウエムラ 2007」!

「えっ?!」

・・・(笑)

誠さん、ツッコんでくるの、早っ。
しかも、2回^^!!

「関西人へのツッコミは早い方がいいかなって」

・・・そんな心遣い(涙)。

ライブは、弾き語りも多いのだそうですが、
これは、バンドスタイルで行うものになるってことでした。

で。
その前に。
ここで、ライブをば!!!

誠さん「あっ、こんなとこにギターがっ!!」

植村さん「あ、ほんとだっ、気づかなかった!!」

・・・笑・お2人して、もお^^;

ということで、ここからは植村さんのステージです。
ギターの完全弾き語りです。
本当に、まっすぐでナチュラルな歌声。

どこまでもどこまでも、響いていくような感じで、
コトバもしっかり届く、、そんな感じでした^^

MCもなかなか、多弁ですから、、きっと、伝えたいことも多いんでしょうね。

で、そのMC。
本当は「ここに来るのは、2度めなんですよね!」と、ここで言うつもりが、、
・・・さっき誠さんと喋っちゃった^^;
ということで、、どーしよ状態^^;

でも、めげずに^^
ドコモダケのストラップ&クリーナーが如何にスグレモノであるか!!を熱く語っていました^^
で、、ケータイが落ちそうになっても、、がしっとドコモダケを掴むから傷つかなくなったんだそうで^^
そのあたり、さささっと機転がきくのはストリートで鍛えられた賜物でしょうか^^

また、先ほどの愉快なタイトル決めのエピソードとか、、
これっ!て、押したのは植村さんご自身だったとか。
最終的に、強く押したのはご自分だったけど、、

「なんでこれにしたかな?」

なんですって(笑)。

(演奏曲は、、たしか、、ミルクティー、大切な人、紙ヒコーキ・・・かな。)

***

再び、誠さんご登場!!

「植村花菜さんに、大きな拍手を!!」^^

ちょうど、ステージに向って左寄りの椅子に腰掛けられた誠さん。
思わず、、

「ああいうきれいな声に生まれなかったから、、(自分は)ギター弾いているのかな、、」

と呟かれましたが、、、
いえいえ、誠さんの唄声には深みがあって、とても素敵ですよね^^

いつもは、番組の最後に1曲唄っているけれど、、、
今日は、数曲ご披露下さるとのこと^^
わーいわーい♪

「To my old friends」

そうそう、植村さんはギターはライン取りでしたが、
誠さんは、こちらでもマイク取り・・というか、
セッティングを見ていて、ああ、そうなんだ!と思ったけれど^^

あちこちで「聴き比べ」^^じゃないけど、
ああ、やっぱり違うんだなあって改めて。
何と言うか、仕組みのせいなのかもしれないけれど、
マイクを直接通していると、その一音一音の輪郭が際立つというか、、
より、はっきり聴こえてくるような気が、私にはしました。
まあ、簡単に言うと(?)音がとても「綺麗」に聴こえる気がするんだな。

これは、番組でも唄ったけれど(12月2日のオンエア分にて)
これから、50になっても60になってもずっと唄いたい曲なのだとか。
「初恋天国」。
「・・・覚悟して下さいよ!」て、言われちゃいましたから^^
てこたー、聴くほうも50になっても60になっても聴けるという訳なのですね^^

「皆さんの出番があります・・・途中で「はーい」って。ヤでしょうけども」(苦笑)。

こんな感じ・・・と、例のところを唄って下さいました。

「は~い!!」

^^

「協力して下さい!」

と、言われました^^

だから、唄い終わったら「ご協力ありがとう^^」
とも、言われましたよ^^

3曲めは、「今僕を泣かせて」。
ええと、、レコーディングに参加して下さった「あのお方」が今日は、まだいらしてない。
(と、腕時計を見る仕草をする^^・・・ここまでお約束。)
なので、「表参道バージョンということで、特別に、僕ひとりで!」^^

・・・

しめて3曲唄われて、ステージを降りていく誠さん、、
なのですが、、あのぅ、その拍手ってば?
というか、先頭切っておられましたが^^

・・・アンコール、、ですね?
・・・お呼びして、、よろしいんですね?


ところが・・・、、消えたなあ、、と思ったら、、
あっちゅう間に戻ってこられました^^;;

誠さん、早っ!!(多分、5しか数えてないと思われます。)

「みんなに帰られちゃうのが一番ヤ」なんだそうでして^^;

「まだやってないことがありますよね?・・・セッションセッション!!^^」

勿論ですともー、待ってました^^

早速、再び植村さんを呼び込みです。

「あ、座って下さるんですね。^^」

いつもは、スタジオでのセッションのため、
ディレクターさん、サブディレクターさん等の3人くらい。
それでも、惜しみない拍手は送ってくれるものの、、
やっぱりお客さんがたくさん目の前にいると嬉しいとのことです^^

ここで、植村さんがゲストということで届いたメールをご紹介。
ちょうど、ステージ近くに見にいらしていたようでして。植村さんとても喜んでおられました。
誠さんも、「・・・僕が斎藤です!!」すかさずアピール^^

セッションは2曲(やったねー♪)。

まず1曲は、ユーミンさんの「やさしさに包まれたなら」。
これは、誠さんも70年代に聴いていたとのこと^^

実際、植村さんのシングルのカップリングとしてカバーをされたのではなかったかな。
実は、ラジオのオンエアで何度か聴いたことありました^^
でも、それ以前のアマチュア、インディーズの頃から、お好きでずっとカバーはされていたナンバーだそう。

そのキッカケは、10代の後半、、厄年ってやつですか。
そのときに、ちょっと立て続けに大変なことが続いていたときのこと。
鬱鬱としていたときに、聴いたのがこの曲。

満員電車で、、ああしんどいなあ、つらいなあ、と思っていたりしたけれど、
たとえば、毎日毎日気にも留めなかった、車窓からの景色であるとか。
ふと、気づいてみると、実は日々変わっていたりする。
同じものを見ていても、今までそのことに気づかないでいたことに「気づいた」。

私も、唄を聴きながらよーく歌詞を聴き直してみたのだけれど。
ほら、ちゃんと言ってるんですよね、、、

目に映る全てのものは メッセージ

って。
そのことに10代で気づいた彼女もすごいけれど、
多分、この曲を書いたユーミンさんもまだかなりお若いころだったはず。

すごーい、、、

私は、最近になってやっとこのことが分かり始めてきたのにね、、、
目の前のものを見てても、なんとなく見過ごすか、何かを感じるかは自分次第なんだね。

うん。

改めて、唄そのもののよさにも気づいたです^^

これは、先に植村さんのギターから始まって、、
誠さんのギターとコーラスがそれに寄り添うような感じでしたね。
とっても優しい唄でした。

そして、このシーズンですから・・・と、クリスマスソングを1曲カバー。
植村さんの選んで来た曲は、、、難しい曲で、、
誠さん「試練」と、、、おっしゃいます^^;
この曲についての説明は、植村さんにお任せして、、
誠さん、ええ、その場で最後の練習・確認に余念がなく(笑)何せ、、間違う確率は50%!!

だから、

誠さん「間違ったらオンエアされませんっ!」

植村さん「いや、オンエアしますしますっ」(汗)

とても好きな曲ではあるけれど、難しいので唄いたくても出来なかったそうで。
でも、、、そんなところでこのお話があって、まさしく渡りに船^^

誠さん曰く「ちょうどいいところに、オレがいたんですね」^^;;

誠さん、、責任重大ですよ^^;お一人でギターを担当されます。

で、、いきなり

「あ、間違えた」^^;;;

即・仕切り直し(^_^;)

曲は、カーペンターズの「Have Yourself a Merry Little Christmas」。
聴けばどんなのか、、多分分かりますよ^^
もう、この曲ってほぼスタンダードですもんね^^

無事に曲が終わって、、、
植村さんも、ステージから退場。

誠さん思わず・・・「わあ、緊張した、、、」^^;と、思わずおっさいました。

これまた、事務連絡、業務連絡が少しありまして、、、
このあと、2nd STAGEは5時から、、のアナウンスがありまして、、

「スターダストレビューの根本要さんをお迎えして、、、

8時間半やりますっ

えーーっ(爆)。

***

この後、また女性のナビゲータの方がマイクを引き継がれまして。
改めて事務連絡、、、

このまま、席って確保しといていいのかなあ。入替制ではないから、いいのかなあ、、
と、不安になりつつも、、
実は、この日、、、収録後に予定が詰まっていたワタクシは、、、
この休憩の間にも、誠さん出てきて下さいましたので、、
CDを購入し、サイン&握手会にイッテシマイマシタ^^;

しかし。何回こういう機会があっても、
極度に緊張してしまって、、
(多分血圧も上がってるだろうなあ^^;)
一生懸命、お話する内容を考えて^^;
一生懸命、シュミレーションして^^;
それだけでもういっぱいいっぱいで、後で思い出すと、、アタマの中はほぼ真っ白^^;
何とか、最後に握手していただいたものの、、
緊張で、えらく自分の指先がちべたくなってたことが気になってしまった^^;
とほほのほ、、、

***

前日までのことを考えたら、、
(AAAコンサート、しかも3日間出づっぱり!)
まして、この昼間って時間帯を考えたら、
もうこれは本当に大変だったのだろうなと思うのですが、、、

ホストとして、パーソナリティとしてその場の流れを作り、
音楽の「紹介役・案内役」とでもいうのかな、、その役割をきちんと果たし、
なおかつ、ご自分のミニライブでは「斎藤誠」、、を披露し、、
その一部始終を見ることが出来たわけで。
もう、アタマが下がります。素晴らしいです。

多分、私が誠さんのことをリスペクトしてやまない理由の1つを
改めてそこに見たような気もします。

さてさて、、
この後は、3年前のこと(爆)を踏まえ^^

「どーなるかわかんない」

違う意味でのワクワクな方がやっていらっしゃいますよー^^


***********

誠さんのセットリスト、、文中にもありますけど。
1 To My Old Friends
2 初恋天国
3 今僕を泣かせて

EN1 やさしさに包まれたなら
EN2 Have Yourself a Merry Little Christmas

'06 Act Against AIDS アメリカンヒーローズ(その1)

2006年12月02日 | 2006年ライブ・イベント
'06 AAA 「星条旗よ永遠なれ!?~私のアメリカン・ヒーローズ」

桑田佳祐

斎藤 誠 G
中シゲヲ G 
角田俊介 B 
河村“カースケ”智康 Dr 
片山敦夫 Key
深町 栄 Key 
三沢またろう Per 
山本拓夫 Sax 
西村浩二 Tp 
清水美恵 Chr
安奈陽子 Chr


ええと、、、チケット取りの段階で、、
最終日だけ行ければよい!と踏んでいたのに。
いざ、チケットをだぁぁぁっと取ってみたら、、
・・・なんと、3日間通うことになってました^^;
もしかして、今までで一番多いんじゃない^^;;;;
それとて、確保は楽ではありませんでしたが。

でも、これはやっぱりとても幸運なことであるからして。
ココロして参加しなくてはなあ、、と思いました。

AAA啓蒙活動のチャリティライブであるとはいえ、
毎度毎度、、激戦を極めるようになったこのライブですねえ、、、
私が行き始めたときは、当日の朝2時間くらい前から並べば確実に押さえられたのにね、、、
とかいってないで、今後も頑張らないと^^;;

前回・・・つまり2年前はブリティッシュロック。
知っている曲もあれば、知らない曲もありましたが、、、
終わった頃には、音楽の引き出しの中身が増えたって感じでした。
そして、今度はアメリカンミュージック、アメリカンロック。
事前に各所で、予想だとか予習だとか、、あったみたいなのですが、
この際、ぶっつけ本番で私は臨むことにしました。
桑田さんたちのセレクトと、自分なりに聴いてきたものがどのくらい被るのか、
楽しみであったのも事実です。

結果、、、、何とも内容の濃いラインナッブで。
あの広い国土のそれぞれの地域性だとか、その時代時代を映すものであるとか、、
多彩なジャンルであるとか、、、それこそ、丁寧に拾い上げていったら、、、
2時間半では到底収まらないでしょう、、、
こちらも、一瞬たりとも気が抜けないといった感じ。
いくつか、舞台での演出はありましたがあまり大掛かりなものは、多くなく、、
存分に演奏を堪能出来たという感じでしょうか、、、

何と言っても、今回もがっちりと演奏を固めたバンドメンバーさんたちは、
誠さんのライブ等々でも、毎度毎度素晴らしい演奏を聴かせて下さり、
唸らされている凄腕の方々ばかり。
そりゃあ、始まる前からもう楽しみでしょ?ってなもんですよ^^

既に、終演直後にセットリストが公開になっていますので、
そちらに沿って、、
あれやこれや思ったことなどなど、、書いていくことにします。
(因みに今回は、2階、1階、3階と全く違う場所から見ていました。)

========

ホールに入ると、まず目に飛び込んで来たのは、、、フェンス。
ステージの向こうは、アメリカ・・・だったんでしょうか。
ちょうど、米軍基地のそれを思わせる感じで、よくよく見てみると、フェンスには小さな看板?がかかっていて、
ちゃあんと「CAMP YOKOHAMA」とあります。
相変わらず、細かいところまで神経が行き届いている感じです。

まずは、おなじみ?クリス・ペプラー氏のナレーションで、
今回のライブの趣旨の説明があり、
それに続いて、桑田さんのナレーションで、
日本にアメリカのポップミュージックが根付くまでの概略の説明があり、、

1曲目の「Sherry」は、納得でしたね^^
このあたり常々、お好きなんじゃないかなあと思いましたよ。
日本語でのカバーとかも、お得意ではないかな。

で、ここでサイレンが!!

すわ、緊急事態?!

と、思ったら最初のフェンスが撤去され、、、バンドの皆さんが登場!!

個人的には、カースケさんのオーバーオールに新鮮な驚きと、、深町さん、、、
ほんとに「別人」かと思いましたよ^^!!
髪、下ろされてるのは他のライブでもまず拝見したことがありません^^;
貴重な瞬間に立ち会ったのでありましょうか!
遠目で、双眼鏡でもって、舞台の向って右側(笑)からチェックを入れはじめた私は、
少しずつ左に左に移行していって、、、えらくたまげたわけなのでした、、どーもすみません^^;;

因みに、2年前と各楽器の並びはほぼ同じではないかな。
そそ、前列は少なくともそうでした!!

2曲目には、かなり驚きました。
へえ、、、バディ・ホリーかあ!!
20代前半に集中的に聴いたアーティストさんが、
この方の影響を受けてらしたから、よく聴いてたときもあったし。

今回は「自己満足かも」^^;とおっしゃってまして。
自分の50年史というか、、

「おじさんたちの硫黄島ものがたり」

相変わらず、そのあたりタイムリーなキャッチを思いつかれるのがうまいなあ^^;

だから、その曲はokよ!とか・・・それはちょっと、、
ていうときは、意思表示してね^^;と、おっさられたので、、

会場中が、「友達の輪」

あるいは、某お酒のコマーシャルのように

「まるーーっ」(笑)状態

だったらしいです。ステージから見ると^^
(客席にチラホラ見える星条旗が、まるで大漁旗のようでもありって、、そのたとえ面白すぎる^^;)

2年前のときの、ブリティッシュロックとの比較では、だいぶ、演奏するときに譜割が違うらしいのですね。
アメリカのは、わりと自由度が高いというか、、かちっとしていない、、みたいなお話をされていたような。
実際のところは、どうなんでしょうね。
よくわからない私でした^^;;もう少し勉強しておきます。

また、選曲にあたり、、
やれ、あれやれこれやれ^^いろいろあったそうで。
エアロスミスとか、レッチリ、、レニー・クラビッツあたりは、まあよいとして。(・・・そうなのか^^; )

ただ、キーが高いとか、、
強い、早い、高い、、、^^;;;

でご自分でやってみても、
いまひとつサマにならない、、
という理由で断念したというのはあったようですが。)
デスチャ、、(デスティニーズ・チャイルド)を要求するあたりは、いかがなものかと^^;
やっぱり、アーティストのカラーとかあるんですから、、オイオイオイオイって^^;;
おかしかったのは、3日めのときに。

「ビル・エバンスはやるでしょうね」

・・・この「やるでしょうね」も、何だか可笑しかったのだけど、
フロント右前方のお2人(回りくどい言い方だ^^;)が、手叩いて大爆笑しとりました。
・・・お兄様方、、、ウケ過ぎウケ過ぎ^^;
だって、遠くからでも笑ってる声がよっく聞こえたデスよ^^;;
(02-03年の年越しの「ポール・バターフィールド」発言を彷彿としちゃいましたよ^^;
あれは、客席より絶対ステージ上でドッカンドッカン言ってたと思われ^^;)

最初のパートっていうんですか。
それはもう、楽しかったですよー。

舞台の左右上方にあるスクリーンに、曲のタイトル、アーティスト名、
そして、英詞と訳詞が都度都度表示されるという、ココ何年かはそんな配慮がされていますね。

だから、次の曲がわかる度に、、、というか、もうイントロでわかっちゃう度に、、
嬉しくて大騒ぎになってましたから(笑)。
まあ、その分周りに皆様には、ホントに申し訳ないっす(汗)
小さい会場でなくてよかったです^^;

だってさあ、バーズ(「ミスタータンブリンマン」じゃなかった!!)に、
ラヴィンスプーンフル(バンド名がいいじゃありませんか。それと「魔法を信じるかい」というフレーズがね^^)に、、
CCRだなんてねえ、ねえ、、嬉しくなるじゃありませんか!!
ちなみにこの「Proud Mary」、超・有名曲ですから、、
色んな方がカバーされてますけど、、
曰くつきといいますか、、、

最近でいっちばん覚えているのが、
2004年の浜松のマーティンクラブコンサートでのこと。
夏のツアーがあって、秋のツアーの追加公演もあり。
夏は誠さんお一人だったのだけど、秋は角田さんもご一緒だったのね。
それで、その時のゲストが石田長生さんで。
アンコールで、急遽決まったらしいのがこれ^^
まあねえ、、ステージ上で急遽打ち合わせ(笑)。
しまいには、石田さんがぜーんぶベースラインを先に音階で言ってくれるという、、
えらいことになってました^^;;
そんなこと思い出してんなよ!
だけど、盛り上がったからいいんですって^^

そう、CCRと言えば、誠さんもよくご自分のライブの曲中に、
「Susie Q」なんぞ、織り込んでますよね^^

このあとって暫くは「趣味」^^が色濃く出てたのではなかろうかと。
でも、近年、私もこういうのわりと好きだったと気づいたりしましたが。
でさっ、リトルフィートなんて、、昔からサザンを聴いていた方には、
にんまりものなんじゃないかな^^
(私が、本格的にサザンを聴き始めた年、、結構遅かったんだけど、「ロウエル・ジョージのトリビュートアルバム」に桑田さん
が参加されていました。)
片山さんのピアノもばっちりフューチャーされてました。
かっこいいよね!!

そして、向かうは・・・南へ南へって感じに。

グレイハウンドバスの映像とともに、、オールマンブラザースバンドのナンバーが来た時には、
「やったね!」って思った方は多かったんじゃないかな。
今回のメンバーさんでも、私がうっすら知っている限りでも、
好きな方は複数いらっしゃるかと思われるのだから。
桑田さんと、一緒に演奏出来て嬉しかったんじゃないかなあと。
・・・誠さんも、最近では「Melissa」を唄う機会が増えたし、
「Whipping Post」は、これまたライブではおなじみですからね!!
桑田さんを挟んで、中さん、誠さんのトリプルギターは、見ていて痛快でしたね。
きゅいんきゅいん言ってましたもんねー^^。
あれ・・・楽しいだろうなあ、って羨ましかったです。

そして「ウッドストック」は、かの有名なあの巨大ロックコンサートのために書かれたもの、、、でいいんでしょうか?
改めて聴いて、これ詞がとても気に入りました^^。
手持ちCDにジョニ・ミッチェルバージョンもあるので、きちんと聴き直さなくては!!

ジミまで出てきましたよ!!
これは、2002年の桑田さんのソロツアーで一部使われたもので、
DVDにも収録されているから、ちらっとでも耳にしたことのある方は多いんじゃないかな。
ちと、このあたりの演出は過激な側面もあったかも、、
正直言って、これ、、、大丈夫?って思った。
特に3日めってテレビのオンエアあるんだよね、、
心配な気持ちもありましたが、、オンエアになったのかな。(ウチは見られないため。)
・・・でも、この何曲か後で、ちゃあんと丸く収まる演出もあるのですが。

そして、メンバー紹介、、
今回は、毎日のように山本拓夫さんの昆虫博士ぶりを物語るエピソードが続きました。
初日には、そのむずかしー蜘蛛の名前で、、、
よほどいつも語られてるのか、ほんとに可笑しかったのか、、、
右側前方のお2人(担当・ギター、ベース^^)が、膝折って笑い転げてるからさあ、、^^;
これまた2人して、おんなじようにウケてるから、、なお、笑ってしまいましたってば^^
あ、バンマス誠さんのご紹介のとこでは、叫んでおきました^^
ここで頑張らなくてどーするっ!!(どさくさに紛れてね。)

あとね、トランペットの西村さんのご紹介のお話が、、
何度聞いてもウケマシタ。

・・・マトリョーシカと、ちびちゃん、、

意外な組合せじゃありませんか^^

あっ、バンマスはですね^^
黒、紺?どっちかな、、ツバ広っぽい帽子に、紺のデニムだったのかなあ、、長めのジャケット、、、
下にロンTを着てらしたかな。それと、ジーンズ、、、に見えました。
ジャケットは3日間ずっとだったかなー。
(・・・双眼鏡越しの観察の結果です^^ネックレスもしてらしたような気がする。)

ギターを変えることもしばしばだったし、
(テレキャスもストラトも見た気がする。合ってます?あと1本はレスポールですか?これ、よくわかんない、、、^^;)
コーラスも、ギターもみっちりで、、、
いつぞやとは違って、固定マイクでやってらっしゃいました。

そして、ええ「もうすぐ夏が近い」ということで、、

ええーーーーっ!!(笑・はえーなオイ^^;)

まあ、近いと言うか、まだ半年以上も先と申しますか、、^^;
間違ってはいないような気もしますが^^;
ビーチボーイズ特集です^^
3日めだったかな、ゲストに「山下達郎さんが来ています」って言っちゃったもんだから、
一度はカウントを入れたカースケさんも、「え?」みたいな。
(そそ、遠くからでもカウントを入れているお声が、よっく聴こえるのが嬉しかったな。)

あのコーラスですから、、、
基本的には誠さんと深町さん、、あたりはずっとなさっていたのだと思うけれど、
何度も何度も恐縮ですが、双眼鏡越しだと、このセクションでは角田さんもコーラスに入っていたんじゃないかと思います^^
「Good Vibration」で、1つの環が出来たところで、、、
一転して、ステージのビジュアルは幽玄な和の世界へ。
なんと、ロビーに通じる左右の扉から、、

お狐さまたちの行列が、、、やってきました。
お狐さまの嫁入りでありました、、、

それに乗って、シュープリームスで有名ではあるけれど、
ヴァニラ・ファッジ版の「You Keep Me Hanging On」のヘビィな響き、、

ドアーズでは、、、余計なことを思い出したのは、、
どうやら私だけではなかったようで、、^^;
ジム・モリスンの、うそのようなホントのような、うそのような、パフォーマンスのお話。
誠さんの20周年のイベントがSHIBUYA-AXであったときのゲスト、根本要さん情報がありまして、、

「マラカスとマイクを間違えて」^^;;

この絵がどうしても浮かんでしまったのであります、、^^;
他にも「わたしもわたしもー!!」という方がいらしたら、こそっと教えて下さい^^;;

「Happy Together」では、さっきのお狐さまたちが、後で唄い(?)踊り、、、
何だか、ちょっと夢を見ているような、、そんな1シーンが、、
賑やかな祝宴めいたものが、目の前で繰り広げられたのでした。

と、ここでアコースティックセットへチェンジ。

映画「卒業」から、サイモン&ガーファンクルの、、「ミセス・ロビンソン」。
誠さんが、イントロのとこで、ちょっと折々アタックの強いギターを弾いてらしたのがとても印象的。
ここではアコースティックを使ったのですけど、当然、大きなステージなのでライン取り。
多分、普段のライブでも使ってるギターのうちのどれかだったとは思うのだけど、なるほどなあ、、と実感。

かねてから、マイク取り、ライン取り、、というのの違いは言われてますが、
もうこれは、火を見るより明らかですね。
音色の質感が、全く違うんだあああ!!と思って。

(確かに、各ギターの持つキャラクターというか、
そのものの音色をじっくりと楽しむのであれば、
断然マイク取りだろうなと改めて思いました^^)

そういう観点からも、楽しかったです。
途中の間奏で、反対側の中さんと交互にソロを取り合うところなんか。
完全にお2人とも「ロックだなあ、いいなあ」と思って^^
中さんは、かのサーフコースターズ(一度ライブを見てみたいっす。)
でもご活躍ですが、そのテケテケテケテケテケ、、を織り込んでくれたのが、楽しくて楽しくて^^もう、最高っす!!

そして。
今年も「馬車道からゲスト^^」がいらしてました^^
しかも「乗り物に乗って」

・・・馬のいななきが、、、

でも、スタッフが後ろから台押してました^^;;
何気に、お客さん苦笑、、、

「ほら、笑われてるよ」

と、桑田さんに言われつつも、、^^
原由子さんがご登場です。カウガールルックでした。

ステージには、あと誠さんがいらっしゃるのみ。

「学生時代にもこんなようなことが、あったかも」

という組合せ。(そう、お三方とも同じ大学の音楽サークルご出身というのは、有名なお話ですね)

PPMの「悲惨な戦争」を3人で。

私は、初めて聴いたかもしれない。
とうとう、自分の恋人あるいは夫・・・が戦場へ行ってしまう。
その女性の強い強い嘆きの唄です。
メロディの語りかけは優しいですが、その内に秘められた、身を切られるような辛さは、
ひしひしと伝わってくるものがありました。
だって、、、これ、昔の唄かもしれないけれど、未だにそんなことが、この世界のどこかで、、
未だに毎日続いているんですよ、、

お願い、私も連れて行って。

相手が困ると知りながら、どうしてもそう言わずにはいられない、、
早くこんなことがなくなる世界になればいいのですが、、
考えずにはいられませんでしたね。

でも、お三方のハーモニーはあくまでも美しくて、
当然かもしれないけれど、誠さんのコーラスが1番はっきりと、、
伝わってきてナンバーなのでした。

ここ何年から、現在にいたる世界情勢の中での、
アメリカの占める位置についてのナレーションのあと、、

「Raindrops Keep Fallin' On My Head」 (雨にぬれても)。

誠さん、、、ウクレレ弾いてらっしゃいましたよ。これにはびっくりしました!!
雨つながりで、
「Laughter In The Rain」 (雨に微笑みを)。
たぶん、両者の「rain」の意味するところは、かなり大きく違うのだろうと思うけれど、、、
後者のニール・セダカは、いつぞや、桑田さんが大好きなナンバーだっておっしゃっていたのを聴いたことがあります。
そうそう、開演前に会場にはアメリカの音楽がたくさん流れていましたが、、
その中で、キャロル・キングが聴こえたので、、そういえば、あ、ここまで範疇に入るんだなって思ったのでした。

ライブの中で、「えーー、この曲やるんですか!!」て、
すごく驚くラインナッブがいくつかあったんだけど、
これって、その筆頭ではないかなあと。。

だって、、、ドナルド・フェイゲンですよ?
A.O.Rですよーーー、、、、、しかも、そのど真ん中を行くものですよーー。
イントロ聴いて、ああ、びっくりした!!
しかし、この唄に関しては、日本語訳を見てても、難解で細部にいたるところは、ちと分かりませんでした^^;

ここからは、もう怒涛のようであります。
このイントロを聴いて、沸きかえった人が多いのも頷けます。

ビリー・ジョエル。

折りしも、彼も来日中!!
そこからあの超有名な、、長いイントロが来ると思いきや、、

「・・・あ、端折った」^^;;;

「ストレンジャー」でした!
これも、前に書いたAXのときに話題に出たのですよね。
誠さんが「ディスコだよね!!」と、おっさったので、

あーーーー、ほんとだーーー、そうだよーーーー!!

と、気づかされて、ものすごく感激したのを覚えてますよ。

それから、もう1曲が、「アレンタウン」。
数々、この方には名曲があるけれど、かなり意外、と思ったのは私だけかしらね、、
夢と希望だけではない、アメリカという国がもつ、ひとつの厳しい現実の姿ではあるよね。
そこでも、ちょっと、、ある「フリ」が行われていたのに気づいた方はいますか^^?
私は、教えてもらったのだけど、
最初ピンとこなくて、、2日目で気づきました^^;;

ちーふーはっ!(謎)。

でね、このあとが3日間通して、
私は1番やばかったです。本当に。

カーペンターズ。

詞を一緒に読みながら聴いていたのだけれど、
なんだろう、、、
全て、痛いところを突いてくるんですよ。ほんとに。

「これって、自分のことじゃないか」

っていうくらいに。

いくつもいくつもずきっと刺さるフレーズはありましたが、

imperfectな世界で、perfectな愛を求めていたなんて

と、リフレインされた日には、、、

1日、2日と、隣りに友達がいてくれたからまだよかったようなものの、最終日、ついに涙腺決壊。
3階の天井近くで、1人しゃくりあげてました。(あれって、どうしてそうなるんだろうね)
参りましたよ、、止まらない。
でも、後できいてみたら友達もここで毎日泣いていたという方もいたらしいし、
周りですすり泣く方がいらしたとか、、
おそらく、それぞれポイントは違うんじゃないかと思うけれど、
それぞれ一生懸命に生きて来たけれど、幾ばくかの後悔であるとか、失敗をふっと思って、
あの曲に重なってしまったこともあったんじゃないかなって気もします。
ライブで、「うっ」と来ることは、あるんです。
でも、毎回気力でぎりぎり持ち堪えているんですが、
今回ばかりは、とうとう歯止めが効きませんでした。
でも、大きな会場で、照明が落ちた、、1番後ろにいて、、
こんなに助かったと思ったことはないですよ、、ほんとに。
(これ、邦題は「青春の輝き」というそうですが、、内容からすると、、少し違う方がいいかもって思いました。
あくまでも、個人的な見解ですけどね^^;;)

でも、まだその涙も乾かないまま、、

えっ、あっ、、?

次って、、


「My Sharona」だった^^;

暫く半泣きなままでありましたが、
因果なものですねえ、、反応してしまって、
叫んで、跳ねて(おいおいおいおいっ)ってやっていたのでありました。
我ながら、アホの極みだと思いました(笑・自分なりに褒めている。)
あ、ちなみのこのナンバーは00-01年のサザンの年越しのときに、
出演者が入場するときに使われたましたよね。
他でもない、誠さんが初めてサザンのサポートギターをつとめられたときのライブですよ。

GFRに関しても、思いだすのがAX(笑)。
かの、後楽園球場でのすごいライブの後の、
水道橋駅でのエピソードを要さんが語られていたことを思い出しますー。

その2へ続く。

'06 Act Against AIDS アメリカンヒーローズ(その2)

2006年12月02日 | 2006年ライブ・イベント
その1から続き

で、KISSでしょ、、
歌舞伎メイクだなあと改めて思いましたけど、
それ以上に、ウケルつぼが違うって言われそうなんだけど。
日本語詞が、、、だんだん壊れていくのが分かった唄でありました。
現場でご覧になってたかたは、分かるでしょうけど。
英詞にはない、オリジナルな^^;訳、、というか、
固有名詞がガンガン出て来るんだもん、、^^;

そしてそして。
なぜか、初日の朝から私の頭の中をぐるぐる回っていた曲がこれ。
別に予想を立ててたわけでもないんだけど、
なぜかしら1日この曲が回ってて。これは、やるに違いないな、、
という、得体の知れない確信があったのですが、、
やりました^^「Long Train Runnin'」
必ず、あるコードに手を置いたままMCをされてた誠さんであるのです^^
なので、ついつい^^;
笑うとこではないんだけど、笑いそうになる。

ごめんなさいっ。

でも、かっちょよかったです。
延々と繰り返されるフレーズを一緒になってやってました。

♪ Without LOVE!! ♪

ってね^^

最後は、これまた「へーえ。」と思ったのだけど。
Jガイルズバンド。

ええええ、リアルタイムでよくかかってたの知ってますよ^^
訳詞については、赤坂泰彦さんが、
よっく、、ラジオで茶化し気味にやってたから、、知ってる知ってる^^
まあ、そう思うと邦題もうまくつけたもんだと思いますやね。
グラビアのことなんだもん^^


アンコールを待つ間、
初日にはなかったけれど、
2日目と、3日目には、、桑田さんのナレーションが追加になった。
長めだから、、という配慮もあったのかもしれないけれど。
そこで語られる、テレビ黎明期のおばあちゃんのエピソードが、
なんともペーソスに満ちてて、、素敵ですよ。
まさしく、三丁目の夕日ですね。

そして、アンコール!!

流れてきたイントロを聴いて、これまたびっくり!!

こ、この有名なイントロは!!!

「Hotel California」!! イーグルスだ!!

私は、このあたり本当にうといので、
なるほどなるほど、、、
と、改めてライブを見ながら確認している状態でして^^;

あ、この曲では誠さん、ダブルネックなんだ!!
ダブルネックて、こうやって使い分けてるんだ!!
12弦と6弦と!!(SGだそうです。12月の誠さんのトップページを見て改めて確認!)
あー、だからこれで音色がこんなに違うのね。
・・・全く、昔リアルタイムで聴いてたヒトが聴いたら、
爆笑されるようなことが、いちいち新鮮で面白かったんですよ、、すみません、、(爆)。

あの世界で一番有名・・といっても過言でナシかな?
なギターに続いて、角田さんのベースがすーっと入ってくる、、
ほんとに、、よく聴くと聴きどころの多いイントロだなあ。
改めて思う。

そしてまた、後半のトリプルギター。これはなかなか見られないですよ、、
やはり、桑田さんを挟んで。
ビジュアルとしても、音としても、、

「すごいモンを聴いたーー」

って感じでした!!

誠さんはアンコールでは、淡いブルーのニット帽に、
いつぞやも見たスタイル。
赤系のチェックのシャツをベルトのあたりに巻いておられた。
これは、3日ともそうでしたね。
・・・さ、さぶいですか^^;?

そして、モンキーズ!!
「日本語をしゃべってた」^^彼らは、
当時の桑田さんたちには、さぞ衝撃的だったのでありましょうね!
楽しそうに、誠さん足踏みしてギターを弾いておられたところもありました^^

ラストは、、これまたちょっと意外でした。
ブルース・スプリングティーン。
今回のタイトルにひっかけての「Born in the USA」とか、では決してありませぬ^^;
確か、始まる前には会場に流れていたかもですけど。
「Hungry Heart」。
正直、へえ、、、って感じです。
途中、短く、もろびとこぞりて を鋏み、
クリスマスの歌詞に、ちょっと替え唄してありました^^

最後は、ダンサーの皆様、、(セットの上方に勢揃い!)
バンドメンバーが揃ってご挨拶。

何日だったかな、、ばんざーいと、久々に「ダー!」をやりました^^
なんかちょっと嬉しい。

そのときのBGMで、あっ、そういえば!と思ったのだけど。

なかったんですよね、今回。
流れてきたのは「Blowin' in the wind」・・・。
えー、ディランなかったじゃないすか。
ブリティッシュロックとは別に、クラプトンを取り上げたのと、、
同じようなことなの?!
これは、終わってから友達とどーなんだ?と話していた点ではありますね。

***

今回は、本当にぎゅうっと凝縮したライブを見たと思います。
毎回、何かしら勉強させていただいている感じがします。

基本は、もちろんチャリティなのです。
だから、HIVを撲滅し本当ならばこういうイベントが不要になるのが一番幸せなカタチなんだろうと思います。
都度、桑田さんはそういうお話をなさってました。
実際、何日か前で見たニュースにしても、決して楽観できる状況ではないんですよね、、

でも、音楽はそれとして楽しむというスタンスで、毎回、私は臨んでいます。
素晴らしい名曲を、素晴らしい演奏で楽しむことができた、、そのことに素直に感謝をしたいと思うのです。

どうやら来年も、この場所を押さえたという事で^^。
必要とされる限り続けていくイベントになりそうです。


===



** set list **

1 Sherry / The Four Seasons(1962)
2 That'll Be The Day / Buddy Holly (1958)
3 Oh Pretty Woman / Roy Orbison (1964)

=MC=

4 Never My Love / The Association(1967)
5 Turn! Turn! Turn! (To Everything There Is A Season) / The Byrds(1965)
6 Do You Believe In Magic ? / The Lovin' Spoonful(1965)
7 Proud Mary / Creedence Clearwater Revival(1969)
8 Up On Cripple Creek / The Band(1969)
9 Dixie Chicken / Little Feat(1973)
10 Sweet Home Alabama / Lynyrd Skynyrd(1974)
11 Ramblin' Man / The Allman Brothers Band(1973)
12 Woodstock / Crosby, Stills, Nash & Young(1970)
13 Indian Reservation (嘆きのインディアン) / Mark Lindsay & The Raders(1971)
14 Purple Haze / Jimi Hendrix (1967)

=MC、メンバー紹介=

15 Surfer Girl / The Beach Boys(1963)
16 Fun, Fun, Fun / The Beach Boys(1964)
17 California Girls / The Beach Boys(1965)
18 Good Vibrations / The Beach Boys(1967)

19 You Keep Me Hanging On / Vanilla Fudge(1968)
20 Touch Me / The Doors(1969)
21 Happy Together / The Turtles(1967)

=MC=

22 Mrs.Robinson / Simon & Garfunkel(1968)
23 Cruel War(悲惨な戦争) / Peter, Paul & Mary(1962)
24 Raindrops Keep Fallin' On My Head (雨にぬれても) / B.J. Thomas (1969)
25 Laughter In The Rain (雨に微笑みを) / Neil Sedaka(1975)
26 I.G.Y / Donald Fagen (1982)
27 The Stranger / Billy Joel (1977)
28 Allentown / Billy Joel (1982)
29 I Need To Be In Love (青春の輝き) / The Carpenters(1976)
30 My Sharona / The Knack (1979)
31 We're An American Band / Grand Funk Railroad(1973)
32 I Was Made For Lovin' You / Kiss(1979)
33 Long Train Runnin' / The Doobie Brothers(1973)
34 Centerfold (堕ちた天使) / J. Geils Band(1981)

EN1 Hotel California / The Eagles(1976)
EN2 Daydream Believer / The Monkees(1967)
EN3 Hungry Heart / Bruce Springsteen (1980)

Rebirth TOUR 2006 きらめきの街へ(広島編) (その1) 

2006年11月04日 | 2006年ライブ・イベント
MARTIN GUITAR SHOW & CONCERT
-We Love Martin,We Love the Earth-
Rebirth TOUR 2006
"きらめきの街へ"   
 
2006年11月4日(土) @ CAVE BE (広島)

~出演~

斎藤誠 V,G

Leyona V,G

山本貴志 G   


=====

個人的に、今年はここを最後の遠征地に^^
と、調べ始めたものの、3連休の真っ只中。
・・・エアー&ホテルでもお手ごろではないな、、、
しかし・・・ふっと閃いた。

使えるじゃんかー、この日なら。
誕生日界隈のディスカウント料金が!!
ということで、無事に催行決定^^

調べているうちに、今までよく知らなかったんだなあ、、
ということがわかり・・・何だかとっても楽しくなってきた^^
広島・・・といえば、私の場合は高校の修学旅行で行ったきりの場所。
改めて「修学旅行」をしよう^^、、
これは裏テーマでしたが、出かけることになりました^^

****

当日のお昼前に、広島空港に到着。
山の上というか、山の中というか、、、
そこから、市街地へバスで行くという感じ。
(昔は、新幹線だった。しかも、まだ『のぞみ』なんて走ってなかったから、着いた頃には、随分くたびれてたのを覚えてる。)
ぼんやり車窓を見ていたら、ある場所からガラリと風景が変わり、市街地に入ったんだなあ~と気づいた。

街の概観を掴む余裕もなく、そのまま宮島へ^^
これまた楽しかったのだけど、ココでは書いてたらキリがないので省略。
あなごめし弁当だけはしっかりとgetして、ホテルへ^^
慌しく準備をして、いざ会場へ。

路面電車に乗れば、会場の近くまで行けることはわかっていたから、
とりあえず、、飛び乗ってみることにする^^
他の街では、何回か乗ったことがあるけど、微妙に最初は緊張、、、、
でも、さすがにたくさんの観光客が来るのだろうから、
使い勝手は、実にうまい具合に出来てて、、安心して乗れた。何だか嬉しかった^^

胡(えびす)町という、本当の繁華街はもう少し先かな。
繁華街の入口のような感じのところで降りる。



地図に従って、、歩いていってみると、、呆気なく本日の会場を発見。
なんとなく、、人だかりがしてるのだけど、
すぐに列につく気になれず、、界隈をすこうし一周してくることに。
近くのスーパーを覗いてみたりとか、、まあ、いつものことです。

開場時間を少し過ぎたところで、戻ってみると、、
それでもまだ開場しておらず。とりあえず、列についてみる。

********

確か、階下に降りないで済んだような(もう既に記憶がおぼろげなのかよ^^;)

中はおそらく、今年見た会場の中では一番こじんまりしていたかな、、という印象です。
てか、、、わわっステージが近いよ^^;みたいな感じです。

千葉でもそうでしたが、会場にはMX-TVでオンエアされたPAPER SKY2回分のオンエアが流れていました。
金沢会場と、宮崎会場の分です。
・・・いやあ、、いつ見ても宮崎のFM局でのパーソナリティの方とのトーク。
誠さんの間髪入れず!の抜群のタイミングのツッコミには惚れ惚れ^^
(もしかしたら、惚れ惚れするツボが違うーーーなのかもだけどね^^;。)

今回の会場の椅子は、背もたれのないタイプの。
背筋をしっかり伸ばして拝見することにいたしましょう^^
ステージ向かって、一番右端。ちょうど誠さんのサイドかな。

テレビの映像が途切れて、、いよいよ開演。
最初は、いつものように福岡さんがマイクを持たれてご挨拶があります。
何だか、いつにも増して非常に力が入っております・・・なんか声が若干かすれ気味だったように思ったのは、どうやら私の気のせいではなかった模様^^
このツアーには「このヒトしか考えられない!」という誠さんを紹介!!

「おかしいって、そのイキオイ^^;」(苦笑)

とおっさりつつ、誠さんがご登場。
今日は、ニット帽・・・かな、淡いブルーだったような。
それに、ストーンズのTシャツをロンTの上に着ておられます。
そのベロには星条旗の模様が描かれていたような気がします、、、
にジーンズって感じですかね^^
相変わらずかっこよくていらっさる、、にんまり^^

今年のツアー最終地の広島にして、初の女性ゲストを迎えることになっています。

「なんでもっと早く呼ばなかったのー、最終地だよ。遅いよっ!!」

誠さん、猛抗議(笑)。

でもって、ここでLeyonaさんが登場^^

黒っぽいチューブトップに黒のパンツ、帽子も黒だったかな(記憶不確か^^;)でも、濃いピンク色の羽が目にも鮮やかです^^

まずは、誠さんとのセッションからスタートになります。

千葉の番組、MIDNIGHT SESSIONにもゲストにいらっしゃったLeyonaさん。
このときに、こりゃもうゲストにお呼びするしかないと思った、という誠さんです。
しかも、この広島は彼女の地元でもあるようですね^^
「地元・・・ですけど、市外なカントリーな、田舎な、、、」
・・・方らしいのですよ。
広島出身です、、というと、当地では、市内ですか市外ですか?というのは、
非常に重要なポイントなんだそうですよ、、、(そうなんだ!!)
誠さんも「市外(カントリー)な・・・」と、確認されてらっさるしな^^;

でも、とりあえずは、、

「1曲だけ、邪魔させてもらいます」^^

といって、、、

「アーユーレディ!!」

あらまっ、早っ^^;
すると、、

「アーユーレディ!!」

・・・なんと、Leyonaさんまで続くじゃあありませんか(泣笑)、、なんとまあ、嬉しいじゃあありませんか!!

1曲目は、Leyonaさんが好きなボブ・マーレーの「Jamming」。
お話になるときと、唄うときのお声が違うのですねー、Leyonaさん。
なんというか、少し乾いたような、、というのかなあ。
でも、その少しだけカラッとした感じがとても気持ちよくて、好きな唄声だなあっとかねてから思ってました。
今日は、それがいっぱい聴けるのですね^^

誠さんが下がった後、一緒にライブをやるサポートギタリストの山本さんを呼び込みます。
デビューからずっと一緒にやっている、、もう兄貴分みたいな方なんだそうです。
で、山本さんがチューニングをしてる間に少しMC。
Leyonaさんのギターのヘッドについている、赤いシロモノについて説明。
(残念ながら、私のところからは少し遠くてきちんと確認出来なかったんだけど。)

どうやら、その赤い紐?は、
コードを留めるものらしいのですが、

「カワイイからつけてみました」^^

とのことです。

多分、使用されたギターは、以前MIDNIGHT SESSIONのサイトの
楽器コーナーでも掲示されたものじゃないかなあと、、思います。

曲によっては、ギターを手にされたり、
完全にギターは置いてしまって、ハモニカを吹かれながら唄われたりされてました。

ギターをライブで弾くようになったのは、ごく最近のことなのだとか。
それでもって、マイクで音を取るというので、、緊張気味、、、

フルバンドで回られたツアーのことをお話し始めたLeyonaさんだったのですが、、
途中で、前日のアコースティックライブの話になってしまったり、、、
山本さんが着てらしたTシャツ談義になったり^^
誠さんの着てらした、ストーンズのヴィンテージもののお話にまで発展。脱線につぐ、脱線^^
改めて話を戻そうとするも、このぐるりと囲まれたマーティンギターのお話になってしまったり^^;;

・・・やっぱり戻ってこない(笑)。

わりと普段のライブでは「黙殺」^^;;されることも多いという山本さんも、思わずツッコんでおられました、、、^^;;
「でも、今日はよく拾ってると思う」だそうで^^;

次の曲は、くるりの岸田さんの書いた曲「Rainy Blue」。
わあ、、この曲すごく好き^^
彼は京都出身であるにも関わらず、カープファン。
(・・・やはり、広島ファンとは言わないらしい。)
というような話になったときに、、あまり最近の状況を知らないのか、、

「えー、衣笠とか、、しか知らない」

山本さんに指摘していただくまでもなく、、お客さんものけぞったのは言うまでもありませんでした^^;
楽しいなー、Leyonaさんてば^^

最近は、悪いニュースも多いのだけれど、いろんな街を回り、ライブをやって。
そういうことの出来る嬉しさ、喜びを噛み締めることも多いとか。
タイトルも「Joy to the world」(邦題・喜びの世界)。
言わずとしれた、スリードッグナイトがオリジナル。
アコースティックギター1本で、テンポもぐっと落として、雰囲気もブルースに近い感じかな。
このアレンジは、かなり私には衝撃でした。
この曲には、こういう表現もあるんだなあって、そんな感じでしょうか。

「BBキングみたいに、自分のギターに名前をつけた」

んだそうで。

その名も、「ブラウンシュガー」

そのココロは、やっぱりルックスの色のトーンかららしいです。
が、、お客さんはどう反応したらいいのか、、
という淡い戸惑いがあったのですが^^;
それを素早く察した山本さんが先に、、気持ちを代弁して下さいました^^;
この方も、痒いところに手が届く方だな^^

因みに、彼女が乗っているマウンテンバイクは「ブラックバニー」。

「あ、じゃあ、兄弟(姉妹)なんだ?」

えーー、そうなのぉ^^;;

BBキングのギターの名前は、代々ルシールだそうですね。女のコなんだ!

ラストナンバー前に、、、

「・・・線!」

と、叫んだLeyonaさん、、、軽いパニック^^;

線・・・てそんなあ、、
カポも、止めるやつとか言うんじゃないの?

という発言には

「フルで言えるから、カポタストって」^^

と、胸を張っておっさってました^^かわいい。

で、そのどさくさに紛れて、山本さんまでが、、

「アーユーレディ?・・・すみません、借りました」(泣笑)。

最後の曲は、なんとG.Love(彼も、MIDNIGHT SESSIONにいらして下さいました^^)が書いてくださったというナンバーで「Love」。
なかなかに気持ちよくて、スカッとする感じの曲です^^

そして、この後はLeyonaさん言うところの「マコトー、サイトー」のステージです^^

バトンタッチを受けた誠さん、、、セッティングをしながら、、、

「・・・なんでもっと早く呼ばなかったかねえ」

と、改めて呟く誠さん^^;

チューニング中、何気に「間」が出来るのが堪えられないらしく^^;
作業にいらした福岡さんにまで、、
「福岡くんですっ!!」^^;;
と、、、なんだろうと思ったら。
どうやら、これからステージで使うギターに値札がついたままだったらしくて^^;
それを外しに、、、

「売り物みたいに見えるところがいいんじゃん!!」と誠さん。

ギターをいじりながら、、「いい音だあ」・・と悦に入ってみたり。

始まる前の段取りが色々ありましたね^^;

改めまして、、、

「短い間ですけど、よろしく! 斎藤誠です!」

1曲目は「Melissa」でした。
これから始まるのって、久しぶりな気がする^^
でもね、始まる前に、、

「あ。」

って。

「・・・ほら、写真に写るってこともあるからね」

と言いながら、チューナーを外す細かい気遣い(泣笑)。さすがですね!!(実は今日、この後何度もそういうシーンが^^;)

2曲目では、ギターを変えたかな。
ガットギター。もう、生産中止のものらしいのですが、、、

「ゆるして」

うん。この流れも久しぶりだ。
場所によっては、緊張で張り詰めていたことも、、またある場所では小さなハプニングがあったり、、、そんなことも記憶していますが、
この日は、なんとも誠さんが気持ちよく唄ってらっしゃる様子に嬉しくなります。

「Leyonaちゃんも言ってたけど、、」
好きな楽器に囲まれるのは、なんとも言えず幸せ^^!!とおっしゃる誠さん。
ご自宅でも、ギターが増えてきて大変なことになってるそうです^^;

「・・・って、自慢じゃないですよ? ウチが狭いって話です」(しっかりと念押し。)

普段はまず使わないのだけれど、レコーディングか何かに、、例えばリッケンバッカーの12弦なんて使うこともあるのだそうで。
15分位かけて、奥を探索して探索して、、
やっとそこにたどり着いたと思ってパッとケースを持ったら

「あれっっ?? ・・・軽いんですよっ」

要するに中身がカラ^^;
どっかの楽器庫に置いたまんまだったりとか、、、

「て、こんなとこで言うべき話ではありませんでした。・・・広島の皆さんの前で愚痴ってもねえ^^;;」

そして、またまた。

「あっ。」

え、なになに?

「・・・これだ! エリック・クラプトンと同じカポ^^」

・・・でも、使いにくいらしい^^;
そして更に、、、

「・・・エリック・クラプトンと同じチューナー^^」

ホントならば、自分の耳でやるべきなんだろうけれども、、、と。

「ほら、みんなとお喋りしたいからね、、、って、

僕が1人で喋ってるんですけど^^;」(爆)

と言いつつ、、、演奏を途中でストップ。

・・・あれっ^^;;

「あー、2弦を忘れてたのか、、、すみません、山羊座のA型なもんで^^;;」

と、合わせ直したところで、とても「コアな」あるバンドの方が手伝って下さったという、、、、
「今僕を泣かせて」(・・・もはや、バレバレですが^^;)
それと、現在広島でも絶賛放映中な「LIVE-J」のお知らせを、それはそれは楽しげに^^されてましたね。


更に。
次に使うギターは、昼間のギターショウで展示されていたもの。
但し、糸巻きがウクレレみたいに後ろにあるもの。
バンジョーペグって言うものだそうです。
普段使ってるものと、感覚が違う、、えーと、1930年代くらいのものになるそうです。
すると、お客さんの方から、、

「チューニングが大変」

みたいな声がかかったらしく、、、
渡りに船と誠さん、即反応^^

「そう、今いいこと言った!・・・だから時間かかります^^」

「そうそう」

って返事も返ってくるもんだから、、

「別に、アナタと喋りに来たんじゃないんだから、、、あ、でもせっかくだからいいですよ?」

いつもの誠さんのお約束な畳み掛けがありました^^わはは。

更に更にとおっても嬉しそうに、、、

「広島に来ると、定番の話が始まっちゃうなあ^^」(そうなんですか?広島の皆さん!)

それというのも、ご幼少の頃、誠さんは広島に住んでいらしたことがあり、、、
当時通っていたのがミッション系の幼稚園(実名まで登場^^・・・知ってる人が名乗り出ないと、軽く拗ねる^^;;)。
そこで、週末は既にバイトしてたんだそうな。それは、結婚式のフラワーボーイ♪
新郎新婦に先立って、お花を撒く役目^^
一緒にやったお友達の女の子がとってもカワイかったらしく^^

「・・・はしもとめぐみちゃん」・・・フルネームで覚えてらっさるのね^^・・・微笑ましすぎるー。

まさに、初恋、、、

てことで、次は偶然にも「初恋天国」^^

例によって、みんなで唄って欲しいところがあるということで、、、練習もあり^^

「うまーーい!!」^^

とってもご満悦な誠さんは、「3回あるから、どこかでやってね^^」(・・・逃すと一生会えない・・・らしいですよ^^;)

曲中でも、この後だからねっ、、とわかるような表情で合図を送って下さったりするから、もうおかしくてねえ、、、

曲が終っても・・・彼女どうしてるかなあって、、しみじみ。

きれいになってる筈だっ。
きれいになってる!!
きれいになってなきゃいけないっ!!


・・・なんかの活用形みたいですね^^。

「ええ、次の曲が入ってるアルバムは、、男性の方は是非!!」

と強くお勧めされていました^^ Careless Memoriesですからね、、マニアな方には特に^^;

てなことで、曲は「素敵な最後」でした。

この曲に関して言えば、バンドだとわりとカチっとしたアレンジがあるのですが(CDに収録になっているような)
こと、アコースティック・・・特にネブラスカになると、もう自由度はどんどん広がる一方なのです。
特に、間奏のアレンジはもうそのたびに違う。
同じものは、1回としてないんじゃないかなと思う。
その日の会場の雰囲気やノリでどんどんカタチを変えていきます。
本日は、かなりロック度が高いと思われました。
なんとなく、、聴き覚えのあるフレーズが浮き上がってきて、、、「crossroads」です。
間もなく来日・・・というクラプトンを少し意識しましたか?
ほんの一部だけでなく、ちゃんと間奏までがギター1本でエッセンスが再現されてましたよ!!
かなりシブイですよ。これは盛り上がるっしょ?

「Thank you HIROSHIMA!!」

殆ど間髪入れずに、あのコードの音色が聴こえてきました。
すぐに唄いだすことはなくて、しばらくハミングして呼吸を整えるというか。
なんとなく、そんな感じでした。

「ここで、広島の皆さんに平和の曲を、、」

「What's Giong On」

私は今年、高崎・千葉とこの曲を聴く機会に恵まれたのですが、

Sister,,

Brother..

What's Going On!!

のコール&レスポンスに対するお客様の反応が、一番早くて、一番大きかったというような気がしたのは気のせいでしょうか。

誠さんも、「一緒に唄いましょうか!」と言って下さって、、、

女性の声の方が大きいなあ、、、と驚いておられ、、
・・・男はどうした?って。
でもだんだんいい具合に

「キレイな声と、汚いのが混じってきた^^」

嬉しそうに誠さん、おっしゃってました^^
曲が終ると、お話になりました。

昨日、40年ぶりくらいに原爆ドームに行ったのだそうです。自らの意思で。
子供のころの記憶との違いを、今の目で改めて見直したのだそうです。
平和の唄を唄わなきゃ、、、マーヴィン・ゲイの唄があってよかった・・・と。
9/11に、ニューヨークのグランドゼロに行かれたのですが、
アメリカでは、ジョン・レノンの「Imagine」とこの「What's Going On」は放送禁止だったのだそうです。
自分はアメリカ人ではないのだけども、、そしてまたこの年代だからそう思うのかもしれないけれど、

「・・・なんで? ・・・唄じゃない?」

誠さんは感じられたのだそうです。

(これは、私の個人的な見解に過ぎませんが。
禁止した側の人間は、これらに込められたメッセージを分かっていて、
なおかつ、それがどれだけの影響力を持つか分かっていて、、それを恐れたのではないか、、
ということは、なんとなくですが想像できます。
だからこそ、大事にしなくてはいけないのではないか、、ということも改めて感じました)


また、次にこの広島を訪れるときは、きっと違う想いを持って訪れることになるのではないかな、、みたいなことを、、
丁寧にコトバを選ばれて、お話になっていたと思います。

そう、さっきまでとはガラリと何かが変わっていたのは、誰が見ても明らかでした。
誠さんにとって、大事な気持ちを明かして下さってるのではないか、と思うときはそうやってお話されているのではないかな、、
ずいぶん前に見た、他のライブで感じていたことです。

(そのときの誠さんの心の動き、心のうちは、その翌日の日記の中で明かされていますね。まだでしたらば、是非読んでみて下さい。)

本編の最後は、「Waltz In Blue」で締めくくりです。


その2へ続く。

Rebirth TOUR 2006 きらめきの街へ(広島編) (その2) 

2006年11月04日 | 2006年ライブ・イベント
その1から続き、、、

アンコールー!!!!

・・・・・。

と、思ったら、、あっという間に戻ってこられました^^;

「だって・・早くしなくちゃ帰っちゃうんだもん、、」

・・・て^^;

でもね、ステージの袖のところで

「アーティストなんだから、なるべくゆっくり戻って下さいって言われた」(爆)

とかで、なんとか20数えてから出てきたそうな^^。
でも、ほんとは5秒で戻りたいくらいだったらしいのですよ、、をいをい^^;

昨年は先輩のバンドで、そして今年の春先にはネブラスカで、、そしてこの秋にはマーティンで。
このくらいのペースで来れるといいですね^^と。

そして、このツアーのタイトルにもなった短い佳曲「きらめきの街へ」を披露。

その後で、再びLeyonaさんたちをステージに呼び込みです。

バックパッカーを手にされてたと思います^^
まずは、、、「ちょっと待ってて、大事大事」
と、誠さんとLeyonaさんとのステージでのツーショット、、、、をカメラマンの六本木さんに向かって^^
それから、、今度はビデオも、、と、わざとらしーーく動いてみるお二人(爆)。

そこまでやっておいてから^^
山本さんを含めてセッションです。
Leyonaさんは、後ろで誠さんのステージを見てらしたそうで、、
「What's Going On」を一緒に、ブラーザー♪と、踊って唄って下さってたそうなんです^^

「・・・気持ちよかったですーーー^^」

で、お2人がチューニングに余念がないというところを見た誠さんが一言。

「・・・喋っていいってことですかね」(爆)。

また、今日が初対面という山本さんにもお声をかけてヒトコト。

「芸達者で!」(笑)。

・・・まあ、お互い様ではなかろうかと(殴)。

しかもね、、マイクがなくても十分会話が聞こえる。

これまたお互いに、声が大きくて、、うるさいって^^;

「・・・ヒトのこと言えないんですけど^^;」

アンコールセッションの1曲めは、誠さんからのリクエストなんだそうで、「Wind Blow」。

ラジオでゲストにいらして下さったときにもこの曲をセッションしましたが、とても気に入られたのだそうです。
ええ、、まずはお2人についていくことにしたらしく、、、

「先に始まってみて!」

というと、

「・・・・では!」
と、お2人してそれを受ける、、、その呼吸の合いっぷりがさすがでした^^。なんて楽しい。

「・・・もう1曲やっていいですか?」・・・もちろん^^

ホントは20何曲かやりたいんですが、
僕らとしては、このあと呑みに行かなきゃいけないから、、、
大事なことがあるからね、、、ということらしくて(笑)。

そいでもって、、

「次の曲はもっとすごいよー」

と、言ってしまってから、、

「あ、しまった^^;「Wind Blow」の方がすごいです、、、」

なんとかフォローしようと焦りまくりの誠さん^^;
一方、「え、なんで?」という感じのLeyonaさんの対比がなんとも。
必死に考え抜いた誠さんが言うには、、

「意外と大きな曲」^^

・・・何とかこれで折り合いがついたらしいです。よかったよー。

それで、その曲を紹介するにあたり、、、
ま、よく知られている話ではありますが、、
「違うよおまえーー」と、ビートルズ研究家には言われるかもしれないけど、、
と、曲の概要というか背景について語られる^^

でね、、「そういう深い曲なので、、、僕ら軽くやりますね」

え?

と思った。
だって、、、カントリー仕立てって・・・・・。
えーー、最初予想した曲とは違うのか?!と、正直言うとびっくり。

でも、、、やっぱり「Mother」だったのだな。

容易に想像できますか?
カントリーな「Mother」が。

お2人のうちのどちらからのアイデアだったんでしょうか、これ。
重い、軽いを超えて・・・かなりの衝撃だったんですけれども。ワタクシ的には。
でも、かっこいいんだな、これが。

間奏は、まず誠さんがソロをとり、、、山本さんがとり、、、
Leyonaさんがハーモニカで。

しかしだな、、

「Mama don't gooooooo!!」

って、、、、、お2人とも、何だか飛んでもないところから声が出てるみたいだよー^^;
それを何度も何度もしつこくしつこく(コラ!)繰り返し、、、しかもF.O.までしてみたりする、、
(ノーノー・ボーイをライブでやるとき、ああいうこと^^をやらかすヒトなのでいちいち驚いている場合ではないが^^;)
笑う曲ではないと思うのだが、お客さんもう大爆笑でしたってば^^;
でも、本当に楽しかった。ありがとう、誠さん、Leyonaさん、山本さん!!

最後は、ここのとこ恒例の、最後の撮影会(お客さんと出演者が一緒に写るのだ)。。

誠さん、、、

「みんな、一緒に写ろう!!
(マーティンクラブの)会報に載るよ!!」

「・・・生涯で一番いい顔でねーーー!!」(笑)

「せーーーのーー!!」

「いえーーーーい!!」^^

今回は、一発OKだった模様です^^

・・・あれ、すごく愉しいよねーーーーーーー^^

終演後は、これまたいつものように福岡さんのご挨拶と、アンケートのお願い^^
これ、大事ですよー。
見に行かれた方は、ちゃんとアンケートを書いて提出いたしましょう。
本来ならば、ナザレスに行かないともらえない、、
ギターのサウンドホールにあたる部分をまあるく切り抜いた、、
ツアー名が刻まれたコースター(だから当然に木製なのであーる)をもらえるのです。
(・・・私ってば、何枚もらったんだ^^;)

終演後、その場でアンケートを書いて、、、
最近は、開演前に名前とか、、書けるとこは書いちゃってあります。
混雑がちなので、ゆっくりと退場。
・・・するにも、出口に誠さんがいらしたので^^;素通りは厳禁^^;
ちゃっかりとさっきのコースターに名前入れていただいちゃいました^^;
・・・なんともまあ、わがままなファンだなこりゃ^^;
緊張すると、アタマが真っ白でほぼまともに口がきけなかったのですが、、(とほほー、ダメなオレ(泣))。

「来年のアルバム、楽しみにしています!!」

って、それだけは頑張って伝えてきました。

ええ、それはもう、楽しみにしてるんですってば。
初めて誠さんのファンになって、アルバムの発売日をわくわくわくわくしながら指折り数えた日から、
やがて5年が経過、、、早い、、、けど、数字にしてみたら、、、そんなに?という気もするのですが。
ね、そろそろ新しいフルオリジナルアルバムを、、わくわくしながら待ちたい気持ちになっているのです。
是非、来年は叶えて下さるであろうことを、、、、希望しちゃうことにします。

今年のマーティンのツアーはここでおしまい。
回を重ねるごとに、アットホームな温かい雰囲気は増しているし、
また、春、秋、、と少しずつジャンルの違う方たちが各地でゲストなのだから、
本当ならば、全部見たいくらいなんですよね(笑)。絶対に無理(笑)。
これが、また来年以降も続いていくことを祈念しつつ、、、

誠さん、各地のゲストの皆様、関係スタッフの皆様、、、
今年のツアーも、最後までお疲れ様でした。
愉しい時間と、素晴らしい音楽をありがとうございました。
今後の展開も、大いに期待しています^^



=====

※誠さんのセット

Jamming (Leyonaさんと、、)

1 Melissa
2 ゆるして
3 今僕を泣かせて
4 初恋天国
5 素敵な最後~crossroads
6 What's Going On
7 Waltz In Blue

アンコール
En1 きらめきの街へ
En2 Wind Blow (Leyonaさん、山本さんと)
En3 Mother (Leyonaさん、山本さんと)

Rebirth TOUR 2006 きらめきの街へ(千葉編) その1

2006年10月21日 | 2006年ライブ・イベント
MARTIN GUITAR SHOW & CONCERT
-We Love Martin,We Love the Earth-
Rebirth TOUR 2006
"きらめきの街へ"   
 
2006年10月21日(土) @ Star Nite (千葉)

~出演~

斎藤誠 V,G

浜崎貴司 V,G

スペシャルゲスト
関口和之(from SAS) Ukulele,B   

========

今年のマーティンクラブコンサートは、、
夏場、、タイミング合わなかったなあ。
結局のところ、遠征しに行ったのだけど、、日帰り、高崎のみでオシマイ。
・・・残念だなあと思っていた矢先。

「秋のツアーがあります!」

えーー、まぢすかまぢすか^^

で、開催地の4ヵ所を眺めていたら。

いやっほう~(笑)!!
・・・遠征しなくてもいい場所があるー。
日帰り出来る場所があるー^^


これは画期的なことですよ。
関東エリアに住んでいる私にしても、ライブは基本的に近くても、都内です。
場合によっては、山手線の外に行くわけです。
だから、帰りの時間の心配はいつも必要だし、、というのが当然になっていたのだけど。

・・・これ、千葉なら、、大丈夫じゃん。

厳密には地元とは言いにくいですけど、
いつもの負担に比べれば、かなーーり助かります。
やったね!!!

チケットを申し込んで程なくして、スペシャルゲストの正体も明らかに^^;
・・・大丈夫かー。だって・・・ライブハウス・・・でそ^^;;;?

***

ライブ会場までは、比較的大きな駅があって、
そこから歩くというテもありましたが、少し時間がかかりそう。

私の方面から行くと、モノレールが使える!!
モノレールの駅からだと、かなり至近だということが、会場のサイトを見ていて判明。
迷わずそちらを選ぶことにする。

で、降りてみてビックリしましたよ。
駅を出たら、、物凄い騒々しさ。

一体なんだこら?

駅前に、何本か大きな木がありましたが、、
夜になると(かな?)やつらは集まってくるらしく。
野鳥ですよ、野鳥。・・・あれ、やっぱりスズメかなあ。
でも、凄まじい数が集まってるのは間違いなく。呆気にとられました。

その駅の前の道を渡って、次の大きな通りを曲がると、、、
すぐにわかりました。

もう既に、待ってらっしゃる方も何人か。
なんでかな?と思ったのだけど、今回は、全体が椅子席ではないというアナウンスがあったため。
立ち見の方が、予め順番を確保する必要があったらしいのです。なるほどね!
こちらは、席が決まってるから呑気なもので、、
誠さんがレギュラーを持っている、地元のbayfmからのお花に向って、
あーでもない、こーでもないツッコミを入れてみたり。
時間があったら、茶でも~と思ったけど、、そんな余裕はあまりなさげだったのは残念だけど^^;

いつも会うお友達も、軒並み駅からの距離だとか、、半ば迷子だとかで、、なかなかいらさらない・・・。
あれれー、、来るって聞いたと思うが・・・^^;;ちょっと心配になりましたけども^^;

ま、とにかくは入場してみます。
地下にあるスペースで、意外とスペースが広く取ってある感じで。
立ち見というか、指定席でない方用の椅子もいくつか準備されていたようです。

いつもより、スタッフの人数が目立つような気がするのは気のせいか。
これも、ゲスト効果なのかな、、とか考えたりして。

開演前でも、会場の灯りが落としてある感じ。
手元は、少々暗めではありましたが、
・・・やっぱり今日はヒトが多いねって思いました。

*****

最初は、いつもどおり、、
福岡さんのご挨拶があって、、、誠さんのご紹介から^^

「どーもー、こんばんはー^^」

と、ウクレレ片手に登場の誠さん。
遠目に見ても、なかなか趣のある色合いのウクレレ。
(・・・実際、すごくお高いものらしいですよ)

「第2のふるさと、千葉に帰ってまいりましたー」

・・・へえそうなんだ^^;

今日は、ゆっくりと・・・ユルイくらいのペースでいかれるそうでありまして^^

その昔、誠さんのイトコの方をナンパしたという^^;
浜崎貴司さんを呼び込み!!
最初はこのお2人にてのいきなりセッション!

誠さん曰く、ナンパ・・というかそれに近い出来事だったんだそうですよ。
20年くらい前のこと、中野サンプラザのエルビス・コステロのコンサートへ行くために、イトコの方と待ち合わせをしていたところ、、、
・・・一緒についてきたのが浜崎さんだったという^^そんな仲。
あ、勿論そのときはまだプロではなくて学生だったそうですが。
これは、お馴染みのお話になってるみたいで、、、
先日、誠さんの番組Midnight Sessionにいらしたときにも、最初はその話になっていたような^^;;;
「むしろナンパされたんですってぱ!!」
と、これまた必死に言い訳モードに入ってらっさる浜崎さんなのでした。

「マーティンと関係ない話から始まったけどね、、、、、、」

(えー、因みに向って左が浜崎さん、右が誠さんです。大体こういうケースが多いですかね。)

「あ、ギター、楽屋に置いて来ちゃった^^;」

・・・誠さん、ウクレレしか持ってきてなかったのですね^^;
と、言ってギターを取りに^^;

「そうそう・・・楽屋にありましたよ。どうすんのかなあって」^^;

一方浜崎さんは「・・・チューニング出来てないんですけど、、」

「・・・楽屋でやっとくぺきこと、何もしてない、、」・・・誠さんの仕返し^^;?

・・・って、おいっ(笑)。

話を繋ぎがてら「千葉の名産は?」と誠さんが尋ねると、

会場から、、「らっかせーーー!!」

「・・・食べました^^」ほんとすか^^;?

たたみかけるよにして「すいかーーー!!」

誠さんも苦笑いで「なんですか、このトークショーみたいなノリは^^;」

千葉は、ご自宅から結構近いにも関わらず「前ノリ」^^
他の土地と同様に、全くのツアー感覚で乗り込んでいらしたのだそうです。

1曲目はビートルズナンバー!
因みに、浜崎さんはギターを借りてらした、それはなんとジョージ・マーティンモデル。
5フレットに「5」の刻印。そのココロは「5人目のビートルズ」なのだそうですが、、
言わずとしれた、ビートルズのプロデューサー。
浜崎さん、いきなり「生意気なオッサン」発言^^;;
「・・・あのヒトがみんなやったんだから^^;;」慌ててとりなす誠さん、、、
曲は「Nowhere man」でした^^
いいよねー。好き好き^^ドあたまからかなり嬉しいラインナップ!

で、最初は浜崎さんのセットから。

独特のオーラと「間」があって、見るものをぐぐっとひきつける感じがします。
たまたま、浜崎さんの側の席だったのだけど、
なんとも眼光鋭いというか、眼に強い力がある方だなって、遠めに見てても思いました。

確か、次に手にされたギターがO-18というやつ。
(これは誠さんも持ってらして、大事に使われているものですね。)
因みに、高円寺にて購入したもの。
結構・・・お買い得なお値段だったらしい、、
(ということを、ギターショウなどで見たり、スタッフの方に教えていただいて理解されたらしく^^;)
で、それで唄おうとしたら、、、またもや「チューニング出来てないんですよね」ってヲイ^^;

チューニングをしながら、つれづれに千葉の印象などを、お話して下さったのだが、、、
ライブをやるのも久しぶりらしく。

「街は立派ですけど、、、ヒトが少ないんですよね、、(ぼそ)」

・・・苦笑いな沈黙^^;;;;

2曲めもカバーで、宇多田ヒカルの「光」でした。
なんというか、唄に圧倒的な重みと存在感があって。
途中で瞬きしちゃいけないんじゃないか(笑)、、というくらいでしたね。

えーーーーと。

続いてはですね、、、、(沈黙)・・・・曲、変えます。

えっ?!

「秋だけど、春の唄です」

だそうです。
この季節に、説明するのはなんとも難しいと、、、
まあ、そりゃそうでしょうねえ、、^^;

唄い終わるなり、、、

「・・・しかし。

・・・今の唄。

・・・よかったですねえ。

心の中で、思わずガッツボーズなくらいの
浜崎さんご自身としても、快心の出来らしかったです^^

「見えましたか?僕の握りこぶし。」

真顔で言われてしまいました。どうしましょうか^^;
というか、そんなオモロイこと、、、^^

最後の曲は、森山良子さんもお使いのモデルのギターを使用なのだそうで。

「森山さんといえば、、「涙そうそう」ですね」

と、問い掛けられるも、、ええと、多分そうだったかも(笑)。
若干ざわめくお客さんたち。

「そうそう、、って言うんですよ」

「あーーー」お客さん一同、一斉に納得(笑)。

「あーって言わないっ!」

ギャグだったのかあ・・・ツッコんでくるタイミングもドンぴしゃり!でしたね。
大変恐れ入りました^^;

今回のセットは、浜崎さんの中でも、、、

「ロマンチック街道を爆走中!」

というセットだそうであります(笑)。

確かに、リズムとかで持ってくものよりは、
唄やメロディをじっくりと聴かせていただける感じです。
その唄の雰囲気とともに、インパクトが大きいですね。
こりゃ、大変ありがたい^^って感じがしました^^

でもね、最後もやっぱり・・・

「チューニング出来てない」

って、、うぉーーい(笑)。
こう最後まで突き進んで下さると、逆に愉快になってくる^^

かなり衝撃の(笑撃としてもよいかも、いやほんとに^^;
ラジオのゲストのときの印象と、随分違う、、、
あのときはW杯の現地観戦の興奮サメヤラヌという感じのせいもあってか、、ものすごい勢いで喋ってらしたもんね!!
こちらの方が、むしろいつものペースの浜崎さんな感じなのかな、、)


そして、そのあとはいよいよ誠さんが登場です。
(ベージュのテンガロンに、Tシャツの上に赤系のチェックのシャツをはおり、、ジーンズといったスタイル^^)

浜崎さん独特の強い「気」「オーラ」について言及。
最後の曲紹介でも、

「くちづけ・・・(長い沈黙)・・・・・・という曲です!」

息止まりますってば^^;
日頃より「間」がコワイとおっしゃる誠さん、、

「待ってらんない、待ってらんないっ!!」^^;;

昨日ホテルで、パソコンのメールを開けてみたら、
いつもよりファンのみんなからのメールが多い。
それというのも・・・・、

「今日という日が、デビューの日でした・・・大きくなりました^^」

それにちなんで、、、

「僕はデビューの曲だと思っています」
(札幌でもこのようなお話をされましたが、当然ながらデビューシングルはあります^^
誠さんファンの皆様ならば、とっくにご存知ですね^^)

「ララル」

先ほどのステージの雰囲気と、こうも変わるものか、、、
と、いつものことながらまた改めて感じていた次第です。
ギターの奏でる表情は、本当に演奏される方の数だけ変わるものですね。
柔らかく、温かい唄に、改めてホッとすると同時に

「やっぱり、誠さんの声が好きだ!」

と、思っちゃうんですよね。

デビュー記念日、本当におめでとうございます。
まだまだ・・・・行っちゃいますよね^^

今日の誠さんは、O-21モデルも使用。

「持っているだけで、幸せな気持ちになります」

現行のものと「フレット」(バーフレットっておっしゃったかな)が違うらしい。
つまりは、長い歴史を刻んでいるギターだってことですよ^^
それを使って、、

「NEED YOUR LOVE」。

ぐぐっと唄に引き込まれてしまい、一瞬自分がどこにいるかわからなくなるような・・・。
そんな唄でした。

1曲目については、なかなかデビュー記念日に唄うことはないので、嬉しいとお話されていました^^

今年はまた、昨年に引き続きアメリカのナザレスにある、マーティンの工場へ行ったという誠さん。
でも、他に見所っていうものはなくて、、本当にそこにはマーティンしかない、、、
けれど、ギターが大好きな方にはもう、楽しくて楽しくて仕方ない場所だと思うってことでした。
それと、この後のマーティンのライブの予定と、、、、

「皆さん、パソコンて知ってますか^^」

な、何をおっしゃるのかと思いきや。

「ギターラボ」の連載のことをお知らせするためでした^^

ご自身で、文章の編集をされたりしたそうですが(!!!!!)
自分でやってて笑っちゃって、、、抱腹絶倒で面白いとのことです(笑)。

誠さんのカスタムマーティンのギターの話かな、、、
だから、ナザレスの話になったんだろうかと思いますが、、
「風を抱いて走れ」。
途中の間奏では、足を踏み鳴らしてリズムを取っている音が、私のいるところまでダイレクトに聴こえた。
それほどに力がこもった演奏でした。

「それでは、皆さんお待ちかねです!!

うちの大学の先輩を紹介します。

・・・関口さん、、、いらっしゃいますか?」


そうっと呼びかける誠さん^^

「・・・関口和之先輩ですっ!!」

いよいよ、スペシャルゲストのご登場です^^

なんとなく、、様子を伺うようにそぉっとご登場。

「・・・マイク聴こえてますか?」・・・・えっ(笑)。

「・・・そのためにマイクあるんですからっ」^^;

お声はかけてみたものの、まさか出ていただけるとは!!とおっさる誠さん。

最初にお2人が会ったのは、かの有名な大学のあのサークルでのこと。
最初、誠さんは関口さんのことが怖かったのだそうです、、、いや、何のことはない、あまりお話にならないからだったのだそうですが^^;
一方、関口さんから見た誠さんはというと、「何でもいうことを聞いてくれる後輩」^^だったのだそうです。
まあ、よくタバコ買いに自動販売機に走ってたそうであります^^;

今年の夏、浜名湖のイベントのためにリハーサルもたけなわって時に、
誠さんの番組にゲストでいらしてくださったのですね。

誠さん、関口さんの醸し出す独特の「間」についてお客様に一生懸命説明をし、
一方、関口さんには「どうぞご自分のペースで」と。
間を取り持つかのような誠さんが、なんだかとても健気です^^;;
でも、、、「さっさとやりましょう^^」進行はあくまでもきちんと執り行う・・・と^^

セッションの1曲目は「ON AND ON」(スティーブン・ビショップ)。
誠さんのギターが曲の底辺を優しく・・・それでいて優しく支える感じ。
その上をウクレレの流れるような音が躍るかのようです。
誠さんは、少し唄って下さいました。

1曲終るなり、、、関口さん・・・「緊張するよね!」

「・・・緊張してるように、見えないですっ!!

ええと、そのウクレレはマーティンですか?」


半ば知りつつも敢えて尋ねる誠さん^^;

「え、あ、いや、最初から言ってくれれば・・・」^^;;

って、、、、、^^;;;;

でも、最初に誠さんが持ってらしたマーティンのウクレレについて、
改めて詳しく関口さんが説明して下さいました。

・・・どエライ値段のシロモノらしいですね^^;
・・・聴くんじゃなかった、、というくらいの^^;;

あと、今年の夏PV撮影で行ったハワイで立ち寄ったウクレレショップで見かけた、
ウクレレのお話を誠さんが尋ねてみたり。

次の曲に関しては、、、
お2人は、1977年以来のお付き合い。
サザンがプロとしてデビューした後、グッとした曲。
誠さんご自身にも、覚えがあるような、、そんな景色がいっぱい盛り込まれているような、、、そんなナンバー。
誠さんからのリクエストだそうです。
「Ya Ya」
お客様も、これは納得でしょう^^

「・・・やんなきゃ、だめ^^;?」

と、この期に及んで言う関口さんにずっこける誠さん^^;

これは、何度かラジオなどでやって下さってたナンバーですし。お2人の息はぴったりです。

そのあと、、せーの!!でカウントを入れていたので、、、
「なんだろう?」
と思ったのですが。
何と、ここでもビートルズなのでした!!
「Can't Buy Me Love」
へぇぇぇぇぇ!!びっくりでした。
ウクレレが入ると、ロック、ロックンロールといえども、その音色ゆえか、どこかのんびり和やかに聴こえるから楽しいね^^

さて、、、関口さんがお帰りになった後で誠さん、、、

「妙な汗かいちゃった」^^;

未だ、緊張はあるようですね、、^^;;;;

「未だに、大学のときの先輩後輩モードが入ってしまい「何か自分に頼んでくれないかな、、、」と、ついつい思っちゃうのだそうです。

次はPeaceな曲。
皆さんもよく知ってる曲。
よかったら、唄って下さい、、、唄えなくても心の中で唄って下さい!


「What's Going On」

・・・ええ、唄わせていただきますとも。
唄わせていただきましたとも^^

だんだんと、唄う人の声が増えていき、大きくなっていき、、
(Sister,,,,Brother,,,What's Going On!!・・・のとこです)
手拍子の数も増えていき。
おそらくは、場内整理のお手伝いをしたんじゃないかと思われる、、男の子達・・・(見た目、ヒップホップ系^^)が、盛り上がってて、
それっぽいコールアンドレスポンスになったのは、、何だか見ててとっても嬉しかったなあ^^

で、勢い余ってギターマイクが倒れちゃったみたいなんだよね、、
そしたら、客席側で見ていた福岡さんがさっと駆け寄ってギターマイクを立て直して、支えたのでした。
それを見た誠さん、、、

「ナイス!!(そのまま)持ってなさい!! 黒澤楽器の福岡くんですっ!!」

とっさの事態でも、そのあたりの気遣いも抜かりない、誠さん。さすがです。

曲終わりにも、、

「どうもありがとう!よくぞ支えた^^!!」

と、お声をかけてらっしゃいましたが、

・・・一瞬ギター、傷ついちゃったかな^^;なんて、
そっちの心配しちゃったという^^;;

マーティンツアーを支えているのは、ギター1本だけ。
ツアー地で街に出て、出会った人にとにかくギターを肩にかけてもらって、、、、
持ってもらっちゃう。
(会場で流れていたMX-TVにもそんなシーンがあります)
最初はひるむけれど、やがて「笑顔がこぼれる」。そんなことの連続なのだそうです。

で。
この後、誠さんと浜崎さんは「いやっちゅうほど」サインをする用意があるとのことで、、、
(今日はもしかしたらないかもな、、とチラと思った)
「えー、関口さんに関しては混乱になるので早く帰ってもらいます^^;」

本編の最後を飾るのは「Waltz In Blue」。
と、このツアーのテーマともいうべき「きらめきの街へ」。


その2へ続く、、、

Rebirth TOUR 2006 きらめきの街へ(千葉編) その2

2006年10月21日 | 2006年ライブ・イベント
その1から続き、、、

***********

拍手の中、、簡単なセットチェンジがありまして、、、

あ。

これは。

ベースではないですか!!

てことは、もしかしなくても・・・^^

まずは誠さんと浜崎さんのセッションですが、、
出てくるなり、、誠さんのキャッチフレーズを思いついたと言い出した浜崎さん^^
・・・ほら、よく「日本の母」とか、、そういうやつ^^
「・・・心配だなあ、オイ^^;;;;;」と、誠さん。

「日本のいとこのおにいちゃん!」

が、それなんだそうで^^;;

誠さん、浜崎さんの大好きないとこのおにいちゃんに、
ちょっと似たところがあるんですって。

「・・・落ち着きがない^^;;;?」

「うんっ!」(笑・あちゃー。)

「えっとね、浜崎くんは、「いとこの彼氏」って感じ^^」

逆襲に出ました、誠さん^^;;
もう、テッテー的にこのネタでやられているようですね、今日は^^

「「What's Going On」より、もっとみんなの知ってるやつ!!」をやるそうであります。

お客さんのクラップからまずは始まり、、お2人のギターの音が乗って来るのですね^^
言わずと知れた名曲、、、
そして、このマーティンのライブで唄われたのは、、初めてではなかった筈です。

「上を向いて歩こう」

知らず知らずのうちに、お客さんも一緒に唄い出していた様子です。

改めて誠さんが一緒に唄おう・・と促すにあたり

「ちょっと待った! 一番と二番唄ってる人とバラバラになったらヤじゃん!!
ラララ♪で唄おうよ」


・・・・^^;;;;

会場じゅう、、ラララの大合唱になりました^^!!

「こうなったらさ、僕たちの先輩を呼ぼうよ。
しかも、ベースだよ?
この人のベースで唄えるなんて、嬉しいよねーーー^^」

お2人はもう大興奮の様子ですぞ!!

でも、もしかして帰っちゃったかな、、(て、おいおい^^;)

「・・・関口さん、まだいますか、、」

と、おそるおそる呼びかけてみる誠さん、、、^^;;;;;;

あ、大丈夫でした。まだ、待っていてくださいました^^
しかも

「あっ、こんなところにベースがっ!!」

などとおっさり、、どっかで聴いたなあと思ったんだけど(笑)。
誠さんも「・・・どっかで聴いたな、それ」(笑)。

更に更に「やっとマーティンが弾ける」って(泣笑)。
しかもあれですよ、鯖みたいなルックスのやつ(笑・その表現は如何なものかと自分でも思うけど)。

因みに、ウクレレを弾くために爪を伸ばしてらしたそうで、リハでは、ピックを使っておられたのだそうです。
で・・・あ、切ればいいか、、^^;と思い立ち。
と、なぜかそのあたり、きちんといつも持って歩いている誠さんに爪切りを借りて切ったのだそうな。
切ったら切ったで、「落ち着かない」といった様子だった・・・というのは浜崎さんの証言でした(笑)。

それでですね、お2人のリクエストしちゃった曲がどえらい曲です。
浜崎さんいうところの「青春とエロの曲」!!
因みに、まだ学生だった誠さんが先輩の夜ヒット出演の際に招集がかかり、、エキストラとしてバックで踊った曲なのだそうであります。
ちょっとそれを披露してくださいましたねー。
しかし、ここで思いっきり曲ばらしちゃいましたよ(爆)。

ここで、浜崎さんちょっと緊張しちゃったらしくて、、

「水を下さい!!」

誠さんも、

「浜崎くんが大変ですっ、脱水症状を、、、」^^;;

ここで、若干水が来るまで微妙な間があったりなんかして、、、^^;
無事に水補給完了!!
誠さんも、、「キー高いよぅ、これ、」なんてね。

しかしまあ、どえらいセッションです、これ。
あちこちで経験してますけど、ベースが一枚加わるだけで、、
こんなにぐぐっと厚みを増すのかあ、、、、口あんぐり。
あ、もちろん名曲「C調言葉に御用心」です。
浜崎さんは、時折ギター弾きながらガッツポーズ繰り出してました^^。
相当に嬉しかったんだろうなあ、、、ほんと。
誠さんも、表情に嬉しさいっぱいって感じ、、、まあ、たっかいキーも頑張っておられましたしね^^
当然ながら、お客さんも盛り上がってしまって、会場中が大盛り上がりですよ~。
いやー、素敵だ。
(この夏フェスのサザン見てないからな・・・っておいおい^^;)

最後は、御三方がステージの前へ進み出てご挨拶をば。

で、誠さんが「写真、写真っ」て。

これは、ここのところ恒例になっている記念撮影。
ステージの出演者と、その日のお客さんが1枚の写真に収まろうって寸法なのですよ。
結局このときは、2枚撮ったと思う。

「みんなーーー、わざとらしく盛り上がってーーーー!!!」(爆)

「いぇーーーい!!」みたいな^^

ところで、六本木さんがパチリ、、、なのだな^^

****

今回は珍しいダブルゲストでした。
しかも、それぞれになんとなく縁があるし、、^^
文句なしに楽しい!!ライブでしたね。
ライブの日が、デビュー記念日という大変おめでたいお話もあったことですし、、、^^

いつも、旅に出てライブを見る、、
というのが通常のパターンになってきている(これは私だけか^^;)マーティンのライブ。
日帰りするにしても、ある程度の時間をかけてというのが通例でした。
だから、あんまりにもあっさりと帰路につけたのにはぴっくりでありました。
・・・こんなこともあるんだなあ、、、とちょっと感慨深かったですね。
まあ、こんなことは滅多にないだろうけど。
ちょっと不思議な感じでした。

とはいえ。

今回も、サインをお願い方々少しだけ誠さんとお話をしたのですが、、、
お話するとしたら、まず今日はこれしかないでしょう、、とココロに決めていたのです。

「おめでとうございます!!」

これだけ言えれば、もう今日の私には何のココロ残りもなかったのです。
なかなか、こんなタイミングで言えないことですから、、、、
それと、前の週に北の大地のライブの翌日、
憧れの旭山動物園に行ったお土産なども、少しお渡ししたのでありました。
たわいもないお話なのに、少し付き合って下さり^^;大変恐縮です、、
「シロクマはいましたか?」
のお尋ねに、、ああよかったーーー!!とココロから思ったものでした。
それには理由があるのですが、あくまでもナイショです^^;

でも、あまりにもそこで舞い上がったのか、、
実をいうと、モノレールに乗ったとき、、、何駅か手前で1回降りてしまい、、慌てて戻った(爆)。
それでも、次のがすぐに来たし・・・乗り換えてあっという間にウチに着いちゃったのです。
あはは、完全に浮き足立ってたわけですね^^;

さあ、誠さんたちの旅はあと1ヵ所。広島に向かうわけです!!



=======

1 Nowhere man (浜崎さんと)

誠さんのセット
1 ララル
2 NEED YOUR LOVE
3 風を抱いて走れ

4 ON AND ON (関口さんと)
5 Ya Ya(関口さんと)
6 Can't buy me love(関口さんと)

7 WHAT'S GOING ON
8 Waltz In Blue ~ きらめきの街へ

En1 上を向いて歩こう(浜崎さんと)
En2 C調言葉に御用心(関口さん、浜崎さんと)

「斎藤誠ライブ!with the bond」@札幌(その1)

2006年10月14日 | 2006年ライブ・イベント
「斎藤誠ライブ!with the bond」

10月14日(土)札幌 SOUND CRUE basement


~出演~

斎藤誠vo,g

the bond ・・・are

角田俊介b 
片山敦夫key 
柳沢二三男g 
河村カースケ智康


このライブの話を聴いたのは、いつごろでしたけ。
やぱ、夏くらいだったのかな。
どんな編成なんだ? それがまずは興味の的でしたね。

発表になってからは、日にち的には何ら問題がない。
(・・・ことはないよ(^_^;)前日は品川教会でのネブラスカ。
・・・てことは、誠さんご自身もレンチャンなわけだ。)
でも、とりあえずは週末だからシゴトは問題なさそうだなと。
大方行きたいなあと思いつつも、ちょっくら迷いはありました。

通常のライブとは異なり、「自主ライブ」という形だったため、チケットの販売もイベンターを全く通さない。
会場になるお店で扱いますって感じだったのだな。
でも、電話で予約しておけば前売り値段でも当日入れますよ、、
という、とてもありがたい配慮をいただいたため、、つい、電話してしまいました(^^;

そこまでしたのに、なかなか準備が進まないでいるうちに、
行くのか行かないのか、、という話が俄かに周囲でも出始めまして。
やっと腰を上げて、宿と足の手配を始めてみたらえらいことになってました。

・・・普段、高速バスなんかで利用をするところなんだけど、、
目をつけてた安いツアーを押さえられない。

えーーっ!!と思って、アタフタ数社問い合わせるも、、いずれも、いい時間帯の飛行機はないし、、、
しつこくしつこく、ネットで検索してみたところ、、意外な掘り出し物がありました。
ほんとに侮れません、大手旅行会社のweb限定企画。
・・・予想以上に好条件なので「ほんとに大丈夫か?!」
と、疑ったくらいだけど、、ほんとにほんとでした。すげー。

でも・・・教訓。

旅に行く気なら・・・さっさと調べとけよ^^;;;

まあ、あまりこういうことはないですが、
以後、オンシーズンのときは気をつけよう。
北の大地・・・この頃は、まだまだ日程によってはオンですからね、、

というわけで長い前置きがあったとこで。

前日は、先にも書いたとおり、
誠さんの10周年を迎えたネブラスカの品川教会(去年もありました。)でライブ。
あまり遅くならないようにして帰宅。
翌日の飛行機も、お昼過ぎくらいなので、これまた慌てずに出かける、、、
充分に集合時間・・・というか、チケット類の受け渡しの時間だな。
に遅れなければよかったのだけど、かなり余裕があり、、、
ウロウロしても時間が余る(^_^;)くらいだったけど、無事に出発!!

かの地は、どうも寒そうだぞ情報が入っていたので、、
Gジャンやら、ロンスリのTシャツを何枚かとか、、薄手のスカーフやら、帽子やら。
とりあえず、思いつくことは全てやってった。
日中は何とかなったので、、、いくつかの用事を足してから、、、ひとまず、ホテルへ荷物を下ろしに。

本当は、開場ギリギリに行くつもりが、、
思ったより早く諸々が終わってしまったので(^_^;)
ひとまず向ってみる。やはり遠征組な友達ももう既に到着してるとかで。
迷うかな、、と思ったのだけど、大体このへん、、というあたりをつけたのがよかったのか、
あっさり発見、、、、^^

名前の通り、、地下にあるライブハウスのよう。
ここで、道内のお友達(実は、6月のCreamでもお会いしたのだ♪)
にも無事に会え、、、入れてくれるのを階段あたりで暫し待つ。結構年季が入ってるかも。
色々メンバー募集やら、ライブの告知やらいっぱい貼ってありました。。
こぎれいなところよりは、こういう「いかにも」なとこの方が落ち着く性分みたいです^^;;;
何気にリハの音が漏れてくるし、、、、ねえ^^;
・・・ここでも某所と同じ目に遭ってるか、、、

***

時間になったところで、開場。

電話で予約をしたのだけど、、、
高校時代に、よく間違われたような名前の間違われ方をしておった^^;
そんなに深く追求する気もないのが、なんだか可笑しかった。
あ、すみませんー、うちのほうの間違いですって、、
そのときに伝えた、連絡先電話番号の照合もなし。
・・・なんだか善意で成り立ってるな、、と改めて思った次第。

そして、再入場のためでしょう。
左手の甲に、ぺたっとハンコを押して貰うシステム。
その理由を考えるに、、、、いくつかあるんでしょうけど、お手洗いがお店の外というか、、
お店を一度出る必要があるからなんでしょうね。それも面白がってみる^^

ちらっと友達から聞いたのだけど、、
用意した椅子が足りないので、どうするみたいなお話を
受付のスタッフの方々がしてらしたのだそうな。

「前に殺到するとか、、ないですよね」

って(^_^;)

ないないないない。ありえないから^^

前の方に、いくつか椅子が固まって置いてあったので、
(全くないかもしんない・・・と覚悟はした、、助かった。)
てけとーに決めて座ることにする。

ステージの上はわりと奥行きがある感じ。
そして、普段はオールスタンディングなのは明らか。
わりと低めの手擦りがありました。

*****

「こんばんはーーー!!」

the bond の皆さんと登場した誠さん!

注目の1曲目は「I sing my song for you」でスタート。

初めての場所ですけど、ジロキチマンスリーのときと並び方は同じかな。
向って左から、柳沢さんで、、奥まってカースケさん、
その少し手前隣りくらいに角田さん、右端が片山さん。
誠さんがフロント・・・という布陣。
片山さんは、今回も1人で回しますから、
キーボード2台駆使されるようです。
(フルメンのときは、ピアノ。the bond単独のときはハモンドのみ。)

誠さんのギターは、傍目から見ると形はシンラインなんだけど、、色は明らかに違うー。
誠さんが持ってらっしゃる中には、今はないかな、、
という、、黄土色っぽいやつ。
もしや、今赤いシンラインも昔はこんな色だったかも、、かな。
・・・・で、この件については後ほど誠さんからご説明があるのです。

(いつもの迷彩のテンガロンに、袖のとこがグリーンのベースボールT
ロゴにはarizonaってあったかな、、バッファローの絵が描いてあった気がする^^
ネックレスもされていたようだけど、、、詳細は未確認^^;にジーンズといったいでたち。)

場所も違うし、音響の感じも違うし、
楽器も違うのだから、、当たり前といえば当たり前なんだけど。
やっぱり、、「・・・・違うもんだねえ」とつくづく体感。
うん、何と言うのか・・・その場所ならではの音というんでしょうね、きっと。
馴染みの場所は、やっぱりそういう音がするというの改めて感じます。

一転、誠さんのカッティングから「TIME」。
もう、なんてかっこいいんだああああ!!
何度聴いてもかっこいいんだもん、仕方ない^^
そして圧倒的なアンサンブル!!
その音の海に漂ってる感じが、とっても気持ちいいんだなあ。

「どーもーー!! 優勝おめでとーございまーす!!

えっと・・・なんだっけ^^;

サッポロノ ミナサンハ セカイデ イチバンデス!!

こんなに迎えてくれるなんて・・・

シンジラレナーイ!!」

折りしも、北海道日本ハムファイターズがリーグ優勝を決めた直後なのであります。
お客さん、オオウケ^^
ちゃあんとご当地ネタ、、調べて覚えてこられたらしいですよ^^

「バンドで来るのは、久しぶりです!!」

・・・すると、後ろからなぜか赤子ちゃんの声が^^

耳ざとく聞きつけた誠さん、、

「この後、ピカチュウが出ますからねー」

・・・あやしているではありませんか^^
あくまでも、全ての年齢層のお客さんに向けて、、、アピールする魂胆のようでありますね^^

「久しぶりなので、デビューからいっぱい曲を持ってきました^^

・・・次、僕が来られるかどうか、、皆さんの真価が問われます」

・・・って、こっちがなんですかっ^^;;!!

次にやる曲を紹介するのに、、、、収録のアルバムを間違えてしまい^^;

「・・・間違えました^^;ピカチュウばっか気になっちゃって^^;」(笑)

・・・元気なお子さんで、よく声が聴こえてました。
でも、大丈夫だったか、、あれだけのでっかい音^^;
耳栓とかしてたのかなあ、、、少し心配になります^^;

ほんとは、笑って入るよな曲ではないそうでしたが、、
それもこれも、久しぶりにご自分のライブで札幌に来られたのが嬉しくて嬉しくて・・・。
はい、、「WOMEN」に収録の「Dirty Thirty Man」ですから・・・確かにそうか^^;

なんだろう。
誠さんのライブを見ていると、いつも感じるのだけれど、、、
メンバーさんの集中が、、もう徹底して誠さんに向かってるっていうのがはっきりわかる、見えるというか。
この曲で、誠さんの後ろでドラムを叩くカースケさんの射るような視線は、
がっちり誠さんの背中を捉えて離さない感じだもの。
特に後半は、バンドのパワーが一挙にドーンと高まりを見せる。
その凄さは半端でないし、私が大好きなところでありますね。

「Paris Style」では、イントロで誠さんが230さんのところにつかつかっと寄っていって、
「キャーン!!」と合わせるとことか。間奏の4Beatになるところとか。
なんともカッコいいんだなあ、、、うん。

誠さんのお話によると、前日に品川教会で弾き語りのライブを行い。
今日は、殆ど自分たちの楽器を持ち込んでいないんだそうです。
昔から、札幌でお世話になる方々が何人もいらして、
「是非、これを使ってください!!」
というものがあるんだそうです。
だから、、、皆さんの持ってる楽器が見慣れないものだったんですよね。
なるほど、当然なのでした。・・・ガッテン♪
因みに、例外はカースケさんのスネア。
これは、唯一持ち込んだものだそうです。

で、逐一・・・今日はこのライブ開催に当たってお世話になった方の名前を読み上げ^^
って、もう30人くらいはいらっしゃるらしいですよーー!!
札幌のそういう力ってすごいんですね!!!
「ひとりひとりお礼を言いたい」
そんなかんじ^^

数あるオリジナルナンバーのうち、「最もキュート!!だと言われている」
・・・キュート・・・って声が裏返ってましたけども。
「・・・って言っても、自分で言ってるだけなんですけど」
・・・と、いつもの落としドコロもあったりして、、、
お約束ですね。

・・・と来たら、「初恋天国」以外はあり得ないんですけどー^^

恒例の説明もいつもどーり^^

「・・・僕のチューニングが出来次第^^;」

あ、ここでアコースティックギターに持ち替えられていたかな。

それでもって、その場所が来たらば「はーい」でも「ピカチュウ!!」でも自由に叫ぶようにと^^
・・・ピカチュウはありえない、、、^^;
ええ、それで前もって誠さんの先導のもと「練習」も行われ。

「3回しかないから、、、逃さないでね^^」

誠さんの発する言葉のひとつひとつ、
まさしく一挙手一投足にうけまくりのお客様に・・・誠さんも思わず「高座でやってるみたい」(笑)。

誠さんの唄ってる後ろで、その例の「はぁーい!!」のタイミングでバンザーイ!!をやってるんです。
230さんが!!
ご自分がギターを弾かないときは、楽しそうに横揺れでリズムをとってられたり。
とってもキュートなんです。
でも、そのたびにバンザーイなんで笑ってしまって、、、^^;
誠さんも笑ってらしたですよ^^
お客さんの気配できっとわかったんでしょうね~(笑)。

「どうもありがとう!! バッチリ(^o^)b これでまた(札幌に)来れそうだ^^」


よかったですねーーーーー^^

ここで、少し前に作った曲ですが、、と前置いて。

「感謝の気持ちを込めた・・・・」・・・「Waltz In Blue」を唄われました。

(アコギは、確かTakamineではなかったかと。
ギターをやってる方には当たり前のことなんでしょうが、やっぱり・・・・それぞれ音色が違う。
前の日には、マーティンで同じ曲を唄ったのだけど・・・
うん、ほんとに違うなあって改めて思いましたね。まあ、何を今更なんでしょうけどね^^;)

そして、いよいよ本邦初公開、札幌初お披露目!!

「僕の20年来の仲間のバンドを紹介します!! the bondです!!」

誠さんの紹介で、the bondコーナーの始まり始まりー^^♪
4人にステージを預けて、誠さんはしばしステージを降りてしまわれるのです。

1曲目は、一番最近に行われた自由が丘MardiGrasでのライブで初披露された、、、
(誠さん、このライブのプロモーション活動に来られてましたね^^;)
めちゃくちゃかっこいい「ブッカーT&ザ・MG's」のナンバーでした。

しかし、どうもこの曲だったかな、、、
片山さんのオルガンの調子が悪くなってしまったらしくて。
そう、音のトーンに明らかに異変がありました。
(オルガンアンプが飛んだらしいです。・・・何かが起こる札幌?!)
周りのスタッフさんの動きが激しくなってました・・・が、演奏はそのまま続行されてましたが。

1曲終えたところで、リーダー^^カースケさんのMC。

「初めまして。後ろから失礼します!!」

と、しゃべりだしたものの、、、

「前へ出て喋ろうかな、、」

と、つかつかっとフロントに出てらして、、、!!!
誠さんの使っていたマイクでお話になる、、、
微妙に高いんだよね、マイクスタンドの高さが^^;どこかでもこんなシーンを見たような気がする^^;
いぇいっていうおなじみVサインも、健在ですっ。
そこで改めて・・・

「はじめまして!! 札幌、初来日です。
この4人でthe bondと申します!!
いつも東京でしかやってないんですが、、、、
今回、斎藤が一緒にやろうと言ってくれまして、札幌に来ることが出来ました!!」


「60年代のオルガンコンボのインストを中心にやってます!!」

で、1曲目の説明をしたときにも、、客席より

「カースケさん、マニアックすぎる!!」

の声がかかったのですけど、

「マニアの音楽をやっていますっ、いぇいっ!!」・・・もちろん、両手でVサインっ。

「ボーカルがいないと思ってませんか? ボーカルはいません。・・・ピカチュウもいません」
(笑・なんでやねんっ!!そこがオチでしたか。)

東京でやるときも、長いMCはセットを通しても1回か2回。
おそらくは、オルガンの調整のための時間という含みもあったのかなって思いました。
何せ、そうやってお話になってる間もスタッフさんたち、、総出の様相を呈してましたから、、、
ほんと、こういうトラブルは起こることはいつでも有り得るし、、、
そこで、何とかできるだけベターな状況に持っていくしかないですもんねえ。

先ほどより、何とか音の方も復活してきた様子、、
ただ、東京のライブでベストを聴いているだけに、、ちょっと残念な感じはぬぐえないけれど。
ベストを札幌でも聴いていただきたかったな、、っていう感じかな。

2曲めは「Funky Limits」!!

これは、確かカースケさんの書いた、the bondのオリジナル。
すごく気持ちのいいダンスナンバーなんですよね^^

・・・

2曲終ったところで、誠さんが「おつかれさまー^^」とおっさりながらステージに戻ってこられました。

「最初・・・僕に内緒で練習してたんですよねえ。
あ、別に言わなくてもいいんですけどね^^;

・・・いやあ、最初に聴いたときびっくりしたんだよね。

・・・うまいんだ!このヒトたち!!

・・・こんなに長くやってらっさるのに(笑)。
でも、逆に一緒にいるからこそわかんなかったりするんだとか。

誠さんのMCに、

「ないしょないしょ、斎藤には内緒だよっ^^」

って、返してらっしゃったらしいカースケさん。

「・・・カースケ、さっき前で喋ってなかった?」

って、後ろ振り向いて尋ねてらっさいましたが、、

「・・・見えないからさあ」

逐一、オンでもオフマイクでも返事されてるようでして、、

「・・・おい、なに言ってるかわかんないって^^; 喋んなくていいって^^;」

でも、カースケさんはいいじゃんいいじゃんみたいな^^
the bondと一緒のセットならでは・・・な展開ですな(笑)。

一方、オルガンの様子を片山さんに尋ねるも、マイク使わないで返事されるもんだから、

「マイク使って喋んないよねえ(汗)」

改めて、メンバーを紹介されたのですが、、
おかしかったのは、230さん。
「函館から来たスーパースター」なんだとか^^

で、話題になったのは「電気がついた」というフレーズ。
誠さんに向かって「オレはもう電気ついた!!」って言われたのだけど、、
誠さん「え、どこが?」と、きょとん。全く話が噛み合ってない^^;
「気合いが入った」というような意味なのかな、、、
どのあたりで使われる言葉なのか、、未だ謎らしいですよ。
ご存知の方、ご一報お待ちしています^^

今日はホントは、さっさとライブ終わって美味しいもの食べに行こうかな、、、
という気持ちもあったらしいのですが^^
お世話になってるスタッフの方が、先ほどステージの袖にやってきて、、

「もう、好きなだけやってください。
予定していない曲でも、やりたいのがあったらやって下さい!」

っておっさられたのだそうです。

休憩を挟んだ2部が、いったいどんなことになるか保証できない・・・と^^;
えーー、どうなるんだ。実は楽しみだったりする(笑)。
2部は、CD買わないと帰れない感じ・・・とか(笑)。

JIROKICHIでのセットでもやってらっしゃいましたが、
the bondとやるならば、この曲!!と誠さんがおっしゃる曲。
「SO COLD,THAT WOMAN」
ライブで聴くこの曲、、、もう、めちゃくちゃかっこいいですよ。
座って聴いているのが・・・実はかなりつらい(爆)。

そしてその勢いのままに、、なんとなんと、、
角田さんのベース!!ああきたら・・・勿論こうしかないでしょう!!!

「歯が痛い」

・・・しかし、私は初めて見たぞよ。

・・・誠さんが転げない、悶え苦しまない「歯が痛い」^^;

ある意味、貴重なシーンなのではないか、、、(んな大げさな。)
これは、2部への体力温存なのでありましょうか。

ええ、幅広い年代の方もいらっしゃるということからご配慮いただきまして^^
ここでいったんブレイクになりましたーーー^^

その2へ続く。


「斎藤誠ライブ!with the bond」@札幌(その2)

2006年10月14日 | 2006年ライブ・イベント
その1からの続き。

++++++++++

・・・そして、2部!!

2部はまず、the bondから。

「えー。着席!!」

号令をかけるカースケさんです^^
が、みんな休憩で飲んだり移動したのか、ちょっと後ろが手薄で心配されちゃったみたいです^^;

「北海道日本ハムファイターズ、優勝おめでとうございます!(あ、これ今日の裏テーマですかね。)
こないだ、東京ドームに中日ドラゴンズの優勝を見に行ってきました」

・・・って、すみません、それ何気に喧嘩売ってることになっちまいますよっ^^;
案の定、、少々冷ややかなお客さんの反応(笑)。

アンプトラブルのあった片山さんに「大丈夫?」と聞いておられましたが、
「大丈夫よ」^^って、、あっけらかんとおっさるのでありました。

「見事、復活しましたーーー!!

2部は、the bondからです!!

ええっと、これは片山さんのオリジナルだったかな。「Soy Sauce」。
やっぱりね、、音が違いますよ、シロートが聴いてても。
・・・1部は大変でしたね^^;

・・・

おなじみのリズムをカースケさんが刻み、、、
誠さん、登場!!紺のニット・・じゃないか、でもそういうやつ^^に赤のネブTにお召しかえでした!!
ここでも少々、オルガンの様子を見たのか、、
やや長めに、誠さんがギターを鳴らすというシーンも見られました。
それで?ぐというか、伸ばすというか、、
そうこうしているうちに、メンバーさんが様子を伺いつつ、、、かな?
音数が少しずつ少しずつ増えていきます。

「黄色いダイアモンド」

徐々に、あたためて点火するってかな感じで、これまたかっこいいんだなあ。

前日の品川でもお一人でやってらっしゃいましたが、
バンドバージョンが、やはり「正調」というとこなんでしょう。
なんとも、ワルワルモード全開ってとこがねえ、、すごくいいんですよ。
個人的に、大好きなのね^^

そして、そのまま「オレはディレクター」へと雪崩れ込む。
いくつかある流れで、大好きなパターンの1つ。血が騒ぐバターン(笑)。
カースケさんのドラムで、「やたっ、来たっ」てわくわくするんだもん。
全員の音が、ぐぐっと前へ身を乗り出してくる感じが最高です。

更に更に、、、

縦横無尽に駆ける、角田さんのベース、、
片山さんの超絶なキーボードに、
230さんのこれでもかーー!!なギター。


どれが欠けてもイカンのですよ。うん。

前半少々欲求不満気味?!なところもあったせいなのか、
もう、後半はいけるとこまでいくっと感じに、ガツン!と片山さんいってらっさいました^^

誠さんが、230さんの方へ寄っていって、、ギター同士の掛け合い。
フルメンセットでは、時折見られるんじゃなかろうかと思うのですが、
最初に仕掛けるのが、誠さん、、ちょっと得意げな感じでね^^
それを、、ちょっと困ったような泣きそうな表情をしながら、、思い切りそれに返事をする230さん、、
そんなことの繰り返しから、どんどんお2人の音が折り重なってくる感じがとてもスリリングだな。

てかさあ、、何でいつもこの曲こんなにかっこいいの?
1回これで終わり?・・・みたいな雰囲気になるんだけど、
そこから一呼吸おくよなブレイクがあってからの怒涛って、半端じゃないもの。

更に、、、勢いは全く止まらずに、、、
いや、それどころか、ますます加速!!

「Please!」

このズシッとした質感がたまりません。
これもまた「オレは悪いぞー」系ですよね^^

Say.please!だよね^^

バンドセットでは、この曲でもソロ回しがありますが、、
トップバッターは片山さんのオルガンっ!!
1回では済まなくて、2回回りましたーーー^^
それぞれ、違うフレーズで聴かせて下さいます。

角田さんも、、2回。
誠さんも思わず「アーユーレディフォー、つのだーー!」って叫んじゃいます^^

カースケさんにいたっては、3回やったんじゃなかったかな。
・・・やっぱしそれは、リーダーだから^^;?
2回目のはほんとに楽しくって、、何かの応援みたいだったね。
スティックも持ち替えておられたような^^

レッツゴー^^!!

230さんにいたっては、、「雄叫んでました」^^
「いえーーーーーっ!!!」・・・って、、、^^;
MardiGrasでも、そんなところを見たような残像が、、、^^;

誠さん、唄うだけじゃなくて、
しまいには、スタンドマイク両手で抱え込んじゃって、、、「Please!Please!」って、、、、^^;

「どうも本当にありがとう・・・よく立たなかったね。」

開口一番、言われました。
てか、立っても差し支えなかったとですか、もしかして?

「もう、そろそろ終わりです」

「えーーーーーっ!!」

「えーー、と言われても、再来年50です^^;体力は温存します。

・・・あ、もうちょっとやりますね^^」

ということで、初心にかえって、、その頃の曲を。
次に来るときに、、減らしたくない(ナニヲ?)という思いから、、、^^;
その頃、札幌でやったホールの名前も出ましたね。
この中で一緒にやった方も、あのメンバーさんでしたらいらっしゃいますね^^
「何年だっけ?」と、角田さんに確認とってらっさいましたなあ。

「昔、ペニーレーンでもやったかな。

・・・僕にも若いときがあったんですよ^^・・・ふさふさした」

お客さん、笑うに笑えないでしょうが^^;自虐ギャグに当惑^^;

そんな昔の曲を最近掘り起こしてみたら、「なかなか」^^と思った誠さん。

それを受けて、片山さんがまたもやボソッと言ったのを決して聞き逃しはしない、、、^^
なんでだ^^;?

「自画自賛・・・て、マイクを使って言え!!」(爆)。

誠さんにまた叱られた^^;;

「でもさあ、なかなかいいって・・・20年経って言ってくれたじゃん」て^^;

ノリノリよ^^
あ・・・もし、、あ、立たなくていい。ゆっくりやりましょう!!

「恋のやりとり」でした。

結局、我慢できなくなったので、、後ろの方に迷惑にならないよう、
壁際に移動して、立って見ることにしました。
気のせいかもしれないけど、一瞬誠さんが、、ちらと視線を動かした気がするのだけど、、
気のせいじゃないって、思い込むことにしよう(笑)。

「じゃあ、最後になります。」
また、アコギへチェンジです。
PAの方へ「少しずつ音出すね、、」と声をかけつつ。

「今日のミキサーのジャッキーですっ!!」

「今日は・・・大変だったねえ、走り回っちゃって、、、」
と、その労をねぎらう誠さん。
いちお、なぜジャッキーなのか気になったらしくて、確認したらしいですけど、、^^;
更に響きが気に入って、「ジャッキー、ジャッキー」連発して止まらなくなってました(笑)。

今日は、イベンターさんを一切通さない自主ライブでした。
昨年末は、偉大なサザンオールスターズで、、
今年の6月は、偉大なクリーム(のコピーバンド)で、、札幌へは来ていたのだけど、、
なんで自分の唄を唄ってないんだろう、自分は。

「こらあ、イカン!」

と、思ったところ、賛同して下さった仲間がたくさんいらして、、
それじゃあ、やりましょう!!と、今回のライブの運びとなったらしいのです。
この場所を提供してくださったライブハウスの方にも、改めて感謝。
それから、2年前のマーティン(斉藤和義くんと)のときにお世話になった、、、
「妙にこまめに動く団体」^^がいたのだそうで。
それが、こちらのアコースティックのサークルの「はぐねっと」さん。
今回も、大変ご尽力いただいたそうです。

ライブの折々に、こういったお話をされて感謝を述べておられましたけど、
これは、結構エライことですよね。というか、すごいな札幌ってとこは!!
私も、そのクリームの時にも見に来ちゃったんだけど、、、
どんなに凄いかは、そのときにも実感済みですが、、、
東京では、逆にあり得ないなあ、、と。
ちょっと羨ましいパワーだなあと、、、思ったのでした。
でも、そこまで力を合わせてくれる方々が、、しかも、長年にわたって。
そんなにたくさんいらっしゃるなんて、誠さんたちはなんて幸せなんでしょうね。
私なんかは、その端っこのお裾分けだけで、、じぃんとしてたりします。

最後のナンバー。
「デビューシングルというのは、ちゃんと別にありますが
これは、デビュー曲といってもいいんじゃないかと思います
と、おっしゃって「ララル」を唄われました。
いつ聴いても、変わらぬ輝きがこの曲にはあると思うのです。
何なんでしょうね、これは。

そうそう、久しぶりに来年はアルバムを出すことが決まっていらっしゃいます。
「ガンバリマス!!」
力強く宣言してくださった誠さんでした^^
大いに期待いたしましょう^^

********

アンコール。

誠さん、ステージに飛び込んでくるなり、、

「僕は、偉大なバンドを呼びたい!」

それで、客席を指差して

「僕、そこで聴きますから」

って。
半ば冗談かなと思ったのに、
ホントにステージから下りて、後ろへ走って行っちゃいましたよーー。

まーこーとーさーーん、、、どこいくんですかーーー!!

カースケさんも半ば呆れられた様子で、、

「こらこらこらっ。だめだっ無断で入っちゃ! 入場料、7掛けだからなっ」(笑)

はい、アンコールはthe bondからです。
「Bread and water」・・・カバーですね、東京のライブではお馴染みになりました。
かっこいいんだよ、これもね♪
MardiGrasでは、カウントがはっきり聴こえるような距離感・空間ですけど、
ここでもそれはあって。そういうのがわかると、なんだか嬉しいですね。

曲終わりに、カースケさんが、、逆に呼び出してましたよ^^;

「サイトー!!また一緒にやろう!!」って。

誠さんは、と見たらシルエットでわかるんですけど
すっかり盛り上がっちゃってたですよ、客席後方にて、、
それが、なんだかおかしくってねー、、完全に観客になってるんですから^^;
「もっとやれーーっ」って^^;

「うまいねー、君たちは!!
後ろにいたけどね、前のヒト、気にして立たないんだと思うけど、
後ろはちゃんと見えるから・・・・

立てっ!!」(爆)

・・・その偵察・確認を兼ねていたらしい、、ほんとですかあ(笑)。

とか、言いながら「命令してないよねー」って^^;

今年は、来年の前半スタジオに篭ることになる可能性があるので、いっぱいライブをやりました。
だから、、来年の前半は北海道に来られないかもしれない、、、あ、いや、来たくなるかもしれないけどね(笑)
そのときは、また皆さん来て下さいね。皆さんの顔、覚えましたから。出欠とりますよ、、、
僕は、顔を覚えるの・・早いんですよ、、、
忘れるのも早いけど(笑・先にオチ言っちゃいました^^;)

みんなと、友達になれたということで、、、、

「音楽友達」!!!!

もちろん、、最初のところは片山さんにいただいて・・・・ですね^^
誠さんも、曲始まりのところで230さんとハイタッチしておられたのを目撃!
いいシーンだな。
まさしく、、、こんな時に唄われるのにふさわしい感じがします。

その、誠さんと230さんとのツインギターなんて、わかってたってワクワクします。

2回目、、、のアンコールもあります^^
お客さんで、非常に愉快なコールをされる方がいらして、、、^^
爆笑というか、失笑というか、、、^^

「ありがとうございます!!

本来、フル(バンド)のライブではやらないようにしていることを、今日はなんとしてもやりたい。

サイン会!!!!!

また、例によって扉に鍵を掛けられる予定らしいです(笑)。
こっちが、イヤだって言ってもサインされるらしいです(笑)。
メンバーさんにも、よかったら「サイン!」なんて言ってみてね^^って。
そのあたりの気遣いを欠かさないのが、誠さんらしいです^^

ダブルアンコールの最初は「今僕を泣かせて」でした。
間奏、230さんがボトルネックで演奏されてますが、、、、
曲終わりにも、、スライドギターで、、ちょっと切ないフレーズを演奏されます。

あー、これはもしかして?

・・・でした。

「あなたに逢いたい」

ステージも、お客さんも一緒に唄っています^^
いつもの幸せな光景です。
アウトロにのって、最後のメンバー紹介。
230さんは、やっぱり・・・from 函館ってつくんだよね^^素敵です。

「グッナーーイ!!」

挨拶された誠さんですが、気持ちは既に、、、、

「サインするぞっ!!!」^^

元気いっぱいでした。

今日のライブで、久しぶりの札幌のお客さんのたくさんの笑顔に出会って、
パワーをまたまたたくさんチャージされたことでしょうね^^

***

まさか、そんなことはあり得ないであろう、、、と、思ったものの。
折りしも、復刻盤Dinnerが手元にやってきたばかり。
まあ、持ってってみようか、、くらいの気持ちでいたのですが。
・・・ちゃっかりサインをいただいてしまいましたのだ^^;
なんだか、また間抜けっぷりな話、、、誠さんとしてしまったような。
何で出来ないんでしょう、普通に^^;



とにかく。
前日のネブラスカとは全く違う。
音もそうだし、雰囲気もそうだし。
少々無茶はしてますが、立て続けにこういうライブを見に行ける状況であることを感謝しつつ。
また、じんわりと嬉しい気持ちになっていました。

ほんと。札幌はいいよね^^
何ヶ所か行ってる遠征地で、確実にベスト3に入るんですから。

誠さんたちも、美味しいゴハンとお酒たくさん召し上がれたかな。
そうだといいな^^
また、札幌に連れて来てくださいね(^^)v

*******

セットリスト
(一部、曲名が曖昧なところもあります。
予め御了承下さい)

1set
1 I sing my song for you
2 TIME
3 Dirty Thirty Man
4 Paris Style
5 初恋天国
6 Waltz In Blue

7 Head or Tails(the bond)
8 Funky Limits(the bond)

9 SO COLD ,THAT WOMAN
10 歯が痛い

2set
1 Soy Sauce(the bond)
2 黄色いダイアモンド
3 オレはディレクター
4 Please!
5 恋のやりとり
6 ララル

En1 Bread and Water(the bond)

En2 音楽友達
En3 今僕を泣かせて
En3 あなたに逢いたい

「LIVE!斎藤誠だけ!~品川教会ネブラスカ~」(その1)

2006年10月13日 | 2006年ライブ・イベント
斎藤誠 完全弾き語り“ネブラスカ”10周年記念リサイタル
「LIVE!斎藤誠だけ!~品川教会ネブラスカ~」

10月13日(金) キリスト品川教会 グローリア・チャペル

~出演~

斎藤誠 (gtr,vo)

・・・と、たくさんのギターたち^^

=========

このライブにお知らせを初めて聞いたのは、忘れもしませんよ。
この夏、三ヶ月にわたって行われた高円寺はジロキチのマンスリーライブの第1回でのこと。

今年の前半、神戸、広島、名古屋といったところでネブラスカライブはあったものの、、
東京でのマンスリーは全てバンド形式。
残念だなあ、、、東京のネブラスカって今年はないのかな、、と思い始めていた矢先のこと。

しかも、場所が場所です。
昨年の9月。それはそれは、、教会でライブなんて、、しかもロック^^
画期的だなあ、、、、なんて楽しいんだろうって思ったそこで再びライブじゃありませんか。
こんなに嬉しいことはありませんてば。

おかげで、お客さんは「回覧」されてきた告知のフライヤーに釘付けになってしまい・・・。
僕が喋ってるんだよぅ、、、と何とか感心を引き戻そうと一瞬焦っておられたのを覚えております^^

今回は、珍しいチケットの入手の仕方をしたんです。
実は、8月に行われた「真夏のトークショー」にての先行発売。
あらかじめ、枚数を申告し後ほど引き換える、、といったものでした。
まあ、およそくじ運はとことん淡い私。
焦って電話する、ネットする、、はたまた並ぶ、、、そんなことがなかっただけでもラッキーと思っていたのです。
・・・引き当ててみて、、また微妙な番号、、、しかもアルファベットが2桁っていったいなんでしょう^^
・・・行って見たら、椅子が違いました^^;
(今年の春先のAXでのマーティンをつい思い出し、、、、^^;)

去年、道路を横断する場所を間違え。
いつの間にか京急の駅に出てたという^^;迷子になってたんですけど。
今年はやらかすまい。
と、思ってたのですが、、、地図も手にしていたのに。
一本前で渡ってしまい、、、あれ、、曲がれない^^;
・・・全く学習能力がないようです。
まあ、三度目がもしあるのならば、次は大丈夫かなっと思われます、、、とほほ。

ロビーらしいものがほとんどないことを知っていたので、
時間ぎりぎりまでお友達を待ち、、、、、、それからの入場にしてみました。

ライブハウスとはもちろん、普通のホールとももちろん、、
入口を入ったときの空気がなんとなく、、どこがどうとは言えないのだけど違う気がします。

まあ、思いがけない場所で見られることになったので、、
おとなしく開演を待ってみることにしました^^


*******************

パイプオルガンの音色・・・それと誠さんの声で作られた、オープニングの音楽。
教会という場所を考えて、、思いつかれた音色なのでしょう^^
でも、、、一生懸命その音色を辿っていたのですが、、聴いたことがある、知ってる^^
「今僕」のフレーズを織り込んだものであることに気づき、ハッとする。
その音色が完全に消えないうちに、ギターを持って誠さんが登場。

足元には、絨毯、、、そしてスタンドマイクとギターマイク。

ごくごく、シンプルなセットが今日のステージ。

そのまま「今僕を泣かせて」を唄われました。
なんとも言えない響きにとらわれてか、なんだかいきなり目頭が熱くなります。
そして、そのまま「太陽の隠れた日」へ。
ちょっと対照的なその曲の並びが好きです^^
繊細な感じと、、ざくざくっというところのある感じと、、という意味で。

唄い終わると、、おなじみのウクレレでの「Missing Serenade」(banana version←由来を尋ねてみたことがあります。
そのココロは・・・なんかトロピカルに感じられたから、、とお答えになったような気がします^^)
が流れ、これまたおなじみのステージのセットチェンジが行われます。

ちょっと鼻歌まじりで楽しそうにセッティングする誠さん^^

数本のギターに、サイドテーブルに、スタンド、、椅子。(私のいた場所からは、布に覆ってスタンバイしていた様子が伺えました^^)
そんなものが準備されている中、、、ちょっと前の方に出てこられてお客様へ改めてご挨拶。
いきなり、階段(ステージは階段上にあるって感じなのです)を降りて前にいらしたお客さんと握手されちゃったり^^
・・・・さぞ驚かれたことでしょうね^^
いつものように、途中入場のヒトを発見しては、、
「あっ。今来るか、今来るかと・・・」(笑)
標的になった方、、、ご愁傷様・・・というより、、おめでとうございますって、、なんか羨ましく思ってしまうのはなぜ^^;

「あ、なんならそこでやりましょうか?」

と、客席を指差すものだから拍手^^

「・・・もっかい(セット替え)やんなきゃならなくなるから^^;」

あっさり却下^^;

スタンドにうやうやしく灯がともったところで。


「こんばんは、斎藤誠です。

(去年のライブで)すっかり味をしめちゃいました^^。」

全くのナチュラルエコー。これが本当に気に入ってらっしゃる様子。
普段は「それがあるかのような音」を機械的に作っているけれど、その必要がない。

その場で「パン!」と手を叩いて、、、

5秒はないにしても、残響音3秒。
これは立派!とおっしゃって。

「・・・なんか、去年もこんなことやったなあ」^^;

改めて・・・・

「ようこそ、僕の部屋へ。10年間これをやっています。・・・ゆっくりやるよ!」

ネブラスカの始まり始まり、、、、、

と、思いきや。

どうにもこうにも袖が気になる誠さん^^;
ギターに当たる感じがどうも、、
と2回くらい袖をまくり上げ直しておられましたっけ。
(この日は、ブルーのチェックのシャツの下にTシャツ。
ベージュのテンガロン。靴もそれに合わせたカラーだった・・・かな^^;
残念ながら、メモが曖昧だ^^;)

まさしくまさしくの「僕の大事な部屋」からスタート。
ゆっくりと幕が上がるイメージでしょうか。

でもでも、次がびっくりでしたよほんとに。
イントロ聴いて「まさかっ!!」と思ったんですから。
でも、そのまさかでした。
これって、バンドでやるもんだと半ば決めてかかってたような私がいけないのかもしれないけど、
だって、、「歌えよヒッピー」ですよ?
見事に曲の、アレンジのエッセンスをギター1本で表現されてて、、、びっくりしたのなんのって!!
すげーーー。恐れ入りました。最初っからやられました。

ギターを持ち替え、、
・・・このあともいっぱい使ってらしたので、頭の中がごちゃごちゃですが、
このときは確かに誠さんのカスタムマーティンだったと思います。
「夕陽の交差点」
夕陽・・・にふさわしく、、照明もオレンジだなあ、、、なんてぼんやり眺めながら聴いていました。

誠さんがチューニングのタイミングで、客席から咳払いが^^;
よくも悪くも、響く場所なので・・・・^^;
さすがに曲中は悪いと思われたのでしょうね、、却って仇になったか^^;
「もっと大きく咳き込んでも・・・」
と、おっしゃった先から遠慮のない咳払いが聞えたのでこれまた大笑い。

借りられたギターとおっしゃってたと思うのですが、
それがなんと1920年代のもの!!
それでもって、「SMILE&SLEEP」をサポートしましたね。

今年でネブラスカは10周年。
最初は、何から何まで一人でやるライブ。
過酷な分・・・評価されるかな、、なんて思わないこともなかったとお話されてました。
で、今日は初めてのときに一緒にやったスタッフの方も、
せっかくだから、、とご参加されてるのだそうです^^

第一回目が行われたのが、今はありませんが新宿のパワーステーション(通称・パワステってよく言いましたね。)。
本当はその1回で終るつもりが、気づいてみたらもう10年。

ライブには、毎回タイトルを考えるのだけど、どうしようって。
当時のマネージャーさんと、タクシーの中で考えたのだそう。
アンプラグド・・・なんてそんなかっこいいのはちょっとなあって。
そこで思いついたのが、ブルース・スプリングスティーンの弾き語りのアルバムが確か「NEBRASKA」だった。
・・・中身は全然知らなかったのだけど・・・^^;
それに開催地の名前をただ組み合わせただけ・・・それがなかなか楽しくて。

新宿ネブラスカ、、
函館ネブラスカ、、、エトセトラ

なんとなく・・・場末な感じ。
イメージを限定しない・・・そんな感じ?

ってな具合で、今も来ているわけだそうです。
そこから「ネブラスカ」。

誠さんが次に手にしたのが、12弦ギター。
・・・私が知っている範囲のライブでは、あれとあれのいずれかの時に使われたのを見たような。

「・・・っていうと、何を思い出す?」

と、おっしゃって、、、つらつらと、、、、

へーい、みすた たんぷりんまん♪

・・・バーズですか。そう来たか^^;

以前からある曲だけど、感謝の気持ちを今日はこれに込めさせてもらいます。
もし、他のイメージを持ってる方がいらしたらごめんなさいって、、、
10年間、どうしてもひとりで唄いたいんだ!!というオトコに、
付き合ってくださる皆さんに、この曲で感謝の気持ちに代えさせてもらいます。

「夢で笑って」^^

途中でCreamの「Sunshine of your love」を織り交ぜてみたり。

♪テレもせず言うけど どうもありがとう ♪

のところで、ちょっと立ち上がってぺこりと頭を下げる誠さん^^

立てかけてあった中で、私が見ていて異彩を放つというか、
なんか気になっていたルックスのギター。
遠めには、ココア色みたいな色合いのそれ。
「Waltz In Blue」で使われていましたね。
背景にも、いくつもの星が灯りの中に浮かび上がっていました。

ずいぶん前から思ってたのだけど、
久しぶりにCDで聴くと、オリジナルは少しテンポが速めに聴こえる。
ライブで聴くもののほうが、ゆったりとより雄大な感じで・・・むしろそっちのテンポの方が好きになっている私です。
ライブでたくさんたくさん唄われて、聴かれて。
まだまだきっと大きくなっていく唄なんだろうな・・・という予感がしています。
決して安易に聴き捨てられるものばかりではないんです。
消耗品でない、、じっくりと熟成されてヴィンテージになりつつあるんじゃないかな^^

ライブ会場によって、そのときの空気、誠さんのノリでどんどん形を変えるのが、
ネブラスカでの「素敵な最後」。
(たまにバンドで聴く、カチッとしたものもだからこそ新鮮です。)
曲終わりに向かって、どんどん加速していくイメージがあるのですが、
今回は、またなんとも雰囲気の違うものになっていました。
チャペルの雰囲気をもまた、この曲は呑み込んだのでしょうか。
2006年グローリアチャペルバージョンなのでしょうか。

更に驚いたのが、この直後。
ギターをざっと持ち替えてすぐに・・・というか間髪入れずにの「ゆるして」。
やられた、、、、油断してたって感じですねー。
何というか、敢えてだと思うけど、、ガラリと変えてきた。
この電光石火という切り替えも、お一人でやってるライブならではなのかもね。

***

独りだと集中できますね、と話す誠さん^^

いや、7人(つまりはフルメン)だと集中できないわけでなくて、、^^;

あれはあれで、別の集中があるんだそうで。

まあ、狭いなら狭いなりのロケンロールな集中とか^^
窮屈な中での集中っておっしゃったかな。


最近新しい出会いがあって。周囲が固まってきた。
居場所も変わってきて・・・・アンケートの下のほうで気づいたかもしれないけど。
と、おっしゃった途端・・・俄かにがさごそするお客さんたち(笑)。

「見るんじゃないっ!!今喋ってんだからっ、おまえたちっ!!」

と、ステージから思わず一喝する誠さん、、、でも心配になっちゃったのか、、

「あれ・・・何か言いましたか^^;いいんです、礼拝じゃないし、自由な空間だから」^^

そ。
私も気づきましたが、、へええええ、、という場所が新しいところですよ^^

そういう新しい出会いがあると、誠さんは昔からもりもり曲を書くんだとおっしゃいます。

一生懸命頑張ってくれてる、あのヒトが喜ぶんじゃないかな・・・と、思うこと。それが全ての原動力。
23年ずっとそうやってやってきたようなもの・・・とおっしゃいます。

で。

ご自分のオリジナル曲を改めてリストアップし直してみたのだとか。
そうしたら、

「これはこのまま埋もれさせるのは、惜しい。」

という曲に気づき、、、引っ張りだしてこられたのだそう。

自分は、なぜサラリーマンにならなかったのか。
・・・その資格はあったのに、その能力もあったのに^^
それは、面白いものに出会っていたから。
たとえばそれはアルバム「Waltz In Blue」で洋楽をカバーをやったりということになるのだけれど、
それより前に・・・そんな曲を書いていました。
音楽の楽しさを教えてくれた。だから、ここに自分はいるんだなって。

で。
久しぶりに唄われたのでしょうか。
「・・・ちょっと待ってね^^;」
と、ささっとコードをチェックし直しておられ、

この曲は、最初に聴いたときから誠さんの姿を重ねて聴いてきました。
だから、尚更じぃーんとなりました。
考えたら、、、ライブで聴いたのは初めてです。
「遠い日の憧れは」
そして、アルバムでもこの流れかな、、
「きっといつか」。

そして、この日何度目の「べっくら」(笑)だったことでしょうか。
いや、ほんとなんですってば。
アコースティックバンド編成(キーボードレス)や、
スリーピースではあるけど。

えっ?

最初はあまりにもそっと始まったので・・・。
だって「黄色いダイアモンド」ですよ?ゴリゴリでしょ?
でも、誠さんの場合はほんとに何の問題もなかった。
・・・一瞬でも「え?」と思った私をお許し下さいm(__)m
・・・そして間奏。
小さく・・・「どうしようかな、、」とおっしゃったのが聴こえ・・・たんですよ。
そしたらね、またもや「え」と思うまもなく「SWLABR」!!

ひゃーーーーー。

ま、個人的に大好きな曲だっていうこともあるけど^^;

あとCCRかな、「Susie Q」。

んでもって、とどめもやはりCream。「I'm so glad」。

これまたちっさく叫んじゃいましたよ^^;

いやあ、、これはこれは。

「・・・あと「E」で始まる曲って、何があったかな、、、」

と、手を止めないままに考えて、、、

あ。これはビリー・ジョエル?もしや、ストレンジャー?

でも、これはあまりにも「ハマらない」ということで途中で却下^^;

ジミヘンもあんましやったことないしな、、、とおっしゃってどうやらここらで諦めたようです^^;

本来の曲に戻っていかれました。
そうか、、、そういう展開をさせるのね、この曲は^^

曲の終りそうなところで、右手をぱっと上げて「ちょっと待った!!」という仕草をして、、、
エンディングへ一挙に雪崩れ込みます~~!!
すんごいバンドっぽい^^

止まない拍手のなか「えっと、、もっとロック?・・・やばいよー。13日の金曜日にふさわしい。・・・教会だよ?」
とおっさりつつ、ふっと背後の十字架を振り返って、、、ぺこっとアタマを下げる誠さん^^;
ぐふふふと笑いながら、、

まずはそっと、、、

♪僕を愛してるって言って、、彼より、、、 ^^

と唄いながら、、「やばいでしょ?」とにっこり。

個人的に、違う意味でキュートでヤバすぎますっ。

もちろんもちろん、「愛してるって言って」です^^

これ、確か去年もここでやって楽しかったなあ~♪

最後のところの ♪愛してるって言って 彼より Ah-------♪

のやりとり^^
誠さん自ら、女性パートの高いとこと、男性バートの低いとこ、、やって下さいます^^
でもって、誠さんのすぐ目の前にはどうやらドラムセットがあったと見え^^
これまた、、楽しそうです^^

「アップテンポでいくよー」と言って、唄い始めたのは「Please!」
最近、、、また何度かライブで聴くようになりましたねー。嬉しいな。(3年前か。封印を解いた瞬間にも立ち会いました^^)
もう、かなりの怒涛です。バンドでやるときも、とにかく音のカタマリがどばーーっと降ってくるようなすごさなんだけど。
ギター1本でもその勢いは変わらない!!
なんとなく、、誠さんの後ろにフルメンの皆さんが垣間見えたかのような、、、そんな感じ。

「アーユーレディ! アーユーレディ!」って笑いながら。

しかもご自分でイントロのとこ弾いて

「ちっちゃあい」って(笑)。

ま、それはしかないけど(笑)。

でも、それってまじすかまじすかまじすか!!
と、うろたえたのは、きっと私だけではあるまい・・・と思っているのだけど。

だって。

「ここは教会でミラーボールはないけれど、沸き上がるよー、沸き上がるよーっ」

っておっさるんですもん!!!

えーーーっ。どーすんですか、どーすんですかっ、誠さんっ!!って。

そしたらね、、

そ・れ・なーら 沸き上がろっ!

(ここで本来は、ジャンプ!!! ええ、誠さんも、メンバーさんも、お客さんも^^)

そこでね、誠さんは椅子から15センチくらい腰を浮かしたの(笑)。
「Huuuu!」って言いながら^^

そーかそーか、その手があったか。・・・と、すぐに真似っこ。
これがまた楽しくて楽しくて^^

がんがんっにギターをかき鳴らしておられたのだけど、
途中で、弦が切れてしまって。
でもね、

「そのビート、残しておいてね!」

と、このライブの間中、、、ちょっとスピーカーの陰に隠れるようにしてギターのメンテ(なんせ今回は7本ですから^^;)をされていたスタッフさんがいらしたのだけど、
すぐに代替のギターをすっと誠さんの傍に持って行かれて。
持ち替えたのだよ!!いぇいでしょ。

演奏しながらも、弦を張り替える作業をするスタッフさんをそれはそれは嬉しそうにご覧になって、

「すごい、弦張ってるわーー。みんなの見えるとこで張ってよ」^^

いつも、エレキでざくざくっといくところも、、アコギでかっちょよくやっちゃったし。
そして今回判明した事実は(笑)・・・あのファルセットのとこって「フィリップ・ベイリー!!」だったのですね^^わははは。
楽屋への入口にあたるドア。ここが少し開いてて、スタッフさんが2人、、、「沸き上がってました」^^
微妙にタイミングがずれてとこが、少し可愛い。(あ、男性スタッフです)
それをご覧になって、誠さんも嬉しそうでしたー^^
後日、誠さんのニッキを拝見したら、新しいスタッフの方だったのだそうですね^^

ああ、そして更に更にこれですか。
もう、大好きな「HOLDING ON」ですよ。
ちょっと苦しくて切ないこの曲が大好き。
メンバーさんのコーラスのあるものもいいけど、おひとりで唄われるのもいいですね。
再三再四言うけれど、それでもあのアルバムに入ってるアレンジ大事なエッセンスは全て取り込んであるアレンジ、、、
音数の問題なんて、全くありません。こういうとこ、惚れ惚れ聴いちゃいますよ。

鳴り止まない拍手に、誠さんも、、、

「暑い部屋だー(笑)。

「ようこそ、僕の部屋へーーー!!」

思わずシャツを脱いだら、その下のTシャツはザッパ(公認Tシャツ)でした。

誠さん曰く、90年頃にわんさか買い込んだらしいですよ。
・・・要するに、音楽好きがこうなった・・と。
周囲の同年代の方を見て、「いいのかなあ」って考えることもあるけれど、

「ま、いーか。あと10年くらい」(笑)って。
・・・あ、10年と言わず、、それよりもっとでも^^

今年は、来年のこと・・・来年スタジオに篭ることになるであろう・・・ことを予想して、
もう「やめてくれーーー!!」って言うくらい、ライブをやることにしたと。
もったいないから。
もしかしたら、今日が今年最後の東京でのフルライブになるかもしれないと。

「・・・といいつつ、やったもんなあ」・・・と、苦笑い。
ええ、絶対にありえないっていうときに何度かね^^;;;;;

暫くはやんないかも、、、ということで、
アコースティックなのに、普通はありえない「22曲」やることにしちゃったそうで。

「・・・次からは減らします。20曲」

・・・どこが・・・どう^^;

これは、ラジオでも唄ったけれど、、
この曲で最後にしてみたかったという、、、

「RAIN」

煮え切らない男の唄。
さて・・・誰のことなのでしょうか、、、とおっしゃりながら。


その2へ続く。

「LIVE!斎藤誠だけ!~品川教会ネブラスカ~」(その2)

2006年10月13日 | 2006年ライブ・イベント
その1から続き。

*********

アンコール!!

拍手の中、赤いネブTにお召しかえされた誠さんご登場!!

再びオープニングのときと同様に、椅子が取っ払われ、、、立ったままでギターを抱え。

「もう少しやりますね」

といって、「音楽友達」です^^

・・・

96年に久しぶりに出したアルバムが、10年経って限定ではあるけれど、再発になり。
これが、面白くてしょうがない・・・と。
そのときは、全力で勢いで作っていたもの。
時間経過があってみると、それも自分の人生の一部と。

マイルス・デイビスの名言

「自分の次作が、最高傑作」

を引き合いにして、

「次、期待してください!」^^

うまくいかないことがあっても。
一生のうちにチャンスは何回かは、、、数回ぐらいは必ずあるんだと。
新しいスタッフの方々に向けても、贈りたいとおっしゃって、

「YOUR TIME」

正直に言うと、最初に聴いたときは、何のことかよくわからない曲でした。
誠さんの想いとリンクしてくることで、初めて「わかってきた」曲でした。

(ギターのストラップが短めで、かなり上で構えてらしたのを、、かなり気にされてましたねー^^;;)


2回目のアンコール、、、

「ありがとうございました^^」

(今年の夏の浜名湖でのライブの)サザンオールスターズのサポートのステージで、
おっきなところで瞬時に、自分の全てを出すのは気持ちがいいけれど、、、
でも、それだけだと欲求不満になってくる、、、
こういうトコや、JIROKICHI(高円寺)のギュウ詰めでやるということも出来る幸せ^^
いろんな機会を与えてくれた、先輩に感謝したいとおっしゃっていました。

実は・・・明日も札幌でライブです(舌をちょろっと出してました^^;)。
そのメンバーが、この中に2人ほど紛れていると思います。(えーと、タイコと鍵盤の方ですね^^)
今日のオープニングの音楽もご自分で作った・・・というのはちょっとやな感じかな^^;とおっしゃってましたが、、
それも、急に思いついて、どうしてもやりたくて片山さんに連絡して手伝ってもらい、急遽仕上げたものなのだとか。
教会の中には、パイプオルガンが実際に置いてあるけれど、別にその音を作られたそうです。

ま、まだ言えるような、、言えないような、、楽しいお話もあるようでして。
それは、「僕のホームページを見てください・・・て、見てくれてると思いますけど」^^

「僕も、1日に3回チェックしています」

・・・告白^^;

お客さん、、「えーーーーっ!!」(笑)。

「いや、、自分が更新しなければ変わんないことはわかってるんですよ^^;」

ということを、つらつらと語るのはひとえに名残り惜しくなっちゃったため^^;とお話されてました。

「今日は、大騒ぎで終るのはもったいない。小さな曲で・・・・」

と、唄われたのが「信じられない恋におちた」

曲終わりに、しばらくゆったりとギターを奏でておられました。
ご自身も何か思うところがあったのでしょうか。
名残惜しい気持ちをこめられておられたのでしょうか。
まるで、今日の最後の着地点を探しておられるかのようでした。

***

一転して、明るいロケンロールのBGMの中、お客さんにご挨拶される誠さん、、、

手を上げて、舞台から去って行かれました。


ふと思ったのは、いくつか見たネブラスカの中でも、、
また特別な位置を占めるライブなのかな、、、
と、思いました。

新しい仲間と出会い、新しいことが始まる喜び。
そんなものが、ステージいっぱいに音楽に散りばめられていた気がします。
喜びが溢れていたような。

終ってからも、、なんかそういったじんわりとした幸福感に包まれるかのような。
そんなライブでした。

ここのところのライブで、まるで決意表明であるかのように語られる新しいアルバムのこと。
きっと、やりたいことがどんどん湧き出てきているのでしょう。
それがどんなカタチになって結実するのか・・・今から楽しみですね^^
今後の誠さんの動向に、ますます注目ですね^^



セットリスト

1 今僕を泣かせて
2 太陽の隠れた日
3 僕の大事な部屋
4 歌えよヒッピー
5 夕陽の交差点
6 SMILE&SLEEP
7 夢で笑って
8 悲しい笑顔
9 Waltz In Blue
10 素敵な最後
11 ゆるして
12 遠い日の憧れは
13 きっといつか
14 黄色いダイアモンド
15 愛してるって言って
16 Please!
17 沸点
18 HOLDING ON
19 RAIN

EN1 音楽友達
EN2 YOUR TIME
EN3 信じられない恋におちた

斎藤誠JIROKICHIマンスリー Vol.3 ~フルメンバー勢揃いの秋~ その1

2006年09月29日 | 2006年ライブ・イベント
端折りましたね^^;

斎藤誠JIROKICHIマンスリー Vol.3 ~フルメンバー勢揃いの秋~

~ 出演 ~
斎藤誠vo,g 
角田俊介b 
深町栄key 
片山敦夫key 
柳沢二三男g
河村カースケ智康dr 
田昭彦Per


7、8月と続いてきたジロキチのマンスリーライブも、、今回で完結。
しかも、これは楽しいこと間違いないでしょ、、と始まる前から思ってしまうほどに、
いつも凄いことになる「フルメンバーライブ」!!なのです。
前日の誠さんのニッキで拝見する限り、、、、いろんな意味でやる気まんまんとお見受けいたしました^^
それを見届ける、、という言い方は正しいかどうかわかりませんが、、
その壊れっぷりやいかに、、、を期待半分、不安半分(笑)で見に行くことにしてみました。

毎年、個人的にはヒジョーに仕事的にきつい時期に当たっているのですが、、
他の日に、、鬼のようにまじめに取り組むこととし、、、何とか脱出できました(^^)v

入口には、いつもホワイトボードに「本日の出演者」が書かれているのですが、、、
今日は、、、端折られましたね^^;?
いくら出演者が多いからって、、、^^;
しかし、見事にsold out!ですよ、やったね。

7人組をこの場所でやるときは、えらいことになるんです、、
ジロキチのスペースの作り上そうなるのですが、、、
これは、他の人数の多いライブでも同様ですが、ぐるりと、、お客様を囲むような形になる、、
これがまたねえ、すんごく楽しいんですよ♪
文字通り、音に囲まれるわけですからね。
そうして、わくわくしながら開演を楽しみに待つ、、、ということになるのです。

***

さてさて、、と。
会場もふと気がつくと、お客さんでぎうぎう!!
メンバーさんが、スタンバイを始めましたよ。
そんな中、誠さんもご登場!!
今日は、ちとゆるめの黒のニット様の帽子に、、
これまたキュートなTシャツにジーンズ、、
特にシャツはですね、、両手のひらが(手相つき^^;)と一緒に、、

「hands off!」

とプリントされているではないですか、、
やっぱり、、触っちゃだめなんですよ(笑)。

出てこられたぞ、、と思ったらすぐに楽屋へ戻っていかれ・・・。、

「もしや、大事なものをお忘れですか?」

前回のこともあり、即ピンときましたが^^

誠さんの準備も整ったところで、、、、

「オーライ、カモーン♪」

の声で、本日のショウが始まり始まり、、、

まさしく今回はそれにふさわしく。
深町さんの軽妙な紹介から、、、スタート。

「レイディス エーンド ジェントルメーン!!」

もうそれを聞いている、見ているメンバーさんの楽しそうなこと楽しそうなこと^^
エンターテイナーでらっさいますよ。
でも、、そろそろ急いで欲しかったんでしょうか。
手をぐるぐるぐるって回して、「巻き」のジェスチャーが入ってましたっけね。

「マコトー、サイトー エーンド ヒズベェェェンド!!!」

いいなあ、、、誠さんだけじゃないんだな。
そこに、すでに心動かされちゃうね。

1曲め、、なんと「悲しい笑顔」でした。
ちょっと、、驚いたかも。
私の勝手な思い込みなのだろうと思いますが、どちらかというと、、
ライブの締め括りというか、区切りをつけるようなところでやってらしたような。
「しまった、、やられた!!」
と思ったのはきっと私だけではないだろう、、と思います。
あ、今日はというか、、この後しばらくは・・・なのですが、、
ガットギターをお使いでした。

後ろで黙々と弾いている、、と思いきや、、
この日はものすごく気合いが入っていて、、
演奏からも、見た目からしてもガッツが入ってるなあと、、感じたのが角田さんでしたね。
気のせいか、他のライブで拝見するときと違うなあ、、特にこの日はねえ、、
ベース(5弦でした)をカラダを大きく左右に揺らして弾き、、

そして、曲の余韻を残すかのようなフレーズの後、、、一転。
「TIME」ですよ、、あの力強いカッティングには、
いつもめちゃくちゃしびれるというか、私には泣ける流れです。
この流れって、ほんとに反則だよなあ、、と思いつついつも喜んでますが。
ああ、だからガットギターなんだな・・・とも。

成田さんに向かっていって「ニッコリ」されたかと思うと、、、
あ、これは、、、、!!
「BLT」!!
でも、曲に入る前になぜか片山さんの方を向いて「譜面、めくっていーい?」と尋ねちゃう、、(オフマイク。)

もはやお約束ですが、、、

♪Jimi Hedrixの・・・

で、Purple Haze だけでなかったなあ、今回は、、^^

かと思うと、

「ブレイク!」

の声で演奏を一端止めてみたり。

そのあたり、バンドの皆さんとの呼吸を見ながら、コントロールされてます。

「Foxy Lady」(で、合ってる?)にのせて、MC。

Do you love Jimi?

Do you love Rock'n Roll music?

これから長いよー。
じゃあ、これから最高にロックっぽい始まり方をしよう!!・・・って、もう始まってるけど(笑)

そして、「レストラン」のイントロに乗りながら、、
なぜか、加山雄三船長の真似をしてみせる誠さん^^
そうするとすかさず、BGMとしてもさっそく合わせてくる面々!!
あっさり「うるさいっ」て、払われちゃいましたが、、

その仕草まで真似しながら、あの超有名な台詞、、、

「死ぬまで君を離さないぞ。・・・・いいかね」(爆)

と。

先日の浜名湖でのライブのときに、加山さん、、「いいかね」っておっさったのだそうで^^;
それまで、感激して泣きながら見ていた誠さん、、、びっくりしちゃったのだそうな。
あの超有名な台詞ですから、、ご自分の中でもつぶやいていらしたに違いないです。
だから、、、衝撃だったろうなあって^^

イントロの深町さんのキーボードの音色が気に入った誠さん^^
「いい音ですねー」と、嬉しそうにおっしゃって、、他の楽器の音を下げさせちゃう(笑)。
でも、そこまでしておきながら、、、
「何回も聴くと、そうでもないかな・・・」(わわっ^^;)

唄い出しも、ちょっと時計を見る仕草をしながら、

♪午後8時のジロキチー ♪

なんて愉快に唄い出す^^

一方で「April Fool」をふっと挟まれる、、
思わずハッと胸をつかれます。
かねてから思うのだけど、いくつか誠さんの唄にはご自身の気持ちをこめたような「祈り」のようなものを感じることがあります。
これもそのひとつなんだろうと思う。
成田さんの奏でるパーカッションの音色が、、
ずっとぷくぷく泡が湧き上がり続けるようなそんな絵が思い浮かぶ音色でした。

片山さんのエレピの導入があって、
もちろんこれは「Music Friend」!!
ふっとね、、、詞を口にしてみて。
もちろんタイトルの通り、音楽で繋がることの素晴らしさもあるのだけど、
1番の詞だったかな、、「諦めないこと」も唄ってるんだなあと、、、今頃改めて気づいてハッとしました。
・・・まだまだ、私は曲の聴き込み方が足りないのかなあ、、、
ましてや、あのフルメンの皆様の演奏であるがゆえ、、より一層強く伝わってくるのを感じるのかも。

さらっと少しギターを弾いて見る誠さん。
ここで、初めてマーティンに持ち替えられたかな、、と思います。
でも「別に前奏曲じゃないよ、ちょっと弾いてみただけ」と、片山さんにアピールしてみせる誠さん、、、
(これは、前回からの続きのやりとり、、かな?)
そして、文字通り「片山のイントロから・・・」始まる「正調」の「Waltz In Blue」・・・でしたが、、、
「あ、それ新しいTシャツ?」・・・なんとなく気になった様子です^^;

ところが、唄いだしていきなり、、、、

「あれっ?!」^^;てなもんでして^^;、

唄を途中で止めて、、でも演奏は止めないで、、仕切り直し、、、
再び唄いだすタイミングを、メンバーさんに指示を出して^^;

ずいぶん違う規模の会場で、場所で聴くごとに、
この曲は、どんどん大きくなっていったと思うのだけど、
そして、そういうことがあるにもかかわらず、聴くごとに新鮮に響くのはなぜなのかなあ、、とも思う。

「選手交代っ!!」

の誠さんの号令で、前にいたパーカッションの成田さんと、カースケさんの打楽器チームが持ち場を交代♪
毎度、フルメンのライブではおなじみですね♪

「カースケくんが前に来ます、嬉しそうです^^

On Drums、成田昭彦!!

カースケとオレから始まるよ」

「うん」

「カースケの方、見てると思うでしょ。その手前のチューナー見てるんだ♪」

・・・逐一、状況説明をしてくださる誠さん^^;

「Be My Be My Be My」

曲の本筋とは違うんですけどね、、、
最初のほうだったと思うんですが、、、
カースケさん、ひとしきり叩いた後、、、お、今度は何か違う道具を取り出されるんスか、、、
と、ついついその動きを注目してしまったら、、
・・・・タバコで一服、、、おおー。意外な展開でありました^^
間奏のベースソロも、カッチョよかったねえ。

そしてそして、バンドでこれを聴くのはちょっとお久しぶりだったかも!!
「素敵な最後」!!!
途中の成田さんの「華麗な」ドラムソロが、またいつにもまして
めっちゃくちゃかっこいいんですよ、ほんとに。
でもね、この日、なんだか可笑しかったのが角田さん、、、
だって、、成田さんのソロのときに(ベースですので立ち位置がすぐ隣なのですけれども)

「うまい」

って^^;
お客さん側にも聞えちゃってたから、えーー。びっくりしたー^^;
でも、他のメンバーさんもすんごく嬉しそうにご覧になってたから、、いいのかな。
いや、でも、実際凄かったから、、、ほんと。

曲が終ってもすぐには動けず、呆然自失。

「か、かっこえーーー!!」

と、思わず口にして言ってしまったくらいなのでした。

誠さんの「休憩!!」のお声がかかり、、、ここでブレイク。

*****

2セット、、

休憩がそろそろオシマイ?かという頃合。
三々五々、、メンバーさんがセッティングを開始。

あ、ネブT・・・全員お揃い?
ユニフォーム?

(あ、おひとりだけフライングしてました、、低音楽器奏者のあの方ですけど。なぜだろー^^;)

「お待たせしましたー!!」

「別に同じカッコしたからって、コミックバンドじゃないですよ?」

因みに、2色ありますから、、、
赤組は、、誠さん(当然のことながら、帽子もチェンジ♪迷彩柄のテンガロンだったかな。)とカースケさんと片山さん。
グレー組は、230さん、角田さん、深町さん、成田さんです^^

でも、首周りを伸ばし気味にしていた230さんのシャツに目ざとく気づく誠さん^^

「ワイルドにしたの?」

すると、更に袖を捲り上げて自分の二の腕筋を見せ付けてみようとする230さん、、
えっと、、、ギターにはそこの筋肉はあまり・・・問題にならんですよね^^;?

てなことで、、、
カースケさんに「Give me a beat!!」って合図を出し、、1曲めは「いつもの顔で」。
あ、誠さんはこのセットは赤いシンラインだったのです♪

そして、間奏はおなじみの片山さんのピアノのソロなのですが。

「2セットは凄いことになるよー」という予告があったのでありますが、、、
・・・どうやら、誠さんには・・・イメージが結構違ってたらしい^^;

「もっかいやってみよう!!」
「片山が正しいとすれば、角田、半拍前にいってるから!」

と、言われた角田さん、、、
お気の毒にまあ、その場で座り込んじゃうしさ(笑)。

「もとい。2ndセットはすごいよー、そのためにいでたち変えてきたんだから」(爆)。

と、仕切り直したものの・・・・やっぱり納得がいかないらしい^^;

「えー、もとい、、」

納得がいくまで、とことん粘ってみる誠さん。
これで、何度ダメ出しがあったことでしょうねえ^^;
申し訳ないけど、ここで思いっきり笑わせていただいてしまいましたよ。

でも、とうとう誠さんも匙を投げてしまい

「ここで、時間とってらんないんだよ^^;」

といいつつ、、お客さんにでなく、片山さんに

「アーユーレディ!!」

問うておられました、、、

が、もうカウント出すのを諦め^^;片山さんが信じて疑わないソロをやっていただくことに、、^^;

最後は、カースケさんの、、低めのスティック投げ上げ(ジロキチはあまり天井が高くないゆえ。)を自らのドラムロール付きにて、、
それも決まった!!

「いろいろあった、いろいろあったけど、、そうなると、2曲めの柳沢に大きなプレッシャーがかかってくるよ、ピックアップが大変よ?」

と、ぎしぎしつよーいプレッシャーをかけまくる誠さん^^


「・・・ピック変えてもだめだから!!」

・・・決して、見逃さない(笑)。

ちょろっと、軽く弾いてみるも、、

「それ、今日やんないから」

・・・バッサリ^^;

ある意味それが功を奏したか^^;微妙に転んだ230さん、、あら珍しい^^;
途中でギターを放棄されてたとこもありましたっけ、、あららー。
あ、「リアルミー」でした^^

ええ、そんなこんなな始まりでありますが、、
それは致し方ないようでして、、
なんてったって、さっきとは「人格が違う」んだそうで^^;
そうそう、1セットでは殆どMCらしいMCを挟んでなかったですね。

「行こうか、行こうかっ!!」

の誠さんの掛け声。

わ、「きたきた!!」

すんごい嬉しそうです、誠さん・・・・^^;

実はこの曲をやるであろうこと、察しがついておりました^^
誠さんのニッキやアンケートにも、なんとなく「お約束」なものをやることを匂わせていましたし、、
何より、見つけてしまったのだ、、この曲に欠かせない大事なブツを!!

ブツフォト♪・・・要は、ウォッカの瓶つうことで^^


「Help me,night」

でね、でね、いつものようにやんちゃされるであろうことは、
なんとなく予想がついてはいたのですが、、、

ウォッカ、、、ラッパ飲みしたのを飲みきれなくて、、、
瓶に戻しちゃったでしょ^^;
お客さん(主に女性の間から、、)から、悲鳴が上がりましたから、、、、^^;

更に更に、お約束の曲の数々。
何曲出て来るかなあ、、、の、、

「ミッション・インポッシブル」に、
「哀愁のヨーロッパ」(誠さんのデフォルメ気味のギターがほんとに楽しい!!)
「Woo.baby baby」(しかも、ミラーボールまで回る回る、、メンバーさんの麗しいコーラスも聴き所。)などなど、、、

Are you ready for JIROKICHI !!!

の誠さんの雄叫びに続いては、、、

「愛してるって言って」。

ここは、本当に当事者には申し訳ないんだけど、大笑いさせていただいちゃいました^^;
誠さんに「Rock On!!」されちゃった方がいらさいまして(知り合いでござる^^)。
てってーして誠さんに狙い撃ちされてましたから(笑)。
ほんとに、、至近距離までにじり寄られてました、、これは笑わないと逆にシツレーでありましょう^^?
因みに・・・相手は男性ですから^^。
誠さんのキュートでハッピーな側面が本領発揮ですね♪

間髪入れずに始まったのが、その対極にあると思われるナンバーでした。インスト。
ザッパですよね?
何度か、誠さんのライブでは聴いていると思いますが、、
変拍子かつ、音がうねっているんですね、、間違っても手は叩けないリズム、、
角田さんの「ん゛あ゛ーーー!!」な雄叫びもありの「Pound for a brown」。
これ、めちゃくちゃかっこいいですから。

Thank you so much!!
今までひとりで行っちゃってましたけど、、
こっちの気持ちを、、、勢いを、、、、
でっかいカタマリを落としましょうか!!


(か?)がなぜか裏返る、誠さん^^;
楽しくなっちゃったのか、もっかいやってみる誠さん^^;

・・・落としましょう、、、か? ^^;;

誠さんてば、他人についてだけでなく、、
ご自身についても、とにかく拾う拾う、細かく拾う^^;
おかげでこちらも笑いが止まらない^^;

で、例のやつが、JIROKICHIのステージ、床、、天井に飛ぶのです!!
(つっても、なんのことかわかりにくい^^;)
誠さんのアクションでその「カタマリ」が移動するのですが、
その移動にあわせて、メンバーさんが、、なんとも面白い音をつけてくれるのだな、、
といっても、何のことかわかんないか、やっぱし^^;

そのまま「Silent Widow」へ。
これもお約束てんこ盛りの曲だったりする。

誠さんの「すてぃーりー・だんっ!」の掛け声で展開していくのであります、、
深町さんが唄っちゃう「Reelin' in the years」、、
「Stairway to heaven」「My Sharona」、、、
最後には、お馬さんまで出て来るんですからね、、、その賑々しさといったらもう。
笑うなという方が、無理なんですからね。
・・・やぱ、コミックバンド?・・・と、言ってはいけませんな^^;

しかし、昔からこれをやってらしたんだと思うと・・・涙出ちゃうねえ。
てか、当時の見たかったなあ、、とも。

「僕らの遊びに付き合ってくれてありがとう!!」

いやいや、こんな贅沢な遊びを間近で目撃できるなんて、そうそうあることじゃあありませんもん♪
嬉しかったりするなあ。

そんな後で、「ギターマンの純情」ときたもんです。
これで、ほろ、、となるな!という方が、どだい無理なんですよね、、
大好きな曲なんです。
私が誠さんの「オリジナル」の唄に出会ったのは、たぶんこれが最初だったんじゃないかな、、、と思います。

もう、飛ばしまくりだったから、、、
すでにここで声がかれてしまってる誠さん、、、

マンスリーも最終回。

老舗ライブハウスを3回も貸していただくのは、大変だと思うんですね。
・・・僕みたいな、中途半端なポップミュージックに。
ありがとう、JIROKICHI!!

そして、限られたスペースで耐久レースみたいなライブに、、
よく頑張ってくれました。
皆さんの目を見ると、何を言いたいかわかるんです。

「お前たちのほうが広い(場所)じゃないか」

って。

かといって、昔、某所でお客さんをステージに上げてしまい、、、大失敗したのだそうで^^;

そして、軽く告知関係をば。

来月13日・・・は、誰も相手にしてくれないので、、、ええっ!!
ひとりで、品川教会でのライブ。
まだ、少しチケットがあるそうなので、、、

「・・・買え!」

えっ?!

「あ、何か(ボク)いいましたか?」

・・・・言ったよ(爆)。
もはや確信犯でらっさいますね。

それと、

「これ見よがしな、Tシャツの着方」(爆)。

よかったら、こちらも買ってくださいとのことです。

最後は、誠さんの赤いシンラインならではの曲、、、、

「It's alright」

「・・・やってみながら、皆さんとお別れです」(やってみながらって?)


その2へ続く。

斎藤誠JIROKICHIマンスリー Vol.3 ~フルメンバー勢揃いの秋~ その2

2006年09月29日 | 2006年ライブ・イベント
その1から続き、、

**********


アンコール


「どーもありがとうございました!!」

全員で戻ってこられました♪

前回も言いましたが、来られなかった方のためにと、、、

新しいアルバムのプロジェクトが順調に進行しているとのご報告が。

今回のスタッフというのが、どうも「ひとまわりした」感があるのだそうで。

昔から、誠さんのアルバムを聴いていて下さった方なのだとか。
それゆえ、なんとも痒いところまで手が届く。
とってもやりやすいんだとか。
あと、以前と違って自分より年上のヒトがいないんだとか。

来年の前半には、出したいとの意気込みでした。たのしみたのしみ♪

あと、お知らせが他にもてんこ盛りですが、、
そのうちのひとつが、10月から始まるラジオの新番組のこと。

誠さん曰く、22歳の女の子と喋るのだそうで、、、
そのジェネレーションギャップを埋める・・・という主旨のもとに(爆)
やってるんだそうです。
えーーっ(笑)。

「でも、最終回まで埋まらないような気がします」

をぃをぃ^^;

てなことで、また初心に戻るということで、、、
83年の「誠さんの中での」『スマッシュヒットアルバム!』・・・「ララル」から
「恋のやりとり」!!
・・・成田さんのパーカッション、、、アクセントのようにすごく利いていてそれはそれは素敵だったなあ、、、、

次の曲は、、、導入のところで、、もうわかってしまった^^
すぐにわかってしまった!!
多分、そんなヒトは多かったんじゃないかな。

「あなたに逢いたい」

私がライブに行くようになってからだけでも、ずいぶん色々な局面で聴いたなあっていう曲。
もしかして、CDよりLIVEで聴いているかも。
ライブ本編終わりであるとか、本当にラストの、、大団円でのイメージが結構あるのかも。
みんなで、楽しくコーラスを取るところからもそんな感じかな。

皆さん、、、ここでステージから掃けていきました、、、、

でも。
ここはJIROKICHI。
それで終るとは思えない(笑)。
今までの2回を考えても、そうは問屋が卸すわけがないのですね^^

というわけで、、

「何回もすみません^^; じゃあ、あと1曲!!」

メンバーさんを呼び込むのに、端からじゃないと入れないから、、、
柳沢さんを呼んだのですが、、、そこで、今日のローディーさんに目をとめ、、、
「立って!」と、作業中のところを無理やりに促して、、、
ある意味、スペシャルゲストだったらしいのです。

「柳沢、そこで聞いててね、、、」

と、ちゃんと断るのが誠さんらしいけど^^

実は、いつもの方と違うなあ、、というのと、
あ、この方は某ライブでよくお見かけするあの方ではないか、、、
なんとなく気づいてはいたのだけど、、やっぱりそうなのでした。
現在、サザンオールスターズのチーフローディーであるところの吉原さんでした。
何といっても、彼は誠さんが昔の・・・
渋公のライブをやったときのローディーさんだったのだとか!!

20周年の渋公のとき、、、とある曲で。
ギターを換えるときに、3人のローディーさんが出てきて、、
次に使うギター「さあ、どれ?」という感じで差し出したのですよね。
その中にいらして、本来誠さんが使うべきギターを持っていたのが吉原さんだったのだそうです。
そこで、もうぐっときてしまったんだとか。

「・・・それだけです。」^^

端から(客席から)見ていただけでは、実にほんの一瞬のことに見えたのですが、、
そこまで、時間軸と想いが交錯した瞬間だったのだなあ、、と今更ながらに思いました。

そんなことがあってから、また改めてメンバーさんを引き続き呼び込み。
はやーくから待っていて、飽きた?わけでもないんでしょうが、、
手持ちぶさたに、ギターをちょろちょろ鳴らしている230さん、、^^

そうそう、カースケさんのときにちょっとした告知がありました。
これは、まだ内緒にしておきます^^
でも、それを最初、こしょこしょ耳打ちされた誠さん。
嬉しそうに、、、

「あー、そう? それ、自分で言う?」

とおっしゃられて、、、カースケさんと二人仲良くならんでご満悦の表情。(笑・揃いの赤いシャツ♪)

「結婚式じゃないよ、、」なんて茶化しながら、
「えー、僭越ながら。雨降って地固まると申します、、」
とマイクを手にスピーチを始めようとするカースケさん^^

さんざん、強気発言をしてらしたので、、、いいかげん誠さんには、

「お前は、自分のとこ帰れ!」
と、退去命令が出てしまいましたとさ^^;

「えー、次は角田が言うところの「せんせい」です」

と、言うと、すかさず ♪せんせい~(by 森昌子) を弾く230さん。

「どんな曲だっけ?」

と、片山さんにフルも、、みんなきょとーん^^;;;

あれっ。

ウケなかったじゃないかよ・・・って^^;

でも、この曲のためにわざわざ、、、
あのウタちゃんギターを持ってきたそうで。
ええ、ホントです。ここでしか使いませんでした。

ウタちゃん、、、フォト



アーユーレディー フォー、せんせい?

ということで、始まってみたら、、

「せんせい」即ち「どっくたー♪」だったのですね^^あはは。

いやあ、、しかしこんなに間近でここでこの音が聴けるとは思わなかったなあ。
最後の最後に、嬉しい驚きなのだ。

誠さんが唄いながら、、思いがけず、、、

「Why don't you stand up? C'moon!! C'moon!!」

と促して下さるではないですか!!、、、
もうこっちとしては、びっくりするやら、嬉しいやらで。

誠さんがライブ等でここまではっきりとおっしゃることって、
実はあまり多い方ではないんだな。私の知る限り。

・・・そうなのかな、、もっと盛り上がって欲しいのかな、、と端々に垣間見えることは実はあります。

なので、うずうずしていたところを、、見抜かれたのでしょうか^^;
お隣のお友達と顔を見合わせて立たせていただくことにしたのでした^^
てか、ここまで来るまでに、、
椅子に座ってたのに(すみません、椅子席確保できてました^^;)
なんか、、汗だくだったんですよね^^;

こうして、、ジロキチマンスリーは完結したのでした。
しんみりとでなく、、ここでまた何かが生まれて始まるといいね、、
うん、そんなラストでしたね。
実際、そうなのかもしれないけど。

これから少しの間、フルメンのライブはお休みかな。
それでも、ライブの途中で出たお話にもある、、
新しいアルバム制作も進むんだろうな。
その間も、楽しいワクワクがあると思うと・・・ちょっと我慢出来るかなと。
だって、ほんとに楽しいんだもん、フルメンライブは。
演奏も圧巻ながら、、、本当に皆さんが楽しんでらして、、、、
楽しんでらっしゃる方々を見ていて、こんなにも幸せになるんだなあってことも、、、
最近ますます思うのです。

うん、まだまだこれから楽しいことは続くのだ。
そうなのだ、間違いないのだ^^。


== 1st set ==
悲しい笑顔
TIME
B.L.T
レストラン
I'm just an APRIL FOOL
音楽友達
Waltz In Blue
BE MY BE MY BE MY
素敵な最後

== 2nd set ==
いつもの顔で
リアル ミー
HELP ME, NIGHT
愛してるって言って
Pound For A Brown
SILENT WIDOW
ギターマンの純情
It's Alright

== encore ==
恋のやりとり
あなたに逢いたい

== 2nd encore ==
THE DOCTOR

「斎藤誠JIROKICHIマンスリー Vol.2~斎藤誠 with the bond~」 1

2006年08月30日 | 2006年ライブ・イベント
「斎藤誠JIROKICHIマンスリー Vol.2
~斎藤誠 with the bond~」
   
 
2006年8月30日(水) @ 高円寺JIROKICHI

~出演~

斎藤誠 vo,g
角田俊介 b 
片山敦夫 key 
柳沢二三男 g
河村カースケ智康 dr 

guest!!
深町栄 key
 

いやいや、、
今回はどうなるかと思ったのです。
何がかといいますと、ライブ当日でもあると同時に、次回9月のライブのチケットも発売になるわけです。
しかしながら、覚悟したほどの暑さもなかったし、、
時には、、雨が降り出したので想像以上に堪えずに済みました。
そして、この日の午前中に誠さんの大事な大事なお話の展開が、
ついについにゴールを迎えたことをその場で知り、ちょっくら盛り上がってしまったり。

夕方近くになると、メンバーさんが三々五々、、というほどではないか、
わりとこの時間が集合なんだろうな、、という頃合に、
ローディさんを始め、次々と到着され、、楽器類が搬入されていました。
でもね、、程なくしてリハが始まってしまいまして^^;

・・・はははは。

よっく聴こえてましたよー(泣笑)。
まあジロキチは、他のライブでも頻繁に来た事がありますゆえ、、
わかっていたことではあるんですが(汗)。

時間ほぼジャストくらいに、チケットの発売が行われ、、
無事にゲットしたところで、今度は開場まで1時間弱あまり。
かるーく、、茶をしてから会場に戻ることになりました。

=====

今日は、全員で5人ですから、、、
セッティングが、ちょこっとだけコンパクトですね。
さっさか、、席を確保し、、こちらの準備は完了~。

またいつものように、誠さんのアンケートの文章を楽しませていただきつつ、、
お友達と、開演までの1時間あまりをのんびりと待つことに。
早い番号で入りましたが、ふと振り返ると、、立見の方もいらして、
もうめいっぱいになってます。すげー。
そんな中、リハを終え、、外で一息ついたメンバーさんもぼちぼち戻ってらっさいます。

・・・開演前に、楽屋から出る誠さんをガードする230さんが(笑)。
しかも、CIAとか書いたシャツ着てらっさいますからなあ、、
そうか、それが特殊任務だったのか(おいおい、笑)。
そんなコトがあったかと思ったら、某方に思いっきし足指踏まれて、、じぃぃいんみたいなことも^^;
(あ、でも大丈夫です。その程度では。)

前回の不思議ーなBGMがあったので、今回は?
と思ったのですが・・・前回のことを考えれば普通でした^^
ただ、the bondを意識してか、キーボード(オルガン)の入ったインストものになってましたね。
残念ながら、ワタシにはわかる曲がなかったなあ^^;

=====

さてさて、メンバーさんが三々五々、、、スタンバイ。
(因みに今日の並びは、
向かって左より、230さん、カースケさん、角田さん、片山さんといった具合。)
で、ぼちぼち音出しが始まったところで、、誠さんがご登場^^
アコースティックギターは立てかけてあったですが、、、
あ、今日は赤いシンラインがっっ!!!!
誠さんご自身のライブにてお目にかかるのは、ちょっとお久し振りだったかも^^
(前回は・・・あ、4月にこの場所にてありましたっけ^^ やっぱりすんごいやつが^^)
今日は、まずは黒縁メガネに、紺のポロ、ジーンズ、やっぱり紺系のつばの短い帽子、、
・・・やっぱり、トーンを統一?
因みに、後ろでもカタチはちょっと違うかな、、でも黒縁メガネさんがいました^^
4弦の楽器の方です!
・・・ちょっと指摘してみたかったが、ライブでは我慢した(なんで?)。

しかし。
あのもう、何秒後かにはライブが始まる、、、
という、各々の音出しの瞬間って、、、何であんなにワクワクするんだろうね。
きちっとショーアップされたライブでは、まあ、、そのあたりの「のりしろ」みたいな、
ちょっとゆとりの時間はあまりないかなと思うんだけど。
実は、ワタシはこのほんの何十秒かが・・・かなり好きなのかもしれないね。

誠さんの声がかかったところで、ライブいよいよスタートです^^

あっ、、1曲めがこれでらしたのですね^^;

一番、、、その、、、今日の空模様と相まって、、聴こえちゃってたリハでは、、
みんなで、、「なにぃぃ!!」って言っていたですよ、実は^^;ゴメンなさい。
だってだって、、去年の目黒BAJでの「大珍道中大会」。ラストチューンがこれで。
終って外に出てみたら、結構な本降りであったという、、、
「あんなに連呼したら、そらー雨も降るよね、、」(汗汗汗汗汗×100)
でも、嬉しかったのは、聴くとは無しのリハの音を聴いていて、
230さんと誠さんで、ソロをスイッチした瞬間の音色の違いが、、
なんとなくなんだけど、わかったこと、、、!
(あ、今日は230さんはレスポールです。前回はSUGI・・・黒いやつだったかな。)
やっとこさ、ギターの音色には違いがあるんだぞ、、というのを耳も認識してきたようです。
こんなドシロートさんにも^^;

今日は誠さん、唄うだけでなく、、、
ギターも思いっっっっっっきり、、バリバリ弾きまくるのであろう、、、と思ったのは、
足元にいっぱーい、、ペダルやらボタンのついた機械やらが並んでいたから。
ど素人でも、少なくともそれは認識(笑)。

実際、しょっぱなからがんがん飛ばして弾きまくりです。
大体、これさっきも書いたけれど、ライブの本編最後のどっかーん!!でもいいくらいの勢いが、
曲にも演奏そのものにもあるんだもの。
だってだって、最初っっっから出し惜しみなく、カースケさんのソロがあったりするんだぞ。どーだ!
そういえば・・・誰もツッコんでませんでしたっけ?
カースケさん、The BANDのシャツお召しだったんですよ、、、シャレですか^^;;?

最初っから誠さん、曲終わりに「ざくっ」と斬っておられましたね^^いえーい♪

2曲めは「I LIKE YOU」。
あれは、最近のアレンジでしたっけ。
途中で、曲調が変わるでしょ、、あそこがまたねえ、、カッチョいいんですよ。
そして、the bond編成ですから、、、コーラスなんかも、もう全員体制です。
全員が楽器やりながら、唄う、、、ちょっと大変なのかもしれないけれど、
その必死さ加減も、、、なんだか好きだったりします^^

「どーも、こんばんはーー!!」

2曲終ったところで、誠さんの最初のご挨拶ー!

「昼間、来月、、3回目のチケットを売ってたのに、、、
おっきな音でリハやっちゃいました^^;
・・・忘れてくださいよー。」

えっ(笑)。それはムリムリ(笑)。
あ、このあたりでメガネは外されてましたか。

「今日は、ジロキチデビューのthe bondという、
初々しいバンドとの共演です。

えーーー。どのあたりが初々しいかは、、皆さんの判断に、、」
(あらっ、委ねられてしまいますたよ^^;)

「(アンケートにも書きましたが)、50を目の前にして、ここまではしゃぐバンドもないだろうと。
そのあたり、大事にしたいなと。」
(笑・ああ、それはよかったです。かしこまられてもファンが困ってしまいますから^^;)

で、、

「あ、ギター替えなきゃ。カースケ、繋いで!」

いきなり、マイクをカースケさんに預けてしまう誠さんなのですが。

「どーもー。the bondでございますー!!」

と、切り出しかけたものの、、、

「斎藤! 早くギター替えてよ。」

・・・すぐに返ってきちゃった^^;

シンラインを置いて、アコースティックギターというか、
ガットギターに持ち替えです。

「・・・皆さん、鰻帰りのヒトが多いです」(笑)。

「しあわせだなー!」

もう、いきなり加山船長の真似も入っちゃう誠さん^^

「いや、ユルいライブはやめよう」(笑・それは先月のことですか^^;;;)

そんな「しゃーわせな気持ち」な誠さんが唄って下さるのは、、、

「I sing my song for you」です。

誠さんも、アンケートの中で書いていらっしゃいましたが、
観る側としても、お1人お1人の奏でる音色をはっきりと捉えることが出来るのですね。
・・・きもーち、、フルメンよりは、キョロキョロしないで済む、、かな^^;

そして、the bondにステージを預けてしまうまでの数曲、、誠さんはずっとガットギターでした。
そのせいか、アコースティックなニュアンスもギターはマイクどりである・・・とはいいながら、
はっきり、くっきりと感じられていて。
あんなに限られた時間なのに、なんとも音の広がりと奥行きを感じられたものになっていたのは、
やはりさすがだと思いましたね!!

「Paris Style」・・・・角田さんのベースから始まるわけですが、、、
イントロ内で2回ほど、、、ギターがじゃあああん!!って入りますよね?ね。
誠さんが、230さんの方へ寄って行って、、一緒に、、じゃあああんって^^しかも、二回ともー。
そして途中、誠さんのギターを起点にして、どんどんJazzyに展開していくのですが、、、
これがまた、、くうううううぅぅぅ(暴。)っていうくらいにカッコいいです。いや、ほんとに。
何度聴いてもね。ね^^?

少しチューニングを直して、「DOWN DOWN DOWN」。

少しばかり、、、しんみりした後で。

「僕とは20年来の、楽器を弾くヒトたちです。

なかなか上手いです^^(ちょっとばかり照れたように紹介する誠さん!)。

デビューは2003年、、僕の20周年のときに、無理矢理出たような、、(出た出た、見た観た^^)

それから、札幌公演も決まっています。

初めての方もいると思います!

the bondですっ!!!」

いえーーい!!

誠さんは、ご自分の譜面を持って、、引っ込んでしまわれ、、
the bondにステージを預けてしまわれます。

「Funky Miracle」
いつもMardiGrasで聴いている音たちが、今宵ジロキチに響くのであります、、、、
もう、いっきなりfunkyなノリに変わります。
いやあ、、皆さんも実に楽しげに演奏されるのですよね!!!

途中で、短くソロを何度も何度も回すのだけど、、、
その各人の「キメ」がいちいちカッコいいんだけど、、、
なにげに、、230さんてば、雄叫んでらしたんですけど(笑)。
いやあさすがです、、ここでも全く無敵ですね^^
そうでなくても、ステップ踏んで実に楽しそうにギターを弾かれるもんだから、
観ていて、とっても嬉しくなってしまうのだけど^^

「Funky Limits」でも全開^^
イントロのギターのところ、いつもよりリバーブが深い・・・ていう言い方で正しい?
そんな気が少ししました。
ギターの音色と、表情がシンクロしているんだかしていないんだか、微妙でした^^;
でも、かなり・・・可笑しいです。
反対側から見てても、腕の動きはすごいんですけど、パフォーマンスがお茶目さんなんですよね^^
・・・て、周知のことだが^^;

とにかく、the bondとしての演奏って、、
誠さんの唄のための演奏してるときと、、やっぱり違うんですよ。

誠さんとの時は、それは唄が中心になるわけだから、
やっぱりそれを大事にしている演奏というのか、、
勿論、そのあたり当然だとは思うけれど。
でも、ひとたび自分たちの曲になると、モードが明らかに変わってますよね。

4人全員がフロントマンなんだっ!!

、、という誇りみたいなものなのかな。
でも、面白いことに、やっぱり楽器の正確とか役割から来るものもあるのか、
「オレがオレが・・・!!」的なものではないんですよね、、
くっきりと、アンサンブルの中でそれぞれの音色が「輪郭」を持ってる、、
私にはそれをハッキリと感じられるのですね。

誠さん、、戻ってくるなり、、、開口一番、

「・・・短いねえ、、もう終わりぃ?」^^;

それでも、とっても嬉しそうです。
間違いなく、誠さんにとっても彼らは誇りなんだと思うのです。

「・・・the bondでしたー!!

・・・短いなあ、、、、

・・・あ、そう、、。

・・・へえ、、、かああっこいい♪」

・・・何度も見に来たことあるんでは、、、(笑)

でも誠さんもすんごい嬉しそうなのだな~^^

ま、そんなこともあって

「前半は、短めに抑えて^^

・・・後半は、、朝まで。」

(お客さん、、いえーーい!!)

「そんなことは、ないっ!(びしっ。まあこれはお約束だが^^;)」

1stの最後は、

「the bondとやるなら、この曲がいいなあって、、選んで来ました^^

久しぶりにやります! この人たちのグルーヴを聴かせるぞ!!!、、、、、」

まだ何かおっさりたげだったけど、、

「・・・・やろっ」(笑)。

「SO COLD,THAT WOMAN」

えっとえっと、、これはたしか、、
2003年のスタパ以来かなあ、、、と思われ。

これはですね、、もう、なんつーか。
表現がしようないくらいカッチョ良いですよ。
誠さんたちのバンドのグルーヴ最高ですから^^
言葉では、難しいです。体感いただくよりほか、、ちょっと難しいのだけどね、、

2nd

まずは、the bondさんたちだけがご登場に。

カースケさん、
「2部は、the bondばっかやります・・・・ウソです」(笑)。

しかも、、みんな緑色のシャツを着用(笑)。
アースコンシャスなバンドなんだそうです、、、ほんとかよーっ(笑)。
最初CIAだった230さんは、前回もお召しのバーベキュー大会♪
カースケさんのは、残念ながらちょっと観察しきれませんでした、、
角田さんはクラプトンでしたね、、
片山さんは、ちょっと色のトーンは淡い感じでしたが、、
たしか、ツェッペリンかな、、かっこいいなあ、、あれ。

「あ。」
足元にスタンバイしてた、230さん用^^beerにも気づいた模様です♪
たいへん嬉しそうです^^

オープニングのナンバーでは、端と端で、、
片山さんと230さんがアイコンタクト、、、というのか、あれは^^;;
(例の「羊さん^^」も途中で出てきたし^^)

「いぇーい、、さんきゅー!!!」

「今日の主役、、、サイトーマコトー!!」

と、カースケさんが呼ぶも、、なかなか出てこず、、

「早くでてこーい」って^^;;

出て来るなり、、、

「緑だ緑ー!!!」^^と、楽しげに叫ぶ誠さん^^

でも「忘れ物した、、」すぐ引っ込んじゃいましたけど、、、
多分、大事な大事な譜面かと^^;

「昨日メールで、明日の衣装どうしよっかって」・・・打ち合わせた、、、わけないっ(笑)。

間髪入れずに誠さん「うそつけっ」(笑)。

でも、打ち合わせしてないのにこんだけ合っちゃったら、そのほうが返ってすごくないですかね?

そんな話をしながら、ローディのアベさんに手伝ってもらって^^
と、彼も「浜名湖帰り^^」

そそそそそ、ワタシも気になってたんだ。
彼のTシャツ!!ZZ TOPだったんだもん。あれはもしやって。
そしたらやっぱりそうで、ラジオでもお話してたんだけど、
誠さんが北見のライブのときに、古着屋さんで彼のために探したシャツなのでした。
なんと、、、同じものを持ってたという。

「・・・すごいよね、ローディって」

しみじみ、誠さんがおっさったのでした。

で、またシャツ繋がり。

「1人だけ色合いがちがうってことは、キミがリーダーなの?」

と、片山さんにツッコンでおられます^^;

それにすかさず何かを言い返そうとされたみたいですが、、、

「余計なこと言わないように、マイク切ってあんだよ」(爆)。

片山さん、大変です^^;
前回もマイクで言えって言われたり、切られてたり(爆)。
でも、マイクなしでもあの距離ではじぇんじぇん、、モンダイないんだけどね^^;

ガットギターを手にした誠さんが、ぽろぽろと、、
スパニッシュなギターを奏で始めたのでありますが、、、

「なにそれ?」

思いっきり、オフマイクでフツーに訊いちゃってますから、片山さん。
・・・実に、無敵ですよね。
(失礼に思われちゃうかもですが、このあたり、心あたりがあるというか、、Oの血を感じます^^;
あ、そもそもぢぶんもそうなんで^^;)

・・・次の曲へ持っていこうと、、、始められてたのであったのですが^^;
ねえ(笑)。

あ、誠さんは当然ではありますが、2セットめはお召しかえありです。
この時節柄、ニットではないと思うけど、、そんな感じのヤツ。(素材不明。)
と、白地に袖と襟のところに紺の縁取りがあったかな。
Tシャツにはレッド・ツェッペリン、、、71年のライブ云々というロゴがありましたな、、、
かっこいいなあ、、、、
やっぱし、音楽をやってるからこそ、ああいうのは着てても自然だよね。
ワタシなんざが憧れても、着たくても、、ひどく躊躇するもんなあ、、大抵、、、
ファン向けに作ったものといっても、、なかなか^^;

次の曲は、片山さんの譜面には、89年のライブレコーディングの時に、
グレッグ・マティソンが書き込みをしたときのまま・・・なんだそうです。

なに、何て書いてあるの?・・・て、誠さんも片山さんに歩み寄る、、、

「いや、ハイとかローとか」・・・それだけらしいです^^;

(かの「音楽友達」の譜面には、「ここで、Good Night,LA!! と叫ぶ」という書き込みがあったそうで。
実際、ライブでもそうしたと、、、誠さんたちはとてもそれで感動された、、、というお話でした^^
当時見に行かれた方、、、そうでしたか?)

片山さんのオルガンからスタート。
「行き場がない」
なるほど、、、そういうことを聴くと、、また1つ面白さがわかるのかも^^
そそ、the bondでは専らハモンドですが、本来誠バンドの中ではピアノを担当されている片山さん。
今日は、曲によって楽器が変わり、、両方を駆使していますよ。
これはなんと言っても、皆さんのコーラスと、カースケさんの渾身のドラムに尽きるでしょう!!

次の曲が始まるときに、ふっと誠さん後ろを振り返ってカースケさんに、

「さ、いこか。」

・・・with タヒチのポーズ^^

すると、すかさずタヒチのポーズで応えるカースケさん、、、いったい何の挨拶なんだろう^^;?

あれって、、「タヒチ」で使われるだけじゃなかったのね、、、初めて知りました^^;

「黄色いダイアモンド」

この繋がり方、、、毎度ながら、ほんっとにサイコーです♪
初めから、これは今日は「耳に来るな、、」と覚悟したのですが、、
いや、このあたりからほんとにずっとビリビリ言ってたかなあ。
ちょっとこういうのは、、久し振りの感覚かもしんなかったですねー。

で。最後。
誠さんの、ためてためて・・・のペダルのフミフミもシビレますなあ、、

「オレはディレクター」、、
これもまた、、、、カースケさんの最初の叩き始めんとこで、既にしてヤバイんです。。
・・・毎度のことではありますが(笑)。
とりあえず、よく座ってられたな、、とも毎回思います^^;
でも、座ってたのだけど、、滅茶苦茶に汗だくなのはどういうことなのさ(笑)。
後半のソロ回し、、片山さんのキョーリョクなやつのあと、、
誠さんと230さんのギター同士のバトり合いといいますか、、、掛け合いといいますか。
壮絶なものがあります、、^^
一見、、230さんを困らせてるかのように見えて、、
(実際、顔だけは半泣き^^;;な230さん)
でも、誠さんがギターで話しかけると、、バリバリ弾き倒す、、返事が返ってくる、、、
いやあ、、これはさすがっす。見てて見ごたえありますもんね!!

アーユーレディっっっ!!

いぇーい!!!

「Please!」

やたっ!!

これはたしか、2003年のだったでしょうか、、封印が解かれたのは。
そして、去年は思いっきり教会でもやってませんでしたか^^;;

各自のソロ回しがありますが、、
最初は誠さんなのに、、ちょっとお忘れでらして、、、

「あ゛っ、オレのソロだ」(汗)。

少々出遅れ。
それでも、なんとも重くてずっしりした音の塊。
これがまたいいんだよなあ、ヲイ!!

「Please!」って叫ぶのもお約束^^
誠さんが言うところの「わーるーいーぞー」って(笑)。
まさにそんな感じかっ。ギターをがががががっとかき鳴らしたりしてね。

最後、、なんかもそもそやってるなあ、、と思ったんだけどね(^_^;)
・・・・あ、そうか。
何なのか、これは言っちゃいけなかったんですね^^;?
そそ、リハだけリハだけってことで(笑)。。
何をやりたいのかだけは、、理解しました^^
だから、ここでは絶対に言いませんからっ。


2へ続く。