ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

スペシャルライブ@グリーンホール相模大野(その2)

2006年03月24日 | 2006年ライブ・イベント
その1から続き。

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アンコール。

まずはお1人で登場。
それで、さっき保留にした話^^
「あ、全然大したことなかった^^;」
いずれ、どどーんと出ると思うのでここでは敢えて触れないでおきますが。
バルコニー席で見てたカースケさんと、直接詳細確認をしてしまったりして^^;
個人的には、「かなーり!」期待しているお話です。

この日のライブは、昨年末のジロキチ以来3ヵ月ぶりのフルライブ。
誠さん曰く「バランスのいいような、悪いような」ラインナップで^^;とおっしゃってましたが。
・・・ま、こんな感じなので、、、

「初めていらした方、今後ともよろしく!
相模原の方、ありがとうございました!

・・・えっと、小田急線サイコー!(親指を立てて見せて^^)

相模原のJRもサイコー!」

1人の弾き語りで「Fly to the cloud」。
ふっと、こんな曲がライブの中のセットにあると、
「ハッ」とさせられるというか、背筋を改めてぴっと伸ばす・・・そんな気持ちになります。
誠さんの「祈り」の気持ち・・・みたいなものも、今回改めて感じました。
実は、私「かなーりお気に入り」の曲です。

引き続き、メンバーさんをステージに呼び込みます。
その横浜でのライブの話について、

「誰の日が、一番(お客さん)多いかな。オレに責任はないよっ!!」って(笑)。

で、なぜかそれをカースケさんに向かって話しているという(笑)。

「何でオレは、あっち向いて喋ってんだろうな」^^;

話変わって、誠さんの高校時代のあんな話、こんな話。
この小田急沿線の駅から、バスに乗って通学していたという^^
・・・公開してもよいのか、微妙なので、、、(笑)。
・・・省略させていただくことを、ご承諾いただきたく(爆)。
いや、ただものすごく「濃い」青春時代を送ったのは確からしく。

「その頃のことを美化した曲で・・・(会場・笑)・・・To My Old Friends」

・・・とはいえ^^;
その頃の想いというのか、、
そのエッセンスみたいなものには、とても共感してしまうものがあり、、
何度も聴くけれど、そのたびに詞の通り、、切ない気持ちが甦ってしまいますね、、
ちょっと曲の中で、気持ちを呼び戻されているのかなあ、、

========

2度めのアンコール、、、なのだけど。

先に、柳沢さんと角田さんが現れたのだけど、、
なかなか後が続かない、、、
ので、柳沢さん、、、フロントの椅子に座ろうとします(笑)。
なかなか出てこないのにしびれを切らしたのか、
角田さんはベースを手に、、ナニヤラ音色で、

「なにしてんだよー、はやくー」

と、訴えているかのように私には聴こえ(笑)。
(とはいえ、その柔らかでしなやかな音はライブを通して印象的でした^^)

やっと出てこられ、、「いじわるしちゃいました」(笑)。
そう言えば、以前、、ステージに1人で230さん置き去りにされてたことありましたね^^;

改めてセッティングをしながら、、、、
繋ぎのつもりだったのか、、

「ねえ、角田の高校時代てどんなだったー^^?」

と、あっけらかんと話を振っちゃう誠さん、、、とっても喜ぶお客さん^^

「・・・・・無理だ。」焦る角田さん、、

「そうだよな、カースケじゃないもんな。」(笑)

話はそこで終らず、

「(いつかのライブで)オレの後ろでMCにいちいち返事する奴がいるんだよー。
驚いたよーー、ばかっ!」(笑)。

あっ、、これ私見てたかもしれません、、何となく記憶がうっすらとあります^^
目についたばっかりに、徹底的に集中砲火されているようです、、^^;

あげく、

「カースケ、今日来て失敗したでしょ?」

と重ねて問う誠さんに「・・・失敗した」と、生声でおっしゃっていたのをお友達がちゃんと聞いちゃっています^^;

(まあ、後日某ライブで、そのときの「仇を取る」かの如く!!
のやりとりがあったのを目撃したのですが、、
どうなんだろ、あれで納得されたのでしょうか、、
どうにもあっさり「返り討ちにされた感」が否めないのは私だけなのでしょうか^^;)

最後は「今 僕を泣かせて」。
アンコールでこれを聴かせていただくのは、私にとっては珍しい気がしました。

最後のご挨拶をしてメンバーさんが退いたところで、
改めて、足をふっと止めるようなタイミングでマイクに歩み寄り。

明日、このまま大阪に行ってライブを行うこと、
そして、その関西では東京のJ-WAVEにあたるような、FM802の企画で、
色んなアーティストたちがスピッツの名曲「チェリー」のカバーをやっている中、
誠さんにも声がかかり、カースケさんと角田さんとでレコーディングをやったこと、、、
あちらでは、日に3度くらいオンエアされているそうなのだけど、
東京、関東ではあまりにも聴ける機会がなく、、、

ということで、、


「こんなことは普通ないんですけど、よかったら聴いてって下さい!」

きゃーー、、、!!

ナント、終演後の会場に流して下さるというのですよ!!
その心遣いにして、もう既にやられてしまった私なのですが。
驚きと嬉しさとが入雑じってワヤワヤになりながらも、じっくりと聴かせていただきました。
勿論、その原曲は名曲ですし、私なりに思い入れがある曲だったのですが、、
誠さん版の「チェリー」は、シンプルなアレンジ、、カースケさんのキックもすごく効いていて。
・・・でもそれだけに、ぐぐんと唄が引き立って、
なんとも気持ちにじっくりと温かく染み渡るだけでなく、
勇気もいただける、、、すごく素敵な「愛の唄」になってたんですよね、、、、
素晴らしい、、のヒトコトに尽きました!!
曲の間中、席を立つ方もいなかったし、終った後に拍手が沸き起こりました。

充分すぎるくらいに、たくさんの素敵な唄を聴かせていただいた夜なのですが、
誠さんの気遣いともども、完全にKOされてしまったのでした。
あ、いやいや、それだけではありませんね。
誠さんご自身、何度も何度も、、目をまんまるく見開くようにして、、
まるでお客さんの顔ひとつひとつ、、、丁寧に確認するようにしてらした様子。
何度も何度もそれがあったような気がするのですけど、
その時がまた、飛びっ切り嬉しそうな笑顔なの!
・・・それにもやられてしまいました。

お客さんの笑顔ひとつひとつを愛して下さっているのが、
黙っていてもわかるんですよねえ、うん。

こうなりゃ、会えるべくして誠さんの音楽に会えた!
と、最近では無理矢理思いたかったりもします。
ハイ、少し・・いや、かなり図々しいんですけどね^^;

****

終演後には、誠さんが先ほど洋楽コーナーで流れた曲の原曲が流れていたりします。
うんうん、これも実は楽しみなのですが。

でもね、ロビーに出てみて更に驚いた。
ライブ中は、逐一詳しく楽曲についての説明はなさらなかったのですが、
なんと、セットリストが貼り出してあるではないですか!
こんなもの長々と書いている奴には^^;とってもありがたいですよー、、
即、参考にさせていただきました^^
(20周年企画イベントのAXの時も、お土産としてセットリスト他、
オススメナンバーを配布して下さってましたね。)

最後の最後まで、きちっと神経を行き渡らせ・・・・・
大事に大事にライブをつくっていらっしゃるのを、今回も身を持って感じました。
きっと、お客さんが「わあ!!」と喜ぶのを楽しみに考えて下さっているんでしょうね^^


set list

1 I Surrender
2 大切な雨やどり

3 音楽友達
4 Dirty Thirty Man
5 TIME
6 Waltz In Blue

・・・以下、洋楽コーナー!!!
7 Angel(Jimi Hendrix)
8 Living Loving Maid(Ledd Zeppelin)
9 Wheels of Fortune(Doobie Brothers)
10 Fool on the Hill(The Beatles)
11 Vertigo(U2)
12 Whipping Post(The Allman Brothers Band)
13 We are all alone(Boz Scaggs)

14 Be My Be My Be My
15 B.L.T.
16 宇宙から来た石
17 He is a Demo Tape Songwriter

18 I want to spend life with you

encore

1 Fly to the cloud
2 To My Old Friends
3 今 僕を泣かせて

試聴会^^
チェリー(FM802オンエア用)

スペシャルライブ@グリーンホール相模大野 (その1)

2006年03月24日 | 2006年ライブ・イベント
斎藤誠スペシャルライブ @ グリーンホール相模大野
   
 
2006年3月24日(金)@グリーンホール相模大野


~出演~

斎藤誠 (vo,g)
柳沢二三男(g)
角田俊介(b)
成田昭彦(per)
   

前々日の渋谷のAXで登場された編成そのままで、
今度はフルライブです!!
しかも、どうせやるなら!という、いつもの誠さんの素晴らしいチャレンジ!
違うテイストでのライブという、宣言が既になされています。
昨今、マイク取りでやってたとこを、ライン取りにするというのもそのひとつ^^。
内容の方も、リハの日の日記でも「ロケンロール」らしいので、
これはもう、はなっからワクワクするでありましょう^^!!

シゴト終わりに、電車を乗り継いでつつがなく相模大野に到着^^
駅を出たところで、このライブのポスターを発見したので「ぱちり」^^
軽くハラゴシラエをこちらもつつがなく終了して^^お友達と合流、、、
ホールの入口は某百貨店と繋がっておりますゆえ、場所も間違わん。ありがたいことです^^!!
また、誠さんが、予めヒトリゴトでご案内いただいたので、
間違いなく「可愛い」^^ホールの方へ行けたというもの。

ホール入口でいただいたパンフ等の中に、
いつもの「例の」アンケートがあったのですが、、
誠さんのちょっぴり愉快な意気込みのほどと、本日の若干のネタ晴らし^^
ほほー、なるほどぅみたいな感じです^^

本来は、もうちっと端っこでおとなしく見てるつもりだったのですが、、
お連れの方が来られなくなったとかで「こちらで見ませんか!」とお誘いをいただき、、
ありがたくそちらへ移動してみたら、、、

うぎゃあ!!!

思い切り正面ぢゃありませんか、、、、

しかもほどよい距離なり^^;
申し訳なさ過ぎますっ。
足場も、広くてすごくゆったりと座れる座席なのでとてもありがたいなあと思いましたね^^。

****

先日のAXのときと、ベースの角田さんとギターの柳沢さんの位置が入れ替わっています。
ギターの本数も、もしかしてマーティンのときより多めなのでは?!
エレキが1本ある分、そうなのかしらん、、とか、
勝手なことを考えながら、まだ誰もいないステージを眺めていました。

*****

向かって左側のステージの袖から、
ひょいっと一足跳びに、軽くジャンプするみたいにして現れた誠さん^^
今日は、チャイナカラーっぽい^^真っ白なシャツにジーンズです。
それに、今日はツバの短い、遠目で見ると迷彩っぽいお帽子です。

椅子に座るなり、エレキを手にしたのですが、、
これについては後でお話がありましたが、実はいつもの赤いシンラインではありません、、^^

いきなり演奏を始めるのでなく、まずは一通り、目をまぁるく見開いて
嬉しそうにぐるーーっと客席全体を眺めて、、それを何度もやりながら、
手にしたギターを、

ぐいんぐいんぐいん、ぎゅいん、ぐいーん!!

・・・と言わせて、本当に楽しそうにしてらっさいます!
(ステージ袖にいらした、ローディさんもそれを見て、手を叩いて喜んでおられました。見えちゃった♪)
これはやはり誠さんの喜びの声の代弁、、そんなことでよろしかったでしょうか^^

1曲目はこれ、ちょっとお久しぶりだったのかしら、、「I Surrender」。
曲途中で、メンバーさんを1人また1人と呼び込んで。
全体の音が少しずつ厚みを増していきます^^
成田さんのパーカッションの、ぱかぽこ(・・・だって、そんな音に聴こえ・・・。)っていう感じは、
何でこんなにも嬉しくなるんでしょうね!

この日、柳沢さんはアコギ1本、
角田さんはAXのときは、アコースティックベースでしたが、
他のライブでも何度か見たことがある・・・気がするフレットレスベース。
アコースティックでは威力発揮しそうなやつ、、と何となく思うんですが、間違ってます^^;;;?
(やや風邪気味でいらしたのかな?誠さんが「ダイジョウブ?」って、気にしてらしたですね。)

メンバーさんが全員揃ったところで、
「大切な雨やどり」。
マーティン(私は渋谷で見ただけですが。)でも演奏されてましたねー^^

ふっと息をついたところで、ご挨拶&最初のMC^^
かねてから、ここにホールがあるのは知っていて気になっていたけど、今日が初めてのライブ。
今回の会場、相模大野グリーンホールのある小田急沿線は、
かつて誠さんが、少年時代にお住いになっていたところでもあって、

「旺文社の模擬試験」

とか、受けにきたりしてたんだそうです^^。(おわ、なつかすぃ。)
当然ながら、その頃に比べると大きく変わってて・・・いや、変わってから随分経つのかもしれないんだけどね、、と。

渋谷、大阪とマーティンのライブに、今日と全く同じ編成をもって出演されるのだけど、
その真ん中にあたる、今日、、どうせなら、全く違う「フレイバー」、「テイスト」のライブをやりたい!と。

そこで、既に配布された例のアンケート。
誠さんの意気込みと共に、予告のあったのは「洋楽コーナー」がどどん!と、控えているのですねー^^わくわく。
オリジナル「も」やりますけど、、、と前置き。
洋楽ロックミュージック、ポップミュージックの新旧の名曲を演奏。
「え、もう終わりなの?」ぐらいの勢いらしいので注意してね、、と^^;

それでは、もう少し・・・・と、
オリジナルが続きます^^

「音楽友達」は、勿論ハンド版もすごく好きなのだけれど、
一方で、アコギの軽やかなリズムもすごく好き。わくわくしちゃうんだな。

もしかしたら、過去にあったのかもしれないけど、はっきりと認識して聴いてからは、
この編成での「Dirty Thirty Man」は、初めて・・・かも。
どちらかというと、少し肩の力が抜けたかのような唄には、
バンドで演奏されるスリリングなものと一味も二味も違い、、、
逆に、何か強く感じるものがあります、なぜだろう。
他の曲でもいつも感じることなのだけど、編成が変わったら変わったなりの味が出る。
これ、誠さんのバンドの皆さんたちのホントの「強み」なんじゃないかと思う。

で、今回思ったのは、、敢えてそうしたのか、
がらっと曲調が違うものが並べられていることもあって、、
しかも、その繋ぎのフレーズの巧みさ・・とでもいうのかなあ。
短いながらも、わくわく!!
わわっ次はどういう風に繋がるんだろ・・・そんな楽しみもありました。

「TIME」・・・かっ、かっこよすぎです!!
特に、成田さんのパーカッションの音色がね、、最高なんです^^

「Waltz In Blue」は、前日は映像による演出がありましたが、当然ながらこの日はなし。
でも、ライブで聴く度に、その都度違う絵が見える気がするのですね!
この日もね、、そこにはある筈のない、そこには見える筈のない、、
空を見るとはなしに、ずっと見ている自分がいました。
・・・・なぜなんだろうな。

と。
ここで「素晴らしい^^メンバー紹介を!!!」と始めた所で、
途中で入ってきたお客さんに、目が止まっちゃったらしく・・・しかもちょっと客電が明るくついちゃったりなんかして^^;(なぜに^^;;?)
「あっ、そのあたりだと思いますっ!」
・・・本日もこんな調子で何人の「犠牲者」(笑)が出たことでしょう^^;

明日、またこの編成のまま大阪でもMartinのライブがあるけれど、
せっかくなので・・・^^と。
初めての場所にして、ここまでやっちゃうのはどうかなあ、、などとおっしゃりつつ。

「だっさーい、、コト言うよ!

・・・・・

洋楽コーナー!!!」(拍手)

この日、ライブ前の楽屋にカースケさんがいらして、

「何でこの曲やるんだよ!」

などなど、若干の苦情が出たり、

「司会・・・やってやろうか!」

などなど、やりとりがあったのだそうな(笑)。

「・・・なんでオレがそんなこと言われなきゃいけないんだっ!!」(笑・誠さん、軽くキレる、、)
そんなお話をしたときに、柳沢さんが
カースケさん(バルコニー席にいらっしゃいました)をステージから指差して笑っておられました^^
(・・・ステージから見ても、かなり目立つらしい^^;;)

で、、、始めようとして誠さんが右側を向いた瞬間
口をついて出たのが

「・・・・片山くん、、じゃなくて」^^;;;;;

ええええ、片山さんは今日いないっす^^;

「わあ、やばい!最近・・・コレ多いんですよね^^;再来年は大台だし・・・」

・・・頑張れ!誠さん^^!

気を取り直して、

「・・・柳沢くん・・・だっけ?」

・・・はいー、間違いなく^^;

と、2人のギターで始まったのが「Angel」。
以前、やってらした番組が始まって間もない頃、
生唄としてギター1本で唄われてらしたの、覚えております^^

そのままノンストップのまま「Living Loving Maid」へ突入。
アコースティックでありながら、ワイルドな感じ。
疾走する感じが、かなり痛快でしたよ!んもう、目をぱちくりしちゃいます!

先日のMartinでは、冒頭に持ってきた「Wheels of Fortune」が、ここでも披露されました。
(終演後に、会場に真っ先にこれの原曲が流れてました。
ライブ本編でカバーしたものを流して下さったことが、過去にも何度かありましたね^^)
・・・なんてカッコいいんでしょう、もおもお!!

ビートルズの「Fool on the hill」には、ちょっと驚きました。
誠さんが唄うこれを聴くのは、私は初めてだったし。
たまたま、少し前に女性のボーカリストが全く違う雰囲気でカバーをされていたのを聴いたばかりで、
その巡り合わせにも驚いてたんですけどね、個人的には。
深い・・・というか、少し面白い詞なんですもん。

洋楽セレクトの中で、1番新しいのはこれですよね。
U2の「Vertigo」。
「グラミーを獲ったばかりのあの曲」とは、このことでした^^
やはり、以前やってた番組のこれも始まって間もない頃、、
別の曲だったけど、U2をギター1本でやってらっしゃいました^^
ボノの動向は、常に気になるみたいですね。

個人的にこのコーナーで1番ぶっ飛んだのはこの次かな。
「Whipping Post」
誠さんのライブを、ずっとご覧になってきている方には、この曲既におなじみかと思いますが。

・・・・まさかまさか、これをここでやっちゃうの!?です。

しかも・・・アコースティックでですか!!
ちょっと信じがたいものがあったのだけど、ところがそれがまた圧巻だったんだなー!
「アコギでロック」の域をはるかに超えています!!
爆音でなきゃ難しいのでは?!なんて思う余地もない、見事なロックでしたよ。
でも、考えてみたら「Boston Rag」をギター1本で唄われてたこともありましたっけ。
だからそれもありかな、、、とだいぶ後で思いましたけど^^;
最初は抑え気味でいた誠さんのボーカルが、最後で文字通り「火を噴いた」・・・そんなイメージですね!

と、このまま続けるのかと思われましたが、、
「ふうー」っと息をつく誠さん。

少しギターを弾いてみてから、、おもむろに

「・・・柳沢「F」で繋いでてくれる?水が飲みたいんだけど、、、、遠い^^;」

えっ!?と思ったのだけど、
諸々の機械にぐるーっと囲まれていたらしく、、
(このところ、マイクのみでやることが多かったので足元とか大変そうです^^;)
立ち上がって、ぐるーっと大きく大きく迂回する誠さん、、、、
ええっ!!、、随分不自由なとこにあるんぢゃんか、、びっくりでした^^;
その間、230さんと、、すすすっと隙なく入ってきた角田さんのベースで、、
なかなかいい感じのムードでを醸し出して下さいます。
誠さんもそう思われた様子で、水を飲みつつも軽くハミングなんかしちゃう^^
で、、、ちゃんとエンディングに繋いでいったと思ったのでありましたが、、

「・・・終らせなくても!」

・・・ドン!と軽く奈落の底に^^;;;落とす誠さんです。

洋楽コーナーの締め括りは、冒頭で「Mr.AORらしい」というコトバの直球ど真ん中を行く!

「We are all alone」

・・・実に、昨年の名古屋での「ありがとう、クリーム!」での出来事を思い出してしまう私です。
同じ日に、ボズ・スキャッグスが名古屋に滞在してライブ。
「1曲目はこれです」、、とか、「見に来ないかなあ」、とか、、、
しまいには「なんかの罰ゲームですか!」と言わんばかりに、
何度も名前と、この曲の最初の唄い出しが出てくるものだから、、
もうおかしくておかしくて、、、その延長上で見ちゃったものだから、、
きっと、まっさらな状態で見る方とはツボが違っちゃった筈、、、
最初のとこで、笑いをこらえて何とか飲み込んだ私でした^^;
ごめんなさい、誠さん、、、1番Mr.AORを印象付けるべきとこで、
ワタシはそんなこと思い出してました^^;
ワタシ的には、ここでしっかりと完結できてよかったです(オイコラ)。

怒涛のコーナーの終ったところで「すっかり自由にやらせていただきました」(ご満悦^^)。

洋楽コーナーが無事に終了したところで。
改めて、この4月から始まる誠さんの新番組について詳細インフォメーションがありました^^
「(前の番組が終ってから)2年間、ずっと喋りたいなあって」思われてたそうです。よかったですね^^
(・・・言っちゃいけない、、、とかおっしゃりつつも、、、結構、お話が詳しかったりするのがナンカ可笑しい^^;)
ご自身、とても期待をされてるような感じでらっしゃいました^^こちらも楽しみ楽しみ♪

それと、今回手にされている「(私には)見慣れないギター」。
実は、最初の事務所のローディさんが渋公(84年)のライブで、誠さんのギターをなくしてしまったと。
そして、その代わりというか弁償してもらったギターなんですって。
ボディがグレイっぽい色をしています。
誠さん曰く、アルバム「WOMEN」で使われているエレキの音は、ほぼこれだっていうことです。
わーー、、貴重なところに居合わせたんでしょうか^^
で、更に続く誠さんのギター自慢♪
「ちょっと面白い、珍しい」というその理由は、
ボディがテレキャスターの形、ネックがストラトキャスター。
音色も両方の使い分けが出来るみたいなんです。

「自慢していーい?」

ええ、どうぞどうぞ^^

・・・実際に弾いて聴かせて下さって。

「・・・・それだけ」^^

と、おっしゃりつつも、すごく満足げにお見受けしちゃいましたが^^?

それを使っての「Be My Be My Be My」。
去年の夏、品川で聴いたときは間奏がボサノバライクだったと思うのですけど、
今回は、角田さんのベースですねー。
実にニクイ^^まだまだ、展開させる術がきっとたくさんあるに違いなーーい!!

毎度楽しい「B.L.T」。
実は、これ私が最初に誠さんのライブを見たとき
(2001年の9月ですが。)のライブでやってたんではなかったかな、、
しかも、編成も同じだったと記憶しとります。
今回のジミヘンライクなギターは、エレキを持ってた誠さんでしたー、、、
きゃははははっ!と嬉しくなってしまうのですよー、ここんとこがね^^

この日何度目かの、まさかこの編成でやっちまうんですか?「宇宙から来た石」。
・・・出来ちゃうんだな、これが。
いや、何の問題もなかったー、、フルメンほどの音の厚みはなくてもね、、
そのテイストに遜色がないって言う感じかなあ、、かっこいいんだな。
これ、フルメンだと、成田さんがドラムですよねえ、、、^^
唯一残念なのは、ここで立って踊れなかったことくらいかな。
(・・・それ、あそこでは大迷惑だから^^;)

ええと、本編最後の曲の前に、
例の、横浜の4日連続フリーライブの告知。
去年のあの場所らしいです、、、誠さん曰く

「観覧車のひとつひとつの箱から、白い視線を感じた」

という、、、、^^;

・・・み、見えたんですかっ!!
そして、そこにはジェットコースターなんかもあって、、
ライブが始まる頃には、まだ走ってて、、
「ぎゃーーーーっ」って^^;
「黄色くない、「ホンモノ」の悲鳴が聞こえるんですよ」
と、少々嘆いておられました^^;
なので、静かーな曲をやってもダメだろうと、、、
やめようかな、、、って、「あ、いやライブはやりますけどね」(笑)。
それに負けないように、賑やかに楽しくやろうかなっとおっしゃってましたね。
そうそう、4日間全て日替わりの編成・・・となると、
「リハも4種類、負担は大きいんですけどね」
でも、
「一緒にやる人が違うと、楽器が違うから唄も変わってくるので楽しみ!」だそうです。

「毎日「We are all alone」唄ったりしてね、、」(膝打って大喜びな誠さん^^)
外を歩いている人が「お?」てな具合に足を止めるのが楽しくて。
「お、ボズ・スキャッグスのそっくりさんか??・・・あ、これはあんまし面白くなかったですね^^;」

ホントは、もうひとつ何か告知があった筈なんだけど、、、
と、すぐに思い出せない様子。

「じゃあ、、このあと「万が一」、、、アンコールなんてものがあったら、
教えてもらってきます」

あくまでも・・・万が一なんですね^^;
随分、確率の高い万が一だな、ヲイ^^;

で。
最後の曲、、、お客さんは「えーーーーっ」みたいな^^
そうすると、、「ええー。でも随分やったよ?」と、一応抵抗してみせる誠さん。

ええと、アンケートの文中でも触れられていた「隠し球」がここで登場するようです。

「1985年に、角田と一緒に作ったアルバム・・・といっても、
いや、別に2人で作ったわけじゃないんだけど^^;」

その中に収録されている曲。
当時から、ずっとライブをご一緒されている角田さん情報によると、
実にライブでやるのは「16、7年ぶり」なんだそうですよ。

(当時の角田さんの様子を誠さんをして、、、「へんなの」って^^;
いや、私も少し前に、何かのビデオ見せていただきましたが。
ターバン巻いてるヒトがいました^^;・・・もしやそのヒトすか^^;)

誠さん曰く、、

「アル・グリーンが好きなんだなって・・・それだけの曲です」

昔は、さほど思わなかったらしいんだけど、
先日聴いてみたところ・・・

「そっくりでしたね!」

えーーーっ(笑)。

演奏が始まったらば、、、冒頭から、、
「あーーー、なるほど、そういうことなんだ!!」
まさしく、あの名曲を彷彿とさせるのは、、、一発でわかりますよ^^
へえ、、そうなんだあ、、と思って聴くと、
あのアルバム実は独特の面白い聴きドコロが多いのかも、、
と、今ごろになって気づく私・・・遅っ^^;

その2へ続く。

Martin Club Concert(SHIBUYA AX) (その2)

2006年03月21日 | 2006年ライブ・イベント
その1から続き、、

========

アンコール。

・・・もう、どんどん出演者の皆さんをステージに呼び込んじゃいます。

最後は誠さんの進行で、みんなで「ムッシュー!!」と、かまやつさんもお呼びしちゃいます。

大編成のバンドセッションになっちゃいました^^
いったいステージ上に何人ギタリストがいたのでしょう、、って、、ほぼみんながそう(笑)。
違うのは、成田さんと角田さんだけだもんね。ほんとに壮観です!

「えらい曲唄っちゃうぞー、エルビスの^^!!」

誠さん、嬉しそうでした。そらそうですよね^^
曲名はね、、調べました。
知ってる方は、とうにご存知だと思うんですけど。
歌詞にいっちばん出てくる言葉であたりをつけて、プレスリーと併せて検索してみたら、あっさり^^;
・・・・やっぱりそうか!!
「That's all right(,mama)」(・・・であってます?)
誠さんとかまやつさんが交互でボーカルを取り、
後は、どんどんどんどん皆さんのソロ回しをしていくのですが、
これがまたワクワクしちゃうんですよ。
それぞれ個性の違うフィーリングで弾かれる音色が、いっぺんに聴けてしまう楽しさってありますよね!というか、もう贅沢すぎですって。

並みいるゲストのスーパーギタリストに全くひけを取らず、
いつものチャーミングなキャラクターがピカイチだった230さんのソロ。
・・・・その「お茶目」なギターソロは、やっぱり230さんならではでしたねー^^
そう、彼もスーバーギタリストなんですよね。文句なく楽しい!!

途中で、エルビスの物真似?節回し真似?が完全に入った誠さん^^
そのキレっぷりもまた楽しかったのですが、
そこから、ベースのソロにもドラムのソロにも振っていくとこもさすがです^^
完全に違うところに行ったかと思うくらいだったのにね(笑)。
でも「一瞬、かまやつさんがいらっしゃることを忘れてました^^;」・・・・。

最後の曲は「実にふさわしい曲」とおっしゃったかな。
休日は、自分の夢とか「全開しましょうよ」ってお誘いいただきました^^
楽器屋で全開してもいいし、コンサートでも全開してもいいし^^
(まあ、実に望むところですな♪)
「あのとき君は若かった」で、ハッピーに大団円でしたー。

全ての曲が終った後に、誠さんの誘導?で、出演者全員が、前に出て最後のご挨拶!
このあたりのおじぎのタイミングを、ゆっくりと丁寧にとってらっしゃったなあ^^!

実に誠さんの唄を生で聴くのは、去年末以来の私でした。
拝見した場所も場所でしたので、かなり緊張しまくってたらしいです。
それでも、、ここで叫んでおかねばー。
誰かが「さいっとーー!」と切り出せば、必ず「まことーー!」と返してみた私です^^
(それでもって、所在がわからないでも「あ、あそこに居た。」と気づく友人も
最近は何人かいるらしいです^^;どうもすみません。
・・・でもね、多分またやる(笑)。
決して美声でも声の通りがいいわけでないことは百も承知ですけど。
ひゅーひゅー(笑)同様いいなと思ったら、、何とか表現しときたいだけ・・・なんだけどね^^;)

誠さんたちが舞台からいなくなっても、
場内には、誠さんの「きらめきの街へ」が流れていました。

・・・・・・・

ライブ後、時々そんなことがあるのですが、
緊張みたいなものがふっと緩んだ途端、、スイッチが切れた状態になってしまうらしく、
ライブ後、「あそこがよかったね、ここが楽しかったね」と、
お友達と話している間はよかったのだけど、
一足お先に失礼します・・・みんなと別れて電車に乗った途端、、、、
極度の眠気に襲われました^^;・・・・でも無事に帰宅できてよかったです。
ああ、あと、翌日は軽くカラダが軋んでました。
かなり・・・力んで見てたんだろなあ^^;全くぢぶんがよくわからん(笑)。

今回のライブは、去年のツアーのゲストの方ばかりでした。
しかも、ナント!頑張って見に行った甲斐あって、全員ワタシは見ることが出来ていたんですよね^^
それぞれ、楽しい思い出とか、色々ありましたし、
今までお名前は何かで聞いたことがあるのだけど、
どこから手をつけたらいいのかと思っていた方ばかりでした。
また新たにたくさん音楽、ギターの楽しみを、、
知らず知らずのうちに教えていただけた気がしていました。
そのダイジェストと言うか、楽しいところ(アンコールのセッション部分。)を、またまた拝見することが出来て凄く嬉しかったのです^^

そしてコレが重要!
ふと思ったのですが、去年ここ2年くらいのたくさんの素敵な「出会い」について、
嬉しく思っていらっしゃるお話をされていましたが、、
それに並行して、誠さんご自身の「夢」も少しずつ叶ってるような気がしてなりませんが、、
今回のライブなんて、その中の1つに思うのですがどうでしょう^^?

=====

今年もこれで、無事にスタートが切れた!という感じでしょうか。
これから、恒例の全国ツアーが始まります。
誠さんがこのツアーに参加されて、ホントに嬉しいです。
元より、旅とか移動に興味があるワタシなので、、今まで行ったことのないところでライブ!
なんていうと、もうハゲシクココロ躍るんですよね^^。
今年もまた・・・なんとも魅惑的な感じです。
全ては勿論無理だけど、幾つかは必ず参加するつもりでいます^^

どこに行こうかな。
さ、そろそろプランニングしなくては(笑)。
今回味を占めちゃったなあ、、、なんて方は是非ご検討下さい^^

           

誠さんのセットリスト

Wheels of fortune(Doobie Brothers)
SMILE&SLEEP

大切な雨やどり
RAIN(弾き語り)

Waltz In Blue

(誠さんが、"アコースティックバンド" あるいは完全にお1人で唄われたものです。
申し訳ございませんが、セッションのものについては、文中を参考にして下さい

Martin Club Concert(SHIBUYA AX) (その1)

2006年03月21日 | 2006年ライブ・イベント
Martin Club Japan Presents ACOUSTIC CONCERT
-We Love Martin,We Love the Earth-
Rebirth TOUR 2006 "THE ACOUSTIC NIGHT"
   
 
2006年3月21日(水) @ SHIBUYA AX


~出演~

敬省略・出演順です。

斎藤誠“アコースティックバンド”

斎藤誠(V,G)
柳沢二三男(G)
角田俊介(B)
成田昭彦(Per)

打田十紀夫(G)
岡崎倫典(G)
徳武弘文(G)

ムッシュかまやつ(V,G)
   


去年ここでやったばかりの気がしたのですけども、またこの時期がやって参りました。
そう思うと、早いようでそうでもないようで。

今年も場所はSHIBYA AX。
去年は、かの「大珍道中大会」の翌日にビュッと名古屋から戻り。
そのときの大荷物をロッカーへ放り込んで駆けつけたのでした。
花粉の多い、風の強い日・・・と記憶しておりましたが。

この日は、まあそれとは打って変わってのよいお天気。
今年は、そもそも花粉の飛びも少ないようで^^(あ、これは大事なことですから^^!)

ギターショウを覗こうか、、といつも思うのだけど、、
普段ギター弾きではないゆえ、、結局は身の置き所に困るので、、やっぱり退散^^;
なかなかライブのようにはいかない私です^^;

ひとまず近くでお友達と合流して、、気合いを入れ直して出直し^^

今回謎だったのが、チケットの座席番号だったんです。
普通はアルファベットA~Zってもんだと思うんですけど、

「SB」

へっ???

・・・ステージバック?
ステージの向こう側?
成田さんの後ろ側から見るのか?!
(ありえないから、それ。横浜アリーナとかじゃないし^^;;)

などなど、
まことしやかに、周囲で語られたり語られなかったり(笑)。
開場してから開演まで1時間ほどあったので、
ゆるりとロビーでしておりまして。
ロビーには今までのマーティンの時の写真パネルが、
いくつか掲示されていたりもしたのですが、、

うぎゃあっっっ、、、こ、こ、こ、これはお願いだから裏返して下さいよう、、(汗)。

また、自分の亡霊を見つけてしまったりもします、、
ただ、そういうことを除けば、ライブでのとてもいい雰囲気を切り取ったものなので、
全て否定する気は毛頭ないんですけど、、、、でっかく引き伸ばすのはあ、、、みたいな^^;;

いざ、座席確認となったときに、、、

ありゃ、、、、やっぱりそうなのね^^;;;

04年のマーティンライブの最終日は札幌でありましたが。
このときも「V」とかいう、謎の座席番号。

・・・あらら、そんなに後ろ?
まあ、そんなこともあるよね、、なんて呑気に言ってたら、Aより前の

「VIP席の「V列」なのかよ!!」(笑)

今でも友達の間では、それ語り草ですけど^^;
その前提があったので、衝撃はさほどではなかったですけど。

・・・・予想通りに最前でした。
・・・・でも、端っこでよかったよ^^;

あ、椅子が他の席と違うんだよねー^^;

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さて。

ツアー先にも同行してらっしゃるので、
お顔はすっかり覚えてますが、
総合司会?ということでか、黒澤楽器の福岡さんが舞台袖でご挨拶。

今回来日された、Martin社の方をお2人ご紹介して下さいます。
そのうちのお1人は、アーティストリレーションを担当されて、
誠さんの連載「斎藤誠とマーチン君」にもお写真が登場していらっしゃるので
お顔にはよく覚えがあります。ディック・ボーグ氏。
かの、誠さんのカスタムマーティン(ララル)にも大いに関わって下さった方なのですから!

かといって堅苦しい方では全くなく、
なんともユーモアたっぷりのチャーミングな方でいらっしゃいました!
ニホンゴをスタッフに急ごしらえで教わったのでしょうか。
カンペ?を手にご挨拶をされたのですが、、
ワンフレーズお話になっては、間をおいて、、「じっ」とお客さんを伺うような感じ。
その「間」が本当に巧みでいらして、大いに笑わされました^^

ご挨拶が一通り済んだところで、
ギターを手にした誠さんが袖からひょっこり登場^^
ディック・ボーグさんもギターを手にされているのですが、、

「・・・・何か、やりたいって^^;」

というので、さっそくお手伝いに現れたようです^^

Bob Dylanの「Blowin' in the wind」でした。
演奏のお手伝いとコーラスと、、
しかも、これには国境がないのか!ちょっと音楽が好きなヒトならわかるであろう、、
唄マネが入っているんだよね^^
この方はご自分が楽しむのみならず、ヒトを楽しませる術も、自然と身についておられるのですね^^!!とても素敵です^^。

パフォーマンス後、ハイタッチだかなんだか、軽く誠さんと揉み合ってましたが^^;
そのまま、誠さんがステージを引き継ぐ形に。
この日は、紺(に見えた。ダンガリ?)のツバの短い帽子に、
(オレンジと白とグリーンのコントラストと、左右でなく、上下が鏡文字みたいになってるロゴが印象的なロンスリ。残念ながら、何て書いてあるまでは観察できませんでした、残念♪)

私は向かって右側の端っこにいたのですが、
今日はこっち側には230さんがいらっしゃいます。向こう側が角田さんでした。
えっと、、、あ、去年の赤レンガのときもそうでした!!
まあ、端の方でもAXは舞台そのものが高め、、、(スタンディングが前提で作ったのかな。)
なので、誰が見えないーってことはなく、、ひと安心てなもんです。
でも、どのくらい見えたかって言うと、演奏に思いっきり勢いがついて、
軽く蹴り上げた誠さんの足の靴裏が見えるくらい(笑・具体的でしょ^^)。

オープニングのところから、バンドのメンバー全員が出てらして、
いきなり、、ガツっ!とやられます。

(歌詞、フレーズの一部はすぐにアタマの中に叩き込まれたものの、
「えっと、、、なんの曲だっけ、、わかんない」
と思って、、詳しいお友達に教えてもらいました^^;ありがとうございますm(__)m)
これ、Doobieでした!!「Wheels of fortune」
ああ、ああああ、ああーー、、そっか。
のっけから様子を伺うよにでなく、がつっ!と来たのは嬉しかったですね^^
かと思うと、2曲目は誠さんの「SMILE & SLEEP」では当然のことながら、全然雰囲気が違います。
誠さんのことを知らない方が見て、この「落差」みたいなものに驚いてくれると、
ホントは嬉しかったりするけど、実際のところどうだったんだろうか(笑)。

Martinのライブに参加するようになって今年で3年め。
遂には、ステージ上の「司会進行」の役割を果たすまでに、、、!!
いや、色んな意味で適任だと思った誠さんファンの方は多かったと思われますが。
しかも「ゲストとして、リクエストした方が全員出て下さる」というので、
とても喜んでおられました^^

ええと、、ゲストプレーヤーの方を、
お一人お一人丁寧に(ちゃんとメモに書いてきているらしい。)紹介して下さいます。
が、やはりお楽しみなのは、東京のみにご出演のムッシュかまやつさんかな。
客席からひときわ大きな歓声が上がったのを聴いて、
「オレも、そういう声あげたいよ!子供の時からファンなんだよ!」って^^

まず一番最初に誠さんがご紹介下さったのは、
昨年、静岡のマーティンで色んな意味で魅せて下さいました。
打田十紀夫さんです。

誠さん曰く、

「ギターの学校の校長先生だから「ウルサイ」ヒトなんじゃないか、、と思ったら、
違う方向にうるさかったです^^;;」

・・・ああ、思い出してきたぞっ^^!!
プロレス談義、、とくに馬場さんを語らせたら止まらないヒトでした^^;;

この日も、AXのお客さんに

「プロレスファンのヒトはいますか、それ格闘技じゃないですよね?
ちゃんとロープの反動で戻ってくるやつですよね」(笑)。

と訊いてましたっけ^^;
因みに、全国ツアーを回ってらっしゃるのは、
ブルースギター、フィンガーピッキングの普及のためだけでなく、、
プロレス(但し、全日限定^^;)布教のためでもあるらしいです。
私は端にいたので、反対側のステージ袖の様子も少し見えたのですが、、
それをきいて誠さん、「蹴り蹴り」やってましたから(笑)。

静岡の時もおっしゃってたけど、
客層がいつもと違うと、、、しきりにおっしゃって。(羨んでおられる?)

「今日は、女性の方が多いですよね。斎藤さんのファンの方ですよね?」

いつもはもう少し小さなところでやるのと、
手元をものすごく見られるので緊張されるのだとか。
そういうときは、、、と、「鉄のギター」を取り出して、照明反射させてました、、(+_+)
(私の記憶に間違いなければ、同様のことを昨年は「木」のギターでやってらした方が、、、(笑))

お話もそんな感じで実に楽しく、、
プロレスのことならば、一晩話してても多分もつという勢い^^;
2曲ばかりやって、誠さんが戻ってこられたのですが、

エイエイッ!

・・・それはもしや空手チョップですか、、誠さん^^;

3曲目は、静岡のアンコールにて大盛り上がり大会だったのも記憶に新しいとこですが、
ちょっとかるーくブルース進行のコードでセッションがあった後、、
「Sweet Home Chicago」。
もう、なんてかっこいいんだろうっっっって、思いますよ。
ギター2本だけどね、たくさんのお客さんを巻き込むのは可能ですぞよ^^
ロックとブルースの融合が、その場で肌で感じられるのは最高ですね!

お2人目は、誠さんをして「偽りのダンディズム」岡崎倫典さんです。
えっと、、昨年の宇都宮のマーティンで誠さんとは初めて共演されたのだとか。
ギターの音色は、こんなに「深い情感」を醸し出す術があるのか、と驚いた記憶があります。
でも、そこはほら、一筋縄ではいかないのでして^^
見てらした誠さんも「ガクッ」とコケたほど、チャーミングな話術も同時にお持ちです。
お一人でやってらっしゃる方は、誠さんもだけど、、
お客さんとのコミュニケーションが、ものすごく長けてらっしゃってて、
あっという間にその方の「世界」に引きずり込まれてしまいますね^^

この日も、ステージの袖で見ていらしていつもお一人でやってらっしゃると、

「仲間がいるのはいいなあ」

と、思われたのだそうですが。

「素敵なミュージシャンを見つけました」と。

お客さんをあっという間に掴んでしまいます。
「・・・(リズム)走らないでね、ついてけなくなるから」とおっしゃりつつも、
うまくお客さんの手拍子をリードしていかれます。
嘘か誠か・・・色々な場所でやると、正直リズムのとりにくいところもあるとか、、
「東京はさすが」・・・って^^;

この日使っておられたのが、還暦なギター。
ギターは、年数を経るごとに音色が熟成していくのでしょうか。
本当にいい音色でした。(私の気のせいではなかったのね^^;)
そして、そのギターほどではないけど、、と
ボソッと今日がお誕生日であることを告白され、、実はそれが言いたくて仕方なかったらしいです^^;
・・・後で出てきた誠さんもそれを知らなくて、、、^^;
でもって、再登場されたときに責められてました(笑)。

宇都宮でのセッションのときに「実は感動した」と、倫典さんおっしゃって下さいました。
なんと言うか「そこに風景が見えた、星空が見えた」と。
・・・私も曲によって、そういうことが本当にあるので、、大きく頷いてしまいました。
この時、誠さんはギターを持たずに「一歌手」として唄われたのですが、
本当に、、、何と言うかその気持ちのこもった唄に、
こちらもまた、ぐぐぐっと掴まれたのですが、、
今回もまたやって下さるというではありませんか!

言わずと知れた、日本が誇る名曲「見上げてごらん夜の星を」でした。
・・・・もう、圧巻なんです。
ギターを持たないと、途端に緊張したり自信がなくなる、、とおっしゃる誠さんなのですが、
いいえ。私には唄に底力がとても感じられました^^
少々手のやりどころに困るくらい・・・・いいじゃないですか^^

次のゲストをお呼びする前に少しお話されてましたが、
ご自分の仕事場にもギターが必ずかかっていて、
それが近くにあると思うと、なんかホッとする、安心するって。

「うん。ネコかギターか、ですね」(・・・ネコが先ですか、、)

・・・(笑)。

なんとも誠さんらしいお話かな。

次のゲストは、誠さんのみならず、誠さんのお兄様も大尊敬するという、
Dr.Kこと、徳武弘文さんです。
エレキインストでは、もう第一人者ではないかと。

(以前、誠さんが引っ張り込まれた(笑)セッションがありましたけれど、
そのときにエレキを弾いておられたのを幸運にも拝見しています。
あれこれ見てると、そういう繋がりが嬉しいです^^)

目にも鮮やかな、ショッキングピンクのジャケットでご登場。
あまりそういうものは、お召しにならないそうなのですが、「桜の季節」ということで^^
(そうそう、開花し始めの頃でした。)
普段、バンドとしての活動が多いため
一人で、しかもアコースティックでとなるとかなり勝手が違うとのことで、
緊張されているとのことでしたが、、
でも、周南のときのような「アクシデント」はなかったですよね^^
よかったよかった!(あれは、驚きましたもん。)
特に、タバコのCMで使われていた「KEITH」。大好きなんです^^
でもね、本当に緊張されていたらしくて、
誠さんがステージに戻ってきて、、

「ああ、よかったー!!」

って。キャリアの長い方でもそうなんですね!!

で。

「普段はエレキですよね?」
「しかも、ある特定のバンドを演奏する比重が高いですよね」

とのことで、やたっ!!

アコースティック・ベンチャーズふたたび!!

「V」のつくバンド名で、一度はボケてみようかと思われたらしいのですが、
誠さん、思いつかなくてあきらめたらしい^^;

ええ、こないだのように丁寧に最初のコードから解説いただけます(笑)。
ここから、ノンストップで数曲だだだだたっと。
お馴染みの「てけてけてけっ」とか、「きゅきゅっ」てのを、
アコギでもやって下さるものだからもう楽しくて楽しくて^^痛快極まりなし(^-^)v

「あっという間に盛り上がりましたよね。ビートルズではこうはいかないです。
だって解釈が違うし、、、やれジョンだポールだってありますけど^^;
でも、ノーキーだ、ジェリーだ、、なんてないですもんね」(笑)。

後ろにスタンバイしてた、成田さんがドラムでやるといいよねっ、、
えらく盛り上がってました(笑)。
誠さん、たのしそー、、てか、それとっても見たいんですけどー(笑)。
でも、今日のところはアコースティックバンドと一緒に「Pelican in the park」。
あ、これもすごくチャーミングな曲です。
その例の「引っぱり込まれた」^^ライブでも、演奏してらしたように記憶しています。

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ゲストの方のソロコーナーが一通り終わったところで、

「改めましてこんばんは!斎藤誠です。」

「大切な雨やどり」で、誠さんのコーナー再開です。

唄い終えた後で、ひとしきり誠さんのカスタムマーティンの「自慢」^^
楽屋にも、当然たくさんありますから、、、自慢大会に^^;
そして、新しい誠さんのカスタムギター。
「赤ちゃんみたいなギター。ずっと弾いていくと、60年後には倫典さんのギターみたいな音がするかな、、、それまでどーしようっ」(笑)。
誠さん曰く、そうじゃなくて「弾きにくいギターも自分を鍛える」と考えてらして、
それを弾いているうちに、指先に血が滲んでくることもあって、、、、

「よし、ロック!」(笑)。

てな話をしながら、「えっと・・・こっちからカポした方がいいかな、、」
なんとやってらっしゃると、客席の「くしゃみ」にも即・反応、さすがです^^。

「今年は楽ですよねー^^」

長年の花粉症と共存されてきた誠さんにしてみたら、去年のことを思えばそうなのでしょう^^
(去年は、ホント、、この日がお辛そうでしたもんね、、
前の日のライブでも相当、、ハナに来てらしたけれどもね^^;;)
このまま、、、桜の季節になれば^^って。

その後は、1曲誠さん一人の弾き語りで「RAIN」。
・・・煮え切らない、、、男の唄と紹介されていましたけ。

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さてさて、ここからは。
誠さん曰く「わが国最大のメロディメーカー!」。
子供の頃からお好きで、今でも大好き。
といって紹介されたスペシャルゲストのムッシュかまやつさん!

「みんなギターが上手いので、、、」

と、かまやつさんは恐縮されておられましたが。

誠さん、、

「いやいやー。かまやつさん見てギターを覚えたんですから!」

憧れの方との共演で、緊張もあるのでしょうけれど、
何とも嬉しそうな表情の誠さんです。

20周年記念アルバム(だけでもありませんが。)では、奥田民生くんとデュエット
(といえるのか^^;)した「ノーノー・ボーイ」を、お2人で唄われましたよ!!
何よりも誠さんにとって「夢の競演」というところでしょうか^^
パート分けはしないで、お2人で唄われました。

そのあとで、70年代になって、スパイダースを解散し、
ソロとして初めてのシングルを、かまやつさんがギター1本で唄って下さいました。
「どうにかなるさ」
(プロフィールからすれば、何の不思議でもないのかもしれませんが、
唄い回しが、今更ながらにちょっとカントリーのテイストがあることに気づき、、
何かそのことも嬉しかったのでした。)
また、その詞が素敵なのと、かまやつさんのお声の感じもあるのでしょうか。
なんとも、じんわりじんわりココロに沁みていく感じでした。
後で聞いたら、どうもそう感じたのは私だけでもなかったみたいですね^^
また、出演者の皆さんも袖で聴いてらした筈ですが、

(調べてみたら、これは山上路夫さんの手による詞でした、、
中古ではありますが、かまやつさんのベスト盤持ってました、、私^^;)

「詞がいいんだよなあ!」って角田さんおっしゃってたそうで、、、
涙ぐんでたことまで誠さんにばらされてましたけどね^^;
でも、ご本人大いに否定されるようなこともなく、、、^^
誠さんご自身も同様だったに違いないな・・・と予想しています^^

それでもって、かまやつさんの手による名曲は数多くありますが、、
誠さんが「大好きな曲」として選んだのが、「サマーガール」。
メンバーさんに「大丈夫?大丈夫?」って声をかけて、、

「くれぐれも、失礼のないように!」(笑)。

コーラスが何とも美しい曲。
以前、誠さんがやってらした番組にゲストで遊びにいらっしゃったときも、
これを選んでセッションされていたこと覚えています^^

それとねそれとね!!

「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」

これがほんとにかっこええー!!
ラップというか、ポエトリーリーディングというか。
詞をばーーっと読み上げる感じに近い?
で、そこを支える音のかっこいいことかっこいいこと!!なんなんですか、あれ!!

いやはや、それにしてもかまやつさんの持つ「オーラ」って圧巻でした。
そこにいらっしゃるだけで、はっきりと周りの空気が変わるその存在感。
誠さんが、音楽含めそのファッションや振る舞いに、憧れ続ける一端が少し見えた気がします。
(あのね、足元が少し見えたの、かまやつさんの。
ちらっと覗いたソックスが、赤いタータンチェックみたいでした^^
どこまでも抜かりはない感じがしました^^)

それから、かまやつさんは誠さんの学校の大先輩でもあります。
なんでしょう、それだけでもないと思うのですが、
やはり誠さんの音楽に対するパッションを、とても頼もしく思われていらっしゃるんでしょうか?
嬉しそうにプレイされている眼差しは、誠さんにもとてもとても優しかった気がします。

==========

あまりにも凄いセッションが続いたので、、

「深呼吸して・・・。」

と、一息つかれる誠さんたち。

と、落ち着いたところで告知の嵐^^
ほんっとにその内容も凄いことばっかなんですけど、、いいんですか、ここでこんなに放出されて^^!!

改めて・・・学生の頃、どんなにか、かまやつさんに憧れたか。
学生時代、文化祭に帽子をムリヤリ真似て出たこともあったとか、、
かまやつさんが被ってらした山高帽にとても憧れたそうですけど、
さすがにそれは無理で、、^^;
テニス部の帽子に、、まあるく鏡を切って貼り付けて、、真似たのだとか。
(丸く切るのは大変だったとか^^;)

最後は、ライブのたびに唄ってきてた「Waltz In Blue」。
演奏中には、バックのスクリーンに、
今までのライブでのオン/オフのショットが映し出され。
何とも感慨深かったです。あれは、あそこでの写真かな、、というのと、
ああ、そしてまた新しい出会いと旅が始まっていくんだなっていう気持ちにもなりました。
ちょっぴり、、、じいんという。
その分、ちゃんと演奏中の皆さんを見られなかったのは許して下さいね^^;
(でも、あとで聞いたらこの演出があったのは、東京のみだったそうですね。)

でもでも、、去り際にも、誠さん「自ら拍手」しながらだったりして^^
・・・やっぱり・・・やりますかあ^^?


その2へ続く。