ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

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ライブ、ラジオのことが中心です!!

ありがとう、クリーム! リユニオン 札幌ザナドゥ編 (その2)

2006年06月29日 | 2006年ライブ・イベント
その1から続き、

「さ、次の曲で前半最後です。「やな奴」って曲です。」

そして、

「大変に、このヒトの目立つ曲なので、、、皆さん、、カースケにできるだけ大きな声援をお願いします!」

で、始まったのが「TOAD」。

正直言ってしまうと、「無駄に長くないか、これ?」と、思われるソロを聴かされるのは、
お客としても、結構辛く感じてしまうこともあるのだけれど、、申し訳ないけどこれはホント。
(幸い、ここ何年かは逆にソロを聴いてて、すごくエキサイティングに盛り上がれるものが多いのがホントに嬉しい!)

そうなんです。
ここは、はっきり言ってカースケさんのドラムソロ、ワンマンショー!!なんです。
誠さんも、サトケンさんも、、最初の一連のところだけワーーッと弾くのみ。
本当に楽器そのものを置いて、ステージから下りてしまうのですから。

さあ、ここからが見せ場!!
毎度思うのですが、全くこのプレイの瞬間に、どれだけのパワーとスピードが込められているんでしょう。
圧倒されまくりです。何度聴いても、すごくスリリングです。
この場にいることそのものが・・・もはや幸運だと思えます^^
とりあえず、声が届こうが届くまいが、、
今回も懲りずに、「ひゃー」とか、「ひゅー」とか「きゃー」とか叫んでみる^^

佳境に入ってきたところで、、下がっていた誠さんとサトケンさんが再びご登場!
最初のところで披露された例の「CreamのオフィシャルなTシャツ」を、
お2人それぞれが高々と掲げ、、、
白熱のカースケさんのプレイの後ろで、、リズムに合わせて「ひらひらひらひらっ」と振って見せてくれます(笑)。・・・それぢゃ、闘牛になっちまいますてば^^;

そして、例によってクライマックスは、、、、
ドラムを叩く手はそのままに、、、上の方を見て、高さを確認するカースケさん。
そして、、ドラムロール、、、& スティックの投げ上げ・・キャッチ!!
ちょっと高めのところで、がしっとドラムスティックをキャッチ!!
うひょ。かっこええ、、、、決まったですよ。

はい、この曲で前半は終了、、、休憩です。

====

休憩は、最初のアクシデントがあった関係でその分短め。

そして、その間にどうやら新しいアンプが到着した様子です^^。
早めにステージに出ていらして、、、誠さんも改めて入念に音をチェックし直している様子です。

あーーー、、ホントによかったあ、、!!
と、私はココロから思いました!!

====

「アーユーレディ?」

「この短い時間で、新しいマーシャルが来ました!!やぱ、音が違うねえ、、真空管て凄いねー!!」

ほんとに嬉しそうな誠さんです^^。

「えー、2部はくだらないオトナの演奏会になると思います。
1曲目は自分たちも心配なので・・・・・・少し練習します」^^;;

って、、えーー。今やるの(笑)!!コーラスの公開練習をですか^^;;;;!!!

カースケさんにも、、「大丈夫か?」と尋ねる誠さんですが、
それなりに、オフマイクで練習するカースケさん(笑)。
それを見て誠さん、、「・・・涼しい顔しちゃって!!」(笑)と茶化すのでありました。

1曲目は、そのコーラスが冒頭にわっと出てくる「SWEET WINE」なり。

余談なのですが、、2部に誠さんが着てらしたTシャツは「ポール・バターフィールド」??らしかったです。

2曲目に入る前に、、「カースケ!唄ってみる?やってみる?」との誠さんの問いかけに、、、

「ハイ!」と、素直に返事をされるカースケさん、、なんだかちょっぴり可笑しいかも(笑)。

「カースケ、オン・ボーカル?」

イエスっ、「BORN UNDER THE BAD SIGN」ですもの。

これ自体が、CREAMもカバーしてるんだよね?確か?好きなんだよなあ、、これ。
最初に呼びかけられた誠さんも、これまた楽しそうにニコニコとカースケさんの唄う様子を見守っておられるかのよう^^
私が大好きな場面のひとつです。

***

「そろそろ後半になってきました!次の曲は読み方が難しいの!」

「SWLABR」・・・・むっむりに発音しなくていいです、誠さん^^;
とりあえず、「スーラバー」にしておいていただいて、、「すっ・・何とか」とかやんないでいただいて^^;

「なんのことか分かんないけど、
(カタカナの「スーラバー」と)信じ込まされて38年、、、信じてればいいんですっ^^」

「では、、このご機嫌なロックンロールナンバーを(笑)。
・・・これはね、イントロの「肝」なんです。間違えたら大変!!」

私も、これ最初にタイトルを見た時は、いったいこれは何て意味なんだ?
さっぱりわかんなかったもんね。
(でも、名古屋で聞いた「Creamはヒップホップ好き」説は、、くだらないようでいて、、実は未だにかなりツボなのです^^;)

これはね、イントロもめちゃくちゃカッコよくて好きなんだけど、、
アウトロのベースとドラムとの、長~~い掛け合い、、というか、もはやバトり合いというか。
すごい迫力です。しかも重低音が、がっぷり四つに組んだもんですからね、、
ギターの手を休めて、誠さんもしばし楽しげにその様子を眺めておられました^^
だからか、終るなり、、、

「いいなあ、、、2人。羨ましいなあ、、、そういうのなあ、、、」

「んじゃ、ボクもっ。
僕はギブソンのトーンコントロールを、、、絞るよ!

(・・・この会場でも、既に先回りしてその答えを言っちゃうお客さんあり^^;)
・・・だから言うなって^^;!!

・・・・絞んないとこんな音。

・・・・。

5に絞ると、、きりきりきりきりっ!!(笑)

・・・・。

・・・・似てきたかな?

2にすると、、、きりきりきりきりっ!!(再び・笑)

・・・・ホンモノそっくりになってきたな^^?

・・・・じゃ、ゼロにしちゃおうかな♪

・・・・!!!!!!」

すこうしずつ、歪み方を逐一聴かせて下さる誠さん^^
もう、それだけで滅茶苦茶嬉しそうです^^
多分、会場で一番喜んでいらしたのではないかとと思われます^^
そ、答えを先に言われちゃったけど、、「これがウーマントーン」!!てことでした。
(この日は、ギターが何本か並べてあるかのように思ったのだけど、使われたのは、お馴染みの誠さんのSGオンリーでした。)

カウントなしで、「じゃあ、例の奴を!」
これが、「Sunshine of your love」の前フリだったんだな~^^

***

そして、、「・・・Gmとくれば、、、」^^

そいでね、「オレはね、Ah------!!のとこ、佐藤くんは?、、、カースケは?・・・あ、いいのか^^;」
と、ここでもコーラスパートを確認^^

誠さん曰く、、、、

「初めてラジオで聴いたこと、覚えてんの!!
今まで、ビートルズばかりだったから(アメリカかイギリスか、、わかんないサウンドになってたから、)、これがイギリスの音楽だな!王国だな!!って思ったの。
初めて「白い部屋」(笑・遠いような近いような表現をされてます^^;)を聴いたときに!」

で、、その件について、
サトケンさんより、挙手で質問がありました^^

「質問していいですか。
昔、バンドやり始めの頃「White Room」の(間奏の)ギターソロの(ワウ)ペダルは、
三拍子で踏んでるって聞いたけど、ホントですかっっ?!」

「始まってないのに・・・それもうここでやれっての?

・・・やってみようか、、(何とかトライしてみようとする誠さん。)

「ここんとこを、1、2、3、、1、2、3、、」て?

・・・・そんなバカな、、」

「・・・手が四拍子で足が三拍子??

(・・・実際にトライしてみる、誠さん^^。)

・・・だめだ、手も三拍子になっちゃうよ、、^^;

・・・余計なこと言いやがって(笑)。」

結局、それはデマだったということで結論が出(ほんとかよ。)。

「じゃあ、皆さんも好きなパートを唄って下さい!」

のお声がかりのもと、、、「White Room」^^

でも、そのやりとりがあったものだから、
間奏のギターソロんとこが、やたらに気になって気になって仕方なかったワタシです^^;;;

曲の最後の最後のところで、
カースケさんがカウントを入れ直す(?)シーンがあって、
その後誠さんのギターがドン!と入ってくるのだけど、
大きくぐるぐるスティックを回すようにしたアクションが、もうめちゃかっこえかったです!!!その一連の流れが。

===

で、、、、

拍手が続くも、、皆さんなかなかステージにお戻りになりません、、、、、
(早っ、ていうくらいに戻ってらさることも多いんだけど^^;)

ん、長めにとってるのには何か・・・??

と思っていたら、まずはサトケンさんとカースケさんがご登場。

そして

「今日は、アンプトラブルでさんざんな目に遭った・・・オン・ギター、サイトーマコトー!!」(苦笑)

サトケンさんに呼ばれて、時間差でご登場されました^^

誠さん曰く、前半のアンプが違ったというのが、ココロ残りなので、、、、、

「このまま帰るのは心残りなので、もう一回前半の曲をやらせて下さい!!
あれで帰るのは、嫌だなって」

という申し出があったのでした。

そらそうでしょう!!
あれが、悔しくないわけがないと思います!!!!!正直なとこ。
スタートの直前で出鼻くじかれて、色んな意味でもう1回リセットだなんて、、
これは、テンションをどう持ち直したらいいか、、だけの問題ではないだろうというのは、想像に難くないです。

「ぼくたち、「ありがとう、クリーム!」です。
こっからライブが始まります^^!!」

改めて、誠さんが高らかに宣言されるのでした!!

で。
更にその前に。
サトケンさんからのお知らせ。
東京でやってらっしゃるサトケンさんのユニット「石窟寺院」。
このアルバムが、このたびポーランドのレーベルからリリースに!!
これが出来たばかり!!
はるばる、ワルシャワから戻ってきたという!!
まだ、、誠さんやカースケさんにも見せていないらしいのですが、、
それをこの後で販売しますっ!!てなことだったのです。

そこで誠さんが、
「買ってくれたヒトにはサインした方がいいよ。最近オレ、よくそうしてるよ^^」
という提案があり、、
もう、サインでも握手でも何でも^^ということになりました。
何かね、、買ってくれたヒトにはもれなく、、、
そのなんか、、その寂しそうなお顔が見られるらしいという(笑)。
・・・それは楽しみかも^^

でです。
改めて、ここでマーシャルの音色にて仕切り直しになります^^

「マーシャルの音で、もう一回始めさせてくれよ!」

1曲目の「DESERTED CITIES OF THE HEART 」。
「改めて曲の紹介はしたことがないのだけど・・・」
と、事前にお話し下さったのだけど、、
「ライブvol.2」の1曲目に収録されているもの。
大体、こういうライブで演奏されるときは誠さん、、冒頭に持ってこられますよね。
初めて聴いたとき、これがすごくインパクトがあったそうなのです。
はっきり言って「Sunshine of your love」よりも、誠さん的には「先に来た」らしいのですよ!
去年、最初に再結成ライブのあったロイヤルアルバートではセットに入っていなかったものの、
そのあとのMSGではフッカツしてたナンバーでもあるそうなんです。

****

そして、そのままおそらくは本来のアンコールであったであろう「BADGE」。
今までのライブで、色々と楽しいことが起こったりしたこの曲ですが、、
(それで盛り上がる曲であるのか、本来正しいのかどうかは不明^^;
てか、ご本人たちはバリバリの現役の60年代当時はギグしてないんですから、、、)
今回もまた、、、、^^;
あれは、考えに考えられたものなのだろうか^^;

間奏のところで、ためてためてためて、、、

「カチッ!」

と「わざわざ」言いながら、足元のスイッチを押す誠さん(爆)。

・・・ああ、そうか!
今回はスイッチ押してくれるヒトがいないんだもんねえ(違)。
しかも、1回だけでなく、その都度、、

「カチッ!!」^^;;;;;;

まあ、ある意味これはクライマックスであるのは確かですけども、、、、、

そして次がホントに最後の曲・・・を前に。

「・・・今日は、こんな道楽バンドを見に来てくれて、ありがとうございました!!

・・・道楽バンドを呼んでくれたジャスマックプラザ、、ありがとうございました!!

よくぞ、こんなキレイな場所に、、僕らみたいな、、出来損ないみたいな^^;
(んなこたあないですっ!!)」

「・・・音楽が好きなのは、悪いことじゃないでしょ?
シゴトが忙しいからな・・とかいっていたら、どんどん音楽って遠のいていっちゃうんですよ」

「ちょっと・・・話聴いてもらえますかっ!!」

「去年37年ぶりに、(Creamが)再結成したときに、爆音でCreamを聴き直したんですよ。
当時のライブを。それまでも、時々は聴いていたけれど。
でもね、改めてその子供の時(小学校か、中学生)と同じようなパッションが出てきたんですよ
それが大事だと思ったんですよ!!!」

「・・・・48歳ですけど、、

音楽を味方につけると、いいことがあるでしょ?
ヒトより楽しい人生が送れると思うんだよ。
オレは、絶対にそう思う!!アタマに来たッ!!

・・・どうかな佐藤くん!!・・・どうかなカースケ?」

サトケンさんは、、「異議ナシ!」
カースケさんは、、「いい事言うねえ」^^(「何でいつもそんなに冷静なんだっ」と言われておられました^^;)

「ほんと、さみしいんですけどね、、3人とも明日から、個々の活動に戻ります。
毎日これやってるわけじゃないんですよ」(笑)

「僕はね、基本的にAOR歌手なんです、、

・・・・・・。

あれ(苦笑);?

なに、、、ボズ・スキャッグス?
え、、、マイケル・フランクス?

唄えるんです!!そういうやつも。
・・・今日は封印してきましたけど。もっと大人しいこともできるんですよ!!」

「みんなと別れたくないんだよっ。
今日はひょっとしたら遠くから来てるヒトがいるかもしれません。
本州の東京の方とか、関西から。(←オレもオレもっ^^)

あと、知ってるぞ、、函館から来てるヒトがいるの知ってるぞーー!!」

と言ったら、、

「はーーい!!」

めちゃくちゃ元気よく返事なさる方がいらさり、、、

・・・なんと!!柳沢(230)さんのお兄様だったようです、、
「いつも、お世話になっています」
と、ステージ上からご挨拶していたりする^^;;

そっか、、なんか元気のいいオニイちゃんがいるなあ、、とか
声がかかるので思ってたんだけど、、そうだったんだー。
ひゃー。
そういや、なんとなくお声が似ていたかもなあ^^
あまりにも声がかかるから、誠さんから注意を受けてましたけど(爆)。

ほんとはね、まだ喋り足りないくらい様子の誠さんでした^^

「でもね、戻れなくなるからやめときます^^;ありがとうございました。」

「・・・最後に、「オレは嬉しいっ、オレはほんとに楽しいっ」て曲を、、、」

・・・と話しているBGMが既に、、そのコード進行、、始まっちゃってるヒトがいます、あっち側で(笑)。

「じゃあ最後にこの曲を聴いてお別れです。

・・・さだまさしです、、、

・・・マイケル・フランクスです、、(笑)

すみません、、そんなこと言うんじゃなかった。

ああああ、もっと話したいなあーーーーー。」

誠さん、、、もうどうにも止まりません^^;;

「泊ってるヒトもいるんです、オトナがあまり羽目を外しちゃいけないんです!

(・・・でも、なんですよね^^;;?)

ひょっとして・・・ずっと喋ってる、オレ?
(サトケンさんとカースケさんに向って、、)フォローしろよっ!」

サトケンさんは「先輩、ナイスです!!・・・異議ナシって言ってるじゃないですか!」(笑)。
つまり、はなっから止める気はない様子だし(笑)。
その様子を冷静に見守っている^^、、カースケさん、、、

「ロックやってる奴が無愛想で喋らないと思ったら、大間違いだぞ!!」
(足踏み鳴らしてキレかけてます、誠さん^^;もうかなり興奮されておられます、、)

「安全ピンつけりゃいいってもんじゃないぞー、
模様描いたりとか、、(タトゥのことか?)やりたいけど痛いからいやんないんだよっ!!
(・・・そこはロックっぽくないんだなあ・・ぼそ。)
・・・・だから、ロックファンは色々いるって話ですよ」

誠さん、、・・・ホントに止まんなくなるらしいというのがよくわかりました、、^^;;;;一度火がついちゃうと。

で、、「長めにやります」な?「I'm so glad」!!
確かに、記憶にあるかぎり、、一番誠さんのボーカルが熱い「I'm so glad」だったかも^^

最後は、お三方が中央に集まってお客様にご挨拶。
たしか、、何気に誠さんが真ん中にいらしたような、、そんな気がする、、、

「どうもありがとうございます!! 僕ら、、解散します!!」

====

・・・・茫然自失というしかない。
まるで嵐みたいなライブ、、
(・・・最後の方はトークもそうか^^;)
実にいろんな表情を見ちゃったライブと言う感じ。
途中にも書いたけれど、、
ほんとにライブって、何が起こるかわかんないんだなあ、、、、
私の中では、今回は、最初のアクシデントからして、
もう、、どうしても注目が誠さんに集まりがちなってしまうのですが、、、
それは、申し訳ない気もするんだけども。
でも、致し方なしな部分はあるのは、、認めてくださいな^^;

勿論、Creamに対する愛情はひしひしと今回も随所に感じながらも。
その前半分以上のものに、なんとか盛り返そうとして、しゃにむにプレイする誠さんに、、
並々ならぬ男気とロックを、、もうビシバシ感じたというのかなあ。
それをもう興奮しまくってなんか抑えきれない感じ?
それをどうしてくれよう、、みたいな。
(アコースティックでもたまにはありますが、あそこまでのことはないだろうなあ、、おそらく)
すごくいいものを見たって感じですね!!!!
見終わって、少し斜め後ろで見ていたお友達と、思わず手を取り合って喜んじゃったもの^^
最初、、確かに冷房も効いてたんだろうけど、、最後には汗かいてましたもんね、ワタシ(笑)。

んでもって、、
告知があったので、、この際だからと思い、
サトケンさんの「石窟寺院」

(・・・けしからんことを考えないように、、と、念押しすればするほどやばくなるような気がするのは・・・私だけでしょうか(笑)。)

のCDを、行列して^^買い求めることにしました。
他では、どういう活動をやってらっしゃるのかなあと、、、思ったし。
それでもって、サインもしていただいて、握手もしていただきました。
ステージみたい^^;;、、、ではなく、普通にお話が出来ました^^
すんごいガシ!とした、肉厚なお手でいらっさいました。

(※本当にインプロビゼーションです。決まった定型の楽曲ではありません。
曲の長さもテンポも、楽器の構成もまちまちです。
基本はベースとドラムなんだけど、、なので、重低音好きは一度チェックしてみては如何でしょうか。
ライブもあるみたいですし。
そそ、今回はなかったけれども、ベースでなくチェロを弾かれる曲もあったようですよ。
でも・・誰か東欧系の言語に詳しい方、、是非曲のタイトルとか読んで欲しいんですけど、、、
子音と子音が並んでて、、、どう読んだらよいのか皆目見当がつかないのよー(泣)!)

そんなこんなをしているうちに、札幌編は幕となりました。
これで今度こそ「解散」なんですか、、
えー、それはすごく残念だなあ、、、
でも、Creamだけでなくとも、、
是非また何らかのカタチでこのお三方には爆音のセッションして欲しいなああ、、、、、
誠さんもおっさるように、、爆音は演る側にも観る側にも、、カラダにいいんですから^^!!
是非、どうか今後もご検討下さいm(__)m

「ありがとう、クリーム!」・・・・ほんとにありがとうございました!!
         

セットリスト

1st
1 DESERTED CITIES OF THE HEART
2 POLITICIAN
3 TOP OF THE WORLD
4 WE'RE GOING WRONG
5 SPOONFUL
6 CROSSROADS
7 TOAD

2nd
1 SWEET WINE
2 SLEEPY TIME TIME
3 BORN UNDER THE BAD SIGN
4 SWLABR
5 Sunshine of your love
6 WHITE ROOM

== Encore ==
1 DESERTED CITIES OF THE HEART
2 BADGE
3 I'M SO GLAD

ありがとう、クリーム! リユニオン 札幌ザナドゥ編 (その1)

2006年06月29日 | 2006年ライブ・イベント
"ありがとう、クリーム!"リユニオン
(札幌・ザナドゥ編)   
 
2006年6月29日(木) @ ザナドゥ(札幌・ジャスマックプラザ内)

=会場の入口=


~出演~

河村'カースケ'智康(ジンジャー)

佐藤研二(ジャック)

斎藤誠(エリック)

※表記の順番は本物に倣っております。
   

実は今だから書いちゃいますが。
昨年の11月に名古屋のハートランドでの「解散コンサート」(いつの間にやらそんな話になってた^^;)を見に行った時に、、
「・・・札幌で営業の話が、、」

という話は聞いてはいたんです。ただし、実現の可能性はあまり低くないと。
ふうーん、、、
どうなんでしょうね、、ということで、
ひとまずアタマの片隅にこのことは置いておくことになったのですが。

TOKYO GUITAR SHOW編でもちらっと触れたのですが、
春先の某ライブでのMCで、このリユニオンの話はチラとまた耳にすることになったのですが。
札幌が決まったという話は、誠さんのサイトの発表があって初めて判明したことでした。

色々他にも動き方を考えていたのですが、この話が出た時点で、、全部撤回、、、
ひたすらこちらへ気持ちが向うこととなったのでした^^

ま、他にもチラチラ聞いたこともあったのですが、まあ、行ってしまえば、始まってしまえば大丈夫でしょ。
そんな感じでしたね。

***

さて。
7時台の飛行機で札幌へ。
いわゆるこんなに快適なシーズンに乗ることがなかったので、、、乗り込んでみて、改めてびっくり!!
うわっ、こんな時間からみんな旅に出るのね!!
(ビジネスマンの方は当然ですが、団体旅行の方と思しき方たっくさん、、、しかも、朝からすんごく元気なのねえ^^;)

早めに到着し、、目的の何割かの食い倒れ(笑・札幌に行くと寄りたい場所が実はいくつもある、、ああ困った困った(笑))を敢行し、、一旦ホテルにチェックインし、、また少し出歩いて(笑)。
それから、改めて会場前まで、、、

ここって、温泉とかの施設で有名なとこなんですよね。
ロビーに、浴衣姿のグループが出てらして、記念撮影なんぞを和やかにやってらしたりした。

ぼちぼち開場かな、、と思しき時間になったので、エレベータで上がることにする、、
受付とか、あちこちに立ってらっしゃる方がほんとにホテルの方なので、、
これもまた、珍しいことだなあと思っていたりする。

あ、そそ、、、実はね、フライヤーがあったんですよ。
なんだあ、、もっと大々的に出してくれてもよかったのにね、、と思いつついただいていくことにする♪

入口のところで、ここ何年かほぼネットでの交流しかなかったお友達とも無事に会えたことだし。
よかったよかった♪

会場はね、、、めちゃくちゃひろーいです。
やっぱり、ディナーショウみたいな催事が頻繁に行なわれてるんだろうなって感じです。
広いフロアに、テーブル席がまんべんなく配置されているって感じです。天井も高いかな。
確かに、普段聴きに出かけてるライブハウスとは、全くもって趣きが違いますね、、
大丈夫か、オレ、、^^;時々、人見知りならぬ、場所見知りをすることもあるからね、、

・・・やっぱり今日も、向って右寄りの、、、
スピーカーからちょびとズレた場所に陣取ることにしました。
今回は残念ながら、GUITAR SHOWを含め、普段お見かけする顔は殆どありませんでしたね。
ド平日だったし、、むしろそれが当然なんですよね、、^^;;;

***

会場には、「ホンモノ」^^クリームのライブだとか、インタビューの映像が流されています。
確か、昨年のクロコダイルの初演の時もそうだったかな。
上手下手にある大きなスクリーンと、中央のステージ背景にある大きなスクリーンと、、
その全てで映し出されているのですね、、
ついつい見いってしまいます。。。

んでもって、思いっきり前に出ているドラムセットの前には、、
椅子が三つ並んでいる、、

ということは、、、

・・・やるんですよね?
ね?

なんて、ちょっとよそ見してうかうかしていたら、、
誠さんとカースケさんが、、揃ってご登場!!

「みなさん、こんばんはーーー!!」

と、まずはライブの前に「お楽しみトークショー」が開催される旨お知らせ。
いつもは、30分のところ、15分で行なうんだそうで、、
(短くしろって^^;いうことらしく、、そのため、この後いつにも増して誠さんはマシンガントーク^^!
それにタイムキープな任務もかなりもシビアーです^^;)

この主旨というのが、、

お客さんを下らない気持ちにさせてですね、ゆるーくさせて、
「判断基準」が低くなったところで、、ライブにするっという魂胆らしいのです^^;;
もう、ちょっとやそっとではへこたれないってことらしいです^^;

カースケさん「クリーム、オフ会ですんで!」

誠さん、、「覚えたばかりのことを言うんじゃないっ!」(笑・叱)。

ここで改めて「今日の主役」サトケンさんを呼び込み~♪

っ・・・と。

両手に何か持っておいでだす^^;

(「無駄なこといっぱいやりますから」誠さんにいきなり言われてしまったり^^;)

・・・クリームのオフィシャルなTシャツ。

(確かこのとき既に、左手にはトレードマークの手袋装着済みであったような。)

片方は、ロンドンで行われたロイヤルアルバートホールでのもの。
「行ったぞ!!」という証なのだそうで。
因みに、カースケさんもこの日はこれを着てらっしゃいました。黒いヤツね^^
それと、もう1つがその後で行われたニューヨークのマジソンスクエアガーデンのもの。
話に夢中になりかけたところで、「いつまでオレに持たせるんだ!」預かったマイクを誠さん返したがってますよん^^;

で、ここで各会場恒例になったようなのですが^^質問タイム!

「実際に、本物のロイヤルアルバートでのライブに行ったヒトはいますか?」

というやつです。

・・・・安心して下さい!!お三方様!!
札幌の会場にはそういうお客様はいらっしゃいませんでした^^
ついでながら、MSGに行かれた方もいませんっ。

お三方、ココロから大喜びな様子。
ちょうどワタシも行っていた名古屋でのライブのとき。
実は、数人くらい見に行ったというお客様がいて、、
一挙に緊張してしまい、、、^^;
実際のライブでのパフォーマンスに響いたという・・・(それはほんとなのですか?)。
だから「何を言っても大丈夫ー」いやいや、サトケンさん、それは違うと思いますー^^;

「エリックって、意外と日本語が上手いんですよ」

とか、そういうデマを広めないように(笑)。

で、満面の笑みで、、

「ついでだからオレの、、、聞いて?」

と、ご自分の着ているTシャツを見せびらかそうとする^^誠さん。
・・・それは、つまり話したくて話したくて仕方なかったんですね^^

「Creamって書いてあるの。
(サンフランシスコ)のウィンターランドとか、フィルモアがあったときの、、、レプリカ。
まあ・・・・バチモン(笑)?」

(淡いオリーブグリーンって感じの地に、黒でなにやらプリントしてある感じです。よく読めんかった。
それにギターショウでも履いていたかな、、という茶系のパンツとベージュのテンガロンは一緒でした。)

・・・まあ、今となってはオフィシャルもへったくれもないんでないかと^^;
そんな話も出たりしてましたが。

ここで唐突に、サトケンさんが言い出したのは、

「・・・札幌は日本のロンドンである。」

という説。
なんのことやらわからず、、「ご案内ですか、ご案内ですか?」・・・とお客さんに問うも、、
はてなー?それはどういう意味?、、、と思ってたら、
誠さんが早速「オイ、それは日本語なのか^^;?」と鋭くツッコミをいれておられました^^;
(これ、、方言的な表現なんでしょうか、、、謎だ。)

そのココロは、、、
かのジョン・メイオールの息子さん(ミュージシャンだそうです)が、、
北海道に来られて新千歳から札幌へ移動するバスからみた風景が、

「まるでロンドンだ」

と、おっしゃったのだそうで、、、
だから、、

「じゃあ、、てことは、我々は、ついに、、、ロンドンに帰って来ました!!

ロイヤルアルバート・・・・ザナドゥ??」

(・・・どうリアクションしたら^^;)

まあ、冗談はさておき。
取急ぎ、今回は時間がないのでセッティングの話からまず。
今のロックコンサートと比較してのお話になりますが、、ドラムの位置に要注目!
昔、ツェッペリンとかユーライアヒープはね、、(誠さんの趣味のセレクトなのは間違いナシな例でありますね。)
PAが発達してないから、、生音でやっていたと。
昔の雑誌など見てみると、ステージ袖からのショットというのをみると、みんな横一線に並んでいたという。
今や日本を代表するドラマーであられ、、ドラムマガジンの表紙に何度も登場されたという、、カースケさん。
(・・・えへへ、そうなのかな、、とおっさりつつ、ご本人より訂正入りました。「1回」だそうです。でもそれってすげー!!)

カースケさん、シゴトでも出さないプレイを見せると言ってます、、と言う誠さんのお話に、、

「・・・みんなもそうでしょ?」

と、逆に問い返すカースケさん。
誠さんも頷くけれど、、
サトケンさんは、、「いつもこんな感じだから^^;」・・・普段と変わんないんですか。

更に、、、マジメな質問を、、、

「Creamを演奏するのに難しいところは?」

と、唐突にカースケさん、他のお2人に質問を投げかけられます。
誠さんも「音楽雑誌のインタビュアーみたいだなあ」って。
「うーーーん、、」と、激しく唸るサトケンさんでしたが、、、
「二週間くらいかかる話を、25秒ででしなくちゃいけないんで、、」とおっしゃりつつ、、
詰まるところ、結局は「精神性」かな、、とのことです。

既にレコードに収録されたものを聴いて、、
サトケンさんで言うと、ジャックのパートをやることになるわけですが、

「一体彼は何を考えながら、なんで彼はこのフレーズを弾いていたのだろうと?」

例えば、200小節のブルースがあったとして、同じものは1小節とてないわけで。リピートがない。
また、演奏するごとに違っていた筈なわけで。
ただただ、レコードに刻まれてることをそのままやるわけではないと。

カースケさんもおっしゃるには、現在は音しか残っていないわけで、
色々と聴きながら、どれをやろうかって考えるのだとおっしゃってました。

また、クラプトンのCrossroadsって、ホントは本人キライなんだよねって話です。
今、全世界のギタリストがバイブルとして仰ぐそれは、
本人にしてみたら、リズムが裏返っていて「聴いちゃいられない」シロモノなんだそうです。
現に、あまり本人もこれについては言及しないんだとか。
なのに、あれが世界一有名なライブテイクになってしまったという、、、皮肉といえばすごい皮肉。

誠さんも、色々考えてみるけれど、サトケンさん以上のことは言えない。と。
例えば、音色を近くするのに、アンプのつまみをどう調整してみたとしても、
それだけのことではないんだと、、そのときしか聴けない音ってのを目指したいとのこと。

じゃあ、わざわざ聴いたからにはカースケさんなりの答えがあるんでしょ?
と誠さんが尋ねたのだけれども、、

「あと1分で言えっ」

て、誠さん重ねて迫ります^^;

カースケさんも、札幌へ移動する途中に聴きながら来たらしいのですが、、、(・・・途中で寝ちゃったらしい^^;がくっ。)
ただ、演奏して聴いたもの・・・あれと同じことをするのは絶対に無理だし、、
結局「本人たちはどうするだろうか?」という、、その心意気とか、意気込みみたいなのを真似したいなと。

更にサトケンさんが続けて言うには、
(「先輩2人を差し置いて、、」と、遠慮がちに切り出しますが、、
「先輩ってオレたち?」とか満面の笑みで聞き返す誠さんなのでありました^^わかってるくせにぃ^^)

本人たちは、どうするんだろうか。
37年経過した今、、あの2年間をどうやって再現するんだろうか、
それをロンドンまで見に、確かめに行ったような、そんな気がするとのことでした。

そこでわかったことは、、、「ひ・み・つ」(爆・イジワル!)
でもその成果は、「今日の演奏を聴いて下さい」ということでした。

ちょうどここで時間となり、座談会はお開きに。
ここで、3分ブレイク。
お三方はいったん楽屋へ戻り、気合いを入れ直してスタート、、という運び!

===

短めのブレイクを挟み、、
お三方スタンバイ怠りなく、、

・・・いよいよか。

と言う段になって、、
なんと、ここで誠さんのアンプにアクシデントが発生。
ちらっと、、鳴ってる音は確かに聴いたのだけど、、、

なんと、、、

「ヒューズが飛んじゃった」らしく。
それこそ、うんともスンとも言わなくなっちゃったという状態に、、、
(前の方で見てたから、、オフマイクでもそんなやりとりが、みんな聴こえてしまったのでありました。)

それを受けてカースケさんが即座にマイクを持ち、、

「緊急事態です!」

そして、誠さんとスタッフさんが機材を確認する傍ら、
なんとかこの間を繋ぐべく「座談会をやろう」と、サトケンさんに持ちかける、、、

実はなかなか面白いお話をされていたのですが、、
そのときは、カラダ半分すごく気が気でない私がおりました^^;
(テメエが焦ったって仕方ないじゃんねえ、、とは思うんだけどね。)

サトケンさんのEB3について、詳しく尋ねておられてました。
なんと1965年製のものだそうで。
Cream伝説の解散コンサートでジャック・ブルースが使っていたものと、ほぼ同じタイプなんだそうだ。
どおりで、、凄まじいルックスをしてるわけだね^^;
で、彼はこのタイプのべースしか持ってないんだそうだ。
ジャズベとか、、一切持ってない。
如何に、ジャック・ブルースを愛してるかってことですよね、、、
これ以外のベースでライブをやったことがないんだそうです。
まあ、、自ら「こんなにベースが似合わないプレーヤー」と自嘲気味でいらっしゃいましたけども。

そうこうしているうちに、どうにもこうにも埒が明かなくなったらしく、、、
「電気系統に詳しい」サトケンさんに、招集がかかり、、
誠さんと選手交代^^;

誠さんが会場のスタッフさんに、客電を少し明るくしてもらい、、
また、背景のスクリーン等にも映像を戻してもらったりと、、声をかけられ、、
それでも独り語りをしかねない勢いな、オンマイクのカースケさんに、
「そんなに喋んなくていいよ」と、誠さんが声をかけられていましたが、、、

唐突にカースケさんに質問、、

「ところで、カースケ君、、キミは1週間に何回シャンプーするの?」

あまりの話題の飛びっぷりに、カースケさんも一瞬唖然としたような、、、^^;

「あ、いや、とりあえず仕切り直しということで、全くCreamと違う話をしたほうがいいかな」ってことだそうだ^^;

今日の会場であるジャスマックプラザは、温泉施設が有名なところ、、、
早速誠さんは入っちゃったらしいですけどねー。

「公共の場で洗うと、、、かなり迷惑なことになるので^^;あまりヒトに見せられなくなるから、、」

ダメなんだそうな、、、

「オレは迷惑になんないぞ!」と、エバる誠さん。
・・・あのう、、帽子まで取らなくてもいいですから^^;

何年か前に、この2人でLAの高級ブティックに出かけた時のお話。
もう、、店員にものすごくうざがられたとか、この風貌とあの風貌だったってことで^^;
それでも、ちゃんとカースケさんはバック買ったらしいですよ^^

「ヒトを外見で判断しちゃいけませんっ」って。
ロックやってると、よくそういう目に遭うことがあるんだそうですよ。

ホントかどうかわかんないんだけど^^;空港の手荷物検査のところで、ゲートをくぐるでしょ。
あそこで「ぴんぽーん!」てよく鳴るらしいんですよ、、、
きっとね、誰か後ろで見てて、

「あいつ怪しいから押しちゃえ」

ってスイッチ押してんじゃないの、、と疑ってました^^;・・・・そんな馬鹿なあ^^;

・・・

と、繋ぐのもそろそろ限界かと思われたのか、、
再び、ここでブレイク。
その間、急場しのぎということで別のアンプ(ラジオでお話されてましたが、どうも会場備え付けのものらしいですね)に繋いで、
やってみることにされたようです。

何度かライブに行ってますから、小事故・中事故は目の当りにしたことがあるのですけども、、
さすがにこれだけ「事が大きい」ものは初めてでした。

何にせよ、とりあえずライブを始められるところにこぎつけた様子だったので、かなり安堵していた私です。
用意周到にしていたとしても、何が起こるかやっぱり分からないところがライブなんだねえ、、、、
かなりの緊迫感をびりびりと皮膚で感じる、聴き手としても、
間違いなく貴重な経験のひとつだったんだろうと思いますね。
今にして思うけど。

====

「All Right!」

誠さんのOKが出て、演奏がスタート。

「荒れ果てた街」が、今日も1曲目。

それから2曲目が「Politician」。

このあたりは、何度かこのトリビュートを見た方にはお馴染みな流れではないでしょうか。
重低音が、いやっちゅうほうほど体に、
しかも、肺のあたりの内臓をダイレクトにびりびりと直撃するのですよ。
もはや、、この段までくると、、この感覚・・・快感です。(アブナイっすか^^)

「TOP OF THE WORLD」では、カースケさんがボーカル。
ドラムセットのすぐ脇に立って、それは嬉しそうに様子をご覧になりながら、
誠さんはプレイをされるのですよね、、、うーん、、素敵な絵だ!

「WE'RE GOING WRONG」・・・今回だけなのか、今回私が初めて気づいただけなのか。
あまり記憶も定かではないけれど、、いつもよりボーカルのリバーブが効いていたような気がする。
それに乗った誠さんのどこか憂いのあるボーカルに、
あのカースケさんのドコドコドコドコっていうドラムのリズムと相まって、
完全にどっか違う次元へ気持ちを持ってかれるかのよう。
そんな錯覚。
トリップっていうの、こういうことを言うのか知らん、、、

(あまりの熱演のせいなのか、、
ドラムセットの各部位についている、小さなマイクが時折外れちゃうこともあったようで、、
その「あっ、外れたっ!」というその瞬間も一度目撃して、ちょっと驚いた^^;)

「SPOONFUL」。
最初の「座談会」で、200小節やったら200全部違う。リピートがない。
昨日と今日やったら、決して同じにはならない。
そんな話が出たけれど、、これもまさしくそうなんだろうね。

ベース、ドラム、ギター。

ちょっと聴くと、お互いが全く違う方向を見て、

違う方向に向かって、、違うことを考えているかのようにも見える。
ベースソロだけでも、ドラムソロだけでも、ギターソロだけでもなく。
それが、一斉に鳴り響いている感じ。

これはもう、、、何度聴いてもしびれます。
それでも時折、誠さんとサトケンさんが、中央のカースケさんを囲むようにして立って、、寄っていって、、
あたかも「会話の糸口を、お互いの音で探りながら弾いている」ようでもあり。
こんなシーンは毎回見ても、最高にスリリングなのです。大好きなところです!!

「・・・誰でも知っている曲をやりましょうか!」と誠さん、、、言うなり、、

・・・・。

そっ、それはある意味・・・誠さんのライブではお馴染みのフレーズではあるが、、^^;
「Stairway to heaven」では、、^^;?
Creamじゃなあいーー(悲鳴)!!

・・・・。

そっそっ、それは「Smoke on the water 」のような気がする^^;;;;
こっこっこっこれも、Creamぢゃないですよぉー(泣笑)。

しかし、、ご自分でやっときながら「それなりに君もついてくるのが可笑しいね!」と、
サトケンさんにおっさるのでした^^;

・・・いつぞやのライブでも、何度かそんな話がありましたね、、^^;
大抵ギタリスト、ベーシストの皆様がたは、こぞってのってくる様子なのですが、、^^;
(自分の好きなナンバーでないと、全く無反応で、身を乗り出してこない方もいらしたように記憶しとるのですけど、、、、ね(笑)。)

「『十字路』って曲をやるよ!!」
「ソリッドステイトのアンプで頑張りますよっ」(マーシャルの代用はこれだったらしいです。)

わーいわーいわーい!!

するとサトケンさんが「今度、入口で採点表を配りましょうか^^?」

「えっ!?じゃあ、今日の「Crossroads」は・・・何点って、、やめなさいっ!」(苦笑)。

ギターショウでも、そうやってお客様を煽っていらっしゃいましたが、、

「やってみましょうか。こん中でも弾ける人・・・いっぱいいるんじゃないの?・・・間違っても、、怒んなよう!!」(笑)

で、せーの、、の、であいがしらんとこで、、、、、

あっ、あっち側(笑)で「はいっ」て、元気よく手を上げてるヒトがいますっ(笑)。

サトケンさん・・・もっかいですね、、^^?

それに誠さんは再び「Stairway to heaven」で応じるのでありました、、^^;;;(やっぱりコントなの^^;;?)

リスタートしたのは、大丈夫なようでした^^
たしか、、そのあたりまでサングラス?を誠さんはかけたままギターを弾いてらしたように記憶してるのですが、、
カラダを傾けて弾いたときに、すとんとそれが外れて床に転げた、、、みたいで、、
それが暫くそのまま放置、、、、、
(はっきりいって本筋にはどうでもいいことなんだけど、私は気になってしまった^^;)

この一連のCreamのトリビュートを見ていて思うのだけど、、、
いつ見ても、サトケンさんってめちゃくちゃ楽しそうにベースを弾くんだよね!
これって、ステップ踏める曲だっけか?な勢いなんですよ。いつも。
見た事のある方には、わかっていただけるかなあ。
ベースという楽器を、それからCreamを愛してやまないのだなあ、、、とそれを体現されてるよね。

「・・・合ってた^^?」

終るなり、ちょっとお茶目にお客さんに訊く誠さんでした^^


その2へ続く。

ありがとう、クリーム! リユニオン TOKYO GUITAR SHOW編

2006年06月25日 | 2006年ライブ・イベント
"ありがとう、クリーム!"リユニオン
(TOKYO GUITAR SHOW編)
   
 
2006年6月25日(日) @ TFTホール1000(東京・有明)





~出演~

河村'カースケ'智康(ジンジャー)

佐藤研二(ジャック)

斎藤誠(エリック)

※表記の順番は本物に倣っております。


TOKYO GUITAR SHOWにて、、
あの男達が、、、再び結集すると聞いたのは、、
まだ春先のことだったかと記憶していますが。

なにぃぃぃ、、、!!
それは是非とも足を運ばねばならんっっっ!!

と、即座に固くココロに誓ったものでした。

とはいえ、ワタクシはギターそのものについては、素人どころか、ほぼ知らんヒトですし、、
展示とか見ても、、何が何やら?状態になるのはわかってはいたのですが、、
とりあえず、行くのだ!!ということにしたわけです。

ま、実際、ほんとにわかんなかったのよね^^;
一足先に、会場内のスペースで行われた
平松八千代さんのライブを見終わって外へ出てみると、
あらまっ、、もう整理券待ちの列がぼちぼち出来ているみたい。
(建物の入口そばで、整理券は配布になります)
ひとまずどっかで一休みをしようかな、、と思ったのだけど、、、、
どのくらいのキャパだか、さっぱり状況が読めなかったので、、
とりあえず、列について座り込んでみる^^。
・・・このままいくと、1桁台の番号をゲットしてしまいそうであります^^;

各方面から入ってきた情報によると、どうもオールスタンディングらしいと。
まあ、、それも仕方ないやね、時にはねって感じで。
頑張ることを自分として再確認する(笑)。
某所での長きにわたる「張り込み」を考えれば、この待ち時間なら大丈夫でしょって^^。
でも、まあかれこれ1時間チョイは待ったかな。
あっという間に列は、建物を繋ぐデッキみたいなところを超えて、
反対側の建物に沿って列が出来るというあんばい。
・・・おいおい、いったいどこまで伸びてくんだ、いったい^^;



時間になったので、そそくさと整理券を確保。
手前の建物の中のベンチで一休み♪
時間ぎりぎりになるというお友達のナビをケータイでやっていたらば、
思いがけず、久し振りに会うお友達にも遭遇。
・・・えらいっ、、誠さんと同じじゃないの!!

よっ、徳島帰りっっっ!!

(・・・私もそちらに行ってるんじゃないかと思ったのだそうな。
まあ、最初は行こうと思ってた。
でも、このリユニオンの話が持ち上がった時点で、ぎりぎりでそちらはあきらめたのだけどね^^;
でも、、彼女の推測はかなり私の行動を読んでいる(笑))

とりあえず、集合場所にて整理券番号順に整列。
予め聞いていたのだけれども、前のイベントが押していたらしく、
集合時間も押し気味、、、、、

それでも、何とか会場内へ。

とにかく、建物が新しい、、と思うんだ。
それだけで、少々緊張する小心モノ(笑)
・・・緊張しすぎて頭痛起こすとヤダから、今回もちゃんと頭痛薬は携帯してるのであります^^;

天井は高く、、、ステージの位置も高め。
そうですね、、、スタンディングでちょうどいい高さになってるのかも。
あ、それでも若干、高めかな。
実にシンプルに、各楽器、器材が配置されてるのみ。
で、いい加減誰がどの辺に立つというのが、予めわかっていますから、、、
それと、スピーカーの傍がどんなにオソロシイことになるのかもわかってるので、
端はだめ、、、耳、、、死にますってば^^;

なんとなーく、空いているスペースに潜り込んだんですけど、、
ほぼ、ギターの方(笑)、(エリック)さん^^が立つと思われる
マイクのほぼ真下にスタンバイしてしまった^^;
うっわーー、この角度から見上げるのて、、ちと怖いような気も、、、^^;
いろんなものが降ってくるんじゃないか、、
音以外にも直撃ありやなしや、、、?みたいな感じです。
(・・・文字通り、見上げてライブを聴くことになりました。
・・・おひげの1本1本が肉眼で確認できるっっって距離ですっっっ!!て言えばわかりますか^^;;?)

左右両端は、マーシャルの三段積み日和、、、かな(笑)。
・・・読みヒト知らず(こらこら、字足らずとも、字余りとも言えんじゃんかよ^^;)
これはやはり覚悟がいりそうです。
(愛知ご出身のサトケンのには、矢場とんのトンちゃんが貼り付けてあります^^(あれ、そんな名前だったけ^^;))

さすがにギター好き、音楽好きが多いせいか、、
前の方にいるオトウサン^^なんかは、ステージを覗き込んでは器材等々を見ては、
連れて来られたのだろうなあ、、という息子さんに色々薀蓄を傾けておられます^^
昔のギター小僧、バンド小僧なのでしょう。
ギターのみならず、ベースについてもなにやらレクチャーしてた模様、、
って、聞いてる私も私なんだけどさ^^;
あまり普通のライブでは見られない光景でしょ、こういうのって。
すごくオモロイなあと思って。

****

さて、開演は先に書いたようなこともあって押しまして。
結局18時を回ったかどうか、、くらいな頃に始まったのかも。

誠さんを先頭にして、お三方がステージに登場!
ぎっしりと会場を埋めたお客さんから拍手と歓声に迎えられます!

スタンバイをしながら、、、おもむろにサトケンさんが、誠さんに向かって、、

「・・・無駄なおしゃべりしてもいいですか?」

誠さんも「言ってみろっ?」

で、何を言い出すのかと思っていたらば、

ホンモノのリユニオンのロンドン・ロイヤルアルバートホールでは、、、

3人が現れたとき、満場の拍手で迎えられたのだそうで、、

「・・・普段、拍手で迎えられることなんてないから、、」

ちょっとじんときちゃったらしいです、、、嬉しくなってしまって。
だから、つい喋っちゃったみたい(笑)。
(誠さんのヒトリゴトにあったのは、このへんのくだりかと思われます。)

そう言われると、更に拍手歓声も一段と大きくなり(笑)。

「・・・甘えん坊だね、キミは!」と、誠さんに言われちゃう!

そんなやりとりがあって、、、1曲目がスタート。

かなり覚悟はしておりましたが、、、もういきなりの爆音です。
そして、始まるなり、、最初のとぼけたやりとりはどこへやら。
もう、すっかりクリームになりきっておられます。
先ほどとは・・・様子が違いすぎますてば(笑)。

1曲目、2曲目を見る限り、、、
基本は、昨年の「ありがとう、クリーム!」を踏襲してる感じでしょうか。
・・・重低音だけど、腹に響くより先にやっぱり肺のあたりにビリビリくる感じ、、、ですかね。
耳は言うまでもないけど。・・・ステージにぴったり張り付いてるんじゃ、、変わらんか^^;

しかし、回を重ねるごとに、この脳味噌と内臓をぐらんぐらんに揺さぶられるのが、
かなり気持ちよくなってきてるんだよねーー、アブナイすか^^;;?

さて。
ここで、、誠さんは使っていたSGを置いて、、
「新しいギター、例のギター!!」を取り出します。

「ヤバイよこれはっっ、えらいことになるぞっ!!」

と誠さんが、すんごく嬉しそうに、
もうケースごと抱えてみせて、お客さんにギターを見せびらかし~♪
さすがに、、反応が大きいですわ~~、、
細部にわたるとこまで「ホンモノと同じだよ」というと、また、「おーー」みたいな^^
それを伺ってるだけでも、オモロイな。

(ラジオの生唄でも使っていた筈だな・・・と思ったので、改めて調べてきました。
GibsonのEric Clapton-Crossroads ES335。
ケースには、、たしか、Dedicated to Creamって書いてある模様。
赤いギターですが、色のトーンが先ほどまでのとはだいぶ違う感じがします)

でも「・・・使い方がわかんないんだよ」、、、とかおっさってます^^;

(昨年も、某ライブで普段使わないギターを手にそんなことをおっさってたのを聞いた気がする^^;)

おっさってはいますが、チューニングを確認したりする。

「ステージ上でチューニングするのは、最近のマナーっていうか・・・」

サトケンさんの発言に「何が言いたいんだ?オマエは」と疑問を投げる誠さん^^;

・・・「(ジャック)です!」

「みんな、無責任に拍手すると本気にして帰りますよ」ってサトケンさんがおっさるのを、誠さんが、、

「・・・その辺にしとけっ」て、軽くいなしちゃう(笑)。

ええ、引き続き「カースケー、(ジンジャー)!」、、いえーーい♪

で、、自分では言い出さず、、
「・・・オレオレオレっ」・・・紹介されるのをわざわざ待ってる誠さん^^。

「さいとーまことー、(エリック)!」いえーい、ひゅーひゅー♪

ついでに「1ステージに1回ですから^^;」と言いつつご開帳まで!!
、、ここで湧いてしまっていいのだろうかあ、果たして^^;?

(あ、この日は紫のロンスリ、、ロゴはフィルモアって読めた気がする、、
茶系のパンツにベージュのテンガロンハットだったかな。
このあたりまでは、サングラス、、でしょうかね、、
縁なしだけどツルがすごくごついやつ、スタイリッシュだなあと思いました。
うん、そんなものをお召しだった気がします)

次の曲をして、誠さん、、

「この曲を弾けるヒトは、(この会場には)100人くらいいると思うんだけど、、
違ったら、「違ったーー!」って言って下さいよ(笑)」

・・・・

え、、ほんとに指差していいんですか^^;

「じゃあ、「十字路」って曲を、、」

と、誠さんがおっしゃった途端、
お客さん「わーーー!」大歓声ですよ!
・・・これで、わかっちゃうヒトたちばっかりなんだなー^^
なんて愉快なんだっ!!他のライブとは、やっぱり少し違う感じだねー。
・・・いかにもマニアックというか。
ええ、勿論「Crossroads」ですから。

とにかく、ギターを手に改めて「ホンモノとここがおんなじ^^」
すんごく嬉しそうに言った後、
「恰好から入っていくんだからオレは、、中身ないぞぅ!」と、きっぱり。
いやいや、そのギターを手にした時点で無敵だろうと思われますよん。

マニアックついでにですね、曲終わりに、ちゃんとライブ盤に収録されてるみたいにサトケンさんが、

「エリック・クラプトン、、、On Vocal!」ってとこまで再現^^。

このあたりも、わかってるヒトたちにはウケていた模様です、、、

途中、、ギターの間奏終わりで誠さんいささか苦笑いしてたけど、、
もしやどなたか、、後ろの方で指さしてましたか、、^^;;?

「・・・・2、3あったけど、いいじゃん」(苦笑)。

「今日は、ギブソンのお祭りだよー。
昨日まで、他の会社のイベントに出てたんだよっ(あら、言っちゃいますか。)
・・・ちっちゃあい音で、、アコースティックギターのね^^;

・・・・

さっ、これから後半戦です!

・・・て、ホンモノはこんなこと言わなかったと思うんだけど^^;
大丈夫かなあ、、、オレたち。」

(・・・温かく見守るのみ)^^;;;;;

そして、そのまま「Spoonful」へ突入。
まさしく、全開って感じかな。
間奏といってよいのかどうか、、
三者三様で、、、もう好きな方向へというか自由にいっちゃってるように見える。
でも、それぞれか好き勝手にプレイしているかのように見えて、、
やっぱり、、、それぞれが他の2人を伺っているとこはあり、、(目と耳とでね)
そういうのが、一番この曲でわかるかなって気がして、、、個人的に大好きなんですね。
どーーん、とあっちまで突き抜けたところで、、
また返って来るという感じ、、、漠然とした言い方だけど、私にはそんな感じ。

で。ここで最初のギターに持ち替え。
存分に心ゆくまで、、弾き倒せたといいのですが^^
で、、チューニングを見直し(だいぶ、狂ってたらしく^^;)、、、する間、会場も静寂。

「・・・ホンモノもね、こういうとき、しーんとしてました^^」

サトケンさん、めちゃくちゃ嬉しそうにお話されます。

(あ、基本的にライブのプレイ中、めちゃくちゃ楽しそうに演奏されるんですよね。
はい、いつものようにトレードマークの手袋でね。
ほんとに愛してんだなあ、て伝わりますよ、、クリーム、ベース、そしてジャックね。)

「・・・手本に対して忠実な我々」(笑)。

ここで、お馴染みの「ウーマントーン」を単体で聴かせて下さる誠さん。
そっか、、そういうふうに音が歪むのかあ。。。なるほど。

「なんていい音なんだーーー!!」

でも、会場で一番喜んでおられたのは誠さんじゃないかなあと思います^^、はい。

「アーユーレディ!」

やた、でたっ!!

でもね、そこまでやっておきながら、、、
誠さんとサトケンさんが少し中央に寄っていって(あ、プレイ中も時々そんなシーンが見られました)

「じゃ、せーの!」でやろうって(笑)。

「せーのっ」で、あの世界で一番有名なあのフレーズをば、、弾き出すのでありました。

曲名を言わなくても、あちこちで歓声が上がりましたよねー。嬉しいやね♪
(誠さんも、ヒトリゴトで書いてらしたなあ。ここんとこ)

「Sunshine of your love」!!!

・・・これも、おっしゃらなかったけど、
会場でやっぱり100人いや、もっとそれよりたくさんかな、、
弾けるヒトはいたはずだよね♪

・・・・「Gmのコードと言えば」。

・・・あっ、わかった(笑)。

「もう、次の曲で皆さんとお別れです。
でもひょっとしたら、皆さんの温かい思いやりがあれば(会場・笑)
ひょっとして1曲じゃないかもしれません。では、、「便宜上」最後の曲です(笑)」

誠さん「これで、ギターショウも終わりなんだー、、盛り上がっていこう!」

お客さん、思いっきりつられて「いえーい!」(笑)。

「・・・・本家本元は、こんなことやんないよね^^;盛り上がっていこうなんてね^^;」

と、誠さんが言うと、、

ありがとう、クリーム!・・・だから、

「ありがとう、てん、クリーム、びっくりまーく (爆)」

だから、これでいい!!ってことになりました(爆・ほんとかよー!)。

そうです。「White Room」。

「皆さん、、、「Ah-----!」と言って下さい」(笑)、と予め。
「好きなパートを唄ってください」と、これはもはやお約束ですな。
例の出だしのアレです。

(そういや、名古屋編では各パートを分解して、誠さんは懇切丁寧に教えて下さいました^^)

誠さん⇒サトケンさん⇒カースケさん、、の順でボーカルを回します。

ある意味、、一番盛り上がったと思われるのが、
この日初めてリードを取ったカースケさん^^。
いいよねえ、、ほんとに「ありがとう、クリーム!」のリーサルウェポンって感じで。
初めて見たヒトには「どうだー!!」って^^実は密かに私は思うのでした。

(ま、フルサイズのときはもっと唄っておられますのだ。見られた方は、やっぱりラッキー!!)

この曲の最後の方かなあ、、
カースケさんが、改めてカウントを入れるタイミングで、
頭上でスティックをぐるぐる回すんだよ、、かっちょいいいい♪

(あ、至近距離で観察させていただいたところ、
この日も、かなりパワフルなドラミングのためか、、、
見事に、、スティックがささくれだってるのが見えました、、、ひえー。)

「グッバイ、クリーム!」

といってステージを去っていくお三方ですが。
・・・微妙に、、、誠さん拍手してらした(笑)・・・・・ちゃんと呼べよってか^^;;;?
で、ステージの階段を下りて袖でも、、ぴょんぴょん飛び跳ねていらしたのが見えたー^^

と、思うやいなや、、、
あっちゅう間に戻ってきました(早っ。お客さん一斉に苦笑って感じ^^)。アンコール。

「実は今、(みんなが)帰っちゃうんじゃないかと、(ドアに)鍵しめてたんです」(笑)。

続けて、

「さ、次皆さんにお会いできるのは、押し迫ってきましたが29日、、
札幌のザナドゥというところでやります。
ココにいる、、全員来て下さい」(爆・いくらなんでもそれは無理っす)

最後は「I'm so glad」。
ホンモノのリユニオンは、ここから始まったのですよね?

最後の最後に、曲調が変わる、、、というか、戻るときに、、
誠さんのギター。ためてためてためてためて、、、ってとこが、
異常なくらい(なんだよ、それは!)かっこよかったですねええ。ああいうの、大好き。

曲終わりには、「ありがとう、クリーム! ありがとう、TOKYO GUITAR SHOW!!」と叫んだ誠さん。

終った途端に、ベースを抱えて脱兎のごとくステージを降りていく、、サトケンさん^^;
・・・うぉーーい、、最後のご挨拶がまだですってばー、、
・・・半ば呆気にとられたかのような、、、誠さんとカースケさんが、、待っておられますよーー(笑)。

で、改めてお三方がご挨拶されたところで、、退場、、
もう、控え室に入るなり、、帽子を取られる誠さんも見えたくらい、、、
ではありましたが。会場の拍手は鳴り止まず、、、、、

早い決断でしたね!!、、もう1曲急遽やってくださることになりました。
でも、実はこのあと8:30から、池袋でライブが控えていたんだそうな、、サトケンさん。
なので、尋常でない焦りようだったらしく、、、
そんな、、半分は緊急事態なのではありますが、、、
ステージ上で、、曲名を伝言ゲームしてるのが、、聴こえました。

「・・・スーラバー、スーラバー」(^-^)v

正式タイトル、、読み方がやっぱりわかんない「SWLABR」!!
昨年は、ながーいバージョンだったと思いますが、、、
諸般の事情を考慮したと見え^^;;;;、、、
誠さんがおそらくは、、よし、、ここんとこで終らすよ、、!
というように、、音で誘導したように感じましたけども、、
それを他のお2人も読んで、、いつもよりショートカットに収めたって感じでしょうか。
そういうのが何気にわかると、、ほんとに嬉しかったりする^^
過去のライブでやってきてはいるけれど、この日の用には準備してなかったはず。
・・・急なことでも、やっぱここまで呼吸が合うんだなあと、、そっちにまた感動。
バンドやってる方には当たり前のことかもしれないんだけど、、、私にしてみたら凄いですよ!!

最後に改めて、誠さんからメンバー紹介がありましたが、、、、
やっぱりね、、、^^

「佐藤研二ーーー、早く帰れー!!」(笑)。

だって。(その甲斐あって、無事に間に合ったらしいです。よかったよかった!)

***

やはり、イベントの一環ということもあって、ライブそのものは、1時間弱ってとこでしょうか。
それでも、とにかく、、、
今までライブのセットから、、特に有名なとこをダイジェストで聴かせていただいたって感じでしょうか。ぎゅぎゅぎゅって凝縮した感じです。

耳はライブ中は、うねってた気がしないでもないが、無事だった模様(笑)。
ただし、脳味噌と内臓は、、またぐらぐら揺さぶられる感覚だけははっきりと。
また、普段は大して役に立ってないと思われる脳細胞も一部、破壊された気がしてなりませぬ^^;

でもねえ、、
これ少しでも聴いちゃうと、結局はフルで聴きたくなっちゃうんだよねえ、、
というか、絶対に聴きたくなると踏んでおりましたから(笑)。

てなことで、、
はい、手配しちゃいました。リユニオンの旅、、、
この一連のライブ、、、

完結しにイッテマイリマス♪

・・・・to be continued
           

セットリスト

1 DESERTED CITIES OF THE HEART
2 POLITICIAN
3 CROSSROADS (十字路^^)
4 SPOONFUL
5 Sunshine of your love
6 WHITE ROOM (白い部屋、、オイ^^;)

Encore
1 I'M SO GLAD
2 SWLABR

Rebirth TOUR 2006 "きらめきの街へ(高崎編) その2

2006年06月17日 | 2006年ライブ・イベント
その1から続き。


====

そして、、アンコールは、、、

あっ、戻ってくるの、、誠さんてば、早っ(笑)。

今日もまた・・・みんな帰っちゃうんじゃないかって、、心配だったらしいです^^;

言い忘れたことがありました、、、と言って、、、

「「・・・こんな僕でも」・・・
で始まる言葉は何でしょう?」

えっ、いきなりクイズなんですか!!

・・・答え。

「・・・写真集を出しているんです。」

・・・客席からなんとも微妙な、、どよめきがわき起こる(笑)。

「えーーっ!て言うなよ」

誠さん、思わず苦笑い。

このたび、最初に刷った分が全て完売し、、、増刷したものが出来上がりましたーー(ぱちぱち)。

「・・・・だから買ってくれたらなって」・・・え、そんな控えめなセールストークでいいんですか^^;
(とか言いながら、私は既に2冊保持している。
1冊はプレゼントいただいたものであります。そっちは永久保存版!!)

その写真集に付いているCDに収録されているナンバーが、
このツアーのタイトルにもなりました。

「きらめきの街へ」

をお1人で披露。

その後で、再び有田さんとクリスさんをお呼びになりましたが、、

クリスさん、椅子が見当たらないからって、、、アコベ持ったままいきなり正座ですかい(笑)。
それを見た誠さんも「・・・ロックだよなあ」って感心、、ええーっそれでいいんですか^^;!!

ロックファンとしては、70年代にビーチボーイズやシカゴが一緒のツアーをクリスさんが見たことがあるというので、
誠さん、「歯軋り」して羨ましがる。

まずは、有田さんからのリクエストでビートルズのナンバー!

「ビートルズっていっても、Let it beじゃないぞ!! Hey Judeじゃないぞ」って(笑)。

で、、、Hey Judeって言えばね、、と。
その昔、初めてこの曲をラジオで聴いた誠さんはビックリ!・・・いつまで経っても、曲が終らない。
(展開していかない、、無駄に長いって、、、^^;)
心配になっちゃって、、ラジオ局に電話しようと思ったくらいだったとか。

(「えっと、、当時のラジオ関東、、今の、、ラジオ日本!」・・・・げげげげっ、デジャブだあああ^^;
いつぞやも間違いなく、こんな話がまんま・・・ありました。
あ、いや、、またツッコまないといけないかなあ!って一瞬マジで焦った私。)

当時の常識を覆す、異例な長さで。。。

・・・で、その曲じゃなくて^^;;;

「I will」
(from White albumね。
お友達がこのセレクトに激しく反応しておられ、、
誠さんも「あっ、知ってる?」嬉しそうでしたね!!)

誠さんも、「どのギターにしよっかなー」みたいな^^使い放題ですよー^^

有田さんのバンジョーの音色とあいまって、とってもチャーミングに聴こえる♪
でも、思わず誠さん、、間奏のところで、、

「有田さん、ギター!!・・・・バンジョーだった^^;;;;」(苦笑)。

なんてこともあったりして、、一層お客さんも和んじゃいましたね。

アウトロも、1度終わり、、、だったのだろうけれど、、、
私は誠さんの目が一瞬キラッ(笑)と輝いたのを、決して見落としませんでした。
・・・・やっぱりね♪
めちゃくちゃ楽しかったです。
(私の勝手なアレですが、、聴きながらNRBQの「I love her ,She loves me」をちょと思い浮かべたのでした。)

誠さんも有田さんも、、、

「なんでだろう、、拍手があったかい!! 珍しいですよ!」

っておっしゃて下さるではありませんか。

「東京はだめだよーー」、、、と思いっきり言っちゃってから、、

おもむろにお客さんを見て、、、、

「あ、東京から遠征してる方がいらっしゃいましたっっ」(汗)

(そういえば・・・いつの間にやら、誠さんも「遠征」ってフツウにおっしゃったりするようになりましたね^^)

間違いなく、、この発言に、客席の何人かはヒクヒク引きつって笑っていたことをお伝えいたしましょう!

「えっと、、東京以上に!!いいですっ!!」と言い直し。

有田さんも「ライブの楽しみ方を知ってらっしゃるんですね、エネルギーがフィードバックする感じ!」
とおっしゃいましたが、、、

あ、誠さんメモってるメモってる(爆)!!

いつの日か、MCでこのフレーズが聞かれることもあるのでしょうか。
楽しみですね^^

2曲目に入る前に、、、
「ちょっと前に、、コードチェックするから、、、」と、その場でざっくり見直しする誠さん、、、

最後は「Gerogia On My Mind」でした。
あ、このときは有田さんギターを弾いてらっしゃいました。

全て演奏が終ったところで、、お3方がステージ中央に集まって、、ばんざーーい♪

んでもって、誠さんが「写真写真!!」とおっしゃって、後ろを向くので、、
思わず立ち上がってステージ近くに駆け寄る我ら(笑)。
けど、皆さん立ったままだから、、、、写んないよ^^;だったのですが、しゃがんで下さり、、、
改めて

ばんざーーい♪いぇーーい♪

・・・みたいな^^ワイワイな感じで、、、

記念写真、ばっちり撮影完了!!

・・・しかし。
いつぞやのように、大々的に忘れた頃に、、、どっかにどどーん!!なんて載りませんように(祈)。
もし、載る場合はこっそり教えて下さいよ(コラ。)。

===

ああ、でもものすごくハッピーで素敵な時間でした。
今年は、あまり遠出ってしてないんですよ。いろいろあったもので。
でも、各地で楽しいライブやってんだろうなあ、いいなあ、、、って。
無理をすれば行けるのかなあ、、なんてついつい考えてしまうこともあったのですが、、、
今日という日を待っていてよかったな!!と、つくづく思ってしまいました。

さ、帰ろう、、と外に出た段になって、、
あら、、また雨だ、、、
最早、お約束って感じで。
驚かずにむしろわくわく喜んでしまう私なのですけども^^
なんか、間違ってるでしょうか^^;

しかし・・・誠さんて凄いです。今更っていうか、何度も言うけれど。
短い時間に、色々な思いを凝縮して、、
すごく工夫して魅せて下さるのですから。

今日も、、もう最初っからして、、
うわーやられたーでしたけどね^^。

あれだけで、全てOKな感じでしたから。

そうそう。
この日は、お友達のリクエストがあったので、アルバム「バラードベスト」を買い、
サインをいただき、お友達の名入れまでしていただいちゃいました。よかったよかった^^
後日、手元に届いたお友達も喜んでくれて、、、
誠さんの唄声を「sweet!」と言ってくれたのでした。
なんか、、、そういう声をポン!て聞けるのがすごく嬉しいです。
おしおし、これで1人ファンを増やしたぞって感じで♪
誠さん、ありがとうございましたm(__)m

残念なことに、今年は本当にスケジュールとの折り合いもうまくいかなくて^^;
多分、、このツアーはこれだけで終ってしまいそうなんです(涙)。
でもでも、、残りのツアー地でも素晴らしい時間になりますようにと、、ココロよりお祈りしたいと思います。
・・・生霊参加、、、がやっとかなあ^^;

最後に、誠さん、スタッフの皆様、残りのライブも是非頑張って下さいね^^

   

誠さんのセットリスト

1 Oh my love
2 ゆるして
3 今僕を泣かせて
4 All I want be (is by your side) 
5 素敵な最後~crossroads
6 What's Going On
7 Waltz In Blue (with 有田純弘)

En
1 きらめきの街へ
2 I will
3 Georgia on my mind

Rebirth TOUR 2006 "きらめきの街へ(高崎編) その1

2006年06月17日 | 2006年ライブ・イベント
MARTIN GUITAR SHOW & CONCERT
-We Love Martin,We Love the Earth-
Rebirth TOUR 2006
"きらめきの街へ"
   
 
2006年6月17日(土) @ CLUB FLEEZ (高崎)

~出演~

斎藤誠(V,G)

有田純弘(G、BANJO)

クリス・シルバースタイン(B)   


今年、初めての遠征らしい遠征の地を高崎にしました。
いや、たまたま足を運びやすい場所であったのと、日にち的に一番無理がないかな、、
ということで。
もっと無理をすればいくつか行けたかなあ、、とも思ったのですが、
年初、大風邪をこじらせて長引かせたりしたので、、
まあほどほどにして様子を見ようかなって感じでもあり、、
(とはいえ、これがいつまで我慢できるものやら^^;)

高崎は新幹線という選択肢が、多分一番早く楽に着ける方法だったとは思うんですが、、
昨年の宇都宮同様に、在来線(今回は高崎線)で上野からトコトコと向かうことにしました。
えっと、約2時間ですが、、それがなにか^^?

お昼くらいに着いたら、、
あれ、、あぢいじゃないのよ^^;あちゃー。やばいなあ、、と思いつつ。
まずは、本日の現場を確認しに行き。。。
それから、昼を食べるところを探し。
さくっと調べていたら、高崎はパスタどころということで、、
じゃあ、、と目ぼしいところをネットで引っぱった地図を見ながら電車で来たのだけど。
結局、駅ビル内のお店で、、、、^^;
一番人気ということで、赤唐辛子とにんにくとトマトのパスタにする。なかなかよろしいんじゃないでしょうか。
他のメニューもトライしたいなあ、、、
(そういえば、後でつらつら散策してたときに見つけたのが「ゆであげスパゲティ」だって。
そばでもうどんでもないのが、かなり斬新ですねえ^^!)

市内をバスなど使ってフラフラ出歩いてたら、、意外に戻ってくるのに苦慮してしまい^^;
・・・タクシー捕まえればよかったんでしょうけれど、、どこで捕まえたらいいのかもよく分からず^^;
ほんとーに時間ぎちぎちに。これは少々プランニングが甘かったか、、(ほら、遠征久し振りだからね^^;)
でも、何とかセーフ。
一端、高崎駅に戻ってあれこれ用事を足してから、早足で会場へ。

当然のことながら、、もう開場はしていて、、
ぜえはあ、、いいながら駆け込みました、、、ほんとにぎりぎりセーフ!!

いつもは、一般としてチケットを取るので端っこで、ゆるゆる拝見させていただくのが、、
今回は会員になってるお友達のご好意で、なにやらあまし見たことのない番号、、
ある程度、、覚悟はしたのですが、、、やはりね(苦笑)。
焦ってアタフタと頼まれ物のお買い物をしたり、ドリンク取りに行ったり、、
荷物がとっちらからないようにしたり、、、落ち着きのないヤツでしかありませんでしたな。
関係各位の皆様、ご迷惑おかけいたしました^^;

****

会場内を見ていて思ったのが、、まずは、目の前の手すり、、、ね。
たぶん、普段はオールスタンディングなどに使われるケースが多いんだと思う。
そんな感じの位置であったもんね。
・・・首乗っけて見るとか^^;(ライブ中、やれるものならやってみろですけどねえ^^;)

それと、もうひとつ。
ステージの奥行きがすごくあるということ。
フツウのライブハウスの倍くらいはあるんじゃないのかなあ。
「ビッグバンドくらい、、乗るかね?」
なんて言ってたくらいですもん。

さあ、、始まります。

****

福岡さんの最初の挨拶から始まり、、、、
そうかあ、、このツアーも早くも20ヶ所あまりになったのですね。
・・・何ヶ所行ったんだ、、私ってば^^;(数えたくねえ、、^^;)
で、誠さんもご登場!
出てくるなり、、「やさしい」という形容詞を使いすぎではないか?
と早速福岡さんにダメ出しする誠さん、、、

先週は宮崎。
南国のパームツリーなどなどもあり。
ちょっとしたカルチャーショックも感じ。
で、今週こそは涼しいかと思ってたのに。
「暑い!!」しかも、2日くらい前までは雨だし、、、

先ほどリハーサルなどをしたところ、「なんとも音がいい!!」とのこと。
「今日来れなかったヒト、ざまーみろ」(笑)なイキオイなんだそうだ。
どうもすいません^^;でもそう言われちゃうと、すんごく楽しみ。

で、まずは有田さんのステージから。
お呼びしたところで、目の前のマイクに目が止まる誠さん。
「有田さん、唄うんですか?」(笑)。

ステージが始まって・・・改めて。
「・・・唄いません」(キッパリ。笑)念押し^^。
したうえで、まずは超有名なスタンダードナンバーからスタートです。
「煙が目にしみる」。
ギター1本で、本当に軽やかに聴かせて下さいます。

2曲目に、有田さんが敬愛するジャンゴ・ラインハルトのナンバーを披露したところで、、
相棒のクリスさんご登場!!
・・・大きなカラダをしてらさいますが、、少々小走りで登場(笑)。
いえーいって、、両手を高々と掲げてVサイン(Y(^_^)Y)。
(こっこれはっっっっ。そんなことをするベーシストを、他でも見た(笑)。これはどうしたことだろう。)

で、、椅子の上にベースが置いてあるのに、、
そのまま、、きゃーー座んない座んない(笑)!!とってもオチャメな方です。
もう、日本にいらして20年にはなるであろうと、、、
その頃のテレビと言えば、「オールナイトフジとか」って(笑)。
知ってるヒトは、「Over forty」なんだそうだ(笑)。
しかし、このベースがすごいものでした。
えっっっ、6弦??
「弦の太いギター」に見えないこともない、、
すごいネック、、手のちっちゃいヒトには握りきれないような気がする^^;
4弦、5弦でも大変そうに見えることがあるのにね。
そんなのを軽々と弾いちゃうんだね。

有田さんて、時々に挟むお話にじんわりとユーモアが滲む方ですね^^
超テクだけだったら、思いきし聴いてても腰が引けちゃうけれど、
そこにふんわりと放つ、温かい雰囲気があるのです。

曲間のMCをしながら、胸元のポケットをごそごそっと探る^^
それは、いくつかあるピックから「適切な」ものを選ぶためらしいのです。
形状によっては「あ、これは違う^^;」てな感覚の違いがあるようです。
・・・なるほどなるほどー。

それに加えて、有田さんとクリスさんのコンビネーションが愉快なのです。
そらあ、テクについては私みたいなド素人には、語る術もないのですけども^^;
でも、演奏しながらお2人で目配せというか、
まるでサインを送りあっている(笑)ように見えることがあって。
そうすると、、、必ず何かがある(笑)。
それをキャッチする瞬間が楽しくて楽しくて。
何の曲でしたっけ、、、「明らかに」・・・鬼太郎さんがおりてきてました(爆)。

1曲だけ、バンジョーを披露くださいました。
というか、本来はギターでなくてこちらなんですよね^^

「5弦バンジョーです!」と、有田さんが言えば、、
「6弦ベース!!」・・・クリスさん、対抗してます(笑・なんでやねーん)。

最近は、レコーディングスタジオ等で弾くことの方が多いそうですが。
私が、この楽器をあまり詳しく知らないのも幸いしたのでしょう。
音色も、楽曲もすごく斬新な響きに聴こえて素敵でした。

あとはですね、、
これはやっぱりいいギターを手にすると、、自慢したくなるのは
誰しも、、、自然の流れでしょうか^^
「新しいギター自慢」をされてらっしゃいました^^。

熱のこもった演奏だったのでしょうね。
やや予定の時間をオーバー気味、、、な感じだった様子。
最後は、コミック版スパイダーマンのテーマ。
(やっぱ、「これ知ってる方は・・・Over forty?」ってクリスさんに確認してたです。)
残念ながら、私は原曲を知らないのだけど、
ものすごく疾走感があって、、めちゃくちゃカッコいい。
確かに、スーパーヒーローのテーマ曲にふさわしいですねー。
ギターとベースだけで、あそこまでのスピード感出ちゃうんだなあ!!

====

ここで、若干ステージのセットチェンジがあり、、
短い短いブレイク。

====

その様子を席を立たずに、つぶさに見ていたのですが。
丁寧に丁寧に、マコトマンタオルが畳まれるとこなんかも(笑)。

げげげげっ。もしかしてもしかして、、、えっ。ここ、真正面になっちゃうの?
ひえー(冷汗)。

そして、誠さんがご登場、、、
ええっとこの日は、長袖の白いYシャツ、、にジーンズ。
テンガロンハットは、迷彩柄だけど、、グリーン系だけで、
明るいトーンの感じでしたね。

1曲目、、、すぐにはわかんなかったんですね。
んーーーーーー。なんだろう。
だから、わかったときはちょっと驚きました。

(そのあたりの詳しい曲決め等の経緯については、
誠さんのヒトリゴトを是非ご覧になってみて下さいね。)

ジョンの「Oh my love」だったんですもの。全く予想してませんでした。
で、、、ここから始まったのだから、今日は一体どんなライブになるんだろう?
想像がつきませんでしたね。

2曲目は、ガットギターに持ち替えて「ゆるして」。
やっぱりこの音色とこの唄の相性って抜群だなあって思いました。
(ちなみに、もう生産中止になるそう。まだ国内に数本はあるはずなので、「買って下さいっ」^^;とのことです。あ、そうなんだ。)
野外の「きゃーー」環境と違って、、(笑)じっくりじっくりこの曲が聴けるのは、、やっぱり嬉しいかも。
でも、、最後の最後にちょっくら歌詞間違い、、、ご愛嬌ですね、、
思わず誠さんも苦笑い^^;

高崎は、おおよそ10年ぶりくらいなんだそうです。
FMのサテライトで唄われたとき。
更にそれを遡ると、、、、某先輩のツアーで。
94年の「さのさのさ」(つって、分かる人には分かるじゃん(笑)。)。
このときも、楽器屋さん巡りをされたそうですが、、
昨日も、楽器屋さんをいくつか回り、、ご挨拶。
もう誠さんには「楽しくて」仕方ないみたいなんですね。
なんでこんなに楽しいんだろみたいなね^^
・・・そうなんだあ、、、

とはいえ。そこはA型な誠さんですから、、、
一緒に来た人が「もう、飽きてないかな」とか、、
「時計見たりしてないかな、、」気になる気になる^^;
試奏を店員さんにお願いするときも、、レジとか忙しくないかな、、もちっと待った方がいいかな、、
とか、、すんごくタイミングを見計らう、、(笑)。
下手すると、、4時間くらいいたりして(笑)。
そのくせ、買うのはピックとか弦とかだったりして。
「どこで買ったって、そんなもん変わるわけないのに、、「そこの音がする」気がする」んだそうで。

で、更に楽器店でのエピソード。
これ、、どこかでも聴いた気がする、、どこだっけかなあ。
ただしくれぐれも「高崎の話じゃありませんからっ!!」と、強く強く念押し(笑)。
最初に試奏を頼んだ時と、戻ってきたときの店員さんの豹変振り(爆)。
最初は「あれ、弾かせて下さい」って言ってもそっけなかったのに、
戻ってきたら、「斎藤さん!!」って(笑)。
どうも、ギター雑誌に載ってるのを見つけたらしくて、、、、
んで、あれも弾け、これも弾け、、
しまいには、もっと長く弾かないとギターのよさがわかんないって。
「んなわけないじゃんっ」(爆)。
・・・とはいえ。
自分のことをわかってくれたのは、嬉しかったらしいです。
・・・それとこれとは話が別だと・・・そういうことですね^^

で、、、
誠さんのカスタムギター自慢をちょっとしたところで^^
「あ、いかん、こっちじゃないじゃん」(お客さん爆笑。)
「・・・(ちゃんと)カポこっちについてるし」、、、と、ギターを手に取り直し、、
どうも展示会に出ていたギターの模様です。

「D45・・・・高いやつじゃん(笑)。
・・・V・・て、Vネック?」(・・・大マジメに問わないで下さい^^;)

・・・とっちらかってどうやって収拾つけたらよいか、、
誠さんもそうだとは思いますが、お客さんもどう収めたらよいかわかりませんっ(笑)。

まあ、そんなやりとりがあったあと、、
「特別にボク1人のバージョンで、、」
な、あの曲を、、、、しっとりと唄える誠さんはやっぱり偉大だなあと思いました(えっ、感心のツボが違ってますか^^;?)。

・・・唄われた後で、、、

「で、こっちのギター」(ああ、よかった戻った戻った!)

と、再びギター自慢♪
自分のためのギターってのは、やっぱり嬉しい。
毎日眺めるんですよ、、、

「・・・・・」

(モノスゴイ近距離で誠さん凝視、、、しすぎ。)

近すぎ、近すぎですよっ(笑)!!

それで・・・・ぜんっぜん違う曲。

自称「どうしよもなく、70年代のロックファン」の誠さん。
Peter Framptonの「Frampton Comes Alive 」を聴いて、、
当時「キャーーーーッ」ていう女の子の歓声がずっと聴こえてくるのが、
子供心にも、とても羨ましかったそうなのです。
「・・・ああなれなかったけれど。」・・・ちょっぴり残念そう^^;
で、初めてやる曲なので、
「もし今日の僕の演奏がダメな場合は、オリジナルを聴いて下さい」(えーーっ、そんなあ(笑)。)

初めて聴く曲でした、、後で誠さんがご自身「声域に合ってる」と書かれていましたけれど。
「地味な曲ですが、、」とおっしゃって演奏されたのですが、、
ああ、、なるほど、、ぴったりかも、、と後で思いました。
聴いたことのない方、ぜひ1度「オリジナルを聴いて下さい」(まねっこ^^。)

・・・でね、曲終わりにね、、あったんですよ。
誠さんのリクエストに応えてね、、、「きゃーー!」が。
・・・喜んでらしたのか、苦笑いなのか、、微妙な感じでした^^;

でですよ。で、、、

「素敵な最後」。

毎回、、そのときその場所その雰囲気で間奏を作り上げられるそうなのですが、、
今回はね、、、途中で、、何となく何かフレーズを探るような感じがして。
あれあれ、あれあれ?って思って聴いていたら。

・・・まさしくそれだったのです!!

で、フレーズを織り交ぜるのかなって思ったらね、、
なんとなんと、、唄が始まってしまった。

というか、

曲が変わってしまいましたよっっっ!!!!

ちゃんと、間奏もあって、、、
・・・誰が聴いても、明らかに、、、「crossroads」なんでした。
でもね、、ちゃんと曲が戻っていってね、、、
無事に完結しました!!

えらいロックでしたよ、アコースティックではあるけれどね。
爆音ではないけれどね。。。
・・・・しまった、こういうときこそ「エリックーーー!!」ってやっとくべきだったか^^;

それに続いて「ピースな唄を・・・」。
「What's Going On」。
誠さんの唄ですから、既にしてもう(さっきのようなこともありますし)ロックであったりもするのですが。更にもう一段、、スイッチが途中で入られたよな感じでして、、、
かなりソウルフルな「What's Going On」誠さんバージョン!!かなり熱いです。
そんなですからね、、もうお呼びでなくたって、、、
途中のsister♪とか、、brother♪とか、、
What's Going On!!とかね、、
もう思わずこちらも勝手にコーラス参加^^しちゃいますよ。
そそ、だから誠さんとコール&レスポンス、、、
すごくすごくすごく楽しかったし、、、
誠さんも演奏しながら、とっても嬉しそうな様子に見えたなー!!
みんなの声に気づいたそのとき、ほんとにぱっ!とお顔が輝いたもんね、、!!!
ああいうエネルギーのやりとりに気づいたときって、、すごく嬉しい。

・・・今日も、いろんな唄がありました、、、、

初めてやる曲とか、、

やるつもりなかった曲とか(ええっ!!)、、、

それが、さっきのcrossroadsらしいのですが、、
今日、いろいろお手伝いに来た男の子がいて。
うち1人のコが、将来ギターをやりたいと。
楽屋で、croossroadsだとか、White Roomだとか、、弾いてくれて。
思わずそれに感化されて、興奮してしまった誠さんだったのだそうです。

「・・・くれぐれも、『オレもやれるやいっ』ていうんでやったわけではないですからね!!」と念押し(笑)。

あ、いやいや、その何パーセントかがホントだったとしても、ちょっとこれ、いい話じゃあないですか^^?

で。
今日もCDを持ってきているので、皆さんの力で

「1日も早く!・・・・オレを助けてくれ!」(えーーっ。)

で、、演奏曲と収録アルバムを逐一、、懇切丁寧な解説付き(笑)。
・・・・至れり尽くせりすぎですから(爆)。

最後の曲は、、、「ギターの名手をお呼びして」のセッションです。
なんと、誠さんと有田さんて同い年なんだそうですよ。
元々、ロックを聴いたりはしていたそうなのですが、、
ご出身の兵庫というのは、ブルーグラスのメッカでもあったとのこと。
なので、そっちの楽器を手にするのが早かったのだ、、、というお話でした。
とはいえ、それこそツェッペリンとか、シカゴとか、、(・・・ここで誠さん、、、わざわざ唄って下さる。けど、最初の頃のシカゴの曲なのだよーん♪)お好きだったそうです。
で、パートナーのクリスさんもロックがお好きで、楽屋で誠さんとは2人でずうっとセッション!!
(・・・・うわあ、、、そっちもすごく見てぇぇぇぇ(笑)。)
それを有田さんが傍でニコニコ見ているの図らしいです。。
思わず、、「有田さんといると、落ち着くなあ。落ち着きのないオレでも」(笑・こちらとしても少し否定しづらいです^^;)

てなことで。
便宜上(笑)最後の曲。

「Waltz In Blue」。

・・・やっぱり、弾く人が違うと同じ楽器でも、、、
違う音色が鳴るんだよね、、当たり前といえば当たり前のことなんだろうけれど。
ああ、230さんの音色とも違うんだなあって、、ふと思いました。


その2へ続く。