ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

ありがとう、クリーム!@名古屋(その3)

2005年11月22日 | 2005年ライブ・イベント
その2から続き、

====

アンコール

ステージに戻ってくるなり、

「私たちの道楽に付き合ってくれてありがとう!!
僕たち、今日で解散します!!」

・・・・とはいえ、某所から営業の話があるとかないとか、、、^^;
「・・・シゴトになっちゃったなこれ」ぼそっとカースケさん。
えーーっ、道楽でツアーまでっすか、、^^;

「リユニオンにも、あいつは来るのかな」と、誠さんがいったら
「自らも「行かんでもない」と、おっしゃってました」と、サトケンさん^^;
・・・実現したら、再び自腹かい^^;
で。
「あいつを呼ぶのやめようか」「怒るぞう、、、」みんなで言い合ってます。
と、またひとしきりワイワイ。
すると、後ろでぬっと足を突き出しているのが見え、、
思わずお友達と「あーーっ!!」と、指さして指摘したのに気づいて下さったのかどうなのか、、

「おい、今、一瞬、出てこなかったか?」

・・・出てきた出てきた^^;

決まり文句「ありがとう、クリーム!」の唱和に続き、

「「か」のつく言葉を言おう、片山敦夫ー!!」

・・・よかったですね、やっと呼んでもらえました。

やっぱり、、両手でVサインして高々と掲げて入って来られる(笑)。
もう、さんざんっぱら、「自腹でやってまいりました」とか、
「福岡ドームから、荷物1つでやってまいりました」とか、、
「快挙であります!!」
・・・要するにみんなに言われ放題^^;;;でも全く意に介さない片山さん、素敵だ(笑)。
(サザンのサポートでしか存じ上げなかったときは、こんな素顔があるとは想像できなんだ^^;)
「本物のフェアウェルの時は、こんなに明るくなかったよね、、もっと暗かったよね」
と、カースケさん。
誠さん・・・「・・・それは片山さんが来てくれたから」(笑)

「クリームに、キーボードが入ってる曲を全部やりましょう!」と、誠さん。

「この曲、、片山、スイッチ押すとこがあるからな!!」と念押しされてましたが、、それは、、、
曲中で判明するのです。

曲はBadgeなんだけど。
クロコでも、この間奏の件については、もうがんがんっに語り倒して、、
しかも大いに笑わせていただいた誠さんですが、
今回は間奏で、何か小ネタ仕込んでます。
本来、誠さんがスイッチを踏むところを、、、

「・・・ちょっと待って。照明が来て、、
・・・もう少し明るくふわってなって、
これが片山が押してんだぞ!!ってのがわかったところで・・・

片山、押せっ!!」

せーの!プチ・・・みたいな(爆)。

わざわざそのために、踏みに来る片山さんも片山さんなら、
わざわざ、踏みやすいようにキーボード寄りの後ろにセッティングしとく誠さんも誠さん^^;
そのタイミングや段取りが細かい細かい^^;そんな、照明さんまで巻き込んじゃって^^;
確かに、これは「道楽」でないとイカンですな(笑)。
もう、毎回間奏で大爆笑してるんですけど、そういう曲でしたっけ^^;?
今後、本物のDVDとか見てても噴出しちゃいそうでやばいです。

「片山君、スイッチ押してくれてありがとう!!」

でも、キーボードが一枚加わるだけでも、随分違うもんです!!
まあ、これは片山さんだからってのもあるかも。
ほぼ飛び入りに近い状態で入って、、、ですからね。
呼吸とかってゼッタイにあるよね。

で、もう1曲。
これは、最近ニッサンのCMなんかでも流れていたアレ。
これまた「おー!」と、客席も喜んでおります。
ちなみに、前日のチキンのアンケートの中には

「あれ(CM)を演奏していたのは、斎藤さんたちですか?」

ってのもあったらしいですよ^^
サトケンさん

「あれは、クリームではありません、ありがとう、クリームです!!
・・・すいませんっ、嘘をついてみたかったんです」(笑)。
誠さん、そこで「いやいやそれはって、古いツッコミさせんなよ」って^^;

てなことで、すんばらしい片山さんのコーラス参加もありーので。
全員のコーラスがどんどん重なり、、、最後は誠さん。
くーーっ!!これがまーた半端でなくカッコいいんだな。
元々すごく好きな曲なんだけどね。
カースケさんのドラムもめちゃくちゃカッコいいんだ。炸裂しております。
これは、確かにピアノが効いてるよね^^

「I feel free」

これは、確か99年の桑田さんのAAAでクラプトンのカバーをやったとき。
この曲に関しては、誠さん唄っておられたと記憶しているのです。
このときに、初めてワタクシはロックな誠さんを見たのです、、ロックな曲を聴いたのです。
だから、ちょっと思い出の曲でもあるから、すんごく嬉しかったてのもあります^^

会場もクラップハンド♪にて大盛り上がり~。
もし、状況が許せば立って踊りたいくらいであったのですよ。
いちお、、自粛いたしましたが^^;;;;

アンコールそのに^^

「こんなにたくさんのヒトに迎えてくれて、嬉しいです!!」
ここは、3人で締めることになります。
再び

「道楽に付き合ってくれて、ありがとう!!」^^;・・・・だからそんなに念押さなくても^^;

ここで客席から、MSGのライブではセットが増えていたのだそうで、
その曲をやって!!というリクエストもあったですが、、
誠さん、断固として、、、

「増えませんっ!!」

「・・・だから僕たちは増えないって言ったでしょっ!!」(笑)

と、ここで、

「あ、そうだそうだ、大事なことを忘れてました」とサトケンさんが発言。

で、どうも告知をしようとするものの、、、妙な間が。
誠さんに「なんなのっ!!」とつっこまれますが、

「ええ、重ね重ね申し訳ありませんっ。
いや、言いたいことがあるのだけど、、どう言ったらいいかわかんない」(えーーっ^^;)

まあ、要するにホントに宣伝というか、告知タイムです(笑)。

「まずは、、今日カースケさんを見て、あんな風に叩けたら、、楽しいだろうな!!
なあんてお嘆きのご貴兄に・・・朗報です!!(笑・その斬り出し方そのものがすごくオカシすぎです。)」

カースケさんのシグネチャーモデルのドラムスティックが会場内で販売されています、、、というお知らせ。

「そうそう、シグネチャーモデルなんか作れません。
僕のなんか作ったって「はぁ?」ですよ。」

「で、それさえあれば、明日スタジオに行けば、、

・・・なぁんでも出来るんです^^。
・・・ちょっと嘘つきました^^;;」
(どこまでもホラ吹き倒しておられます^^;)

でも、その話がすごくおかしかったので、、ドラムは全く叩かない人間ですが、、買ってきました。
いや、、拝んでおくといいかなあ、ご利益あるかなあって(←ナニに?!)
で、その紹介してもらう間中、カースケさんてば、そのスティック片手にポーズ取っておられました。
・・・もうオチャメすぎます^^;


これが噂の、ドラムがうまくなるスティック^^

で、続いて誠さんの写真集の話をしかけるも、、、
ちょと思い出し笑い、、お客さんに叱られてましたが(笑)。

「いやあ、すみません、こういう人間なんで、、もうわが身を呪う毎日」^^;;

一生懸命、話そうとするんだけど、、あっさりと誠さんに、、

「んー、でもそれじゃ売れないと思うけど。その心意気は伝わってきた!!」

そのお返しと言うわけでもないでしょうが、

「このヒトは、ホントにすごいです。
あのね、手袋してりゃ、誰でもうまく弾けるってもんじゃないですよ」

誉めてる部分と微妙な部分が混在しています(笑)。

マ「名古屋の皆さん、今度ライブで佐藤研二の名前を見つけたら、必ず見に行ってください!!」

サ「必ず行って・・・指を差して笑う」

・・・えっ、それでいいの?!ま、いいかって。えーー(笑)。

「でね、僕の写真集は、、入口近くにあるので見つけたら、、全員買ってください(笑)」・・・やっぱ全員^^;?

まあ、このライブに関しては、「シゴトの3倍は頑張っている」というサトケンさんに対し、
「うん、まあそうだけど(完全否定せず^^;)・・・いや、シゴトも頑張ってるって(笑)」と、誠さん。

本物のクリームになんて、及ばない、、、及ばないでしょうけれども、
その憧れに対して進んでいる感じが好きなのだと。

忙しいかもしれないけど、
忙しい時間を少しこちらへ寄せて、
好きなものに時間を使いましょう、と。

自分たちもデビューして10年くらいまでなんて、
そんなコト考えもしないでいたけれど、ここのところ、、
最近また、、自分が昔夢中になっていたこと、、そのころのパッションはなんて素敵なんだ、、
と思えるようになってきたのだそうです。

だから、、別にクリームでなくても、、何でもいい、
何でもいいから、好きなものを自分の傍らに置きましょう!!
他のヒトに嫌われたって、笑われたっていいじゃないですか・・・・佐藤みたいに。
(・・・そういうオチか。ココで再び「天国への階段」^^;)
といわれた当人は「おっしゃるとーり!!」^^もう余裕ですね^^

(遠めで見ていても、その熱い語りのあまり、いつものことではありますが、
この日も、ツバがばんばんっ飛んでいたのがわかってしまいますた^^;)

で、、、自分たちの気持ちを、本心を投げかける、、、そんな唄を最後に。
皆さんに会えて嬉しいという気持ちを唄います、、、、

「I'm so glad」!!

途中のベースがメインでソロを取るところでは、
誠さんが最後の方へ、少し中央寄りにギターを弾きながら立つことが何度かあったんですけど、
そうやって出てきて、「ベ・ー・ス・に・ち・ゅ・う・も・く」というジェスチャをしてらしたり^^
やっぱりチャーミングでいらしたなあ^^♪

最後には、3人が前に出ていらしてご挨拶。
ちゃんと、、ジンジャー役のカースケさんを真ん中にしようよ、、、
と、促す誠さんがやっぱりらしかったかな^^

================

全編がクリームのカバー。
このライブのクロコ編の後、私なりに随分勉強しました^^
すごく楽しかったな^^

今回もまた、お三方のクリームへの愛、ロックへの愛がもう思いっきりほとばしり溢れていて、
本当に素敵なライブでした。
趣味、道楽となんのためらいもなくあっさり言い放つけど、全力投球ですから。
もう、あんなにみんなで先を争うように^^、自分の思いを一生懸命語りまくろうとされるのもすごく素敵。
普段音楽をお仕事にされている方々ですが、元々は音楽ファンからスタートしたんだってのが、
改めてわかるし、そして今も変わらず、音楽ファンなんだってこと。
音楽ファンの先輩だってこと。
こういう方たちの思いにも、時々は触れていかなくちゃイカン!!と思いました。
座談会・ライブ・・・いろいろと感じたり、私なりにすごく勉強になったことも(知識のことを言っているのではありません)
多かったのでした。ホントに実り多かったです!!
ちょっくら無理をして駆けつけてよかったと思えます^^

「ありがとう、クリーム!」ありがとう!!
いつになるかはわからないけど、
リユニオン、、すごく楽しみにしてますからね^^
ゼッタイ実現してくださいよ!!

後で聞いた話です。
私は前の方に座って見ていたのですが。
まあ、途中で気づくと、、あれっ立見!?
更に後で聞いたら、その階段のところまでヒトがぎっしり埋まってて凄かったらしいんですよ。
やっぱり、、、クリームやるぞっていうと、凄いのね~!!
ひゃあーーーー。            


セットリスト

1セット
1 DESERTED CITIES OF THE HEART
2 POLITICIAN
3 SITTING ON THE TOP OF THE WORLD 
4 WE'RE GOING WRONG
5 SPOONFUL
6 BORN UNDER A BAD SIGN
7 CROSSROADS
8 TOAD

2セット
1 SWEET WINE
2 SLEEPY TIME TIME
3 AS YOU SAID
4 SWLABR
5 Sunshine of your love
6 WHITE ROOM

アンコール
1 BADGE (w/片山さん(key))
2 I FEEL FREE (w/片山さん(key))
3 I'M SO GLAD


実は、一緒に見ていた方から後日メールをいただきました^^

多分、これではなかろうか、、と言うことで教えていただきました^^。

She Walks Like A Bearded Rainbow
(彼女は、ひげの生えた虹のように歩く)


もし、異説などご存知の方いらっしゃいましたら、
ご一報いただけると大変嬉しいです^^
追加情報があれば、ここで増やしていきたいと思っています。

※こちらの掲載について、くまじゅんさんにご協力いただきました。
因みに、文中にある誠さんがポケットにしまいかけた・・・^^;
貴重な貴重なチケット半券の持ち主でもいらっしゃいます!!

ありがとう、クリーム!@名古屋(その2)

2005年11月22日 | 2005年ライブ・イベント
その1から続く。

「Spoonful」の間奏のバトルは、
誠さんが「座談会」でお話されていた「三者はイーブンである」がはっきりとわかるものだよね。
ただ単なる、ギターソロでなく、ドラムソロでなく、ベースソロでなく。
1つのパートのソロを他の楽器が支えているというのとは・・・全く違う種類のそれであります。

一斉にみんなの音が鳴ってるんである。
でも、よーく聴いているとそれぞれが「ナンか」をやってるようにも聴こえる。
でも、不思議なことに全く音の塊がバラけてはいない。
まとまってるようで、それぞれがソリストってイメージがワタシにはある。
それぞれの音をあの爆音の中でも、把握しているってことなんだろうなと思う。
聴けば聴くほど不思議なんだけど、そのスリリングな感じと相まって、、気持ちがいいんだこれが。
どんなに爆音でもねー^^

今回も、前回に倣って三者がそれぞれボーカルを取ります。
比重は誠さんが若干多いのかも、、だけど、それはまあまあ順当なところか^^
中でも、カースケさんのボーカルってのはとても貴重かと、、^^
昔の邦題(今でも?)「悪い星の下に」。
前回クロコで聴いてて、
こういうの大好きだなあ、大好きだなあと思ってて。
そして、その後違うライブにて、、これを思いがけないところで思いがけないヒトで聴いて。
これまた盛り上がっておりました。個人的に。
(そのヒトとは、裸足のギターマン柳沢さんです。唄の味がぜんっぜん違っててこれが面白いんだよ^^余談だけど。
そのとき柳沢さんの譜面台のメモに、born underとだけあったのは、これなんだあ、、とつい最近気づきました、遅っ^^;)

と、、ここまで来て、、

「さあ、有名な曲をやりましょうか!!」

いえーい。

「有名な曲やっていいのかっ、「十字路」って曲をやるぞ、ピックなんか取り変えてやるっ!」
(出来たら使用済みマコトマンピック欲しいっす。)

「この中で「十字路」(あくまで日本語^^;)・・・フルコピーしたことあるヤツいるだろう!!
・・・オレも・・・まだ途中だ!」

えっ、そうだったの^^;;;
、、、ここはもう点火済みの誠さんです^^
お客さんに向かって、以上のように軽く吼えられました^^
(でも、誠さんだと完全にワルワルでないのが、ちとカワイイかも^^;;;;←ごめんなさいっ。)
もちろん、、「十字路」とは「Crossroads」のことなのであります。
古いレコードには、邦題「十字路」であったというのは、2年前のジロキチで爆音を鳴らしたときにもお話に出たものでありましたね^^
本物のリユニオンのときは、少しゆったりめになっていましたが。
・・・これはもうナニが何でもココロ躍る曲でありましょう^^
昔の方のクリームのライブ盤そのままに、スピード感のあるエネルギッシュでスリリングな「Crossroads」であります。

曲終わりにね、真似てサトケンが、、

「サイトー・マコトー vocal!」

ていうんだな^^

それに答えて誠さんも、

「サンキュー、ジャパン!!」

て^^

会場から「完コピえらい!!」の声がかかりましたが。

とても正直な誠さんは、

「いやあ、最後の方はちょっとあやしかったあ^^;中学のときからコピーして未だに全部出来ない」

と、ついおっしゃってしまうのでありますが、
それを受けてサトケンさん。

「やればやるほど遠ざかるゴールです、終りなき道ですよ

。、、ワタシの言葉で言えば、、「前へ前へとバックする!!」」

やたっ!!でたっ!!!(笑)

これには、誠さんも大喜びでいらさいます。
これは、クロコにいらした方は耳にした記憶があるのではないでしょうか^^
残念ながら、前日の神戸ではこの名言が出なかったそうでありますが。

これを最後に、、後半戦はもっとグラングランにして上げますから、、、
と、予告されるお客さん(笑)。
そのあたりに血反吐はいて倒れるくらいらしい(笑)。
・・・望むところだー!オラー!みたいな(言わなかったけど^^;;)

そして、前半最後の曲は、、、
カースケさんフューチャリングで、、
「ニホンゴのタイトルは?・・・君っ、昨日と同じこといいなさいっ!」
と、誠さんからサトケンさんに振ります。

「・・・僕のことです」(プッ^^;;・・・予習済みだったので吹いちゃいました^^;)

みんなで声を合わせて「いやな奴!!」。
「いやな奴、人生が自虐的っていう」(笑)。
(「TOAD」といいます。意味・・・・辞書ひくと多分そのまんまだと思います^^;)

で、せーのーって音を出した途端、、

、、、あららっ、不協和音か、これ^^;;;;?!

と思うなり演奏をストップ、、、
誠さんのギターからは悲しげに「天国への階段」が流れ、、(笑)。(まさかここで聴くとはね^^;;)
誠さん・・・やっちゃった模様です・・・・^^;;

「・・・ごめん、C弾いちゃった。さっきあれほど楽屋で確認してきたのに、、
Eだって言ったのにダメなやつだぜ、オレって奴は(しょぼ)!!」

「じゃあそこで、ちょっとWe're all aloneを、、、(笑)」
とサトケンさん言われて、、、誠さんっ、、唄わない唄わない^^;;
もう、なんかの罰ゲームですかい^^;

マ「ヒルトンに泊まってるらしいよ」(会場の細い道を挟んで向かい側がヒルトンホテルでした。)
カ「・・・見に来ないかなあ!」
マ「見に来ない、見に来ないっ(笑)。そこに(ボズが)居たら、オレはびっくりするよ^^;;!!」
サ「・・・オレにも唄わせろって」

だから、、、ないないないないない(笑)。

さすがに、少ししびれをきらした(←そら当然です^^;。)カースケさんがうまく割り込んで

「アーユーレディ!!」

(笑)・・・もうコンビネーション抜群だなあ!!

マ「ほらほらほらっ、、ちゃんと手がEに!!」(笑)。
って・・・これはいつかどこかで・・・・何度も聞いた台詞だ(爆)。

気を取り直してもう一度です^^;;
「TOAD」。
ジンジャーのソロ見せまくりな曲なわけです。
殆どがドラムソロなわけです。
最初のところを3人で合わせた後、

「後はまかせたっ、、」

と言わんばかりに、それぞれ楽器を置いて誠さんとサトケンさんはステージを降りてしまいます。
ええ、そういう曲。ワンマンショーです^^
ホントにですね、間近でカースケさんのドラムソロばかりを凝視できるチャンスですよ!!
こういう時、いつも思うんだけど、あんなにスレンダーでいらっしゃるのに、
なんつーパワフルな音なんだ!!と思うんだね。
力任せじゃないことだけは確かでしょうけれど。
口あんぐりとは、このことなのです。

ジンジャーのをこないだDVDで拝見したとき、
なんだか面白いリズムを叩き出してるなあと思ってみてました。素人なりに。
カースケさんも「コピーしがいがある」とインタビューでおっしゃってたような気がする。
それでも、カースケさんのフィルタを通して出て来るときは、
少しロックっぽくなってる気がするのは、私だけでしょうか?
あまりにもかっこよいので、きゃーきゃー、ひゅーひゅー、、
爆音でかき消されるのはわかっていても、やらかしてました^^
やっぱ、それはかっこええ!! すげえ!!というのは、何としても伝えなくちゃと思うのですよ。うん。

佳境なところで、頃合を見計り誠さんサトケンさんがにこにこしながら出てきて、
カースケさんの大事な大事な私物の「パーフェクトシリーズ」のアナログレコードを高々と
2人で掲げ(ちょうどカースケさんのアタマの上)、、
ドラムの後ろに立って、、Vサインお2人でしています(笑)。
時々、ひゅーひゅーなんて言ってたりもします^^

最後のところで、ドラムロール&スティック投げ上げ&キャッチ^^!!
・・・ちゃあんと、上を見て高さを測っておられるのがさすがだ^^
今回は一発で成功しましたー^^よかったよかった♪
(前回、取り落としたスティックが目の前に転がって、ワタシの足元にポトリと落ちて来ました。
すごくささくれ立ってました。あれを目の当たりにした時は、ほんとにびっくりしました。
スティックもだけど、それくらい近くにドラムセットがあるってことなんです。)

でもって、、休憩でーす♪
(なんと、10分休憩しか取れないそうな、、^^;なもんで、
この休憩での素早い過ごし方について、
もう色んな発言がステージで飛び出しましたが、、
文字にして流すの・・・ちょっくら考えちゃうんで(笑)・・・割愛しちゃっていいですか^^;;;;)


=======

2セット

皆さんさすがに激闘のあと。全員お着替えされています^^
サトケンさん、濃い目のピンクのシャツ、
カースケさん、黄色のTシャツ、
誠さん、紫と白のラグラン袖のロンスリ。袖とかが紫です。
誠さんは、帽子も変わっていますのだ^^
これは、多分クロコのときと一緒、ベレー帽です^^。

えっとですね。
・・・いきなり、、みんなで最初の音確認してるんですけど、、、
・・・コーラスの音が、、、
・・・大丈夫?(ぢぶん、殴られて来いっ^^;!!)
これは、「Sweet wine」でのこと^^

「Sleepy Time Time」の後でのこと。
新展開!!

「よし、「あ」のつく言葉を言おう・・・・せーの、ありがとう、クリーム!!」

と3人でご唱和^^

「・・・決まったね♪決まった決まった。きゃはは」

ご満悦な様子ー。
と、それはそのフレーズのことかと思ってたら、、
赤・黄・紫・・・お三方の服の色。
サイケデリックだねえってことだったらしい^^

それをうけて「下らないこと、言っていいですか、先のない話」と、含み笑いつうか思い出し笑いをするサトケンさん。
それは知り合いの方のお話。
サイケデリック・・・カタカナでは知っていたけれど、、
英語の綴りを見て、、、、そのまま

「プシュケデリック」って(笑)。

負けじと(なんで?)カースケさんも「イブ・サンローランをイブ・セントローレンって読んでた」
更に負けじと(だからなんでなのー^^;;?)「原(現・巨人軍監督)のいた、東海大相模を「とうかいおおずもう」って思ってた」(こりゃまた古典的な^^;;)
前のヒトより、何とか面白いことを言いたいらしいです^^;

「ねえねえ、こんなことやってていいの?」と、カースケさんに促され、
誠さんはアコギに、サトケンさんはチェロにチェンジします。
会場も「おおーっ」て感じです^^
その間、誠さんに「説明してて」とおおせつかったようなのですが、、
「この編成だけで、何の曲かわかる方いますか?」・・・「ボズ・スキャッグス!」誠さんよこはいりー。
「んじゃ、やる?」ってカースケさんが言うと、、「くどいの僕の悪いとこですよ^^;」とサトケンさんも。
「・・・ちょっとサイケデリックな曲なんだけど、、、」
てなったらば、またさっきの「プシュケデリック」に話が、、、、以下略(笑)
誠さん「もう、吉本じゃないんだからー」って・・・みんなでやっちゃうくせにー^^

ふっと、立ち上がってサトケンさんが話そうとすると、
誠さんは気になってしまうらしく、、、

「こいつはマジメな話するのか、ギャグを言うのか、、」

思わず身構えて、目を見てしまうらしい、、、でも当の本人は。
「いや、それはですね、、僕にもわからないんです」・・(えーっ・笑)。

誠さんが曲について、少し補足説明。
如何にフクザツな曲であるかと、、、
はっきり言って「譜面がないと弾けない」という。
そして、ここだけ2人がアコースティック楽器に代わるため、、
カースケさんの音だけがおっきく出てしまうことを考え、、
「この曲だけ、ボリューム下げてください」と誠さんたちがPAさんにお願いすると、
「人気ねえなあ、オレ」(笑)ってカースケさん^^;そんなことないですってば。

「As you said」。

「これを演奏するのは、世界初の快挙だろう」と自画自賛、、、
数あるコピーバンドでも、、「さすがに、これは避けて通るだろう」みたいな^^
これは、サトケンさんが、チェロを弾けるからこそ実現できるセッション。
「やったあっ!!」サトケンさん、自画自賛!!(あ、韻を踏んでいます^^・・・くだらなー。)
「ありがとう、クリーム!」のおかげで、この曲を知りました。よかったす。
これは実は、かなり好きです^^たとえ変拍子がてんこ盛りだったとしても^^;
カースケさんがボーカルを取る曲なのですが、、
曲終るなり、、、「難しかったー、、ちょっと間違えた」・・・カースケさんにして!!ですよ?

手袋がナイチンゲール・・・(でたっ)と、サトケンさんが探しておられますが、、、^^;;;
次は「これはさー、ホントはなんて読むんだろうね」と、誠さんがいつもおっさる、、「SWLABR」。
「スーラバーって昔っから読んでるけどさ」サトケンさん、「ゼッタイ嘘ですよ」って。

マ「何かの頭文字かねえ、、それとも勢いでつけちゃったのかな?」

サ「どなたか、この会場でタイトルの由来を知っている方はいませんか、
その胸にそっとしまっておかないで、みんなでシェアしましょうよ」

「斎藤さんのヨミはどうですか?」と、聞かれて「歌詞見てるんだけど、別にねえ、、」と言ってると、
カースケさんが「なんかの頭文字じゃないの?」・・・・今それはオレが^^;(誠さんもビシッと指摘^^;;)・・・話聞いてません^^;

「頭文字と言えば・・・。僕みたいなヒップホップ好きは・・・」とサトケンさんが言い出したのを、、
これまたゼーーッタイに聞き逃さない誠さん、ああ素通りしなくてよかった^^;

「なぁにぃー!?、今何ていったの?」

本日楽屋に、おいしそうなみたらし団子の差し入れがあり、
それはを目の前にしたとき「ヒップホップ好きに言わせると・・・MTR!」サトケンさん、誇らしげです(笑)
誠さん、「み(M)た(T)ら(R)しだんご・・・・?」って^^;
「だから、クリームもヒップホップ好きなんじゃないかと・・・」ヲイヲイ、サトケンさん、そんな強引な結論っ^^;;;;?!

「サンドウィッチ・レタス・アンド・ブレッド・・ライス・・」

まあだ頭文字で頑張ってるヒトがいましたよー(笑・カースケさん面白すぎです。)

・・・それは新説だわ、、
またまた笑わせていただいたところで、カッチョいい「SWLABR」ですよ。
何か、、最初に聴いた時から、、タイトルのことも気になったけど
すごく好きな曲の1つですね。
うん。ナニがってかっこいいんだもん、ひたすら♪

そして、そのまま「Sunshine of your love」へと、繋がっていくのでありました。
昔は、皆さん少年時代にこれを聴いて「うわっ、カッチョイー」なんて思ったのだそうな。
昔は、「最近のクラプトンはー・・・、なんて呼び捨てにしてたもんですが・・・今じゃとてもとても」、、と始まり、、
みんな一斉に話し出したそうだったので、、ここで誠さんがまずサトケンさんに譲る。
クラプトンを「バックレス」のツアーのときに見に行ったものの、、
「アルバート・リーの方が早いじゃーん」と言っていたのだそうな。
もう、少年が好きなものは「強い、速い、黒い」しかないのだと力説!。
そうなの?というカースケさんに
「そら、そうですよ。ピンク色で強くて速いのなんかだめですよ」・・・なんのこっちゃ^^;
と言うので、、「え、だってピンク(着てんじゃん)」(爆)・・・またまだ冷静に指摘しちゃうのでした^^

誠さんは、ソロの「アイ・ショット・ザ・シェリフ」が入ってきたのをよく覚えてるそうで。
深夜のラジオ放送で初めてそれを聴いて、、

「うそだーーー!!」

って、思っちゃったんだそうな。確かまだ10代でいらしたとか。
曲はレゲエですもんね、、悠長な感じに思えてしまったらしく、、「ちがーう」(泣)。

「よしっ、これから20分くらいソロがくるぞーー!!て思ってたら、
・・・そのまま終っちゃった(涙)」

思わず、ラジオを床に叩き付けそうな仕草、、、余程当時衝撃だったのですね^^;
その頃はすぐには「オーシャンブールバード」は、よくわからなかった、、
暫くたって、「レイドバック」というのがわかってきたそうなんですね。
ライブツアーは、来日の度に行ってらっしゃるそうですが、、
正直見に行っては、、、「うーーん」(唸)ということが続いておられることや、、
そのときのアーティスト写真の件でひとしきり、、
昔のミュージックライフ誌で、眺めていた頃から、、
1ヶ月経つだけで、髪の長さが違ってたり、、ヒゲがないのが凄いことになってたり^^;
おいおい、白人てすげーなーって真剣に思って眺めてらしたりしたそうな。

で、、誠さん「次が最後の曲です。・・・・便宜上、最後です」(笑・いつものですね^^)
「斎藤さんは、正直者だ!!!」ってサトケンさんが言ってました^^
ええ。いつにもまして、そのまんまでは終われない理由があるのです^^
そういうやつが、壁の向こうにいるんです、と。誠さんが福岡から連れてきちゃったヒト。
その彼が来る前に、、、^^

その曲・・は多分アンコールの筈ですが、、
ベレー帽についているバッヂをすんごく自慢されました(笑)。
わざわざ、見えるように少し前に帽子をずらして見せて、、

「オマエら、これ何だか知ってんのかー!!
これはなっ、
スティーヴィー・レイヴォーンから手渡しでもらったんだぞ、

ぐわーっはっはっはっは

わーっはっはっはっ!」

・・・あっ、誠さんが壊れちゃったよう^^;

会場一瞬呆然・・・というか、キョトン(笑)。

「あれ、今、オレどっかいってた?帰ってきましたけど」(笑・ええ、壁の遥か彼方に^^;)

まあ、それだけ自慢の品ってことですな。

(この話は、誠さんがラジオでされてたのを聴いた記憶があります。
実際に彼に、インタビューをなさったときに、記念にいただいたものだとか。
ライブのときに、これをつけていると
「うまくやれる、うまくギターが弾ける」というような気がするっておっしゃってたような)

その後アンコールで出てくるお方のお話をひとしきり、、、

「あいつ、自分で来るっていたんでしょ」「泊まり(の費用)自分で出すって言ったんでしょ?」と、カースケさん。
「1曲でいいからさ・・・」ってことだったらしいんですが、、、
話をした誠さん「どうもその目が、口調が、、「1曲じゃヤダ」って^^;
んじゃあ、「しょうがねえなあって」^^;
クリームでキーボードの入ってる曲があったな、、、と再度洗い出し。
「こんな曲も、やるかい?」って、メールしてみたら、

「やるーーーーーーっ!!」

って、多分、絵文字とか使ったんじゃないかと思われる、、
すごいメールが返ってきちゃったんだそうな^^;ああ、目に浮ぶよなそのやりとり(笑)

で、そのオトコを呼ぶ前に、、、1曲と。
「この曲は、みんなで手と手を取り合って・・・」と、
誠さんから「あー」コーラスについて、非常に大雑把な(爆)ざっくりとした指導があり(笑)。
各自、好きな音を取ってくださいって。(マイナーコードで^^)
「皆さんのやる気を見せてください」という、サトケンさんのお言葉もありましたが、、
でも、結局めんどくさくなっちゃったのか、、、
「曲中ずっと「あーー」ってやっててください。そしたらどっかで合いますから、、」(ヲイヲィ^^;)
「おー、だんだんロックぽくなってきたぞ!!オレはわるいぞー!!」(誠さんが大喜び^^)
「白い部屋って曲をやるぞーー!!」
もちろん超有名な「White room」です。
かなり、気合いの入った誠さんのボーカルが印象的でした、、のってきちゃったぞー、おーい^^

その3へ続く。

ありがとう、クリーム!@名古屋(その1)

2005年11月22日 | 2005年ライブ・イベント
ありがとう、クリーム!
(Cream 再結成記念企画ライブ)
「日本における、最強のクリーム コピーバンド^^・・・たぶん」の解散ライブ^^
 
2005年11月22日(火)@名古屋ハートランドスタジオ

~ 出演 ~

河村"カースケ"智康(ジンジャー)

佐藤研二(ジャック)

斎藤 誠(エリック)

※表記の順番は本物に倣っております^^。

そしてスペシャルゲスト^^ 片山敦夫(key)
・・・この際、creamに鍵盤楽器があったけか、というツッコミはなしです(笑)
   
そして、こんなポスターがー。


※思いのたけを、どかーんとぶつけて書いたので、
勘違い思い違い、たくさんあると思いますが、、どうぞ大目に見てやって下さいませ!!

事の発端。
それは、夏、ネブラスカのためTOKUZO(名古屋)に行った時のこと。
いち早く、、、入場のときに配布された、、
アンケートやパンフの中に、それを発見してしまったのが、
今回の、、そもそもの事の始まりなのでした。

「あ゛ーーーっ!!!」

それが七夕の夜、原宿クロコダイルを揺るがした爆音の集い、、
クリームファンの集いとも言えるが、、
「ありがとう、クリーム!」
こちらが神戸と名古屋で再演、ツアーをする運びとなったという、、、
それを知らせるチラシだったのです!!
それは悲鳴あげるでしょ。

てなことで、、
即・カレンダーを思い浮かべ、、
神戸は、どう頑張っても無理っ。
じゃあ、名古屋を何とかしようか、、、
と、今年最後の遠征の計画がアタマの中で出来上がってしまったのでした。
もう、ただのバカです^^;

*****

今回の場所は名古屋駅から地下鉄で1駅。
伏見というところにあります。
ハートランドスタジオ。
確か、訊いたところによると、デビュー当時とかも出演されたことのある場所なんだとか。

伏見界隈は行くたびに迷子になりかける私^^;
ホテルもその近くにしたのに、
地下鉄から出た途端、一瞬にして方向感覚を失いました、、
電話してフロントの方にナビしてもらいました。
でも、わかればそんなに難しくないんだが。
でっかい建物たちに一瞬幻惑されるらしい(←田舎もん^^;;;)。

今日の会場は、細い道を挟んで、
目の前が真新しい、綺麗なヒルトンホテルが建っていたのでありました。

ちらっと会場の方を覗きに行ってみたら、、

あ、、こんなものがありました。


こんなものの正体はこれっ!!

いったいいつの間に、、
誰がこんな素晴らしいものを作っていたのでしょうか!!
素晴らしいぞ、名古屋!!
当然・・・さっそく写真を撮った次第^^。

======

そんなに早くもない、遅くもない整理番号でしたが、
急遽参戦を決めたお友達やら、、
かねてからご連絡をいただきながら、、
ご対面がなかなか叶わなかった方やら、、やっとこさ、お会いできたり♪
それも、ライブの楽しさでありますね。

整理番号に整列後、、
順次階段を降りて、会場内へ。
ん、、これがライブハウスよねって感じのとこに、、
ありがたいことにちゃんと椅子が並んでいます^^
いくら爆音でも、ずっと立ってるのはキツイので^^;
ホントにありがたいのでありますm(__)m

やや、ベース寄りの位置の前から二番目くらい。

・・・まともにくらいそうな、、^^;
・・・逃げ場がなさそうな、、^^;

そんなとこ。

ステージ上は、クロコと同じで、
向かって左から、ベース、ドラム、ギター。
そして、前の方にはおなじみ「お楽しみ座談会」用^^に、
椅子が3つとマイクが3つスタンバイ。

あ、因みにギターさんのボーカルマイクのとこには、
マコトマンピックが数枚ささっていたかと。

(遠目でも、そのマコトマンの姿はちゃんと確認できた、いぇいっ!!)
終了時に確認してみたらば、殆ど残っていなかった気がする、、)

==============

そしてライブがスタート、、、
てゆーか、座談会がスタート、、^^

まずは、誠さんとカースケさんがご登場♪

マ「どーも、こんばんはー!!」
カ「こんばんはー!!」

途端に「同じ芸風でどうすんだよ」とカースケさんに注意する誠さん。
(えっと、、芸風は違えた方がいいものなんですかっ?!)

マ「(カースケさんを紹介して)ドラムのジンジャーです」
カ「(誠さんを紹介して)ギターのエリックです・・・ていっても、司会のエリックじゃないよ」(笑)。
と、とりあえず紹介し合うお二人。
「まあ、座れよ」と、誠さんが言って2人とも椅子に座られる。

そこで、まずは今日のライブの主旨について誠さんから
(「最初は硬く行くよー」って^^)説明があり、、
今日は思う存分やるぞー、ちゃんと耳栓は持ってきた^^?って。

この座談会のメインゲスト(笑)サトケンさんを呼び込みー♪
もう既に手袋(何度かご覧になった方、お好きな方には説明するまでもないかもしれませんが、、
ベースを弾くとき左手に手袋をされるのがトレードマークなんです^^)なんざしてらして、、
両手を高々と掲げ、、こういう状態です。

Y(^-^)Y

・・・。

(この後、みんな節目節目で真似っこしてました^^;;;)

そこで「名古屋出身」と紹介されていたものの、、
自己申告をして、、、

「名古屋市内じゃなくて、正しくは豊明(とよあけ)なんです。
一緒にされたら(今日は名古屋の方たくさんいらっしゃるので)大変困るって言われますので^^;;」

堂々とこの土地で言い放ってしまったら、
「それはもう喧嘩を売ったも同然」とのことで^^;;いちおう、尾張の外れの外れっなんでてことで、、、^^;
こういうお話、、以前も某職場で聞いたことあるなあ、、、
なので注意しましょうって(え、そういう話じゃない?)

今回も、RAH(ロイヤルアルバートホール)
もしくはMSG(マジソンスクエアガーデン・・・この場合マイケル・シェンカー・グループではありませんっ)まで、
クリームの再結成公演を見に行かれた人がいらっしゃるか、、質問されておられましたが。

おおっ。

クロコでは1人だったけど、、
5人(誠さんカウントによる)!!
しかも、そのうち1人はRAHを全日程行っているという!!

「じゃあ、彼に語ってもらった方がいいかも」

とか、、

「ちゃんと話さないと、オマエらうそつけって、言われちゃうね」

とか言いつつ。

実際にその時のチケットの半券を持ってらっしゃる方もいて、、
皆さんにお披露目もあったりして。

・・・誠さーん!!そのままポケットにしまわない、しまわない(笑)。

(因みに、その日付がサトケンさんが見た日と同じ^^喜んでらっしゃいました^^)

「オレたちだけで見ちゃいけないんだよ」
と、誠さんが言ってみんなにも見せてくれます^^

ただ、その全日程行った方は20代前半の男性で、
逆に、そういう若い方は珍しい、、、とのことで。

「・・・オジイサンが多い」

と彼が言ったとこのコトバを逃さないサトケンさん。
(自分が言われたんじゃないかっ!!、、と思うとピクッと反応するらしいです。)

このトーク、既にこの日で3回目。
でも、「どうだった?」と聞かれて次はちゃんと答えようと考えてらっしゃるのだけれど、
でも、毎回うまくいかない、、
今回もまた「胸がいっぱいで、コトバになりません」、、とのことで。

サトケンさんが見ていた場所は、ちょうどジャック・ブルースの右肩上くらいだったそうです。
で、今までさんざんレコード・CDで聴いてきたもの、、
その場のノリというか即興と思っていた部分が、
実はきちっと最初から構築されていたものらしい、、ことがわかったのだと。
そんなフレーズが次から次から出てくるものだから、、

「さんざん、誠さんが「レコードの溝を、顕微鏡で見てたようなフレーズ」
(笑・おわっ絶妙な言い回し。それをきちっと拾う誠さんもすごい^^)が、、
あらら、あららって言ってるうちに行列になってやってきて、2時間半経っちゃいました」(爆)

当時、仲が悪いって言われていたけれど、

「ぜっっっっっっっっっったい、

(思わず、息止めてしまいましたから、ワタシ^^;誠さんも、かくってコケてました^^;)
そんなことはない、もしそうだったとしら、あれだけのものが出来る訳がない」

(そのときに、あんなこと、、あんなことっってサトケンさんが言ったので、、

「二回同じ事言ったよね?」

と誠さんが言ったら、、

「・・・それは河村先輩に倣ってですね」^^;と言い訳(笑)。

「ねえねえ、ねえねえ」みたいな^^。

「あ、カースケさ、同じ事二回言うよね、、よく斎藤斎藤って呼ぶよね」、、って誠さんも同意。
ええ、今回は事務所のエライ方もいらしていないとかで、
ナニをやっても言っても怒る人がいないので、
「放し飼い」状態なんだそうで・・・(笑)。もう、好きなようにやってらさるとか^^;;)

とおっしゃいます。
むしろ、周囲の人の話に尾ひれがついていったんじゃなかろうかと、、、

とはいえ、当時ではありえない、、というふうに聞きますけど、
ジャックとジンジャーがハグしてたりとか、、そんなシーンもあったとか。

今回DVDが発売になったことで、
誠さんも改めて発見したこともあったようで。

そのいち ジンジャーがヘッドセットをしている!!
語りのうた「ねずみといのしし」をやってる!!
当時では絶対にありえない、、とのこと。

そのに ベードラのペダル、、でよいですか?
の関係だろうけれど、ズボンの裾をまくりあげている、、まあそれはいいとして。
(しかし、そのままステージ中央に出てきちゃうのはいかがなものか、、
と誠さんはおっさっています^^;)
しかも、ちゃんと黒のソックスに黒の革靴とは!!
踏みづらいでしょうに、、スニーカーとかにすればいいのに、、
あくまでも頑固に黒い革靴なんだよねえ、、
という誠さんに、、

「先輩に意見するようでナンですが、、、」と、サトケンさん。
「不覚ながら、、(その場で見ていて)あれっ!?」と思われたのだそうですが、、

いやいや

「アレ?って思ったオノレが悪い!!!
だいたい、ジンジャーが間違ってるわけがない!!」

(ここで笑いが雑じりつつも会場拍手。)

「だからね、ホントはカースケさんも黒い革靴履いて、裾まくり上げてやんなきゃだめです!!」(キッパリ!!)
それを受けて、、「・・・、オレ、すね毛ないんだよなあ」・・カースケさんっ!ぼやくポイントが違っています^^;

それと同様、昔聴いたクリームで、、「んー、これは??」と思ってしまったとしても、

「・・・そう思ったオノレが悪い。いかんっ!!よくなるまで聴かないと!!」

の意気込みであったそうです、、皆さんそうみたいだね^^。
あ、今も私はそんなとこあるかも^^;
なので、あれが確立されたオーセンティックなスタイルだと^^
だからドラマーはみんな、黒の革靴でズボンの裾めくって・・・ってんなわきゃあない(笑)。

カースケさんが、ドラマガにも書いていらっしゃいましたが、
RAHのライブで使われた、ハイハットとライドシンバルは(現役)当時のものだったのだそうです。

「・・・モノもちいいんだね、アノヒト」・・・カースケさんアノヒト呼ばわりしちゃってます^^;
誠さんも思わず「なんでそんな冷静なんだよ^^;」。

それに、昔っから「オレはジャズだ!」と言っていた方で、、
「65過ぎで未だに、、「ジャズだ」って言ってんだよーあの頑固オヤジは、、カッコいいよねえ」とみんな感心しきり。
(私も見ました^^「オレとジャックはジャズ、エリックはブルースだから、そこらのバンドとは違うんだ」みたいな発言でした、確か)

それとね、誠さんが「泣く話」「泣いた話」があって、、
「今から泣くよー、すごいよー、オイオイ泣きますよ、、」(それはそれはしつこく言いまくられる^^;)
「だからさー、早くー」と、カースケさん、、、
・・・そうやってツッコんでくれるのを、わざわざ待ってたらしいです、、、誠さん。
いつもと逆をやりたかったらしい(笑)。

それは、クロコの時にも誠さんがお話していたのですが、
今回のライブのリユニオンにあたってのリハのお話、、、
(プレイヤーマガジンにも出ています。よかったらバックナンバーを探してみて下さい。)
いかに、このライブに向かう3人の気持ちが、真摯なものであったかがわかるお話なんです。
それを「うまく話せないけど」と、言いながら誠さんがお話をして下さるのですが、、

「60過ぎてのあのパッション、あれは何だろう・・・バタン(本を置く音)・・・おーいおいおいおい(泣)」

話しているその時、「オレやばい、今も泣きそうなんだけど・・・くーーっ」
あくまで冷静なカースケさん「あ、泣いてる泣いてる^^」・・・^^
そんなのだから「仲が悪いわけがない。悪ければあんなふうに出来る訳がない、周囲の人間がいろいろと話に尾ひれをつけたんだろう」
と、サトケンさんがおっしゃるわけなんです。
カースケさんも「愛があるよね」って。

そして、やはりDVDのインタビュー内でクラプトンが話していた、、
「この三人が集まったんだから、これからもどんどんやるよ」
(同時期に活躍したバンドは、メンバーが欠けたりして再結成が殆ど不可能。)
というコトバに、、またもやここで泣きそうな誠さんなのでした。
再びカースケさん「あ、泣いてる泣いてる!」
いや、ホンットに愛してらっしゃるのですね!
なんとなく、コマーシャルベースに乗っかったかに見えるフシもあったけど、
あのヒトは、根っこは変わってないよねって。
でも、それにしても「あんなにギター弾いているクラプトン、久しぶりに見たよね」
とカースケさんおっしゃってました。
「・・・伴奏までやるもんねえ」と誠さん。
今は、ライブツアーでもサポートのギタリストもいるし、唄も唄うので、
クリーム時代に比べれば、圧倒的に「弾いていない」ので、
その点を物足りないとも、勿体無いともいう声はよく聞きますよね。

本日再現するのは、66~68年のあれです。ということ、、
で、
やはりクロコの時も、持参しておられましたが、
カースケさんの思い出のアナログレコード。
(ドラマガにも載っていましたっけ)かの「パーフェクトシリーズ」。
貴重な品ではあるものの、

「・・・ええ、ドラマーは物持ちがイイってことですね」茶化すサトケンさん^^

今回も、みんなしてレコードのつくりそのものにツッコミまくってましたが^^;
その写真の、、、その扱いとか^^;
シリーズ収録のアーティストが、あまりにも広範囲にわたりすぎること^^;
シリーズもネタが尽きたのか「スクリーンミュージック」なんてのまで^^;
挙句の果てには、そのアーティストの大事なプロモーションと思われるスペースに、
広告みたいなのが入ってるとか。
でも、最大に受けまくってたのが、、クレジットかな。

「歌と演奏 クリーム」

凄い時代があったのね^^;

中に使われていた写真の一枚。
サトケンさんによると、「Wheels of fire」(素晴らしき世界)の頃のショットらしく。
その帽子とか、インディアンジュエリーがカッチョよく、、
「アメリカで思わず買いそうになった」
らしいです。
でもね、
「それをしてるのはエリックだから、ジャックじゃないから、やめた」^^;そうな。
・・・・すげえ、ファンの道、貫いてますね!!

サトケンさんは、ジャック本人に実際に会いに行ったこともあるそうです。雑誌の対談で。
うわーー、すごいなあ、、、!!!
で、その時に、
使っていたベースをレコーディングで折ってしまった。
探しているけれど、いいものがない、、と話したときに、

今、みんなヒトに上げてしまったから、同じモノが残念ながら手元にない、、
こういうのがあるが、代わりにどうか、、
といわれたものがあって、「それはイラナイ」と断ったそうなのですが、、

それがなんと、、!!

今回RAHで使われていたベースのうちの一本。
バイオリン型のアレだったのだそうで、、

会場一同大きくどよめく、、

えーーーーーっ!!!

「あーあ、もらっときゃよかったのに」

「・・・人生でそういうこと、何度もあるだろっ」

と、誠さんやカースケさんにさんざんっ言われておられましたが^^;

「いや、そのときに下衆な気持ちを出してもらってたら、
今回のライブで使われることはなかったんだから、、余計なことはしなくてよかったんですよ」

とおっさってました。

更に、せっかく遠くから来てもらったのにプレゼントできるものがない、、
じゃあ、レコードにサインをしよう、といわれ、、
今は亡き、ジミ・ヘンドリックスがジャックにプライベートで贈ったメッセージがあって・・・
それを君に書いてあげようと、おっしゃったのだそうで、
それを紹介して下さったんですね!!

Stay beautiful
Stay yourself

(いつまでも美しく、いつまでもあなたらしく)

という非常に美しくも力強いメッセージ、、

「ききました?、ききました?、きました?、ききました?」4回もサトケンさん問いかけ^^

これをみんなでシェアしましょう、、
「ジミ・ヘン知ってる知ってる!」みたいな^^
ここで、みんなジミと繋がったという、ホントにホントに粋なお話なのでした。素敵でしょ、、
いいなあ、、このコトバ、、私の座右の銘にしようか、、(←勝手にもらお^^;;;。)

この時点で、あと残り5分。
座談会の最後に、「今回こだわったこと」ということで、お話があったのが、
楽器のセッティング位置のこと。
これ、クロコでもお話されていましたが、、、
ドラムが、現在のライブに比べて、(現在は、アンプより後ろにセッティングされている)
ものすごーーく前にセッティングされている、、ということです。
まあ、音響の問題などがあったとしても、、、3人横一線に並んでいるのがスゴクカッコいい^^!!
ベース・ドラム・ギター、3人がイーブン、、
誠さんの言い方をいただくと「誰がえらいじゃなくて、みんなえらい!!」
それでアイコンタクトを取りながら、プレイしていくというスタイルであったと。
今回は、それに倣います^^

カ「じゃ、今度斎藤のライブのとき、オレ前に出ようか?」

マ「(間髪入れず、ソッコーで抗議^^;;)やだやだ、それはやめてっ!うるさくてしょうがない!!」(爆爆爆^^)「、、オレはAORなんだからな。「歌手」だからな」

カ「そか。オレ、バックバンドだし」

「歌と演奏の「演奏」の方ね」とサトケンさん(笑)。

そういえば。
同じタイミングで、ボズ・スキャッグスが訪名されているそうな。(最もこのステージとは関係ない話^^)
それを楽屋で聞いて、なんか皆さんで俄かに盛り上がられたらしく。
「おい、今日の1曲目知ってるかー、We are all aloneだぞ、、嘘です^^;」
「今日はクリームやるぞ、っていいながら1曲めがそれだったら凄いだろうなって・・・くだらないよっ!」・・・誠さん^^;
(それは、ありえナイナイナイナイナイっ^^;、が、この後ライブ中にたびたび登場しちゃうのであります^^;)

てなことをしている間に、時間になりました。
(タイムキーパーは、今回も誠さん~♪)

マ「じゃあ、これから僕ら「クリーム」になってきます。そのための時間を2分下さい。」
サ「カースケさんは、革靴に履き替えてきます」(笑・まだ言うか^^;)。
マ「血も変えてきます」

といって、お三方退場。
すると、上からするするするっと白い幕が下りて来るではないか!!まあ、画期的^^
その後ろで、こそこそっとセットを整えるのですね^^(椅子を片付けるとか。多分。)

=========

1セット。

幕の向こう側でスタンバイの気配。

1曲目の「Deserted cities of the heart」が始まると、
するするするっと幕が上がります。

おおーーーっ。

誠さんは、、お色直しを済ませていた^^早っ。

(あ、座談会ではですね、、あの去年のAAAでのBohemiansのあのTシャツと同じ絵。
山高帽に、ハートのあのかわいいやつ。あれだったのだ^^♪
あれ、かわいいよねえ、、、すごく。あれに、ニット帽をギュッと被っているのだ^^)

クロコのときの1セットと同じでございます^^

すんごく、かっこええ、、(←よだれを垂らしてはいけません。)

ギター持って構える立ち姿が、、、(←ほらほら、よだれが流れてるぞ。)

勿論ギターは、ギブソンSG。だって、ほら。エリックだから^^
あ、唯一ちゃんと誠さんは革靴でしたから。ジーンズに革靴^^
気合い入りまくり、なりきり^^

覚悟はそれなりにしておりましたが、、ダイレクトに身体に響く響く。
重低音だから、腹に来るものだと思ってたら、、もっと身体の上に来るのですよ、、
肺のあたりが、ほんとにびりびりびりびり言うのです。嘘じゃないよ。
これは、ライブ中続きましたよ。
多分、、座った位置にも関係がありなのかもだけど、
カースケさんの、超キョーリョクなツーバスだとすぐに思い当たりました。
ひえー。クロコの時はあんましそれはなかったんだけど、、ほんとに、、ものすごく響いてるんだから!!
まあ、そうでなくても今回誠さんも予め宣言したとおり、三段積みなのでパワーアップしてることは間違いない。
こういうのを体験出来るのは、ライブに参加したある種の特権だよね。
・・・まあ、かなりカラダはってることになるけどね^^;

前回もすんごくいいなあ、すんごい好きだなあと思ったのでありますが。
「We're going wrong」
今回もまたよかったなあ!!と。
誠さんの唄がとても艶を帯びた感じなのと、そのサウンドと。
何と言っても、カースケさんの渾身のドラムでしょう。
先にまあるいのがついたヤツ(正式な名前のわかる方、教えて下さい。木琴とかマリンバ叩く時のやつみたいなの)
で、まさしく「ドコドコ」と響くのであります。
そのドコドコがすごくいいんだなあ、、、誠さんのギターと絡む感じがすごくいい。
ああいうのを聴いてしまうと、惚れ惚れしてしまうんだなあ、、うっとり(爆音だけど^^)。
しまいには、まあるいのについているカバーが外れるくらいでしたよ。

その2へ続く

THE ACOUSTIC "BAND" NIGHT (その2)

2005年11月03日 | 2005年ライブ・イベント
その1から続き、、

THE ACOUSTIC "BAND" NIGHT (その2)

そして、誠さんが、、ステージに戻ってきました^^

ここで、座談会^^;というか、
誠さんの質問タイムになります^^
おそらくは、ご自身大方わかる筈だとは思うのだけど・・・、
(通訳してもらう前にわかってらしたもん^^。)
お客様のことを配慮してのことでしょう。
お友達を通訳としてステージにお呼びになりました。
吉田玲雄さん。
何度か、雑誌POPEYEのコラムで誠さんの写真や文章を書いて下さっていた彼です。
そういえば、いくつかのライブ会場でお見かけしてたような気もする。

いくつか用意してきた(ちゃんとメモも作成^^)質問+ライブをご覧になっての質問をいくつか。
ウィングスに加入された経緯とか、、
日本人としては知りたいが、当事者としては果たして^^;;?!
というような、アノ質問、、(苦笑)。
それから、ギターの奏法についてもお尋ねになったかな。
フィンガーピッキングの、アメリカンスタイルと、英国スタイルについて実演していただけました^^
誠さんなりに、緊張されていたのでしょうか。
残念ながら、少し遠目だったので「緊迫感」^^;みたいなものがよくわからなかったのですが、、
何をどう思ったのか、、

「・・・ええと、野菜と肉はどちらが好きですか!」

会場一同・・・苦笑い。後で聞いたら、これがツボ入ってしまった方が何名かいらした模様^^;

通訳を介すまでもなく、、

「スシー」

・・・ほんとに、おあとがよろしいようで(笑)。

(日本に来られる前は、韓国・ソウルでライブをされていたそう。
その時には肉肉肉だったとかで、昨日誠さんが夕食をご一緒したときは、野菜をかなり召し上がってたとかで。
・・・で、ホントは何が訊きたかったんでしょう、誠さん^^;;;
「そんなこと訊くつもりじゃなかったのに」って^^;;;;)

さてさて、、オチがついたところで(コラ。)
今度は、ジュバー氏と誠さん2人のセッションになります。
本当に縁(ゆかり)の曲になりますね^^
誠さんが20周年記念アルバムの中でもカバーした「My Love」。
ただし、そちらは誠さんが唄いやすいようにキーを下げたもの。
今回は、オリジナルキー(つまり、ポールが唄っているのと同じ。)に上げて唄われるという!!

「声、出んのかあー」、、、(ぼそ)

(ビートルズ・・・特にジョンの曲中心のカバーライブがあったとき、
誠さんはポールの部分のコーラスを主に担当されてましたが、、
ご自分のオリジナルより「高い声」のがあるっておっしゃってましたもんね。)
でも、何の何の^^バッチリでいらっしゃいました。
キーが違うと、少し雰囲気が違いますよね・・・ってアタリメーか^^;;
でも、本当に緊張されたらしく、、、
「いつもより高いキーで唄っていたこと、すっかり忘れてた」とおっしゃるくらい、、
・・・帽子の中、いっぱい汗をかいてらしたそうです、、、^^;;;;

ジュバー氏をお見送りして^^
入れ替わりに、メンバーさんたちが、ステージに戻ってきます。

「オイ、早くきてくれよー」^^;;

早速助けを求めておられます^^;

で、再開後は「今僕を泣かせて」。
皆さんでまた音を出すと、ほっと安堵というかなんというか。
やっぱり・・・のびのびと誠さん唄ってらっしゃる気がするのは、私だけでしょうか^^

繊細なギターな音色から、ベースの音色へ。
これがまた、なんといい音をしてるんでしょう。
オリジナルのも素敵なんだけど。「恋は知らぬ間に」。
(ただ、いかんせん年初にあったフルメンでのライブ。
あの時の「ステキすぎるコーラス」のあるバージョンも、ついついアタマをよぎってしまうのであります^^)

「行き場がない」では、抑え気味な感じにも聴こえるギターから始まって、、
どんどん、どんどん盛り上がる感じかなー。
おそらくは、いや間違いなく、
今日はアコースティック編成ということで、
相当カースケさんは抑え目に叩いておられたと思うのですが。
ここで炸裂!!!もう、何てかっこいいんだっ^^!!

今年は色々なタイプのライブをやって。
その中には、今日の仲間+片山さんによるthe bondとも一緒にやったり。
また、昨年に引き続き「マーティン」のライブもあったりなんかして。
で、行く先々で「口を酸っぱくして言ってきたのが」・・・

「クリームの再結成です」^^

誠さんの中では、

「今年はクリームの年」^^

に決まっているのだそうです。
ということで、、このメンバーでも1曲!!
いえーーい♪
かるーく、、「Sunshine of your love」を流してみるも、「全く動く気配ない」角田さん(笑)。
誠さんも「そーだとは思ったんだけどさ。」
といって、今度は「Badge」のサワリを少しやって、、
微妙に動こうとした角田さんを見て、、・・・すぐ止める(笑)。

「やんないよーだ。しかえしー。」

・・・あのーーー、おにいさまがたっ^^;;;!!

気を取り直して、「I'm so glad」。
・・・悪いけど、これはかっこいいぞー!!
230さん、角田さん、誠さんでソロを回すんだけど。
なんなんだ、これーー!!たのしすぎーーー^^。
オリジナルバージョンとは、一味も二味も違う楽しさがあるよね。
あ、これ、ロンドンでのRAHで再結成公演のときの1曲目だそうですね。

「HOLDING ON」は、元々すごく好きな曲なのでありますが。
とりわけ今回は、皆々様のコーラスワークにやられましたね!!
あ、お客さんもまじって唄ってましたけど、、てか、私は唄いました^^
誠さんが上手い具合に「1人ずつやろうか、どこ唄ってんの?」って。
聞いて行くんだな。
そうすると、、、おおーー、ほっほーーなるほどね^^
そのパートなんだ!!と、結構楽しかったりする。
唄われる方は必死かもしれませんね、ごめんなさい^^;;
因みに、、ワタクシの感じだと、カースケさんのパートが合うような気がします^^

この曲に限らず、メンバーさん、結構コーラスをこなしておられましたよ。
特に、カースケさん叩きながらだと、、難しいだろうなあと思うのは、
素人考えですか^^;;

マーティンツアーで全国を回るようになって、今まで行ったことはあっても、
ご自分の唄を唄いに行ったことのない場所へ行けて。
また、見に来られる方も、「なんなんだあ?」って、顔をしていたオジサンも、
だんだん表情が柔らかくなってくるのが、
誠さんとしては「しめしめ」^^みたいな。
それも新しい出会いがあったことによって、そういう機会にたくさん恵まれて。
改めて感謝の言葉を述べておられましたね^^

どうやら、この「リバースツアー」は、来年もある様子です。

「また、みんなでいろんなとこ行きましょう^^」

・・・あらら、お誘いいただいちゃいましたね、さあ、どうする^^?

20周年以降、何度も何度もこの唄を唄って来たけれど、唄えば唄うほどに、
もっともっと聴いて欲しいと思う、とても珍しい曲なんだそう。
本編の最後は「Waltz In Blue」。

(「最後の曲です」と言った時に、一瞬会場の様子を伺うかのような間があり、、、
あ、いかんいかんと思って「ぅえーーー!!」と慌てて応戦^^;
「・・・待ってました(*^-^*)」と、とてもにこやかに言われてしまうお客さんたち^^;なのでした)

========

盛大なアンコールの拍手と歓声の中、、
ステージでは、チューニングをするローディさん達、、、

誠さんは、Acoustic Love! の黒いTシャツで戻ってらっさいました。

まずは、230さんと2人なのですが、、

「・・・堂々としたローディだったよねえ。」

と、230さんに話し掛けつつ、、、
ギターを鳴らしてみて、、、

「・・・チューニングしてくれたんだあ・・・」

お2人してチューニングし直してるし(笑)。
・・・お気に召してなかったのでしょうかねえ^^;

チューニングしながらも、本日のライブがTVやラジオでオンエアになる旨、
お知らせして下さいます。
(多分これから誠さんのサイトで^^・・・きっちりと)

で、えーと「89年のスマッシュヒットアルバム(笑・おなじみのフレーズー!!)、
「Mah Mah Mah」から」で、「ゆるして」。
これ「も」すごく好きなんですね、私は^^。
多分一番最初に聴いたのは、ラジオでの生唄だったと記憶してます。
完全に1人で弾き語る時は、確か間奏は口笛でやってらっしゃい、、、ますよね?
でも、230さんがいらっしゃるときは、、、230さんの珠玉のギターが聴けるんですよ。
それが本当にピュアな音色で、美しくて・・・涙が出そうになるんですよ、、、
このお2人のギターのアンサンブルって、私の中では史上最強ですから!!
誠さん、色々からかい気味におっしゃってはいても、
230さんの素晴らしさや本当に頼りになるところを、
ギタリストの立場からして、隅々までわかってらっしゃるのは間違いないしね。

しっとりと唄われた後は、またまたジュバー氏と角田さん、カースケさんもステージへ。
もう、全員が集結^^

「今まで一度もやったことのない曲をやるよ」って^^

わー、なになになになになになにっ!!

「ロックの名曲・・・「ヘイジュード」」と誠さんが言うと、
ジュバー氏もギターでちゃんと付き合ってくださる(涙)。
ほんとに、いい方ダー!!
でも、「本国に帰ったら、(日本で)ヘンな奴に会ったって言われそうな気がするー」^^;;;
まあ、冗談はさておき。
曲はなんと「Little Wing」なのでした。・・・とにかく。ジミヘンですから。
うわーーー、ひゃーーー、きゃーーーーって。内心もう大騒ぎですよ(笑)。

クラプトンもアルバム「レイラ」(デレク&ザ・ドミノス)でやってたりするし、、
そのクラプトンカバーライブをやった、誠さんの先輩桑田さんも唄ったし、、(このとき、誠さんバンマス^^)
更には、五島良子さんがカバーアルバムで取り上げています。
(中野督夫さんのご子息がギター弾いています。興味のある方は探してみて下さいませ!)

とにかく、これが誠さんのボーカルでですよ。
そりゃあ、ギターのひそかな熱いバトルも素晴らしかったけど、、
ひゃーでしょ?きゃーでしょ?・・・思いっきりロックでしたからね^^
大変満足です^^ワタクシ。

そして、ここでここ暫く誠さんの写真を撮り続けている、カメラマンの六本木氏を紹介。
本当にシャイな方ということで、「一瞬しか出ませんよ」と、さんざん釘を刺されてたんだとか。
で、、、ふっと後ろの方に出て、、誠さん、そこでちゃあんとギター持ってポーズ取って、、、パチリ!!
・・・・あっちゅう間に、逃走されました、電光石火(ほんとに早っ)。
(この間、誠さんが段取りを少し間違え、ドタドタ気味、、
で、次の曲の口火を切る予定という230さんも、キョトンとしてるし(笑)なんかちょっくら、可笑しかったです。)

カバーだけでなく、誠さん曰く「役得」ということで、
ジュバー氏にも加わっていただいて、誠さんのオリジナル「あなたに逢いたい」を。
・・・マーティンのツアーでは、結構思い出ありますよ^^
写真集にも出てましたが、ステージに誠さん手書きによる大きな楽譜が登場^^
あーだこーだと、、解説いただきましたっけね(笑)。楽しかったなあ!
この曲では、誠さんのツアー等を支えて下さっていたお友達や
スタッフがぞろぞろっとステージ上に集合^^
客席ともども、とても賑やかに盛り上がりました。
ステージ上でも、撮影のカメラは回っていたみたいで。
たまたま、、私の視界に入る位置にいらしたから気づいたんだけど。
座ったままぐるんぐるん椅子回しながら、
ベース弾いておられる方が^^;・・・もしかして、カメラ狙い^^;?

最後は皆さん中央で、ご挨拶です^^
あっちこっちから、サイトーとか、マコトーとか、声が飛ぶ飛ぶ(笑)。
あ、私もやってたけど、、、
いや、アレだけのもの見てですね、大人しくしてろって方が、
私には絶対に無理なんです、、^^;
半分疲れてるかなあ、、とか言いながら出かけたくせに、、、どこから声出てんのよ?!
と、つっこまれること間違いない勢いだったかと。

二度めのアンコールは誠さんお1人で登場。
この2年くらい、、非常に「出会い」というのが凝縮されている感じなのだとか。
ここ10年くらいみても、こんなに続いたことは記憶にないとおっしゃいます。
それもこれも、音楽やギターがあったおかげ。
もし、それがなかったら自分は「だらしない」「日常生活がちゃんとできない」^^;人間なのだとおっしゃいます。
今回、発売された写真集にはCDも付いていますが、
最初はライブ音源のみ、という話だったのだそうです。
でも「新しいCDとして出す以上、何も新しいものがないのは買ってくださる/聴いてくださる方に失礼ではないか」と、考えられて。
短いけれど新曲を収録することに決めたのだそうです。

「短いから聞き逃さないでね」(笑)と、そっとお話になって、、、

「きらめきの街へ」を唄われました。
これ、本当に佳曲だと思います。
曲の長さ云々でなく、曲に込められている誠さんの「想い」とでも言うのかな。
もうひしひしと伝わってくるんですね。
私は聴きながら、

ギターケースを提げて歩く誠さんの後ろ姿をはっきりとイメージ出来た

くらいなんですから。
それに続いては、去年の夏の赤レンガ倉庫でのライブ会場のみの、限定で配布されたCDに収録されていた「恋歌倉庫」。
(れんがそうこ・・・と読みます。)
思いがけず、この曲が飛び出したので本当に驚きました。
あの時だけのもの・・もう、唄わないんじゃないかな、、と思ったこともあったので。
まさにスペシャルなライブでの、スペシャルな締め括りにふさわしいものだったのかもしれません^^
本当に、、こんな事を考えられたなんて、、ニクイなあ、、やられたなあって感じでした。

エンディングのBGMは、先ほど唄われた「Little Wing」のオリジナルバージョンだったんじゃないかなあ。
ちょっとその場で、エレキを弾く真似もしながら^^
でも、告知を思いっきりしてたのは、「ありがとう、クリーム!」(神戸・名古屋)のこと^^
これはもう、、、かなり、気合い入ってますね?

直前に見せられた素晴らしい唄の後で、黙ってられるわけもなく。
久し振りに・・・聞えてきたお友達の「さいとーーー!!」の声に、
あっちこっちから「まことーー!!」って続けて叫んどきました^^。

(後で聞いたのですが、ライブ前に会えなかった友達・・・。
ここで叫んだワタシの声をキャッチし・・・「あ、いた」^^;;って。
先日の誠さんの「夕陽の交差点」のコメントで、
ハッピーに客席がハッピーに盛り上がってるのが楽しいんだって。
30、40代の人たちがワイワイ楽しんでいるのが、嬉しいんだっていうのがあって。
ど真ん中にいるワタシとしては、これで安心してまた一段と叫べるってもんです^^)←実に都合のいい正当化^^;;;;;

最後に「まことー」ってやった時に、
ちらっと、「まことー」側(笑)に反応して下さったような気がして、、
ええ、妄想多分だとは思うんですけどね、、、いいんです。これで暫く生きてけるんですから!!

===========

ライブが終って、改めて思ったことなのだけど、

ステージ上ではもちろん、お客さん、そしてバックステージで。
本当にたくさんの皆さんが、支えていたんだなあ、盛り上げていたんだなあ、、って。
しみじみ感じ入って。
そうしたら、本当に泣けてきた。

誠さんのライブって、そういうことが本当に多いと常々思っているんですが。
やっぱり、ステージの上にも、客席にも・・・双方に「愛」がある、と思うんですね。
でも、それにしたってこの日は本当に凄かった、、、
暫くそれで感覚みたいなものが、シビレていたもんね、、

ワタクシごとですが、毎年このくらいの時期って結構へろへろになってるんですね。
お疲れ気味、、、ゆったりと見ることになるのかなあって、、

とんでもなーーい!!

「どこが疲れてんだよ」!!
でもね、それくらいの力が湧いてくるというか、、、
どこかでつかえていたものを、
すとん、と、それを押し流すくらいの大きな力とか、、元気を下さるのですから^^。

~~~~~~~~~~~~

ぼけぼけー、、でも心意気だけでご勘弁下さいませ^^;;;;

~~~~~~~~~~~~

そうそう。
赤レンガのホールを降りる階段のとこ。
思いっきりみんなが気づくように(笑)ポスターが貼ってありましたねー。
「ありがとう、クリーム!」の。
2枚違うバージョン、、PCで起こした・・・よね?
もお、、ヒトがいなかったらひっぺがしてお持ち帰りしたいくらいでしたよー。
代わりに写真は撮ってみたが、、イマヒトツ、、、うーむ。
11月16日には、今回はゲストで片山さんがご出演になることも決定!!
これはますます、、エキサイティングになること間違いナシ!!
演奏だけでなくて、そのやりとりとかも(笑)。
これは楽しみ!!迷ってる方は今からでもGO!!^^

セットリスト

1 I sing my song for you
2 空にお願い
3 横浜
4 Smile & Sleep
5 WOO BABE
6 While my guitar gently weeps

7、8、9 、10  はローレンス・ジュバーさんのセット。
8は、ストロベリーフィールズフォーエバー

11 My Love
12 今僕を泣かせて
13 恋は知らぬ間に
14 行き場がない
15 I'm so glad
16 HOLDING ON
17 Waltz In Blue

********

En1 ゆるして
En2 Little Wing
En3 あなたに逢いたい
En4 きらめきの街へ
En5 恋歌倉庫

THE ACOUSTIC "BAND" NIGHT (その1)

2005年11月03日 | 2005年ライブ・イベント
THE ACOUSTIC "BAND" NIGHT
MARTIN CLUB Rebirth Tour Special
「斎藤誠の今年最後のスペシャル・アコースティック・バンド!」

2005年11月3日(木)@横浜赤レンガ倉庫第一号館ホール

~ 出演 ~

斎藤誠(Vo/G)

角田俊介(B)
河村カースケ智康(Drs)
柳沢二三男(G)

**スペシャルゲスト **
元 ポール・マッカートニー&ウィングスのギタリスト
ローレンス・ジュバー(G)   

※時間を少し置いてから色々書き始めたので、
勘違いやら、間違いも多々あるかと思いますが、、、
仕方ないヤツ・・・と、どうぞ少し大目に見てやって下さいね^^;;;;;。

去年、ここに来た時は横浜駅そばから「シーバス」に乗ってヨコヅケ状態だったのだけど。
実を言うと、、、、若干船酔いしました^^;
「うそー」とか、言わないで下さいまし。
ホントなんだもんね、、、とほほ。
今回はその反省を踏まえ、みなとみらい線で横浜からぐるっと回り
「馬車道」から徒歩で行ってみることにしました。
・・・いや、これ正解。
出口を上がったら道は真っ直ぐなので間違えようがないし、近い!!
なあんだそういうことなのか。
今まで桜木町からぐるぐる、、とか悩んでたのは一体なんだったのだよ(汗)。

てなことで、久しぶり、、というか、
ライブやらイベントがある時だけ来る、、というか、
そういう時にしか来ない^^;横浜赤レンガ倉庫です。
今日は、誠さんといつもの皆さんが・・・スペシャルゲストをお迎えしてのライブなのです。
年の初めに、フルメンはあったものの、
弾き語りによるものが多かったので、何だかスゴク嬉しい。
まあ、途中、the bondや春名バンドとのコラボという、とっても楽しいツアーもありましたけど。

今日は、寒いかなどうかな、、家を出る時に、まあ大丈夫だろう、、
と、思った私が甘かった。
開場1時間前くらいに到着し、、あたりをふらつき、、
そうこうしてるうちにきっと開場になるだろう、、
と踏んでいたのだけど。
お茶をする場所を物色していたのだけれど、、

ぽつ・・・ぽつ、、、

あれっ^^;;;?!

傘・・・置いてきちゃったのに、、、やられた^^;

慌てて、今日の会場の1号館の1階にあるカフェへ駆け込み。
一息ムリヤリつくことにいたしました、、ふう。

お茶をしてるときも、若干お店とか見て歩こう、
とかやってるときも、ぼつぼつ知った顔に出会い始め、、^^
それでも、何か気になるモノがあると目を離さないやつなんです、、ごめんね^^;

****

ここらにいれば、「必ず通るでありましょう」
という出入り口及び階段近くにいて、、
何とか、お会いしなきゃーな方には皆さんに無事お会いできました^^

同じところで、キャパ(ロバート・キャパ)の写真展もあったりして、
気にはなったのですが、そんな時間にも気持ちにも余裕はナシ。
もし、機会があったら次にね、、ということにする。

会場のホールのあるフロアへは、階段で。
・・・ここ、前回も思ったのだけど、、
階段がこわいーー。
なぜこわいのか、、非常に説明が難しいけれど、、、(写真撮っておけばよかったかなあ。)
ガラス張りなんです、、どこまで足を下ろしたらいいのか、、
ちょっと微妙にスリルがあります、、行った方にはおわかりいただけますよね。

今回いろんな意味で、特別なライブなのです。
ライブそのものも、夏場に全国を回ったマーティンクラブツアーの
集大成、総決算みたいな趣もあり、、
デビュー以来初めて、、という、「斎藤誠写真展」があり、

(ネブラスカツアー中に、数枚ほど小出しにしていたものです^^
今思うと、すごくいいショットを出していらしたのだと思います。)

これまたデビュー以来初めてという、「写真集」(CD付き)の先行発売というものもあるのです。
後者については、せっかく前者があるんだから、、
よく美術展なんかにある「目録・カタログ」みたいに、
ダイジェストでいいから作って下さらないかなあ、、と実は密かに思っていたのでした。
だから実現したときは、「驚いた!」というよりは「よかった(*^-^*)」というのが、私の心境でした。

階段を上がって、長い長い廊下のような通路が続きます。
しかも、なんとなく温かい木のぬくもりを感じる。
去年の夏もここ来たのに、よく覚えてなかったんだよね、、なんでだろ。

さささっと写真集を入手。
実はポスターもあったのですが、、

「アタシの部屋には、貼るとこがありましぇん・・・(泣)」

ということもあり、断念しています。
持っていることそのものに意義もあるのかもしれないんですけど。
うーん、どうなんでしょうね?

開演前のロビーは大賑わい^^
写真展を見ながら、、「あ゛、亡霊がっっ」^^;
・・・軽く冷汗。まあ、あれだけ大きく引き伸ばしてると、はっきりわかるもんだなあ、、(汗)。
でもちょっと不思議な気持ちになるなあ。
あれは、(場所は)あそこだな、、ここだな、、
写真によっては、これは何の曲を唄ってるのかもわかりますよ^^

ロビーで見渡していると、
あんな方やこんな方もフラっといらっしゃったりなんかして。
・・・いいんですかっ^^;;

てなことをやりながら、
開演が近づいてきたので、席へ着くことにする。
全席指定だから、慌てる必要がないのでありますね。
で、今回は結構退き気味で見る位置なので、まあゆっくりとね。
今日は、席が売り切れ。当日券がなく、、
また、ギリギリ追加で出していたらしいですが、、立見まで出てましたらね!!
すごいなあ!!

会場は、その倉庫の箱みたいな質感を生かした感じで、ウッディな印象。
ステージの背景は、レンガを組んである感じ。
今日は向かって左がベース、右がギターのようです。
私は、今回は左を見ろってことだったんでしょうか^^

どうもカメラが何台か会場に入っている様子で、
てことはテレビでのオンエアありなのですか^^?
(・・あるみたいです。)

*****

最初に黒澤楽器の福岡さんが、ステージ袖あたりにご登場^^。
マーチン君連れで(笑)。
ツアーではすっかりおなじみの感じです。

(あ、そっか、今日はそうだった^^;とか、、、
いささかアタマの回転が鈍くなっておった昨今、、、)

あ、この日もロビーに出られて物販のところなど実にお忙しく立ち回られていました。
いつもお疲れさまですm(__)m

マーティン社からクリス・マーティン氏も来日しており。
といっても、例の長い通路を行列して待っていたら、
ホントに飄々としたご様子で、横を通り過ぎていかれ・・
あまりにもさりげなくて、かえってびっくりしてしまいましたが^^;

ステージでご挨拶をされ、、

「これは、マーティン社のマスコット「フレッティ」です」

と、受け取られたマーチン君を手にお話されておられました^^

(で、これは本当です。
その日、すっかり連れて行くのを忘れちゃってたんですが、、、ごめんね、我が家のマーチン君^^;
Frettyのタグがあるんですよ。)

お話の中に「museum」が出来るとのことでしたが、どんな様子なんでしょう。
やっぱりギターがお好きな方には、興味津々なんでしょうね。

そして、そのクリス・マーティン氏に紹介されて誠さんご登場!!
今日は、遠目なのであまり細かく観察しきれませんが、
ボーダーのシャツ?途中切り替えのあるやつをお召しでいらっしゃいました。
それこそ盛大な拍手と歓声^^

ゾクゾクとメンバーさんもご登場、、、

で、、

あれ、、

全員・・・前に並ぶのかい?

カースケさん、、ギター?!

いや、ものすごくお好きなのは知っていましたよ。
ちょこっとシャレで弾いて下さったこともありますよね。
他の方のライブで、弾いておられるという噂も聞いてましたよ。
ギターを誇らしげに見せびらかしておられましたが、、、
誠さんのおニューだったのですか。合ってます?

角田さん、カースケさん、誠さん、230さん、、な並び。

ちょこっと、、思いっきりロケンロールなフレーズも弾いておられましたね^^

誠さんに「カースケ、あれ言っていいよ!」

とお許しが出て、、いきなりの、、

「(こほん。とはおっさらなかったけど)アーユーレディ!!」^^・・・みたいな。

やったね♪

音が出た瞬間に、、気持ちがほろっとなってしまいました。
いや、正確には皆さんが揃った時に、、かな。
うわーー、やっぱりこの方たちの音は大好きだあ、、、
ってアタマで思うより先に、感覚みたいなのが反応したっていうのかな。
最初から軽く・・・風景が霞みました^^;;

小編成かもしれないけれど、バンドはバンドなんですよ。
皆さんの音がぐっぐっと重なってくるときの気持ちよさは、やはり格別なんであります。
特に、夏場とか弾き語りが多かったから、ベース1枚加わる時の音の厚みがねー。
アンサンブルってすごいなあって改めて思う。

2曲目で、カースケさんは定位置へお戻り♪
てか、そうでないと困ります(笑)。
誠さん・・・曲間、手にしたギターをしげしげと見て

「あ゛っ、これは!!」

と、見せびらかしかけるも、、、すぐ引っ込める(笑)えーっ!!

代わりに、

「・・・ヤナちゃん、いーい?」・・・昔は、ヤナちゃんとよく言われていたそうです。

「つんちゃん、いーい?」・・・その呼びかけ、微妙に挑発しているような気がしました、誠さん^^;

久しぶりにいつもの仲間とライブの空気感を、心から楽しんでおられる様子です^^

230さん、、
今回すんごく遠くて確認出来ていませんが、、
お履き物は、どうなさっていたのでしょう、、、
ガソリン燃料の投入はいかがされていたのでしょうか。
角田さんは、、、最初のうち客席を「観察」^^;しておられたような気がするのは、
私の気のせいでしょうか。
でも、その後は演奏に集中、、
正面でなく、身体ごと誠さんの方に傾けてベースを弾いておられたのが、なんとなくらしいような気がしました。
カースケさん、残念ながら時々見えなくなっちゃう角度だったんだけど、、、
でも、時折なんかあると立ち上がってアピールされていた由^^

久しぶりにこのメンツで聴く「横浜」。
泣けました、ホントに。
ご当地ソング^^のようでいて、誠さんが以前MCでお話されていたのだけど、
普遍的なんだよね。
別にその場所は「横浜」でなくても構わない。

で。

MCになった途端、大大大大大自慢大会が炸裂(笑)。
ここぞとばかりに、新しいギターの自慢をステージからされてしまう、お客さん(笑)。
今年の2月にアメリカのマーティン社へ行き、発注依頼をしてきたもの。
ギター好きの方にはお馴染みなのでしょうが、
かのエリック・クラプトンや、ポール・サイモンといった「超」大物ミュージシャンのギターなども制作しているという、
ディック・ボーグさんの手によるもの。
(確か、最初の方の「斎藤誠とマーチン君」(ヤフーオークション内、ギターラボの連載)にお写真が出ていたんじゃないかと思います。)

「まあ、オレの人徳かな・・」

と、軽く反り返る誠さん^^にギターの音や咳払い等で、抗議するメンバーさん(笑)。

「・・・わかんないだろうけど・・・いい匂いがするんだー^^」

・・・また楽器にすりすりして、にほひをかいでおられました^^;;

この日は、全員がマーティンを使用。
ドラムセットもそうみたいなんだよーーー!!
しかもね、カースケさんは野球のユニフォーム着用だな、、、と思ったら。
マーティンの野球チームに入ってるそうな^^

角田さんも、とうとうアコースティックベースを購入。
んでもって、こちらも匂いかぎまくってました^^;

てか、、全員でやってる^^;;・・・なんで?
かくも、木の匂いはそんなまでに?
残念ながら、ギター弾きでない私にはわからない世界でありますが。

因みに、去年の秋のリバースツアーで使用されていたものとは違うタイプのを購入されているようですよ。

そうなると、230さん、、
「・・・僕のはぁー?」
・・・なんか、その心細げな様子が目に浮かんでしまいます^^;
このライブ用に、230さん用に借りたものがあったそうなのですが。
既に2度めのリハで傷つけてたらしい、、
「・・・これ、僕のもの」みたいな^^;
それを買い取って、無事に手にされたらしいです。
めでたしめでたし(←そうなんかいっ)。

今回は誠さんの新しいギターのお披露目という意味合いもありますが。

斎藤誠 写真展&写真集。

これがおっきな出来事なのかもしれません。
デビュー以来、初めてのこと。
開場前のロビー(開場3分前くらい)をぐるっと見てご覧になってたそうです。
感想・・・

「オレもなかなかやるぜ!!」^^

・・・大きく引き伸ばしたの、1つくらい欲しいなあ(ぼそ。)
・・・ポスター、いちお、断念してるくせに、、です(あゝ、矛盾^^)
「グラビア!」なんて、オチャラケておられました^^

マーティンのツアーでは、たっくさん使いまわしていたようですが、
今回はギターの本数少なめでしたね。
まあ、230さんという心強いサポートギタリストがいるから、
ギターの音色を気にしつつも、唄にしっかりと専念できるっていうところもあったのかもしれません。

新しいギターの詳しい仕様については、先日の「Player」マガジンのインタビューにあった気がします。
まだその出来立てほやほやのギターの音色は、硬めで荒々しい感じの鳴りにも思えました。
ギターは、弾き込んでナンボのものだそうですね。
それでどんどん音色が成長というか、変化していくものだとか。
今後、誠さんが使っていくうちにどんな味のある音色になるんでしょうね。
これは、楽しみです^^

それを使って初めて唄う、、まあどれもそうですが^^;
「Smile&Sleep」
完全に1人で弾き語りをされるときは、どこか張り詰めた感じになるような気がしますが、
バンドだと、やはり少し唄も柔らかい感じがするんだな。
私の気のせいなのか。

「WOO BABE」は、完全に誠さんや皆さんの本領発揮だったりします。
アレンジに、時々ミニー・リパートンが混じってる(笑)なあ、、
ということもあるのですが、このときはもう最初っから巧みに曲に織り込んであると。
間奏では、交互に出てくると^^
聴いている方もすごく楽しいんだから、やってる方もこれは「絶対に楽しいでしょ」って思っちゃう。
ほんと、聴きながら笑顔になるよなあ^^

と、ここまで来て。
もういきなりスペシャルゲストを呼び込んでしまいます。

「昨日、一緒にディナーしちゃったんだぞ」・・・そんな自慢って^^;

Mr.ローレンス・ジュバー。
なかなか、お茶目な方でいらして。
いきなり、、バットを構えるが如く(笑)。
そんなことをやってたヒトが他にもいたなあ、ヲイ。

ジュバー氏も演奏に入って、
もうこれは超・有名曲ですねー。

「While my guitar gently weeps」

・・・うむ。
とにかく色々な意味で意義深い、、曲ですよね。
殆どぶっつけではないにしても、でもそれに近い状態でセッションしても、ぴたっと合いますからね。
楽器の出来る人たちは、すごいなあと改めて思いますね。
この曲、、今年の春のAXでもやってました。
編成もメンバーも異なる、アコースティックバンドセッションでしたが、
もうめちゃくちゃかっこいいんだよ、これがねー。
誠さんの唄が改めてかっこええ!!と、思ってしまうのだな。

その後、数曲ジュバー氏のソロステージとなります。
MCでは、通訳を全く介しませんでしたが、(挨拶程度の日本語を交え。)
まあ、義務教育+α(プラスアルファ)くらいを無難にこなしていれば、、、
のヒトにも分かるように^^、語彙を選び、
ゆっくりとお話下さいましたので、ばっちりでした。
オリジナルナンバー数曲のほか、
ビートルズの「ストロベリーフィールズフォーエバー」を。
後で誠さんも書いておられましたが、
完全にあれを1人で、ギターで再現されてましたからねー。
今年の夏、何人かフィンガーピッキングやソロギターの名手という方々のステージを拝見しましたので、
その手法みたいなのは、理屈では薄ぼんやりはわかりかけてきましたが、、
でも、音楽って空気を震わして、そこにいるお客さんの心を震わしてナンボですもの。
やっぱり、目の当たりにすると驚きですね。
ただ単に現を爪弾くだけではないんです、はい。
時々は、打楽器のようにも、鍵盤楽器のようにも思えました。

誠さんたちは、今回もギターをマイク取りしていましたが、
ジュバー氏は、ライン取り。
どこが、具体的にどう、、とはうまく説明出来ないんだけど、
その質感というか、ニュアンスみたいなのは、
こうしてみると、はっきり違うなあ、、ということも改めて感じましたね^^。
聴き手としても、色々な経験を積めるような気がして、
こういうライブは楽しいです。

その2へ続く、、