ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

マーティンクラブコンサート(周南)(その1)

2005年07月23日 | 2005年ライブ・イベント
MARTIN GUITAR SHOW and ACOUSTIC CONCERT
Rebirth Tour
"THE ACOUSTIC NIGHT 2005"
We love Martin, We love the Earth   
 
2005年7月23日(土)@周南(徳山)“TIKI-TA”

~ 出演 ~
   
徳武 弘文(guitar)

斎藤 誠(vo & g)   

すみません、、勘違いしているところも多々、表現の稚拙なところもかなりあると思いますが、
一生懸命・・・感想文に残してみました、、、という心意気で、どうぞご勘弁下さいね^^;
また、私もこのライブのこと書きました!!というサイトをお知らせいただれば、リンクさせていただきたいと思います。よろしくおねがいしますm(__)m

今回・・・ちょっとしたアクシデントもあって、、
いつもより観察力に集中を欠いたとこ、多々あります^^;どうぞお許し下さいませ・・・。


今回の会場は、路線バスが駅前から出ているので、、
それと、ライブハウスのHPに案内のあったバスだったので、、
これは!!っと迷わず飛び乗り。

歩くと20分程度(このあたりの方に言わせると、、「もっとかかる筈だよっ!!」とのことですが。)のところ、
あっという間に到着、、市民会館?みたいなところを回りこんで行くみたい。
ええっとどこかなあ、、と、ふと見上げると
ライブハウスの名前が見えたのでそちらへ、、
車の多い表通りにあるのだけど、バスそれからタクシーのたまる場所は少し回りこんでいたのですね。なるほどね♪

ライブハウスの入口にはCDショップがあって。
本当はゆっくり見たいところだが・・・そんなことやってる場合ではありません(笑)。
でも、お店とか、、ライブハウスのマスコットキャラのおさるさんが可愛かったので、
プチタオルを買ってしまいました。(Tシャツにしなかっただけ、マシだと思う(笑・ほんとかよ?!))

そして、、いざ会場へ。

向かって右手にバーカウンタがある感じ。
テーブルを出している場所もあるけれど、
なぜか前の何列かは、椅子のみ、、、なぜっ?!

しかも、、うーーん、、なんか席の並びのバランスがよくない、、
と思われた福岡さんの指示で、ずずずいっと椅子を右側へ移動してみたり。
そしたら、前の方に被り気味になるかと思われたのだけど、
思いのほかぽっかりそこに「窓」^^が出来、じっくりステージを見られるというメリットも生れたのでした♪

ステージは今回も向かって左が徳武さん、右が誠さん。
(そのココロは^^???・・・ギター数本に取り囲まれているから、、(笑))
そういえば、ステージの後方には、ギターケースがわんさかわんさか広げてありました。
こういう雰囲気も実は好きだったりします。

(かちっとしたステージセットって却って、、居心地がよくなかったりするのよねえ、、と、最近気づいた。
そこで繰り出される音たちの鮮やかさの方が、どんな凝ったセットよりインパクトがあるような、、
というか、、音楽に集中してると他はあまり目に入らない、、てのが私の場合は正解(笑))

****

まずはマーチン君連れの(笑)黒澤楽器の福岡さんがご登場♪

「このツアーを・・・あのー、、なんて言ったらいいんでしょう・・・
支えて、、くれているミュージシャンをご紹介します!!」

ややひっかかり気味^^;

「・・・なんでそこでつっかかるのよ?」

出てきた誠さん、やはり容赦はしてくれませんよ(笑)。

マーチン君を弾こうとしている(ええと、無理ですよぅ!!(笑)・・・あ、でもワタシも弾いてるフリは時々します。鳴りませんが^^;;)福岡さんには目もくれず、とはいいながら、しっかりとオシゴトぶりに感謝の気持ちを示しつつ、、

「こう見えて偉いんですから、日本でマーティンギターを紹介してるんですよ?
・・・あのクラプトンにも会ったことあるんでしょ?」

「・・・ちょっとだけ」^^

「じゃあ、もっと堂々としなさいよ^^;;;」

どういう褒め方なのかわかんない(笑)。

今日は、いよいよツアー最終日。
特別バージョンにグレードアップしてるそうです^^

「徳山バージョンで!!」

これは楽しみ楽しみ^^

***************

てなことで、まず今日は誠さんのステージから始まります。
(BGMは、おなじみになったMissing Serenade banana ver.)
今日もまたたくさんのギターに「囲まして」。(・・・ニホンゴがおかしくなってきたぞ^^;)

今日はかの雑誌BRIOの横浜特集やら、丸ビルMARUCUBEでのライブをご覧になった方はわかるかな?
まさしくあの真っ赤ーなポロ&お帽子の姿でいらさいました^^
(この日も、左手首にホワイトバンドをされていました。)

「さいとーーっ!!」てやってみたら、「まことーっ!!」て反応された方がおられ、、
(笑)ご本人曰く「パブロフの犬」なんだって^^そうなのね~。

盛んに指を気にしておられストレッチされていた誠さんですが、、
どうも、指の調子がイマひとつのようでして気にされている様子ですが・・・。

それでも「Melissa」からスタート。
これまた、、ギターショウのものなんでしょうか。
普段ライブでは見たことない、黒いギターだったかと思われます。
唄いまわしにも、微妙な変化というか、、自由さが感じられるようでした。
それがとてもまた自然・・・!!

唄い終わったところでも盛んに指を気にしておられたようなのですが、、、
「親指がつってるんですよ、さっきから。」

ガットギター持ち換えられて、イントロを途中まで弾きかけたところで、
演奏をストップ!!

「ちょっと待ってね、、、お喋りしましょう。」
「こっちは見ないでね、、、違うことやってるから^^;;」。

私はイマイチわからなかったのですが、友達曰くまさしく「指がつる」瞬間を見たそうで。
左の人差し指までつってしまわれたようなのですね、、
演奏を止めてしまわれるくらいだから、というかそんなことは私がライブを見に行き始めてかれこれ数年近くになりますが、、、
初めて見る場面でして、、それゆえ、相当辛かったのではないかとお察しした次第です。

でも、すぐに
「違う曲にしましょう。指がつらないやつ」^^;;
といって、更にまたギターをチェンジしつつ、、

当然のことながら、予定にはなかった曲らしいのですが、、
その間、、指はストレッチを続けながらも、、お喋りしながら繋ぎます。
最初に演奏した「Melissa」についての補足説明なども、この際されます^^
こういうシーンは珍しいんじゃないかな。
私は少なくとも、、経験がない。

急遽「SMILE&SLEEP」を、、、
確かに「緊急事態」ではあったのだけど・・・「怪我の功名」という言い方は、
この場面では本当に皮肉に聞こえてしまいかねないのですが・・・。
何事もなかったかのように、、それでいて、何と言うか、、普段のお1人で弾き語る時の感じとも、雰囲気が少し違いましたね。
そう、、また新しいバージョンで聴かせていただいたというような感じもしました^^
唄が引っ張ったのか、ギターが引っ張ったのか・・・。

「ええと、、この曲自体はとても古いんです。去年出た「バラードベスト」というアルバムに入ってます。
その入口の方に高く積まれている筈なので、、、もし皆さん気ついたら

『すぐ、買え!!』

・・・あ、コトバ間違えちゃいました」(笑)。

最近は、専らこのテを使うことにされたのですねっ!!
でね、「皆さんライブ終わっても、すぐ帰れると思わないで下さいよ!!サインと握手。
そこ戸締りしちゃいますから(・・・戸締りなんだ^^;)!サイン貰うまで帰さない!!
なんならお家に行ってしちゃいますからね」

・・・えーーっ、そんな勢いで来られましても・・・(笑)。

話は変わり、、、

「最近、ワタクシの先輩の曲が、、
とても風紀上よろしい^^;;・・・『○△□※NO.5』という曲が、、、ヒットチャートを賑わせていますが、、」
(わざわざ伏せなくても^^;;;)
「『BOHBO NO.5』・・・西のほうでは、あんまし言っちゃいけないって言われてんですけどね。」
(わざわざ、、言い直しましたね^^;;;;;)

「来週かな、ミュージックステーションに出るんですけど、、
アコースティックのかけらもない、全てをとっぱらった、、えげつのないワタクシがブラウン管を賑わせてると思います。」

更に続けて、、、

「でねっ、皆さん、、間奏聴いて下さいねー!!!間奏!!」

原さんのソロの前がギターソロ。

「原さんのオルガンのソロがすごいんですよ!!負けちゃいけない、、どうしよう!?」、、

「いっぱい速く弾きました(笑・満面の笑み。)・・・情緒も何もないですけどね、、^^;;」

(うん、確かに最初に聴いたときに確かに、、「およ?」と、思いましたよ。)

はい、言わずと知れた国民的バンド(いつからそういう枕詞がつくようになったんだろ、、ご本人たちのお気持ちとしてはどうなんでしょうね。)
サザンオールスターズの皆さんのことですが^^

はい、その桑田さんがレコーディングに参加くださった曲です。
コーラスとスライドギターですね。
誠さんご自身は、90年代を代表するナンバーという自負もあるそうです。「今僕を泣かせて」。

「えーー、まだ桑田さんが来ていないので(と、してないっつーのに!!腕時計を見る素振りをされる^^)・・・。さっ冷たい空気が流れたところで(笑)」

・・・ええと、まだ誰もツッコんではいませんが、、先回りされてしまったようで
(ヲィ^^;;!!)

「特別に、徳山の皆さんのために、僕1人のバージョンで、、、」

次に演奏されたのが「your time」。

「・・・あまり頻繁にライブではやっていない」との前置きがありまして。
数年のブランクの後に96年に発売された「ディナー」というアルバムに入ってますが、

「・・・今、なかなか手に入りにくくなってて、、、ネットオークション!!すごいですね!!
300円^^;;;;『おいおいおいおい、オレが全部買うよう(弱気)!!』て思っちゃうんですけど、
一方で10000円なんて奴もいて、、「誰だっ!!」どやしつけたくなったり」

も、、あるそうで、、
何だか悲喜こもごもだよねえ、、(苦笑)。

で、(90年代前半)一時は、音楽そのものをやめようと思われたこともあったのだそうですが、、
でも、そういう時にこそ!「いい出会い」があって、スタッフに出会えて、数年ぶりにアルバムを出すことができた。

今はだめだったとしても、きっといいことがある!!
チャンス必ず巡ってくるんだということを信じて、、、

とお話されました。
明日は、今日とは違う・・だったかな?
最初に聴いたときより、随分ココロの内側を揺さぶるようになった唄だなあと、、
つくづく思います。

===========

さて。
ここで本日のゲストの徳武さんをお呼びします。

「徳武さんです!!」・・・・しーん。

「徳武さんです!!」・・・・しーん。

「徳武さんでいらっしゃいます!!」・・・・しーん。

・・・あれ?!いらさらない?

どうも1曲端折ったので、スタンバイのタイミングがずれてしまい、、、
慌てて戻ってらしたようです。(ご覧になってたらしい。こういうことはママありますね。)

指がつってしまった誠さん、、

「こういうときはどうしたらいいでしょうね?」

の問いに、あっさりと

「・・それは演奏しないのが1番です」

・・・あらー、まあそらそうだ(笑)。

お2人の共演は、昨年1月の自由が丘はMardiGrasのセッション以来のこと。
誠さんが見に出かけようしたところ、、

「そんならギターを弾け」(笑)

てなことになり、、いきなり引っ張り込まれたという。
(・・・そうだったのか^^←いや、実は管理人、このセッション見に行っていたので
した。
確かにまあ、エライ目に遭ってましたなあ、、(苦笑))

徳武さんはともかく、そのときのメンバーさんは「顔が広い」といいますか、、
だったもんで、挨拶もそこそこにいきなりセッションになってたそうでありますよ。
誠さんはすごく緊張されたそうでして。

で。
誠さんのお兄様、、
Dr.Kプロジェクトのライブを見に行って、、サイン会も並んだ^^
「サインもらったぞ!!」と、喜んで誠さんに電話してこられたそうで、、(なんかカワイイ気がする^^)
誠さんも、「今度その人とやるんだぞ!」とおっさったら、、
「オマエもエラくなったなあ」って、、「兄貴は、そういうところに基準持ってますからね」(苦笑)。
なんてお話をされたら、徳武さん恐縮されてました。

で、徳武さんが選んでらした曲は「どれもすごくいい曲!!」だったそうで。
・・・ただし、「僕の辞書の中にないくらい難しい」のと、指がつってるのでちゃんとこなせるのか?!チャレンジなんですって!!

1曲めは、「ペリカン・イン・ザ・パーク」。
Dr.Kプロジェクトのアコースティックバージョンのアルバムからで、、
「今日、たまたまアルバムを持ってきています」(会場・笑)。
間髪いれず誠さんも「偶然ですね!僕もなんですよ・・・って張り合っても仕方ないけど」(笑)。

どうも、某FM局で流れていたりしたそうでして、、
もしかしたら聴いたことあるのかもしれないけど、なかったのかもしれないけど、、
でも、ふっとすぐにカラダに馴染む優しい温かいメロディーのナンバーでした。
無事に、、間奏なども弾ききって、、
「んーーー、なんとか!! これで兄貴に認めてもらえるかな」^^と、誠さん。
いやいや~、もう十二分に認めて下さってると思いますよ^^

誠さんの徳武さんに対するイメージは、
ラストショウ時代の、カントリーロックなムードと、、
やはり、、「ヴェンチャーズ!!」(注・「V」は思いっきり下唇を噛み締めた発音で。)
子供の頃、学校から帰るとお兄さんたちが雨戸を締め切って、、

「てけてけてけてけてけ・・♪」

ってやってらしたそう。
で、ある日隣りのおやっさんから怒られたこともあるのだそうですが、、
なぜか誠さんが「どうもすみません(^_^;)」て謝られたそうな。
(叱られると、ついすぐ謝っちゃうクセがついてたらしい^^;)

「でもねよく考えたらね、隣り、鉄工所だったんですよ?
そっちのがよっぽどうるさいっての」(笑)

そこで選んだのが、Ventures繋がりということで、、

「京都慕情」

うおーっ!!

渚ゆう子さんの唄ですが、「京都の恋」というのもあるのだけど、

「京都慕情」の方が、よりVenturesっぽいのだとか。
へえ、、、、

ジェリー・マギー。
ベンチャーズのギタリストでいらさいますが、プレスリーやモンキーズなんかも弾いていたりするとか!!
徳武さん曰く、スタジオ出身だから器用でいらっしゃるようで。
彼がサムピックを使用しているので、徳武さんもそれに倣われたのだとかで。
「ジェリー・マギーだ!!ジェリー・マギーがここにいる!!」と嬉しそうに誠さん^^

でねでね、唄はナシなんです。完全にインストなんですよ!?
アコースティックのアンサンブルの「京都慕情」なんて、、
滅多に聴けるもんじゃありませんよ、、これはかなり貴重でした!!

「ありがとうございます!!幸せです!」と誠さんはおっさいましたが、、

徳武さん、、弾き終わるなり、、

「・・・コード、複雑だったでしょ?」

「はいー(^-^)」・・・あっけらかんと答える誠さん、、なんだかおかしいよ^^。

コードが細かくて、多く、コードチェンジも複雑・・ということなんでしょうね、、
「E♭」なんて出てきた日にゃあ、誠さんですら大変らしいんですよ^^;;;;。

徳武さんのお使いのマーティンギターにまつわるお話をば、、少し。
何年か前、「KEITH(きーす)」という曲が好評で、、、
マーティンクラブからインタビューの申込なんぞもあったそうです。
で、お話も盛り上がったのだけど、、当時「マーティンギターを持っていなかった」のだそうで^^;;;
後に、知り合いの方から譲り受けたという、、1964年製のものを本日はお使いです。

(「ハカランダ」材で出来ているのだそうで。
そこで一部から拍手が、、^^「ここで拍手が起こるなんて、さすがですね!!」と誠さんもおっしゃってました)

それで、最近ではアコースティックは専らマーティンギターを使用。
やはり音楽のオシゴトをされているというご子息が、スタジオのオシゴトで持ってっちゃうことも^^;
「いい音だって、好評だった」なんて喜んで帰ってこられるそうなのですが、、
「誰のおかげだと思ってんだ!!」なんですって(笑)。

その流れでギターという楽器そのもののお話になり、、
先日ご出演になったFM山口の番組でもお話になったそうですが、、
「ギターがあまり弾けないからと言って、弾きにくいギターを選ぶことはないと思いますよ」
って。確かにいいやつは10万以上しちゃうけどねって。
ただ、「ギター側に教えてもらうくらいの気持ちで買ってもいいんじゃないか」
と、、
「このギターに見合うようにうまくなってやるぞ!!」って、尻ひっぱたかれて練習す
る・・と誠さんは思ったりもされるそうですよ^^

ふむふむ、、、
ただただ、やみくもに高いギターを買えというお話とは違いますよね。
少しずつ触れるようになって、もう一段ステップアップしたい、、ということを考えた時の楽器を選択するときのお話だと思うんですよね。
もし、、、そのギターが気になりだしちゃったら、、、頑張っちゃってもいいこともあるんじゃないの?
てことだと理解しました。
これは何もギターだけに限ったことでもないかもしれないですね。

最後は、「Mr.Sandman」・・・オリジナルは、1950年代後半のコーデッツという女性コーラスグループの曲。

曲名だけ聴いても、、んーどんなだけ?と思ったのですが、、、
これ、、もしかしてMardiGrasでやってなかったかしらん?
とても楽しい曲なんです。途中誠さんの口笛も加わります^^

そしてそして、、
「せっかくですので、徳武さんのソロのコーナーをお楽しみ下さい!!」
と、、ステージを徳武さんに預けていったん退場する誠さん。

============

徳武さんは、ギター1本でやるという経験が殆どなく。
実はかなりご心配というか、、ナーバスになられていることを冒頭で告白されてしまいます(笑)。
いつもは、バンドで他の方と一緒にやってらっしゃるし、、
ご自身の持論として、「誰かと一緒にやるから楽しい」ということもあるらしいです。

でも、、今日は、、と頑張って下さいました^^

1989年くらいに、タバコのCMで流れたこともあり、
「この曲がトレードマークみたいになってしまった」という「KEITH」を。
なっかなかね、、シブイですこの曲。
もしかしたらどこかで聴いていたかもしれませんね、、
非常に音も多いし、しかも細かいし、速いっ、、これはプレイする方も大変ですよきっと!!

「あー、しんど。」(会場・笑)

弾き終わりなり溜息ついておられます^^;
そうか、、やっぱりプロの方とは言え、、あれは大変だったのですね。

ギターの練習をサボると、指が言うことをきかなくなるので、
時々は「弾かなくちゃいけない」ナンバーなんだそうですよ。
練習をサボると「退化する」・・・だから、これから極めたい方はちゃんと練習して下さいよー^^!!
といいつつ、実はご自分をも「戒めて」いらっしゃるそうで、、

「天は二物を与えますよね?
誠さんは唄も上手いし、ギターも上手いんですから、、ずるいよなあって^^;;
僕は全く唄えないし・・・2つのことが出来るのは素晴らしいなあと・・・」

・・・褒めてらっしゃるのかなあと思ったら、ぼやいておられました^^;;(うーむ、、味がおあり♪)

最後に徳武さんの選んだのは、「クロウ」。
徳武さんのお好きなジェリー・リードに、チェット・アトキンスのバージョンを少し混ぜたとのこと。

「これも、うまくいくか心配で」^^;;;;

(だいぶ前に、誠さんがこちらのソロギターにチャレンジしたけれど、、
「出来ない」(悔)と雑誌のインタビューでおっしゃってましたよねえ、、確か。今はどうかな。)

ところが出だしがなかなかうまく転がらない、、、

「・・・どうしたんでしょうね?」

と、2、3回はトライ&トライされていたでしょうか、、、
客席も「がんばってくださーい!!」てなムードでしたが、、結局は・・・

「・・・・途中からやりましょう!!」

あれれっ?!(笑)

プロの方と言えども、、大変なんだなあ、、プレッシャーかかるのって、、というところを垣間見ました。
とはいえ、その後は超絶なギターでいらしたんですけどね^^


その2へ続く。

マーティンクラブコンサート(周南)(その2)

2005年07月23日 | 2005年ライブ・イベント
やっぱ・・・チキータだから、、、
キャラクターはこれで決まり^^?

その1から続き、、

=============

そして再び誠さんがご登場。

ブレイク中に、湿布剤を塗りまくっておられたようでして、、、

スタンバイ中にも、、

「・・・これでもう1回つったら、、、、徳武さんのせいだっ!!」(なんでやねん^^;;)

まあ冗談はさておき、、
前半いったん中断した「ゆるして」をここで再び、、、、

、、、ああよかった、、今度は大丈夫なようです(違う意味で、泣)。

「・・・もう1曲やっちゃお。回復してきたな~♪」

と、嬉しそうにヒトリゴトのようにおっさって、

「バラードを続けてやることはあまりないんですが、、もう1曲いいですか?、すみません。」

・・「後でどろどろのロックもやるからさ!」・・・ってその言い訳の意味がよく分かりません(笑)。

ここで、誠さんが選んだのは「夕陽の交差点」でした。
なんだか分からないけれど、、、途中で突然にキュッと来てしまいました。
・・・そんなことないですか?何の前触れもないんだけど、、真っ直ぐすぎるくらいにストンと気持ちに入ってくること。
何か、、感じていたのかもしれません、、ちょっと、、だけだけど、、涙がこぼれてしまいました。

「・・・両方ともあそこ積んである「バラードベスト」に入っていますので・・・」(笑)。

さて。
じゃあこの辺で「皆さんのキライなロックアンドロールを!!!・・・・アーユーレディ!!」(「いぇい!!」)

前日、ライブハウスに飲みに行かれたそうでして。
そしたらば、今日はブルースのセッションをやってるそうで。
「早く終わったら弾きに来て下さいよー」と言われているそうでして^^

「んーー、どーしよっかなあ、、飲むか、セッションか・・・どっちかなあ。」(そういう選択肢に決まりなんですね^^;)

(因みに、そこは徳山では有名なライブハウスらしいです。ブギーハウス。
サイトを見ていたら、マスターは時々高円寺のJIROKICHIにもご出演されてたりするとかで、、
これはかなりのツワモノなのでいらっさいますね!!)

最近は、ご自分の本来の活動とは別にオアソビ(スンゴイ贅沢っっ!!)で、
Creamの曲ばっかりやるライブをやってること、、
今はこのような(要するに静かな音でということですね?)音でやっていますが、、
その時はマーシャル3段積み!! ドラムはツーバスー!!という爆音で、、、(確かにすげかったですたい)
何でもマジソンスクエアガーデンでも公演あるそうですねCream。
でも、自分がライブにいけないのが「悔しくて」(笑)・・・自分で^^;;;再結成記念企画ライブをやっちゃったという、、
それでね、これ、なんとしても「地方展開したいな」とのことですよ!!
これは期待して注目しちゃいましょう!!

でもって、次の曲はそこまではロックではないけれど、、
この曲が入っているアルバムは、ジャケットがとっても素敵で^^

「撮影に立ち会えなかったのが、僕はとても残念です!!」(そうだったのか^^)

勿論・・・「素敵な最後」!!

本格的に回復してきた手ごたえを得た、、とみるや。

どうしたんですか、コレは(笑)?

いつにもましてすごい気合いの入った間奏!!
・・・フレーズ、、大幅増量じゃないっすか(笑)。

うっかりすると、「Sunshine of your love」などのロックビンテージが紛れていたり^^
しまいには、「Stairway to heaven」まで飛び出す始末、、
・・・私の後ろからは、、「それは違うー^^」とツッコんでた人いましたからね^^;;
どうなっちゃったの(笑)。

そして、演奏を止めることなく、、、、

「全然予定になかったんですけど、、ビートルズのメンバーの曲を1人1曲ずつ唄います」

唄い出したのは「Oh my love」・・・・ジョン・レノンでした。
私もこの展開にちょっとびっくりしておりましたが、、、

唄い終わって「・・・ジョン、、」と。

そうくれば、次は・・「ポール」。「My Love」。

(私ったら、かなり迂闊でした。帰宅後にぼちぼち記憶の整理を始めてから、、、

「あ゛ーーーーっ。」

ビートルズ繋がり、かつ、、「My Love」繋がりだったのではありませんか!!
突然ひらめいちゃったんです。
・・・もう、ライブのその場で気づけなかった自分がすごくすごく悔しかったです(へんですかっ?))

いつにもまして、優しい・・・というよりは、エモーショナルな「My Love」だったような気がしました。
・・・またそれも良し^^

誠さん「どうもありがとうございました!! じゃあ、最後の曲になります」

お客さん「えーーー!!」

誠さん「えっ!?  えっと次で最後の曲になります」
(声が小さいのか、、お気に召さなかったらしいぞ^^;;。)

お客さん「ぅえーーーーーっ!!」

誠さん「いいともー!!」(なんでやあ^^;)

「すいませんっ、やっとかないと落ち着かないので(ええっ!!)・・・でも、バランス取れてないよねえ(苦笑)」

「デビューして22年目にして、初めて徳山に来ることができましたが、
こうやって温かく迎えてもらえて、、、1人も帰らずに、、鍵閉めちゃったからね~♪(何で楽しそうなんですかっ^^)
こういう機会を増やしたいです。また来たいと思います^^」

「えっと、、青いジャケットのアルバムに入っているんですが、、
最近の感謝の気持ちをギュウ詰めにした歌です・・・・
「音楽が好き」というだけで、多くの人に会えた・・そんな気持ちを込めました。
「Waltz In Blue」」

唄い終えて、ステージから降りるときに、、、
・・・また、ご自分で拍手しながら後ずさり(笑)。
・・・すぐに出てくるから、やっといてくれってか(笑)?!お茶目すぎ^^;;

=====

ええええ、すんごく早かったのですよ、、ステージに戻って来られるのが(笑)。

「ありがとうございます!! こっからあとは無礼講♪」(笑・それはアリなんですかっ!)

誠さんのお兄様が(この日何度目かのご登場で「・・・シツコイな^^;;」)
「雨戸を締め切ってやってた曲をやってもいいですかっ!!
ロックのインストゥルメンタルの原点、、ベンチャーズメドレー!」

とはいえ、、、

「こうやって僕達がやっても、本人たちのやってる回数にはかなわないんですからーー、、
ひょっとして今も日本に来てるとか?!」

と誠さんがおっさると、、

「もう、、、来てますね」(笑)。

・・・と、実はステージをおりたVenturesの皆さんは、飲みに繰り出さない。
コンビニ好きで、そこで色々勝手はホテルでこじんまりと打ち上がるのが恒例らしいです。
まあ、ご高齢でいらっしゃるということも理由のようなんですが。
でも、、「あのライブでのパッションはすごいですよね!!」
と、お2人で感心していらっしゃいました。

ええ、、因みに

「最初の曲がEmから、次が Am、 Am、 Am、 A・・・」(かな?)

楽曲の予告あり♪
「ベンチャーズメドレーやっちゃうぞう!!知らないぞう!」

・・・誠さん、めちゃくちゃ嬉しそうにしてらっさいます。

(ベンチャーズメドレーは、、
「パイプライン~ダイヤモンドヘッド~サーフライダー~木の葉の子守唄~ブルドッグ」(誠さんのヒトリゴトにて確認・・・コードと曲・・対応してるかなあ、、^^;))

耳なじみのある曲が次々と連なるのですが、、、
あのテケテケテケテケとか、、アコースティックでやっちゃうんですよ、、
弦のキュキュッてこすれる音とかですね、、
もう、何であんなに盛り上がっちゃうんでしょうね、ホントに楽しかったなあ♪
たっぷりと徳武&誠さん版ベンチャーズ、堪能いたしましたよ。

そして、最後の曲、、
「じゃあ、あともう1曲・・・」
去年、残念ながら音楽界の天才が逝ってしまいましたが、、

「あのヒトはね、ホントの天才ですよ。そこらの天才と違いますよ!!
曲があまりにも大きすぎで手をつけられなかったのだけど、本人がいなくなってしまった今、、
それを「受け継いでいく」というと、おこがましいけれど、、でも!!、」

誠さんがそう話し出すと、

「そうですね」とニコニコ徳武さんは聞いてらして、、
「いやあ、、いいこと言うなあと思って^^」

というと、「いやあ、照れるなあ、、、じゃあ飲みに行きましょうっ!」(やっぱりそうくるか^^)

「Georgia On My Mind」

これ、春先の公演からずっと唄ってこられましたよね、今ツアーで。
私が見ていない場所もあるのだけど、多分そうですよね。
違いますか?

あるときはバンドで、

あるときはソロで、

あるときはデュオで、、、

それこそその時々にフレキシブルに編成を変えていきながら、、

静岡での「鉄のギター」(まだ言うか^^;;)の打田さんとの時は、
それこそ、むせび泣くような響きを帯びていましたが
その時とは、同じギター2本にしても全く違う今日。
もう少しカラッと乾いた空がそこに見えるような、それでいて懐かしいような気がする、、ホントに。

贅沢にも、ほんとに色々な形で聴かせていただいたんだなあなんて思います。
名曲のココロを「受け継ぎ」始めておられるのですね、、

=====

「サンキュー、サンキュー、徳山!!」

演奏が全て終わった後、誠さんが徳武さんを促して、、
ステージ前方へきて、、ご挨拶、、

「大ホールのつもりで!!」

と、誠さんの生声が聴こえました^^
ちょっとカワイイかな^^

ステージ去り際にも、

「サインするぞっ!!」

と、元気よく降りて行かれた誠さんでした^^

締めのところで、福岡さんが出ていらして
いつもの業務連絡(サイン会のご案内&アンケートのお願い^^)
とともに、この日のコンサート実行に関わった、
各協賛・後援のスタッフさんに拍手を送りました^^

今年のマーティンクラブコンサートは、、、
温かく和やかに締めくくりとなりました^^
「来年もツアーやります」
って福岡さんおっしゃってましたよ^^

************

千秋楽ということもあり誠さんにご挨拶をしました。
それと、急遽ひとつお願いゴトをしていました。
それも快諾いただき、
一生懸命マジック握ったまま考えて下さって本当にありがとうございましたm(__)m
便乗もしちゃったんだけど、ちゃっかり^^;!!
「えっと、、?」と、HNのスペルを確認して下さることが多かったのですが、、
今回は何も聞かれることなく、、さらさらっと、、、そして7/23の日付まで入れていただいて、、
ホントにいつもいつも面倒をおかけするファンで申し訳ございません、、m(__)m
ふふふ、これはべこべこに凹んだ時に眺めてようっと♪お守りだ^^
・・・ちょっと愉快なものにサインいただいたのであります。

帰りの駅で、ちょっとトラブルめいたことがあったのですが、、
あそこまで疲れていなければ、もっと状況を面白く眺められたかもですけど、、
それでも退屈することなく^^;;;;;結構待ち時間は苦になりませんでしたね。
おかげで、徳山のことは決して忘れることはないでしょう^^
まあ、無事にその日を締めくくれたことに何ら変わりはないし、、
終わりよければナンとやらですからね^^

最後に。
誠さん始め、このツアーに参加されたゲストの皆様、、、
それからツアー関わった全てのスタッフの皆様へ。
今年も本当にありがとうございました!!そして、お疲れさまでした。

おかげさまで、今年もまた少しだけ「音楽ファン濃度」が上がったかなあ、、
なんてちょっと誇らしく思ってたりもする私です。
まあ、、自画自賛てやつですけどね。えへへ^^
           

本日のセット

1 Melissa
2 SMILE&SLEEP
3 今僕を泣かせて
4 your time

======

徳武さんと
1 ペリカン・イン・ザ・パーク
2 京都慕情
3 Mr.Sandman

======

徳武さんセット
1 Keith
2 クロウ

======

5 ゆるして
6 夕陽の交差点
7 素敵な最後
8 Oh my love
9 My Love
10 Waltz In Blue

EN1 ベンチャーズメドレー(曲名、文中参考にしてください。)
EN2 Georgia On My Mind

ありがとう、クリーム!(その2)

2005年07月07日 | 2005年ライブ・イベント
その1から続き、、

========

2セットめ、、
さすがに熱演でしたものね、、お召し替えあった模様。
つうか、、特に誠さんはがらっと変わってますから!!
紺かな?のベレー帽(ピンバッチが二つくらいついてた気がする)に、
半袖のTシャツは、淡いブルー系の藍染めちっくなテイスト、、
でもよく見ると女性の顔がプリントされてるのだよ^^
それに、チョーカーは引き続き。トップ・・あれは何のカタチだったのだろう。シルバーだったよね。
そして、、そうこれも書いておかなければね。
何日か前に、誠さんご自身のサイトで書かれていた「ホワイトバンド」、
今日も左手だったと思うけど、、されていました(あ、大珍道中大会のときもでした^^)
いずれにしても、気合いが半端じゃないのがディテールでも伺える^^(以上、二度めのファッションチェックおっしまいっ^^;;;;)

そういえば、1セットめはMCなし、、ノンストップでぐいぐいっと来てましたが。
2セットめからは、少しずつつうか、、どんどんおしゃべりになる皆さん^^

Creamに詳しい方にしてみたら、一番のハイライトはもしかして、これだったのかな。

「AS YOU SAID」

「ここで、(Cream)本人たちもやったことのない曲を、、、」と、誠さん。

「世界中数あるコピーバンドが、、やったことのあるバンドはないんじゃないかと思います」カースケさんも。

それを受けて誠さん「世界初のプレイを目の当りにする皆さん、コングラッチュレイション!!」

「・・・、世界初ってことにしといて」カースケさんだめ押し^^

サトケンさんは、チェロに持ち替え、、
あれ、、今日はどこかでアコースティックギター使うのかな?とセッティングしてあったのを、見て思っていたのですが、、
これですね^^誠さんもアコースティックに持ち替え。
(うーん、、何となく見た感じでは「ギルド」と読めましたが、、合ってる^^?)
つまり、アンプラグドなんだ。
何でも、これは実際のレコーディングにはクラプトンは参加していない筈なんですって。
ほぼ、ジャック・ブルース1人でやったんではないかと、、
「彼の真骨頂だね」、、という解説もいただきました^^
ちなみに、、八分の七拍子、、、「手、叩けないよね」と^^;;;

で、、ここで改めてセットリスト、、
そばの壁(鏡みたいになってる^^)に、べたっとガムテで貼ってあるのをしげしげと眺めにいった誠さん。

「オレ・・・曲順・・・間違ってる???・・・今ごろ気がついたよ」

・・・まことさーんっ^^;;;!!

サトケンさんも、「体がそっちに行ったんだから、、やりやすいように^^」
うんうん、さすがライブだね^^

「SWLABR」に関して、、「スーラバー」何でこう読むんだろう?
と、サトケンさんに問うてみた誠さんでしたが、、
・・・・どんどこ話が「DISRAELI GEARS」の由来に逸れていったのでした、、

誠さん「・・・SWLABR(スーラバー)の話してたのにねっ」ポツリ、、きびしーーっ^^

アーユーレディ!!!で、あのカッチョいい入りですってば。
もう大好きなんだなこれ。
最初にきいたのが、桑田さんのAAA(99年でしたか、誠さんがバンドマスター。)でだったと記憶してますが、、
もう、いきなり「なんだこりゃー」でノックアウトなカッチョよさでしたもんな。

誠さんのギターと唄のかっこよさに加え、
ここじゃあ、、ドラムとベースが徹底的に、、、ぶつかっておりますよ!!
半端でないド迫力の煽り合いなのよ!!リズム隊同士。
サトケンさんなんか、、ただでさえ、、あの左手に手袋をして弾くアグレッシブなスタイルは有名ですけど、、、
(あんな弾き方はベースじゃねえーー^^;;;!!と思うよ。)
両膝折って、、膝を床について弾きまくりですよ、、弾き倒しているっちう感じだよ、、もう。
ここでは、一旦誠さんがステージを下りてね、、横で見てらしたですよ。
頃合を見計らって戻ってくるんだけど、、、
お2人の間に立って、、、さっきの「パーフェクトシリーズ」のアナログレコード^^を持ってニコニコ立ってらっさるんだなあ^^
キュート過ぎます、反則ですよ、それは^^;;

そしてあまりにも有名な「Sunshine of your love」。
いいねーっ、あのおなじみのイントロだけで、、きゅーーですわ^^
あれはなんでしょうねえ、、
サトケンさんが、ベースマガジン(05年7月号にて。)にもライブレポを寄せていましたが、、

「・・・・長~い間待っていたんだ」

の想いも込められていたのかな、、、もしかして。

誠さん「最後の曲です。。」

「えーーー!!」(会場一同)

「Gmに手を持って来たら、あの曲です(じゃら~~ん!!・・・いつかどこかで聞いたような台詞だ^^)
・・・・みんなも一緒に・・みんなも一緒にロックしようじゃないか!!(吼)」

誠さんが叫ぶと、、、勿論始まったのは「WHITE ROOM」!!
・・・かっこいいよねえ、、ほんとに、、
あの大きく音色がうねるようなギターの響き、、ねえ。
そうそう、、まさしくギターの音色、、
歪ませるというか、、まさしく「うねる」という言葉が相応しい響き。
時折、、曲によってアクセント程度で効かせることはあっても、、
びしばし駆使しまくりっての、あまり聴いたことがない私。今日は浴びまくりです^^
ひぇー凄いよーー。改めてそのことに気づいた。
激しく「ぎゅ~いぎゅ~い」言ってましたもん、誠さんのギター、、ホントにね。

「そーかそーか、みんながよく言うのは・・・これのことなんだねー!!」

・・・今ごろそんなすっとぼけたコト言ってるやつです^^;
ええ、ロックはまだまだ勉強中なんだもん(開き直り)。

でも、これ聴いてるとすんごい気持ちいいわ。

**

アンコール、、、

ジャック・ブルースのTシャツに着替えた、、サトケンさん。

「ジャックーーー!!」

会場からの声にすごく嬉しそうです^^

「今日はありがとうございました!」

今日は、、まあ言ってみれば・・・「企画モノ」。

「Cream・・・ホンモノは、、どうってことない感じで・・4日間プレイしました。
世界中からそれを見に仲間が集まってくる、、そんな音楽家になりたいですねえ、、」

と、誠さん。

今日はこんな感じですが、、明日からまた個々の活動に戻ります、、、
もう、、全てを出し切って、、、!!

「へへっ」ていう風に、誠さんが切り出したのは
「実はね、昨日全然声が出なくなったんですよ、風邪のひどいやつだったらしくて」

・・・えーーーっ!!(会場)

サトケンさんも「昨日はこのボリュームの中、、斎藤さんはウィスパーで唄ってました」^^;;;;;

でも、そんな状況を頑張ってここまでに克服!!声がここまで!!
出るまでに一晩で回復させてきました、、、

ぼそっと、、、

「さすが、プロ!!」

と呟くように言ったカースケさんの言葉を逃さず、、

「あ、なに、、もっかい言って!!」^^

「さすが、プロ!!」

それ、言ってもらって・・・すんごい嬉しそうです^^

アンコールでは、、、
本人たち、現役の時にはやってなかったはず、、な曲。
「ワールドツアーがあるようで、ないようで、、、でもこの想いが届けってコトで・・・」
そのことに関して誠さんが「ちょっといい話!」と、豆知識を披露されたのでありました^^

その曲の「BRIDGE」の部分を弾いたのは、、ジョージ・ハリソン(本来彼の音だから。)じゃない、、クラプトンだーって。

「そのために、、ここに1つだけエフェクター持ってきたんだぞ^^
そしたら、レズリーの音がするんだ^^」

(コレも、お約束なんですね。器材を見ると、分かる方にはわかるらしいですね。へえ、、、)
誠さん・・・めちゃくちゃ嬉しそうに報告してくれるんですけど^^

「その重箱の隅に、顕微鏡をぐいぐい押し当てて見るような話、、してくださいっ」

と、サトケンさんもたたみかけます。
ていうか、これはさすがのサトケンさんもご存知なかったお話なんですって。

最初のところをひたすら弾いていたのが、、実はジョージ。
「BRIDGE」部分は、、クラプトンが弾いた、、音は本来ジョージのだけど、、

「ところが違うっ、、・・・違うぞーっ!!」

「はいっ、注目っ!!」(byサトケンさん、、)

でね、、最初の部分をひたすら弾いてたのが、、ジョージ・ハリソンだったと。
で、、その間、クラプトンは微動だにせず^^待ってて
その「BRIDGE」のところに来たところで、、、、、、、と、弾いて下さるではないの!!

「なんてやつだっっ、なんてかっこいいんだーっ」

声が裏返って、賞賛しておられますってば^^。

「もうひとつあるんだよっ」(何で怒ってんですか^^;;)

更に、曲のタイトルの由来。
これは、歌詞にヒトコトも出てこないけど「BADGE」。
ジョージの譜面?に「BRIDGE」と書いてあったのを裏側から見たクラプトンが、「BADGE」と読み間違えて。それが面白いってことで。
それがそのまま「世紀の名曲になりましたとさ」というのが真相らしっすよ。

「話長くなったけど、いくかっ、、アーユーレディ!!」

・・・・しかし。
誠さん、大スキよね、、こういうお話チェックされてるよね、、細々と^^
それでもってね、お気に入りのお話は、完全にアタマに入ってるに違いないですわね。

そう、その「BADGE」ですってば。
つまりは、、誠さん一人で再現するわけだから、
ギターは、ジョージ・ハリソンとエリック・クラプトンと2人分なんだー。
改めてそうやって知ってから聴くと、、、すごいなあと思う。
しかし、、もう、、そのこれ見よがしに「BRIDGE」のとこで、、
誠さんたら、、、、ためるためるためるためるーーー^^!!
そして、会場をゆっくりと見渡すや、、もうっ満面の笑みでエフェクターのベダル踏むのよ、、あの有名なフレーズを弾くために。盛り上がんないわきゃないでしょ^^もう。さすがすぎです。
それが二回もあるんだから♪

最後はそのまま「I'M SO GLAD」へ。おなじみのアルペジオから入るやつです。
ホンモノのライブのオープニングはこれだったそうですね!!
ちゃっかりサビの連呼のとこだけ、、唄っちゃいました^^
向かって右端でずっと演奏されていた誠さんですが、、このときのギターはぐいぐい真ん中に出てきたです。
すごかったです。
で、おかげで私、アタマにギターのネックが突き刺さるかと思いました、ハイ^^;;
それくらい熱こもってたなあ、、、

「いい音楽を聴いていこう!!」

誠さんは、ヒトコト残してステージから去って行かれました、、、、

・・・・が。

・・・・が。

一向に拍手は鳴り止む気配がありません。

・・・・・・。

クリームに対してではなく、お三方の熱演に対するお客さんからの熱いラブコールであることは、
まず間違いありません。
暫くして、お三方は再びステージに出ていらっしゃいました。

・・・・が。

「我々のレパートリーは、出尽くしました」とサトケンさんが言えば、

「・・・私の声も出尽くしました」と、誠さん、、、

・・・実際、途中から誠さんはほんとに搾り出すようなシャウトだったなあ。
それでもアンコールの声援に応えて、、もうひと踏ん張りして下さいましたよ(多謝!!)。
ぎりぎりのところでのシャウトだったと思いますが、「CROSSROADS」再び!!
演奏にもすごく勢いがあって、スリリングなこの曲がホントに最後でした。

ありがとう、クリーム!

カースケさんは、ご自分で持ってきたアナログ盤にチューしてたもんね^^

*********

耳もみーみー、、アタマもくらっくらっするくらいのすげーライブでした。
ライブ直後は、もう何が何だか混沌としていたのだけれど、
少しずつ時間経過があって落ち着いてくると、、なるほど、これはこうだったのか。
と、個人的にすごく納得して嬉しくなってることも幾つかありました、発見とかね。

ともかく。
カバーとかコピーとか、世界じゅうに数多(あまた)あると思うんですけど。
でも、これは超一流ですよ。間違いない。
現役ばりばりの皆さんがですよ、、、、
それぞれにこれでもかーー!! の「愛」を思いっきり!!ぶちまけまくるところを目の当りにしたというか。
そうなんだよねえ、、ほんと、、すごくすごく愛してるんだよねえ、、
だからなのかな、皆さんとってもいい表情をしていた。
サトケンさんなんか、本当に終始楽しそうに弾いてたもんねえ、ベース。
そのかもし出す音は、半端でない超ヘビー級の音色なんだけどね、、^^;;;
このライブが嬉しくてたまんないんだろうなって。体現してたもんね。
(ある方が・・ハッピーなシロクマって、、おっさったのだけど、、たとえがうますぎっス^^)
そのサマを間近で見られて、そのハッピーな気分を多々お裾分けに預かったと言う感じでしょうか。

勿論、各自、、ご自分の普段の活動もあるでしょうけれども、
また「愛をぶちまけたくなったら」いつでも、、お待ちしていますので^^
もっともっと、曲とか勉強してきますから、、またやってくださーーい!!
てか、、すんごい楽しんじゃった私のお願い^^

(※翌日も、半ば・・・いや、かなりくらんくらんしてたんですが。
でも、すごく幸せな気分だったんだよね・・・ポジティブなパワーを貰ったのかな。)


1セット

1 DESERTED CITIES OF THE HEART (誠さん)
2 POLITICIAN (サトケンさん)
3 SITTING ON THE TOP OF THE WORLD(カースケさん) 
4 WE'RE GOING WRONG (誠さん)
5 SPOONFUL(サトケンさん)
6 BORN UNDER A BAD SIGN(カースケさん)
7 CROSSROADS(誠さん)
8 TOAD

2セット

1 SWEET WINE
2 SLEEPY TIME TIME(サトケンさん)
3 AS YOU SAID (カースケさん)
4 SWLABR(誠さん)
5 Sunshine of your love(サトケンさん、誠さん)
6 WHITE ROOM(サトケンさん、誠さん)

アンコール

1 BADGE
2 I'M SO GLAD
3 CROSSROADS

ありがとう、クリーム!(その1)

2005年07月07日 | 2005年ライブ・イベント
ありがとう、クリーム!
(Cream 再結成記念企画ライブ)
 
2005年7月7日(木)@原宿(渋谷)クロコダイル

~出演~

河村"カースケ"智康(ジンジャー)
佐藤研二(ジャック)
斎藤 誠(エリック)

※表記の順番は本物に倣っております^^。

さあ、この日がいよいよやってまいりました。
この日の朝、チェックした誠さんのヒトリゴトが少しばかり引っかかります。
「大変なこと」ってなんだ?!いったいナニがあったのですかっ??

さて本日の会場、原宿クロコダイルには、ワタクシめ、職場から徒歩でとっとっとっ(決して近くはないが、、)と、何とか行ける距離なので大変ありがたいのです^^

到着してみたら、もう既に、皆さん結構集まり始めておりました。

******

チケ発の日に、えらい気合いが入ってたもので、、すごい整理番号。
したがって、開場早々に入場させていただいたのであります^^
もう、どこでも自由席ーーということで、、とりあえず楽器の並びは見ておいて、、
でも、とりあえず「がぶっ」の席をチョイスしておく^^

気になるのは、向かって左からベース、、
(アンプの積み方がもうとっても素敵^^
しかも、一番上のには「矢場とん」(味噌カツの超有名お店♪)のあのブーちゃんのカードが貼り付いている。すんばらすぃ、、そういえばサトケンさんは名古屋でしたけか。)
ドラム(勿論、ツーバス!!)、ギター、、
の前に、、、椅子が3つ、、、並んでいますのだ。これは、間違いなく「座談会用」なり^^
・・・お三人が座られた時の状況が、、、、正直言ってチト怖いのだが^^;
まあ、ライブが始まってしまえばなんとかなるであろう、、、みたいな。

会場には事もあろうに、、ホンモノのクリームのビデオが流れてるんですけど、、、これって^^;??

******

時間になると、まずは誠さんとカースケさんがすすっとご登場。
その・・・お席につかれます^^

「こんばんは!!ゆっくりやりましょう。」

「ジンジャー役の河村カースケです、、ええ、ワタクシ、エリック役の、、サイトーです。」

あらまっ、一段と今日はきまっておられます!!誠さん。
水色の(遠目に見ると、、でも近め^^だと細かい模様があるのだぞ^^)のシャツに、チョーカー、
ジーンズ(これ、かなりオサレと見た。一段と脚が長く見えるブーツカットみたいなやつ)に、
濃紺のデニムのテンガロンハットてな感じですかね。
(以上、最初のファッションチェックは終了←何のコーナー^^;;;?!)
そして、カースケさんは黒のTシャツ、、はクリームだぞ♪

もちろん誠さんが司会ってことになるんでしょうね^^
「今日、一番説得力あるオトコを呼びましょう、、、実際その場に行って見てきています!!」
と、サトケンさんを呼び込まれます。
あ、しかもこの日はそれぞれの役割付きでありましたから^^(因みに、入口の看板にも^^)

「ジャックこと・・・佐藤研二ですっ!!」ええ、肩書きがちゃんとつくのですよー♪

でね、まず誠さんが切り出します。

「5月5日といえば、自分のライブを横浜でやっていた日なんですよ。
もう、、ライブやっていながら、、、
ロンドンはどうなってるんだろう!? 気が気じゃなかったんですよ!!」(そうだったのね!!)

といえば、、カースケさん、、

「5月3日てさ、オレの誕生日だったんだよー!!45歳~!!」

と割り込み(笑)既に面白すぎですよ。

でもって、本日は
「全世界で、これ1回しかないんじゃないですかね、、なかなかないですよー、クリームを肴に飲むというこの会」^^
・・・そうか、そういう日だったんだー^^

ここで、こそこそっと誠さんがサトケンさんに耳打ち、、、

するとおもむろに、サトケンさん。

「しつもんたいーーむ!!」^^
「この中で、クリームのライブをロンドンに見に行ったぞ!!と言う方は?」

誠さん曰く、この状況では挙げにくいでしょうけど、、絶対いるはずと、、
何でも、誠さんのところに「ホンモノとどれだけ違うか見極めてやる」というメールが届いたのだそうな、、
それでもって、、みんな緊張度ひとしお、、「一生懸命練習したもんな!」と、、
ひょえー・・・勇気のあるメールを書ける方もいらさるのねっ、、、^^;;;;

当日のライブのパンフと、ポストカードをお披露目^^
(カースケさんが喋ると、、誠さん「カースケ、声こもってるよ、、」・・・カースケさん「気にすんなよ」^^;;)

で、まずはお三方のそれぞれのクリームとのなれ初めのお話から、、

最初はカースケさん。
アナログのレコードを持ってきていらっしゃいます。
「知ってるヒトいないと思う」と、おっしゃられたそれは、
「パーフェクトシリーズ」といって、色々なアーティストの楽曲をそれぞれ1枚のアルバムにまとめているようです。ジャケットを開いたところで、当時一緒に出ていたであろうアーティストを逐一誠さんが読み上げて下さいますが、、
すごいのなんの(^_^;)

コニー・フランシス、チック・コリア、、アストラッド・ジルベルト、、、ジョルジュ・ムスタキ。。。

サトケンさんがおっさるまでもなく、、

「これ、同じシリーズでいいんですか」^^;;;

ほんとだよ、、^^;;;;;

しかも、、誠さんがまた指摘。
有名な写真(「グッバイクリーム」のそれだと思われ、、^^;;;)、、
下の方がぶった切られているという、、(涙)。

で、とにかくこれでクリームを聴いたのが最初だったそう。

誠さんは、、、一応、、「最後に聞くからね、、」とサトケンさんに^^断る、、、
「僕、オチがないですよ」・・・^^;;

誠さんは、小学校の時(4,5,6年くらい)、当時音楽と言えばビートルズしかないと思い込んでいたそうで。
当時よく聴いていたラジオ番組が、毎日ヒットチャートをオンエアしてたんだとか。
なぜかというと、「レコード店」のものだかららしいです。

(なお、そのラジオ局が当時のラジオ関東・・「えっと、今の、、」と言い淀まれたところで、
こそっと「・・・にっぽん(ラジオ日本)」・・と、言ったのがしっかりと聞こえちゃったらしく、、
「ありがとうございます!!」・・・ステージから言われてしまい、、あわあわ冒頭から汗かきましたすよ、、^^;
関係ないけど・・・ラジ関(らじかん)時代、少し聴いてたことがあるんですわ、私^^;;
小学校高学年・中学くらい、、ちょっと変わってますかね^^)

その時に聴いた「Sunshine of your love」が最初。
でも、その時はそんなに聴いていかなくて、、、
世の中は、ビートルズ、、からウッドストック・・・、、という流れがあって。
その中の1つくらいだろう、、くらいにしか、子供の誠さんには認識がなかったそうで。
やがて、72年くらい、、クリームの弟分バンドのマウンテンにはまり、、、
そこから、、この大元はクリームっていうバンドなんだぞと・・・
いろいろ知って遡って聴いていったということらしいのです。

で、期待の^^サトケンさんですが。

学生時代には、まったくロックに興味がなく、、、
例えば

校内放送で「デトロイトロックシティ」をかけて、大問題!!・・・・ばっかじゃないの~??(笑)
また、

誰かが「ベイシティローラーズ」のコンサートに誰かが行って大問題!!・・・・ばっかじゃないのー!!何が面白いのっ!!(笑)

てな具合だったとか。

そこで、、カースケさんが、、
ちらっと、ベイシティローラーズのネタで食いつきました^^
おじさんから貰ったチケット、、二枚ね^^をちょっくら、、、、(以下自粛ね、、)

話がくどいわりに、なお遠回りする、、というサトケンさんやカースケさんのために^^
「こうやって・・2人の話が逸れないよう^^」、、誠さんが厳重にタイムキープ、、左手にはちゃんと時計持ってます、、
「ちょうど8時からライブ始められるようにね^^」(すんばらすぃ。)
あ、ついでに言うと、誠さんの右手の指の間にはピック挟んだままでした^^
オイラは気が付いたぞー^^

まあ、それはともかく、、
その後、お姉さんに誘われて高校の文化祭を見に行った時に、、、
なんと、、高校生の演奏する「Sunshine of your love」を聴いてノックアウト!!

「こんなものが世の中にあったのかーーー!!」

ただし、(ラジオを聴いてとか、誰かの聴いてたレコードで、、というのでなく)高校生が演奏するというのがミソらしいすな(笑)。
「もう、人生いきなり回れ右、、前へ前へとバックしまくり!!」状態だったそうな。
(爆・誠さんに「それ、ネタだろうっ」と言われてました)。
そこまで言ってサトケンさんは「すっきりしましたー」って(これっ^^;;)
誠さんの感想・・・「・・・随分と間接的だったねえ、、」(苦笑)。

お話は次に進み、
お三方がこのライブをやるにあたり、死守しようとしたことがあったそうで。
それが、楽器のセッティングのこと。
普通の現在のセッティングより、ドラムがかなり前に出るというそれです。
アンプがドラムの後ろにある。

カースケさんが来られる前に、ローディーさんがドラムの通常のセッティングをしてたところ、
サトケンさんが、、「違う、もっと前だせ!! 全然前っ!!」といって、
しまいには、ご自分で「ずずずっ」と移動させていたらしいです^^;;
要するに、横から見ると、ベース、ドラム、ギターが一線に並ぶ。
ドラムの生音を聴いて、他の楽器が演奏をする、、そういう具合だったそうで。
その後、到着されたカースケさん、その様子を見てすんごく嬉しそうだったんだとか。

「これでしょう、やっぱり。今までこんなに前にセッティングしてもらったの初めて!!」

もし、今日ライブに先立って「座談会」^^がなければ、
ステージぎりぎり前まで出したいくらいだったんだとか。
えーいいなあー。それ、、、すげーなー。見たいなー。

途中「・・マイク、こうやった方が声が通るよ」、、と誠さんが言ったら、、
カースケさん、サトケンさん、、2人してマイク思いっきし立ててねえ、、コントすか?
「お前達、ぜんぜんラッパー世代じゃないな^^;;」
あきれる誠さんなのでした^

そして、、、いよいよ。
ライブの感想を問われると、、
うーーん、、とひとしきり唸った後で、、

「簡潔に答えからいうと、・・・・言葉がナイチンゲール。」(笑)

「それはどういう意味かっていうと、言葉がないってことです^^」・・・訳している方がいますようっ^^;

すごく興奮するとか、、具体的にそういう何か言葉に表現できるものではなかったらしいのですね。

ライブに到るお話ですが、、
チケット取りの話、、これはいずこも同じですねえ、、
インターネット経由で取る時の、涙ぐましい格闘は、みんな同じだわね。

何でも、このときは必要事項の入力全て5分以内で終わらせないと、キャンセル扱いになるとのこと。
最初は、すごく丁寧にやっていたら、、それで引っかかってしまったそうで、、
画面上には、

「5分以内にやらなかったらキャンセル扱いなんだよっ、タコっ!!」

て、ほんとかよ(大笑)。

「タコ!!はないだろう、、オクトパスとか」(会場・大爆。カースケさん、、・・・そのタコかよっ^^;;)とか言われておりましたが。

とりあえず、半泣き状態で一生懸命入力をやり直して再度トライ、、、送信。

そしたら、

「しゅっ、、、呑み込まれたんです」

笑。

でも、その後何の音沙汰もなし、、

「おめでとう。毎度ご予約ありがとうございます、、とかありそうじゃないですかー!!」

(「「毎度!」はないと思うよ」と、ストレートにツッコむ誠さん^^;;)

その後、音沙汰なく・・・
「何にも・・ナイチンゲールだったんです」

その時点で取れてるとは思わず、、やさぐれていたらしいです^^;
「どうせオレなんか、、見ちゃいけないんだー」(ご自身で、曰く、、被害妄想に手足・・・なんだとか^^;あららー。)

途中、、話を急かしそになる(というか、スキップする)カースケさんをマアマアと言ってなだめて、、

ところがある日、クレジットカードの請求書が来て。
「身に覚えのない高額チケットの請求」があるではないか。

「んなにーーーっ!!」と。

調べたら、チケット予約のHPに出ている電話番号というのを突き止め、

「きっさまぁぁぁーー!!」

と、国際電話をしてみたらしい。(誠さん、、「何でそんなにけんか腰なの^^;;;;?」)

そしたら調べてもらったら、、、

「Oh, Congratulation!!」

・・・なんと、チケット取れてたんですってー。それがわかってなかったそうな。
チケット取れたときの喜びは「そりゃもう、前へ前へバックです^^」(「2度言わないっ」と誠さん^^;;)

席の場所はね、場所はね、、と、
カースケさんの着ているTシャツのバックプリントが、まさしくロイヤルアルバートホールの外観。
それでもって、コーフンして立ち上がって説明するお二人^^;;
で、、すんげー楽しそうなんですけどこの方たち(笑)。
それを見た誠さんが

「す・わ・れ!!」^^

・・・いつも集まって飲むとこんな賑々しく盛り上がってる感じなのかしらん^^。

ライブそのものお話でも盛り上がりましたね。
とかく、色んな噂が飛び交った再結成ライブでしたが・・・。

「違うよ、そんなんじゃないよ。彼らはもっと本気だよ」

と感じたのだそうです。
これは、カースケさんもサトケンさんもおっしゃってましたね。

面白かったのが、ライブの全日程。
カメラとか、、録音機材とか、、全くのノーチェックだったらしいのです。
当然公式には、秋口にライブのDVDが出るとかで、
その撮影もあったらしいのですが、フラッシュとか会場バンバンたいてたらしいです。
その代わり、インタビューには一切答えていないそうなのですが、、

誠さんもPlayerマガジンの記事を読んで、、、
そのリハにおける、、気合いのホンモノ具合を垣間見て、、改めて・・・じぃぃぃん、、

サトケンさんも、色々なところをリサーチしてみたところ、、
実際、会場に足を運ばれた方たちの感想などの書き込みでは、

「Thanks for sharing!!」

と言うコトバが目立ったとかで。なるほど、そういうことなのか、、と。

誠さんも

「でも・・・相変わらず、リーダーはジンジャー・ベイカーだな。そこが凄いよな~。
だって、あのクラプトンがバッキングやるんだよ?最近やんないでしょ。」

その嬉しそうなこと嬉しそうなこと。

「さ、時間になりました。では僕らは楽屋に2分入って、、気合い入れて出直してきます!!」

の、誠さんのコトバでこの「会」は、まずはお開きに、、、^^
誠さんタイムキープ、オミゴトでしたー^^

この間、30分弱だったと思いますが、、、
お三方、、すごいクリームファンですけど、、^^ 
お話聞いてるだけで、いっぱい勉強になっちゃいましたがなー。
もうもう、てってーてきに語り倒しですもん、、
勿論、、おちゃらけも時折は混じったものの、、^^
でも、プロのミュージシャンとしての視点も当然あり、、、
いやはや・・・その「愛の深さたるや」。
恐れ入りました。ものすごく・・・楽しかったです。

***

ライブは20時に開始。

いったん、楽屋に入ったお三方、、、再登場です。

誠さんは当然ギブソンのギターを使用。
分からないなりに、アンプも見てみる。

「メサ ブギー」

・・・今はさっぱりワカランチンだが、、
ギターとの相性、そのときに欲しい音との兼ね合いだろうと思う。
メモっておくと、、いつか「ああ、そういうことなのか」と、分かる日が・・・来るといいな♪(・・・来ないかもだけど^^)
てか、、少し自分でも何か1つ楽器を深深と追求してみた方がいいのかな、そろそろ、、うーむ。
そんなことはさておき^^;;;ほんとにかっこいいよー、誠さんっ!!

サトケンさんとこは、マーシャルがっつり3段だっけか、、積んでありまして、、
ベースそのものも、何だか年期の入った、、すごいルックスをしています。

で、カースケさんはツーバス、、これは基本でした、前回のお話で。

誠さんの「C'moon(さあいこう)!!」という合図が出て、、
いよいよ、、

「DESERTED CITIES OF THE HEART」からスタート。

爆音、、しかも相当な重低音ということで、、それなりの覚悟はしてまいりましたよ^^;
去年も経験しておりますが、、^^
勿論これくらいの爆音は経験があるけれど、、
これを、クロコのキャパでやられるんですよ、あーた^^いきなり壊れるでしょ。
だってね、、、ほんとに「みしみし」来ますよ。
感覚に訴えるとか、、そんな生易しいものでなく、、
いきなり脳味噌ぐわっと揺さぶられるような感じで、、、アタマぐいっとつかまれてシェイクですよ^^;;
そして、カラダに直にその震動がびりびりびりびり来るんですよ、ダイレクトにね。
でね、、これがスンゴク気持ちいいんです(笑)。

「WE'RE GOING WRONG」、なんと言ってもカースケさんのドラムでしょ!!
ものすごく印象的だった。
誠さんのボーカルの響きも、どことなく切ない感じがあって、、、
誠さんのギターのソロと、、そのドラムの絡み合いがなんともスリリングで。
音の大きさだけで押し切らない「深み」みたいなものも、同時に伝わってきた感じがしました。

「SPOONFUL」はね、もう何ていうんだろう。
お三方のせめぎあいっつうんでしょうかね。
そりゃあ、凄まじい迫力で、、見ていて、、口ぽかーん状態でしたよ。
もう、そりゃあそれぞれがノビノビと弾き倒してたよね、、^^
お互いの音は、聴いてるだろうとは思うんだけどね、、、、
うん、、しっかりとというよりは、その瞬間というか、、火花が散るような、、
そんなアイコンタクトだったと思う。それに気がついて、、うぉぉぉぉとかわくわくしちゃったりね^^
完全に、それぞれ自分が出す音に集中して・・・没入しているかのような瞬間が随分あったような気がする。
こういうのは、見ててほんとに面白いよ。
・・・すごくいいねえ、、、、^^

と、ふと思いましたよ。
さっきまではそれぞれの話、、ツッコミどころがあったら、、
逃さず全部いただこう^^みたいなところがあったお三方なのですが、、^^

いざ楽器を持つと、、
それぞれ自分のパートに誇りを持っていらっしゃるのは当然だと思うのですが、、
それぞれみんな、、お互いに敬意を払ってるというか、、
そんな想いがが満ち満ちてた感じ。
勿論、ホンモノに対するリスペクトは半端じゃないと思うけど、、
今、一緒にステージに立つ仲間へのリスペクトも、、ひしひしと。
・・・すごく素敵だと思いました。

ええと、、ボーカルの分担も、
ホンモノに倣ったのかなあ(笑)と、思ったのですけど、、
必ずしも、、、そうでない、、、?ですよね。
でも、前回よりは圧倒的に曲数カースケさん唄っておられましたねえ。
時に、、誠さんがドラムの側に、ぴたっと寄り添って立ってギターを弾かれていたのですが、、
ほんとにね、、唄ってるカースケさんをすごく嬉しそうな眼差しで見てらして、、^^
あれはよかったなあ、、、何か見てる方もすごく嬉しくなっちゃう光景でしたね。

「CROSSROADS」。
クラプトンもそうみたいだし、、(彼にとってひとかたならぬ、大事な曲なんだろうと思う。)
時々、誠さんがやるときもそうだけど、、
時に、少しテンポをゆっくりにして演奏してらしたと思うんだけど、、
断然トリオでやるときは、、このスピーディーなあまりにも有名なバージョンですやね^^
あのね、、もう、、
特に間奏でもう「おらーーー!!」と言わんばかりに、びっしばし!!に炸裂しまくりで畳み掛けてくるような、、
あのベースの重低音のとこが大好きな曲でありますよ、私。

1部最後は、インスト。
「TOAD」。
ご存知の方は、大変よくご存知だと思いますが、、
とんでもないくらいに、これドラムのソロが長いんですよ。
誠さんがさっき言ってらした「Player」誌のレポには、
昔はそれこそ「おトイレタイム」^^;;になっちゃってたらしいのですけど。
どうしてどうして、、、片時も注意を逸らせません、、
目が、耳が離せない凄いはりつめた状態なんですよ。
オリジナルのジンジャーのは分かりませぬが^^;
とにかく、今、目の前のカースケさんの凄さを改めて見せつけられる思いなんですから。

誠さん、サトケンさんは一旦楽器を置いてステージから下り、、、
完全にカースケさんの一人舞台そのものなの!!!
袖でステージのカースケさんを見てらっしゃったお二人の・・・本当に!!嬉しそうな様子ったらなかったですよ^^
途中、、これでもかーで「きゃーー!!」とか、「ひゃーー!!」とか、相変わらず絶叫しまくってやってたんですけど^^;
・・・いやあ、叫びがいありましたわ^^。
というか、あれだけ音がおっきいと関係ないっしょみたいな^
でも、出演者(サトケンさん)もカースケさんの側でやってましたけど・・・^^;;

お2人が戻ってこられて、
恒例の「ドラムロール&キャッチ」、、、がありましたが、、
最初は失敗、、、なんと!その取り落としたスティックがころころって転がってきて、、、
ぽと・・・なんと、私の目の前に落ちた^^;
フツウのライブではありえないでしょ?

スティックが何かあったらころころって転がってくる距離なんだよ?!

その長時間の力強いソロを支えたスティック、、、
言ってみれば、、指のささくれみたいなのが、、細かくたっくさん出来てる、、
捲れあがってる状態になってました、、ひぇぇぇ!!
その力のこもった、魂のこもった演奏ってのを改めて実感しましたよ。
で、、すかさず新しいスティックを取り出して、、再度チャレンジ、、、
投げ上げの高度を下げたこともあって^^;;今度は成功、、お見事!!

「河村カースケ、YEAH!!」

「20分お休みでーす」^^

その2へ続く。

大珍道中大会・東京ファイナル(その1)

2005年07月05日 | 2005年ライブ・イベント
** 大珍道中大会ツアー**
春名バンド+the bond+斎藤誠
(追加公演・東京ファイナル)
 
2005年7月5日(火)@目黒Blues Alley Japan

~ 出演 ~

春名バンド

Sax:春名正治
Drs:成田昭彦
Bass:角田俊介
Key:深町栄
Gtr:浅野"ブッチャー"祥之
Per:コスマス・カピッツァ

***

the bond

Drs:河村"カースケ"智康
Bass:角田俊介
Key:片山敦夫
Gtr:柳沢"230"二三男

***

special guest
vo&Gtr&総合司会^^(前説・・・とも^^;;) 斎藤誠 


ええと、、実は私この日が初ブルースアレイでした。
いろいろと心配して、ネットから地図を取ってみたり。
そこまでするかっ!!なほど確認してったわりには、あっさりと場所が見つかって、えへへ♪
というか、お友達に途中の角で拾ってもらいました^^;;

場所は目黒駅から数分弱にある、ホテルのB1というロケーション。
既に入場のための行列が出来てはいるものの、
予めテーブルの予約が出来ており、開場してから開演までに1時間半あると、、
どうするー?!とか言ってましたが、そのまま入場♪

そして、案内された席が。

えーーーー。うそーっ。

まぢすか。

ぅえええええええー!!

こんなトコで見ちゃってていいのかよっ!!

正真正銘のかぶりつき席でした^^;
ステージにぴったりとテーブルもくっついてて。
センターマイクが目の前、、、、、、

お友達が着々と到着してみれば、、あれれ(笑)。
はかったように、何だかみんな席が近くだぞー(笑)。
それは、間違いなく同じようなタイミングで予約をしたに違いないのでありますな。
(お友達のお連れのクマちゃんと、私んとこのマーチン君の記念撮影とかしてみたり^-^)

でも本当なら、この日の予約を取って下さった最大の功労者が、、残念ながら、不参加、、、
ほんと、、今でも思うけど、、思いっきりかぶりついて欲しかったよう!!

****

会場は、数人ずつのテーブルが余裕をもって配置されていて、、
なおかつ、、、少し空いたスペースは立ち見として確保されていた模様です。
食事をゆっくり・・・というのが、大前提としてあるみたいですね。
全体に、ゆったりと、、という雰囲気みたいです。

****

さてさて、この日の大珍道中大会。
言わずと知れた、今年の3月に広島⇒神戸⇒名古屋と、、
大盛り上がりを見せたツアーでありました。

「これを東京でやらない手はないでしょう!!」

と、実にそのライブ直後から待望されていたものでした。
人数もさることながら、全員がとても多忙な方たちだけに、、大丈夫かなあとも思いましたが、
既にやる気まんまんでいらしたのを覚えています。

the bond、春名バンドのジョイント。
ゲストは我らが誠さん!!

・・・かねてから、自らおっさられてた通りなんですが、
実に、誠さんにとって大変都合がいいといいますか(笑)そういうライブなのだとか。
というのも、メンバーを見ていただければよっくわかると思うのですが、、
まあ、皆さん合わせると、、要するにフルメンなんですわ^^
こりゃー素敵だあ、、てなもんでしょ?

そして、7月にして既にそうなのはちっと寂しい気がしないでもないが、、
全員が多忙ゆえ、、今年最後のフルメンライブでもある。(らしいです。)

***

・・・ステージの楽器の並びを一応確認してみる、、
2バンド全員が出てもOKなよう、全ての楽器等セッティング済みの模様。

向かって左がキーボード、
反対がギターだなと、、
後ろは勿論リズム隊ってわけね?

いちお、、このあたりはさっくり把握するのが最近のお約束みたいなもんですか、、、
詳しいことはわかんないくせにー^^

でも、あれっギターが置いてない、ベースが置いてない、、
てことは、本番直前まで楽屋で練習中ですかっっ、、

余計な、大きなお世話な想像を巡らすのもいつものことです(笑)。

そして、もう1つ。
ブルースアレイには、所謂その中に「楽屋」というのがありません。
一部、他のライブなんかでは、楽屋代わりに使うスペースもあるそうなんですが、、、
今回はそこも開放されていたようで、、
出演者も、、客席のテーブルの合間を縫ってステージに上がる、、そういうシステムですね^^
その導線も、白いテープが床に貼ってあったり。
そんな感じ。

***

さてさて、、
ぼちぼち客席後ろ(階段になってたりする)あたりに、
メンバーさんたちが集まりつつ、、、
開演の待機をしているという感じです。

まずは、この日も総合司会^^を務める誠さんがお1人で登場。
紺のデニムの帽子(つば短め。)、Tシャツ、ジーンズ、、
で、飄々と暗闇から^^ご登場され・・・。
ここで、もういきなり「さいとーーっ」の歓声が飛ぶ(←てか、やりました^^;)

誠さん曰くこの「○○大会」とつくのは、

「非常に「関西」なんだそうですね^^・・・趣のある・・」と、

因みに、これは春名さん情報らしいです。

「ええと、春のツアーに来た人、いますかー」

と、ステージから誠さんが問うと、、
これが結構な歓声だったりして(笑)。

「・・・同じような曲やっても怒んないで下さいよっ^^;」

東京の中心の・・このようなセレブな場所で出すのがふさわしい音か、、
と、前置きをされた後で、、
まずは、the bondの皆さんを一人一人呼び込み♪

これまた、客席を経由でご登場されるわけです。
緊張感があるようなないような、、なんか不思議な感じもしたもんです。

誠さんと、彼らは当然のことながら、
勝手知りすぎるくらいの間柄ですから^^
マイクは一応渡すものの^^もうこの時点で軽いジョブの応酬も^^

===
(おことわり)
以下、the bondのセットと、春名バンドのセットについては、さくっと書かせていただきます。
詳細なレポを見つけましたら、どんどん追加してご紹介しますので、、、
そちらでどうかご勘弁下さいませ、、、(汗)。
===

the bondさんのセット。

えっと、、会場によってメンバーさんたちの立ち位置が変わってきます。
今回は、向かって左から・・・
片山さん、、角田さん、カースケさん、230さん、、だったかな?
マルディグラだと、ぎゅっと凝縮^^というか、、殆ど折り重なるようにして、、
お客さんにも折り重なるようにしてやってますからね、、とっても新鮮です^^
メンバーさんも、白熱したときに動けるスペースがあるからいいんでないかと、、
想像してみたりもします^^

この日も、3月のツアー前からぐぐんと増えたオリジナルづくしのセットでした。
ジャパンツアー(と、カースケさんは言い続けている^^)最初のマルディグラ、、チキンジョージ、TOKUZOで聴いた時より、
また少し微妙に・・・進化(?!という言い方が適切かどうか、、)というか、、ニュアンスが変わってるところもあって、、とっても楽しかったです。
お客さんは勿論、メンバーさんも気合い入っているのが見ていてよくわかりましたね♪

リーダー、、バンマス?のカースケさんの

「ブルースアレイ、the bond・・・初来日でございます!!」(・・ジャパンツアーだからね^^;)

立ち上がって客席の後ろまで見渡し、、、

「わあ、すごいヒト。オレ達・・・こんなに人気者なのかなあ?」^^

・・・相変わらず、そこはかとない「おかしみ」があって好きです。バンマスのMC。

メンバー紹介のときに、既に2曲で汗だくになってた角田さんがタオルをご所望、、
カースケさんもオンマイクでお願いしておられました。
でも、なんとなーーく出てきたのは「おしぼり」のような気がしたのは、、ワタシだけではあるまい^^;
結局は、片山さんの手元にあったものでやりくりしてたような気もする、、
(あ、片山さん髪が少し伸びましたか。かなり久々に束ねたところを拝見したような気がする。)

で、、あ、そーそー。
この日も230さんは、雪駄でエレキでありました^^いいねえ、かっこいいねえー!!
でもカースケさんには、「水虫?」って^^;;;
紹介されたときに、さっくりギターで1フレーズを、、、
すると、みんな「てけとー」に合わせてついてっちゃって、、
ちゃんとオチまでつくのがエライ(そうなのか。)。
MC明けの1曲目が、「Funky Limits」(確かカースケさんの書いた曲。)で、これまたギターからなんだけど。
・・・ここでもしぶとく、、カースケさんに促されたのに、、The Meters(笑)。
ここでのポイントは、、、やっぱりカースケさんの「アーオ!」という雄叫びだったりする、、^^
あれでみんな膝折っちゃうんですわ、、ドラム叩いてるときともうキャラが違いすぎですってば^^;;

「僕達は唄はありません、、インストのバンドです。
・・・まあ、唄える人がいないってのもあるんだけど・・・」

と、カースケさんがMCで謙遜してみせると(・・・上手い方いると思うんですけどね^^)
・・・オンマイクで、咳払いをしている230さん、、みえみえですよ(笑)。
「ね、ヤナちゃん?」と、言われちゃいます。(昔は、メンバーさんの間でヤナちゃんって、よく言われていたそうです)

最近、バンドの名づけ親といっても過言でない、桑田(佳祐)さんと飲む機会があり。
その時に、、「ねえねえ、bondってさあ、意味があるんだよ」
と、教えてもらったらしいです。

「ザ・バンドのパクり、ギャグではありませんでした」^^;;

英語で「友情と絆」という意味だそうで、、、

「僕達は、"友情と絆"で結ばれている」

テレもあるんでしょう、、ギターでビミョーな音を出すヒトはいるし、端っこで笑っている方はいるし、、
冗談はさておき。

思ったのが、ホント最初にいつもの自由が丘のMardiGrasを出たときは、
不安と緊張・・・少なからずあったんだろうなあ、、という雰囲気が今だから言いますけど、、
正直言うと・・・伝わってきたんですよね、、
でもね、今回はそんなの全然感じられなかった。
がつーーんと来ましたからね、、多分、「ツアーで得たものがかなり多かった」んだろうなあ、、

ステージの端と端(つまりは、片山さんと230さんの距離でもばしばしアイコンタクトとびまくってましたしね^^)
のびのびとされている様子も嬉しかったな・・・端にいた230さんが最後の曲ではぐいぐい前に出て来ていたしね。
何よりも、4つの楽器が、それぞれ際立っている事がまた再確認出来たんだよね♪
でもね、どんどこまだまだ先へ先へ行っちゃってくださーい!!という期待しまくりのバンドなのですよ。
****

休憩後、再びステージに誠さん登場^^

「ブルースアレイで、活気のあるロック色の強い演奏はなかなか聴けないですよー」

と。

「カースケが水を得た魚のように、スネアを引っぱたいているのが、見ててよくわかる」^^

てな具合だったそうです。

さてさて、次の春名バンドでありますが、

「80年代の後半からお世話になりっぱなしで、いつか恩返しと思いながら、
司会とか姑息なことでしか愛情を伝えることが出来なくて、、、^^;」

と、大変恐縮してお話されていました。

そして、その春名バンドのメンバーを呼び込みます!!

****

春名バンドのセット。

いいですねえ、、管を両手に持って掲げてステージに上がってらっさる春名さん。
まさしく趣きがあるってもんです^^

これまたおなじみになった(のは、何度かライブに来たことのある方だけですね、、すいません^^;)
オリジナルをこちらも連発いたしますだ^^

メンバーさんがそれぞれ、、実力ある方々であるの言うまでもなく、面白い方ばっかりですから^^。
一番「要」になるところに座ってらっしゃる御大の成田さん、、
でも、叩き出されるグループにはいつもながら、、圧倒されてしまうのですよね、、
にこにこっと嬉しそうに叩いておられるのが、よくわかるのですよ。
そして、ここぞとばかりに盛上げようと、、、キーボード以外にもエンターテイメントぶりを発揮する^^深町さん♪
バンドのメンバーさんもわかってるし、お客さんもよくわかってるんだけど、、そのパフォーマンスに笑い転げちゃうのよね^^
ブッチャーさんは、、3月のツアーを通して、、、面白いところが垣間見えてしまったので、、
その佇まいだけで、、ホントに凄いんだぞ、面白い方なんだぞ、、
と思ってしまうようになりました(いいことなのかっ^^;・・・小耳に挟んだ話です。誠さんより1つ年下だそうですぞ!!)。

春名さんは、北海道帰りでいらっしゃいますかね、、
なんか、、MCが北海道の喋り方チックでございました^^
「いやいやいやいや、、●●●●なんでないかい?」てやつです^^

(うちの職場にも、北海道の方がいるので、、雰囲気は、、すんごい分かるんです^^)

それに、、ナンかMCがどこかしら楽しそうに・・・崩壊^^;;しかけていたようにも見えたのは、、
やはり東京ファイナルってことだからなんでしょうか^^弾けちゃったのかなー。

成田さんとコスマスさんの・・恒例の打楽器合戦と申しましょうか。
この日も凄かったです。
お2人、前後して並んでおられるのでアイコンタクトなんてことは、、出来ないわけですよ。
だから、お互いの叩き出すリズムを聴いて、、徐々にすり合わせていくって感じなんですよね。
着地点を探すとでもいうのかな、、、
その様がねえ、、ほんとに毎回毎回スリリングで盛り上がっちゃうんだな。

そうそう、、春名さんは、
来月米寿企画(自らそうおっさった^^)を自主制作(えーーっ^^)。
おなじみの高円寺JIROKICHIにて、3バンド・・対バン^^?
というか、、全部に出る・・・すげーーーっ大丈夫かって^^;;;(春佐野、春名バンド、南條ソウルバンド)
ワタシは残念ながら行けませんが、、、是非参加される方にはしかと見届けてきて欲しいものです^^絶対盛り上がるに違いないですってば!!

ラストナンバーでは、3月に「春のうた」としてお披露目があり、、
お客さんは、ナニが何でも唄わなくちゃいけないというナンバーでありました(笑)。
そうそう、、どんどん盛り上がって名古屋では輪唱になってたんでした、、あれは凄かったなあ。
それを今回もやるけれど、、

既に7月になってるので、、

梅雨の~

あるいは

初夏の~

あるいは

夏の~

・・・どう出てくるかでございます!!(笑)

そのあたりは臨機応変に・・・つまりは、春名さんにちゃんとついていくんだぞ!!てことですね。
(春名さんも自ら歌われて、タイミングを教えて下さるのですね)

ええと、結果から言うと、、

♪なーつのー、なーつのー、なーつのーうたー

になってました(笑)。

声が小さいと、おっきい声で唄うまでやり直しさせられてました、あはは^^
ちらと聞いた話では、ステージを降りても唄われてたらしいっつー、、ほんとですかっ?!

機会があったら、是非見て下さい、春名バンド!!
音までは再現できないので、お茶らけて書いちゃいましたけど、、
めちゃくちゃカッコいいんですよ。
アフリカの大地、、を意識したようなリズムの曲から、、
「都会のジャングル」を描写した曲から、、

その音の向こうに見える風景は
・・・それはそれは、ものすごく鮮烈なんですからね!!

************

誠さんのセット。(注:ここから次第に描写が少し細かいかもです^^;;)

休憩もぼちぼち終わりなのかな?
と、思うのは客席後方に、誠さんが既にスタンバイされていたからなのです。

しかも、ギターを両手で抱えて!!ステージの先を見据えているかのように、、立っておられます。
そして、自分のセット用に衣装も着替えて来られたようであります。
その様子がシルエットではっきりと分かるのです。(どきどき。)

メンバーさんも、ステージに三々五々現れてセッティングを始めています。

先ほど各々が使っていたキーボードとは、片山さんと深町さんは場所をおのおのチェンジしていましたね。
(蛇足。the bondでは、オルガンですが、誠さんのバンドの中ではオルガンが深町さん、ピアノが片山さん・・・という役割でいらっしゃいます。)
前のパーカッションのセットには成田さんが、、
後方のリズム隊の角田さんとカースケさん、ギターの230さんは変わりませんが。

でもね、、ナンかすごくワクワクしちゃうんだ、、この絵を見てるだけで。
何度見てもこれは、多分変わることはないんだろうなと、、自分の中で確認しましたね。

今や遅しとメンバーとお客さんが待つ中、、
誠さんが登場!!

黒いニット帽(ちなみに、耳まですっぽり。)、サングラス、
黒のTシャツ(には、なぜかマイクを持つ手のクローズアップ、、にKARAOKE POWER・・・と赤でプリントされてんのですよ^^なんでそんなにファンキーなんでしょうか^^;;)
ギターは、見慣れないなあと思って見ていたのですが、、、
後日、平松八千代さんのニッキにて詳細が判明しました。
ギブソンのFire Birdというのでした。
赤いギターに、そういえばボディに鳥がシンボルマーク的にあったのを思い出しました。

(おおよそは、拙い写真参考にして下さいませね^^。
あ、そうそう平松さんのアルバム「Traveling Soul」で抱えておられるギターも同じみたいですね^^
色違いですが、後ろのジャケにはっきりと♪)

軽く音鳴らしのようなものがあったあと、誠さんの「C'mooon!」の声で幕が切って落とされます。
カースケさんが「カンカンカン!」と入ってくるとなると、もはや黙ってられません(笑)。
あれしかないだろう、、「黄色いダイアモンド」。
ギュイーーンという感じですってば、一瞬にして。
途中、スージーQを織り込むのは昔からのお約束なのかな。
かっこええ、、!!
数は多くない誠さんの「オレは悪いぞ~!!」ナンバーの、間違いなく筆頭に来るかと思われます。
もう私も愛しまくっている曲です!!(まあ、これはまあ誠さんの声のせいなんですけどね。)
最後のところでは、アコースティックでもそうでしたが、
右手のピックを口にくわえて、手でががががががっと弦をかき鳴らす、、

そのお姿には、ハッキリ言って、、

ああ、もうっごめんなさいー!! もう悪いことしませんからっっ、、
ていうくらいカッコいい!!(意味不明)

で、更に曲終わりでメンバーに(-o-)vとサインを送り、
ギターでもって、ざくっ!!ざくーーー!!!と斬りまくられました、、

ぎゃーーー、もう絶対に悪いことしませんからーー(号泣)
(・・・だからその意味がわかんないよ。)

・・それは、半端でなくカッコいいってことなんです、私にとって。

フルメンバージョンの全楽器・コーラス総動員、、
畳み掛けるような「The Boston Rag」のあと、、
・・・これ、アルバムに収められているものとは違いますよ。
フルメンならではのバージョンに、どんどん進化してってます。
おそらくは、ライブで色々な形態でのアレンジをやっていくうちで、
これ・・・いいじゃん!と、と、どんどん貪欲に演奏に取り入れていってるような感じがします。

一転して「Smile & Sleep」・・・ツボを分かっていらっしゃるというか、
落としどころにブレがないところが、誠さんの凄いところニクイとこだと思っておりますっ^^。
いきなりギターの音色と同時に、、最初の一音がポーンと飛び出してきたとこは、ほんとににくいなあ、、でした。

(さっきの総合司会の方と同一人物だとは、、、ちょっと見たヒトには分かんないよね、、間違いなく。
でも、この曲の前の時かなあ、、
かけていたサングラスを少し下にずらして、べろべろーん^^て下げて見せるのですよ。
もうもう、あんなかっこええ曲の後にそんなとってもお茶目なことされるなんてっ!!
女子は、パニックに陥ること間違いナシ(笑))

曲の導入部のところで、
ギターを少し起こすようにして抱えて立っていらっしゃる姿が、、ものすごく印象的でした。
いつものギターより、私の気のせいなのかネックが長く見えて、、
そのバランスがとても新鮮だったというのもあるのかも・・。

このまま「オレはディレクター」へどどどどっとなだれ込み~。
正直言うと、ここでもう立ち上がって踊りまくりたかったくらいなのよね、、
まあ、かぶりついているので遠慮しました、、この時点では(笑)。

そして、そしてチキンで初めて拝見し、、待ってましたですよ。
待望のツインドラムでございます。
前にいらした成田さんも、ドラムセットに移動なのであります。

もう、贅沢の極みでございましょ^^?
成田さんとカースケさんですよっ!!

お2人のコンビネーションとでも申しますが、、他じゃあ、見られないですわね。
そして更にー。
春名さんも呼び込まれられますっ♪

「はるなっ、しょーうじっ!!」

そして恒例の^^

「アーユーレディ!!
アーユーレディ!! ブルースアレイーー!!」

その2へ続く、、、

大珍道中大会・東京ファイナル(その2)

2005年07月05日 | 2005年ライブ・イベント
使い方がわかんないらしかった、ギター。
ファイヤーバード!!


その1からの続き、、、

勿論このリズムは、「いつもの顔で」。
ドラムのお2人のシンクロするような動きも何だか、、こういってはナンですが、、
微笑ましいというか、見ていて自然とにこにこしてしまいます。
間奏の春名さんのサックスに、
それからいつものLaLa LaLaコーラス♪

やっぱり、、「唄え」ってーー!!
でね、「声が小さい」と誠さんに怒られた(笑)。
遂には・・おい、聴こえねえぞ~!!と不満だぞと言わんばかりに、、
わざわざキャップからキュートにお耳を出してらっさいましたから(笑)。
それも、左右交互^^
いいんですかー、こんなお茶目なロックンローラーって、、、もうどうしましょう(泣笑)。

んぢゃあ、深町さんをお手本に、、と、深町さんをセンセイに誠さんから指名、、
なのに、「ベースライン」の方を唄われちゃったので、、「そうしゃなくてー」注意されてました^^;;
そんなわけで、

「じゃあ、キーボード2人にやってもらいましょう!!」

ええっ!!と、思ったけど片山さんスンゴイやる気満々なんだけど^^(意外と、オンマイク・・お好きですよね、片山さん。)

・・・・・。

・・・あんまりにも素晴らしいお2人のコーラスに、
もう、客席もステージ上もドッカンドッカン言ってましたから^^
ほんとに、、、面白すぎですから。
いいんですか、こんなすごいキーボーディストの皆さんなのに(泣笑)。

「ね?これでいいんだよ」(笑)。

と、客席を励ます誠さんなのでありました、わはは。

おかげで、一気にボルテージが上がり、もうたっのしく盛り上がっちゃいましたよ。
さすがだ。

アウトロの見せ場のドラム。
そして、カースケさんのドラムロール⇒投げ上げ⇒キャッチー♪も成功(^_^)v

「元気ですかーーー!!あー、ここまで黙ってんの大変だったなー!!」(会場・大笑・・・やっぱり^^?)
・・・やや洟をすすりつつ^^;・・・て、てばなすか^^;?
「the bondと春名バンドのライブへようこそー・・・今やっと戻ってきたとこです」(よかったよかった^^)

「ええ、じゃあこれから3時間半のステージを」^^
ホントにやって欲しいっす。

戻ってきたとこで業務連絡、、「アンケート、捨てないで下さいよ、、それを出してくれたら・・・みんなおだてられて木に登るんですからっ」^^;;

で、いつもの使い慣れたギターではないため扱いにかなり・・てこずっておられます。
チューニングがっっ。鳴らしてみると、2弦と5弦が尋常でないずれ方、、、らしく。
春名さんあたり、大爆笑、、「合ってる合ってる!!」って、、そんなざっくりでいいのでしょうか^^
誠さんも「それ、ミュージシャンのコトバとも思えない」って^^;;。

調弦したいらしいのですが、、、、

「・・・どうやって使うんだよ、これーー?」

・・・キャリアの長いギタリストの方の発言とは思えません^^;(ぼかすか)。

「・・・このまま(ずれたまま)やろっかー?」

と、誠さんが開き直っておっさったとこを、

「だめだめ!」

と、誠さんにだけ聴こえるように制止されたのは、カースケさんだったとか(さすがだ!!)。

「じゃあ、最後の曲ー!!」
またもやお客さんの「えーー」「いいともー^^」・・待っておられました(笑)。
どさくさに紛れて、
「リクエストはありますか、、、、「ミスティブラウンは恋の奴隷」、、「GO NOW!」
・・・そんな曲はありませんっ・・・知らないですよっ」(ぷぷ。・・・声もややうらがえり気味っす^^;;)

誠さんの「は~~い!!」の合図があれば、

もうこれは沸き上がるしかないじゃありませんか!!皆さんっ。

さっきは迷ってましたけど、沸き上がろうと思ったら立ち上がるしかありません^^
いちお、、デカイので遠慮しながらですが、、周りを見渡すと、、
ほぼ似たようなタイミングで立ち上がっています!!嬉しいな。

ステージ上も、客席も沸き上がりまくりー^^
誠さんのギターと、春名さんのサックスとの掛け合いもあって、、まるで唄ってるみたいだね^^
から、春名さんのソローーーー!!

またどさくさに紛れて

♪・・・そっ れっ なーら・・・

のブレイクのとこで、、みんなが息詰めてるとこで、、
パーカスを・・・こそっと・・・ぱしぱしっ・・はたきに行く誠さん^^;
ナニやってんですか^^;;

♪さーさ、沸き あっがろー いぇーい!!

みたいな^^

誠さんのセットはここでおしまいっ。

当然ここで終わるわけがなく^^

==アンコール!!==

となると、もう、、出演者が全員ステージに集合、、すごいぞう。

でも、なぜか、、ブッチャーさんにびたっと貼りついたまま、、
なにやらお話しながら、ステージに上がってくる誠さん^^
そのブッチャーさんときたら、なぜか首にバッグ下げてんですけど、、?
そういやステージから下りる時も、、もしや貴重品が・・^^;??

(J&BのチキンのTシャツが素敵。ちなみに、春名さんはFRIDAY。
皆さんてんでばらばらなとこが、可笑しすぎー^^)

全員揃ったところで、、

「どうもありがとうございましたー。まだやりましょーかー!!」

「えー。ここで、浅野さんの座談会がありますっ!!
もう、、どれだけ「間」がいいかっていう話!!楽屋で何回も転んじゃいましたホントに、、話聞いて」(笑)。

「コスマスさんは、こう見えても耳栓してます。(コスマスさんに「シーっ」て言われて)
あ、余計なこと言っちゃった^^;;・・・してません、、」

敢えて大きく否定して、かえってみんなオオウケ^^

「ええ、じゃあこれから3時間半のステージを」^^

「オレ、何いってんだろー」

と、おっさりつつも誠さんの勢いが止まらず(笑)。

「このあと、一軒一軒皆さんのお宅を僕と浅野さんでギター持って回って、、3曲ずつ唄います」

・・・ああ、ほんとーに唄って欲しいなり(笑)。
そんな豪華な家庭訪問(こら)。

で。

チキンの時にもやりましたが、
「Voices Inside」。
インストですが、途中ソロの楽器をそれぞれフィーチャリングして、回していくのです。
これが、、、また一段とカッコよくなってましたね。
ソロパート増やしてたかな。

片山さん・・・・深町さん・・・ときて、、
ブッチャーさん(「お待ちかねーー、ブッチャー!!」の声にも・・・なかなか、リードに入っていかなくて、、そのタメ方がサイコーでございました^^いいですよねえ。)、
230さん(とっても230さんらしく、、なんともユーモラスな響きを時々奏でることがあって、、、クスッて感じの。時々センターの誠さんから“蹴り蹴り”が入ってたのもかなり可笑しかった。)、
春名さんの順番です。

どうよ?

全くすごいじゃん。

一人一人でも相当凄い方ばっかなのに、、、、いっぺんにですよ?

「いかかですかーーーー!!C'moooooon!!
また、必ずやりましょう!! また必ずこのメンツでやりましょう!!今日はどうもありがとう!!!」

ここまで来る途中、もうかなり声を枯らし気味になっていた誠さんですが、、
更に一段と叫びまくっておられました。

(・・・思いっきり「がぶっ」という席でしたので、ミスト状のものもたくさん浴びてたのではないかと^^;;;
まあ、ある意味本望ではありますが。)

最後はやっぱり「Let It Rain」、誠さんのぐいーーんというギターの音色から始まります。
もうね、途中ブッチャーさん、230さんにジェスチャーで促して、

ギタリスト、センターに3人集結の図。

は圧巻でしたよ。
タイプがそれぞれ違うけれど、、みんな楽しそうなんだこれが。
ぐいぐいっぐいっと前に出てくる誠さんに、、
「もっとこーい^^」と声かけたい・・・みたいな、、そんな感じ。

更に!!次なる見せ場。
途中で誠さんがギターを置いて、ベースの角田さんの位置まで下がり、、
ステージの様子をみる態勢。
春名さんもまた、サックスを置いて、、キーボードチームにいつの間にやら混じっています^^

(あ、いや、、ほんとに楽しそうなのよ、、キーボードチーム♪
何かしらチームプレイを企んでは、楽しんでいて、、
誠さんとかのセンターとは別世界を築いているところがナンとも、、^^)

それというのも、今度は

成田さん、カースケさん、コスマスさんの打楽器合戦

なのですよね。
すごいぞ、これは!!
後ろで目をまんまるく輝かせて^^(客席からはそう見えた。)ココロから楽しんでいるのがわかる誠さんや、角田さん、、
みんなが動向をわくわくしながら見ている、、本当に嬉しそうです。
どのくらい嬉しそうかっていうと、
誠さん、3人をとんとんとんっと交互に何度も楽しそうに指さしてます。
コスマスさんのソロでは、ドラマーお2人もスティックでコスマスさんを指さしてて^^
これは痛快痛快♪

いいなあ、、楽器が出来るってほんとに楽しいんだろうなあ、、
と、改めて今ごろすっとぼけたことも感じつつ。
もしかしたら、あの時に最も楽しんでいたのは、
お客さんよりも、ステージにいるみんなだったんだろうって^^
間違いなくそうだろうって気がしてました。

全てが終わった後で、
誠さんがもう声を振り絞るようにして、一人一人の名前をコール!!

でねでねっ、春名さんとこは

「はるなっ、しょーうじっ!!」

・・・なんか、この口調が気に入っておられるとかで。誠さん、連呼してました(笑)。
多分、南條ソウルバンドを見ている方にはおなじみの、、、かも^^

あっ、ここで「ご開帳」もしてましたっ(*^-^*)

ばんざーーーいっ!!

++++++++++++++

いやー、終わっちゃったねえ。でも、楽しかったねえ。
ほんと、またまたやって欲しいなあ、、絶対楽しいもん。

春のツアー半端でなく楽しかったもんね。
ツアーで大騒ぎして、、この日も当然ながらの大騒ぎ(笑)。
我ながら、、「うるせーーよ、おめえ」みたいな(笑)。

ひゅーひゅーーー、
ひゃーひゃーーーー、、
さいっとぉーーーーーーーっ!!(まことーーー、というこだまも返ってくるのだ。)

(呆・笑)

とうとうこの日は、高めの声が途中で枯れて出なくなってしまいました、、(翌々日には無事復活。)
少し低めにして、なお、、振り絞りまくっていました。
もう、ただの大バカに間違いないです。

でも、それくらいやって
どのくらい楽しいか、、こっちが盛り上がってるか、、
何とか伝えようと、、まあ、そのときはそんなに強くは思わないけど・・やっておるようです、、、
てか、お客さんがしーーーん!!としてると、ロックなライブともなると

「大丈夫かなあ、、、楽しんでるかなあ」

と、思われかねないので、
こっちも「誠心誠意」(爆)絶叫しています。←なんだそら。
でも、確かにブルースアレイでこの爆音は「アリ」だったのでしょうか^^;?さだかではありません。

会場に入る前には、曇っていたのに。
最後の曲で、あんなにも連呼しちゃったせいもあるんでしょうか。

・・・見事な本降りになってた、、、(笑)。

あまりにも見事だったので、、かえって笑っちゃったくらいで。
持ってたのだけど、わざと傘は使わずに帰宅しました。
途中電車に乗ってる時に、手が(も、だよ^^;)ひりひりすんなあと思ったら。
左手にうっすら内出血が、、、
それくらい、、エキサイトしちゃった約3時間あまりなのでした。
立ち上がったのは、正味途中の2、3曲だけ。
なのに随分暴れた実感は・・・確かにありました(爆)、、
これを自業自得という^^

でも、the bond、春名バンド、誠さん・・・
皆さん、ほんとにありがとう。半端でなく、楽しかったです。
また、機会を作って是非是非ジョイントやってくださいね^^楽しみにしとりますっ。
         

誠さんのセット

1 黄色いダイアモンド
2 The Boston Rag
3 SMILE&SLEEP
4 オレはディレクター
5 いつもの顔で (with 成田さん&カースケさんのツインドラムス、春名さんのサックス)
6 沸点  (with 成田さん&カースケさんのツインドラムス、春名さんのサックス)

アンコール 春名バンド+the bond + 斎藤誠
 
1 Voices Inside
2 Let it rain

当日のチケット、、
それからthe bondのステッカー!!