ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

MARUCUBE LIVE(@東京駅・丸ビル)

2005年06月26日 | 2005年ライブ・イベント
MARUCUBE LIVE(@東京駅・丸ビル)
 
2005年6月26日(日)@MARUCUBE

~ 出演 ~

斎藤誠(Vo,Gtr)

成田昭彦(Per&Cho)

角田俊介(Bass&Cho)
   

・・・昨日の今日、、ってことで。

もうもう、
カラダを持ち上げるのが辛かったのですが。
ライブの翌日は一時的にどどぉぉっと来ることがあります。
ナンか動けないの、、何でだろうね。
昨日の今日なんだから、あたりめーだろう、、と言われそうですが。
そうですね、自業自得ともいうー(笑)。

ずるずるになんないように、
シャワー浴びて、自分を叩き起こして、、
そうこうしているうちに友達からもメールが入ってきたりして。
とにかく、、がんばるぞー!!なのです。
半分はカラ元気。

そうこうしてたらお腹も空いてきたので、、
そもそも東京駅周辺と来たら、
あれも食べに行きたい、あそこも覗きたい、、(笑)
なので、迷い倒した挙句、、味噌ラーメンをいただいて(越後そばと迷った^^)
丸ビルに向かい、大体到着がライブ開始の1時間前くらい。

どんな雰囲気の場所なのか、
まあず自分では行かない場所なのよね、、、(というか、寄りつかないというか、寄りつけない・・・のが正しいか(^_^;))
なのでよくわかんないし。

【本編はここからざんす♪】

一旦、地下街から上がって八重洲側から丸の内へ。
外は・・・暑いですのぅ。
横断歩道を渡るだけで溶けちまいそうな気がします、、

MARUCUBEと聞いたので、
それらしき表示を探し、そっち方向を目指してってみる。

・・・おお!!!

前回、同様のライブが横浜であった時とは違い、
ステージのセッティングは既に完了し、
ぴしっと客席用に椅子も並んでいるではありませんか。おおっ。

で、遠目に様子を暫く伺うも、、特になんもなし、、
お友達と三々五々合流し、、
いつの間にか出来てたらしい(笑・ぉいおいっ!!)行列につく。
で、、すすすっと席につく。
二列目の真ん中ちびっとだけ右寄り^^。

おそらくは、つうか、間違いなく
静岡から戻られた足でこちらに来られる誠さんであるからして。
この時間まで、簡単な音合わせもないらしい。
てこたあ、今日は、、会場でほぼぶっつけですか?

ぐるっと見渡すと、天井はかなり高い。
そうですねえ、、吹き抜けのスペースというか。
光がたくさん射し込む、明るい感じ。

少し高めのステージの後ろは、そのままもうガラス張りで、、通りが見えたり。
(なもんで、いちはやくお友達が平松八千代さんが歩いていらっしゃるのに気づいたり^^)
エスプレッソとかのワゴンかなあ、、そんなののグリーンの車が止まってたり。
ステージには、横浜と同じように向かって左から、
白いベース、誠さんの席(既にギターが1本スタンバイ。)、パーカッションのセッティング。
後ろ側には、観葉植物?というにしては、でかいわ~~!!
緑の葉がたくさん生い茂った木があったりします。

そして誠さん、成田さん、角田さんが、、登場され。
ついたての控え室?のようなところへ。
見るとはなしに、、、でもそっちを見てたりなんかして(笑)。
でも、それはお互いさまで何となく客席への視線を感じたりして(笑)。
誰・・・とは敢えて言いませんが^^めがねまでかけて確認されている方もいたりして。
確かに、、いつもは客席はライトが落ちているところへ出て行くわけですもんね。
360度視界オッケーみたいな^^;とこなんて、、どこか落ち着きませんやね、、

白い帽子と、目にも鮮やかな・・真っ赤なポロシャツ
(左胸のワンポイント、、あれはなんのだろーと異様に気になってました。だからどうってことはないですが。)
にジーンズで現れた誠さん♪
何となくアウトドアっぽいかも^^
そうそう、BRIOでズーラシアとかで写ってた写真はまさしくこのスタイルかな♪

ステージの定位置につかれると、ほんとにとっても嬉しそうな様子でいらして。。。
それこそ、客席の様子を端から端まで、、目を輝かせて、、舐めるように^^;(・・・よしなさいっ^^;;!)何往復か視線をやってご覧になってましたね。
誠さん、ホントに目に光がキラッキラ♪されてましたよ。

軽い音出しも、、
いつものことだけど、すごく嬉しくなる。
今日のギターはライン取りの模様ですね。

ほろほろっと少しずつ誠さんのギターから紡ぎ出された音は、、、
やがて「大切な雨やどり」へと繋がっていきました。
昨日までのギター1本に加え、ベース、パーカッションが加わっただけ、、
といえば「だけ」なんだけど、

なんですか、この音の厚み・・・広がり方の素敵なコトって!!!
分かってても、ちょっと、、いいえ、かなり嬉しくなります。
でもこの曲、、ライブではどのくらいぶりに聴いたんだろうか、、、
やはり、曲の途中も時折客席を見やりながら、、です。
絶対に見てないから、、とかわかってても、ドキドキしてる、、間違いなくビョウキだと思います。
(まあ、今に始まったことぢゃあないが。)

で、、なぜか、、、曲終わりに♪Woooo・・・♪と言ったまますぐ終わらない(笑)。

いつもとは全く違うこの環境を戸惑いながらも、目いっぱい楽しんでおられる様子。
吹き抜けの2階、3階から見ているお客さんにも手を振りながら、、

静岡から戻ってすぐここへ来られたとのこと、、
(そそ、昨日マーティンギターのイベント会場で頑張っておられたスタッフさん・・
・福岡さん始め、、皆さんでいらしてました。)
この丸の内という場所は、昔お父様が働いていた「っつっても、オフィスワークですよ」(あ、誰も疑いませんから(^_^;))

話の合間に気になることがあれば、、、
「・・・・あ、坊や、帰っちゃうんですか」・・・絶対に見逃さない^^

響き具合も「ナチュラルエコーだよねえ、、」といいつつ、
これくらい低いと、、上には聞こえないんだろうなあ?とか、
しまいにはぱんぱんって手を叩いてみたり、、納得いくまで検証され^^;;

「あ、たいして響かなかったね」(笑)。

3人のコンビネーションって見ていて面白いです。
特に、角田さんはギターと音色が寄り添うというか、曲によっては二人三脚(という言い方もいかがなものか(^_^;))
だったりするわけで、誠さんの手元をより注意しておられるのがはっきりとわかります。
カラダごと、かなり誠さんの方に傾け加減でね・・・注意をこらしているというか、
タイミングをはかりつつというところが、はっきりとわかる。
逆にベースのソロのときは、誠さんがそちらにカラダを傾け、実に実に嬉しそうな表情でギターを弾かれるのです。

昨日は「特別に一人で」^^やったという「今僕」ですが、
これまた、、、そうか、2日連続で違う姿の唄を聴けちゃったわけなのです、私は。

メンバー紹介も、、、
でも、その反響っぷりに・・・いつものライブハウスとは声のはまり方も違うから、
紹介された角田さんともども苦笑い、、

「つのだっ、つのだっ、つのだっ、、」(そのまま繰り返してやって下さらなくていいですよぅ。^^;)

なので、成田さんの時はそうっとやろうって(笑)。
「オン パーカッション!!・・・オンて何でしょう、、、乗るのかな、、ってそれも通じないかー、弱ったなあ」
・・・いえ、ちゃんと通じてるヒトたちもいますよ、ご安心下さい^^

昨日の静岡マーティンで「唄が変化していく」ということを実感された旨、
ヒトリゴトにも書かれていたと思うのですが、
今日もまた、、というか昨日を見ている私にはより一層またそれが鮮明に感じられました。

昨日以上に、、唄には数段違うと思われるほどの力が溢れているし。
それは、ご自身の中から来るものもあるだろうし、
昨日とはまた違うお客さんたちに触発されるものもあるだろうし、
また、普段とは違う場所、、など環境の違うものもあるだろうし。
エモーショナルなところはとことん凄かったんですよね、、
何だか、、嬉しくなって、、それでもって、少し気持ちもほろっとなってしまって。
でもでも、ものすごく笑わされてしまうこともあって(笑)。
凄く忙しかったのでありますが、、、

「2年くらい前に、20周年を迎え・・・って、いつまでも言ってるのも情けなりますが・・・」
と苦笑いしつつも、しっかりと「Waltz In Blue」の宣伝は欠かしません^^

「今日僕の唄を聴いて少しでもいいと思ったヤツ・・・あ、いけない^^;・・・は、『即、買え。』」(笑・昨日からのキャンペーンは続行中だったらしいぞう!!)

ちょっとドキドキしてしまったのが、「黄色いダイアモンド」。
誠さんのロックなギターの合間に、
意味ありげに、、、トットットッと入ってくるベースに、

えっえっえっ、もしやもしやーー?と思い。

そっかーー、こういうのありだなあって、、、ひゃー。
何度も聴いている筈なのに、、相変わらずライブでは驚かされてしまいます、、
セットの中では、唯一のロックらしい曲だったのかな。
よりによって、ものすごくぐわん!!って来るナンバーでした。

最後のとこで、ピックを使っていたところを口にくわえて、、
手でガガガガっ!!と弦をかき鳴らされたトコが、、、すごい今回のツボでした。
近くで見ていたから、ついついそんな細かい動きまで、、凝視してしまいますた(^_^;)
ほんとに最高なコンビネーションだなあ、、ここまでエキサイティングなんですぞ。三人だけなのに。

因みにこの日のセットにも誠さんの考えられたテーマがあり。
都会、街(まち)の唄をセレクトしてこられたのだそうです。

「・・・でも、あんましなかった」(苦笑)。

ガラッと雰囲気が違うもんねえ、、!!
昨日とこうも違うかって。口あんぐり。
この「黄色いダイアモンド」と、その後の2曲が今日は私にはかなり象徴的かなあと。

私が誠さんのファンになって、初めてリリースを心待ちにしたのがこの「Missing Serenade」。
これもまた、いろいろな形を変えて聴かせていただきましたが、、
今回もまた!!3人編成というのを最大限に生かしている感じで。
イントロなしに、いきなり誠さんがそっと唄いだされたのには軽い驚きが、、
途中の間奏の成田さんのパーカッション!!やっぱりかっこいい!!
"One more!!"というときの誠さんの嬉しそうな様子ったら。
角田さんのコーラスなどというお楽しみ(といったら、やっぱ叱られますかね^^;;;?)もあったり。
しまいには、お客さんのクラップも巻き込んでどんどんどんどん盛り上がりましたね♪素敵だ!!

意外と、、この日私にはストライクだったのが「I Surrender」でした。
うーんと、、去年の5月以来だったかしらね
(片山さんとの二人会。これもサイコーなライブでした。また落ち着いたら是非に!!)、、
ライブで聴くのは。
成田さん、角田さんを大々的にコーラスに巻き込んで、、
これまた楽しくてしょうがないって感じの誠さんの表情です!!

"Can you hear me?"

しまいには、ギターを一瞬休んでみたり。
それって、ちょっとしたイヂメなのかっ?!
そして、お客さんを楽しくこれを巻き込んで。

いや、ちょっと久しぶりに聴いたこの曲に大いに励まされたというか、慰められたっていうか、、
他人からしたら、おそらくは大したことない「タワイナイコト」で結構、、ヘンな袋小路に入り込む自分。

「君は何も失くさない」

大好きな方の大好きな声でそう唄われたら、何か突然ちょっとほろっと来てしまいました。
泣くとこじゃないのにね、ヘンなツボがあるみたいです^^;;

このアルバムをトータルでは、最近あまり聴いてないかも。
こりゃ聴かなきゃいかんでしょう!!と、即座に思った曲でもありましたよ。

そして、横浜でも大いにはまった「HOLDING ON」。
改めてじっくり聴くと、お三人なのにアルバム版で聴くときの、
何となく曲のキーとなるような「節目節目の気になる音」はちゃんと聴こえてくるんだ。、
みんなちゃんと聴こえてくる!!
時々上の方を指さしては、楽しそうに唄っていらっさいました。
そして、勿論ここでも、成田さん、角田さんの素敵なコーラスに満面な笑みの誠さん♪
あーー、この曲大好き^^

そしてそして、「30分、これから告知です」^^ んなわきゃないですけど、、
これからある数々の楽しいライブの告知を、、、
一番ノッておられたのが、「ありがとう、クリーム!」のお話でしょうか。
その話っぷりがほんとにキレまくってて(笑)。おかしいのなんの。
音楽ファンとしての、誠さんがエリック・クラプトンについて語るくだりは、可笑しいのと、、なるほどね、、と。

最近はギターはリードしか弾かないし、、唄うたってるときは手ぶら、、というのがね、、

「イカーーンっっっ!! それは、だめだと思うんですよ。」

力の入りっぷりが可笑しくも、可愛かったですよ。。。。

それと、ネブラスカツアーのこと。
誠さん一人の弾き語り、、というのは今までありましたが、
それに加え、去年からの経験も加味されて、、ライン取りしないとのこと。

ボーカル用のマイク、ギター用のマイク、、あとはそこに誠さんが。
ほんとに・・・それだけ。

・・・これはかなり楽しみですねえ、、
しかも、東京は場所を選ばれたとのことで、、品川教会。

「ここの300倍くらいは、天井があって、、、3000mくらいで・・・」

というと、お客さん即座に「ないないないないっ」と、言いつつ首を振る人多数^^(私もー)。

そうすると、「ツッコミが激しいなあと思って・・・関西の方ですか?」と、嬉しそうにまぜっかえす誠さん。

そか、「(このライブの)チラシがあったよね、みんな持ってるんだよね?」

に、うんうんと頷くお客さんには、、

「もうみんな、、幼稚園の生徒みたいなあ・・・」

って。

畳み掛けるようにいろいろ出てきます(笑)。
お客さんとのやり取りも交えつつ(^_^;)
サイン会のあることも、きっちりともらさず伝え、、、、、(誠さんらすぃ!!)

「じゃ、一通りゲームも終わったところで・・・」

ええーーーっ(笑)。
畳み掛けるには、それなりに理由がおありで^^
いささかお疲れの見える角田さんを気遣い、、、

最後は、「夕陽の交差点」。

で、、いったんは舞台を降りられるかと思いきや。

端まで行ったら、、、
そのまま手拍子しながらセンターに折り返してきました(笑)。

幾らなんでも「早っ」^^。

「だってさー、帰っちゃいそうなんだもん。間がコワイんですよ、僕」

えーーっ帰んない帰んないっ!!絶対帰らないってば。
こんな凄いもの見たのにぃ。

「じゃあ、もう1曲いっちゃおかな」

と、立ち上がってギターを弾く準備を、、、

すると、角田さんもベースにストラップをつけ(横浜のときは忘れたんだって!と言われてましたな^^;;)。
横を気にする誠さんに、「(譜面台)低すぎない?」とか言われたりしてて、、
誠さんに「見えないんだって。まあ、うちのバンドも年を重ねると色んなとこが弱っています、、」
とか言われちゃったものの、、

「あ゛ー、オレもだ」(爆)。

自分で落さなくていいですから(^_^;)

次の曲の説明を少ししかけて、、
「あ、じゃあね、、」
と、おもむろに足元に貼ってあったセットリスト(間違いなく、誠さんPCで作成したやつ^^)
をひっぺがし、、
この曲は、、、○○というアルバムに入ってます、、、
逐一解説(笑)つきでアナウンス。
とてもとても、懇切丁寧なプロモ^^

そして、

「ええと、最近デビュー当時の曲が入ったアルバムが出たみたいで・・・出ましたっ!!」
会場からの「買ったよ!」の声に

「・・・僕も買いました。ホントです^^」

「思い切り街の唄です」

前述のちょっと楽しい導入とは裏腹に、、
始まったナンバーは「Still Crazy After All These Years」。
確かに、、

ポール・サイモン、、
ニューヨーク、、

ですもんね。
この曲、アルバムにも入っているとおり、柳沢さんとの2人組ていうのは、何度か、、
ギター2本での唄というのが、かなり感動的なんですよ、、ドラマティックといいますか。
渋公のライブのとき、会場に入った途端、、ポール・サイモンのこの唄が流れてたけなあ。

今回は、なんとなんと、、
オリジナルではマイケル・ブレッカーのあのサックスソロの部分を、
ベースが弾くのですよ、、もうぶったまげましたね!!
こんなのありですかー、非常に重厚な間奏。すげーっっっと思って。口あんぐり。
これで、また新しい展開の可能性が出来ましたよ^^
いやあ、、最後の最後に来て、凄いものを聴いてしまった感じ、、、ひゃあマイッタ、、、、
もう大拍手ですよ。

・・・この天井の高い会場に、限りなく響き渡るかのような、、気持ちいいほどの誠さんの唄声。
唄ってる方もさぞや、、、と思いますね。

最後に、お友達に引き続いて、、「さいとーーーっ!!」またやっちまいました^^
あれだけのもん見たら、叫びたいもん、やっぱし。
そこがライブハウスでなくても、真昼間の丸ビルであったとしても。

こっちがオロオロしてたら、、
お隣りにいたEさまがトントンって肩を叩いてくれて、、、(・・・ありがたう^^)
はっと顔を上げたら、目の前をものすごく楽しそうにウキウキとサイン会場(笑)へ向かわれる誠さんのお姿がっっっ!!!

この日はね、、横浜以上の長蛇の列だったんじゃないかなあ。。凄いよなあ、、、、、

立ち去りがたく、、友達何人かとうだうだしていると、
サインを終えた誠さんがスタッフの皆さんとお帰りになるところで。
にこやかに何度もみんなに向かって、手を振って下さいました。
普段はそこまでしないだろってくらい、ニッコニコで両手を振り返してた私です。
やっぱ、ビョウキなんですか、これ(笑)。

====

・・・ここまで、頑張りましたが、
帰宅した途端、全ての緊張の糸がおそらく・・・切れました(笑)。
動いてるけど、何か自分じゃない、、朦朧みたいな、、

でも、そんなんでも明日にはすごく元気な自分になれるだろうと確信してました。
だってだって、、、すごく素晴らしいライブを2日も続けて拝見できたのですからね!!

誠さん、本当にありがとうございます!!
           

※誠さんの真似っこしました。
僭越ながら、誠さんのご紹介よりはちびっと、、、インフォメーション増やして載せてみました。

1 大切な雨やどり(Dinner)
2 今僕を泣かせて(Dinner, BALLADS' BEST)
3 Waltz In Blue(Waltz In Blue, BALLADS' BEST)
4 黄色いダイアモンド(MAH MAH MAH)
5 Missing Serenade(Careless Memories)
6 I Surrender(Careless Memories)
7 HOLDING ON(Number 9)
8 夕陽の交差点(Number 9, BALLADS' BEST)

EN1 Still Crazy After All These Years(Waltz In Blue オリジナルはPaul Simon)

マーティンクラブコンサート(静岡)(その2)

2005年06月25日 | 2005年ライブ・イベント
その1からつづき、、

ある日、正味のお客さんが、、、入ってきて、、、みんな緊張してしまって、、

「いつも以上に盛り上がろう!!」

と、やってたら、、実は彼らは雨宿りのために入ってきたらしいと、、、


そこまでは、、ワタシも知ってた^^

それを10数年経った後で、某○弦としてもご活躍の某ギタリストさん^^に話したところ、、、
多分ステージで見ると、向かって右の方かと思われますが(笑)。

「まこっちゃん、、ちょっと待ってよ、、、、、、、それ、、オレだわ」

コレ・・・実話だそうですよ。

そんな繋がり、、、すげえなあ!!!と、、びっくりすることばっかですよ。


この日の「今僕」、なんだか始まり方が、いつも以上にロックな感じがしたのは私だけかなあ。
ざくざくっとした感じがとてもね^^
なのに、最後のところでいったんぎゅぎゅうっと唄を抑えて、、、本当にその後に最後の力を込めて、、と言う感じだった、、、
すごい、、びっくりした。

・・・・

「・・・特別に一人のバージョンでお届けしました」

ふふふ、念押しも忘れません(^_^;)

中学の時に、ギターの授業があって。
ギターを弾けるヒトなんていなかったものだから、
クラス全員のギターをチューニングしてあげていたという^^
もう、「こーーんなんでしたね」^^(てんぐさん^^?)

20周年を迎えてから、
最近は楽しく、より深く唄えるようになったとも。

で。

「たまたま、今日はそのアルバムがあそこに高く積まれています。」

と、後ろを指さし、、、

「今日のライブを聴いて、いいなと思う方がいたら・・・『買ってくれっ!!』」

わあああ、いきなり強気です(^_^;)

「皆さんの力で標高を低く・・・!!」

のお馴染のフレーズの後に、「サイン会・・そして握手もして下さい!!・・・そういうイベントが隠されています」

と誠さんが言うと、

「・・・隠されてるんだって!!」と、前のほうでこそっと聴こえたらしく、、
それを見逃さずにツッコんでました、誠さん^^;
そうか、ツッコんで欲しかったんですねえー^^。

最近「Careless Memories」を改めてじっくり聴き直していたんですが、、
ライブだと、、アルバム以上に、、本当に不安げな様子が唄からよりはっきりと伝わってきますね、、


「信じられない恋におちた」

誠さん曰く「消極的な」唄だと、、お話されてました。

なのになのに、、、
例によって、スマートウッドプログラム(桜)のギター、、
各地恒例になりつつあるのでしょうか、、「・・・いい匂いなんですよ」ギターのにほひをかいでおられます^^;

と、一転、、、今度はカッタウェイのギターを手に。
これもおなじみになりました。

「エレキじゃないんだからー」
「レスポールじゃないんだからー」

とさんざん言っておきながら、

「・・・でも、弾きやすいんだあ~」(笑・にっこにこでおっさる^^)。

サポートでもエレキを弾くことが多い誠さんですが、
生ギターでロックという雰囲気がお好きだと。
その繋がりで、Cream再結成にまつわる諸々の逸話をのりまくってご披露♪
再結成記念ライブを「なぜか」自分主宰で、東京のライブハウスでやることをそれはもう楽しそうにお話になりましたね^^

いや、、もうさすがにオチはわかってるんだけど、、各地で微妙にお客さんのツボが違うなあって^^

「アコースティックはきれいな音色のする楽器ではあるけれど、
お客さんの中にも、「ゴリゴリのロック」が好きなヒトはいるでしょ?」
はいはいはいー!!(挙手はしてませんが。)

「ええと、女性のキレイな脚が写ったジャケットのアルバムに入っています。
・・・ですので、標高を低くして」(今日は念押しの回数が多いですなあ^^)

アコースティックでロックをする!!を象徴するような曲。
といえば、もうこれしかないですよね。
そうそう「素敵な最後」。
誠さんのテンションも、ギター特に間奏の思いっきりの見せ場、、つうか、見せつけ場、、つうか、見せびらかし場(笑)
も、日によって少しずつ違っておりますね。
でも、初めて聴いた方は大抵口あんぐりではないでしょうか。
お客さんのノリも様々だなあと、、何箇所か見ているとつくづく思います。
(・・・視点が変わってきてますかい^^;;)
盛り上がる場所が明らかに違うときってありますよねー、、誠さんはこれをステージの上からいつも実感されているのですね!!!
なるほどーー。
この曲に関しては、じっくり聴いているのかなー静岡、、と思ったら、、最後はそうでもなかった(*^-^*)いいぞいいぞ♪

**

「皆さんの知ってる曲をやりましょう。・・・皆さんは、あのひとと、このひとと、、どっちが好きですか?」

急遽、お客さんに問いかけます^^

「僕は、あのひともいいと思うんだけど、このひとの方がねー。笑顔がいいです。
ほら、、小学校の頃グラビアなんかで見て・・・
ッッつってもヘンなグラビアじゃないですよ(笑・ええと、誰も突っ込んでないです^^;;)
ミュージックライフの!!
ほら、こうやって、、あ、こっちか(左右変えて)、、バイオリンベースを弾いている・・・」

はい・・途中で分かってしまいました^^

勿論、ポール・マッカートニーですよね。

「ありがとうございます。嬉しいなあ!!愛する静岡で。
・・・これで標高が低くなればもっとうれしーなー、、(ヲイ。もしかしてそれ・・今日のテーマ^^;;静岡限定特別キャンペーン^^;;?)
・・・そこ(扉)、締めちゃおうかなあ。」そんな嬉しそうな様子で、、、、^^;

「最後の曲になります、、、、、、、、」

「最後の曲になります、、、、、、えーーーーっっ!!(ご自分で言う。)」

あ゛ーーーっ、催促されちゃった。
ごめんごめん、ぼうっとして忘れてたよ(爆)。

会場一同「えーーーーっ!!!」・・・なんと優しい静岡のお客様、、、^^

「・・・ばらばらですね」

わざわざ言わせといてなんですかい、それ(笑)。

で、最後の曲は、最近の曲の中では一番大事。
いろいろなものへの感謝が込められているナンバー。
自分を培ってきたいろいろなものへの感謝。

「色んなこと知っちゃって、みんな、大変だったでしょ? この時期。思春期」
その頃をここで過ごせたこと、、、改めて、「嬉しくってねえ、、、」とお話になりました^^。

「自分のHPにも書いちゃいました」^^

書く、、とかいってもペンを持ってじゃないですよ、、と、
わざわざキーボードを打つ仕草までして下さり、、
で、昨日も酔っ払って疲れちゃってるとこ、ホテルに戻って、、

ててててててててっ

はっ、と気づくとディスプレイ上には「つつつつつつつ・・・」(笑)。

うちのネコみたいになっちゃいましたって(笑)。
ていうのも、誠さんちのニャンも、パソコンに向かってるところへタタタタタっとやってきて、
そのまま通り過ぎずに「立ち止まって」・・にゃあ。
誠さんに向かって言うもんだから、
やっぱり画面には、

「つつつつつつつつ・・・」(笑・かわいいよう。)

「ああ、そんな話じゃなかったのに^^;;」

そんな誠さんもかわいいです、、
その佇まいと振る舞いに差がありすぎます^^;

勿論、この大事な曲とは「Waltz In Blue」以外ありえないのであって、、、
後ろに座っていた男性が、「いい曲だよなあ、、、」と、ぼそっと呟くようにおっしゃったのが聴こえて来ました。
おそらく、誠さんのライブは初めてご覧になったのではないかな、、
打田さんのファンの方のような気がします。
ほんとにありがたいですよね、すごく嬉しい。

で、、、大歓声の中、、
ドサクサに紛れて最後も一声、、やっときました^^

「さいとーーー!!」^^

誠さん、ホントに最高っす(^_^)v

*アンコール

控え室に到る通路っていうんですか、、??
見えるんですよ。すぐそこにいらっさるのが。
そうするとね、そのアンコールの拍手にもうステージへ戻るのに、
うきうきと、文字通り弾んでおられる様子^^の誠さんのシルエットがはっきりと見えちゃってたのです^^

そしてまた、打田さんとのトークが炸裂で大爆笑^^

「僕は、打田さんみたいになれないから唄ってるってとこがあるんですよ」

誠さんが言えば、打田さんも、

「誠さんみたいにカッコよくなるには、中学生くらいからやり直さないと、、、」

・・・長っ^^;;

打田さんご自身のサイトでも後日書いておられましたが、、
同世代なのに、、こうもバックボーンが違うというお話で。
(これが違っていたら、カッコよくなってたかなあと、、^^)

誠さんはビートルズ、打田さんはぴんからトリオ・・・(・・・オイシイなあ^^;)

それにしても、「ギター4本持って移動というお話もありましたけど・・・ネタ持ちすぎですっ」と誠さんに言われてしまってました。

「こんなに違ってたら、合わないじゃないですか、、ふつうは、、!!」

と、誠さんが言うと、、、

「そうですね」

否定しない打田さんなのでした(笑)。
誠さんは「そんなことないですよー」を期待したらしい、、あはは。

失礼に追い討ちをかけるかのように(アンタのがもっと失礼でしょー。)

「打田さんは、、、ええと、、どうしてそうなっちゃったんですか?」

思わず会場も、笑いというか失笑というか、、

「これにはね、ストーリーがあるんですよ」。

誠さんすかさず「おい!長くなるぞ、覚悟しとけよー!!みんな」

で、「どう考えてもそれはネタですよね?」と、
思われるお話にいちいちチェックを入れて楽しそうに数えておられる誠さん。

嘘か誠か、
大学に入ったものの、、(誠さんは卒業されましたか?と確認を取っておられましたな)
五月病になり、、どうも自分と周囲は違うなと、、そして、中退してしまったと。
で、どうしようこれから、、というときに、
「演歌、流し」というキーワードが浮かび、、、
たまたまフォークギターをもってらしてお姉さまにギターを借りて、、というのが最初のきっかけ。

で、なぜそういう歌謡曲(浅田美代子さんのファンクラブに入ってたという情報も。)から、
このドブロのようなギターを弾く、ブルースへと移っていったのか、、
という質問には、、

「これまたストーリーが・・・。」

「長くなるぞー、おい覚悟しとけよー!」(笑・ここだけがなぜか「オレは悪いぞ」口調なの^^)。

いろいろ出ていた雑誌、、、その中にはGuts!(うおう、、少し読んでました^^)、ヤングギターなんてのがあり。
その中にたまたま出ていたTAB譜、、ブルースの何たるかをわからないままにやっていたら、
友達に「うまくなったなあ!!」と言われ、気をよくされ、、、
どんどんそちらにのめりこんで言ったとかで、、、
そうこうしているうちに、友達がどんどん減り、、、
「仕方ないので、ベースも自分でやることにしたんです、、」
となったらしいのですが?

そんなお2人がセッションです。
最初こそ、

「Sweet Home Chicago、僕はこの曲をロバート・ジョンソンで知ったのですが、斎藤さんは、、、」

「エリック・クラプトン・・・」

「ですよねー?」

と、違いを説明されようとしてまししたが、

「えーっ、時代がちょっと古いだけじゃないですか!!」

あっさりいなしてしまう誠さん^^

誠さんの提案で、最初はアドリブ、、といいますか、
コードだけ決めて、自由にブルースをお2人でセッションするという!!
何度もそんなシーンは見てますが、、何度見ても、聴いてもワクワクするなあ、、ほんと。
ひとしきり、双方の応酬があったあと、

誠さんが「アーユーレディ!!」と叫べば、

「いえーーーいっ!!」と、お客さんもこたえるのであります。

もう、俄然盛り上がりましたよ。かっこいいしさあ、、、

お2人のギターのそれぞれのソロの猛烈なせめぎあい、、
(アコギのそれは、ものすごくワクワクする、なぜ?)
誠さんのそりゃあもうかっこええ唄でしょ!!ブルースでしょ!!
で、更にお客さんも巻き込んで

♪C'mooon!! (くもーーーん)♪

の応酬が何度も行ったり来たり^^

会場じゅうが大合唱ざますよ、、もうもう楽しいのなんのって!!
いいないいなあ、、ああホンモノだぁぁぁーーー♪♪

唄い終えて誠さん、、

「みんな!!ここにいると気持ちいいぞうーー!!
みんなも楽しんでると思うけど、、
こっちの方がもうちょっと!楽しいぞぅぅ!!」

満面の笑みでホントに誇らしそうなのだよね!!

そいでもって、打田さんの「間をかみしめたトーク」の秘訣について誠さんが質問。

誠さんはどうしてもしーんとした「間がこわい」ので、ついつい「わーーっ!!」と喋ってしまう、、

すると、、「プロレス見ますか?」

・・・来たよ来たよー(笑)。
どうしても話はそっちへ行くものらしい(笑)。
気をつけていないと、また馬場さんのプロレスについて語り尽くされてしまいそうです(爆)。

誠さんもすかさず「それ、、長くなりますか?」・・・確認しちゃったりね。
そばで、撮影をしていた福岡さんもうけまくっておられました。
何で、ギタリストさんってこうも楽しい方が多いのかしらん、、^^

時々突っ走っていくこともおありですが、「受け」に回る誠さんもかなり面白いと思われます。
てか、、周知でしたね(これっ)。

ええと、最後は打田さんは鉄のギターに持ち替え、(あ、1曲目は違いました)、
レイ・チャールズの「Georgia On My Mind」。

「若い頃は、でたらめをやっていたかもしれないけれど、音楽家としては非常に素晴らしいものを残してくれたと思います。
僕達はそれを受け継いでいかなければ・・・」

こうなっちゃってるヒトー!(レイ・チャールズが唄われるときの仕草までお茶目に真似られる^^)

とはいえ、

「今まで、王道過ぎて唄ったことがあまりないんですが・・・」と。

誠さんのとてもエモーショナルな唄、
打田さんのギター、、なんだか少しすすり泣いているみたいな音だ・・・。

こんなに凄いものを聴かせられちゃったものだから、拍手が凄かったです。
もっと聴きたい!!そんな意志のしっかり感じられる拍手だったような気がしましたね。
素晴らしいぞっ!!

******

最後は恒例の(閉じ込め^^)サイン会なり。

いつにもまして、すごい長蛇の列になってたような気がする。

で、アンタ・・・また行くのかい、、と言われても、、、
まあね、一応、、遠征してきたしー。

なるべく控えめに、、とにかく先頭切っては行かないようにする(爆)。
一応、そういう遠慮みたいなものも私なりにあるのです。
とはいえ、待てば待つほど、、異常に緊張してくるという、、奇特なやつゆえ、、、
並びながらジタバタするという、、、さいてーだな、ヲイ。
これは場数を踏むとか、経験を積むとか、、何の意味もないです。
いつも真っ白な頭ん中です。

一方すぐそばでは、もうすごい手際よく客席、、機材の撤収作業が始まってまして。
ひゃーー、、すごい段取りいいなあ、、、早いなあ、、、
ちょっと感心してしまいました、オシゴトっぷり。
オミゴトでございました!!・・・てか、うちの部署にも口ばっかじゃなくて、
ああやって、実際にささっと動けるヒトたちがほすぃよね、、(ぼそ)。

目の前のご家族連れ・・ワタクシの隣りにいらしたのでした。
そうそう、この日はねそういうご家族連れみたいな方が、随分と目についたんですよ。
他の会場ではあんまりそういうことなかったように記憶してます。
でも、だいぶ、、この時間帯に辛かったみたいなのよね、、小さい女の子には。
お母さん、あやすのに非常に苦労されてました。前のほうの席だったからねえ、、
で、お名前を聞いてあげて、誠さんが頭なでなでしよーとしたら、
ふいっと行かれちゃって、、がっくし!っというとこをまぢかに目撃、ぷぷっ。(笑・ごめんなさーい、ばらしちゃいました)。

申し訳ありません、、またもやCDにサインをお願いしてしまい、、握手いただいて。
で、さっきのMCでの映画館の話をここで蒸し返してしまうワタシ(笑)。
だって、あまりにもあまりにも驚いたので・・・とりあえずお伝えしたかった、、と
いう・・・それだけの理由なのでした。
もうね、ほんとにとんでもないこと言い出すやつで、すみません。
そしたら、またさっと手を差し出して下さるではありませんか、、握手していただいてしまひますた、、、
ええーー、、2回もーーーいいんですかあーーー!!!(がらがらがらがらっ。ぢぶん崩壊。)。
時々、のぼせすぎて何も覚えてないこともあるのですが、、
温かい、、というより、
さっきの凄まじいライブにて、かなり・・・体温を上げられたとお見受けいたしました。
熱いくらいの体温が手のひらに感じられたのでございました。ううっ(嬉泣)。

I'm so glad!!!

====

なんだかね、幸せもんなのかも。
もしかしたら・・・そうなのかもしれないって思う。

ただただ、大好きな方に会いに行くんだ、大好きな方の音に会いに行くんだ♪
そう思って、この街に出かけてきたはず。

でも、そこで会ういろいろな出来事、ヒト、、、

いつもいつもそんなにいいことばっかりでもないはず。

でもね、いいことがあるときはいくつか数珠つなぎにあるものらしいですね。
今回は、つくづく思いました。

ほんとによかったなあって思う。
なるべくそういう“気”みたいなものに嫌われないように、
穏やかな笑顔でいたいものだなあと、、
しみじみ思った1日でありました。
コワイ顔をしてると、ささやかなhappyは見つかりにくい、、かな。

とにかく、ここまで連れてきていただいて本当にありがとうございました。
誠さんには感謝のコトバしかありません。

     

誠さんのセット

1 Melissa
2 ゆるして
3 今僕を泣かせて
4 信じられない恋におちた
5 素敵な最後
6 My Love
7 Waltz In Blue

===========

アンコール 打田さんと。

En1 Sweet Home Chicago
En2 Georgia on my mind

マーティンクラブコンサート(静岡) (その1)

2005年06月25日 | 2005年ライブ・イベント
MARTIN GUITAR SHOW and ACOUSTIC CONCERT
Rebirth Tour
"THE ACOUSTIC NIGHT 2005"
We love Martin, We love the Earth   
 
2005年6月25日(土)@静岡 “BOOM-BOOM-BASH”

~ 出演 ~
   
打田十紀夫(guitar)

斎藤誠(vo & g)


すみません、、勘違いしているところも多々、表現の稚拙なところもかなりあると思いますが、
一生懸命・・・感想文に残してみました、、、という心意気で、どうぞご勘弁下さいね^^;
また、私もこのライブのこと書きました!!というサイトをお知らせいただれば、リンクさせていただきたいと思います。よろしくおねがいしますm(__)m


【ライブ前までの経過(笑)】

私が勝手に書きたいだけなので、そんなんどうでもいいわい!!本編はどうした、、
と言う方は、こちらへ飛んで下さいな^^;;

先週(6/18)の宇都宮に引き続き、
静岡も実は初上陸してきました。
せっせと遠征の回数を増やすため(笑)、
往きはバス(東名ハイウェイバスの特急。3時間あれば問題なく着くのであります。)を利用。
やっすいです!!
在来線(東海道線)にしようかとも思ったのだけど。
どっちにしたって、所要時間に大差はないでしょてなもんで。
でも、、バスにして正解かもと思っとります♪
高速は渋滞もなくすごく順調だったのですが、高速を降りてからが、やや道が混雑していて。
結局20分遅れにはなったけど、、車でそのくらいは遅れにはならんでしょう。
ラッキーでありましたなあ。

とりあえず、、静岡駅に降り立ち、、
時間も時間なので(午後2時にならんとしておりました)、
まずは腹ごしらえだーと、街中へ。
予めインターネットで検索し、行くならここかここ^^
みたいなものは目星をつけて、地図もとっておいたのであります。
・・・日帰りみたいな時間制約のかなり多いときは、
これちゃんとやっとかないと、すごくロスになりますのよっ(笑)。

1つは午後2時にはクローズしちゃうとこだったのであきらめ、、もう1つのお店へ。
駅から10分程度歩きます、、、日傘差しててもあぢいよ、、^^;

目的の場所はこのあたりかなあ、、、?
と、くるっと角を回ってみたら発見♪

和食屋さんで、てんぷらとか鰻なんかを出しているとこです。
店構えが、立派なので最初はビビリましたが、
せっかくここまで来たので、えいっと入っちゃいました^^;;
夜は少し無理かもだけど、ランチなら何とか大丈夫ってことで。

カウンターに座らせていただき、、メニューに悩んだ挙句、、お弁当にする。
予めネットでもメニューを見てきたのけど、なおも悩んだ(笑)。
お弁当には、しらすご飯、、桜エビの(本当にぎっちり!!)かき揚げ、
お刺身、鰻巻、黒はんぺん(静岡ではんぺんと言ったら、まずこれだそうですね)
大きなお椀にお吸い物もまで!!
うーん・・・贅沢だわ、、とってもー♪と、思いつつも全て食い尽くしました(笑)。
かき揚げ、旨かったです、、ほんとに。
茶漬けもあるらしいです、、一緒に喰らいたかった、、

お弁当のくるのを待ちがてら、、ご主人が話しかけてくださったので、
私が、、観光案内地図を見ていたものだから、、
ついつい、、「2、3時間で市内どこかいいとこありませんか?」
などと、図々しいことを口走ったばっかりに(^_^;)
いや、通りすがりの人間のたわごとだから聞き流していただいてよかったのだけど、、
・・・本当に親身に相談にのっていただいてしまいました。
房の奥の女性までが、わざわざ出てきて下さって、
ものすごく親切に教えていただきました、、
市内のバスのこととか、、バスで行けるおすすめの場所だとか、、

「でもね、ここのヒトはあまりバスは乗らないの、どこでも自転車でいけちゃうから。
坂がないからね、、一人に1台自転車なのよ。」

って、、
どこぞで聞いたことのあるようなことを本当におっしゃってたので、
ははぁ、、ほんとなんだあーーと恐れ入ってしまった私です。

もう恐縮の極みです、、、忙しい方にうっかり物事を頼んだら、、
大迷惑をかけてしまうーーー(汗)。

うーん、、でも決して特別なことをしてる、、と言う感じでなく。
こういうのを「おもてなし」っていうのかなあ、、いいなあ。

ご主人は、これでよかったら、、いつかどうぞ、、と久能山のパンフレットを手渡して下さいました。
「ごめんねー、あんましわからなくて。調べとくね」、、
「かえって余計なことばっか言っちゃうんだよねー、
これから登呂遺跡に行く、、ていうお客さんに「あんましいいとこじゃないですよ」っていっちゃった」
ですって。

なんだかねえ、ほっとしましたよ。
ご飯は美味しかったし、、それ以上の心遣いをしていただいたし。
それが、東京からあんまり離れてないって言うんだから、、なかなかこの日本捨てたものではありません。
つうか、日ごろの私の粗忽ぶり、、反省の極みなのでありました。
それにしても、ちゃんとカウンターでもお店の方とお話できたのね、、
オトナになったのね、、とか後で妙に感嘆していた自分でありました。おかしいすかね(^_^;)
(これを思ったのは、寿司屋のカウンターで板さんとちゃんと世間話が続いたとき(笑・その発想が子供だよねぇ。))

お店の名前についても、一応尋ねたのですが、、
屋号についている一文字は、ご主人のお父様、おじい様もお名前に代々ついているものなのだそうです。
因みに、「天文(てんぶん)」さんといいます。
場所は、七間町にあります。
・・・でも、これがあとで個人的に大波紋を呼ぶことになろうとは、、私はそのとき知る由もなかったのですが、、、、

100円バスで、浅間神社まで行ってみたり、、、
お友達と合流したあとで行った駅前ホテルのお茶室もいい感じでありました。
さすが静岡、緑茶をゆっくりいただく静かな場所。
煎茶を入れる作法といいますか、、それも親切に教えていただけました。

今、静岡駅前は開発工事をされてるんでしょうか、、
元から地下道って多いのかな、、
まっすぐ渡ってあそこへ行きたーーい、、と思っても、すぐ目の前に見えていても、、
横断歩道があまり見当たらず、、とりあえず地下道へ、、それで時々方向感覚をなくしてたり^^;;
コツを掴むのがちょっと大変でありましたが。

【ライブ本編】

そして、頃合もいいところでいざ今日の会場へ!!

呉服町という、商店街・・・といっても、平日はバスもガンガン通るらしいのですが、、
土日は歩行者天国らしく、それもなし。
でも、、えーーっここをバスが通っちゃうの?て感じですよ。
ほんとに商店街だし、道幅もそんなに広いって感じじゃなかったなあ。
そんな中に、ちゃんとあるんですよ天下の百貨店●勢丹が。まさかと思ったけど。
そこを曲がるとすぐの場所でありました。

これぞ!!のライブハウスの匂いのするところだったから、心底安心しました^^
チラシとかガンガンに貼ってあったり、置いてあったり。
東京の穴倉に降りてくよな匂いと、、やっぱりどことなく感じるものが同じなんですよね。
ま、、実際は、階段を上がるのですけどね。
今回は、椅子をずらっと並べてあるお馴染の感じの会場。
ああ、この雰囲気は覚えがあるというか^^
ステージの形が少し不定形というか、四角ではなかったのですけども。

今日も見たところ、向かって左が共演の方、右が誠さんらしいです。
ええと、、だって例のタオルがあるんだもん♪
私は、左端の方でございました。
会場は期待感もあってか、結構な熱気に溢れていました。

**************

始めにあたって、
黒澤楽器の福岡さんからのご挨拶があり、、、

ホストミュージシャンの紹介ということで、誠さんを、、と思ったものの。

ナニを思ったのか

「ホストミュージシャンとして活躍の・・・」

とおっさったものだから、
誠さん出てくるなり、そこをすかさずツッコミました^^;
まあ、句読点の位置と修飾語の並びの問題かとは思うのですが、、^^;;
いつものように^^見逃してはくれません(笑)。

「・・・ミュージシャンの肩書きが「ホスト」なのっ?」

出て来るなり、いきなり詰めておられました(^_^;)

でも、、

「こう見えても、スゴイ人なんですよ!」と、福岡さんを持ち上げる態勢。
「・・・自分をギャグにしてるけど、、」・・・そう来たか、、

今日のライブは凄いことになることがここで予告されます。
みんな「口、ぱっかーん!て開いちゃいますよ」って^^

・・・だいぶこの漫才もこなれてきましたね^^;;(コラ!)

**************

最初は、ゲストの打田さんのステージからでした。

・・・・これがね、めちゃくちゃ楽しかったのですよ、この方^^
例によって、私は殆ど下調べをしないでいきます。
音源も敢えて聴かない。
その場でいきなりわーーっと聴く方が、先入観を持たずに参加した方が、
このライブは楽しいことを経験的に知ってるからなのでした。

誠さんとは、初対面だったそうですが。
実は「チケットを買ってコンサートを見たことがある」そうで。
後で打田さんのサイトを覗いてみたら、そのことに触れられていて、
「山根麻衣さん」(現・麻以さん)とご一緒の時で、かれこれ15年以上は前でないかと、、
すごいなあ、、、
そして、誠さんのギター教則ビデオも買って勉強したことがあるそうで^^;;;
えーーーっ(笑)。
あ、、ご本人は・・・後ろでご覧になってました、シルエットで分かりました^^

ギターは言うまでもなく、そのMCの練れてること練れてること、、驚きでしたね^^

ギターは、3本使っておられましたが、どれも種類が違います。

普通の6弦の木のギター、
鉄の(笑)ギター、
12弦ギターです。

いつもはライブでは4本使われるんだそうですが、、
誠さんに遠慮されて今回は3本(笑)にしたらしいのですけども、、
当の誠さんとこ・・・4本セッティングされてました、、

移動のときも、全て一人で4本持って移動されてるらしいですよ、、
びっくりしましたが。
手に持つ以外、あとは身体にくくりつけるしかないじゃないのよ^^;!!
あるライブハウスの方が、本当に大丈夫ですかっ?!と心配されて駅に迎えに来て、、

「わあ、ほんとだ」

と、カメラを構えてたとか構えないとか^^;;(100%信じてよろしいのでしょうか(^_^;))

鉄のギター^^に持ち替えて、ボトルネック奏法・・・の話になると思いきや。
普段、自分のコンサートではものすごく手元を見られて、、
時に、その視線が痛いと^^;;
なので、そういうときにえいっ!!て光を反射させてって、、、(爆・そんなことをAXでやったヒトがいますっ!!次のセットに出て来る方ですけどね、)
で、その鉄のギター、、、エエ音ですよ。
何と言うか、、物悲しい余韻の残る音ですよね。
こういうの、すっごい好きなんです個人的に。
まあ、真面目な話元々は黒人が、ウイスキーの瓶をパン!と割って、
使い出したのが由来とのことです。

また、ギター教室で教えていらっしゃることもあり、
その経験からというか、、面白い話の数々、、、
こっちが生徒になったような気分にも(笑)。

全く弦関係がわからんちんな私なりに、
面白いなあ、、あ、それってそういうことだったの!?
というお話もあり、、そのお話には必ずオチがあり、、、
笑いっぱなしでございます、、

フィンガーピッキングとはどういうことか?・・・ピアノを弾くようにギターを弾く。
ピアノの左手を親指で、右手を人差し指で弾く。
こういう仕組みで、ブルース奏法が出来たのだと。
ただ、二つのことを同時にやるというのはかくも難しい、、、と、
ご自身のギター教室の生徒さんの悪戦苦闘を例にお話下さいました。

ギターというものは、持ち運びが出来る♪非常にいい楽器である反面、
それゆえ、買いすぎる、、のが難点と。
ええ、ちなみに5本以上持っているヒトは「ビョーキです!!」(きっぱり)
10本超えたら、、、、もう治りません、、その場合は「ビョーキと一生付き合って下さい」だって(^_^;)
その打田さんは20本以上は所持、、、後者である模様^^;;
やはり、生徒さんでギタールームを作ってビンテージを保管している方がいるらしく。
また新しいものを買ってきて、奥様に叱られ、、、
でもとっさに

「2万円だったから、、」

といって、難を逃れたという、、見た目が結構古いビンテージをね^^;;
(後で誠さんも「そうかあ、、そういえばいいんだな」って・・・^^;;;;;)
実際は、間違いなく桁が1つ多いのだろうと思われます(笑)。

ブルーノートとはどういうことか?・・・音階で、譜面に書けない音だったりする、、それは、、、
ドレミの音階で、半音、、かな?下がるらしいんです。くいーん!!って。
ネットでもいろいろ見てみたんですが、、ミは3でよいんですかね?
3度(ミ)、5度(ソ)、7度(シ)が♭らしいです、、
正確には、それだけでもないようですが、、
そういう音を使うんだなと、、シロートの何となく雰囲気な理解ではこう^^;;
ブルースたらしめているものだそうなのですが、
やはり生理的にこの音を受け付けないという方はいらっしゃるそうで、、
私は、、、全く平気みたいですよ。

これを駆使した「タイトマッチ」というナンバーを演奏して下さいましたが、、
まあ、言って見れば「白熱した試合」。
打田さんの頭の中には、プロレス、、しかもジャイアント馬場さんのそれが想定されているらしいです。
ひとしきり、プロレス論が炸裂!!お客さん、もう大爆笑でした。
・・本気でこれをなさると、一晩中されるらしいので、、、^^;;;;

ふっと、客席を見渡し、、

「今日は女性が多いですね、斎藤さんのファンなんでしょうか」と。

明らかにいつもと客層が違うと。
いいなあって、、、(先週もゲストに羨ましがられてましたね、誠さんっ!!)

大抵、いつもは視線の鋭いオジサン^^;が多く、女性も無理矢理連れてこられたって感じなんだとか。
なんてお話をしながら、いつもより少なめのギターで来ているので、
チューニングをしておられます。
体調とかで、すんなり合うとき合わないときが正直あるのだそうです。
でも、お客さんの前でいつまでもやってるわけにもいかず、、
適当に切り上げて演奏を始めようとすると、
あるところから、すごい視線を感じるんだって、、

「・・・オマエ、、それまだ合ってないんじゃないか?」

って、、、ひょえーー!!

で、変則チューニングについてのお話も少し。
それは、左手で押さえなくても弾くと既にコードになっているのだそうで。

じゃらーーーん♪

あーーー、ほんとだ、、!!

この日は、Emにされていました^^。

初心者でも出来ること・・・「神田川」を2小節は弾ける^^

♪あなたは もう 忘れたかしら 赤。

ここまでは唄えると(笑)その先はコードチェンジがあるからねって。

他にも仕事でやなことがあっても、これをじゃらーーん!とやるとトコトンまで落ち込める(おいおい、それはいいことなのか^^;;)
でも、いつもそればっかではナンなので、、
左手を1本これに添えると、・・・コードがメジャーに^^

わっ、、、ほんとだ!!(してやったりの、打田さんの表情がなんとも^^;;これ、、ネタでしょうねー。)

メジャーもマイナーも紙一重、人生そのもの、、(うまいっ!!)
と、人生そのものも学べる素晴らしい楽器なんだと、、
キレイに落ちたところで、、、、最後の曲、、

もともとは、Creamの「I'm so glad」を発展させたものだとおっしゃってまして。
そういえば、ちょっと耳に覚えのあるフレーズが随所に出てきてましたっけ。

いやー、音楽そのものも、ギターのことも、、
涙出るくらい笑ったけど、楽しく伺えました。
楽器に関しては、超ど素人なワタシではございますが、、ナンかマーティンのライブに来るようになって、
ちびっとずつは賢くなってる気がする^^(気のせいだろうが。)

****

誠さんのセットが始まる前に、

福岡さんが出ていらして、「静岡限定の企画」ということでお話を切り出されました。

とても貴重なギターということでお話など説明されていたのですが、、、

途中で話の長さに痺れを切らしたらしい(笑)誠さんがさっさと登場してしまい。
手には、マイク・ロングワース氏のパネルを持っておられます、、

「・・・もおー。長いんだよ!!」^^;;

「あ、斎藤です^^」

「このヒトでしょ?」

と、パネルを見せる誠さん。
何とかお話の進行を手伝おうとする誠さん、、なの?!
話が進まないと、

「それ、さっきから何度も聞いたから!」

きびすぃーですのー^^;;。

ええと、要はマーティンギター社に戦前に作られていた貴重なモデルの復刻をしたり、
今、手にされてお話になったギターは「D-41」といって、D-45の次のものになるそうですが、、
それを作られたりなど、そういった多大な功績を残し、
惜しまれつつなくなった方、、その方が誠さんの持って来たパネルのロングワース氏なのです。

でですね。
そのD-41。それがなんと、静岡の楽器店「Velvet Sound」さんにあったというんですね。
前日、(何でも東京で有名な静岡の楽器店という、、すごいとこらしい、、チラシにも書いてあった)立ち寄ったときに、
「見て下さいよ、これ」って、お店の方が出してこられたのだそうです。
コトの重大さをよく知っておられるであろう福岡さんは「慌てちゃって」(誠さん曰く)、、てな状態だったそうで。

その曰くつきの凄いギターが、1曲め「Melissa」のお供となるのです。
誠さんは、そういう曰くつきっていうのは、
そうは言うけど、、「本当にいい音がするの?」つい疑いたくなるそうなのですが、、、でも

「いい音なんですよ!!これが!!」

とっても嬉しそうなんですよね♪

あ、最初に一声「さいとーーっ!!」叫んでおきました、、セッティングされる前にね(^^;;;)
これでも、闇雲に騒いでいるわけではないんですから。
あ、微妙に反応していただけた?・・・とか密かに自己満足、、毎回こればっかですが。

いやいや、
真面目な話ですが、いつも先陣を切って声を飛ばすお友達が(大体その後を私は続くのが常^^;)、
諸々の事情から今回は参加が出来ず、、
だからこの際、恥ずかしいとか気遅れしている場合ではないんですよ、
もう、躊躇してちゃいかんのですよ。
とにかく、勇気をもってやらなきゃいけないんです、今回は!
気持ちを一緒に送るためにも(て、おいおい、そんな大げさな(^_^;))。
てか、叫ぶこと自体は楽しーーーくなってきました(笑)。

今日の誠さんは黒かなー、紺かなー、、なデニム地のテンガロンハットに、
細かい花柄かなー、のシャツにジーンズといった出でたちです、、念のため(なんのだよ(^_^;))

唄われた後、そのギターに敬意を表して
「いいなあ、いい音だなあー、、、ちょっと黄ばんじゃってんだよね、、69年だからね」
と、しみじみとご覧になってお話されていました。
でも、やっぱりぼそっ「・・・欲しいな、、」(笑・ぅおいっ!!)

などなどいろいろと呟きながら、次にガットギターを手にして、

「これ、見たことないでしょ?」

そして「ゆるして」。

このギターの音は本当に美しい、、というか本当に麗しい音がする、、
聴くたびに、いつもいつもそう思う。

ここでMC^^。

「こんばんはーー!!」

元気いっぱいの誠さんに、思わずお客さんも「こんばんはー」ってつられちゃいます^^

実は誠さんとは大変ゆかりのある地なのだと、、、、

「青春が静岡なんです」

と、おっしゃったかな。
小学校6年から中学2年までが、、安東小学校、安東中学校、、
と具体的な名前が出てくるお話に、、一部で軽いどよめきが、、

「僕の後輩がいるんですね!!」

と嬉しそうにいうと、
本当に会場のお客さんに何人かいらっしゃいました。

「静岡には嫌な思い出がない」とも。

デパートに行くにも、どこへ行くにも自転車、、、坂がないから。

「・・・最初、北京かと思いました」^^;;

「もう、嬉しくってさーって^^だから、言っていい?」って、切り出され。
昨日、浜松のK-MIX(ラジオです)に出演された後で静岡入り。
早めにスタッフの方と別れ、、わざわざジョギングシューズに履き替え、、、
久しぶりのこの街を、記憶を辿ってご自分の足であちこち歩かれたそうです。

ただし、当時からすると当然ながら、かなりの時間経過があるわけで、、

誠さん「変わっちゃったねえ・・・」

と。

ああ、あそこもない、ここもない、、みたいな・・・。
ちょっと寂しい気持ちになってたところに、、

映画館!!

「七間町にある(映画館)オリオン座の壁画(!!)。
あれは30数年間変わってないよ!!」

えええええええーーーーっ!!マジすかっっ!!

ふんふん、とここまで頷いて聞いていた私は「ドヒゃーーー」ハゲシクびっくり。

なぜならば、、
まさしく昼間ご飯を食べていたお店、そのオリオン座の向かいにあったからなのよぅぅぅぅ!!
言われてみれば、あのあたりは映画館が幾つも並んでいて、
その一角にぽこっとお店がいくつかある感じだったよー!!

ええーーーーーっっ!!!

こんなことなら、もっとじっくり見とけばよかったよ、、(ぜってー無理だから、それ^^;;)

こんなこともあるのね、、
(びっくりして後でサイン会の時に誠さんに思わず報告しちゃいました、、ヘンなファンですよね、、すみません^^;;;;)

でも、そのことをとっても喜んでお話されてましたね^^

あまり静岡でライブってやらないんですが、、
これを機会にどんどん来ますよ!!
お客が1人も来なくても!!^^;;;;

***

「今僕」では、各地でやっているいつもの例のMC^^のついでに、
(知ってる方も多いことでしょう・・・ゆえに割愛。知りたい方はマーティンを見た方に聞いてみて^^)

デビュー前のサザンの逸話が出てきましたが、、
そこでまたびっくり話が、、、

途中までは聞いたことのある話でした。
お客さんのすごーーく少ない頃のアマチュア時代のサザン。
「渋谷・屋根裏」で、いつものごとく観客3人^^;その中に、誠さんはいた。
(つまり、サザンファンとしては誠さんが一番の先輩でもあるわけなんだな。)
で盛り上がってたところ、、

その2へ続く、、

マーティンクラブコンサート(宇都宮) (その2)

2005年06月18日 | 2005年ライブ・イベント
その1からの続き、、

+++++++++++++++++++++++

アンコール!アンコール!

まずは、誠さんがお一人で登場。
マーチン君(大)連れで^^・・・・今日は大フューチャーだね、マーチン君てば。

「久しぶりの宇都宮でこんなに歓迎していただいて!!」
と、とっても嬉しそうです。
「じゃあこれで1曲・・・」(だからあ・・・鳴りませんよー^^;だってマーチン君なんだもん。)
その連れがいるということで、ギターラボの連載の紹介なども少しされ、、、

本日のゲスト、岡崎倫典さんを再びお呼びします!!

・・・あ、今度はちっこいマーチン君連れですか^^;;;;

「かわいいよねー!! 」
「すんごい弾きにくそー」
「8フレットある!!」(家で数えてみました、、ほんとだ^^)

「倫典さんもういいですから、ハードボイルドなんですから^^;」

黙ってると・・・止まりませんよ(笑)、多分。

また、ホントにマーチン君を弾いちゃいそうです、、、

98,99年の京都駅のイベント(「さむーーい日」だったそですね)で、
誠さんは3人(トリネブですね!!中野さん、柳沢さん、、すげー今もまた見たいです、、)
でやってらした時のこと。
倫典さんとご一緒したそうで、その時に

「君はいいねえ、やりたいことやってるね!!」

と、お声をかけていただいたそうで、、
すごく嬉しくて今でも覚えてらっしゃるという誠さんでしたが、、
でも、倫典さん、、忘れてたって(しゅん)。

またこの場で改めて先ほどの「変則チューニング」について、誠さんが質問。
「へへ、先生に聞いてるみたい」って嬉しそうに教わっておられ。
でも、あんまりのことに「ええーー?!」と声が裏返りつ(^_^;)
誠さんもそばにあったギターを手にして音を下げてみて、、

「ええー!?ここまで下げるんですか、、うぇーーーーっ!?」

目丸くして、ギターのネック部分を凝視する誠さん、、、
(コントじゃないんですから、、これ・・どっかのライブでもやってらっさいませんでしたけ^^?)

私は弦楽器が全くわからんヒトなのですが、
わからんなりに「何だかギターが大変なことになってる^^;;;」ってことは、
誠さんのリアクションでよっくわかりました、、面白かったです。

また、先週誠さんがご一緒した町支寛二さんとは先輩後輩の間柄。
「「来週、よろしく言っといてね」・・・って、キューピッドになっちゃいました^^;」
と言う誠さんに、
「いや、別に愛してないから」(爆)・・・おもろすぎ。

この間のやりとりは、倫典さんがチューニングをしながらということもあって、
どことなーく、噛み合ってるような合ってないような、合ってないような(笑)。

「意外とちゃんとチューニングするんですね」^^;;

と言う誠さんに、

「いや、チューニングメーターの使い方どうだったかなって」^^;;;;

ひとまず落ち着かれたところで、、
いきなり話題の矛先は誠さんご自身の方へ、、

「素晴らしい世界だよね、、女性がコロッと行くのがわかるよ」^^

と言われると、、

「いやあ、、それが行かないんですよねえ、、」(ご謙遜。)

「いや、行ってるって。さっきすごかったじゃない。
オレが出てった時は、倫サマとか倫典ちゃんなんて言われなかったよー。羨ましいな
あ、、、」

えええっっっっっ、、そすか^^;;?
そんなに、羨ましかったのでございますか!?!

気を取り直して(笑)。

恒例のセッションですが、倫典さんの曲目リストをご覧になった誠さんが、
「これとこれなら出来る~!!」と選んだものだそうで。

1曲めは「エリックの曲をやります」・・いえーーい♪
で、お2人でテンポのすり合わせをやってらしたのですが、
同じようでいて、微妙に違うらしいのです。
ボーカルが乗っかる時と、完全にインストではタイム感みたいなものも違ってくるんでしょうか。
誠さんにしてみたら少しゆっくりめに感じられたようです。

で、会場に向かって

「今ので何の曲かわかります?」

と、問うと、、

「コカインー!!」

という男性の声、、

ははーなるほど^^
誠さんもさくっと一節を弾いて下さいます(か、か、か、かっこええ!!!)

「違います」

というと、

「えーーっ!!」(かなり驚いておられましたなあ^^;;)。

正解は・・「Change the world」なのでしたよ^^
きっと私は誠さんのタイム感みたいなものに、結構馴染んでいるのでしょう。
微妙な違いなのかもだけど、新鮮に響きましたねー。

(あ、私がホントにライブ(生唄)として、誠さんの唄を聴いたのはこの曲が初めてだったことを思い出した^^)

言わなきゃわかんなかったと思います、、でも日記に書いておられましたね、誠さん。
微妙に間奏のフレーズがそういえば飛んでたかも^^
後で、苦笑いされてたかなあ。そういや。

2曲目は、完全に誠さんはギターを身体から離しておいてしまいます。
つまり、唄だけ、完全にシンガーとして。
こういうシーンは、珍しいんだと思います。
私もライブ行くようになって、2回、、今回で3度目くらいだったかと。
しかも、その2回はフルメンの皆さんと一緒でしたからね、たしか。
だから倫典さんのギターを相当信頼してというか、預けました!!という気持ちになったんだろうなあ、、と想像してみたり。

で、、、倫典さん・・・「コーラス、いる?」(・・・もしや、お約束?^^;;;;)

すかさず入ってこられますね^^
この間がホントに絶妙ですなあ!!

曲は坂本九さんの名曲、「見上げてごらん夜の星を」でした。
少しだけ身体を後ろにひき気味にしてらしたような、、
そして、いつもあるギターがないことで、
いささか居心地の悪さというか、、その手の持って行き所にとまどわれているかのような、、
そんな感じの仕草も唄の途中には見受けられたのですが、、、、
イザ、、唄という段になれば。
いつもより少しマイクから離れたところで唄いだされました。
んんと、だから肉声そのものがダイレクトに響いたかのような、、、
確か、そんなにアイコンタクトはお互いにされていなかったように思うんです。
でも、確かに、、、お互いの唄とギターの呼吸をはかっているような・・・微妙に合わせているというか。
そこを身じろぎもせず、私は見つめていたような・・・。
そんな誠さんの唄は、全身全霊のというか、ものすごく心というか気合のこもったものでした。
別に最初から激しくシャウトをしたとか、パワフルに唄っていたというわけじゃないです。
むしろ、とても丁寧に丁寧に抑えてらしたような記憶があります。
最後の最後のところで、少し気持ちを解き放たれたような、、
スタンダードな日本の曲ではあるけれど、、

「これは凄く素敵なソウルミュージックだ」

と、直感的に思ったんですね。
そういうときのこそ、何かコトバではわからないけど、、
行間というか音間の色んなものが「体感」出来る気がしました。

そういえば、、先ほど、レイ・チャールズの曲を「こういうふうに唄えればね」と、
おっしゃってましたよね、、^^
こう、、、なんじゃないかな?

全てが終わった後、どちらかというと、倫典さんのほうから先に握手を求められたような気がしてる。
誠さんとがっちり握手されている光景は、
素敵どころか、、ココロから羨ましいなあと思って見ていました。
だってね、短時間で唄とギターとマイクでここまで繋がれるんですよ!!(ちなみに、楽屋では音楽の話なんて出ないらしいです^^;;;;)

でも、最後の去り際に、、
「あ、、、」
と、危うくステージに置き去りにされそうなマーチン君のことを気づいて倫典さんに
声をかけられてるのが、
何とも誠さんらしい振る舞いでしたね^^
こういうとこも、可笑しいんだけどなんだかホッとしてしまったり。

+++

ライブ後、福岡さんが「業務連絡」^^のために、
再び舞台の袖に出ていらっしゃいましたが、、
少々感極まるところがあったのか、、
MC諸々やや取り乱し気味でらっしゃいましたが、、、

でも、それ、私は悪くない、、と思うんです。
以前、誠さんが出演された番組のラジオのディレクターさん。
キューを振りつつ、近くで誠さんの生唄を当然聴いた筈で。
すごく嬉しそうに「誠さんの生唄よかったですよね!!」と、おっしゃったことを覚えてるんですが。
ファンとしても、そのことを知ったらすごく嬉しかったんです。
やっぱり、、もろもろ関わるからには胸を張って

「どう、素晴らしいアーティストでしょ?素晴らしい音楽でしょ?」

ときっぱり誇りをもって言えること、すごく素敵だと思うし、大事なことなのかなあ。うん。
まあ、これは私の勝手な思い込みの余談ですが。

***

最後はマーティンライブでは恒例となったサイン会^^

というか、、、そこを通らないと出口出られなかったんですけど、、、^^;;;;;;;;

ええと、、並んでとにかく頑張ってご挨拶してきました。
やっぱり激しく緊張してしまっていて、一生懸命誠さんと話した記憶は何となくあるけど、、
かなりのもんが、頭からとんぢまいました(ばかばかばかっ。)。
(楽しそうに話していたよ、、の証言をいただいてるのですが。絶対にそれはないっす。
本当にそうだったか、、一度客観的に確かめてみたいもんだ^^;←むり。)
もう、自分がメール出してたことなんか頭の中、、空洞なのに、、色々お気遣い下さいました。
本当にありがたいです(号泣)。

***

ライブハウスのような広さでのアコースティックのライブって、すごく好きです。
プレーヤーの方と、そこにいるお客さんとのやりとりが(あ、別に話をするとかいうことじゃありません)すごく濃密でしょう。うん、その感じかな。
で、その感じによっては化学変化じゃないけれど、どんどんお互いに影響されて変わっていく。
もしくは、鏡のような水面に何か小さなモノが1つ、、例えば雨粒でもいい。
落ちるだけで、輪がどんどん広がるような。

勿論、フルメンとかのバンドでド~ン!!とやらかす楽しさも格別ですよ。
ホントにあんなに楽しいものがあるかってくらい、楽しいけど、
でも一方で、繊細に神経を研ぎ澄まさないといけないような、、
自分の感性を試されるかのようなアコースティックの面白さって、、すごくあるんだよね、、
以前、私は、何かでこの両者の関係を誠さんに質問したことがあったかも?
常に、両方ないと、、と誠さんはおっしゃいますけど、
何となく、何となくその意味するところが少し見えてきたかもしれないです。

てなことで、この夏のネブラスカツアー(ツアーとしては、久しぶりだそうですね。)すんごくこれも楽しみです。
ワタクシ、全部ハシゴする可能性すらあります^^

さてと、、
このマーティンのツアーはまだまだまだまだ続きます^^
相手の方によっては、展開がどんどん変わりますからね。
これは楽しみだ♪

さあ、、あと何ヶ所行こうかしらん(笑)。

         

誠さんのセット

1 Melissa
2 ゆるして
3 今僕を泣かせて
4 信じられない恋におちた
5 素敵な最後
6 Georgia on my mind
7 Waltz In Blue

===========

アンコール 倫典さんと。

En1 Change the world
En2 見上げてごらん夜の星を

マーティンクラブコンサート(宇都宮) (その1)

2005年06月18日 | 2005年ライブ・イベント
MARTIN GUITAR SHOW and ACOUSTIC CONCERT
Rebirth Tour
"THE ACOUSTIC NIGHT 2005"
We love Martin, We love the Earth   
 
2005年6月18日(土)@宇都宮ESPRIT

~ 出演 ~

岡崎倫典(guitar)

斎藤誠(vo & g)   

すみません、、勘違いしているところも多々、表現の稚拙なところもかなりあると思いますが、
一生懸命・・・感想文に残してみました、、、という心意気で、どうぞご勘弁下さいね^^;
また、私もこのライブのこと書きました!!というサイトをお知らせいただれば、リンクさせていただきたいと思います。よろしくおねがいしますm(__)m


【ライブ前までの経過(笑)】

私が勝手に書きたいだけなので^^;;

実は宇都宮、初上陸でした。

=餃子像。=



新幹線も通っていますけど、在来線でも上野からなら1時間半。
ごくごく普通の通勤電車みたいな感じで揺られていきました。
遠いような、そうでもないような。
でも、やっぱり長時間向きの座席ではないかっつー気はしました(笑)。

着くなり駅ビルで腹ごしらえ。
ええ、当然餃子でございます(←当然でございましょう^^)。
ターゲットは、市内に店舗が点在する「みんみん」さん。
場所は??と言うまでもなく、、
ほのかに漂う「餃子の焼けるにほひ^^」と、結構な行列。
1時半少し前に着いたのでまあそりゃ仕方ない。
でも頑張るぞーと並び、焼き&水&ライスでお昼、、
・・・あまりの安さに申し訳なかったくらいで(^_^;)
あっちゅう間に完食でございましたなあ。
ここ何年かはそんなに数食べなくなってたのにね。
自家製かな?というラー油がたんまり置いてあるのも嬉しいすよ。

そして、その足で、会場の場所を確かめるべく、、
あわよくば少しギターショウを分からないなりに覗こうと思って。
でも距離感が全く掴めなかったのでとりあえず、駅からずっと歩いちゃったんですよ、、
とんでもなかったですねー、結構距離があり、、
ほんとーに「これであってんのかな~道?」。実はとっても心配、、、
目ぼしい建物は地図で必ず見ていくのですけど、、、
なかなか見えてこない、、他に道はないと思うんだが・・・
と、思ったら駅からは離れてたんですね、、なあんだそうか(安堵)。
(実は、バスが通っていたことを歩きがてら気づき。
帰りはバスにしようとすかさずチェックは入れました。あやまちは繰り返さないのだ^^)

今度は建物がどれだか探すのに、ん?
向いの建物などと見合わせながら、無事に発見いたしました。
ここでいいのかっ?!
と、階段を上がったら・・・合ってました^^
でも、あっつい中をひたすら歩き倒して来たので、、
茹で蛸みたいなまっかっかー顔して、、入場受付をお願いしたのが、今でも心残り^^;
で、、更に中では心臓が口から出ちまいそなことがあったりで、、
心拍数はどうにも上がりっぱなしでございました、、とほほ。

で、また時間まで近所をハイカイ。
あ、ここまで来たらじゃあ、、と餃子店をもう1つ^^
「正嗣(まさし)」。
細い路地にもかかわらず、ふっと覗き込んだら行列してました、、、
みんな知ってるのねー(^_^;)
ここはゴハンなしで、餃子オンリーなお店^^
焼きor水を何皿たのむか!!、、オーダーはそれだけなのであります。
うへーーっ、かっこいい♪

さっき、二人前食べてきたのに、また二人前です。
あぢぃぃとか思いながら、完食。我ながらエライ!!(←そうなのかよ^^;;)
身体の半分以上が餃子星人なままライブに行ってしまいましたとさ^^
まあ、ある意味パワーアップしてるからいいのかもだけど。

そして、ぼちぼちライブ会場へ、、、

お友達から会場に着いたよーとか、、
今回はマインド参加につき、某^^コールの依頼を何人分か受けておいたり^^
諸々業務連絡もありました。

よしよしっ。
いよいよ、乗り込みまするっ。

【ライブ本編】

本日の会場ESPRITはビルの2階。
ライブスペースであると同時に、
レストランも兼ねてる場所のようでして。
ギターショウのときも、こんな感じなのかなああ、、
なんてちょっと高いところから見ていたのですが。
(既にステージと思われる場所には、椅子が2つ並べてありました。)

あ、そうそう。
同じフロアにカラオケ屋さんが同居してます^^
なんか、、似たような雑居ビルぽい佇まいのライブ会場を私は知っている^^

入ってみると、今回はテーブルをそのまま生かし、
テーブルがアルファベット付番された、テーブル指定だったのですね、、
だからゆったりなのでありました。

大体席も予想通りの場所だし、、
(お、、ステージの上にはマーティンのロゴとともにテディベア君が!!・・・どっかで買っちまいそうでヤバイです^^;;;)
・・・適度に距離があるので、私はじっくり楽しめる感じでありました。
・・・ここ、空いているけどどーお?
とのお誘いもいただいてたのですが、、、

とんでもないっっっ、、
そげなとこいった日には、緊張してどうしたらいいかわかんないじゃん、、(笑)。

・・・謹んでお断りした次第であります(ごめんよぅ)。

***

はじめに黒澤楽器の福岡さんのご挨拶があり、、
そして、今回もホストミュージシャンを努められる誠さんのご紹介がありました。

・・・さっそく「ギターラボ」での会話を彷彿とさせるようなお話の展開(^_^;)

あのタオル^^は「おっ、非公認!!」(←おいおいっ)とかおっさってるし、、
まあ、貢献度からいったら「ダメよ」とは言われないとは思いますけどね、、

「ギターの名手」(声は裏返って下さい^^)との共演は今回も!!
それで、まずは共演者の岡崎倫典さんのライブからスタートであります。
誠さん曰く「ダンディーだあ」と^^
ええ、素足にシューズでらしたし(関係ないか。)。

今回も基本的はギターの音色はマイクどりです。

が、しかーし、、
「ソレ」は弾いても鳴らないんじゃないかと思いますが?
「音、出ますか?」って、、、、^^;;;;

・・・マーチン君人形(大)を弾いてみようとする倫典さん、、、

それ・・・間違ってますからー(笑)。

という振る舞いとは裏腹に、、ルックスも渋くていらっしゃって、、
挨拶代わりにという感じでまずは2曲。

インストなのですけれど、
何だろう、、曲そのものが力に溢れてまして。
全くそれを感じさせない強いインパクトがありました。
ギターの音色そのものもね。
あんまり長いと、時々辛さも感じることがないでもないんですが、、
知らない曲は、たまーにね、、
でも、全くそんな隙すら聴き手に与えませんでしたね。
素晴らしいなあ、、!!

終わったなあと、、思ったらその間で、
マイクを引き寄せて

「あ、あ・・・・唄わねーよ!!」て^^;

(実は、後ろで見ていた誠さんここでどどーっとこけそうになったのだとか。)
もう、いきなり笑わせていただきました、、なんて方でしょうか^^。

「インストゥルメンタリストですから。」

おそるべし^^!!

曲の紹介や
お使いのギターのこともお話して下さいました。
マーティンの1958年製。
よく、自分の生れた年のものを欲しいといいますが、、
というようなお話で。

欲しいなあ、、と思い始める頃にはお金がなくて、
やっと買えるかなあ、、と思った頃には
それ以上に値段が上がってて(苦笑・なんかわかるような気がします)

本当は違うそうなんですけど、とりあえず近い年のものなのだとか。

今回、ギターの音をライン取りでなくマイク取りというのは、
やはりなかなかない経験だそうでして、
逆にそういう「チャンスを貰った」というお気持ちなんだそうです。

ただ、、ギターを弾かれる方にあまり手元を見られるのは好きじゃないとはっきりと。
どんどん、、(見られないように)身体を後ろに反ってったりなんかして。
チューニングで、次の曲は何、、と前の客席で言い合っているのが聴こえると、、
そうすると、「曲を変える」^^そうです。
で、その変えるものもまたなんぞやと、、聴こえるとまた変えたくなると、、
そうこうしているうちに、何をやってるのか分かんなくなったり(^_^;)
なので、、勉強をしたい方は、
こそっとご覧になった方がプレーヤーの方にはいいのかしら、、

1曲目は、「City of Tokyo」というナンバーでした。
「ギターを弾く人が、結構挑戦してくれているという話は聞くんですが、、
弾いてるのみたことないっ!!」(笑・・・これ、もう1回出てきました^^)

途中ギターを持ちかえられ、それはライン取り。
ただし、今までが「スタンダードチューニング」で演奏していたものが、
これからは「へんたいチューニング」(えー!!笑^^)なのだそうです。

(ギター弾きでない私には、その正体のほどはワカンナイノダケド、、
・・・後ほど、誠さんが詳しく聞いて下さったので、細かいことはともかく、なんとなーくは分かりました^^)

そのチューニングゆえか、ギターそのものの響きのせいなのか。
普段聴いている音色とは随分違って聴こえる。
面白いものですねー^^

選んだ曲も「カバー」。
でも、ただのカバーではありません。
世界最古のCMソング!!なのだそうで。
と、曲のヒントになるような周辺をいろいろとお話になる、、、
私は途中でわかりましたよ^^イタリアのヴェスビオ火山のお話のくだりで。
「登山電車に乗ろう」という宣伝だったのでありました。
わかりますか^^?

「フニクリ フニクラ」

がそれ。民謡じゃないんですよ。元々はCMソング!!(会場からは「マ・マースパゲティ!」の声も上がりましたが、、、、ちょっと惜しい(笑))

(実は日本にもそういうのがあるんです!!参考URL。)

ま、それはともかく。
普段よく知ってるギターの音色とは思えない、
なんとも不思議な響きだったのだけど、
ギターは面白い楽器なんだなあ、、ということを改めて思ってました。

北海道という土地から影響されて作られた曲や、
ご自分の出身の土地に古くから伝わる、田植えの行事に着想を得た「花田植(はなだうえ)」という曲や。
民謡のような音階を少し感じつつも、どこかロックスピリットのようなものも感じた曲でした。

どういうわけだか、すごく良質なボーカルが乗っているかのような感じがするのだけど、
でも鳴っているのは、ギターの音色のみのはずで。
そのことをずっと面白いなあと感じていました^^

***

誠さんのセット。

「Missing Serenade banana ver.」(ウクレレのやつ)をBGMにご登場♪
今日はインディゴブルーとでもいうのでしょうか、、
のロンスリ、、ただし、少しずつグラデーションがかかってるかのようなそれ^^
ツバの広くないダンガリぽい地のキャップに、ベージュ、、かな?のパンツでらさいました。

セッティングをしつつも、、準備が整うとギターをそれに乗っけてみたり^^
そのウクレレと生ギターのコラボがこれまた飛びっきりなんだわ♪

・・・ええいっ、
ここで叫んどかなくてどうするっ。

深呼吸してぇ・・・・、、、

「さいとーーっ!!」

「まことーーっ!!」

ぜえぜえ、ぜえぜえ、、、(前者、ワタシ。後者、お友達^^)

曲の合間などに、キラキラした目でぐるりと会場を嬉しそうに見渡す誠さん!!
いつものことではあるけど、で、見てないから、こっち、、
と思ってもついついニッコリしてしまうのです、、やっぱりビョーキでしょうか、私^^;;
そういうとこ拝見すると、この方はこういう場が本当にお好きなんだろうなあ、、とつくづく思います。

「アーユーレディ!! やりましょうか!」

もう、いきなりですね^^

最初の誠さんが手にしていたギターは、ライブでは初めてかも。
木目がはっきりと出ていて、
まずそのビジュアルに目を奪われました。

そのギターで「Melissa」から。

持ち替えた多分ガットギターで「ゆるして」。
久しぶりかも、、この音色、、この唄・・ちょっと涙ぐんじゃいました。
さっきのすごいロックな音色と鳴り方が全然違うんだもん。
時には呟くように唄う誠さんに、やられました。

・・・とはいえ、次のMCで、あっちゅう間に乾いちまいましたが^^;;;;

ご自分の唄で宇都宮に来られるのは、初めてなのだそうです。

このシーン、、私は去年も某所で見ましたぞ^^

昼間のギターショウで目をつけといたギターを使っちゃうという。

てなことで、5人のメンバー紹介(笑)。
BGMもガッチリ仕込んであるんですから、、もぉ。
それはT・REXの「Get It On」なんですけどね^^
誠さんがギターの説明をし(メモを見ながらきっちりと^^)
スタッフの方がギターを1本ずつ持って来て下さるのです。

ええと、、「拍手・・・疲れてくるかもしれないけど、最後までやれよ!!」って(笑)。
お願いしますね!!じゃあないらしい(笑)。
また、スマートウッドのギターでは、くんくん「アロマ効果だ」といって「にほひ」をかいでおられました、、これ、もしや恒例^^;;?

で、時間を若干もてあましたところで、
誠さんも「Get It On~♪」なんぞとギターをかき鳴らしつつ唄われ、
結構会場盛り上がっちゃいます、、、
でも、そこはホラ、誠さんですから^^
突然マイナーに転調し・・・・「Stairway to heaven」で落とす^^;
洋楽ファンならもう大喜びしちゃいますよ、この機転^^

「全部借り物なんですけど(^_^;)倫典さんはすごいよねー自分の持ってきて。」^^

と誠さんがしみじみ言うと、

「倫典さんの・・・弾いちゃえば?」・・・会場から大胆なツッコミ(爆)。

「・・・君と会話しにきてるわけじゃないから」^^;

客いじり、、というか、誠さんの逆襲も笑えます^^

でも、先ほどの倫典さんのセットをご覧になった誠さん、

「・・・趣があるよなあ。寄席の高座みたいだしね」

そうそう、、落としドコロが絶妙なんですよね(^-^)v

ええと、自分のギターは持ってきてないんですけどね、
CDはいっぱい持ってきたんです。
「意外と面白いやつだなあと、思った方には「もれなく売ってあげます」ので・・・
あ、コトバ間違っちゃいました^^;」(←ほんとに^^;;?)

しかし。
たっくさんのギターをぐるっと「囲ました^^」誠さんの「次の曲のギターは・・・」
というギターを選ぶときの楽しそうな様子といったら^^
調整しかけてたのに、

「これでやるの・・やめて、、」

というとこには会場のみんながずっこけて大笑い^^
計算ずくなのか、真剣ゆえなのかはわかりませんけどね^^

毎度各地でおなじみのMCに続いての^^「今僕を泣かせて」
なんとなく、、いつもより途中からロックっぽく力強さがいつも以上に感じられる演奏だったかも。
途中で「あっ。」と思ってしまったのだけど、、、、それは私だけの気のせい?

「信じられない恋におちた」には、改めてやられたかもしれません、、
この曲も久しぶりだったかなあ、、
噛み締めて聴いてたら、、かなりグッときてしまいました。
(つまびくようなギターの音色にも。)
ぐうっと歌声も押さえている感じが、尚更そう思わせたのかもしれません。

Creamの再結成記念のライブのことを話す時の嬉しそうな様子といったら、もうね^^
その流れで、ちょこっと「Sunshine of your love」なんかの一節をやってみたり!!
んでもって、「再結成記念ライブを「僕が」やります」^^と。

「しかもね、普通は担当楽器とかが書いてあるでしょ?
違うんだなあー、斎藤誠(エリック)って」^^

クロコダイルでのライブの告知も。
ほーんと、如何にも何か企んでるって感じのお話でした^^

そして、今回の見せ場でしょう!!の「素敵な最後」。
なのになのに、「Careless Memories」のセールストーク^^大いに笑わせていただきましたよー。
でもね、やっぱり音楽好きなヒトは盛り上がるというか、
ぴくっと反応する勘所が何となく分かるような、、、^^
一体となって盛り上がるというか、騒ぐと言うか^^ロックなんだよねえ、、うん。、

「昨年、偉大なジーニアスが逝ってしまいました。彼が(生きて)いる頃には、唄ったことがなかったのですけども、、」

AXでも唄ってらした、レイ・チャールズの「Georgia on my mind」です。。

が、、、

かすかーに聴こえるケータイの着信音、、、
勿論、それに気づいた誠さん、、、
一息ついて、また同じところにMCをプレイバック戻して(苦笑)、、

「偉大なジーニアスが逝ってしまいました。いるときには唄ったことがなかったのですけど・・唄います」

・・・これがねえ、またほんっとにいいんですよ、ほんとに!!
誠さんの声とギターと曲がぴったり。
胸にどこまでも染み入る、、一流のソウルだと思います。
「いい曲だなあ。こういう曲が、、1曲書ければいいんだよねえ、、」と、言った後に、
「あ、でもこれレイ・チャールズの曲じゃなかった^^;・・・こういうふうに唄えれば・・・いいんだよね!頑張るぞオレも。」
と、まだまだ挑戦意欲が^^それは、すごく素敵だと思いました。
(AXの頃は、重症の花粉症で唄うのが少々お辛い様子もありましたけども、今回は勿論全開でしたからね!!)

最近、「唄が楽しい」。
サイトにも書かれていらっしゃいましたが、ギターとマイクのみで伝えること。
その関係がすごくよくなってきて。
今までが楽しくなかったわけじゃあないけれど、でも、今こう思えるまでに唄ってきてよかったなあと。

その流れで、夏のネブラスカの告知もなさいました。
東京会場は、、教会ですから!!天井が3000mあるから、、ナチュラルエコーが、、(←間違ってもそんな高くないです^^;)

「足りないようであれば、旅費、僕が出しますから」(笑)とおっしゃってたので、、是非皆様どうぞ♪

最後は、アルバム「Waltz In Blue」から間違いなく!!「タイトルチューンを『聴かせながら』、、、」^^;;;;でしめくくり。
(言っておきながら、、、そんなMCねえ、、って^^;;;)
・・・便宜上でございますが^^;;

最後のご挨拶。

ここでも、更にいっとかなきゃーだめでしょ!!
と、謹んで再度「さいとー」コールをさせていただきましたm(__)m
ちょこっと、挨拶を返していただいたような気がして←妄想妄想。ちょっと嬉しかったり。

で、、去り際、、アンコールあるからね、、
と、言わんばかりに拍手をしながら去っていく誠さん^^;;;ぷぷぷ。

(うわあ、大事に音楽を聴く方が多いのだなあと思ったのは。
勿論、がんがんっに盛り上がる曲ではそうなるんですけども、
繊細な曲だったり、、じっくり聴かせる、、
多分誠さんもそういうふうに聴いて欲しいと思っておられるのではないかな、、
という曲のときは、、
それこそ、最後の一音の余韻から誠さんが右腕でもって、
弦をそぅっと押さえて、完全にその音色を止めるその瞬間まで。
そして、そのふっと一瞬息をつくような間があって、、拍手が起こる、、、
そんなことが何度もあったからなんですね。
曲の聴き方と、その嬉しい想いを伝えるやり方には色々あると思うんですけど、、、
個人的には、そういうとこに出会うと涙出そうになりますよ、、
「ああ、ワタシの中のタイミングと今日は同じだよ!!」ってね、、とても嬉しくなります。)

その2へ続く。