MARUCUBE LIVE(@東京駅・丸ビル)
2005年6月26日(日)@MARUCUBE
~ 出演 ~
斎藤誠(Vo,Gtr)
成田昭彦(Per&Cho)
角田俊介(Bass&Cho)
・・・昨日の今日、、ってことで。
もうもう、
カラダを持ち上げるのが辛かったのですが。
ライブの翌日は一時的にどどぉぉっと来ることがあります。
ナンか動けないの、、何でだろうね。
昨日の今日なんだから、あたりめーだろう、、と言われそうですが。
そうですね、自業自得ともいうー(笑)。
ずるずるになんないように、
シャワー浴びて、自分を叩き起こして、、
そうこうしているうちに友達からもメールが入ってきたりして。
とにかく、、がんばるぞー!!なのです。
半分はカラ元気。
そうこうしてたらお腹も空いてきたので、、
そもそも東京駅周辺と来たら、
あれも食べに行きたい、あそこも覗きたい、、(笑)
なので、迷い倒した挙句、、味噌ラーメンをいただいて(越後そばと迷った^^)
丸ビルに向かい、大体到着がライブ開始の1時間前くらい。
どんな雰囲気の場所なのか、
まあず自分では行かない場所なのよね、、、(というか、寄りつかないというか、寄りつけない・・・のが正しいか(^_^;))
なのでよくわかんないし。
【本編はここからざんす♪】
一旦、地下街から上がって八重洲側から丸の内へ。
外は・・・暑いですのぅ。
横断歩道を渡るだけで溶けちまいそうな気がします、、
MARUCUBEと聞いたので、
それらしき表示を探し、そっち方向を目指してってみる。
・・・おお!!!
前回、同様のライブが横浜であった時とは違い、
ステージのセッティングは既に完了し、
ぴしっと客席用に椅子も並んでいるではありませんか。おおっ。
で、遠目に様子を暫く伺うも、、特になんもなし、、
お友達と三々五々合流し、、
いつの間にか出来てたらしい(笑・ぉいおいっ!!)行列につく。
で、、すすすっと席につく。
二列目の真ん中ちびっとだけ右寄り^^。
おそらくは、つうか、間違いなく
静岡から戻られた足でこちらに来られる誠さんであるからして。
この時間まで、簡単な音合わせもないらしい。
てこたあ、今日は、、会場でほぼぶっつけですか?
ぐるっと見渡すと、天井はかなり高い。
そうですねえ、、吹き抜けのスペースというか。
光がたくさん射し込む、明るい感じ。
少し高めのステージの後ろは、そのままもうガラス張りで、、通りが見えたり。
(なもんで、いちはやくお友達が平松八千代さんが歩いていらっしゃるのに気づいたり^^)
エスプレッソとかのワゴンかなあ、、そんなののグリーンの車が止まってたり。
ステージには、横浜と同じように向かって左から、
白いベース、誠さんの席(既にギターが1本スタンバイ。)、パーカッションのセッティング。
後ろ側には、観葉植物?というにしては、でかいわ~~!!
緑の葉がたくさん生い茂った木があったりします。
そして誠さん、成田さん、角田さんが、、登場され。
ついたての控え室?のようなところへ。
見るとはなしに、、、でもそっちを見てたりなんかして(笑)。
でも、それはお互いさまで何となく客席への視線を感じたりして(笑)。
誰・・・とは敢えて言いませんが^^めがねまでかけて確認されている方もいたりして。
確かに、、いつもは客席はライトが落ちているところへ出て行くわけですもんね。
360度視界オッケーみたいな^^;とこなんて、、どこか落ち着きませんやね、、
白い帽子と、目にも鮮やかな・・真っ赤なポロシャツ
(左胸のワンポイント、、あれはなんのだろーと異様に気になってました。だからどうってことはないですが。)
にジーンズで現れた誠さん♪
何となくアウトドアっぽいかも^^
そうそう、BRIOでズーラシアとかで写ってた写真はまさしくこのスタイルかな♪
ステージの定位置につかれると、ほんとにとっても嬉しそうな様子でいらして。。。
それこそ、客席の様子を端から端まで、、目を輝かせて、、舐めるように^^;(・・・よしなさいっ^^;;!)何往復か視線をやってご覧になってましたね。
誠さん、ホントに目に光がキラッキラ♪されてましたよ。
軽い音出しも、、
いつものことだけど、すごく嬉しくなる。
今日のギターはライン取りの模様ですね。
ほろほろっと少しずつ誠さんのギターから紡ぎ出された音は、、、
やがて「大切な雨やどり」へと繋がっていきました。
昨日までのギター1本に加え、ベース、パーカッションが加わっただけ、、
といえば「だけ」なんだけど、
なんですか、この音の厚み・・・広がり方の素敵なコトって!!!
分かってても、ちょっと、、いいえ、かなり嬉しくなります。
でもこの曲、、ライブではどのくらいぶりに聴いたんだろうか、、、
やはり、曲の途中も時折客席を見やりながら、、です。
絶対に見てないから、、とかわかってても、ドキドキしてる、、間違いなくビョウキだと思います。
(まあ、今に始まったことぢゃあないが。)
で、、なぜか、、、曲終わりに♪Woooo・・・♪と言ったまますぐ終わらない(笑)。
いつもとは全く違うこの環境を戸惑いながらも、目いっぱい楽しんでおられる様子。
吹き抜けの2階、3階から見ているお客さんにも手を振りながら、、
静岡から戻ってすぐここへ来られたとのこと、、
(そそ、昨日マーティンギターのイベント会場で頑張っておられたスタッフさん・・
・福岡さん始め、、皆さんでいらしてました。)
この丸の内という場所は、昔お父様が働いていた「っつっても、オフィスワークですよ」(あ、誰も疑いませんから(^_^;))
話の合間に気になることがあれば、、、
「・・・・あ、坊や、帰っちゃうんですか」・・・絶対に見逃さない^^
響き具合も「ナチュラルエコーだよねえ、、」といいつつ、
これくらい低いと、、上には聞こえないんだろうなあ?とか、
しまいにはぱんぱんって手を叩いてみたり、、納得いくまで検証され^^;;
「あ、たいして響かなかったね」(笑)。
3人のコンビネーションって見ていて面白いです。
特に、角田さんはギターと音色が寄り添うというか、曲によっては二人三脚(という言い方もいかがなものか(^_^;))
だったりするわけで、誠さんの手元をより注意しておられるのがはっきりとわかります。
カラダごと、かなり誠さんの方に傾け加減でね・・・注意をこらしているというか、
タイミングをはかりつつというところが、はっきりとわかる。
逆にベースのソロのときは、誠さんがそちらにカラダを傾け、実に実に嬉しそうな表情でギターを弾かれるのです。
昨日は「特別に一人で」^^やったという「今僕」ですが、
これまた、、、そうか、2日連続で違う姿の唄を聴けちゃったわけなのです、私は。
メンバー紹介も、、、
でも、その反響っぷりに・・・いつものライブハウスとは声のはまり方も違うから、
紹介された角田さんともども苦笑い、、
「つのだっ、つのだっ、つのだっ、、」(そのまま繰り返してやって下さらなくていいですよぅ。^^;)
なので、成田さんの時はそうっとやろうって(笑)。
「オン パーカッション!!・・・オンて何でしょう、、、乗るのかな、、ってそれも通じないかー、弱ったなあ」
・・・いえ、ちゃんと通じてるヒトたちもいますよ、ご安心下さい^^
昨日の静岡マーティンで「唄が変化していく」ということを実感された旨、
ヒトリゴトにも書かれていたと思うのですが、
今日もまた、、というか昨日を見ている私にはより一層またそれが鮮明に感じられました。
昨日以上に、、唄には数段違うと思われるほどの力が溢れているし。
それは、ご自身の中から来るものもあるだろうし、
昨日とはまた違うお客さんたちに触発されるものもあるだろうし、
また、普段とは違う場所、、など環境の違うものもあるだろうし。
エモーショナルなところはとことん凄かったんですよね、、
何だか、、嬉しくなって、、それでもって、少し気持ちもほろっとなってしまって。
でもでも、ものすごく笑わされてしまうこともあって(笑)。
凄く忙しかったのでありますが、、、
「2年くらい前に、20周年を迎え・・・って、いつまでも言ってるのも情けなりますが・・・」
と苦笑いしつつも、しっかりと「Waltz In Blue」の宣伝は欠かしません^^
「今日僕の唄を聴いて少しでもいいと思ったヤツ・・・あ、いけない^^;・・・は、『即、買え。』」(笑・昨日からのキャンペーンは続行中だったらしいぞう!!)
ちょっとドキドキしてしまったのが、「黄色いダイアモンド」。
誠さんのロックなギターの合間に、
意味ありげに、、、トットットッと入ってくるベースに、
えっえっえっ、もしやもしやーー?と思い。
そっかーー、こういうのありだなあって、、、ひゃー。
何度も聴いている筈なのに、、相変わらずライブでは驚かされてしまいます、、
セットの中では、唯一のロックらしい曲だったのかな。
よりによって、ものすごくぐわん!!って来るナンバーでした。
最後のとこで、ピックを使っていたところを口にくわえて、、
手でガガガガっ!!と弦をかき鳴らされたトコが、、、すごい今回のツボでした。
近くで見ていたから、ついついそんな細かい動きまで、、凝視してしまいますた(^_^;)
ほんとに最高なコンビネーションだなあ、、ここまでエキサイティングなんですぞ。三人だけなのに。
因みにこの日のセットにも誠さんの考えられたテーマがあり。
都会、街(まち)の唄をセレクトしてこられたのだそうです。
「・・・でも、あんましなかった」(苦笑)。
ガラッと雰囲気が違うもんねえ、、!!
昨日とこうも違うかって。口あんぐり。
この「黄色いダイアモンド」と、その後の2曲が今日は私にはかなり象徴的かなあと。
私が誠さんのファンになって、初めてリリースを心待ちにしたのがこの「Missing Serenade」。
これもまた、いろいろな形を変えて聴かせていただきましたが、、
今回もまた!!3人編成というのを最大限に生かしている感じで。
イントロなしに、いきなり誠さんがそっと唄いだされたのには軽い驚きが、、
途中の間奏の成田さんのパーカッション!!やっぱりかっこいい!!
"One more!!"というときの誠さんの嬉しそうな様子ったら。
角田さんのコーラスなどというお楽しみ(といったら、やっぱ叱られますかね^^;;;?)もあったり。
しまいには、お客さんのクラップも巻き込んでどんどんどんどん盛り上がりましたね♪素敵だ!!
意外と、、この日私にはストライクだったのが「I Surrender」でした。
うーんと、、去年の5月以来だったかしらね
(片山さんとの二人会。これもサイコーなライブでした。また落ち着いたら是非に!!)、、
ライブで聴くのは。
成田さん、角田さんを大々的にコーラスに巻き込んで、、
これまた楽しくてしょうがないって感じの誠さんの表情です!!
"Can you hear me?"
しまいには、ギターを一瞬休んでみたり。
それって、ちょっとしたイヂメなのかっ?!
そして、お客さんを楽しくこれを巻き込んで。
いや、ちょっと久しぶりに聴いたこの曲に大いに励まされたというか、慰められたっていうか、、
他人からしたら、おそらくは大したことない「タワイナイコト」で結構、、ヘンな袋小路に入り込む自分。
「君は何も失くさない」
大好きな方の大好きな声でそう唄われたら、何か突然ちょっとほろっと来てしまいました。
泣くとこじゃないのにね、ヘンなツボがあるみたいです^^;;
このアルバムをトータルでは、最近あまり聴いてないかも。
こりゃ聴かなきゃいかんでしょう!!と、即座に思った曲でもありましたよ。
そして、横浜でも大いにはまった「HOLDING ON」。
改めてじっくり聴くと、お三人なのにアルバム版で聴くときの、
何となく曲のキーとなるような「節目節目の気になる音」はちゃんと聴こえてくるんだ。、
みんなちゃんと聴こえてくる!!
時々上の方を指さしては、楽しそうに唄っていらっさいました。
そして、勿論ここでも、成田さん、角田さんの素敵なコーラスに満面な笑みの誠さん♪
あーー、この曲大好き^^
そしてそして、「30分、これから告知です」^^ んなわきゃないですけど、、
これからある数々の楽しいライブの告知を、、、
一番ノッておられたのが、「ありがとう、クリーム!」のお話でしょうか。
その話っぷりがほんとにキレまくってて(笑)。おかしいのなんの。
音楽ファンとしての、誠さんがエリック・クラプトンについて語るくだりは、可笑しいのと、、なるほどね、、と。
最近はギターはリードしか弾かないし、、唄うたってるときは手ぶら、、というのがね、、
「イカーーンっっっ!! それは、だめだと思うんですよ。」
力の入りっぷりが可笑しくも、可愛かったですよ。。。。
それと、ネブラスカツアーのこと。
誠さん一人の弾き語り、、というのは今までありましたが、
それに加え、去年からの経験も加味されて、、ライン取りしないとのこと。
ボーカル用のマイク、ギター用のマイク、、あとはそこに誠さんが。
ほんとに・・・それだけ。
・・・これはかなり楽しみですねえ、、
しかも、東京は場所を選ばれたとのことで、、品川教会。
「ここの300倍くらいは、天井があって、、、3000mくらいで・・・」
というと、お客さん即座に「ないないないないっ」と、言いつつ首を振る人多数^^(私もー)。
そうすると、「ツッコミが激しいなあと思って・・・関西の方ですか?」と、嬉しそうにまぜっかえす誠さん。
そか、「(このライブの)チラシがあったよね、みんな持ってるんだよね?」
に、うんうんと頷くお客さんには、、
「もうみんな、、幼稚園の生徒みたいなあ・・・」
って。
畳み掛けるようにいろいろ出てきます(笑)。
お客さんとのやり取りも交えつつ(^_^;)
サイン会のあることも、きっちりともらさず伝え、、、、、(誠さんらすぃ!!)
「じゃ、一通りゲームも終わったところで・・・」
ええーーーっ(笑)。
畳み掛けるには、それなりに理由がおありで^^
いささかお疲れの見える角田さんを気遣い、、、
最後は、「夕陽の交差点」。
で、、いったんは舞台を降りられるかと思いきや。
端まで行ったら、、、
そのまま手拍子しながらセンターに折り返してきました(笑)。
幾らなんでも「早っ」^^。
「だってさー、帰っちゃいそうなんだもん。間がコワイんですよ、僕」
えーーっ帰んない帰んないっ!!絶対帰らないってば。
こんな凄いもの見たのにぃ。
「じゃあ、もう1曲いっちゃおかな」
と、立ち上がってギターを弾く準備を、、、
すると、角田さんもベースにストラップをつけ(横浜のときは忘れたんだって!と言われてましたな^^;;)。
横を気にする誠さんに、「(譜面台)低すぎない?」とか言われたりしてて、、
誠さんに「見えないんだって。まあ、うちのバンドも年を重ねると色んなとこが弱っています、、」
とか言われちゃったものの、、
「あ゛ー、オレもだ」(爆)。
自分で落さなくていいですから(^_^;)
次の曲の説明を少ししかけて、、
「あ、じゃあね、、」
と、おもむろに足元に貼ってあったセットリスト(間違いなく、誠さんPCで作成したやつ^^)
をひっぺがし、、
この曲は、、、○○というアルバムに入ってます、、、
逐一解説(笑)つきでアナウンス。
とてもとても、懇切丁寧なプロモ^^
そして、
「ええと、最近デビュー当時の曲が入ったアルバムが出たみたいで・・・出ましたっ!!」
会場からの「買ったよ!」の声に
「・・・僕も買いました。ホントです^^」
「思い切り街の唄です」
前述のちょっと楽しい導入とは裏腹に、、
始まったナンバーは「Still Crazy After All These Years」。
確かに、、
ポール・サイモン、、
ニューヨーク、、
ですもんね。
この曲、アルバムにも入っているとおり、柳沢さんとの2人組ていうのは、何度か、、
ギター2本での唄というのが、かなり感動的なんですよ、、ドラマティックといいますか。
渋公のライブのとき、会場に入った途端、、ポール・サイモンのこの唄が流れてたけなあ。
今回は、なんとなんと、、
オリジナルではマイケル・ブレッカーのあのサックスソロの部分を、
ベースが弾くのですよ、、もうぶったまげましたね!!
こんなのありですかー、非常に重厚な間奏。すげーっっっと思って。口あんぐり。
これで、また新しい展開の可能性が出来ましたよ^^
いやあ、、最後の最後に来て、凄いものを聴いてしまった感じ、、、ひゃあマイッタ、、、、
もう大拍手ですよ。
・・・この天井の高い会場に、限りなく響き渡るかのような、、気持ちいいほどの誠さんの唄声。
唄ってる方もさぞや、、、と思いますね。
最後に、お友達に引き続いて、、「さいとーーーっ!!」またやっちまいました^^
あれだけのもん見たら、叫びたいもん、やっぱし。
そこがライブハウスでなくても、真昼間の丸ビルであったとしても。
こっちがオロオロしてたら、、
お隣りにいたEさまがトントンって肩を叩いてくれて、、、(・・・ありがたう^^)
はっと顔を上げたら、目の前をものすごく楽しそうにウキウキとサイン会場(笑)へ向かわれる誠さんのお姿がっっっ!!!
この日はね、、横浜以上の長蛇の列だったんじゃないかなあ。。凄いよなあ、、、、、
立ち去りがたく、、友達何人かとうだうだしていると、
サインを終えた誠さんがスタッフの皆さんとお帰りになるところで。
にこやかに何度もみんなに向かって、手を振って下さいました。
普段はそこまでしないだろってくらい、ニッコニコで両手を振り返してた私です。
やっぱ、ビョウキなんですか、これ(笑)。
====
・・・ここまで、頑張りましたが、
帰宅した途端、全ての緊張の糸がおそらく・・・切れました(笑)。
動いてるけど、何か自分じゃない、、朦朧みたいな、、
でも、そんなんでも明日にはすごく元気な自分になれるだろうと確信してました。
だってだって、、、すごく素晴らしいライブを2日も続けて拝見できたのですからね!!
誠さん、本当にありがとうございます!!
※誠さんの真似っこしました。
僭越ながら、誠さんのご紹介よりはちびっと、、、インフォメーション増やして載せてみました。
1 大切な雨やどり(Dinner)
2 今僕を泣かせて(Dinner, BALLADS' BEST)
3 Waltz In Blue(Waltz In Blue, BALLADS' BEST)
4 黄色いダイアモンド(MAH MAH MAH)
5 Missing Serenade(Careless Memories)
6 I Surrender(Careless Memories)
7 HOLDING ON(Number 9)
8 夕陽の交差点(Number 9, BALLADS' BEST)
EN1 Still Crazy After All These Years(Waltz In Blue オリジナルはPaul Simon)
2005年6月26日(日)@MARUCUBE
~ 出演 ~
斎藤誠(Vo,Gtr)
成田昭彦(Per&Cho)
角田俊介(Bass&Cho)
・・・昨日の今日、、ってことで。
もうもう、
カラダを持ち上げるのが辛かったのですが。
ライブの翌日は一時的にどどぉぉっと来ることがあります。
ナンか動けないの、、何でだろうね。
昨日の今日なんだから、あたりめーだろう、、と言われそうですが。
そうですね、自業自得ともいうー(笑)。
ずるずるになんないように、
シャワー浴びて、自分を叩き起こして、、
そうこうしているうちに友達からもメールが入ってきたりして。
とにかく、、がんばるぞー!!なのです。
半分はカラ元気。
そうこうしてたらお腹も空いてきたので、、
そもそも東京駅周辺と来たら、
あれも食べに行きたい、あそこも覗きたい、、(笑)
なので、迷い倒した挙句、、味噌ラーメンをいただいて(越後そばと迷った^^)
丸ビルに向かい、大体到着がライブ開始の1時間前くらい。
どんな雰囲気の場所なのか、
まあず自分では行かない場所なのよね、、、(というか、寄りつかないというか、寄りつけない・・・のが正しいか(^_^;))
なのでよくわかんないし。
【本編はここからざんす♪】
一旦、地下街から上がって八重洲側から丸の内へ。
外は・・・暑いですのぅ。
横断歩道を渡るだけで溶けちまいそうな気がします、、
MARUCUBEと聞いたので、
それらしき表示を探し、そっち方向を目指してってみる。
・・・おお!!!
前回、同様のライブが横浜であった時とは違い、
ステージのセッティングは既に完了し、
ぴしっと客席用に椅子も並んでいるではありませんか。おおっ。
で、遠目に様子を暫く伺うも、、特になんもなし、、
お友達と三々五々合流し、、
いつの間にか出来てたらしい(笑・ぉいおいっ!!)行列につく。
で、、すすすっと席につく。
二列目の真ん中ちびっとだけ右寄り^^。
おそらくは、つうか、間違いなく
静岡から戻られた足でこちらに来られる誠さんであるからして。
この時間まで、簡単な音合わせもないらしい。
てこたあ、今日は、、会場でほぼぶっつけですか?
ぐるっと見渡すと、天井はかなり高い。
そうですねえ、、吹き抜けのスペースというか。
光がたくさん射し込む、明るい感じ。
少し高めのステージの後ろは、そのままもうガラス張りで、、通りが見えたり。
(なもんで、いちはやくお友達が平松八千代さんが歩いていらっしゃるのに気づいたり^^)
エスプレッソとかのワゴンかなあ、、そんなののグリーンの車が止まってたり。
ステージには、横浜と同じように向かって左から、
白いベース、誠さんの席(既にギターが1本スタンバイ。)、パーカッションのセッティング。
後ろ側には、観葉植物?というにしては、でかいわ~~!!
緑の葉がたくさん生い茂った木があったりします。
そして誠さん、成田さん、角田さんが、、登場され。
ついたての控え室?のようなところへ。
見るとはなしに、、、でもそっちを見てたりなんかして(笑)。
でも、それはお互いさまで何となく客席への視線を感じたりして(笑)。
誰・・・とは敢えて言いませんが^^めがねまでかけて確認されている方もいたりして。
確かに、、いつもは客席はライトが落ちているところへ出て行くわけですもんね。
360度視界オッケーみたいな^^;とこなんて、、どこか落ち着きませんやね、、
白い帽子と、目にも鮮やかな・・真っ赤なポロシャツ
(左胸のワンポイント、、あれはなんのだろーと異様に気になってました。だからどうってことはないですが。)
にジーンズで現れた誠さん♪
何となくアウトドアっぽいかも^^
そうそう、BRIOでズーラシアとかで写ってた写真はまさしくこのスタイルかな♪
ステージの定位置につかれると、ほんとにとっても嬉しそうな様子でいらして。。。
それこそ、客席の様子を端から端まで、、目を輝かせて、、舐めるように^^;(・・・よしなさいっ^^;;!)何往復か視線をやってご覧になってましたね。
誠さん、ホントに目に光がキラッキラ♪されてましたよ。
軽い音出しも、、
いつものことだけど、すごく嬉しくなる。
今日のギターはライン取りの模様ですね。
ほろほろっと少しずつ誠さんのギターから紡ぎ出された音は、、、
やがて「大切な雨やどり」へと繋がっていきました。
昨日までのギター1本に加え、ベース、パーカッションが加わっただけ、、
といえば「だけ」なんだけど、
なんですか、この音の厚み・・・広がり方の素敵なコトって!!!
分かってても、ちょっと、、いいえ、かなり嬉しくなります。
でもこの曲、、ライブではどのくらいぶりに聴いたんだろうか、、、
やはり、曲の途中も時折客席を見やりながら、、です。
絶対に見てないから、、とかわかってても、ドキドキしてる、、間違いなくビョウキだと思います。
(まあ、今に始まったことぢゃあないが。)
で、、なぜか、、、曲終わりに♪Woooo・・・♪と言ったまますぐ終わらない(笑)。
いつもとは全く違うこの環境を戸惑いながらも、目いっぱい楽しんでおられる様子。
吹き抜けの2階、3階から見ているお客さんにも手を振りながら、、
静岡から戻ってすぐここへ来られたとのこと、、
(そそ、昨日マーティンギターのイベント会場で頑張っておられたスタッフさん・・
・福岡さん始め、、皆さんでいらしてました。)
この丸の内という場所は、昔お父様が働いていた「っつっても、オフィスワークですよ」(あ、誰も疑いませんから(^_^;))
話の合間に気になることがあれば、、、
「・・・・あ、坊や、帰っちゃうんですか」・・・絶対に見逃さない^^
響き具合も「ナチュラルエコーだよねえ、、」といいつつ、
これくらい低いと、、上には聞こえないんだろうなあ?とか、
しまいにはぱんぱんって手を叩いてみたり、、納得いくまで検証され^^;;
「あ、たいして響かなかったね」(笑)。
3人のコンビネーションって見ていて面白いです。
特に、角田さんはギターと音色が寄り添うというか、曲によっては二人三脚(という言い方もいかがなものか(^_^;))
だったりするわけで、誠さんの手元をより注意しておられるのがはっきりとわかります。
カラダごと、かなり誠さんの方に傾け加減でね・・・注意をこらしているというか、
タイミングをはかりつつというところが、はっきりとわかる。
逆にベースのソロのときは、誠さんがそちらにカラダを傾け、実に実に嬉しそうな表情でギターを弾かれるのです。
昨日は「特別に一人で」^^やったという「今僕」ですが、
これまた、、、そうか、2日連続で違う姿の唄を聴けちゃったわけなのです、私は。
メンバー紹介も、、、
でも、その反響っぷりに・・・いつものライブハウスとは声のはまり方も違うから、
紹介された角田さんともども苦笑い、、
「つのだっ、つのだっ、つのだっ、、」(そのまま繰り返してやって下さらなくていいですよぅ。^^;)
なので、成田さんの時はそうっとやろうって(笑)。
「オン パーカッション!!・・・オンて何でしょう、、、乗るのかな、、ってそれも通じないかー、弱ったなあ」
・・・いえ、ちゃんと通じてるヒトたちもいますよ、ご安心下さい^^
昨日の静岡マーティンで「唄が変化していく」ということを実感された旨、
ヒトリゴトにも書かれていたと思うのですが、
今日もまた、、というか昨日を見ている私にはより一層またそれが鮮明に感じられました。
昨日以上に、、唄には数段違うと思われるほどの力が溢れているし。
それは、ご自身の中から来るものもあるだろうし、
昨日とはまた違うお客さんたちに触発されるものもあるだろうし、
また、普段とは違う場所、、など環境の違うものもあるだろうし。
エモーショナルなところはとことん凄かったんですよね、、
何だか、、嬉しくなって、、それでもって、少し気持ちもほろっとなってしまって。
でもでも、ものすごく笑わされてしまうこともあって(笑)。
凄く忙しかったのでありますが、、、
「2年くらい前に、20周年を迎え・・・って、いつまでも言ってるのも情けなりますが・・・」
と苦笑いしつつも、しっかりと「Waltz In Blue」の宣伝は欠かしません^^
「今日僕の唄を聴いて少しでもいいと思ったヤツ・・・あ、いけない^^;・・・は、『即、買え。』」(笑・昨日からのキャンペーンは続行中だったらしいぞう!!)
ちょっとドキドキしてしまったのが、「黄色いダイアモンド」。
誠さんのロックなギターの合間に、
意味ありげに、、、トットットッと入ってくるベースに、
えっえっえっ、もしやもしやーー?と思い。
そっかーー、こういうのありだなあって、、、ひゃー。
何度も聴いている筈なのに、、相変わらずライブでは驚かされてしまいます、、
セットの中では、唯一のロックらしい曲だったのかな。
よりによって、ものすごくぐわん!!って来るナンバーでした。
最後のとこで、ピックを使っていたところを口にくわえて、、
手でガガガガっ!!と弦をかき鳴らされたトコが、、、すごい今回のツボでした。
近くで見ていたから、ついついそんな細かい動きまで、、凝視してしまいますた(^_^;)
ほんとに最高なコンビネーションだなあ、、ここまでエキサイティングなんですぞ。三人だけなのに。
因みにこの日のセットにも誠さんの考えられたテーマがあり。
都会、街(まち)の唄をセレクトしてこられたのだそうです。
「・・・でも、あんましなかった」(苦笑)。
ガラッと雰囲気が違うもんねえ、、!!
昨日とこうも違うかって。口あんぐり。
この「黄色いダイアモンド」と、その後の2曲が今日は私にはかなり象徴的かなあと。
私が誠さんのファンになって、初めてリリースを心待ちにしたのがこの「Missing Serenade」。
これもまた、いろいろな形を変えて聴かせていただきましたが、、
今回もまた!!3人編成というのを最大限に生かしている感じで。
イントロなしに、いきなり誠さんがそっと唄いだされたのには軽い驚きが、、
途中の間奏の成田さんのパーカッション!!やっぱりかっこいい!!
"One more!!"というときの誠さんの嬉しそうな様子ったら。
角田さんのコーラスなどというお楽しみ(といったら、やっぱ叱られますかね^^;;;?)もあったり。
しまいには、お客さんのクラップも巻き込んでどんどんどんどん盛り上がりましたね♪素敵だ!!
意外と、、この日私にはストライクだったのが「I Surrender」でした。
うーんと、、去年の5月以来だったかしらね
(片山さんとの二人会。これもサイコーなライブでした。また落ち着いたら是非に!!)、、
ライブで聴くのは。
成田さん、角田さんを大々的にコーラスに巻き込んで、、
これまた楽しくてしょうがないって感じの誠さんの表情です!!
"Can you hear me?"
しまいには、ギターを一瞬休んでみたり。
それって、ちょっとしたイヂメなのかっ?!
そして、お客さんを楽しくこれを巻き込んで。
いや、ちょっと久しぶりに聴いたこの曲に大いに励まされたというか、慰められたっていうか、、
他人からしたら、おそらくは大したことない「タワイナイコト」で結構、、ヘンな袋小路に入り込む自分。
「君は何も失くさない」
大好きな方の大好きな声でそう唄われたら、何か突然ちょっとほろっと来てしまいました。
泣くとこじゃないのにね、ヘンなツボがあるみたいです^^;;
このアルバムをトータルでは、最近あまり聴いてないかも。
こりゃ聴かなきゃいかんでしょう!!と、即座に思った曲でもありましたよ。
そして、横浜でも大いにはまった「HOLDING ON」。
改めてじっくり聴くと、お三人なのにアルバム版で聴くときの、
何となく曲のキーとなるような「節目節目の気になる音」はちゃんと聴こえてくるんだ。、
みんなちゃんと聴こえてくる!!
時々上の方を指さしては、楽しそうに唄っていらっさいました。
そして、勿論ここでも、成田さん、角田さんの素敵なコーラスに満面な笑みの誠さん♪
あーー、この曲大好き^^
そしてそして、「30分、これから告知です」^^ んなわきゃないですけど、、
これからある数々の楽しいライブの告知を、、、
一番ノッておられたのが、「ありがとう、クリーム!」のお話でしょうか。
その話っぷりがほんとにキレまくってて(笑)。おかしいのなんの。
音楽ファンとしての、誠さんがエリック・クラプトンについて語るくだりは、可笑しいのと、、なるほどね、、と。
最近はギターはリードしか弾かないし、、唄うたってるときは手ぶら、、というのがね、、
「イカーーンっっっ!! それは、だめだと思うんですよ。」
力の入りっぷりが可笑しくも、可愛かったですよ。。。。
それと、ネブラスカツアーのこと。
誠さん一人の弾き語り、、というのは今までありましたが、
それに加え、去年からの経験も加味されて、、ライン取りしないとのこと。
ボーカル用のマイク、ギター用のマイク、、あとはそこに誠さんが。
ほんとに・・・それだけ。
・・・これはかなり楽しみですねえ、、
しかも、東京は場所を選ばれたとのことで、、品川教会。
「ここの300倍くらいは、天井があって、、、3000mくらいで・・・」
というと、お客さん即座に「ないないないないっ」と、言いつつ首を振る人多数^^(私もー)。
そうすると、「ツッコミが激しいなあと思って・・・関西の方ですか?」と、嬉しそうにまぜっかえす誠さん。
そか、「(このライブの)チラシがあったよね、みんな持ってるんだよね?」
に、うんうんと頷くお客さんには、、
「もうみんな、、幼稚園の生徒みたいなあ・・・」
って。
畳み掛けるようにいろいろ出てきます(笑)。
お客さんとのやり取りも交えつつ(^_^;)
サイン会のあることも、きっちりともらさず伝え、、、、、(誠さんらすぃ!!)
「じゃ、一通りゲームも終わったところで・・・」
ええーーーっ(笑)。
畳み掛けるには、それなりに理由がおありで^^
いささかお疲れの見える角田さんを気遣い、、、
最後は、「夕陽の交差点」。
で、、いったんは舞台を降りられるかと思いきや。
端まで行ったら、、、
そのまま手拍子しながらセンターに折り返してきました(笑)。
幾らなんでも「早っ」^^。
「だってさー、帰っちゃいそうなんだもん。間がコワイんですよ、僕」
えーーっ帰んない帰んないっ!!絶対帰らないってば。
こんな凄いもの見たのにぃ。
「じゃあ、もう1曲いっちゃおかな」
と、立ち上がってギターを弾く準備を、、、
すると、角田さんもベースにストラップをつけ(横浜のときは忘れたんだって!と言われてましたな^^;;)。
横を気にする誠さんに、「(譜面台)低すぎない?」とか言われたりしてて、、
誠さんに「見えないんだって。まあ、うちのバンドも年を重ねると色んなとこが弱っています、、」
とか言われちゃったものの、、
「あ゛ー、オレもだ」(爆)。
自分で落さなくていいですから(^_^;)
次の曲の説明を少ししかけて、、
「あ、じゃあね、、」
と、おもむろに足元に貼ってあったセットリスト(間違いなく、誠さんPCで作成したやつ^^)
をひっぺがし、、
この曲は、、、○○というアルバムに入ってます、、、
逐一解説(笑)つきでアナウンス。
とてもとても、懇切丁寧なプロモ^^
そして、
「ええと、最近デビュー当時の曲が入ったアルバムが出たみたいで・・・出ましたっ!!」
会場からの「買ったよ!」の声に
「・・・僕も買いました。ホントです^^」
「思い切り街の唄です」
前述のちょっと楽しい導入とは裏腹に、、
始まったナンバーは「Still Crazy After All These Years」。
確かに、、
ポール・サイモン、、
ニューヨーク、、
ですもんね。
この曲、アルバムにも入っているとおり、柳沢さんとの2人組ていうのは、何度か、、
ギター2本での唄というのが、かなり感動的なんですよ、、ドラマティックといいますか。
渋公のライブのとき、会場に入った途端、、ポール・サイモンのこの唄が流れてたけなあ。
今回は、なんとなんと、、
オリジナルではマイケル・ブレッカーのあのサックスソロの部分を、
ベースが弾くのですよ、、もうぶったまげましたね!!
こんなのありですかー、非常に重厚な間奏。すげーっっっと思って。口あんぐり。
これで、また新しい展開の可能性が出来ましたよ^^
いやあ、、最後の最後に来て、凄いものを聴いてしまった感じ、、、ひゃあマイッタ、、、、
もう大拍手ですよ。
・・・この天井の高い会場に、限りなく響き渡るかのような、、気持ちいいほどの誠さんの唄声。
唄ってる方もさぞや、、、と思いますね。
最後に、お友達に引き続いて、、「さいとーーーっ!!」またやっちまいました^^
あれだけのもん見たら、叫びたいもん、やっぱし。
そこがライブハウスでなくても、真昼間の丸ビルであったとしても。
こっちがオロオロしてたら、、
お隣りにいたEさまがトントンって肩を叩いてくれて、、、(・・・ありがたう^^)
はっと顔を上げたら、目の前をものすごく楽しそうにウキウキとサイン会場(笑)へ向かわれる誠さんのお姿がっっっ!!!
この日はね、、横浜以上の長蛇の列だったんじゃないかなあ。。凄いよなあ、、、、、
立ち去りがたく、、友達何人かとうだうだしていると、
サインを終えた誠さんがスタッフの皆さんとお帰りになるところで。
にこやかに何度もみんなに向かって、手を振って下さいました。
普段はそこまでしないだろってくらい、ニッコニコで両手を振り返してた私です。
やっぱ、ビョウキなんですか、これ(笑)。
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・・・ここまで、頑張りましたが、
帰宅した途端、全ての緊張の糸がおそらく・・・切れました(笑)。
動いてるけど、何か自分じゃない、、朦朧みたいな、、
でも、そんなんでも明日にはすごく元気な自分になれるだろうと確信してました。
だってだって、、、すごく素晴らしいライブを2日も続けて拝見できたのですからね!!
誠さん、本当にありがとうございます!!
※誠さんの真似っこしました。
僭越ながら、誠さんのご紹介よりはちびっと、、、インフォメーション増やして載せてみました。
1 大切な雨やどり(Dinner)
2 今僕を泣かせて(Dinner, BALLADS' BEST)
3 Waltz In Blue(Waltz In Blue, BALLADS' BEST)
4 黄色いダイアモンド(MAH MAH MAH)
5 Missing Serenade(Careless Memories)
6 I Surrender(Careless Memories)
7 HOLDING ON(Number 9)
8 夕陽の交差点(Number 9, BALLADS' BEST)
EN1 Still Crazy After All These Years(Waltz In Blue オリジナルはPaul Simon)