ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

MARTIN GUITAR SHOW 2008

2008年04月26日 | 2008年ライブ・イベント
MARTIN GUITAR SHOW 2008
『斎藤誠が弾くマーティンギター2008年モデル!!!』


2008年4月26日(土)

於:SHIBUYA BOXX

~出演~

斎藤誠

※司会進行として、黒澤楽器の福岡司氏


[前書き]

毎年この時期に開催が恒例になっていた、マーティンクラブコンサートですが、
今年は、春はギターショウのみの開催とし、秋口にコンサートは行われる、、
というのを、サイトやら会報(こう見えても、いちおうマーティンクラブの会員さんなのであります)
を通じて知っていました。

この週は風邪で体調もよくなかったことだし、、見送りかなあ、、と思っていたのですが。。。

誠さんのサイトにて、急遽イベント出演が決まったとのお知らせがあり・・・そうなれば、
「この風邪なんとか治す!」
の目標のもと、、、本当になんとかした自分でありました(笑)。
明確な目標を持つって、大事ですなあ!!我ながら呆れた、あはは。

[本文]

あいにくの不安定なお天気ではありましたが、、会場へ向うべくウチを出て、
でも寄り道したのと、週末な渋谷の人波に飲まれないようにすり抜けながら、、、
^^;
結局到着はぎりぎりだったかなと思います。
開始まで、、5分切ってたかどうかって感じじゃないかな。
受付でも「もうすぐ始まりますので」って言われちゃったし^^;

去年末から数えて、私ももうここは3度目ですよ。
それ以上に誠さん、こことこのお隣りのカフェにはご出演されてますからね。
さすがに恒例になったギターショウ。
お客様がいっぱいで、あ、こりゃあ立ち見かな、、と立ち位置を探して立ってたら、
椅子を出して下さいまして、ほんとにありがたかったです^^

もう、ステージにはギターが何本かと、もろもろなセッティングは行われてあって、
誠さんのナンバーが流れていたり、
ふと見ると、後ろの方のモニターには某PVやら、某TAB譜付きビデオ(笑)が流れていたわけです。
でも、周りのスタッフの方を見ると、去年の赤レンガでもお見かけした海外からのスタッフのかたもいらしてたりして。
やはり、いつものライブとは雰囲気が若干違います。
ので、・・・すみません、隅っこで見させていただきますね、、という私にはよかったです。

司会進行は、リバースツアーでもお馴染みになった、
黒澤楽器の福岡さんが行い、、誠さんを呼び込みますが、、、
やれ、手元にマイクがない、ピック忘れてきた^^;といって楽屋に取りに戻られてしまったりして(笑)。
改めて戻っていらしたところで(笑)センターの椅子に座って、、お話が始まりました。

本数にして、10本弱ぐらいでしょうか。
今年の新作ばかりらしいのですね。
それを実際にギターショウに来場された方は、試奏出来ますが、
誠さんが実際に弾いて、マイクに音を乗せてみて、、、
更に、そのギターにまつわる色々なお話をきいてしまおうという企画。

もう、ギターが好きな方なら、音楽が好きな方なら一度は耳にしたことがあるでしょう?
な方のシグニチャーモデルなんぞが、次から次へ紹介されていきます。

1番最初のエルビス・プレスリーの革のカバー付きのギターの由来って
かなり面白かったのだけれど、あれ、やっぱりほんとかなー?
革のだと、音がミュートされてるけれど、、
それを外すと、、(外すのも2人がかりーー!!!ひえ。)音の深みが違うねえ。
とまず単純に思いましたね。

他にも、共演されたことのあるローレンス・ジュバーさんのモデルもあった。
レコーディングで、ソロとアンサンブルでギターを使い分ける、、なんてお話もされてたなあ。

ベン・ハーパー、、、のはすごく弾き易いって。

でも、笑っちゃったのはステファン・グロスマンさんのかな。そのエピソードが^^
以前、静岡マーティン(05年のほうです)や、東京・大阪でもご一緒した打田十紀夫さんとご一緒にいらしたところに遭遇(笑)。
お2人でツアーを確かされてたんですよね?その合間を縫って普通に東京観光してたとか。
そこに通りかかった誠さんが呼び止められた・・・と。
(・・・マーティンのときの打田さんも、めちゃくちゃおもろかったのよねえ、ほんと。)

ひとくちにアコースティックギターといっても、
使われている材、カタチ、サイズ、で違うんですよね。
つまり、もう1本1本の個性が全然違うんだろうなと。
1音楽ファンが、ちらっと聴かせていただいただけでも、明確にそう思う。
まして、プロの目、耳、五感を通して感じたものは、更に色々なことを思うんではないかなあ、、、、
どういう演奏の仕方に向く、どういう曲が合う、どういう絵が見えてくる、
その証拠に、誠さんは好奇心のかたまりになって、いろいろお話されていたし、
福岡さんにもその場でバンバン聞いてらしたし、
中には、まだ新しいものなので福岡さんもこれから勉強します^^;なんてこともあるしで。
時には、2本の音色の比較をしてみたり。

楽器屋さんに行かれたときも、こんな感じで「ご自分にとっての1本」を選ばれたりもするのかなあ^^

面白いギターとして、「銀杏」のギターと、まるでストラトキャスターかっ!!という
ヘッドのギターが紹介されてました。
銀杏のそれは、まるで「箱根の寄木細工」のごとくなところがあったり、
ポジションマークが・・・銀杏です^^いや、ほんとに^^
ストラトのは・・・そういうことなんですよ。
でも、誠さんが手にしてみたら、、エレキのそれと同じと思ってチューニングしようとしたら、、、、
弦の張り方が真逆っておっしゃってた。
だから、、、、チューニングしてるうちに、誠さんも大混乱(笑)。
だから、、、、ライブで、このギターとストラトは一緒に使っちゃいけません(笑)。
ちなみに、そのヘッドは随分昔に、アメリカで作られたギターの復刻らしいのです。
それを今回手がけたのが、日本の会社なんだそうですよ。
そんなマメ知識も得られちゃいました^^

で・・・それで随分時間が押していたような^^;;

でも実際に、そのギターを使って3曲ほど誠さんが唄われました。
使用ギターの詳細等については、誠さんのニッキにもありましたので是非見てみて下さいね。
最後に使われたのは、会場のお客さんの拍手の数で決めたものでした^^
まあ、多数決ですよね。
最終的に決まったのがあの「銀杏」だったわけなのです。
(・・・私、最初からそれを押してました! いえーい♪)
「別に奇跡なんかじゃないから」
を唄ったのですが、、、、
誠さんがやってらっしゃるのは、ギターマイクとの距離の微調整と
弾き方の強さを変える、、、おそらくこれだけだと思うのですが、、、
聴いていて、なんとも深い深い響きがするんですよね、、、
素人でも「はあーー、なんじゃこりゃ?」て驚きます^^
何度か聴いた唄そのものにも発見はあるし、、何度か聴いてきているのに、
まだまだ違うものが見えるものなんだなあ!と改めて思いました。

ライブの前に時間があると、時々各地のギターショウにはお邪魔することもあるのですが、
正直言うと、いったい何をどう見たらいいのかわかんない、、^^;;
とうろたえることも多いのですが、そんな私みたいな人間にはうってつけの企画でした。
今年もリバースツアーがあるそうなので(・・・誠さん、ステージ上から旅のお誘いしてた^^)
そのポイントを押さえて見たり、聴いたり。
少し違う楽しみ方もあるかもしれないなあ、なんて思いました。

[追記]

せっかくなので、少し前の方で「銀杏」^^見てきました。
ほんとだあ、、、!!とか。
ええ、私はそんなレベルですから^^;

(2008年4月29日 記)

東名阪クアトロツアー(渋谷編)その2

2008年04月03日 | 2008年ライブ・イベント
その1から続き。

**アンコール**

まず、誠さんと230さんがご登場。
2人して、、くるって回って見せて^^
ツアーのTシャツのプロモーションなのですねっ♪
サイズについても詳細がありましたが、、、

洗って少し縮み気味の誠さんのSサイズと、230さんのMサイズと、、
比較が難しいのは事実ですねー(笑)。

90年にひっそりと(?)出したアルバム、「笑顔に御注意。」(まるっ、まで読むのが正しい・・・のか?!)
の1曲目に入っているナンバー。
特に・・・唄の中で大きくドラマティックな展開は見せない。(確かに)
けど、それだけに「いつかこの曲の続きを書きたいな」と思っていらしたそうで、でもそれもしばらく忘れていたりしたそうですが。
このたび、その「イヤでもたのむよ」の、、、アンサーソング、、というか、その後の・・・・というのが近いのかな。
それができました^^それが「LOVE」。
タイトルに関して・・・直球ど真ん中、、とおっしゃりたかったんだと思いますが、、

「超特急・・・!」

と言っちゃって、、、「えっ?!」会場からひそひそとツッコミが^^;;
誠さんも「間違っちゃいました、、(汗)」と訂正、ぽりぽり。

それを前のときと同じように、、
お2人の編成、定位、リズム、、それからもちろん詞の設定^^それでやってみることに。
ついでながら、音響的にも、誠さんと230さんのギターを「ぱきっ」と左右2つのスピーカーに分けてみる!ということに。

名古屋でも、その左右の方角についてはやや不安げでいらっしゃいましたが^^;;
まずは誠さんから音を移動していってみる。
ただ、誠さん曰く、、真ん中にいないと実感しづらいそうで、それぞれ端にいると・・・わかりづらいんだそうな。
(確かに。名古屋のときほどには、ぱきっとわかりにくかったかなあ。)
やっぱり会場が大きい分、そういうところに違いは出るのかな。
230さんは・・・やはりお約束どおり、、、じゃらーーん!

マイナーコード^^

あくまでも。ですね^^
ちなみに本日は「シクラメンの某」でした^^
誠さん、唄ってくれるんだもんー♪
とはいえ、もっと乗っかりやすいもののほうが、、、、^^;と言われれば、、、ひっそりと、、、「ジングルベル」な230さん、、
拾ってもらえようが、もらえまいが(笑)そんないじらしい230さん、大好きです。

アウトロのところで、、、、

客席に灯りがついたような気がして、、
ぱっと振り返って、、

「あっ!!」

今回は、後方の通路から、、
角田さんを先頭にして、メンバーさんがぞろぞろっとご登場されるではありませんかーーーー。
順次、ステージに上がっていくのですが、、
なにげーーに皆さん、誠さんにちょっかいを出して行く^^
帽子に手をかけてみようとしたり・・・とかね^^(←お約束)。

改めて一人一人、メンバー紹介をば。
で、、いきなり、、、

「ひとことお願いします!」

と、誠さんがフッたものだから、、、

「大阪、名古屋ではなかったんですよ。だから、みんな今いっぺんに緊張してるんではないかと、、^^」

ちょっとしたイジワルですか(笑)。

カースケさんには、、「・・・長くなる?」とか聞いちゃうし。
で、それに対して「そ・し・て・・・サイトーマコトー!」・・・どっかで聞きましたね、それ^^

また、こんなことはなかなかないです。
成田さんがステージでお話になります、、(ステージ上で拝まれています。「ご本尊じゃないんだから^^;」て以前言われていましたが、
もう恒例です!!なんたって、現存する最古のレアグルーブなんですもん^^)
適当なMCに使えるマイクがなく、、、、
左右からマイクが差し出される(笑)・・・片山さんと、カースケさんだったかな?
メンバーさんみんなにとって、成田さんは自分たちの先を行く、音楽人としての偉大な先輩でもあるわけです。

230さんにいたっては、、、「明日も来て下さい」・・・ぇぇぇぇ?(・・・笑。また、わけわかんないこというーって怒られてた^^)

で、このとき230さんのギターにささっていた?!タバコの件についてひとしきりありましたが、、、
誠さん・・・だけではないですよね、メンバーさんにとっても大事な仲間の1人であった彼が、
とてもヘビースモーカーで、彼が好んで吸っていたのがマルボロだったという。
彼の力も借りて、いいステージにしよう!!そんな想いもあったようです。
でも、、、230さんご自身はタバコ吸いません。
他のメンバーさんで吸える方は、、、本来は喫煙は「×」な場所らしいのですが、
特別に許可をいただいたということで、回して吸っていらっしゃいましたね。

あ、で・・・メンバーさん、こぞってご自分の紹介だったのに、、

サイトーマコトをよろしく!

って。

で、誠さんもね、「いつ来てもこのメンバーだな」って思われるかもしれないけど、仕方ないです。
これからも変わらないですってね^^

そして、誠さんとお客さんのカウントで「愛してるって言って」^^
もうお約束ですが、唄い出しは必ず・・・ハンドマイクです^^
今回は、コードが抜けなくてよかったですねーーー!
そして・・・今日も渋谷でマコトマン(ピック)が飛行していました^^
・・・後ろのほうのお客様、わかりまへんがなあ^^;;

・・・で。
おもむろに、角田さん前の方へ。
ときたら、察しのいい方はもうわかっていたと思います^^(←わかっていたひとり^^)
モニター(であってる?)に片足かけて、、、、^^口火を切ります。
(・・・で、そのまましばらく、少し立ち位置より前のほうで演奏してらしたかも。)

ブーガルー!!

「歯が痛い」

一挙にヒートアップしてしまったかも!!

角田さんのベース⇒片山さんのピアノ⇒誠さんのギター

わかってるんですよ、わかってるんだけども、
猛スピードで流れていく様は、本当に見ていても圧巻で、、
一挙に駆け抜けていく感じがたまりません。

いんやーー、叫んだ叫んだ(笑)。
というか、翌日のことはお構いなしにやろうと思ってたけどね、、やりすぎ^^;
オトナにあるまじき行為につき・・・さすがに後で少し「ノドが痛い」(自業自得。)。

最後は、再びの「再会の魔術」。
演奏の中、誠さんがメンバーを一人一人紹介し、、、ステージを去っていきます。
その後も、少し演奏が続けられ、、、、最後のところを仕切ったのは、角田さんだったのかな?

とにかく最後まで・・・本当に素敵な終わり方で。
「ああ、してやられた」
って思いましたよ。

しかし。

拍手鳴り止まず、、、、、、
続々と、、また新しく、、ステージがセッティング替えにつき、、、
どよめきも起こったりするのです。

キーボードのお二人は、向って右側に揃って、、、
楽器ナシで並んでおられます^^

成田さんは、、さっきよりも前の方で、、
楽器の名前はわからなかったけど、パーカッションで。

「珍しい光景ですよ?」
と言われたキーボードチームの深町さんと片山さん!!
仲良く肩を組んで見せたものだから、誠さん悔しがるあまり(笑)・・・成田さんと肩組んでみましたー^^
成田さん、ニコニコされてましたね。

で、、更に振りかえって、、、

「おー。つのだー!!!」

・・・なんとも嬉しそうな誠さん。

それに対して、、

「・・・言わないで・・・」(汗)

・・・少し気弱な「N馬のロン・カーターさん(自称。片山さんのblog参照)」。

噂にはきいてまいたが、ブログではみていましたが、、
アップライトベースって、本当におっきいし、、楽器そのものが貫禄があるんですね。
椅子に腰掛けて弾いてらしたかな。

誠さんはアコギ、230さんはお友達のギターを弾いてらっしゃいました(with マルボロ)。

もちろん「悲しみが遠くなってった」なんですが、
初めてアルバムのリリースの日に、ライブで、誠さんのギター1本で聴いたのが最初でした。
最初のところで、いきなりまっすぐに言葉が自分のど真ん中に入ってきて、、
驚いて、思わず息を飲んだこと、よく覚えているんです。
直感的に、何をおっしゃりたいか・・・もしかしたら、私なりにわかったのかもしれません。
よく詞を読んで、聴き直して、誠さんのライナーノーツをサイトで読んで、、ああ、やっぱりそうなんだって。

また、今回の演奏はそのときとまた少し違って、、、
皆さんの温かい愛とか、想いが伝わってくるようでした。
どうにもこうにも、こちらにもしみてきて仕方なかった。
誠さんを中心に輪になって演奏している・・・・イメージでもありました。

曲終わりに、誠さんとメンバーさんが全員で上手と下手でご挨拶されました。
端・・・例の柱のほう^^;で、見づらかったかなあ、、と思われたのでしょう。
まず「いの1番」に、そちら方面に挨拶に行かれたのが印象的でした^^
最前のお客様と握手をされるシーンも。
(真似っこした、メンバーさんも^^)

「最高のメンバー」さんたちを見送ったあと、誠さんが一人居残り。

「あと1曲やっていいですか?」

・・いつも、ライブとなるとリハは平均1日。
ところが、今回は少しお願いして3日半くらいを確保してされたのだそうです。
だから、本当はリハにかけた日数からしても、もう何本かやりたいくらいなんだそうです。
(追加公演なら、いつでもお待ち申し上げています^^)
でも、今年は25周年だから、必ずやまた何らかのカタチでライブとかイベントはやりたいとのことです。

で、関東界隈(実は各地で、最寄のイベントとかライブの告知はありました)
では、、、このところ恒例になったGWのヨコハマでのフリーライブが今年は2日間あるのだそうです。
わーい♪って喜んでいたら、、、

「あんたたち、フリーライブだっていうと盛り上がるな」

と言われてしまうお客さんたち(笑)。
あ、いや別にフリーだから喜んだわけではないですよ。
今年もあるといいな、って期待してたからです。はい。

最後に最近の誠さんがよく考えている・・・ということについて唄った「夢のリスト」の弾き語りでした。

====

思いのほか、ずっしりとした手ごたえと余韻の残るライブでした。
ちょっぴり考えることもあり、でもやっぱりとても楽しいライブでした。
あんなに早いっ!「もお、オシマイ?」て思っていたはずなのに、、、
しっかりと時間は経っていたことに驚きました。

誠さんの笑顔は、やっぱりいつ拝見してもいいですね^^
ぺっかぺかな笑顔です。
目を輝かせるようにして、とても嬉しそうに何度も何度も客席を眺めていらしたのも印象的です。
ほんとに、お客様を愛していらっしゃるんですね。

でも、何よりあの場所にいられた幸運には、こちにこそ本当に感謝しなくちゃって思いました。
またもや、勇気や力をたくさん貰えてしまいました。いつだってそうなんです。
誠さんと「最高のメンバー」さんたちとのタッグは、どう見たって最強だって思いました。
演奏の素晴らしさは、私なんかが今更言う筋合いのことじゃありませんけど^^;;;;
ステージの上には、長年培ってきた、確かな「絆」と「信頼」と「愛」が間違いなくありました。
あれはどうしたって、見間違いようがないと思います^^
これからも、可能な限り長く・・・皆さんのライブを見ていきたいって思いました。
「感謝」の気持ちは、こちらこそ持ってるのだと思えます。

ライブ後は、、、、フルメンバーさんも揃っていらしたのですが、、、
とある事情でサイン会は辞退(笑)。
名古屋のときとはサインに並ぶ人数も違う様子だし、、、、なにやら大変そうな様子、、、、(整理券配布があったようです)
なので、入口のスペースに余裕がないので早々に撤収です。
仮に並んだところで、腰抜けて何もお話できないと思いましたけど、、、、

で、PARCOの1階のちっちゃなディスプレイの中に、デッドベアさん発見^^
ま、これは余談^^



===

そんなわけで「POP ROCK SHOP」。

ツアーでのライブを2本(名古屋、渋谷)参加して、、、、
私にとって一段と愛おしい一枚になりました。
ライブが終わって日にちが経っても、1日に何度も何度も何度もリピートしていたりするのです^^


(2008年4月13日記)

東名阪クアトロツアー(渋谷編)その1

2008年04月03日 | 2008年ライブ・イベント
東名阪クアトロツアー(渋谷編)

2008年4月3日(木)

於:渋谷CLUB QUTTRO

~出演~(敬省略)

斎藤誠(Vo,Gtr)
成田昭彦(Per)
深町栄(Key)
角田俊介(Bass)
片山敦夫(Key)
河村カースケ智康(Drms)
柳沢二三男(Gtr)

====

渋谷のクアトロのライブの日がやってきた。

この日をどれだけ楽しみにやってきたことか^^
前の週の金曜日に、名古屋のクアトロのライブを見てきてその気持ちはますます高まりました。
だってだって、唯一、今回の中ではフルメンバーライブなんですよ?
そらあ、盛り上がらない訳がないって!!

ただ、ひとつだけ問題があって^^;
何年か前に、一度だけクアトロは行ったっきり。
で・・・フロア内で迷子になったことが^^;;
(後でよく考えてみたら、エレベータで行けばいいだけよね^^;;;)
場所の把握と合わせ、警戒していったつもりなのに。
道1本通り過ぎた^^;;やてもた。
どうも、あの界隈はナンボ歩いても慣れないイナカものであります、、ちと苦手だな・・・・^^;;
でも、多少彷徨いつつも、なんとか無事に会場入口に到着です。
名古屋もそうだったけど、ここもPARCOの中なんだよね。
ただ、かの地の会場よりいささか込み入っている気がしますね。



同じように、階段にて整理番号の整列。
ただし、名古屋の場合と違い整理番号立ち位置の目安が全くない。
お客さん同士で確認するにも限度があろうと思われたのです^^;;
だって・・・人数もかなり多いだろうし、、、^^;
どーすんだ?改めて案内があるまで、うだらうだら待つ。
スタッフの方から声がかかったけど、下まで声は届かないであろうことは目に見えています。、
ということで、いつぞやのように、有志による伝言ゲーム状態になってしまってます^^;
それでも混乱がないところは、さすがですけどね^^

なんとか無事に入場を果たし、、
会場へは階段を上がっていく、、んだったけかな。
照明が当らないばっかりではないだろうけど、
ステージ上は真っ暗、、、
でも、名古屋で見たときと楽器の位置は基本的に変わらないはず。
ということで、、、整理番号のわりにはいいポジション。
(入場開始時間が他会場に比べて早かったため、どんどん番号が繰り上がって入れてしまったというわけ)
まあ、一安心ということで。
今度は、名古屋で見送ったグッズハンティングにお出かけ^^
今回は・・・・Tシャツ(赤、緑)、ケータイストラップ、エコバッグ、、
そして、CDを購入するとメンバー全員のサイン^^ということなのであります。

CDは、とある事情により・・・見送り^^;(ある意味、私には英断。えらい!)
Tシャツは・・・色を悩みに悩む。悩んだ挙句、赤にする^^
結局名古屋で買わなかったのは、そこで決断しきれないと思ったこともあるけど。
はて、赤が似合う色なのかどうかは、とても謎だが^^;、、
ね、アルバムの表のジャケットと同じ色だから!
そして、CDを諦めた分で(そうなのかよ)ストラップも購入してみた。
Tシャツ、、いつ着よう、、、どうしよっかなあ。
ひとしきり、ロビーで様子を伺ったところで、会場内へ戻り。
ここでも大事な任務?があって、それは誠さん渾身の客入れBGMのラインナップの確認なのです。
全てを把握することは無理かもしれないけど、、、どんなのがあるんだろうって。

マイケル・マクドナルド、シカゴ、ドゥービーブラザース、ヒューイ・ルイス&ザ・ニューズ・・・このあたりは、、わかりました。
(ちなみに終演後に、ショッキングブルーも確認しました^^)

前の方が椅子席、、その脇をカウンター席のようなものがあり、
更にその後方がスタンディングって感じで、オール椅子席ではなかったようですね。

あとよくわかんなかったんだけれど、、、
開演前に、ずっと右足がつりっ放しで戻らなかったんだよね、、
すぐに治らなかったので、、始まるまで足を椅子の上でぎゅうって伸ばしっぱなしに^^;;
・・・痛かったす、、、^^;;

===

そのBGMもいよいよ、盛り上がるところに差し掛かり、そろそろかな?と思う。
BGMが途絶えて、、口笛のメロディが聴こえてきて、、、
さあ、いよいよ開演です。

そのなか、まずメンバーさんが登場!
ウォーミングアップを開始^^

そして、誠さんが登場!
今日は、デニムのジャケかな^^

名古屋のときと同様に、右へ左へと歩いていっては

「こんにちはーーーっっ!!」

と、ご挨拶です。
今宵は、、今年初のフルメンバーライブ!!
成田さんは、カースケさんの左隣りにいらっしゃいましたよ^^

そして「再会の魔術」。
このライブで、CDで聴いたときも衝撃だったけど、
ますます生き生きと自分の中に響く唄になりました^^
(誠さん的、「Still Crazy After All These Years」だそうですね。)

ショッキング・ブルーのあまりにも有名なあのフレーズを挟んで、、、

「バースデー」

気持ち、、アルバムに入ってるのよりはゆったりとしていた感じかなあ。
この日も曲終わりに「今日、誕生日のひとー!!」^^
名古屋よりたっくさんヒトはいたけれど、、、いらっさらず。
「今週誕生日のヒトーー!!」
って呼びかけたら、たっくさんいらした!!

はっぴばーすでぃ とぅーゆー、でゅーわーーー♪

みたいな^^

ここ渋谷クアトロでのライブはお久しぶりなんだそうで。
前回は98年で10年前。更に前々回はなんと20年前のこと!!
10年に一度、ここにやってくる誠さんです(笑)。
「例の柱」・・・あったあったー♪なんて思い出されてたんだそうです。
というか、、、クアトロは良くも悪くも?これがありますよね^^;;

で、今年25周年を迎える誠さんは、
何か、、その記念にライブとか、イベントがやれたらいいな^^っておっしゃっていました。

次の曲の唄い出し前に、、、
ゴハンつぶが気になったようです^^;
直前、、おにぎり食べたのかなあ^^
そんなデリケートなゴハンつぶ、、もとい、デリケートな誠さんのため息とともに^^

「Delicate」!!
名古屋でも・・つい目がいっちゃったんですけど^^
角田さんの軽快なステップと軽やかなジャンプと^^
(本日も、ケン・スミスと・・・デッドベアーー!!)

「Dance!」・・・「再会の魔術」もそうだけど、打ち込みと生演奏の融合っていうのが正しいのかな?
今まで・・・といったってここ数年しか私は見ていないわけですが、、、あまり見た記憶がありません。
新鮮かも、、、その分、、生演奏での迫力をまざまざと思い知らさてしまうわけですが。

新しいアルバムから数曲続いた後は、今までのナンバーから。
「TIME」も大好きだし、、、
それから、おひとりで弾き語る「今僕」も好きですが、、
フルバンドの「今僕」も大好きです。
230さんの柔らかなコーラスと、スライドギター。
これがかなり、、私の好き度をあげてくれてますよ^^

「Waltz In Blue」をじっくりと聴かせて下さった後は
(この曲は、アルバムに収録されている分も、フルメンバーの録音です。最近はカースケさんのカウントから入るみたいですね^^)
誠さんおっしゃるところの「ふっるーーい曲」^^「WOO BABE」。
ちょうど、1番最初にクアトロでやった頃の曲。
はて、20年前ってどんな感じだったかな、、、と。
そんなこと考えてたら、、「この柱、あったよなあ」・・・そこへ戻るらしい^^
レギュラーのラジオのお話があって、、
毎週2アーティストのセッションがある計算になり、、、
えっと、、年間で何人だっけか^^;みたいな。
それがすごく楽しくて、刺激になってるのだそうです。

そうそう、2月には片山さんとカースケさんもお出になりました^^

「よくしゃべるんだー」(爆)

編集が大変だったとか、そうでなかったとか^^;

で、ここでラジオの生唄リクエスト大会~!!の応募もかけてみたり。
すっかりラジオトークになってたのは、なぜでしょうか^^
いい加減、何唄っていいかわからなくなっちゃうから、、なのだそうで。
ハードロックとか・・・やっちゃっていいのかなあ、、(やっちゃえ、やっちゃえー!!)と、
ガットギターなのに「Smoke On The Water」^^いえい。

でここで31年来(!)の仲間・・なギターが登場です。

・・・またまた、カースケさんからBGMが仕掛けられ、、
となると、更に角田さん、230さんが遠慮なくのっかってくるカタチです。
うひゃひゃひゃーー^^

もう、大阪でも名古屋でもこれをやられてしまい。
でも、しかも毎回毎回違う曲で(さすが~!)ぴしっと収まる(これまたさすが~!)^^

本日は、とってもとってもチャーミングな(笑)鉄道唱歌でしたよ。
後ろのほうで唄ってるひとがいたりして^^

もちろん、テレキャスターシンラインですよ。誠さんの分身。
これは、大学の合格祝いに手に入れたもので、、渋谷の!!イシバシ楽器で購入されたんだそうです。

何年か前の、先輩のライブにてこのギターをば使用。
室内で真夏の灼熱のライブだったそうで、、、
ほんっとに暑くて、ステージに出るなり、、、なんか滴るものがあり、、
誠さん曰く「障害物がない」^^;から、ダイレクトに滝のような汗だったのだそうであります。なんでも50度になったとか、、、
それがギターにもかかり・・・。
お手入れしたら、汗がそのままくっついちゃったのだそうです^^;(気をつけましょうってことです)

昨年、誠さんのバンドの間で大盛り上がりだった話題が「食玩」。
おまけがメインなお菓子^^というべきかなあ。
それが、フェンダーのギターのシリーズ。
それを見つけてきたものだから、盛り上がってしまい、、、
みんなこぞって、コンビニ通いにて収集に奔走。
んあー、またストラトキャスターだ、、とかやってたらしいです^^
そしてついには、カースケさんが大人買いに出たっ。
(箱抱える仕草してました^^大人買いって・・・どのくらいの個数になるんだろか)

で、その第2弾シリーズが今秋くらいから出るそうで。
なんと、その企画に誠さん噛んでるそうですよ。
ギターに関するコメントやら、、実際にそれを弾いた音だとか。

「おおーーー!」それに俄かに盛り上がるお客さんたち。

なぜか、足を一歩踏み出して、目見開いて・・・ぐるーーとお客さんを見渡す誠さん^^(・・・誰^^?)・・・オープニングでは、逐一一歩下がっては、「ありがとう」を
おっしゃってましたけどね。

「ねーっ。なんでなんでっ?さっきの(ボクの)25周年より盛りあがってんの?」

客席に問うシーンが何度か(笑)。

(今度は「天国への階段」をシンラインで弾くシーンも)

そんな嬉しい愉快なMCの後は「It's Alright」。
誠さんのシンラインの音色がじっくりと聴けちゃいます^^

そして、ああここはセットが変わってきましたね。
打楽器隊の先導でもって・・・「悲しい笑顔」。
誠さんの唄もさることながら、メンバーさん渾身の演奏が・・・たっぷりたっぷり聴けます。
各パートへのリスペクトと、時にその奔放な感じと、、同時に感じられ、、
もう、いつまでも聴いていたい・・・本当にそう思ってしまいます。
ステージ上で時折かわされている、メンバーさんの間での目線でどうやって展開・・
着地するのかなあっって、こちらも想像してみたり、、、
何より、そのすごい音のカタマリが・・・束になってうわっと客席のほうに畳み掛けてくる感じが、本当にたまりません。
あれを知ってしまうと、もう今更あとには戻れないというか^^。
着地点を探る感じとか、、凄く好きですね。

そして「天気雨」。
ここで誠さんが手にされていたギター。
このところの雑誌やwebでのインタビューでもよくお話されていたそれなんだな、、と思いました。
誠さん・・それからメンバーの皆さんにとっても、とても大切なお友達であった形見のギター・・・ということになるのでしょう。
(ララルでは、ギターを弾いていらっしゃいます)
CDでもその音色は聴いていたし、お話でも読んでいたけれども。

ほんとに、いい音なんです。

でもね、、間奏のソロのところで誠さん「・・・シマッタ!」って表情をされて。
誠さんはそういうところ、ほんとに嘘がつけない方ですよね^^・・・そういうとこ、キライじゃないです^^
それは、あまりにいい音すぎて「・・・僕が負けちゃった」とお話されてましたけれども。
今回は、レコーディングで使ったギターをどうしても使いたかった・・そうおっしゃっていました。

「アーユーレディ!!20年ぐらい若返るステージ、やっていい?」

・・・てこたあ、30ちゃいか。

「ほんっとーにいーい?」

いえーーい!!もちろん、もちろん、もちろん、もちろんっ!!
よろしくたのんます!!

「SO COLD THAT WOMAN」

待ってましたああああって感じです。
確か、誠さんとthe bondのセットでは、何度か聴いてますよね^^
だから、フルメンで聴いたのは2003年(20周年!)のスタパ以来かしらん。
やっぱり、疾走するスリリングな感じがたまりません。

これでまあ、よくも座ってられたと・・不思議なくらいです。
ステージの演奏はエキサイティングでしたねー^^
片山さんと、230さん(確か、水色のストラトかな?)の交互にソロを取り合う感じ。
めっちゃくちゃかっこいいです。

そして「Coolest Sister」へ。

「Drive」のコード進行と、「SO COLD THAT WOMAN」の詞の世界との融合。
まさにこれこれ。
続けて聴けるのなんて、夢のようです。
少しずつ各パートのソロもあったりして、、、いちだんとカッチョよくなっているのです。

後半戦のドトーはまだまだ続く^^
「THE DOCTOR」から、、、、、
誠さんも「もっともっと!!」とバンドをあおってあおってあおって・・・・

アーユーレディ!!!

「Don't Give It Up!」へ!!

誠さんのシャウトもすごいです!(後日ニッキでも書いてらしたほどに。)

お馴染みになりつつある、間奏のセカンドラインなクラップ!!
今日は、途中で「Hey!」も入った応用編(笑)。
誠さんも喜んで、、、

「いいぞーーーーー、しぶやーーーー!!」

「80年代みたいなノリーーーー!!」

「いいのかーーーーーー、音、でかくしちゃうぞーーー!」

て、さんざん聞かれた^^
大丈夫ですから、どーん!といっちゃってください!

な、誠さんのソローー。
でもね、、(ギターの)音が伸びない、、伸びないっていいつつ頑張ってらした^^

人生伸び悩むこともあるよ。そんなときもあるよ。

そういうときは、、こう叫ぶんだーーーーーーーーーーー。

♪Don't Give It Up!

あきらめないでいこう。
明日のことなんか心配しないで。
(きっと)うまくいくんだから。

と、自分勝手に意訳な解釈^^^
でも、そういうことかなーと。

自分で一緒に唄いながら、自分を盛上げるって感じもありなのかなー^^

そんなに定期的にアルバムが出るわけでなし、、、
ラジオとか、、ましてやテレビに出るわけじゃないのに、、
ありがとう^^っておっしゃいました。

で。純粋に質問しますと、おっしゃって。

何で僕のことを知ってるんですか?

と。

・・・へ???
改めて言われましても、、、、
(後日、その質問の意図は、ニッキに書いていらっしゃいました)
でも、似たようなことを神戸でもおっしゃっていたなあ、去年。
思いのほか?お客さんがたくさん来られたと思ったのか、、、

えっと、、、何でこれ(この日のライブのこと)を知ったんですか、、
やっぱ・・・ネット・・・ですか?

って、少々自信なげな様子で尋ねられていましたっけ。

誠さんの中では、古い唄、新しい唄。
全くモードチェンジをすることなく唄えているのだそうです。
「自分に成長がない・・・ともいえますが」
と、自嘲気味におっしゃってましたけども。

でも、逆にいうと・・・
デビュー当時に、その何年後の自分でも唄えるような時の流れに風化することがない、、
そんな唄を作ることが出来ていたのだ、、とも言えますよね?

聴き手の私側から言わせていただくならば、
そうですね、デビューの時の唄も、今の唄も特に意識することなく聴いています。
昔から聴いていらっしゃる方はどうなんだろう。
というか、既に聴き始めた数年まえだって、、20年近く経っていたわけですが、、
そのときの唄とライブの中では、普通に共存していました。
更に言うならば、誠さんのオリジナルと、洋楽邦楽のカバー。
これも、聴き手の中で「シフトチェンジの必要がない」のですよね。身構える必要もないし。

(以前、なんかの番組のビデオを見せていただきましたが・・・たぶん、、96年、97年くらいなのかな?
萩原健太さんの司会だったかなあと。
そのときに、似たようなお話をされていたのですよね。たしか。
大抵、意識無意識に限らずそういうことはあるものなんだけどねって。
・・・あ、そういえばそうだよねーーー、とそのときに気がついたのでした)

そして、25年目にして初めてこういうこと言いますが、、と前置きをされて、
皆さんの期待に添えるように、例えば少しはチャートにもお邪魔できる自分でありたいな・・・と。
確かに、こんなにはっきりおっしゃったことは・・・記憶にないかも。
25年目に、少し控えめにおっしゃるからこそ、その本気度が伺えると思います。
長年この世界のことをご存知でいらして、どんなにか大変なのかを目の当たりにされているからこそ。
ですよね。

本編の最後は「別に奇跡なんかじゃないから」。
現在の誠さんの立っている場所から語る、現在の心境・・・なのかな。

その2へ続く。