ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

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斎藤誠30周年記念企画ライブ~コラボレーション・ツアー第1弾~「ムッシュとマキと誠」(クロコ編)

2013年05月27日 | 2013年のライブ、イベント
斎藤誠30周年記念企画ライブ
~コラボレーション・ツアー第1弾~
「ムッシュとマキと誠」

2013年5月27日(月) @原宿クロコダイル

~出演~(敬省略)

斎藤誠

ムッシュかまやつ

本夛マキ


★☆★☆★☆★☆★☆★☆


誠さんのデビュー30周年企画が、各方面にて楽しく進行中!
これもまたその一環でありますが、その名も「ムッシュとマキと誠」。
コラボレーションツアーということで、大阪→京都ときたのかな。
東京は、誠さんと何かとゆかりの深い原宿は「クロコダイル」。ここがツアー千秋楽です。

参戦は決めたものの、その日に限って業務で外出という、超異例中の異例の出来事と重なる。
幸いにして、そんなにこじれた話ではなかったので、午後5時には無事現地にて野に放たれたのですが(笑)。
都心に戻りつつ、緊張を解いて、一休みして。まあそんな感じ。
席も指定されているようだから、のんびり向かう。

月末の月曜日ということもあるので、一緒に見たかったなーという友の参戦が叶わないなど、残念なこともあったものの、、
それならなおさら、ちゃんと見るどーって感じでした。

でも、関西でのツアーの様子は誠さんのニッキを見て想像するのみ、、、
まあ、事前情報がなくてもいーや、てな感じで臨むことにしたのでした。

△▼△▼△▼

まず誠さんが一人で登場。
(といっても、十分ステージの袖でほかの出演者の状況が伺えたりするー)

一曲めがなんだかわかって、びっくり。
マヂですかっ。
だって「沸点」ですもん、正直どうしようかと思った(笑)。
でも、誠さんがギター一本でもちっさく「沸き上がって」いらしたので、すかさず後を追って「ちっさく沸き上がる」のを試みるアタクシなのでした。

続いての曲がしばらく曲名が出てこない(^_^;)
というくらい、少しお久しぶりに聴いたのかもしれないんたけど、サビにきてやっと・・・わあった^^。

「恋は知らぬ間に」

えーと、今日は何曜日、今何時かな?

と、お客さんに聴くとはなしに、、、

月曜日の7時半過ぎに~♪

なにしてるのー?と歌いながら、

クロコダイルにライブに来ています~♪

と、私たちの言葉を代弁してくださいますのだ。
誠さんなりのウェルカムのご挨拶のように思え、ちょっぴり愉快でした。

そもそも、1980年代から誠さんはクロコ(以下、そう呼びます。出てくるときは。)に出ていらした。
学生時代、、、
青学(青山学院大学)だったから、おっきなアンプを抱えては、えっちらおっちら来ていたらしいのだ。
対バン、3バンドくらいが一緒にでるのが普通。
で、少しでも!1分でも!長く自分の出番で音を出したい、、
そのため少々えげつない(^_^;)いたずらもあったらしく、、誠さんたちはその被害に遭った、、、ということで正しいですか^^
昔は結構そういうエゴがありありだったらしいけれど、今はそういうのなくなった。
だから、逆に責められるんだよねって(^_^;)

さっそくムッシュかまやつさんを呼び込み。
もう呼んじゃったらただのファンですからーと、お話しながらとってもうれしそうな誠さん。
かまやつさんからも「30周年おめでとうございます!」祝福のオコトバを賜りました。

お二人で演奏する一曲めは、、、

「ノーノーボーイ」

なのです。

そりゃ、沸き上がるだろうさ、沸き上がるだろうさ・・・ってなもんです。
ここで沸き上がるのは圧倒的に正しい。
かまやつさんが歌いだした瞬間、今日はもういいやくらいに声に力を感じたな。
いや、基本的にいい具合に力が抜けていらっしゃるというのに。不思議だ。
でも、最後のとこの決めごとが定まってなかったらしくて、、、、
誠さん、必死にかまやつさんの手元、動向を伺うの巻。
かまやつさんご自身も、ちゃんと決めていなかったそうで、、、うわわわわわ。
でも、なんとかなっちゃうもんなのね、、これくらいの方々ならば。さすがだ。

更に「どうにかなるさ」もご一緒します。
そう言えば何年か前に、マーティンのライブにご出演されたときにも、これを演奏されたっけ。
その歌詞にホロリと来た、出演者の方がいらしたような気がするのをちょっと思い出したよ。
いい歌詞だなあ。

そして超かっこいい「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」。
以前、一部、今風に少し歌詞を変えたことがあったように聞いた気がするけれど、たぶんオリジナルのだったよ。

この日、かまやつさんの弾いてたギターがとっても不思議な感じのだった。
真っ黒くて、ほうき?的な形状をしている。
そして、演奏するときに「弦を叩いて」いるように見えたの。
このあたり全く詳しくないので、見る人が見ればきっと簡単にわかるんだろうけど、私はわからんちんー。

誠さんも気持ちよさそうに、アコギではありますが、バリバリ弾いて弾いて弾きまくってた感じ。

で、かまやつさん、自分の曲が終わると
また飄々と戻っていかれました^^

そして、お次はもうひとりのコラボレーションゲストの本夛マキちゃん。

誠さんから、「グルーヴ合戦が充分できる。ギターがうまい!」て紹介された。
マキちゃんは「ならっこ」なんですね^^

で。しばしマキちゃんのオンステージ。

ひとりで3曲やったと思うけど、
「アタシってこういうやつです」
という自己紹介的な唄「ロンリーローリング」がすごい好きだーと思いました。
途中でテンポが上がり、(今思うと、このあたりで既に「獣」スイッチ点火だったのかなー^^)
「よかったら、拍手をくださーい」って。
そこから更に加速してったよね。

かっこいいなあ。
是非とも諸センパイ方のように、
「長く続けてきたからこそ見えるもの」
めざして、がんばってーーーー!!
「さよならの向こう側」という曲でも、
「もう一回、私に拍手をくれよー」
と言ったあとで「スミマセン」・・・律儀。

そこんとこを、後から出てきた誠さんにしっかり指摘されて
「弾きながらそんなこというの、あとはボクくらいだよ」て。
・・・ほんとだから苦笑、、、

とにかく、、マキちゃん気遣いすてき。

「原宿一の拍手でおねがいしまーす」

なんて言って誠さんを呼び込み。
そりゃ嬉しくなるに決まってるから。

今回のツアーはリハなし、打ち合わせなし。
唯一、メールのみ。
だからみんなで合わせるのは、実は千秋楽にして三回目(笑)。
でもまあ、これくらいの方たちなら大丈夫なんでしょうけれども。
時々、リハをやるにしても、やりすぎちゃうと面白くなくなるから、といってそこそこにするようなこともお話聞いたことあるな。そういえば。

そんななか、せっかくだから自分たちのじゃない曲もやろうよ、というところで
マキちゃんが提示してきたのが、、、
平成生まれでなければきっとわかる、、とか言って。
はいはい、それはお客さんを敵に回しますよー^^
はい、キャンディーズの「年下の男の子」だよ。
誠さんは、年上の男の子^^
やれ、スーちゃんが好きだったの、いや、ランちゃんが好きだったの、こんなとこでしみじみと語られており、、、

が、そこはこの二人。

「ビートをくれよー」

ってそんな曲だったっけか(爆)。

でも、めちゃくちゃかっこいいのだ。
ギターをじゃかじゃかかきならして。
あんなの他にはないって。
あのお二人ならではのグルーヴじゃないか。
もうロックだもん。歌詞はアイドルだけど。
うわーい、たーのしかたー♪
マキちゃんは立って、誠さんは座って弾いてたんだけど、、誠さん途中で立ち上がったもんね!

1セットの最後は、マキちゃんの唄に誠さんが参加。
とても大切な曲のようで「境界線のメッセージ」といいます。
誠さんもすんごい気合いが入って
「オレはちゃんとやるよ。」
って何度も宣言(笑・よっくわかりましたからー)。

しばしの休憩を挟んで二部。

まず冒頭にて。
なんと30年前の学生時代のバンド仲間がいらしているとのこと。
その方はバンドのリードギターをやってらしたんだそうで、誠さんはサイドギターとボーカルって感じ。
あ、例のあれです「スーパーセーラー服」^^。
DVDにサインを要求されたので、ステージに彼を呼びつける(笑)。

有名バンドをいっぱい輩出したコンテスト、イーストウエストに出た話など。
サザン、ウシャコダ、子供ばんど(ふっかつしたねー!!)、誠さんの年はぴかぴか・・・何度もお話に出てきますが、カースケさんのバンド。カースケさんはベストドラマーにもなった。未だに「やーい、予選落ちー」とか言い合ってる間柄って(笑)。
誠さんたちが出た年は、他にスーパースランプがいて、、自分たちのコスプレのはるかうえをいくすごさだったとかで、思い知られたらしい、、、で、そちら方面で張り合うのやめたとか、やめないとか。そうなのかー。

で、そのお友達こそ当時は「プロになる」とおっしゃっていて、
誠さんは「銀行員にでもなろうかな・・・」と思っていたらしいから(某センパイに諭される前まではね、きっと^^)

「逆じゃないかよ」

(笑)

そして、つれづれに青学の後夜祭なお祭りさわぎみたいなこと。
渋谷には楽しい思い出がたくさんおありのようでした。

てな前置きがあり、はじまりはじまりー。

まずは「宇宙からきた石」でファンキーに。
それこそ昔やってらしたバンドは「ちょっとエセ・ファンキー」な感じ。
で、ちょっと楽曲のバランスも悪くて?エセ・ファンキーなのと、ラブソングが同居してる、、、そのまんま今まて来ているというのか、、、
いや、でも私はその振り幅の振れっぷりが大好きですけど。

アルバム「ララル」でデビューしたとき、ギターはスチール弦はほとんど使ってなかった。
あのアルバムではほぼナイロン弦、ガットギターの音色だとのこと。
そういう音づくり、あの時代では珍しいんだそうです。
エレピが中心にあって・・・という感じだったらしくて、まあ中にはそういう曲もあるけど、普段からガットギターが基本で、そういう音で唄をつくって唄ってきた。
そんなに強くは意識していなかったけれど、その音色が自分の音楽のカラーになっていったように思う、とのことでした。
だからライブでは必ず、2種類ギターを揃えるようにしているんだということ。
きちんとそういうお話を聞いたこと、あまりなかったような気がするし、聞けてよかったです^^

でもって、ガットギターを使って、、、
30周年ではなく、30歳のときに書いた曲。
と、自分でお話になって「どひゃーーー」って(^_^;)
あまり意識して聴いてなかった。
これから気をつけて聴いてみよう。

「素敵な最後」では久しぶりにかなり「弾き倒した」感じ^^

「Dance!」では、マキちゃんも呼んで、
コーラスとギターがパワーアップー。
なんかお二人で、ざくざく弾く感じがすごくかっこいい。
がっぷり四つに組むというのかなあ。
誠さんと組んで、全然ひけをとらないというのかなー。しかも女子ですよ。
思わず、、

「こいつ、うめーーー!」

って誠さん唸ったもんね。
なかなか言わないもん、普段あんな感じでなんて。

「キミはどこでそういうの覚えたの?」

て、聞いてらしたもんね。

彼女曰く、よく質問もされるんだけどと前置いて、
自分は、誠さんみたいに「メロディアス」なフレーズが弾けるわけじゃない、、、
うーんなんか時々「獣スイッチ」が入るらしいです(ぇぇー。)がおー。
ツアー三本めにして、そのスイッチが入ったらしいですぞよ。
(くびのとこにチャックとかあって、中にシブいおっちゃんが入っている、とかだったらどーしよー(笑))

ここでかまやつさん@重鎮をお呼びいたします。
かまやつさんからのリクエストは、カントリー・ウエスタンの名曲。
誠さんはCCRバージョンをご存じとお話されていましたが、「Cotton Fields」を、「大川ブラザーズ」の素敵なハーモニーとともに。
ユニットの名前由来というのが、ツアー中のマキちゃんの愉快な聞き間違いから、

ウォーカーブラザーズ→大川ブラザーズ

という命名なんだそうです^^

ナイス。

でも、ちょっと誠さんのやってる音楽とは少し畑違いなので緊張する~っておっしゃってました。

大川ブラザーズさんの演奏は続き^^、スパイダース@井上順さんのリードボーカルの「なんとなく、なんとなく」。
誠さん歌詞、絶賛なんですよー。
ちなみに、かまやつさんも唄われる予定だったのですが、すっかりギターに入り込んでしまい、、、誠さんが一人で総て唄っちゃったのでしたー。
リハではちゃんと唄ってらしたので・・・想像して補うように言われるお客さんたち。

本編最後(@便宜上)は、なんと誠さんのナンバーなのです。
それにかまやつさんが参加してくださるというので、本当に嬉しそう。
それでまた、かまやつさん、、MC中の誠さんをチラ見することもなく、譜面ガン見です。(本気モードなとこがすてきです。)
ちなみにそれは「バースデー」でしたのだ。
残念ながら、当日バースデーな方はいらっしゃらなかったのですが、今週バースデーという方がいました^^
おめでとうございました。

アンコールでは、、

「あれをやっちゃいますか?」

と誠さんがMCで問うと、かまやつさんがぐぐっとボリュームを上げたから、それはもちろん。

「バンバンバン」

なのだ。いえーーい。
これは楽しい、がぜん盛り上がるでしょ。

「あのとき君は若かった」

で、3人のショウはおしまいー。

なんかなんかなんか、、、、すんごい笑ったー。

というか、うん。
四の五の言うよりなによりも。

ステージで唄う誠さんが幸せそうなら、それでもういいや、こっちも幸せです。
そんなことを、しーみじみと感じたファンなのでありました。

音楽の先輩のそれぞれのお方を見て憧れ、
自分も音楽をやり、、、、
それが連なってて、こうやってコラボすることで、確実に受け継がれていってるよねー、
ということを実感する。
音楽は続いていくのだなー、つながってるんだなー改めて確認しました。
し、それが見ていてすごく嬉しかった理由やもしれませんね^^
で、すごいのはこれが終わりでなくて、まだこのシリーズが続くってことです。
やっぱり周囲にいらっしゃるミュージシャン仲間、先輩に恵まれているからこそじゃないかと思います。

「自分のライブだからそんなに変わることをやるわけじゃあない。でもその時々の気合いの入りっぷりをみてくれたら嬉しいです」

これ、誠さんからみなさんへの伝言ですよ。

うん、まだまだ楽しみだ。

ダブルアンコールですが、ここは誠さんがひとりだけで登場です。

新曲・・・これ歌詞もメロディの感じも好きだなあ、、、すんなり入ってくるなあ、、
とぼんやり聞いていたのだけど、
あわわ、タイトルを教えていただくの忘れた、、、と残念に思っていたら、翌日のヒトリゴトに書いてくださっていた。
「幸せの準備」でした。

30周年、まだまだタノシイ時間をご一緒したいです♪
クロコダイルさんもありがとございました!

(2013年6月8日・記)

「斎藤誠30周年記念ライブ~斎藤誠の大型連休の過ごし方~」

2013年05月01日 | 2013年のライブ、イベント

Thumbs Up 15th Anniversary Special 「斎藤誠30周年記念ライブ~斎藤誠の大型連休の過ごし方~」

2013年5月1日(水)

横浜Thumbs Up

出演(敬称略)

斎藤誠

柳沢二三男

******

考えてみたら、イベントはともかくとして
誠さんのソロライブっていうのは、
久しぶりというか、お正月の例のアレ以来か(笑)ってことになりますね。

ここ数年くらい、サムズアップ率明らかに上がってますよね、誠さん。
追々、その理由のひとつかも、ということがはからずもわかったようなライブだったのだけれども。

この日、考えたあげくお休みを取り、
少し早めに横浜に出て、ひとつふたつと用事を行い、
やや早いかなー?というタイミングで、サムズに向かう。

チケットまだ引き換え始まってなかったんだ。と思いつつも、ドアをあけてレジに並んでおく。

実はこの日って、いつも「横浜と言えば、定例の・・・」な南條ソウルの日と丸かぶり(^_^;)
先にこのライブの予約はしてあって、迷いはなかったけど、どちらにいく?と、何人かの友達とは分かれることに。

そして、こちらへの参戦を決めた何人かの友かと合流、イザー!
そして、なぜかサムズに行くとだいたいこのへん!という席になる不思議(笑)。


さて。
今宵は、これもすんごい久しぶりじゃないのかなあ。
ふーみんこと、柳沢230二三男さんとのデュオですってば。楽しみだ。

オープニングは、お二人揃っての登場。
誠さんは本日はアコギのみ、
230さんは両方って感じですかね。

Roll Over Beethoven ロール オーバー ベートーベンに、
ちょっとだけ最初のうち、アレンジが違った「LOVE」。
というか、お二人の呼吸ならば如何ようにも転んでも、ちゃんと着地しそうだね^^

最初のMCで、初めて230さんと会ったというか、誠さんが230さんを「見初めた」話。
もしかして、何度も何度も話してきていることかもですが、
ここまできちんと聞いたのは、初めてだったかもな、私。

とあるレコーディングの現場・・・仕事は別々で、という状況で会ったのが最初。
「すげーギターがいた!」
誠さんはそう思った(ギタリスト同士てとこで、ピンときたのかも)、
名前とか連絡先とか全くわからず、、
しばらくの間、まさしく

「あのひとを探せ!」

という感じだったのだそう。

ちょうどアルバム「Change It」の頃で、
新宿ピットインでレコ発のライブをやったときに、なんと見に来てた!!

やっとみつけたーーー^^!!

無事捕獲^^

って、そんな出会い^^

そのときですか、230さんのハンバーグみたいなアタマというのは?

動画とかでその頃のものを探してるんだけど
出てこないんだ、これが。・・・だそです。

(笑)。

ですかーー!見たいわ。ぜし。

でも改めて思う。
今ならイザ知らず、80年代で、、、だよ?
そのときに会ってすぐ、
230さんの腕を「見初める」眼力というのかなあ。
やっぱりすごいと思う、誠さん!!

ステージで、何とか喋らそうとするも、
次の曲のコーラスでマイクを寄せていたのを
思いっきり向こうに追いやる、、誠さんとの攻防は、この後何度か繰り返す(笑)。
(でもギターは饒舌。)

やっと「・・・こんにちは」と、ヒトコト絞り出す。
「あーあ、もう夜なのに。片山みたいなこといってますよ」
などと、いぢられるのは、おなじみです(笑)。

まずは誠さんと230さんを結んだ「愛の歌特集」を前半に(笑)。というかわりとその頃の唄。

三連発。

Pretty Baby Kiss Me Baby
君への想い
WOO BABE

うわあ。
そういえば、最近あまり聴いてなかったかも。ライブで。
前の二曲なんか特にそうかも。

ええと、、君への想い、あれはwebで見たのか、ビデオを誰かから借りたのか。
「バラードベスト」の頃に見る機会があったのかな。
PVを思い出すなあ。

そして「WOO BABE」での、「ラヴィン・ユー」を織り込んでのコーラス、、、、思い切り地声のコーラス、、

♪あーあーあーあー♪

は、何度聴いても反則だと思う。
わかってても爆笑せざるをえない。
どうしてくれるのさ、いったいっ。

自由自在に間奏は展開してる感じだけど、
どう見てても、誠さんが230さんを翻弄しているように見えるんだけどー(^_^;)、
でもきっちり、誠さんの音色にはついていく。
あそこまで手加減なくやられても、何の問題もないっていう。
なんなんだ、あの二人(笑)。
(他の人が相手ならば、誠さん、絶対そこまでやらないと思うよー)

昨年書いた新曲で、全くの初披露というものも。
ライブでやると、どんな感じになるかな、
やってみよう、という感じだったのかも。
タイトルは「Paradise Soul」。
なんとなく、、去年の秋~冬のそれを思い浮かべるようなフレーズが織り込まれていた気もするし、「あきらめない人々のうた」ってお話もされていたかな。

そしてここから二曲ほど「雨」つながりの曲。
あ、そういえばこの日って、パラッときてたんだよね。
でも、、本降りになったのやら、どうなのやら。

RAIN
大切な雨やどり

これも久しぶりに聴いたかなあ。
と同時に「大切な雨やどり」では、なんだか幸せな気持ちがふわっと湧き上がってきて、ちょっと一緒に口ずさんでみたり。
とある野外でのライブで、この曲のときにほんとに強く降ってきてしまい、「雨乞いのうた」になりかけた。。。。そんな思い出も。

「明日の空に」をはさんで、
「Fly To The Cloud」。
これも大好きだなあ。

もちろん、ロックなモード全開、
猪突猛進的な(笑)。・・・違うか。

えーーー。
ど~こいっちゃうんですかーー。
マコトさーーーん、かえってきてーーーー!!

というのもすごく好き。

でも、一方でふわっと柔らかい。
そんな側面も必ずあって。
そのあたりを映し出す曲が続いたような気がするな。

それはどうやら、誠さんなりに考えたセットの様子。
2セットめは、そうはいかない。
それこそ、どこに行くか・・・行っちゃうかもしんない。ご自分に自信がない。
ということで、今のうちにちゃんと歌っておこう・・・って(^_^;)そういう狙い。
なんてこった、ああ、でも楽しみ^^

慌ただしくも、ここで休憩鋏みまーす。
でも、短いから。
とかいうのでアタフタと、、、
と、まだ席に戻らないうちに
2部が始まってしまい、焦りまくる、、、、

えーーーまぢすかー。
待ってーーーーー!

ところが始まったのは、ライブではなかったのね。
誠さんが30周年のアニバーサリーイヤーであるのと同様に、
会場の横浜サムズアップは15周年。
ともにおめでたい。
あ、この日のライブのタイトルにもそんなことがうたわれていたのでした。
というわけで、店長さんをステージ上にお呼びして始まったのが「トークショー」!!!!

トイレ行列(笑)にいたので、最初のほうはあまりお話をちゃんと聞いてないです、スミマセンぬ。
でも、途中からなんとなく聞こえた話、、
誠さんがサムズで初めてやったのは・・・・みたいなことだったけ。
それも曖昧、、、(^_^;)
でも、少なくとも2001年にはライブやってまよ、誠さんここで。
だって、ほかでもない。
私が誠さんのフルライブを初めてみたのは、
ここでだったんですよ。
クロコでもない、ジロキチでもない、スタパでもない。
まあ、ちょっと変わった入り方をしたのでしょうか。
でも、幸か不幸かとても楽しかったらしいのです、私。
以降、猛烈にライブに行き始めてますからね。

ま、それはともかくとして。

東日本大震災のとき、ライブが軒並みにキャンセルに。
そのとき、チャリティライブを思いつかれた誠さんが各ライブハウスのホームページをごらんになり、、、サムズにも連絡を。
とにかく、キャンセルでライブがなくとも、お店にはいらしていたそうなので、誠さんの申し出はとても嬉しかったようなのです。
そう、あれもちょうどGWのころではなかったかしら。
いくつかの会場で、集中的に、メンバーの組み合わせを変えつつ行った、一連のライブでしたね。

せっかくなので、一緒にセッションしましょう!という誠さんの提案で「Knockin'On Heaven's Door」を演奏することに。
お客さんも、一緒にコーラスに加わってみたりして盛り上がりました^^
お店のスタッフの方も嬉しそうに聴いてる様子が、誠さんのところからもよく見えていたようですよ。

・・・と、こういうことがあったから「休憩なし」というお話だったんですね。
でも、いろいろこういうことを「仕組む」のは、きっと愉しくて仕方ないんじゃないかなって思う。

改めてちょっと時間かけて、ご自分ライブとして態勢を建て直し、、、
で、いったん出てきた230さんを
「まだだよ?」
と言って楽屋へ返す誠さん、、
すごすご帰っていく230さん(^_^;)

仕切り直し、2セットのスタートは「夢のリスト」から。
おおーー、これもこれも、
これも久しぶりだなあ!

無事に歌い終えたところで、230さんを呼び戻す。

「・・・惜しかったね」

ぇ。

昔は「ヤナちゃん」て呼ばれていたね、
というところから、呼び名が変わる瞬間についての話が始まりました。
そもそも、誠さんの呼び方も変わってきた。
昔はメンバーさんから、
「斎藤くん」、「誠くん」
なんて言われてたのに、ある日たとえば片山さんあたりから「斎藤!」って。
「・・・あー、今の瞬間変わったんだな」ってのがわかったんですって。
成田さんや深町さんがそういうならわかるんですけど、むしろ、お二人とも「まこっちゃーん」て言うんですよね、って。(・・・クレームでした^^;?)

それと、誠さんの周りにはO型とB型が多いという、、、「嘆き」?
とりわけOはヒドい・・・とかおっさるので、

O型でーーす、いまーす、いまーす!

アピールが会場のあちこちから上がったりもして(笑)、誠さんを慌てさせたりしてねー。

今回は、230さんと一緒ということで、
前半からしても、じゃあこれもやれる、あの曲もできるよね!とか、
ということは絶対に考えたんでしょうね。
カバーコーナーにも、それが感じられた気がする。

フリートウッドマック「Go your own way」(ちょうど前週に、ラジオの生唄でやった)、「Easy Eagle」ラリー・カールトン。

そして、20周年の企画アルバムに収められたお二人で演奏したPaul Simon「Still Crazy After All These Years」!!!!
これ、すんごい嬉しかったあ!!!
思い出すのが、20周年のときに渋公でやったとき、ロビーで流れていた・・・と思う。
それが強く印象に残ってるんだよね、未だに。この一曲が聴けただけで、お釣りがくるくらいに喜んだのは、本当の話です^^

あのアルバムが出てから、もう10年が経ったんだね。
また、あんなカバーアルバムをまた作りたいね、とも。自分を育んだ洋楽へのリスペクトを込めてねと。
但し、選曲が大変だけどねってお話されてましたよ。
つうか何より、まず自分のアルバムを・・・(^_^;)よろしくお願いします(ぺこり)。

そして「He is a demotape songwriter」。

ここで壮大な寄り道が始まりました(笑)。
自分のアタマの中で、ベースを補いながら聴きますよ。ええ慣れていますとも(笑)。
そして誠さんは途中で、音楽の旅に出てしまわれました。
230さんとのギターのやりとりが、自由な会話にもきこえてくる。そして双方で限界に挑戦しているかのような。

更に、マーティンライブでもありましたが、

出た。禁じ手(笑)。

ここでもアコギの音色を歪ましてきました、、、

マーティンの音じゃないよな、こんな使いかたしないでね・・・て言ってもあまり説得力はなし(^_^;)

でもこのギター(それを)「・・・嫌がらないんだよなあ」。
あの例の・・・新しいお友達ですね^^

ここで「片山さんはすごいな」。
というインパクトあるエピソード。
ええと詳細については端折ります。
気になる方は・・・やっぱ、内緒です(笑)。
いろいろ怒られるからーーーねっ。
でも、いーっちゃったいーっちゃった。

Duoのライブのときにも演奏され、DVDにも収録されてるかっこいい「Interlude」を、
なんとギター2本バージョンで。
これもかなりかっこいいですよ!!
と、わっくわっくしてたら「TIME」につながっていって、更に沸き上がってました、ワタクシ^^

最後は、
もしかして・・・85年の渋公以来やってないんじゃない?
て、誠さんが言う「PARADISE」キャー。
私もいろいろわかって聴いてきた後では、ライブでは記憶ないかもしんない。すごい。

そんなちょっとした事件?めいたことがあったもので、
すっかりこの曲でライブおしまいと思ってらした誠さん、、、

あ、ごめん、もう一曲あった(^_^;)

ぇぇぇぇぇえええええ(笑)。

最後は「Melissa」なのです。
あれ、このお二人では珍しくないですか。
どちらかというと、お一人での弾き語り、あるいは角田さんとのデュオというイメージがこの曲には強くあるので。
オールマンのオリジナルに聴こえてくる、あの音色のような、、、

アンコール、

は、例のボギーTで揃って登場。
230さんは、わざと?タグがついたまんまだよ(笑)。

みんなで歌いましょうか、といって「バースデー」を。
コーラスのところは一緒に唄ってみたりして。
で・・・たまたま今日が誕生日だった方もいらしたよ。

19歳、おめでとうございます。←お約束。

普段のライブではギター弾かないから、今日は大変なんだけどって「愛してるっていって」。
あ、そうですよねー。
この曲は、ハンドマイクでしたよね(笑)、
しかも、ピックが大空を飛んでますよね(爆)。

ちらちら気になってはいたんだけど、
後ろに視線を遮っちゃうことになるお客様がいらっしゃらないことを確認(それなりに気にしますの、、)
したうえで、ここから立ってましたですよ。
だって、愉しかったんだもん♪
230さんの思い切り地声「プリティ!」には、膝が折れた(爆)。

とか、サムズに謎のフランス人も降臨(笑)。
あら関内方面と・・・間違ったのかと。
明らかに決めごとでない即興だけれど、230さんがごくごく淡々とついてってるのが、見ててむしろツボ(笑)。

ダブルアンコールでは、
遅くなるといけないので、あっと言う間に始まる^^

悲しみが遠くなってった

To My Old Friends

ああ、ちょっと胸がきゅっと締め付けられる瞬間のあるナンバーですね、、


と。
今回も濃かった・・・。

なにより、久しぶりの230さんと組むというので、ギタリストとしてのやりがい、楽しさもあったんだろなあと感じておりました。
あの2人のやりとり、時々ほんとに会話みたいに聞こえる、、、
大抵、いろいろやいのやいの言われて(笑・比喩的にね)少し困ってるのが230さんなんだけど、、、
でも返ってくる音色に「やるなあ」って^^そういう誠さんも嬉しそうなんだよね。
そして、喋らない分、、、ぷぷって吹いちゃうフレーズをさらっと弾いたりして。
聴いている側としても、何度もここで書いたように記憶してるけど、
繊細さがあって、誠さんの傍らで鳴ってて欲しいときに鳴っていて、それでいて印象的なギター。
要するにぴったりなんだと思うな。
あくまでも主は唄で、それをきっちり支えているという、、、
これは、ほかのメンバーさんと組むときにも思うことだけど。(口では丁々発止あってもね!)
お互いの楽器パート(唄もそのひとつと考えて・・・かな)へのリスペクトが、こちらのバンドってほんとに素晴らしいから当然なのかもしれないけれど。

いやー。
楽しかった。
でも、願わくば・・・同日で、あっちとこっちって演るのはやめてーーー(涙)。
次の機会は、いつもの仲間とわいわい大騒ぎでみたいものであります。

====

ライブDVD、おかげさまで好評とのことです^^
ブックレットの写真は、誠さんのセレクトによるもの。
わーいわーい。みんなすてきに写ってますよね。
ところが、一人だけクレームをつけた方が、、、今日いろいろ話題がでてきたあの方です。
「もっといいのがあるはずだ」
・・・だそですー。
そして、今日の相棒の230さんは、違う意味で選びにくかったらしい。
大抵「変な顔」で写ってたりするので、、、ですって。
ちなみに、リハ時の誠さんサイト内ショット・・・どっちもどっち(以下略・ぼかすかぼかすか)。

と、連休の谷間の平日。
人が集まるのかなあって、半ば真剣に心配されていたのかしらん、、
7人か8人くらいとかって、、、
そーれーは、ないやろーーーー!!!
ねえ。


最後に、サムズアップさん
15周年、おめでとうございます!!!
素敵なライブと、おいしいご飯、
いつもありがとうございます!

(2013年5月6日 記)