ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

桑田佳祐LIVE TOUR 2007観戦記。(その2)

2007年12月31日 | 2007年ライブ・イベント
その1から続き。

2007年12月28日
横浜アリーナ



と、その後12月28日に、横浜アリーナにて再び参戦。さすがにここは、毎度の盛り上がりがすごい。
気合いの密度が濃いぞーーー、というのを実感です。

ええと、、、この日はスタンドにいました。南スタンドの上のほう。ちょうど、誠さんの側、西村チビちゃんさん側です。
横アリに関して言うならば、最初の抽選でダメだったんですね。
それで、敗者復活に挑んでゲットした席だったわけです。
スタンドの手すり前の席ですよ、、こえーーー(笑)けど、めちゃくちゃ見晴らしがよく、、、てな感じでしたね。

でも、お構いなしに唄ってたし、踊ってたし、叫んでたし。

ちなみに「呼び捨て」に忠実に(笑)、、片っ端からメンバーさんを^^;まあ、この日限りということでご勘弁を^^;
でも、他のほうからも聴こえてきて、、、、(笑)。
お互いに「所在確認」出来ていたのは、なんだか笑えちゃいました^^

たぶん、セットは変わらなかったと思うのですが、、、

仙台のときと、少々角度が変わったのと、より一層ステージ全体を俯瞰で眺められたのはとても楽しかったです。

あ、、跳ねた、、、あ、回った、、、^^

わわっ、、こっちに来たぁぁぁ!!

あ・・・。撃ってる・・・・(笑)。

・・・もうほんとに大騒ぎでしたから(笑)。

この日、というか後日も話題もちきりだったのは、、ちょうどアリーナのFエリアあたりではないでしょうか。

そちら側によっく桑田さんが駆け込んでいたのですが、、、、、いい具合に立っていたサラリーマン風の男性でした^^
お約束のように何度も寄っていって、、、彼のネクタイで汗をぬぐうのが大写しに^^;
あれはサイコーにおかしかったですわ。

仙台で見たときと少し違っていて愉快だったのは、「真夜中のダンディー」での誠さん。

ステージで動けるメンバーさん&桑田さんが、、、揃って誠さんサイドににじりより、
更に更ににじり寄っているのに、少々焦るみたいな(笑)・・・いつの間にこんなことに(笑)。
あと、反対端にいる角田さんと動きを合わせていたり、、なんかのときにベチッとアタマ叩かれてた^^;

個人的には、前回足の自由があまりきかずうまく踊れなかった「ダーリン」頑張れたことかなあ^^

大変満足です!!

実はこの日、風邪気味で調子がいまひとつ・・・とか言ってたくせに、、
騒いだので、終わってみたらノドが声が、かすかすに枯れていたことでしょうか。
我ながらばっかだなあと思うし、おいおい、そんなに楽しいのかよ!!みたいなとこですかね^^;

横浜アリーナは、この日が前半の最終。翌日休みを挟んで、また2日と続くものだったのですが、、
もう、私にはこれでもう満腹でした。もう十分堪能できたと言うか。
そもそも、先月のおしまいに足をケガして以来、、
なんとかちゃんと参加したい!!の思いでいて、、、なんとか乗り切れたというのもありましたから。

今回のツアーもまた、、存分に堪能させていただきました、、、
時に、全く見動き出来ないほどの桑田さんの唄力を見せ付けられました。
多少ステージから距離はあったのも事実ですけれども、そんなも距離感なんかいともたやすく乗り越えて。。。
私の中に、すごく響きました。そうそう、あることではないでしょうね、これは。

そしてそして、桑田さんとともにタッグを組んでサポートしたバンドの皆様。本当に本当に楽しかったです。
1ヵ月強にわたる、アリーナツアー。
なかなか、タイトなスケジュールなところもあったにお見受けしますが、、
本当にお疲れ様でした。どうもありがとうございました!!

2008年1月1日に記録。

桑田佳祐LIVE TOUR 2007 観戦記。(その1)

2007年12月31日 | 2007年ライブ・イベント
桑田佳祐LIVE TOUR 2007 呼び捨てでも構いません!!
観戦記。

2007年12月7日(金)  ホットハウススーパーアリーナ(仙台)
&
2007年12月28日(金)  横浜アリーナ(この2本に、管理人参加しました。)

~出演~
桑田 佳祐 Vol&Gtr)

斎藤 誠 G 角田 俊介 B 河村“カースケ”智康 Drs 片山 敦夫 Key
深町 栄 Key 三沢 またろう Per 山本 拓夫Sax 西村 浩二 Tp
清水 美恵 Chrs 安奈 陽子Chrs

※2007年の桑田さんのソロツアーに、誠さんはじめ誠バンドの皆さんが多数バンドメンバーとして参加。なかなか、チケットを入手するのも困難を極めましたが、2公演参加することが出来ました。
そのときの感想をよたよたと、綴りました。
いたずら書きみたいなものですが、ここに載せておきます。

2007年12月7日
ホットスーパーアリーナ(仙台、、近郊と敢えて記載させていただきます^^;)

     

前書き。

もしかしたら、本当は遠征してる場合じゃなかったのかもしれないけれど、
気持ちはすごく遠征したいので強行しました。
だって・・・誰も本気で止めなかったんだもん^^;;(ヲイヲィ。)
という私は、自身今までない状況、、足を負傷したまんまで旅に出たのでした。
(そらあ、いつもより1.5倍歩くのに時間がかかることは覚悟はしましたけど、杖なしで問題なかったから。)

幸い移動に利用した高速バスが、足場は広いし、フットレストはあるしで。
隣りの席は空いているしで、往復ともそういう意味ではラクちん。ラッキーでした。

その前の週は雪も降ったという仙台市内。
在住のお友達にあれこれとアドバイスをいただきつつ、念入りに重装備。
おかげさまで、寒くて耐え難い事態になることはなく、助かりました。
この場を借りて、またまた改めてありがとう^^

今回、迂闊にもその2週間前に足をケガする、、
しかも、ギプス固定(石膏でなかったのが、夏場でなかったのがせめてもの救い。)。
そんなことをやらかしました。
最初にチケットを取るときに、前の週の札幌が第1希望。
ではあったのですが、見事に外れ、、、第2希望の仙台には当選、、、
とりあえず、ツアーを一度も見られずに終わる事態は避けられました。
それで準備してたらこのザマですよ。
なんか、、、こういう事態を想定してたんじゃないかっつー、チケットの当たりっぷり。

やれやれ(汗)。

会場はサイトで見る限り、仙台から電車に乗り、、更に徒歩。
そんな場所で、はて、どうしたもんかな、、と思っていた矢先、お友達よりシャトルバス情報をいただきました。
即・往復を手配しておいたのでした。

仙台駅の東口を少し歩いたところから、16時過ぎに随時出発。
観光バスみたいなやつで、補助席も全て使ってそれをどんどん「ところてん式」に押し出している感じです。
あとは、車で来る方も多いとのこと。
ギリギリの出発だと、途中の道が混むこともあり、、下手すると開演に間に合わない事態も過去にあったそうで、、、
くれぐれも早め早めと、アドバイスされていたので16時台に即乗ることに。
時間にして30分強は乗ってたんじゃないかな、、、

大変だねえ、、、なかなか^^;;

利府というところになるのだそうです。正確には。
駐車場から、またまた道なりにぐるーーーっと歩いて会場を目指す。
でも、みんな目的地が一緒だから迷うもなんもないんですけどね(笑)。
開場が18時なので、小1時間、、だんだん冷たくなる風の中時間を潰す。
グッズは・・・気になったとしても、横浜のときにしよう、、
ということで、あくまでも待機してるだけ。

でも、そこにいたら、、(スポンサーのテント近くゆえ、記念撮影の人いっぱーい^^)

ほぼ現地集合なお友達みんなに会えてしまいました^^

すごーーいーーー^^

スタンドとアリーナの入場口が違うゆえ、ここでスタンド組と、アリーナ組に分かれることになりました。
私は、何を思ったのか、、、アリーナが割り振られていて、、、
チケット届いたときに、びっくらしてしまいました。

席についてみたら、いい具合に隣りは通路(わーい、はみ出られる♪)
ステージは高めだから、問題なくある程度は肉眼でOK。
そして、向って右寄り、、、、つまりは、、、、誠さんサイドなのでした・・・ばっちりと。
(わかってて席割りしたんか!と思ったくらい←そんなわけない。)

ギターの確認は出来ないものの、間違いなくSAVAGEの緑色のアンプが見えたから間違いないです。

ええ、間違いありませんでしたとも。

最近、せいぜいホールくらいしか大きいところを行ってなかったので、
「アリーナ」(体育館のちとおっきなかんじ?)のスケール感というのを忘れており、、、、
あららら、意外と大きいんだな、、と思ったものでした。

アリーナがあって、席はスタンドは両サイド、、
正面のスタンドはないですね、、横アリみたいな。

始まる前は、外も寒いが中も少し寒い。
いちお、気合いを入れて、、
若干勘違い気味のTシャツ(ARE YOU READY^^)を仕込んでいたのですが、、

さむっ。

持っていたショールにぐるぐるくるまって、開演を待ってました。

横アリでは見てましたけど、地方では初めて見たけど、、
FCの方かな、支部の方かな、、いずれにしても有志と思われる方が、それこそアリーナの端から端を駆け抜けて、、
「ウェーブ」を開演前から先導されてましたが、、悲しいかな、、そんなにパッと立ったり座ったりができん、、、^^;
なので、手だけ挙げさせていただいて誤魔化しました(笑)。

ちょっと真面目でお茶目な、、、イベンターさんのアナウンスのあったあと(噛んだのを謝ってました^^;)

いよいよ開演でございます。

====

1曲1曲についてあれこれはちと書いていられないので、

と、たぶん覚えてないし、遠目で見てるしで、アテにならんだろう、、ということで。
雑感というか、気になったところをバラバラと書いておきます。

あ、始まる前に各楽器の担当の方が最終チェックをされるのですが、、、

やれ、

あ、今今今今、今っ!!

誠さんのギター落としたでしょ!!

いーけないんだっ!!

だとか、

あ、あの方はthe bondのブログに載ってた方だ!!

だとか、

(おかげで、どのベースを使うかよくわかりましたよ。フリーダムも見たけれど、使われたのはRARHのジャズベだったみたいですね。)

とか、

カースケさんはカノウプス!!とか。

念のために持参した双眼鏡でチェックしている有り様です(ヴァカ)。全く、何のチェックなんだよ^^;;
そのあたりまでは、呑気なトーサンやってました^^

***

ステージの中央に階段があるのが気になりましたが、やはりそこから降りていらしたのでありました。

前列は向って左から清水師匠、安奈さん、角田さん
ど真ん中はもちろんあの方で、その隣りは誠さん。
後方は、同じく左から深町さん、片山さん(確かそうだったと思う。キーボードチーム。)、
カースケさん、またろうさん、山本さん、ちびちゃんさん(ヲイ^^;;)

この際、楽器言わなくてもいいですよね、、

特に誠さんファンならば、もう言わずもがな・・・ですもんね。

個人的には、メンバー紹介が、、、、(笑)。
どんどん、、野放しというか、自由演技になってきていませんでしょうか、、

てか、、いいのか皆さん、それで^^;;;

フルメンライブが今からコワイ(楽しみ^^;)。

カースケさんのお髭は付け髭なんだろうか、、、とか(ないないないない。)。ニコニコしてお髭引っ張られてましたけど^^
・・・ノリますよねー♪

ライブハウスで聴いてると、もう内臓にダイレクトにビリビリ響くのですが、、
あの規模でも、、身体にドン!て響くんですから。もうびっくり!!&嬉しかったです。

またろうさんは、、、もう何年越し?なダジャレコーナーとか(笑)。
今回は遂にフリップまで登場、、、ご当地ネタで一発。
宮城、仙台地方特有の現象について、、、、

「牛ターーンラッシュ!」

・・・そう来たか(笑)。

トランペットの西村さんは、昨年のAAAでもあだ名が「ちびちゃん」、、とか「マトリョーシカ」とか言われてましたけど。
今回ついにスクリーンに「テロップ入り」で、マトリョーシカの写真が登場(爆)。
ついでに、お腹ぽこぽこ叩く効果音は、、微妙にズレながらも、カースケさんがベードラを入れてました(笑)。
誰よもお、そんなこと思いつくの^^;

そんで、なぜか「森の奥に棲んでいる」と言われた角田さん、、

なんでだろう、桑田さん^^;・・・特にそれに関してのコメントはございませんでしたが、
とにかく1曲目からのノリがすごくて、、見ていてぶっ飛びました。とばしてるなーーーっ!!て感じです。
反対サイドにいたのだけど、十分ご活躍のほどは^^
時々・・・踊ってたでしょ、演奏ないとき^^!

「波乗りジョニー」のときなんて、気がついてもう吃驚したっての!

時折、後ろにいるカースケさんとの呼吸合わせなのか後ろを振り返って演奏されてたことも。このあたりにもわくわくするのであります。
ええええ!!もうこのお二人は誠さんのバンドの最強のリズム隊ですもの!!!

深町さんも、桑田さんの要望や、ふっとした言葉にすぐ反応されるノリのよさ^^

さすがだわー。

この日は、すぱっとスティーブン・セガールが入り、、、てっきり封印されてたと思うんですが、高見盛も降りてきーので。
交互に降臨されてました。
世界中の音楽を知っている、、、文化遺産とまで言われてましたっけ。
ええ、でもそれだけでなく、音楽をとっても楽しむ術も体現されていらっしゃるのですよね^^

この日、一番べっくらしたのは片山さん。
てか、、、ステージにいないんですけど(笑)。
てか、、、アナタ誰デスカー(笑)。
てか、、、そういう方だったんでしたけ^^;;?

いきなり金髪のヅラ(リボンなんかついてますけど^^;)を被って現れ(爆)。

桑田さんも「あれ、片山くん、、片山くんは?」

誠さんも、明後日の方向見ています、、、(笑)。

・・・だから、探さない探さない^^;;;;;

「一生懸命やってるなあ、、!!」

と、半ば桑田さんも呆れ感心し、、、

で「・・・誰?」(笑)。

「ギャル曽根!」

お椀にお箸まで準備して、食べるとこまでやってます^^;;

「・・・次、行きましょう・・・・誠君待たせてごめんねー!」

どうやらオチをつける場所が変わったようです、、流されちゃったー^^;;;

誠さんも「まだやってますよ、片山ー^^;」

誠さんは今回もバンドマスターとして紹介され、
「来年はアルバムも出るんだよね」
と、言っていただけましたー。しかも二回もですよ^^桑田さん、どうもありがとうございます。

いつぞやのAAAのときのように、マイクはヘッドセットにされてました。
時折、コーラスのときに気になるのか直す仕草も見られましたが。
今回は、、赤いシンライン、PRS(POP ROCK SHOP^^)、ウタちゃん、SGをエレキでは確認。まだあったけか。
はっきり認識したのはここまで^^;
アコギでは、何本だか完全にはわかんなかったなあ、、

でも、いつ以来だったんだろう、、、
たぶん、エレキを持ってらっしゃるライブ、、、
ご自身のも含めて、私は今年はあまり見ていない。
鶯谷(南條ソウルバンド)と、横浜(恒例になったGWのライブ)
それくらいではなかろうかと。あとは、ゲスト参加した鈴木桃子さんのライブくらいかなあ。

誠さんのアコースティックも大好きなんだな。
なんとなく、こちらも真剣勝負といった感じの神経を研ぎ澄ませて聴き入るのが、本当に好きになってきた。
でも、そうなるとあるとき、、、「バンドで見たいな」とふと思い出すことがあるのです。
以前、ラジオで誠さんに質問を投げたことがあるのですが、、
アタマではおっしゃって下さったことは理解したものの、
実感としてわかる今日この頃なのです。

うんうん、アコースティックも好き。

でもバンドでもそろそろ見たいな^^

て感じで、誠さんの場合は、本当に両方があってこそ。
いろんな意味でバランスも取れるんでしょうね。見てる方も、だんだんそれが普通になってきたよ^^

だから、久しぶりにシンラインを持ってスッと立っていらっしゃる姿を拝見できて、
思った以上に、とてもとても嬉しかったのでした。
やっぱりねえ、、、他のエレキでもいいけど、、

誠さんには、赤のシンラインでしょう、ねっ^^

(次に好きなのは、少しワイルドに弾くウタちゃんかなあ^^真夜中のダンディーあたりでのそれ。
このときだけは、ご開帳されていた気がするー)

この日は帽子がかわいかったです。ちょっとキノコみたいに膨らんでいるの^^
それにバッチがついていたようなんだけど、あれは何を付けてらしたんだろう。

今度、夕陽にでも送ってみようかなあ、メール。

そして、桑田さんをどーーーん!と紹介する誠さん^^

おっとと最後に・・・美恵師匠!!

カラダ張ってますね、色んな意味で。・・・捨て身すぎますって(笑)。

===

ライブのオープニングナンバーは何か?
それが話題になることって、多いと思うのだけど、、
今回、桑田さんご自身がレギュラーのラジオ番組内にてヒントを出されてたんですよ

ね。

Aマイナーなにがし、、

と、おっしゃったように記憶してるのですが、

それよりなにより、

じゃらーーーん!!

と、弾いたコードの響きで、、あ、これは?

と、ピンと来た曲があったわけです。

でね、、、

当たりでしたーー。いえーいいえーい♪
正解は「哀しみのプリズナー」!!

某会報では「TOP OF THE POPS」(02年に出た、2枚組みの桑田さんのベストアルバム。RARH収録の楽曲はなし)
の匂いがするような、、そんな感じって出ていたのですが、、
終わってみると、なるほど、、そんな感じかもしれないなあ、、、と思いました。
で、、この曲がこうきたら、次は当然こう来るでしょ、、
という予想だとかこちらのヨミも、外さずに来てましたね、、自分でも驚いたけど^^

今年出た、全てのシングルからも演奏ありましたし、、、

ただし。

それだけで終わってしまっていたとしたら、もしかしたら・・・なんだけど、少し物足りなさを感じたかもしれないけれど、、
どうやら時々、切れ味の鋭いものが混じっています。
その辺りの匙加減というのは、さすがだなあと感嘆。
うん、うっかり油断したらいけません、そんな感じです。

アンコール1曲目の「漫画ドリーム07」。

94年の「孤独の太陽」に入ってるナンバーだけれども、詞の大半を、昨今騒がれている世情に巧みに置き換えられていました。
アレンジは、昨年のAAAで一連のスワンプメドレーとも言うべきコーナーがあったけど、
その中のThe BANDの「Up on the Cripple Creek」が完全にベースなのは、昨年のライブを見た方なら、すぐにピンときたのでは?

ま、メンバーも大半がこの方たちだったし、、(ツインギターではないくらいか。)
しかも、the bondの方々が3人も参加してるし^^オモロイなあ、、、と。
これはわざとな展開ではないでしょうけれども、勝手に何重にも面白がっていたのでした。

とにかく、痛快の極みだったわけで、一番が終わるごとに、私は盛り上がってました^^

以下、更に更に、曲について少しずつ、、思ったことをばつらつらと。

(今回は、全ナンバースクリーンに歌詞が映し出されてました)

★いつか何処かで

間奏のホーンセクションは、ほんとにシビれました。
ああいうのがかっこいいって、一体何なんでしょうか。

★遠い街角

もしかしたら、月寒で聴いたのかなあ。ちょっと覚えてないんですが^^;ライブでは初めて聴いたような気が。
曲とリンクしたアニメーション、、短編映画みたいでものすごく切なかったです。

★一連のKUWATA BANDのナンバー

ちょっと不思議な気持ち。それは私だけかな。勿論リアルタイムでも、テレビとかラジオでは少し聴いたけど。
メンバーには、河内淳一さんがいらして、、
当然後から知ったことですが、、、その少し前には、アメリカに渡る前に誠さんのバンドをつとめていたSTR!Xのメンバーだったのです。
それをまた、今、誠さんだけでなく、同じSTR!Xのメンバーでもあった、片山さんや角田さんが演奏してたりするんだなあ、、
と思うと、何だか不思議なつながり、、、と今回改めて気がついた。

★悲しい気持ち

大好きなナンバーなのであります。止められても・・・唄う^^ただし、どちらかというとDVDに収録されている、
02年バージョンの方がアレンジは好きかも(汗)。

★真夜中のダンディー

イントロのところで、誠さんのウタちゃんギター(と、いちいち書くとなんかかわいい^^)を手に、
がっつん!いくのがめちゃくちゃかっこいいーーと思いましたよう。

★地下室のメロディ

誠さんファンならわかっていただけるでありましょう。つい・・・・腕を振り上げてしまいたくなるところがありますわー^^;
ねっ。暫く封印されていたのも・・・むべなるかな。

さて、またフルメンでやるのかなあ。やって欲しいなあ♪

★白い恋人達

につなぐところで、讃美歌が厳かに唄われました。

★明日晴れるかな

この曲に支えられたり、勇気をもらった方は多かったのかなあ、今年。
私は支えられるより、ほろっとなりました。
ほろっとなりながらも、・・・だからこそ前に進まにゃいかんのだよ。

そう感じたナンバー。

みんなで唄った最後のところの

「明日晴れるかなー♪」

全国各地で、それぞれの気持ちが込められたことでしょう^^

★東京ジプシーローズ、東京

このあたりはもう大好きな流れです。
やっぱかっこいいわあ、、、、と沸騰していたナンバーです^^
ズシッと重みのある演奏が本当にたまらんです。

★祭りのあと

やっぱり締めはこれでしょう^^な
今回ドラムがカースケさんだったおかげで、

「あああ、なるほどー、そうだよなあ。」

って、個人的にすごく感じ入って聴いてました。

前の「可愛いミーナ」からのつなぎがすごく自然で^^元々好きな曲ではあるので、更に更にちょびっと嬉しかった。
とりあえず、フロントに出られる状況^^のメンバーさんが、

大挙して前に出てきて、、「練り歩き」^^?みたいなダンスも楽しかったな。

最後に出演者全員が前に出て、ご挨拶だったのですが、、本当にアタマを下げてらっしゃる時間が長くて。
あらやだ・・・もう、みずくさいなあ、、、そんなあ・・・いいですよー!!
と、申し上げたいくらいに丁寧なので本当にびっくりでした。

でも、どうやら、、、もぞもぞっとした方がいたらしく、、

軽く「蹴り」が入っていたのを見逃しませんでしたぞー^^(誠さんが、カースケさんにキックしてたような、、、^^)
最後のメンバー紹介で、カースケさんがおなじみ^^Vサインを両手高々と掲げてやってらさいましたー^^

「呼び捨てで構いません」というのが、ライブのタイトルに掲げてあったので、、、

・・・・やらせていただきました。

ただし。

・・・・誠さんを^^;

え、だめすか・・・^^;;;?

ごめんなさいー^^;;

会場では、開演前にかわいい声で「けーすけーー」ってやってたのが聴こえました^^
さすがにあれで「くわたーーー」だったら恐かったかもな^^

ええと、、今年のトレンドはやっぱり「小島よしお」なんだろうか。
桑田さんの動きを見ていてつくづく思ったのでした(笑)。

あっという間の2時間半だったのですが、、というか、あっという間ーと思って時計を見てびっくらーだったのですよね。

結局、、、アンコールを待つ間を除き、、、とうとう立ち通しましたよ、、^^それが意外と辛くなかったんだよね。
微妙に、1、2センチくらい跳ねてみたりもして(←だから、ヴァカ!)
持ちこたえてしまいました。私の執念たるや恐るべし(笑)。その後も、筋肉痛は全く出ず^^いえーい♪

会場に来るのも結構時間がかかりましたが、帰りも同様。
帰りはみんなが一斉に帰るもんだから、バス待ちの人にせよ、車で出る人たちにせよ、、

大行列、、、、、

どちらが先に出られるか、、、予測も難しい、、、そして、仙台市内よりたぶん寒いんでないの、、、な感じでしたが、、
バスにしたら、意外と早く乗り込め、、、バスの中で解凍されてました(笑)。
そして、さくさくさくっと仙台駅に戻って来れちゃってビックリでした^^

やれば出来るんだなあ、、、、、、、、


オレも。(←そこなのかよ、結論はっ^^;!!!)

2007年12月12日に記録。

=======

2008年1月1日に記録。


その2へ続く。

斎藤誠のクリスマス大作戦2007(その2)

2007年12月22日 | 2007年ライブ・イベント
その1から続き。

アンコール

●Tell The Truth

誠さんが、昨年の来日公演でこれを見て大感激したのだそうです。
たぶん、こういうバンドの形でやるのは・・・ひょっとしたら高校の文化祭以来?
とおっしゃった、、、デレク&ザ・ドミノス。

しかーーし。
いきなり、、、


・・・あれっ?!(笑)間違えたかも(笑)。

いきなりストップ!

膝から力抜けた角田さん・・・横でしゃがんじゃいました^^;
びっくりされちゃったようです^^;

まあ、そんなことはありつつも^^
いや、そういうことが「込み」でも、、、!!ものすごくかっこよかった、、、、
コーラスというよりも、もはやツインボーカルに近いのではないかな。
深町さんとの呼吸もぴったりでしたしねー。

ほぼ、ご自身の「道楽」おっしゃってましたけど。
いやいやー、、こんな贅沢な「道楽」なんて、、、そうそうないです。ありがたいです。

●恋のやりとり

これ、神戸でもやりました^^
初めてライブで聴いたのは、たぶん・・・05年のスタパだったと思うのですが。
そのときの、客席の弾むような喜び方・・・今でも覚えていますね。

うんうん、、なんとも気持ちがワクワク湧き上がる曲です。

でも・・・・デビューアルバムに収録されてるんですよ、これ。

●DOWN DOWN DOWN

「あなたに逢いたい」に続いては、、、

おうちでこのような曲を、、、唄うのだそうです。あえて・・・じんわりと締まるのも、、いいものかもしれませんね、、

それと、、これで終わりではないから。

今日については^^

まだまだお楽しみがあるから^^

誠さん曰く「徒歩15秒のところで」^^



最後のご挨拶で流れていたのは、、、ウクレレの新しい曲でした。
これこそ・・・大阪のホテルにてレコーディングしたものだそうです。

そういや、途中、すごく汗をかいているようなお話をされてました。
確かに、見ているこちらにも汗が文字通り飛び散るサマが見えることもあり、、、
それこそ「この中も大変なことに」(ニット帽・・・)なってたらしいのですね。

ギターを交換するのでストラップを外したときに、、そのストラップの線のカタチのままに汗の線が、、、!!!

何の曲でか、、230さんの方に寄っていったと思いきや、、、
ブルブル頭を振って見せたら、、、(笑)。・・・230さん、、大変な目に^^;;
久しぶりに戻ってらしても、やっぱりキャラは一緒でした^^;;

=====

ひとまず会場を出、、、お土産・・・クリスマスプレゼントを、引換券と引き換えにいただく^^
それを持ちつつ、、、まずはカフェの方へ移動。こちらで、かるーい打ち上げがあるわけですね。

もともと、ワンドリンクだったのだけど、、
実はここでももうワンドリンクのコインが!!
それと、軽いおつまみ、、(小魚アーモンドがお気に入りでした♪)
などつまみながら、、、何が始まるのか、、様子を伺う^^
さすがに寒いから、コートは着たまんまでして。

ステージになると思われるところには、誠さんのこの一年間の、レコーディングスタジオの風景、、
PV撮影の合間のショットなどなど、、、写真が次々に映し出されていました。

誠さんのマネージャーさん、眞弓さんの進行で
誠さん、、、それからメンバーさんがみんないらっしゃいました(嬉)。

来春の嬉しいお知らせをいくつかと^^

それが本当は、ここでの披露だったはずなのに(笑)。

きっと、早く報せたくてたまらなかったんでしょうね^^

思い切りのフライング^^

ついでに、マネージャーさんをいじって^^;
「クリスマスツリー」にしてるしな、、被り物で^^;(いやがらせ・・・というより、おいしいかもしんない。
何か用事があって、、ステージ横切るときも目立つ目立つ^^;;)

若干のご歓談^^タイム・・・つうか、ずっとご歓談かもだけど^^

があったり、、、

あ、よかったらメンバーさんとお話もどーぞ^^みたいな。
中には「オレに話しかけるなよ、オーラ」を出す方もいらっしゃるので、と注意も受けたり、、、えーー^^;

でもやっぱり、何かやりたくなっちゃったらしくて、、
深町さんのメロディカに、誠さんのギター。
映画音楽特集だったようですね。

ワタシは、007(某曲はここから来ているという噂)と、「シェルブールの雨傘」を聴いていたのみで、、

・・・・あとは会場内、ウロウロしてましたっ。
詳細はわかりませんでしたっ。ごめんなさいっ(笑)。

そろそろ、、、という頃合いになり、、

お開き、、、

最後は「ノーノーボーイ」で締めくくり。
面白いことに、演奏をしていたのはやはり誠さんと深町さんだけ。
他のメンバーさんは、楽器を持たずにみんなで肩を組んで楽しそうにステップ踏んでらっしゃいましたもの。
まず、他では絶対に見られない光景^^いいなあ、いいなあ、、^^

お約束の箇所では、カースケさんも、片山さんも乱入^^

これも楽しいのでありました。

ありがたいことに、このシーンは写真撮影がOKだったんですよね。
だから、記念に何枚か撮らせていただきました。これでしばらくは、ニマニマできます。
(でも、ネットでの公開はご勘弁くださいね^^;;)

そして、最後のご挨拶、、、、

何だか、、とても整然としてきれいだったぞ。ウェーブになってるみたいで^^

いーーっぱい、いーーっぱい。

プレゼントを貰っちゃいましたよ。いや、カタチのあるものないもの、、全部含めてね。

サンタさんが、、、いっぱいいました^^

というか、いるといったら、いるんです!!・・・よね。

ああ、久しぶりのフルメンバーライブ。ほんとに楽しかったなあ。
見るたびに、、ほんとにいいなあと改めて思うのです。
今年はいろいろとご多忙だったようなので、今回限りでしたが、、
ここまで待った甲斐がありました^^嬉しかったです。

また、来年、、、今よりもう少し多めに逢えますように^^
素晴らしい演奏と絆を、、堪能させていただけますように。

誠さん、フルメンバーの皆様っ!!
2007年も、本当にありがとうございましたー^^

斎藤誠のクリスマス大作戦2007(その1)

2007年12月22日 | 2007年ライブ・イベント
斎藤誠のクリスマス大作戦2007
~グッバイ・フォーティーズ、さらば静かなる日々~

2007年12月22日(土)  SHIBUYA BOXX

~出演~
斎藤誠(Vo,G)

成田昭彦(Per)、深町栄(key)、角田俊介(B)、片山敦夫(key)、

柳沢二三男(G)、河村カースケ智康(Drs)


渋谷にもサンタさん、、♪

某所でつっころんで、丸1か月。
決してめげることなく、即とりあえず、ここには来れるようにしよう^^
そう思ったのです。それでとにかく、もろもろを頑張ってみました。

あいにくのお天気ではありましたが、(寒いのと、雨降りなのと)
でも、そんなの関係ないっ^^(今年の流行語。何年か後にこれを読んでわかるのかどうか^^;)

会場になる渋谷BOXXは、隣りがカフェ併設。
実はここ過去2回ほど、誠さんがトークイベントで使っていらした場所。
ライブハウスも併設されているわけです。

今回は、限定席数140ということでして。その数からしても、決して大きな場所ではないことがわかるわけだけど、
実際、横が20席。縦が7列という具合。
だから、どこにいても見られるというわけです
私は後ろから2番くらいで、ほぼ真ん中^^;願ってもない場所だったわけです。
その椅子を入れてほぼみっちり満員と言う感じで。
後方には、PAのスペースがあったり、その横に若干の立ち見スペースみたいなものを設けてあったり。
どちらかというと、こじんまりとした感じかな。

ステージの高さは高すぎず、低すぎず。
スタンディング仕様の場合は、大抵ステージが高めなのですけども、今回は着席でもちょうどいい具合って感じでした。

===

照明が落ちたところで、、、ナニヤラ楽しげな音楽が流れてきますよ^^。

・・・クリスマスの新曲?

それが少し流れたところで、、、、メンバーさん、誠さんが登場^^

この前で見たのはもう、去年の夏(9月)のジロキチでしたっけ。フルメンは。
なんか・・・見ているだけで、もうとっても幸せです^^
ジロキチの場合は、お客さんをぐるっと囲むようにしてセッティングですが、それゆえ、あっち見たりこっち見たり。
それはそれで楽しいのだけども、、とっても忙しい^^;
いや、、それでもあそこは大好きなんだけどね^^(東京でたぶん一番好きな場所)
だから今回は、全員同じステージにいらっさるのでとりあえず視線をある程度定められるのが嬉しいな^^
それは誠さんも同じなのかな。
ものすごく嬉しそうに(ぺかぺかほっぺ^^グッバイ40'sだなんて、全く信じられません!)
お客さんの方を見渡していらっしゃいました。・・・顔、覚える気まんまんでいらっしゃるようです^^

誠さんは赤いシンライン^^
マイクスタンドには、おニューなマコトマンピックがずらり^^
(アコギは、マーティンの誠さんのララルギターだったのではないでしょうか。)

因みに本日は・・・ステージの後列の左から、片山さん、、成田さん、カースケさん、、深町さん、、
と回って、前列に230さん、誠さん、角田さん、、、という、もうもう最強の布陣でございます^^

====

●He is a demotape songwriter

ドンドンドン^^!!と、3回だったものが、、、(誠さんとカースケさんのユニゾンなのだ)
か、数が・・・ふっ、増えとるっ(喜)!!

●歌えよヒッピー

深町さんの領域^^と思われていたところに、片山さんが、、、^^
意外なところから声がしたので、もう、びっくら!!楽しすぎ♪

●太陽の隠れた日

炸裂しまくりのカースケさんのドラムにしびれまくりでございます。



・・・誠さん個人の想い^^をこめた長袖グレーのTシャツ、、、

英語にて今回のライブタイトルが入っているのですが、、、

^^

「モデルがよくないんだけど・・・」^^;;

といって紹介されていましたが、、、、

既にして、角田さんがお召しでいらっしゃいましたね。
(本日は、Ken Smithで演奏されていました。ルックスもすごく素敵なベースです^^)

ま、とにかくその誠さんの想いと、オープニングで流れたオリジナルクリスマスソング!!の入ったCDがお土産なんですって!!

すごーーーー!!

「頑張りました」^^

とおっしゃっていたけれど、それはもう色んな意味で、、というのがよくわかる。

  ← こんなんです^^

後日誠さんのニッキにもありましたが、
よくぞこの超多忙な時期にフルで2曲もお作りになり!!ですよ。
1曲はクレジットにもあるのですが、大阪の某ホテルでレコーディングを行い、、、
(間違いなく、何の合間の事だかわかりますよ!!)
何だか、そのお気持ちだけでも、、、すごく大事にしたいと思ったのでした。

じぇんじぇんMCのとこと関係ないんですけど。何の曲だったかな。

ベースをちょっと立てるようにして角田さんが弾いていたところがあるんだけど。
・・・誠さんも同じように真似ッこしてたところがあって、、なんか可愛かったです。(そりだけ^^;)

●SMILE&SLEEP

このナンバーは、神戸でもやって下さったもの。
たぶん、アレンジの幹部分は変わらなかったんだろうと思う。
それが、4人なのか7人なのか、楽器の数の違いってのはあるだろうけど。
神戸で、衝撃受けたアレンジパートはここでもしっかり生きていて、、本当に素敵でしたねえ。
まだまだ、この曲は進化するに違いないです。

●Paris Style

イントロでは、230さんの方に歩み寄って一緒に♪じゃあ~ん^^

(230さんは、この日クリーム色っぽいボディのストラトだったんでないかな・・・と思います。)

これが、フルメンのときにはあるんだな~。嬉しいな^^
深町さんの楽しいコーラス^^もここで炸裂ー^^♪

●Waltz In Blue

神戸同様、ここでもカースケさんのカウントから。
予め、片山さんに合図も送ってからでしたね。

打ち上げがあるのに、、そこでお話するのに。そこでお知らせすることがあるのに、、
誠さん、、どんどん楽しくなっちゃったのか、、いっぱいお知らせしたくなっちゃったのか、、、
もう、情報のフライングに次ぐフライング(笑)。・・・・もう誰にも止められない(笑)。

MC短く・・・と宣言されてたのに^^

いちお、、メンバーさんに無言のうちに牽制はされているようなのだが、、
それが目の端に入りつつも、、どうにも止まらない(笑)。
しまいには、何の曲だったか、、たぶん完全に言い終わらないうちに、カースケさんのカウントが入ったのには笑いましたよー^^

強制終了っ^^

このあたりの間合いも、空気の読み合い、流し合い・・最高ですね^^
決して仕組んではいない筈なんだけど^^

新しいアルバムでは、今までの自分のやったことの焼き直し、、、

あるいは、自分で自分をパクる?ようなこともあって、

それが実に面白かったのだとか。

今回「笑顔に御注意。」と、全く同じ始まり方をするそうで、

あれ、、ほんっっっっっとに大好きなんですよ。

誠さん&230さん、、、あのアルバムにもLRのクレジットあるけれど、たぶんそこも同じ^^うわあ、これは楽しみだ♪



かと思えば・・・84年の某ナンバーじゃないか、、
と言われたものもあるそうでして。
・・・えー、なんだろう。今回演奏した曲がヒントなのかなあ。

あるいは歌詞の中にも散りばめたり。

自ら「POP ROCK SHOP」と名づけておきながら、

「ぽっぷろっく・・・しょっく!」と度々噛みそうになるそうなんですが^^;

でも、そんなにまで楽しそうにお話されるのですから、、これは期待大ですよ。全貌が楽しみだ。



●天気雨

初めてフル編成で聴くことができましたよー^^

神戸では、えらい事態になってましたが^^;;;;
今回もイントロもソロも、誠さんが取られてたと思いますが、、、大丈夫でしたね^^

●Don't Give It Up

これも、噂では聴いていたけれどフル編成で!!

・・・・いんやあ、かっこいい。

くちドラム(笑)でしばしば聴いていた、、カースケさんの最後のドラムのとこですが^^

炸裂ですよ・・・やっぱかっこえーー!!

●Pound for Brown

フランク・ザッパのカバー。

これを聴くのもお久しぶり、、いつ以来なのかなあ。
03-04のウッキッキー!!(・・・わかりにくいか^^;)とかでもやってなかったけか。
後で確認してみよう。もう、めちゃくちゃかっこいいのだ。

一発、角田さんの「雄叫び!」も聴けちゃうのよ、これは貴重^^



メンバー紹介もここにて。
この中で一番のお久しぶりは、230さんかなあ。
(たぶん・・・私にとっては、あの自由過ぎる^^;;7月の下北440以来かと。)
なんでも10キロほどお痩せになったと、、評判になっていらっさいました。
繊細かつ、縦横無尽に駆け抜けるそのギターは健在です^^
某ボスのライブに参加されていたということです。

そして、特筆すべきは、、、、還暦を迎えられた、成田さんでしょう。
久しぶりに、ステージ上でメンバーさんたちに拝まれてましたけど^^あ、お客さんにも(笑)。

て・・・・ここだけ演奏がぴたりと止まるしね(笑)。

「重鎮!」「現存する最古のレアグループ」とは、成田さんのことですっ!!

●White Christmas~クリスマスの恋人達

笑う唄じゃないんですけどね、ええ、決して。

でも、♪アーイム・・・・♪と誠さんが唄い出した途端に、盛り上がるお客さん、、、

「これじゃ、まだ何の曲だか、わかんないじゃん、、」

・・・お客さんを牽制する誠さん^^

だもんで、、一応、、

「えーーー、何の曲だろう??なんだろう?」

乗っかってみるお客さんたち(笑)。
全く会場じゅうで、何のコントをやってるんでしょうか^^;

もちろん、お久しぶりに東京で「クリスマスの恋人達」ですよ^^

誠さん、成田さん、、

それから会場で・・・誠さんご自身が仕込んだ(笑)とかいう、、、鈴の音。

いやいや、それだけじゃありません。

もう、当然この展開を予期しているお客さんもいますから、、、

「マイ鈴、持参」^^

いや・・・神戸のリベンジをしたかった・・・実は私も^^;;

あと、どうやらここで本当はサンタ帽になることだったらしいんですけど。・・・ステージ袖に見えたから^^;

でも、それ角田さん被ってたから^^わはは。

恒例ですけど、会場も一緒に

♪恋をするなら、くりすますたーいむ♪

と唄います、、、そしてここでもサンタ帽を被ってらしてたし、、当然、サンタさんの役割を振られる・・・^^;;(過去に何度もありましたから、、)角田さん。

途中、あまり乗り気でない様子で鈴を振っていらした、、誠さんのマネージャーさんを、ステージ上より愛を持って厳しく糾弾(笑)。

今回、私が振ってた鈴は(1個のものです、他にもいくつかあったので、お友達にも1つ振ってもらいました^^)
実は02年にあった、クロコでの「大作戦」^^このときにいただいていたものなのですが、、、、
(このときも凄まじいライブだったのを記憶していますよ。)
それ以降、毎年このシーズンにライブがあるときは大活躍させているのですが・・・
それ、どうやら分かっていただけたみたいなんですよ。うわあああーーー!!
びっくりしながら、、必死でステージに向って頷いていたのでありました^^;;;;;;;;
ありがとうございました。

この曲以降かしらん、、、

いや、、マコトマン(ピック)がフライング^^

何度も何度も、、、、フライング、、(ちうか、誠さんが持って、、ぶーーーんって飛ばしてたんですけど^^;)

・・・この日のツボのひとつで、あとで友達と話題もちきりでした(笑)。

●オレはディレクター

もう大好き。今回は、230さんのソロも聴けたわけで、、、嬉しいのなんの^^
あんまりのことに踊ってしまいましたよー。(我ながら、、この状態でヴァカだとは思う。)

●沸点

そして・・・・会場に響き渡る謎の音色(笑)。
発信源は・・・深町さんだった模様、、、

そしてこ・・・これは、、、
恒例の・・・・打楽器奏者交代の合図らしく。

よーーっ。待ってましたーーー!!成田さんがドラム席にーー!!

久しぶりに・・・、

♪はーい^^

の合図で沸き上がりましたとも。ステージともども、沸き上がりますとも。跳びますとも、、、!!
そらあ、今の状態では全力では無理なのだったけど(笑)力、7割くらいのところでね、、いけました。

誠さんのどさくさに紛れて(笑)いろんな跳び方してて、、
中には・・・欽ちゃん跳び?!みたいなものも軽快に披露してて、、メチャクチャ楽しかったですよーん。

お約束のミラーボールも回る!そして、お約束どおりに止まる(爆)。

たのしーなー♪ディスコです。

(開演前に、思わず頭上を確認していたワタシでした。)



成田さんのドラムに、カースケさんのパーカッション。
ソロももちろん。なかなか見られないものかと^^
白熱するソロの最中、、角田さんが誠さんに歩み寄り何やら、、
どうも、「あまり長くやると手首痛めちゃう」、、っておっしゃったらしいのだ、、
そのあたりのリズム隊の結束も!!さすがの呼吸やら、観察力やら、、ほんとに感心してしまいます。

でもそこのとこで、なぜかディープパープルの「スモークオンザウォーター」になってるのも、、なんかおかしかったなあ。


その2へ続く。

斎藤誠LIVE ~今夜は神戸で歌います~(その2)

2007年12月13日 | 2007年ライブ・イベント
その1から続き。

アンコール、、、

の拍手にまず出てきたのは、、なんかもぐもぐしながら出てきた、角田さん^^;と、誠さんのコンビ^^

その真相は、どうやら楽屋に戻るなり、たこ焼きを、いきなりバクついていたらしいですけど(笑)。

あ、そうそう。気になってたんです。この日に角田さんがお召しになってたTシャツ。
アンコールに入るときに、友達にあれって?みたいな話をしていたところ。袖のところに「The Blues Power」というのが読めて、
「あっ、そうか!」って思ったところだったのでした。そうなんですよね、亡きブッチャーさんが参加していたブルースユニット。

(私は、とうとうライブで聴くことは叶いませんでした。
スペシャルユニットで沼澤さん、ホトケさん、あとはLeyonaちゃんのサポートギターの山本タカシさんなどが参加されたものは拝見しました)

ま、そんな2人でユルイ漫才?じゃないけど、一生懸命、このTシャツのことを説明しようとする角田さん、、(with ハナ声)
に「何言ってんのかわかんない、、」^^;誠さんてば、メンバーさんには厳しいっ(笑)。

2人で出てきたことに、あまり意味はなかったらしいんだけど、、何となく面白いかなあって(え、そんな理由^^;)
意外と、、、思ってたほどでもなくて「ダメだったか、、」軽くショック受けてたみたいです^^;



残りのお2人も呼び込みましたが、、、

カースケちゃんと、あっくん^^

・・・それでよいのですかっ(笑)。

実際、片山さん「あっくん」て呼ばれる場所があるらしく、、嫌がるかと思いきや「あっくんでーす♪」て・・・そんなんありですか(笑)。

なぜか、カースケさんの猛烈なファンがいらっさり(笑)、、しきりに「カースケちゃん!」コールが上がってたのには苦笑しちゃいましたが、、
何度か聴いているうちに、誠さんも気に入ってしまって、、「これからそう呼んでいい?」

「やだ、やめて!」・・・あっさり却下^^;
で、あまりにも「カースケちゃん」ばかりなので、、「なんでだよ、、オレオレ、歌手歌手!!」

ちょっと拗ねておられましたが^^;
(おかしかったのは、毎度「声がこもる」って誠さんおっしゃってますけど、、、前に出てきたカースケさんとおんなじマイクでしゃべって
・・・漫才になるじゃん^^;
「同じマイクとおもえなーい!」ですって(笑)、確かに誠さんの方が通るやね^^;;)

誠さんも、つんちゃん、カースケちゃん、あっくん、、復唱してます^^;

で、・・・誠さんは^^?

ま、そんなユルイやり取りの後。ここで、ゲスト・・お友達登場!

私がリハのときに、気づいちゃった方です。というか、唄声を聴けばすぐにわかっちゃいます。

そして、この春から神戸に在住ということも、ブログなどで拝見して存じ上げてました。

もしかして、いらっしゃるかなあ、、なんて思っていたのですが、、、

ライブの数日前に、誠さんがメールを送ってみたところ、ご出演を快諾してくださったのだとか。

鈴木桃子さんです^^

(このとき、誠さんからもらったマコトマンピック、ブログに出てましたよ♪)

他のジョイントライブでも、何度かご一緒したメンバーさんばかりで、、、実は誠バンドには桃子さんのファンが多い、、、

てか、そこに立ってるお二人っ!!間違いなく、そうですよね?

「もーもーっ!!」

親衛隊ちっくに、3人で声合わせて呼んだときにはもう転んじゃいそうでした^^;;2回もやりましたから、この方たち^^;

このメンバーで「Presence of the Lord」をセッション。

もう、かあっこいいこと。

誠さんのギターも、かあっこいいこと^^もう、なんだろ、これ(笑)。

(桃子さんのブログで確認してみたら、彼女の学生時代にバンドで唄っていたナンバーなんだそうですね。)

そそ、名残惜しげにお見送りでも「もーもーっ!」てやってたんだっけか^^;;

そして、気を取り直しまして(笑)。

今日は、昔の曲、、80年代のものが確かに多かったかな。その更にふるーいところをいって、、

誠さんと、STR!Xとでライブをやった場所をあれこれと。

「恋のやりとり」

ここでまた立ち上がってっちゃいました。・・・こんなライブ見せられて、じっとしてろってのが無理ってもんですから。

そしてやっぱり最後は「あなたに逢いたい」。
ここのところ、必ず締めのどこかで唄っていらっしゃるように思います。

最後は、全員が前に出てきて、、ご挨拶でした。


皆さんがステージを去った後でも、拍手は鳴り止まず。誠さんお一人が戻ってらっしゃいました。

ガットギターを手にとり、チューニングを少し確かめて、、、「NEED YOUR LOVE」

そして、文字通りの

「Goodnight」。

思いっきりはっちゃけたあとの、静かなクールダウンと言う感じでしょうか。

このところは、自粛気味にしていたんですけど、これだけの楽しそうで、弾けたステージを見たら、、
何とか少しでも気持ちを出したい、、と思い、、

まーことーー!!

大変失礼いたしました・・・私も、声の通りよくないかなあ^^;

このところ、大きなコンサートもあったり、並行してレコーディング作業もあったりで、、
秋口から、ずっとオフの日が誠さんはなかったんだそうです。
必ず・・・毎日何か作業などなどやってらしたとか。で、やっと翌日(14日)は完全なるオフ、、、

・・・でも、、、HPの更新されてましたよね^^;

何はともあれ、関西シリーズ3レンチャン、、、また、メンバーさんによってはもっとレンチャン、、、
なかなかハードな日程が続いてますね。これから、ますますハードになるんですよね、、
ファンとしては、頑張って下さい!て、言うしかないんですけど、、

でも、本当に。何とか、、、誠さんもメンバーさんも、31日まで無事に駆け抜けて下さいね。

そうそう、誠さんは年があけたら、カウントダウン、、文字通り秒読みですもんね。

私自身、関西はかなり久しぶりだったのではないかな。えっと、、前回はまだチキンがありました。
でも、もう改装が決まってる時だったかな。
ネブラスカだったんじゃないか・・・と記憶してます。それが、、05年の夏の筈だから、、、、ありまあ。

実はちょっぴり緊張もして、ライブの途中まで、、
頭のはしっこに微妙な頭痛を覚えてて、やばいなあ、、なんて感じていたのに。
気がついたらなんか、楽しくて楽しくて(ずっと笑ってた^^)

そういえば、いつの間にかそんなことなんかすっかり忘れてました。相変わらず、音楽とライブの力を見せつけられっばなしです。

本当に本当に感謝です。

誠さん、片山さん、角田さん、カースケさん、

ありがとう^^

追伸・某なんとかジョニー(コラ。)のリズムでステップ踏みながらMCされてたの、、
めっちゃおかしかったです、、、ほんとに楽しそうだし。

でも、本当のステージでは大変そうだから、そうもいかないかもだけど、、
なんだかはまっちゃったみたいですよ^^;;

斎藤誠LIVE ~今夜は神戸で歌います~(その1)

2007年12月13日 | 2007年ライブ・イベント
斎藤誠LIVE ~今夜は神戸で歌います~

2007年12月13日(木)  神戸Wynterland

~出演~
斎藤誠(Vo,G)
河村’カースケ’智康(Drms)
片山敦夫(Key)
角田俊介(B)

 

チケ発ギリギリまで、行くことを迷い。でも迷うって事自体、行く気あるんでしょう・・・みたいな(笑)。
要するにいつもの葛藤ですよね~^^
で、決断して手配したものの・・・・、
まさかこのときに、自分がこんなことになっているとは知る由もなく(当然だが。)。(これを書いている現在、それは未だ完治していない状態)


※こんな状態、、、、、ケガのため、左足は靴が履けなくなってたのです。(現在はもちろん大丈夫!)

不安がひとつもないと言ったら嘘になりますが、前週も無事に仙台行きを果たしてきたので、幾ばくかはこなせる気がしていたので、出かけました。
唯一心配だったのはお天気。本格的に雨が降る中、外をあまり歩いていなかったから。それは何とかなりそうで安堵しました。

とにかく、、少し歩いたら休もう!をモットーに動き、、早々にホテルへ篭城することにしました。

お店で買ったチケットではないから、入場順は全く期待していなかったのですが、それでも、少し早く着いていた方が、、
どんどん前倒しで入れていただける可能性があるとのこと。それを聞いて、えっちらおっちらと出陣。

着いてみたら、、どうやらリハの音が漏れ聴こえる。
どうやらゲストの方とのものらしく。

・・・・あ、やっぱりいらさるんだな^^

予感的中で結構喜んでいた・・・のは私くらいですか^^;;;

入場してみたら、わりと全体を見渡せるいい場所がテーブル確保できたので安堵でした。
向ってやや右寄り、、、

神戸といえば、チキンジョージ(只今大改装中らしい。)に何度か足を運びましたが、そこよりはこじんまりしています。
ちょっと思い出したのが、去年the bondとやった札幌の会場かな。
何となく雰囲気が似てる・・・気がしました。
ステージはやや高めの位置という感じ、、、かな。

チキンのスタッフの方が関わっていると聞いたので、システムも似てるかも。
ドリンク+スナック、、、って毎度このパターンでしたもんね。
テーブルが幾つか並んでいましたが、そちらも満員御礼って感じかな。

=====

さてと。

ステージのセッティングを見ると、向って左が片山さん、奥がカースケさん、右が角田さん、

どうやらそんな感じになるようですね。

三々五々、、、メンバーさんが出ていらして、、誠さんもご登場です^^

・・・少しずつ音出しみたいなものがあって、カースケさんのところからリズムを叩き出す!

「黄色いダイアモンド」!!

誠さんは、やっぱりそうこなくちゃ!
今日は赤いシンラインですよ。

長袖のTシャツに描いてあったそれは、いったいなんだろうかあ。鷲、鷹??、、、なんだろう^^;;;;
にジーンズ、ネイビーブルーのニット帽!ってとこです。

この始まり方は、いつだってワクワクする。
何度もライブを見てきてるっていうのにね、、

終わり方も、、、!ピックくわえて、ギターをががががーっとかき鳴らすところ。大好き^^

それから、バンド編成で「DOWN DOWN DOWN」なんて、結構お久しぶりに聴いたかな。
というか、バンドで聴くこと自体が少しお久しぶりですけどね^^;;

最初のMCでは、ピックがおニューになったことを知らされる^^
ブルーなマコトマンだそうでーす♪この先、ライブ会場で拾えることもあるか(笑)。

現在、全員が某大きなツアーに参加中。その合間を縫って、その流れでもって来ているというわけでして。
ここ数日間の緊張を解き放って、、「野放し」な本日になる予告があり、、
これまたワクワクなのであります^^おっしゃあ、望むとこだい♪

ここでいきなり、ギターはガットに。(ガットだったんじゃないかな、、いきなり不安^^;)
に持ち替え、、、誠さんがNYから戻ってきた後に作られたアルバム。「Change it」。誠さん曰く、内向的とのことです。
そもそもジャケットの自分からして「悩んでいる」からねって^^;;。

その中でも、ファンキーで気に入ってらっしゃるナンバー。
NYに暮らしたときに知り合った、、ひたすら曲を書いているオヂさんのことを唄った唄。

(・・・ああなっちゃいけない、って思った。というMCも、かつてなかったかしらん)

「He is a demo tape song writer」

誠さんがギターのボディを叩くのと、カースケさんのベードラが見事にユニゾンになるとこがあるのですが、、、
わかるでしょうか? 
♪ドンドンドン!って^^
聴いていて、いつも何だか少しばかり愉快な気持ちになってしまうのだな。

今回、ものすごく印象的でひきつけられたアレンジのひとつがこれ、、、かな。

「SMILE&SLEEP」

アコースティックでも、バンドでも成田さんのパーカッションがかなり印象的なんですよね。
でも、今回は成田さんがいらっしゃらない。その分、リズムの感じが少し変わっていて、とても印象的。
更にキーボードと、ベースのソロまであるではないですか!すごく素敵。

(ちなみにこの日、角田さんはSUGIだったのではないかと思います。確か、桑田さんのライブではジャズベでしたよね。
そして、たぶんいらっしゃれば、ここで230さんがコーラスかなあと思うんですが、、今回は角田さんでした。
でも、「あれ?」と気がつきました・・・ハナ声ではないのかな?)

「Paris Style」のイントロには、いつもドキドキさせられる^^好きなんだよなあ。

今日のアレンジでは、誠さんのスキャットと、各楽器がそれこそ縦横無尽に駆け巡って、、鮮やかな色合いを見せるって感じで。
ほんっとにかっこよかった!!気持ちよいです。

「アメリカよいよい」も、いつもとちょっと違う始まり方をしたような。
それでもって、角田さんのコーラスに加えて、後ろからも唄う声が。。。
カースケさん、叩きながら唄ってます^^

それに気がついて、誠さん嬉しそうに振り返られてたなあ。
それに気がついてワタシも嬉しかったり^^

「Waltz In Blue」では、ちょっと珍しいことも。
いつも、バンドのときはピアノからすぐに入っていたような。
それが、、、片山さんに「カウントもらおうか?」って聞く誠さん。「カウントちょうだい!」で、カースケさんのカウントでスタートしたのですよ。

ほえええーーとか思って^^

MCでいよいよ、カウントダウンの始まっている(さあ、なんのでしょうか?)ことを改めて告白する誠さん^^

まさか、こんなことを言うまで音楽を続けているとは。

実はもっと「破滅型」のアーティストを目指していたらしい(笑)。ステージで倒れちゃったりとか、、、色々おっさっているのですが、、、
そのそばで「・・・もうそのへんにしとけ!」というような、メンバーさんたちの無言のプレッシャーが
ひしひしと押し寄せているのが目に見えて分かる、おかしすぎでした(笑)。

久しぶりに聴いたのかなあ、バンドでの「Dirty Thirty Man」。
いつも思うことだけど、誠さんの弾き語り、小編成、フル、、
いずれで聴いても、なんて曲そのものが骨太なんだろうって思う。
そのタイトル通りに、30になった歳に書かれたと聞いていますが、30、40、50・・・あ、そろそろ60もアリですね^^
その唄に脈々と流れるものは、ある一定の年輪を重ねてきた方々には、、共通してあるもの・・・かもしれません。つい噛み締めて聴いてしまいます。

そして、ギタリストとしての誠さんがバンドで躍動する感じが見られるのがとっても嬉しいです。
あ、ここからはまたシンラインだったと思います。

「Be My Be My Be My」は、最近ほんとによくライブでやってらっしゃいませんか?なんかそんな気がするけれど、全くなんなんでしょう。
どんな編成の、どんなアレンジで聴いてもかっこいい。ちきしょーーってくらいに(笑)。

今回は、イントロのところのひっかくようなギターの音色、、、いやあシビれました。ねえ、いいなあ。

こないだの静岡では、アコースティックでしたが、ベースソロもたまりません(ああヨダレが。・・・←ばっちいぞ^^;;)

そして、今回新しいアルバムに入る(と、思われる。否、入る!)唯一の新曲です。

最初、4人でできるかなあ、、とかブツブツ^^始まる誠さん(笑)。

いや、できると^^

何度となくお話を聞いたことがあるのですが、たとえばお正月などに親戚のおうちにいって、、

「新しく出す曲、やってみろ!」

と、言われてギター1本で出来ない曲はだめなのだ、、、という話が始まり、、、、
不安なのは、ご自身のギターだったようで、、、公開練習^^;;;
(笑・なんか他のライブでどなたかもそんなのやってましたよね^^;;)

まずは、イントロ確認、、、、それから間奏確認、、、^^;;

「あああ、柳沢呼んでくればよかったなあ」、、

しきりに後悔する誠さん^^;片山さんも何気にピアノでついてってるのが笑いましたが^^;

・・・誠さん、がんばれーー^^

必死であれこれコード、フレーズ確認している横で・・・・

「おいおい、もうそろそろやろうよ、、いいじゃん、、」

な半分呆れた様子で誠さんを見ているメンバーさんたち。もうもう・・・面白すぎますってば^^;;

「アーユーレディ!」

えっと・・・そんな曲じゃないんではないかと思われますが^^;

しかし、そこまで練習したにもかかわらずっ。イントロで、いきなりやらかしてしまわれたらしく、、、残念っ!
いきなり強制終了・・・、、流すにしのびなかったのでしょう^^;
手を挙げて演奏にストップをかけられ、、、

そして・・・お約束の「Stairway to heaven」・・・・、、久しぶりだわ、この流れ^^;;

誠さんなりの、嘆き悲しみの表現ですね(そうなのかよ。)。

もといっ、、てMCから遡る、、、

「て、おいっ、そこからかいっ!」(笑)

思ったのは私だけではないと思うんですが^^;;客席で一緒に見ていたお友達とツッコむ^^

とはいえ「天気雨」、とってもキュートです^^

「あああ、柳沢呼んでくればよかったなあ」、、

(汗)。

そして、これ何年ぶりだろう。2005年にはやったんだっけ、ジロキチで奇跡のフルメンライブ!があったけ。

「クリスマスの恋人達」

しまった!!・・・鈴が、、、、うちにあったのに^^;
誠さん、いちお今回もハンズ(わはは、場所わかりますー)にて、鈴1つ購入。
以前は何個か客席に撒いたけど、、今回は予算の関係でそれは叶わず^^;;

ひとつだけー^^

それを振りながらお話されてたんだけど、だんだんその振ってるリズムにシンクロしていってしまい^^;やりにくくなったようで。
最前にいたお客様に渡して、振ってもらうことに^^いやあ、とってもラッキーなお客様ですねー^^

(演奏中に、そのお客さんの様子も確認してみたりして、「うん、いい感じ!」とOKサイン出してみたり、、全く何てキュートなんだー^^!!)

この曲では、毎度みんなが唄に参加するところがあります。(おわかりですよね?)

♪恋をするなら、クリスマスターイム♪

って^^

そうするとね、サンタさんがちゃんと合いの手を入れてくれるんです(ほんとかい。)。

メリー、クリスマース!!

ってね^^

何年か前、ここを角田さんが任されてたらしく。
でも、そのたんびにタイミングがびみょーーにズレたりなんぞもして、、
誠さんに何度もダメ出しというか、やり直しされてたり(笑)。
そんなことも、つい思い出してしまうのですが、、、というか、そんなこともあったなあ、、とか神戸に行く前に
ふと、思い出してたんですが(なのに、なぜ「鈴」持っていかんのだ^^;)

今年もお願いすることに^^・・・というか、振られるのを予期してか既に「うん、いいよいいよ」、なぜかやる気まんまんでいらっしゃるんですが^^

メリー、クリスマス!!

あ、大丈夫だった^^

もう1回そこを唄ってみたら、今度は後ろの方から声がするぞ(笑)。

あ、カースケ・サンタさんでした^^びっくらだったけど、楽しい♪
角田さん、カースケさん、、ときたら・・・。
おわかりですね、この展開^^

実に実に張り切って「メリー・クリスマース♪」

とやって下さったのですが、、、客席、、少し微妙な笑いだったかも。誠さんにばっさり「あんましウケてないじゃない、昨日と同じで」。

・・・あ、そうでしたか、、(ノーコメントでお願いします^^;)。
でも、3人のサンタさん^^と誠さんにとてもハッピーな気分にしていただいちゃいましたよ。

曲も曲ですから、そらあウキウキしてくるんですが、、誠さんも何だかスイッチ入っちゃったみたいで^^;

ギター弾きながら・・・スキップというか、軽くステップ踏むというか、、、^^・・・どうしたら、よかでしょうか^^;

で、ちょっと油断していたのですが、畳み掛けられました。
「オレはディレクター」
いやあ、いつ聴いてもスリリングでかっこいい。TOP・・・リスペクトですよね。最も、管はいないけど。

角田さんの刻む細かいベースがほんっとにかっこよくて、バンドをぐいぐい牽引していく感じが、何度聴いてもしびれる。

1回ブレイクして、、、のところは特に何度聴いても「ひゃーー」と言わずにおられようか。

いつぞや、ドラムマガジンでのカースケさんとの対談の中で、カースケさん自身も話していらしたのですが、
ボーカリストと、そのバンド、、という関係でなく、ボーカリスト、ギタリスト、、だけどバンドの一員。
決して別ではないんですね、誠さんの場合は特に。そのスイッチングみたいなのが、実に実に自然で「境目がない」。

これ、また封印されちゃうのだろうか。だったら寂しいなあ、、のあの曲って気になってました。
現に、2002年時点ではそうで、2003-2004年の年越しでそれが解除されたんですもん。
ああ、封印しないで下さいました。

まあでも確かに、聴けば聴くほど、、、(笑)。
前日、前々日・・・と聴いてらした方にとってはねえ^^;
以前もおっしゃってたけど、アレンジに関わった人間も同じですし、コード進行もねえ^^;

あくまでも

「僕のが先です。信じて下さいっ!! 「Please!」」

って訴えておられました^^;;

いや、私、某コンサートの方で思わず「Please!」ってやりそうになっちゃったよ^^;いや、マジで^^;

たびたび書いてる気がするけど、このずっしりしたロックンロールが大好き。
この方達の演奏だからかもしれないけど、本当にかっこいい。そして、またソロ回しがめちゃくちゃカッコよくて。

ひとり、一度ずつでなく、二度、三度ってくらいに回ります。
片山さん、角田さん、最後にカースケさんという順番で、、

お客さんもさることながら、誠さんがほんっとに嬉しそうなんだなあ。
それぞれ、メンバーさんのファインプレイには特にそのガッツポーズが出んばかりの笑顔でね。見てて嬉しくなっちゃう。

この日のライブの誠さん、本当に楽しそうで。
ほっぺたもぺかぺかするくらいニコニコされてました。
気心の知れた、心強いメンバーさんたちと一緒にやれることが本当に嬉しかったのではないかな。
全身からそんなオーラが出ていました。
音楽が、ライブが本当にお好きなんだなあって、、説明されなくても・・・ものすごくよくわかる^^

時に、その楽器のところにつかつかって寄っていっては、みんなのファインプレイに悶えておられました^^

面白かったのは、ちょっと斜めに構えてプレイしてした、、

・・・あ、時に全くカースケさんの方に向き直ってしまうこともしばしば。そんな結束固い、最強のリズム隊^^

の角田さんにつかつかっと歩み寄り、、

「ハイ、正面を向いて下さいなっ」

とばかりに、肩に手をおいて向き直らせていらしたのです、、
あんなの初めて見た~^^やだー、すごいキュート、ずるーい(笑)。

もう、この曲の途中で座ってることに我慢ならなくなり、、後ろとか、周りを見たらチラホラだけど、立ち上がっていらっしゃる方がいるのと、
ちょうどいいスペースがあるのに勇気を得て^^こんな情けない足でも、立ち上がっちゃいました。
んでもって、嬉しくなっちゃって飛び跳ねてました(爆・あ、もちろん大丈夫な足でですよ、我ながらバカだと思ったけど。)

本編の最後は、誠さん曰く「始まりのうた」。
来年からは、また新しいことがどんどんと始まるのだけれどもね。

ガットギターに持ち替えて、チューニングを直す時間しばし、、と、思いきや、、、客席から、、、

「カースケちゃんつないで!」

・・・・誰や、アンタ(笑)。

すかさず、「カースケに「ちゃん」は似合いません」

だとか、「カースケに喋らせると後悔しますよ?」

とか、誠さんも応戦し負けません(笑)。

(この後も、逐一拾いまくって応戦されていたようですが、、、(^_^;)途中できりがなくてやめたみたいです。)

でも、一応・・・マイクを渡してみたらしい(笑)。

そしたら

「次は、斎藤くんのデビューシングルです・・・張り切ってどーぞー」的なMCをやられてしまい(笑)。もう、大爆笑ですよ。

誠さんもノっかっちゃって、、

「14番、斎藤誠っ!!・・・」

おかしすぎです、この方たち。

もちろん「ララル」なのです。どんなにロックな曲の後でも、フィットするんです。
大好きな曲です。きちんと、ライブが締まるんです。

====

その2へ続く。

Acoustic Live One Night Stand in YOKOHAMA

2007年11月03日 | 2007年ライブ・イベント
MARTIN CLUB JAPAN Presents
斎藤誠Acoustic Live One Night Stand in YOKOHAMA

2007年11月3日(土) 横浜赤レンガ倉庫第一号館ホール

~出演~
斎藤誠(Vo,G)
成田昭彦(Prc)
片山敦夫(K)
角田俊介(B)

Special Guest
ロジャー・マッギン(元バーズ)  



入口看板。7弦です、ピンボケにもほどがアルけど。コワい階段^^;
===

=おことわり=
記憶違い、勘違いも多々あると思いますが、基本的に、私の覚書きもどきということでよろしくお願いします。書ききれた・・・というのには、程遠くてすみません、、

ここで誠さんのライブが行われるのは実に3回め。
最初が2004年の夏、、小編成のバンドでしたね。あ、結局、最終的にはthe bondの編成になったのかな?2回目は、2005年のちょうどこの日。誠さんの初・写真集発売!なんて嬉しいお知らせも重なったのでした。
あれからまた2年。誠さんのライブがみたびここで^^

ごくごく個人的なんですけれども、誕生日直後ということもあって、
ひっそり、「プレゼント」なんて思いながら見に行くのも実は結構楽しかったりする^^

ライブが発表になる直前から誠さんは、本当にこの人がくるの?この人に会えるの?
半信半疑の様子でいらしたようですが、、それでも、日に日にそのテンションが上がってってるのが分かる感じで。この前の静岡のときも、実に盛り上がってらっしゃいましたっけ^^

さて当日。
所用を勝手に作っちゃったもんだから、うわー開場に間に合わないー!!みたいな事態になりまして、で、慌てて赤レンガ倉庫に駆けつけてみたら、なにやらテント村が出現に(笑)。

お友達にも「関所に気をつけて!」と、言われたのはこのことだったらしいです(笑)。

何でも、各地のうまいもんてんこもりのテント村だったらしいのですよ。ははあ。

遅刻したおかげで、そこにはまらずに済み(笑)。

建物の前にいたお友達何人かにも無事に会え!!いやー、いいねー^^
今日は、全席指定なのでみんなそれぞれの場所で見ることになるわけですが、でも、なんだかいいよね、、始まる前のこの感じ。

赤レンガのホールへ上がる階段は、未だにコワい(笑)。
実際に行かれたことのある方にはよっくわかってもらえると思う、、ひたすらコワい(笑)、それしか言えない。階段を上がり、長い廊下みたいなところを抜ける。
途中、楽屋入口みたいなとこもあって、それを抜けるとホールのロビーに、バーカウンタがあるのはもうお馴染み。

雰囲気が、赤レンガ・・文字通りそのレンガと、木に囲まれた建物。確かにアコースティック中心の音色にはぴったりなのかも。

途中、、その楽屋口みたいなところを通りかかったら、、、
いつものように(笑)様子を伺うヒトがいらっさいました・・案外目立ってますよ^^;いいんですか?とはいえ、ご本人はいつもとあまり変わらないような感じ・・なので、手を振ってご挨拶^^

ロビーへ到着すると黒澤楽器のスタッフの方がいらしたりして。
すっかりマーティンギターのコンサートではおなじみになった福岡さんもいらしたのだけど、いつもといでたちがちがーうー!!
完璧な、、、ではないにしても、フォーマルな雰囲気を醸し出したスーツ姿でいらしたのでありました。

他のお友達に会ったり、、ご挨拶したかった方にもご挨拶出来たりして。
ライブ前でありながら、わりかしリラックスした感じでもありましたね。うんうん、いい感じ。

時間ギリギリになって、ホールへ。

少し左寄りで、そんなにかぶりつきでもない・・そんな角度でしょうかね。
もう少し遠いかと思ったけれど・・・始まってみたら、案外いろいろなものがちゃんと見える感じだったのでよかったかも^^

===
久しぶりの会場ですが、いつもその壁一面のレンガには新鮮な気持ちになります。
ぼちぼち・・・開演かな、と思った頃に福岡さんのご挨拶から始まりました。

マーティンのほかの地方ツアーでもこれは恒例です。やや・・緊張気味でいらっしゃるのかなあ、、と言う感じでした。
まずは、CFマーティン社のクリス・マーティン氏のご挨拶から始まりました。
・・・カジュアルでいらっしゃいましたねえ^^;あらら。

そのあとで、誠さん始めメンバーの皆様が登場です^^
いちお、外タレを意識されたのか、、、少し渋めに

「Good Evening!」^^

と、挨拶してみる誠さん。

福岡さんの様子を見て「黒澤の代表は、かたくなってないかあ?」
とにかく、楽屋にも「ロックレジェンド」がいらっしゃるということで・・普段あまりない雰囲気だそうで^^;

1曲目は、誠さんの弾き語りで「恋歌倉庫(仮)」(れんがそうこ、と読みます)。
もはや、この会場でやるときのテーマ曲になりつつありますね。
短い短い唄なのですが、心に「小さな灯りをともす」そんなあったかい唄なのです。

「ララル」で、全員の音が聴けることに^^
向かって左には、キーボードの片山さん。なんと、本日がメガネかけての「ライブでびう」なんだそうです。

私がいたところでは、ちょうど誠さんと重なってしまうこともありましたが、、、
(途中、楽器の関係で立ち位置を変えられたときは、ばっちりでした^^)
でも、その音は何よりも雄弁であった成田さんのパーカッション^^
誠さんとのコンビのときは、ステージ左側に座っていらっしゃることが多いかなあと思う角田さんですが、本日は右側。

高めのスツールに腰掛けていらしたようなので、距離感は若干あったけれど、、そんなに遠くは感じなかったですね。

フロントマン^^の誠さんは、最近はあまりなかったかな、、というか、ぼちぼちそんな季節ですかね・・・というべき(笑)?
ちょっとふんわりとした感じの、オフホワイトな感じのニット帽。

「Be My Be My Be My」へのつなぎはめちゃくちゃかっこよかったなあ。

こういうの、大好きなんですよねー、私は♪もう、なあんだこれっていうくらいに^^
特にベースのぐいぐいっと牽引していく感じがたまんなかったですねえ(涎・・・(笑))。

もとより、この曲のアルバムバージョンもかっこいいですけど、
ライブにおける、バンドの編成が少しずつ変わるたびに、アレンジも、雰囲気も少しずつ変わる、、それでも曲の「軸」は全く変わらない、ぶれないんだよねえ、、全く。

それもすごいことだなあといつも思う。ハマるんだなあ、さすがだなあ、、
途中のそれぞれのメンバー紹介をかねての、ソロもありつつ^^

改めてその後のMCでメンバー紹介なんぞも。

マーチンベース!!・・それは正しい!

マーチンパーカッション!・・・・少し微妙^^;

マーチンキーボード!・・いや、それは絶対ありえません(笑)。

けど、前面にマーチンのステッカーをぺったりと、私も気になってたんだけど、
誠さんもズバリそれを指摘してらっさったなあ(笑)。
お茶目さんですね^^

本日は、「ご自分のライブ」でありながら「ロックレジェンドをお迎えする」モードになっているという誠さんです。

他にも、制作中のアルバムからのナンバーも聴けるとのこと^^

誠さんには(いや、私たちにとってもだけど)、思いがけずアルバムタイトルの発表があり、、(フライヤーで配布でした)
何より誠さんご本人がめちゃくちゃ驚いてらっしゃいましたね^^;

今日は、ピアノの片山さんがいらっしゃるので、「正調」の「Waltz In Blue」です。
弦ではない楽器が更に一枚加わると、その広がりたるや無限大であることも改めて痛感しました。
もう、それだけで完全なるバンドっていう感じかな。

お久しぶりのバンドでの「RAIN」も嬉しかったです。これ聴くと、最初に見たフルメンツアーをつい思い出してしまいます。

と・・・なにやら始まりましたよ(笑)。
いろんな曲をブツブツと考えては、ギターを手に紡ぎだしてみせる誠さん、、
いちいちメンバーさんに、「知ってるか?」「知ってます?」て。楽しそうなんだよなあ♪
わかっていても・・「合わせて」いるところがまたなんとも^^;
角田さんに至っては、オンマイクですよ。これは静岡での教訓が生かされているのでしょうか^^知ってても「知らない」って(笑)。

でも、知らないわけがない、だって静岡でも同じ曲やってたもん(爆)。

でまた嬉しそうに「これ、オレ知ってんだー」って、「Layla」なんかやってみせてくださる。
一応、バーズのナンバーは敢えて外しながら、、というテーマがあったみたいですけども。

細かい心使いですね、相変わらず、、
でね、おもむろに「サビの8小節目の・・」(爆)。
・・ほら、やっぱり(笑)。
「初恋天国」ですよね^^そうきたら!

・・でもね、あれだけ「歌唱指導」したのに・。ご自分のギターが、、^^;;;

この曲は、マイクで音を拾っていた様子。
(どの曲か完全に把握は出来ていませんが、、マイクと、ラインと両方を使っていらしたようです。
すぐにそれとはわからないくらいスムーズに切り替えていた印象。ローディの方のギターの交換などなどでわかったくらいだから)

なので、せっかく最後キメるところ。マイクから離れて立ち上がっちゃって、

「ざんっ!!」

って「聴こえてないよね」^^;;;

あ、大丈夫です。お客さん、たぶん気にしてないと思いますので(笑)。

さてっと。
昔、誠さんが取っていた「ミュージックライフ」で見ていた方がいよいよ登場。
お話しながら、ついついコーフンしてギターを叩いちゃう誠さん^^
早速、ロジャー・マッギン氏が登場。(正確には「マッグィン」て感じでしょうか。)
全員で「Turn!Turn!Turn!」をセッションですよ、ほんものですよ、、ホンモノと一緒に唄っちゃいましたですよ!

おそらくは、かなり緊張していらした筈の誠さん。
誠さんを気遣うようにして、時々ロジャーさんが演奏&唄いながら誠さんの方をご覧になっていたのが印象的でした。
それに誠さんも応えて^^てなシーンも。そして、またそのお2人に促されて唄うお客さんたち^^

この後は、2年前にも通訳のお手伝いをして下さった、吉田玲雄さんにも登場いただいてロジャーさんコーナーです。

メンバーさんは退場・・・の筈なんだけど、、、でも、ステージの端っこに体育座り^^して聴こうとしてらしたー^^!!

ロジャーさんが少しずつお話になり、それを少しずつ玲雄さんが訳し、そんなリズムです。

数曲ほど演奏になりましたが、、お話含め、すごくすごく面白かったです。(いやあ、余計な知識を入れていかなくて正解かも)

ディランの「My Back Pages」よかったなあ。

「Ballad of Easy Rider」のディランとの共作、ピーター・フォンダのモノマネまで飛び出し!でも、お話そのものもとても面白かった。

映画のエンディングに流れるナンバーなのだそうですね。
直前にthe bondのブログの角田さんの記事を見ていたので、そのことを思い出し。あわせて、興味深く唄も聴きました。

このときだけでなく、メンバーさんはステージの袖にいらっしゃるのが見え。
それぞれ、どんな思いでロジャーさんの唄やお話を聴いていたのだろうか、、そんなこともふとアタマをかすめました。

お使いになっていた、7弦のギター。
誠さんが最初にマーティン本社へ行かれたときに、手にされている写真があったのですごくよく覚えていたのですが。
(あとで、そのことに触れられ・・このギターに触れた「最初の日本人かも」という自負があるのだそうです^^)
1本多く弦が張ってあるものですが、1本で多目的な役割を果たす「スイスのアーミーナイフのようなギターです」と説明されたのには、、
モノすごくうけてしまいました。

・・素晴らしい、ものすごくわかりやすかったし、例えも愉快でした^^
そうです、使い方によって普通の6弦の音色もするし、12弦のような音色もする。

なんとも、ギター弾きではない私には不思議に思えました。

そうそう、アコースティックギター1本での「Eight Miles High」・圧巻でした。

そして、誠さんたちが再びステージに戻ってきました。
しかも、アナログ盤のレコードに、マジック^^サインしてもらってらさるし。サングラスまでまねっこしていらっさる^^
(昔、小さな四角いサングラスがロジャーさんのトレードマークだったので、それを意識したらしいです)

ここで、誠さんからもう少しロジャーさんにお話を伺うコーナーに。

時折、玲雄さんと誠さんとの攻防も愉快だったりして。「訳さなくてもいいよ」と、いうところを確信犯的に訳しちゃったり。
「僕はこう思うんですけど・・・」という前置きがあっての質問には、、、
「最初から訳しますか?」みたいな(笑)。
で、、思いっきり端折って「It's a long story・・」って(笑)。

60年代のカリフォルニアの様子や、
成田さんの奥さまが、高校生のころ、ロジャーさんの大ファンでらしたことや、
ロジャーさんご自身のアイドルについてもお尋ねしたり。
ちなみに、プレスリー、カール・パーキンス、ジョニー・キャッシュ、エヴァリーブラザース、、だったかな。
あ、もちろんジョージ・ハリソンも。

更に面白かったのは「Mr.Tambourine Man」のアレンジについてのお話。
ディランのアレンジとだいぶ違いますね?というところから始まり。
実は、ラジオでなかなか流れなかったから、アレンジを変えた(でいいんですよね?)というエピソードが。
しかも、そのアレンジのヒントになったのがバッハ(クラシック)なのだそうです。
実際に、少しずつ変奏してくださったのですが、、うわああああ、目からウロコって感じでした。
すごい面白い!!感激でした。この曲を聴くとき、少し違って聴けるかも。

で、このときにかの有名なイントロのところで、、
ほんっとに、、「そこでだっ」なタイミングでベースが入り。私もびっくり(笑)。

誠さんもびっくりされたみたいで「おまえーっ!」そのイキオイのすごかったこと、早かったこと、これにも驚きました(笑)。
(いや、わかるんです。お二方ともの言わんとすること。でも、あまりのはまりようにワタクシ、口あんぐりでした。)

このお話の間、周りで聴いてらっしゃるメンバーさんも興味津々という感じで。
楽しそうに身を乗り出して聞いてらっしゃいました。で、それを見て私も喜ぶという(笑)。
そして、最後にロジャーさんも含めてその「Mr.Tambourine Man」をセッションです。

とにかく、まずThe Byrdsっていったら、これを挙げる方が多いんじゃないかな。

ロジャーさんが下がられたところで。
「To Makoto・・・って、入れてもらうの忘れた、、」
しきりに気になっていたようです(笑・後で楽屋でいただけたのでしょうか。少し気になるところです。)

まさしく「クール・ダウン」にふさわしく。ライブで聴くことは、私には珍しい。たぶん2回目くらいではなかろうか。「笑顔に御注意。」そう、インストです。

記憶に間違いなければ・・ですが、2004年に原宿のアストロで片山さんと「二人会」^^をやって以来ではないかな、、、あれも愉快なライブでしたなあ。アルバム収録のものよりは、ずいぶん長めになっています。

で、ここからはお待ちかねの「新曲コーナー」です。いっぺんに雰囲気が温かく、柔らかくなりました。

「天気雨」

誠さんご自身の懇切丁寧な^^サインCD即売会のご案内の後、
「別に奇跡なんかじゃないから」関東では、本邦初披露になるそうです。
聴くごとに・・・詞が切ない。切ないんだけど、、それでは終わらなくて。
何か時に、ふと身に覚えがあるようなフレーズが、、ちくっと刺さることもあり。完成形はどんなふうになるんでしょうね。

「Don't give it up」
誠さん曰く、「元気だせ!」という曲。完全にロックです。
先ほどの「Eight Miles High」は大いに誠さん触発されたという。

幸運にもこの曲に関してはバンドスタイル(電気モノあり^^)、ギター&ベース、アコースティックバンド、、いろんなスタイルで聴けた私です。

いずれも、完成形の見え方がさまざまだったり、編成も違うから、、それがめちゃくちゃ楽しい。

最後の方は、確かアルバムではカースケさんのドラムソロになるそうで。
それが、このライブでは成田さんのパーカッションなのだ。
これがまたかっこいいんだよなあ、、ああ、早くフルメンで聴いてみたいなあ!

誠さん、いよいよ大台に向かってカウントダウンがスタートしているんだそうで。

「あいつは40代・・ていうけど大丈夫か?」
という40代に突入するときの気持ちで、そうありたかったのだそうです。
で、どうやら「そんなふうに過ごせたので・・」(て、笑っていいものか、微妙な気もしますが、、)

で、今回それを、

「・・あと10年延長!」

いぇいっ!!

The Byrdsに出会った頃の誠さんは、兵庫県の宝塚にお住まいだったそうです。ちょうど小学校の中学年くらいのこと。いつぞや、HPのトップを飾ったことがありましたね。
その頃のことを唄った曲・・ということで「To My Old Friends2」を。

実にコードの押さえ方が、、^^;指がつりそうになりつつ、その態勢のままにMCをされたり、、、^^;見ているこちらが指、つりそうでしたけど^^;

そうか・・・・その唄を聴くときに見える風景は、その頃のものだったんですね。
誠さんの心の原風景・・・だったんですね。ひとつ、わかりました。どうもありがとう、誠さん^^

=

アンコール!!

アンコールの拍手に応えて、まずはお1人で登場。「夢のリスト」を弾き語り。

そのあと、メンバーさんを呼び込み。そして、ゲストのロジャーさんも再びご登場です。

全員で「So You Want Be a Rock'n Roll Star」をセッション!
で、本来はここで終わるところを、、ロジャーさんが誠さんの曲にもご参加。

一緒に「あなたに逢いたい」を^^
もちろん、お客さんも一緒です。一緒に♪LaLaLaLa~を唄っちゃいますよ・・・しかも増量してね^^
マーティンのスタッフの皆様、黒澤楽器のスタッフの皆様、
ライブのスタッフの皆様、、このライブに関わった方々が福岡さんを先頭にステージに登場^^盛り上げてくださいます。
2年前にもこんなシーンを見たけれど、感慨深い絵だなあ、、、と思っちゃいますね。

演奏後は、マーティンのライブではもうおなじみ。
会場、ステージが一体になって記念撮影をしちゃうのです。
誠さんの「起立!」の号令のもと、お客さんは立ち上がってましたね。無事・・・六本木さんの手で一枚の写真に収められたはずです。
どんな感じになったのかなあ、、、出来上がりが楽しみだな^^

そして、ダブルアンコール。
今度は、「ちゃくせーーき!!」の号令がかかりました、誠さんから^^
でも、まだ「To MAKOTO」の件がひっかかっていたようでして(笑)。

「今日は、斎藤誠がはしゃいでいるのを目撃する会になっちゃいましたね」

と、少し苦笑い。いやいや、いいんですってば。それを見ているのが楽しいのですから、ほんとに。誠さん、この日は最初っから本当に嬉しそうに気持ちが盛り上がっているのが見ていても、、ひしひしと伝わってきましたし、、本当に目がキラキラしてました。
「ロック少年」「ギター少年」の誠さんがそこにいらっしゃいましたよ。それが、すごく印象的だったのです。

新しいアルバムについてのお話をされたのですが、なんとも久しぶりに「アクティブ」^^な感じになったそうです。

それって、85年の「Paradise A Go!Go!」以来と自嘲的におっしゃいますが、
あくまでもイメージですけど、、あ、なるほどなあって。

本当は、もっとアルバムに関してもう少し丁寧に話をしなくちゃいけないのに、
今日の今日で、、コーフンしてしまってちゃんと話せないなあって^^;

「ウチに来てくれたら、ちゃんと話しますけど・・・」

って・・をいをい^^;

とりあえず「グッバイ40's さらば、静かなる日々」だそうでして。
誠さん、とにかく燃えてます。大いに期待しちゃいますよ!

最後は「ここの唄」に。「横浜」です。誠さん、以前「横浜」でなくても、自分にとっての大事な場所でいいとおっしゃいました。
が、今日ばかりは横浜がいいですよね、久しぶりにじっくり聴かせていただきました。じんわりと、染み込んでくる音と唄声、、、なんとも幸せな気持ちでした。

ライブの終了にあたっては、これもマーティンでは恒例ですが、福岡さんがご挨拶をして、アンケートの記入というのがあるのですよ。
サウンドコースターと、、今回はスポンサーさんとマーティンのコラボによる、、誠さんがギターを弾いたCDも一緒にいただけることに。俄然張り切って書いてみたりなんかして。

(聴いてみました・・・誠さんファンには少し馴染みのある音が聴けたりすると思いますよ^^)

ああ、もしかしたらまた2年後にこんなセッションが実現するかも。ということなので。是非、黒澤のスタッフの皆様には頑張っていただきたく^^。

余談ですが、誠さんとゆかりのあるミュージシャンの方々をロビーでもお見かけしたりしました。

本当に今回は、ライブ後のじんわりとした余韻がとってもとっても幸せなものでした。すぐに壊してしまうのが惜しいくらい、少しそっととっておきたい愛おしい時間と想いでした。音楽っていいな、音楽を長く愛していると・・・きっといいことがあるんだろうな、、まさしく、そんなお手本みたいなものを見せていただいた気もします。
何度も言いますが、誠さんをはじめとして、メンバーの皆さんの表情にそれが如実に表れていました。
(メンバーさんたちのブログを拝見して、またとても嬉しくなりました。)
じっくりと、これからも素敵な音楽を聴いていかなくてはね^^
誠さん、バンドの皆様、、、大いに頼りにしています^^

Rebirth Tour 2007 きらめきの街へ(静岡)その2

2007年10月06日 | 2007年ライブ・イベント
その1から続く。

このあたりの一連のナンバーは96年のアルバム「Dinner」からですね。

「今僕を泣かせて」もそうだ。

どのアルバムも、そのときどきの思いとかがたくさん込められているのだろうとは思うけれど、
やはり、誠さんの中では「特別な位置」を占めるアルバムなんだろうな、、と思ったりもしました。

「音楽友達」
の前に、少し「つなぎ」を頼まれたようなのですが、、、雲行きが怪しいと悟られたのか、さっさと引き取ってしまう誠さん、早っ(爆)。

本日は、当然のことながらベースばかりでなく、コーラスでも活躍の角田さん。
そうですね、今日は何としてもやるしかないってことで^^
バンドでやるときは、片山さんがキーマンなのかもしれないけれど、ギターとベースのコンビネーションも最高だよ、しびれるよ、ほんと。

ええと、ここで少し長めのMC。

この会場は、お食事もいただけるということで、ちよっとした、そのオーダータイムだったりする^^非常にナイスな配慮ですね。

その場を借りて、誠さんの静岡に寄せる思いなどなどを少し語られたり。本日使用している楽器について、少し説明をしていただいたり。
というか、誠さんのカスタムギター自慢(笑)。
今まで聴いた中で、仕様についてあそこまで細かく、、嬉しそう~♪にお話されたのを聞いたのははじめてかもね。

まあ、そのときの細々とした説明は元より(たぶん、興味がなかったり、普段弾かないひとには分からない筈)、
あれはもうギター少年のときから変わんないんでしょうね、というか更にその度合いが増してる?
いや、でもその嬉しそうな様子といったらありません^^こっちもハッピーになりますよ。

ほんとーに、楽器がお好きですよね、ギターがお好きですね。てか、それで満足して「帰っちゃおかな」って^^;
それから、オープニングでも使った「Hippie」のギター。
その他にも、2、3本について語られていた気がする。すみません、曖昧だ^^;;

その例の「Hippie Guitar」の紹介で、、、、ラブ&ピースな、60年代へのオマージュみたいな^^
で、、、で、、こんな曲の頃、、、と、ポロポロと弾いて下さったイントロが、、、
間違いない、、「California Dreamin'」!
と、思ったら・・・さくっと出だしを唄っちゃう方が!(笑)
「なんでオマエが唄うんだよっ!」と言いつつ、楽しげに続きを唄ってらっしゃいましたねー。
とはいえ、誠さんそこは、待ってましたでツッコミたかったのに違いありません(笑)。だって嬉しそうだったもん。

ギターだけでなく、角田さんが使ってる「アコースティックベース」にも話が及び。

よくわかんないよ、とおっしゃりつつも、、型番を読み上げ、、、

「BC-15E・・・のヒトいますか?」

って、なんだろ、それ(笑)。

誠さんがツボに入っちゃったらしく、気に入ってらした模様(笑)。

どのくらい気に入ったかというと、もっかいリピートしたから(笑)。

・・・いますかって・・・いますかって(笑)。

ブログに載せてくださってたそれかなあ。

因みに、材はマホガニー。マホ・・・マホ・・・マホちゃん♪

そんな楽器たちを使って、洋楽コーナー♪
ええ、野放しコーナー?やめろって言われても、やめない、そんな・・・別に止めるつもりはさらさらないっす(笑)。

最初は、先日も来日公演があったばかりの「スティーリー・ダン」。
かねてから、貯金するとか他のライブでもおっしゃってましたけどね、誠さん(笑)。
ラジオなどでもお話されてましたが、よかった!そうです。残念ながら、角田さんはご覧になれなかったようですが、、、
この曲は、ライブではやらなかったそうですが、この時代のものはやったそうです。

ということでまずは「The Boston Rag」。

ギターとベースの、文字通り、ソロの取り合いというのかな、、リズムとソロが、それぞれスイッチするところが好きです。
というか、前から好きでした。たぶん、04年の秋のツアーで聴いて卒倒しそうになった記憶が。

このアレンジは、後でバンドでやったときに(フルメン・・もしくは、それに近い・・ときかな?)、
人数が増えた時にも生かされていた気がして。

最後は、なぜに「Stairway to Heaven」なのだろう^^

間髪を入れずに、、、なんとなんと「Whipping Post」ではないか。
誠さんのギターの最初んとこだけでわかってしまい、、喜んで叫んでいたうちの間違いなく1人は、ワタクシに間違いないです(笑)。
いやーーーん、、これは、すごいよ。かっこいい。
確か、the bondと誠さんでやったことはあったと思うのだけど。
今日は、、お2人だけでですよ?今まででもしや、最小の編成でないかな、、違うかな。
いやあ、、、全く予想してませんでしたし^^;お2人とも、オールマン、すごくお好きだもんなあと思うにつけ、なおのこと嬉しい^^
(「奴隷制度」のことを唄っている、と本で読みました)

3曲めは、イーグルス。
割と最近ご自身の番組、MIDNIGHT SESSION(現在、THE SESSIONになりました。)の生唄で2週続けてやって下さったのではなかったかな、イーグルスは。
「DESPERADO」
唄の内容については、ライブでは触れられなかったけれども、誠さんご自身を投影してみたときに、身につまされる内容なんだとか。

是非、一度歌詞を読んでみて下さい、とおっしゃってました(解釈の仕方はいろいろあるのでしょうが、サイトで見つけて読みました)
昔は、あまり聴いていらっしゃらなかったのだそうですが、、、最近、聴き直していたりするそうです。

聴いて来なかった理由というのが、曰く「too beautiful」だったからなのだそう。

ま、そのあたりについては、うっすら分かるようにラジオでもお話されていましたが、、、
昔から、こういうお話をバンド内で当然のことながらよくされてらっしゃたんでしょうね、、
ずばり、角田さんも指摘されてましたね、、、
やっぱりそうなのかあ、、、、とは思っていたのだけどね。

それでも最近聴くようになって、、、「よかったー」と角田さんに言われてましたね^^

だって、、、

・・・大ヒット曲ですよ?

とまで言われてたもんなあ、誠さん。(ま、このくらいにしときます^^;)
キリがないから、続きは呑み会でって^^

それでもって、ハイ、ここから先が一段と大事になります^^
新曲お披露目コーナーです。

まずは冒頭の方でもおっしゃっていた、新曲「天気雨」。曲を聴いた人に「これ、オマエだろーーっ!」っていわれたんだそうな。

(ああ「RAIN」とかも・・・ですね。

「煮え切らない男」が登場する一連のシリーズを「サイトウマコト」ジャンルと、命名してもいいくらいだと日頃思ってるんですが、、、
かなり失礼なファンでありましょうか^^;)

どうだろ、「晴れるよ」でなく「晴れかも」って、、、つい言っちゃうところかな^^
弾き語りで、聴かせていただいたけれど。何度か。

やっぱり、ベースが一枚加わるだけで、、もうかなり違う。他の曲でも思ったけど、曲の「厚み」とか「深さ」がぐぐっと増すんだね。
このお2人、、、1+1は、2以上なのだね。

とにかく、これからは誠さん「グッバイ 40's」を掲げていくのだそうで。

「さびしーなあ、、」と角田さんに言われちゃってましたが、
いやいや、、と。

これからは暴れるぞと宣言、、そういう心持ちなんだそうです。
「さらば、静かなる日々!」
ってことで。そうか、、カウントダウンに入りましたかね、、ぼちぼち。

それから、この後の2曲に関しては、まだ未完成。レコーディング途上らしいのです。
静岡から東京に戻れば、これからは唄入れの日々が続くのだそうです。
(1月を目指してるそうです。おっし!)

「別に奇跡なんかじゃないから」
まだ、パッと聴きだけだけど、、何だか切ない。メロディすごく耳に残ります。

「Don't give it up」
後者は、GWのフリーライブでもバンドでやってらっしゃいましたが、、、あれとはまた、違う感じになるのでしょうか。

最後のところは、ちなみにカースケさんのドラムソロになるらしく、、、
(ああ、ここでもボイスドラムで再現する方が^^;;)完成版をバンドで聴くのが楽しみだな~。

そして、これも去年あたりからずっと唄い続けていますよね。
「What's Going On」
誠さんと客席とのコール&レスポンス、、に加え、角田さんのベースソロ!!
誠さんが叫んだそれは、かっこよかったよう!!すんごく素敵だ、、、もうなんだろコレは^^!!

今年は、マーティンのツアーのライブの数は少なかったけれど・・・。
でも、最後に来ておっきなのが決まり、、、というのが、赤レンガのそれです。

「どっきりカメラ・・・みたいな?」

という角田さんに、

「「カメラ」はいらないだろう!どっきりでいいだろう」

って。

本当にあのヒト(ロジャー・マッギンさん、元バーズ。バーズといえば、、私にだって知ってる曲がありますよ。それくらいの方ですよ。)
に会えるのかなあ、、、、って。

でも、こうなるともう「ぼくら、個人練習に走るしかありませんっ!」それくらい緊張されてたり^^;

「オレを応援しに来てくれっ!」

とおっさってましたから、、、皆さん、駆けつけましょう!

最後は「Waltz In Blue」。
何度このナンバーをライブで聴いてきたことでしょうか。ラジオの生唄とかでも。
本当に大きな大きな曲になったと思います。
きっと誠さんにとってもそうだろうし、私だけでなく、ファンの皆さんにとってもきっとそうなんじゃないかな・・・と。
何せ、自分のブログのタイトルに入れ込んじゃったくらい、このナンバーが好き。
聴いていて、、じわじわと目が潤んでくるナンバーなんです、、本当に。

アンコールの拍手もすごい盛り上がり!!
もう、あっという間に誠さん戻ってきちゃいました^^
まずはお1人だけで。
先ほどの「天気雨」のカップリングで「夢のリスト」を。

ギターをつまびきながら・・・というようなイメージが私にはあって。
私の中では、よりリアリティがあるというか、、
ダイレクトに自分の中に言葉ひとつひとつが入ってくる唄です、、聴くたびにじぃんとなってしまう曲です。それこそ、我が身を振り返ってね。
「夢を叶える」ための努力・・・自分はどうだろう、、最初はどう思っていたんだっけ?ってね。
今後ますます大事になるんだろうな、、そんな予感の1曲です。

2曲めは、、「Melissa」。

なんと、この日2曲目ですよ、オールマンブラザーズバンド!!ちょっと嬉しかったりする、、、、
ここで、角田さんを呼び込みますが、、、元気よく手を振って入っていらしたのでまた(・・・笑)・・・ほんとにごめんなさいっ^^;

こうやって好きな曲がいっぱいあって。
そこに、まさか追いつこうとは思わないけれども・・・。
そんなふう頑張っていた人たちがいたから、、、自分も何か少しは出来るはずだと。
実に謙虚だと思うのですが、確かな力強いコトバ、、、しかとこちらも受け取りました。
そう、夢はまだまだ止まらないのですよね!

で。ここからは宣伝^^
1月にそんな想いが凝縮されたアルバムがいよいよ出ます!
「角田も、がんがん弾いてます。やめろといわれても!」
までおっさってましたが、、、
「え。言われたとおりに弾いたんだけど?」・・・譜面通りに・・・みたいな(笑)。

思いっきり・・・まじめに返されてますよ、誠さん^^;;

また、逢いましょう!!
アーユーレディ!!

(あとになって、04年ツアーの模造紙に書かれた譜面を思い出したのだが^^;)

角田、いくよ?

って。

そうです「あなたに逢いたい」。
なんかこの唄をライブで聴くと、みんなと「輪」でつながる。そんな幸せ気持ちにいつもなるんですよね。

よほど気持ちよかったのか、♪ららら♪を何度も唄いましたよね^^
しかも、ここでも目に見えていなかったのに、、カースケさんが、確かにそこにいました^^

最後には、もはやこれも恒例になりました。
ステージの出演者と、客席との記念撮影大会!!

ナニ髪直してんだよぉぉ、、

とか

オレも直しちゃおっかなあ♪って、、、

そんなに楽しそうにおっさらないでくださいまし(汗)。

会報とか雑誌に出ちゃうよー、とかこちらも言われつつ^^
客席も立ち上がっちゃいます。

せーーーのーーーぉ!!

いえーーーーーーい♪^^

もちろん、撮影は六本木さんです^^

で。

終わるはずが、拍手は鳴り止まず。いや、鳴り止まないどころか、大きくなるばかり。
そうしたら、戻ってきてくださいました。
わざわざ立ち上がってセッティングをば。

バラバラと座る客席を見て、

「・・・あ、座ってくれたんですね?」

みんな立っていてくれたから、立ってくださったようなので、、、慌てて立ち上がるお客様もいたりして。
ストラップの準備もなかったようで、「プルプル」されたみたいですが^^;(がんばってくださーいっ!)
ファンの方からのメールで、この曲でライブが終わったらいいな、、
そんな夢を叶えるカタチで、、、急きょ、、、

GoodNight

を。

ヒートアップしたところを、緩やかにクールダウンさせるような・・・そんな唄でした。

でも、おかしかったのが、、、
チューニングが狂っていたのか、、最後のところで、、直して直して直して、、、

♪グッッッナイ~♪

と締めたところかな^^
ちょっとクスッとしてしまうような、、そんなところもまたいいと思えてしまうんですよね!

===

ここのところ、全くのフルサイズでのライブってなかったと思うし、
または、ゲストの方がいらして、、それはそれはとてもきめ細やかにゲストの方を気遣われたり、心を砕かれたり。
・・・・ということが多かったのかな。
ゲストとして出演される場合も、呼んで下さったミュージシャンのことも思いやったり。
時として、本当はもっとご自身の唄を、そういうものナシに思いっきり唄いたいって・・・思ったこともあったんじゃないかなあ、、
正直言うと、そんなふうに思ったりもしていた今年だったのですが。

やっと、この機会が来ましたよねーーー。

しかも、1人では大変なところも多いけど、長年一緒にやっていてとても気心の知れた角田さんと一緒だというじゃないですか。

だから、このライブのお知らせを聴いたとき、、久しぶりのフルライブで嬉しい!と言う気持ちと、いやあ、、本当によかったなあ!
と言う気持ちと両方ありました。ほんっとによかった。嬉しかった。

だから、もうこの際唄いたい唄を、、
もうご自分のテリトリーで、好きなだけ、、、しっかりと受け止めてくださる方々、、
それはバンドのメンバーさんだけに限った話ではなく、、ひたすら誠さんの唄とギターを楽しみに待っているたくさんのファンの皆さんの前で、
どどーーん!と、もう思いっきり唄ってくださいっっ!!
いけるとこまで行っちゃってください!!・・・あ、どっかで気がついて戻ってきてくだされば、、、、^^;そんな気持ちでした。

そういうところもあったのか、誠さんの唄にはこの日、熱いものがありました。

実際、、、お?と感じるくらいにエモーショナルなとこもあったり。

うんうん、、新しいアルバムが出たら、また、きっとたくさんライブやって、唄ってくださいますよね、、
もう、とっても楽しみにしてますから!!よろしくお願いしますっ!!

===

てなことで。

終わってからは、恒例の誠さんの「通せんぼ」「閉じ込め」サイン会^^
今年初めてだったので、(GWも、並びませんでした)どんなに長い列になろうとも、、並ぶことにしましたとも。

とはいえ、、毎回ダメダメなんですよねえ、、、

何をお話したんだっけ・・・・・(涙)。

毎回、殆ど真っ白です、、、間違いなく握手はしていただいたと思うのに、、、あう。
でも、ありがとうございました。
それから、傍にいらしてくださってた角田さんにも。ありがとうございました。
スタッフの皆さんともども、美味しいお酒がいただけたようで、ほんとによかったですね^^

個人的にこの日は、ライブ以外でも色々と楽しいこと、ラッキーなことがあり、、、
夢みたいだなあ、、と思いつつ、、、、過ごせたのでした。
だから、ライブはやめられないのですよね。

さ、次は横浜ですね。
楽しみにしています^^

Rebirth Tour 2007 きらめきの街へ(静岡)その1

2007年10月06日 | 2007年ライブ・イベント
Rebirth Tour 2007きらめきの街へ
2007年10月6日(土) 静岡 DEAMS FLEX MUNCHEN

~出演~
斎藤誠(vo,gtr)
角田俊介(bass)

  

=あらかじめのおことわり=
今年、地方ツアーは実は初参加にして、今年最後という^^;
なんとも、タイミングが合わずに苦労していたのですが、、、最後に、とびっきりの機会がやってきました。
予めお断りしておきますが、、、音楽的なことは、何一つわかってないし、書けていません。そんな自信もない。
そのうえ、私の思い入れにより、ずいぶんイビツな文章になっているはずです。
その辺は、、、、まあどうにも仕方ねえな、、とどうか笑って流してください。
ご了解いただいた上で、、どうぞお読みくださいませ。

開場間近の会場前は、整理番号が振られているとはいえ、ぼちぼち人が集まり始めていて、よく知ったお顔もいくつか。

んでもって、ライブ前後はもはや恒例かな、、ご挨拶♪

あんまし早い番号じゃなかったので、、
(後で聞いた情報によると、120名くらいってことだったから、
3分の1くらいのとこでしたかね)
わりかし呑気なトーサンでやってましたけど^^
ただ、福岡さん始めスタッフの方が、整列入場の番号を呼んでいらしたのだが、
外にいらした方には声が届かないので、「伝言ゲーム」やってましたけど(笑)。
それくらいなら、少しはお役に立てるっす。

入口のとこでは、某出演の方が覗いてらっさるし、、、いいんですかっ^^;

中は、以前原宿にあった(誠さんもライブをやったことがある)Blue Jay Wayだとか、STB139みたいな、テーブルの並び。
つまり、縦にテーブルをつけてあるわけですね。
それが、3~4列くらい。前からやっぱり、4、、、ブロック、、、いや、それよりもっとあったのかな。
何せ、結構、、2ブロックめの左の方のテーブルの前の方にいたので、、振り返ると、、案外入口が遠かった記憶が。

あ、思い出した。

ドリンク券が、トランプだったような気がする^^ハートの6だったかな^^
とにかく、、ピシャブーが我が家にもやってきたりなんかして、、
ほんっとにこれからライブ聞くのかよ、、な散らかり方のテーブル、、、
これが、かぶりつきのテーブルならそこまではしない筈だが、
遠いと、視界に入らないと思うともうやりたい放題^^;;;ま、いっか。

始まる前に、物販いっとこーと思って。

CDどぼしよっかなー、なんて見ながら(選択肢は、シングルかアコギでクラプトンだと思ってた)
ミニミニマーチン君のキーホルダー、、、どの子を連れて帰るかね?と物色。

していたら、いつものライブハウスのときと変わらんじゃないですか、、な雰囲気のビール片手の角田さん、、、もフラリといらしたり。
いつもと・・・何ら変わらない風景なのだなあ、、でもそんな感じがやっぱり好き(笑)。
==============
さて、いよいよ開演。

これもいつものように^^福岡さんからまずはご挨拶。
2年前の盛り上がったライブ、打田さんゲストのお話が出たりなんかして。それをやっぱり知ってるもんで、ぷぷぷっと笑ってしまいました。

誠さんが出てくるまでの前フリが、、、そこそこあって。て、もはや乱入するのを待ってるのかもしれないけど、、、

「長いよっ!」

と、ギターを抱えて誠さんが登場。

でも、そばのバーのところに通路みたいなのがあって、そこから数段の階段を降りてこられるようになってたのだけど、
実はギターを抱えて、スタンバイしていらした様子が見えていたのだな^^わくわく。

お客さんもみんなそんな感じで、会場盛り上がってました。

相変わらず、あなた方・・・何のコンビですの(笑)!というくらいですが。
最近ではこのお2人の間に「愛」と「絆」を強く感じる私です。

登場された誠さんは、白いテンガロン(といっても、ソフトな感じのそれ。かっちりしたものではない)
に、赤のロンTといったいでたちで。

抱えていたのは、昼間ギターショウでも目をひいた「Hippie」のギター。

いきなり1曲めからそれで、もはやこの一連のツアーのテーマにもなっている「きらめきの街へ」。

引き続いて、演奏されたのは、、これも、誠さんの唄で何度聴いたことでしょうか。
「Still Crazy After All These Years」
私も今や、大好きなナンバーになりました。

・・・・途中まで唄ったところで、、、どうやら本日の相方を「待っている」風情ですかな^^。
とにかく同じところを、、リピート、リピート、リピートで先へは唄いません。
これまた、脇にスタンバイしていたのが見えた角田さん。
遠くから見てたら、なんだかスキップするよな勢いで現れて、ステージにひょいっと飛び乗った感じに見えたんだけど、
ざわざわっと・・・笑われた^^。

それは、きっとあまりにもキュートだったからだと思います^^違う?

以前、20周年記念企画第一弾^^をAX(音楽バカ大集合・・・え、違う^^;;?)でやったときも、
確かそのときの相方、柳沢さんもこの曲で登場されたのではなかったけか、、(後で確認してみよう)

オリジナルではSAXで有名な間奏のところから入られたと思うんだけど、
とにかくですね、、お2人の音色が合わさった、、、どーんと、、出たときの音がなんと言うか、、
その響きに、幸せをどうしようもなく感じるというか、、ココロが震える感じ。

言葉にしたらば、
うおーーっ!(絶叫)

としか言いようのないものなんですけど。
すごく嬉しいんです。
今年は、たぶんこれをずっと待っていたと思うのですよ、、、ほんと。

うん、もう涙が滲むくらいすごく幸せ。
このお二人だからそう感じるのか、他の方でも同じなのか、、
これは比較できないね。
でも、そんなのなのに誠さん、

「もっと早く出て来いよー!・・・でも、何で笑われたんだろうな?」

って誠さん^^・・・こういうことだと思うんですけど(^m^)↑。

「Dirty Thirty Man」

が文字通り、ズシッと心に響いたところで。

誠さん曰く「もっとも、キュートな曲」(笑・声が裏返るのもなぜかお約束♪)
ではあるものの、現在それにとって代わるかもしれないのが、7月に発売された・・・あの新曲なのだそうだ^^
しかも「サビの8小節目の、、」のくだりも相変わらずで、ほぼもう「ネタ」に近いのではないかと、、
でも、そもそもそれが可笑しいって思えるのは、何度も何度もライブで聴いてる・・・という証でもあり、、、(汗)。

前回の静岡でもやったかも・・・とおっしゃっていたけど、、、うう、記憶がない、、、これも後で見てみようっと。

唄に入る前に、ギターであれこれ弾きながら矢継ぎばやに、、「これ知ってる?」って、角田さんに畳み掛けてましたけど(笑)。

その攻防、近くで見たかったわー^^
(ふーみんとの、ネブラスカ+(プラス)はまた、相方さんの独特のテンポ感がありますけど、噛み合うような噛み合わない様な^^
なんか、、このお2人の「ユニット」に何か名前があってもいいよね。)

唄い終わってから、、なにやら誠さんが感心しているので、なんだろうと思いましたら。

途中のところの拍手(手拍子)のリズムが変わるとこ。

「サザンオールスターズ」のそれみたいって^^
ライブのとき、ふと気づくと目の前の何万人がそのリズムを刻んでることに、気づくのだとか。それのこと^^

そして「Be My Be My Be My」。

いつもライブでは、その演奏のカッコよさに圧倒されています。
編成が微妙に違うと、またまたアレンジが変わってくる面白さもあって、実は、毎回毎回すごく楽しみにしているんですよね。
今回はこの曲含め、ベースソロっていうのもたくさん聴けるから嬉しいな。

このあたりの一連のナンバーは96年のアルバム「Dinner」からですね。

「今僕を泣かせて」もそうだ。

どのアルバムも、そのときどきの思いとかがたくさん込められているのだろうとは思うけれど、
やはり、誠さんの中では「特別な位置」を占めるアルバムなんだろうな、、と思ったりもしました。

「音楽友達」
の前に、少し「つなぎ」を頼まれたようなのですが、、、雲行きが怪しいと悟られたのか、さっさと引き取ってしまう誠さん、早っ(爆)。

本日は、当然のことながらベースばかりでなく、コーラスでも活躍の角田さん。
そうですね、今日は何としてもやるしかないってことで^^
バンドでやるときは、片山さんがキーマンなのかもしれないけれど、ギターとベースのコンビネーションも最高だよ、しびれるよ、ほんと。

ええと、ここで少し長めのMC。

この会場は、お食事もいただけるということで、ちよっとした、そのオーダータイムだったりする^^非常にナイスな配慮ですね。

その場を借りて、誠さんの静岡に寄せる思いなどなどを少し語られたり。本日使用している楽器について、少し説明をしていただいたり。
というか、誠さんのカスタムギター自慢(笑)。
今まで聴いた中で、仕様についてあそこまで細かく、、嬉しそう~♪にお話されたのを聞いたのははじめてかもね。

まあ、そのときの細々とした説明は元より(たぶん、興味がなかったり、普段弾かないひとには分からない筈)、
あれはもうギター少年のときから変わんないんでしょうね、というか更にその度合いが増してる?
いや、でもその嬉しそうな様子といったらありません^^こっちもハッピーになりますよ。

ほんとーに、楽器がお好きですよね、ギターがお好きですね。てか、それで満足して「帰っちゃおかな」って^^;
それから、オープニングでも使った「Hippie」のギター。
その他にも、2、3本について語られていた気がする。すみません、曖昧だ^^;;

その例の「Hippie Guitar」の紹介で、、、、ラブ&ピースな、60年代へのオマージュみたいな^^
で、、、で、、こんな曲の頃、、、と、ポロポロと弾いて下さったイントロが、、、
間違いない、、「California Dreamin'」!
と、思ったら・・・さくっと出だしを唄っちゃう方が!(笑)
「なんでオマエが唄うんだよっ!」と言いつつ、楽しげに続きを唄ってらっしゃいましたねー。
とはいえ、誠さんそこは、待ってましたでツッコミたかったのに違いありません(笑)。だって嬉しそうだったもん。

ギターだけでなく、角田さんが使ってる「アコースティックベース」にも話が及び。

よくわかんないよ、とおっしゃりつつも、、型番を読み上げ、、、

「BC-15E・・・のヒトいますか?」

って、なんだろ、それ(笑)。

誠さんがツボに入っちゃったらしく、気に入ってらした模様(笑)。

どのくらい気に入ったかというと、もっかいリピートしたから(笑)。

・・・いますかって・・・いますかって(笑)。

ブログに載せてくださってたそれかなあ。

因みに、材はマホガニー。マホ・・・マホ・・・マホちゃん♪

そんな楽器たちを使って、洋楽コーナー♪
ええ、野放しコーナー?やめろって言われても、やめない、そんな・・・別に止めるつもりはさらさらないっす(笑)。

最初は、先日も来日公演があったばかりの「スティーリー・ダン」。
かねてから、貯金するとか他のライブでもおっしゃってましたけどね、誠さん(笑)。
ラジオなどでもお話されてましたが、よかった!そうです。残念ながら、角田さんはご覧になれなかったようですが、、、
この曲は、ライブではやらなかったそうですが、この時代のものはやったそうです。

ということでまずは「The Boston Rag」。

ギターとベースの、文字通り、ソロの取り合いというのかな、、リズムとソロが、それぞれスイッチするところが好きです。
というか、前から好きでした。たぶん、04年の秋のツアーで聴いて卒倒しそうになった記憶が。

このアレンジは、後でバンドでやったときに(フルメン・・もしくは、それに近い・・ときかな?)、
人数が増えた時にも生かされていた気がして。

最後は、なぜに「Stairway to Heaven」なのだろう^^

間髪を入れずに、、、なんとなんと「Whipping Post」ではないか。
誠さんのギターの最初んとこだけでわかってしまい、、喜んで叫んでいたうちの間違いなく1人は、ワタクシに間違いないです(笑)。
いやーーーん、、これは、すごいよ。かっこいい。
確か、the bondと誠さんでやったことはあったと思うのだけど。
今日は、、お2人だけでですよ?今まででもしや、最小の編成でないかな、、違うかな。
いやあ、、、全く予想してませんでしたし^^;お2人とも、オールマン、すごくお好きだもんなあと思うにつけ、なおのこと嬉しい^^
(「奴隷制度」のことを唄っている、と本で読みました)

3曲めは、イーグルス。
割と最近ご自身の番組、MIDNIGHT SESSION(現在、THE SESSIONになりました。)の生唄で2週続けてやって下さったのではなかったかな、イーグルスは。
「DESPERADO」
唄の内容については、ライブでは触れられなかったけれども、誠さんご自身を投影してみたときに、身につまされる内容なんだとか。

是非、一度歌詞を読んでみて下さい、とおっしゃってました(解釈の仕方はいろいろあるのでしょうが、サイトで見つけて読みました)
昔は、あまり聴いていらっしゃらなかったのだそうですが、、、最近、聴き直していたりするそうです。

聴いて来なかった理由というのが、曰く「too beautiful」だったからなのだそう。

ま、そのあたりについては、うっすら分かるようにラジオでもお話されていましたが、、、
昔から、こういうお話をバンド内で当然のことながらよくされてらっしゃたんでしょうね、、
ずばり、角田さんも指摘されてましたね、、、
やっぱりそうなのかあ、、、、とは思っていたのだけどね。

それでも最近聴くようになって、、、「よかったー」と角田さんに言われてましたね^^

だって、、、

・・・大ヒット曲ですよ?

とまで言われてたもんなあ、誠さん。(ま、このくらいにしときます^^;)
キリがないから、続きは呑み会でって^^

=あらかじめのおことわり=
今年、地方ツアーは実は初参加にして、今年最後という^^;
なんとも、タイミングが合わずに苦労していたのですが、、、最後に、とびっきりの機会がやってきました。

予めお断りしておきますが、、、音楽的なことは、何一つわかってないし、書けていません。そんな自信もない。
そのうえ、私の思い入れにより、ずいぶんイビツな文章になっているはずです。
その辺は、、、、まあどうにも仕方ねえな、、とどうか笑って流してください。
ご了解いただいた上で、、どうぞお読みくださいませ。



開場間近の会場前は、整理番号が振られているとはいえ、ぼちぼち人が集まり始めていて、よく知ったお顔もいくつか。

んでもって、ライブ前後はもはや恒例かな、、ご挨拶♪

あんまし早い番号じゃなかったので、、
(後で聞いた情報によると、120名くらいってことだったから、
3分の1くらいのとこでしたかね)
わりかし呑気なトーサンでやってましたけど^^
ただ、福岡さん始めスタッフの方が、整列入場の番号を呼んでいらしたのだが、
外にいらした方には声が届かないので、「伝言ゲーム」やってましたけど(笑)。
それくらいなら、少しはお役に立てるっす。

入口のとこでは、某出演の方が覗いてらっさるし、、、いいんですかっ^^;

中は、以前原宿にあった(誠さんもライブをやったことがある)Blue Jay Wayだとか、STB139みたいな、テーブルの並び。
つまり、縦にテーブルをつけてあるわけですね。
それが、3~4列くらい。前からやっぱり、4、、、ブロック、、、いや、それよりもっとあったのかな。
何せ、結構、、2ブロックめの左の方のテーブルの前の方にいたので、、振り返ると、、案外入口が遠かった記憶が。

あ、思い出した。

ドリンク券が、トランプだったような気がする^^ハートの6だったかな^^
とにかく、、ピシャブーが我が家にもやってきたりなんかして、、
ほんっとにこれからライブ聞くのかよ、、な散らかり方のテーブル、、、
これが、かぶりつきのテーブルならそこまではしない筈だが、
遠いと、視界に入らないと思うともうやりたい放題^^;;;ま、いっか。


始まる前に、物販いっとこーと思って。

CDどぼしよっかなー、なんて見ながら(選択肢は、シングルかアコギでクラプトンだと思ってた)
ミニミニマーチン君のキーホルダー、、、どの子を連れて帰るかね?と物色。

していたら、いつものライブハウスのときと変わらんじゃないですか、、な雰囲気のビール片手の角田さん、、、もフラリといらしたり。
いつもと・・・何ら変わらない風景なのだなあ、、でもそんな感じがやっぱり好き(笑)。

==============
さて、いよいよ開演。

これもいつものように^^福岡さんからまずはご挨拶。
2年前の盛り上がったライブ、打田さんゲストのお話が出たりなんかして。それをやっぱり知ってるもんで、ぷぷぷっと笑ってしまいました。

誠さんが出てくるまでの前フリが、、そこそこあって。て、もはや乱入するのを待ってるのかもしれないけど、、

「長いよっ!」

と、ギターを抱えて誠さんが登場。

でも、そばのバーのところに通路みたいなのがあって、そこから数段の階段を降りてこられるようになってたのだけど、
実はギターを抱えて、スタンバイしていらした様子が見えていたのだな^^わくわく。

お客さんもみんなそんな感じで、会場盛り上がってました。

相変わらず、あなた方・・・何のコンビですの(笑)!というくらいですが。
最近ではこのお2人の間に「愛」と「絆」を強く感じる私です。

登場された誠さんは、白いテンガロン(といっても、ソフトな感じのそれ。かっちりしたものではない)
に、赤のロンTといったいでたちで。

抱えていたのは、昼間ギターショウでも目をひいた「Hippie」のギター。

いきなり1曲めからそれで、もはやこの一連のツアーのテーマにもなっている「きらめきの街へ」。

引き続いて、演奏されたのは、、これも、誠さんの唄で何度聴いたことでしょうか。
「Still Crazy After All These Years」
私も今や、大好きなナンバーになりました。

・・・途中まで唄ったところで、、、どうやら本日の相方を「待っている」風情ですかな^^。
とにかく同じところを、、リピート、リピート、リピートで先へは唄いません。
これまた、脇にスタンバイしていたのが見えた角田さん。
遠くから見てたら、なんだかスキップするよな勢いで現れて、ステージにひょいっと飛び乗った感じに見えたんだけど、
ざわざわっと・・・笑われた^^。

それは、きっとあまりにもキュートだったからだと思います^^違う?

以前、20周年記念企画第一弾^^をAX(音楽バカ大集合・・・え、違う^^;;?)でやったときも、
確かそのときの相方、柳沢さんもこの曲で登場されたのではなかったけか、、(後で確認してみよう)

オリジナルではSAXで有名な間奏のところから入られたと思うんだけど、
とにかくですね、、お2人の音色が合わさった、、、どーんと、、出たときの音がなんと言うか、、
その響きに、幸せをどうしようもなく感じるというか、、ココロが震える感じ。

言葉にしたらば、

うおーーっ!(絶叫)

としか言いようのないものなんですけど。
すごく嬉しいんです。
今年は、たぶんこれをずっと待っていたと思うのですよ、、、ほんと。

うん、もう涙が滲むくらいすごく幸せ。

このお二人だからそう感じるのか、他の方でも同じなのか、、
これは比較できないね。

でも、そんなのなのに誠さん、

「もっと早く出て来いよー!・・・でも、何で笑われたんだろうな?」

って誠さん^^・・・こういうことだと思うんですけど(^m^)↑。

「Dirty Thirty Man」

が文字通り、ズシッと心に響いたところで。

誠さん曰く「もっとも、キュートな曲」(笑・声が裏返るのもなぜかお約束♪)
ではあるものの、現在それにとって代わるかもしれないのが、7月に発売された・・・あの新曲なのだそうだ^^
しかも「サビの8小節目の、、、」のくだりも相変わらずで、ほぼもう「ネタ」に近いのではないかと、、でも、そもそもそれが可笑しいって思えるのは、何度も何度もライブで聴いてる・・・・という証でもあり、、、(汗)。
前回の静岡でもやったかも・・・とおっしゃっていたけど、、、うう、記憶がない、、、これも後で見てみようっと。

唄に入る前に、ギターであれこれ弾きながら矢継ぎばやに「これ知ってる?」って、角田さんに畳み掛けてましたけど(笑)。

その攻防、近くで見たかったわー^^
(ふーみんとの、ネブラスカ+(プラス)はまた、相方さんの独特のテンポ感がありますけど、噛み合うような噛み合わない様な^^
なんか、、このお2人の「ユニット」に何か名前があってもいいよね。)

唄い終わってから、、なにやら誠さんが感心しているので、なんだろうと思いましたら。

途中のところの拍手(手拍子)のリズムが変わるとこ。

「サザンオールスターズ」のそれみたいって^^
ライブのとき、ふと気づくと目の前の何万人がそのリズムを刻んでることに、気づくのだとか。それのこと^^

そして「Be My Be My Be My」。

いつもライブでは、その演奏のカッコよさに圧倒されています。
編成が微妙に違うと、またまたアレンジが変わってくる面白さもあって、実は、毎回毎回すごく楽しみにしているんですよね。
今回はこの曲含め、ベースソロっていうのもたくさん聴けるから嬉しいな。

その2へ続く。

音霊SEA STUDIO『OPENNING OF SUMMER 2007 VOL.1』

2007年06月29日 | 2007年ライブ・イベント
2007年6月29日(金)音霊SEA STUDIO(逗子)

~出演~

斎藤誠
広沢タダシ
矢野真紀


■ほんとーに目の前は海。波、ざっぱーーーーん!


■右入口前の看板であります。

※ところどころ、勘違いや思い違いがあると思いますので、、、、予めそのあたりご了承くださいませ、、、、

逗子・・・でイベントライブがあるという。
というか、この夏ずっと海岸でライブを行うハコにてオープニング、こけら落とし公演なのだという。

んーー、、平日なのか、、逗子か、、
どうするかなあ、、、と、一瞬思ったのだけど行くことにした。
箱根のライブを断念したところだったし、、頑張れば行けない事もない、、じゃあ行きましょう。
そんな感じ。

チケぴさんが、メインなのだろうか。
事務局に電話をして、押えてもらうことにしたのだが、
「入場順が、早くないですよ」
と、ご丁寧にお知らせいただいたのだけれども、どのみち開場に間に合わないので、そのまま予約。

シゴトを定時で上がって、1番早い電車でかけつけても、電車+徒歩で、開場時間からは30分以上遅れそう、、、
でも、開演には間に合いそうなので、何とか頑張ることにする(笑)。

当日は、仕事場を出るときからあいにくの雨。
電車に揺られること約1時間の間も、それは変わらず・・・。残念。
鎌倉~逗子間の人が少なくなった頃を見計らって、靴をサンダルに履き替え(笑)。
なぜゆえか。
それは、誠さんがラジオの告知にて、「ライブハウスなんですけども、足元は砂浜ですから、、」
と、ビーサンを推奨して下さったから。
わざわざそんなもん荷物にいれて出勤している自分が、ちょっくら愉快だったりしますが。

逗子についてもやっぱり雨はやまず。
イベントのサイトからプリントアウトした地図、案内図を片手に歩いてみようとするも、、
微妙・・・・に、出口が違っていたりして、、、
ほんっとーにこれでよいんか?!いささか不安な気持ちを抱えたままで、とりあえず逗子銀座を突っ切ってみる。
シラス、、、生シラス、、、の文字が気になりつつも、、
寄り道している余裕なんざありません、、とりあえず道なりに進め進め!!

目印になるバーを何とか見つけ、もうこれって住宅街よね?な道を抜けていくと、、、
唐突に海が見えてくる、、、なんだこら(笑)。
なんとなく、海の気配があって・・・というのはなかったなあ。

もういきなり砂浜に突入してしまい、やれ傘だ、やれもう足元は砂まみれだ、、
やれ、目の前はざっぱーーん!!だ、、
慌しいままに、ケータイでシャッターを切ってみたりなんかして。

・・・。

これ、ほんとーに海の家じゃないの?
という場所にばーんと建っているライブハウスでした。
海から10数メートルしか離れていないんだものね、、

いざ入場するときに、お約束なんですけども、本日の出演者の看板をパチリ。

近くにいた、係りのお兄さんがわざわざよけてくれました。大変かたじけないっす、、、

ま、若干の冷汗をかくシーンがあったものの、、なんとか、入場をはたし、、、

ほんとにね、、足元は砂のまんまなのです。
サンダル履きとはいえ、ずぶずぶ微妙に沈みながら歩くという、、なんか、それも愉快だったりする。

建物そのものは、木で組んであり天井は意外と高いような気がする。
ステージの前には、立ち見って聞いてた気がするけれど、椅子が出てましたね。

その建物の天井近くの一画が、窓ではなく完全にあいていて。
ダイレクトに、外の音が聴こえてくる。
即ち、波音が生音で、、、結構なボリュームで聴こえてくる状態。

椅子は当然ながら、確保できない状態だったので、
止まり木(笑)じゃないけれど、寄っかかれる場所があるとよいなあ、、と。
テーブルを探し、、ステージに向って左側の端っこに立ち位置確保。

場内のBGMは、ビートルズだったのかな、、、

まだ日も高い、、というか明るい・・・というべきか。
7時・・・をあまり過ぎない頃に、ライブがスタート。
お三方がステージにご登場。

向って、左から広沢タダシくん、センターが矢野真紀ちゃん、右が誠さん、、
そんな感じです。

誠さんは・・・短パンでした!!今年はもう解禁なんですね♪
遠目には襟ぐりと、袖に紺の縁のあるように見えた・・・Tシャツ。
テンガロンハットの形のストローハット、、、かな?
そんな感じ。

「みなさん、こんばんはーー!!」

誠さんから会場の皆さんへご挨拶!!

お三方の簡単なご挨拶があったあと、、、

「・・・ゆっくりやりましょう!」

今日のライブには、この日ならでは!な選曲をたくさんされてきたそうで。

以前、ブログやら日記にもありましたが、、、
この3人には、名前があります。

「ザ・サマータイムブルース」

というのがそれなのですが、微妙に意思統一が取れていないのがかなり笑えましたね、、

では、まず1曲めを3人で。

「少年時代」・・・井上陽水さんですよ。
夏の終わりを惜しむ感じが満載のオリジナルに比べ、軽快な感じになっていたのは、広沢くんや真紀ちゃんがいたせい(笑)?

まずは、広沢くんのステージから。
この3人のステージ、本当に楽しみにしていたそうですよ。
でも・・・このお天気、、、今日の雨。
実は、広沢くんが降らした疑惑が濃厚と言われたそうなのですが・・・
「・・・そうです。」・・・否定しないんか(笑)。

彼の普段のライブのスタイルは、残念ながら存知あげないのだけれども、
唄を聴いていて、ひとつひとつのコトバがぴしっと伝わってくるなあ・・・と。

とはいえ、今日のシチュエーション。
広沢くん、実は海が苦手で・・・「自称・日本で1番海が似合わないアーティスト」なんだそうで。
でも、今日は海といっても多少距離があって(とはいえ、たかだか10数メートルではなかろうか、、)「守られている」から安心だって(笑)。
・・・そんなに不安ですか、、、

あ、このときお話には出なかったのだけれど、
確か、カースケさんが広沢くんのところでドラム叩いたというお話を聞いたことがありますね。
今度、探してみようかなあ。

ま、そんなこんなで3曲くらいかな、、唄ったところで、、ユニットのリーダー(笑)誠さんを呼び込まれる。

いきなり、高座みたいなトークが炸裂(笑)。
楽屋のほうで聴いていると、唄がひけてギターだけになると・・・、

「・・・潮騒がうるさいでしょっ?!」(爆)

お客さんのところは、まだ少し低いからいいけれども、ステージは少し高めだから、もろに直撃を食らうとのことで、、、

で・・・。
なぜ「ザ・サマータイムブルース」。
この名前になったのか?という話に至り・・・。

エディ・コクランやザ・フーで有名な、かの「Summertime Blues」。
まずは、こんな曲ーー、、ということでやってみようとする誠さん・・・なのに、ギターが鳴んない。

「・・・あ、刺さってなかった」(笑)。

・・・線(・・・笑)が抜けてました(笑)。

今、敢えて繋がないライブもあるから、、、とは思ったけど、長年やってて、よくこういうこともあるんだそうで。

気を取り直して、ザ・フーの方のアレンジで一節。
うおーーー、かっこええ!!(笑)。
そういえば、最近フーづいていますねえ。(高円寺でも。)

結局断念。
なぜなら、詞が難しいというか、早いというか・・・。3人同じところで躓いたのだそうです。

でも、会場で赤ちゃんの泣き声がすればそちらの方を気遣い、、、

そんなこんななので、ご自分のスタンバイが出来てないので・・・(笑)、、

「チューニングやるから、繋いでて!」っと、広沢くんにMC丸投げ(笑)。「そんな無茶な」(笑)。

お客さんからも「・・・まだぁ?」と催促の声がしたり、、、

ご自分から「あと●秒・・・・」とカウントダウンしながらチューニング。
すかさず、待ちくたびれ?な広沢くんも、、「8、7、、、、」とカウントダウン。

「・・・先輩に厳しいのね、、」

と、誠さん。

そして、広沢くんにギターとコーラスを手伝っていただいて、「今僕を泣かせて」を。
大体、お1人でやるときは間奏はスキャットだったり、
バンドでやるときは、230さんがスライドで弾くこともあったりするけれど、今回は、誠さんが間奏のソロを弾きました。
私にしてみたら、かなり珍しいシーンだったかも。
殆どライブでは、聴いた記憶がない・・のは記憶違いかな?
人によって違うのでしょうが、渋いソロだった気がしますね。

来月7月4日に久しぶりのシングルが出ることに(拍手。)!

レコーディングスタジオにて、アーティストをついつい待っている自分がいる。
でも、ああ、自分の番なんだな、、、

と思ったのだそうです。

いよいよとなったので、、、、

「買ってくれっ。」(発売日はまだです(笑))

新曲については、語り尽くせども・・・な様子らしくて、、
ええと、登場人物の男性像のあんなこと、こんなことについて、、、とか(笑)。
ホントはまだまだ喋りたい様子でいらしたけれど、、、、

「やろうっ。」

自らタイムキープ!

このときも、ギターチェンジをしたものの「刺し忘れ」があり(笑)。

弾き語りで唄う「天気雨」。
今回は少しは緊張は和らいだのかなあ、、こんな雰囲気もあって。

何だか唄い終わったら盛り上がっちゃってて、、、
てか、なぜこの曲で点火?!

どーもありがとーーー!!

アリーーナーーーー、、、
2階、、、、、、

ありがとーーーー!!(・・・絶叫)

って・・・2階はないような気がするけど(笑)。
どっかでもそんなこと、やってらっさらなかったか?!

「買って下さい!」

と、呼びかけられながらも、、
「おっきいところでないと売ってないかも。もし、見つからない場合はホームページまでご一報を、、、」
どこで何枚売ってるとか、情報提供してくださるそうです、、、ってほんとかよっ(笑)。

斎藤誠ソロのコーナーとしては、次が最後、、、(残念、3曲ですが、、、)
に、客席より大ブーイング(笑)。

「・・・このあともずっと出てるんだってばっ!!」

ジョイントでは、よくよくそういうことがあるようで、でもわりとそういうのお好きだとか。
自ら「重宝」とか「潰しが利く」とか「繋ぎ」とか、、、、(・・・お客さんとしては、笑っていいとこなんですか?!)

来年は、いよいよデビュー25周年を迎えられるそうです、、、
(25周年については、今回初めて誠さんの口から聞きました。)
そっか・・・お祝いも考えたいなあ、、ささやかでも。

砂の上にいるにも関わらず、笑顔でいてくれる皆さんに、、、と
「Waltz In Blue」

歌詞にも砂浜を連想させるそれが出てくるし、、そんな場所で、潮騒とともに聴くこの唄は格別でした。
ムリヤリ演出しようとしたって、、、だって・・まず無理でしょう?ね?

そしてまた広沢くんと真紀ちゃんが登場して、
「ザ・サマータイムブルース」
が全員集合(笑)。

後で、ちゃんとフライヤーとか見てびっくらしちゃったんですが。
真紀ちゃん、真紀ちゃん!!もう、べっぴんさんじゃないですか!!
でもこの日のいでたちは、、、ピンクのポロにジーンズ。髪はアップにしてお団子になってたのかな、、、
メガネをかけて、首周りにはタオル巻いてました(笑)。もう別人でありました、、、
でも、そこまでしても暑い・・・ステージだったようです。
会場で見てても潮まみれでしたけどね。

一方、広沢くんには、、

「裏でスタッフ怒ってました。喋りすぎって」(爆)。

と言われちゃう誠さん。

「・・・今後一切しゃべりません」(って、ありえへん・笑)。

先ほども「すいません」はあまり言わないようにしようと思ってきた、、
とおっしゃりつつ、連発しながら喋っておられたものなあ(笑)。

ここからは、真紀ちゃんのコーナー。
まずはユーミンのカバーで「Hello, my friend」を、誠さんと広沢くんのギターで。

実は、ここ音霊に登場するのは真紀ちゃんは二回目・・だったかな。
そのときにもお話したけど・・という、子どもの頃に葉山に住んでいたときのお話を。
夏、プール帰りに食べたてりやきバーガーがどんなにごちそうだったか、、というかわいいお話。

話を早め早めに切り上げて先へ急ごうとする真紀ちゃんに、

「ゆっくりやりましょうよー」

という誠さん。

「いや、近所のひとに・・・(迷惑になるから)」

と、あっさり返されてしまいます(笑)。

4/29にリリースしたアルバム「birth」。
30歳になったことで、特別なものにしようと、今回は完全にペンは置き、歌い手に徹した作品なのだとか。
そこから唄われた「パパ」。
この日、全体を見渡してもインパクトが強かった曲のひとつで、
詞を聞いていると、何らかの事情があって、一緒に人生を歩まなくなってしまった父親へ結婚の報告と、自分の気持ちを手紙で綴るというかたち。
凛としていながらも、(唄い方が、、誰かに少し似てると思った・・SAKURAちゃん・・かな。)
どこか内面の脆さも淡く映しだす、、そんな唄が圧巻でした。
その唄を両側面から支えるギターの優しい音色と相まって、、ちょっとグラリと来たナンバー。
あとで調べてみたら、この曲の作者は「ゆず」とかでも有名な寺岡呼人さん、、男性の手によるものだったとは・・・驚きでした。

ここで、誠さんが退場。
残ったお2人のユニット「風待ち停留所」のステージです。
なかなか、やろうやろうと言っていて実現しなかったそうなんですが念願かなって!とのことだったのですが・・・・やれ、お互いにラブコールは送って
いるのに、相手にしてくれないだとか、、、双方で小競り合いの応酬が(笑)。

でも、お2人の唄は聴いていてとても心地よくて、、、そのキャラとのギャップってば、いったいなんなんだ(笑)。

2曲ほどやったところで、再びリーダー登場。
お2人の唄に敬意を表して、拍手しながら登場です♪

でも・・・、広沢くんに、、

「もうひとりの「風待ち停留所」にしといたります・・・今日は。」

・・・相変わらず先輩には厳しいらしい(笑)。

この時点で、もう限りなく終わりに近いところに差し掛かっているのだそうで、、、
ま、お客さんからの「温かい拍手」があれば・・・・アンコールがあるかも(笑)。
昔ねっと、誠さん。アンコールをやらないで帰っちゃったアーティストがいて、、、
怒ったお客さんが、会場だった武道館で椅子を積み上げちゃって抗議をしたのだとか。
「・・・日本人も行動力あるんですねえ」
と、いうのは人づてに聞いたお話(笑)。ちなみに、ディープパープルだそうです。

前のほうのMCに出た、今日のために書いた「新曲」を。
ただし、結構難しい曲らしく、、、それぞれがそれぞれに難航した様子(笑)。

雨・・・模様だけど、「SUNNY DAY」!!という、ナンバー。

確かに難しそうな、、、でも、3つの声が本当にきれいに響きます。
それぞれ、自分のライブでのリードもあるけれど、一斉に出たときに、すごくきれい。
声質・・・の相性も大事なのだな、、と思ったり。

「あと1曲だけ・・・」

に大ブーイング!!
の声に挫かれた誠さんが、、「じゃあ、2曲、3曲・・・」(声がだんだん小さくなる、、)

「夏のグループ・・・といえば。ビーチボーイズ」

しかし、その中でも「夏を感じない」曲をわざわざセレクト。
いや、ビーチボーイズといえども、殆どのメンバーがサーフィンとは縁がなく、、、
また、広沢くんの海ギライもあったりして(笑)。

その名も「In My Room」(爆)。

もう、ぴったりではなかろうかと(笑)。

誠さんも、ビーチボーイズのナンバーでは1番めか、2番めに好きな曲なのだそうで、
一度、コーラスでキメてみたかったらしいんですね。

だから、リハでも「マコト先生」が丁寧にご指導。
真紀ちゃんや、広沢くんにも、教え方がうまい!、優しい!
などなど手離しで誉められ、、、「こりゃあ、どうも」アタマを掻いて照れる誠さん(笑)。

しかし、やはり難しいようで、
ステージ上で、3人で最終練習・・・て、まる聞こえですよっ(笑)。

「失敗したら、またやろう!」で、結束固めてましたが、、、いいのかそれで(笑)。

でもね、誠さんのご指導の甲斐あって、本当に素晴らしいハーモニーでした。
歌声に圧倒されてしまいました。
・・・願わくばもっかい聴きたいなあと、、思わされました。

===

アンコール、、、

では、お三方揃って黄色のTシャツに着替えてご登場。
(「なんとか時間テレビ」を連想したとか、しないとか(笑))
明日はまた、即日本のあちこちへ旅に出るこのユニットのメンバーでありますが、、、

「時々、このメンバーで集まりましょう!お客さんのいるいないに関係なく!」

えーーー、仲間外れにしないで下さいよう、、

穏やかなギターの音色で始まったのは「真夜中のギター」。

真紀ちゃんを中心にハモりましたが、(やっぱり今日のテーマだね、「ハモる」)
学生時代に音楽の時間とかに唄ったりしたそれとは、全く次元の違うものになっていますね。
わはは、それは当たりまえか。

実は、この曲ではなくその「Summertime Blues」を考えてたんだそうです。
敢えなく挫折・・・という顛末だったそうな。

本当のラストナンバーは、「見上げてごらん夜の星を」でした。
日本の美しい唄だなあ、、、と近年改めて思う唄だし、、
こういうイベントだとか、セッションで誠さんよくセレクトされる気がする。
屋根があって、星空は全く見えないけれど、、
ついつい、その木で組まれた天井を見上げてしまった私なのでした。
本当に満天の空の下で聴いたら、、、どんな感じだったんだろうか。

最後は、3人が並んで手を上げてお客さんにご挨拶でした。

終わってみたら・・・早っ。9時前ですよ(驚)。
時間も、わりと短めだったかなあ。やはり、ご近所への配慮は大変なのでしょうね。

音もアコギ2本と、ハーモニカでしたし。
そんなにガーーーッて曲もなかったものな、、
意識的に、誠さんも優しい曲を選ばれたのかなって思いました。
とはいえ、きっちりオリジナルをアピールされてましたぞよ。ソロコーナーは、全てオリジナルで構成されていましたから。

今回は、、ガットギターと、もう1本、、ちゃんとメモらなかった、、、えぐれてたやつでしたけ?!
2本でやってらっしゃいました、とにかく(笑)。

====

ライブ会場に到着した時間帯には、やっぱり傘なしでは無理かな、、という感じだったのだけれども、
終わった頃合いには、すっかり上がっていました。
壁かと思われた、海側のそれが取り払われると、、本当の「海の家」。
目の前は、明かりがあるわけでなし。
遠くに明かりはいくつか見えるけれど、真っ暗な夜の海、、、昼の海とは全く違う表情をしてして、、少しこわいくらい、、、
なので、早々に退散させていただきました(笑)。
すみません、余韻・・・とか言う問題でないくらいだったので、、、

駅まで無事に戻れるかなあ・・・と、心配するヒマもないくらい、
焦りながら来た道を、、実はすごく余裕で駅まで戻りました。

ああ、やっぱじゃりじゃりな足元かも、、、

私って。。。やっぱり間違いなくインドア派?を再確認した夜でもありました。
ひ弱だわ、、、(どこがぢゃ、とつっこむのはナシです。)

===

個人的には、普段あまり行ったことのない場所で、初顔合わせかな、、という方々とのライブが多い6月なのでした。
私が見に行けたのは、2回だけれど。

それでも正直に言うと、人見知り、、よりも、場所見知り(笑)との闘いでもあったのですが、、、

あとでこうやって、よたよたと書いてみると、、
その時に気づけなかったことがいくつもあるような気がします。

実はレコーディングの真っ只中でもある誠さんだと思うのですが、随分ライブをやった6月なのでしたね!
また、少しずつアルバムの方のレコーディングの時間が増えるのかな。楽しみです♪
楽しみって言うだけじゃなくて、、いろいろ自分もがんばろう!っと思います。

~セットリスト~
(誠さんのところです。)

1今 僕を泣かせて
2天気雨
3 Waltz In Blue  


■ドリンクチケット、ピックでした。(ボケとるなあ、、でもかわいい。)


■真っ暗だ・・・壁を取り払って、海の家状態だな。

梅雨のアコギ~ 永遠のギター少年の夢~Vol.1 その2

2007年06月15日 | 2007年ライブ・イベント
その1から続き。

と、ここで休憩というか、短くセットチェンジ。
いっせいにお手洗いに向う人、ドリンクを求める人。
そして、ドリンクのオーダーを取りに回るお店の人。
・・・ここは、ようするにこれが普通なんだな。

===

田中さんのセットについては、ファンの方が書いたものがあればなあと思うのですが、、
ワタクシごときが書くには、あまりにモノを知らなさ過ぎます、、(汗)。
ので、敢えてここでは書かないことにしました。ゴメンナサイ。

ので、その人となりのようなものは、
この後のアンコールで、誠さんとのやりとりを通して少しずつでも書けたら・・・ということで。
それでも、いくつか印象に残ったこと、書いておきたいことを、、、

ギターはライン取りでした。
あそこまで、上がるもんなんだなあ、、、と。
音もさることながら、カッティング等々もパワフルで圧倒されまくってしまいました
田中さんにとって、とても大事な方をお見送りに行くお話と・・・。

そして、先ほどの誠さんのフーに触発されたらしく、、対抗して・・・(笑)

「移民の歌」・・・・しかも、日本語カバーでしたね。雄叫び上げられましたね~。いえーいって感じです。

いやあ、、楽しかった盛り上がった♪

=====

田中さんのセットは、演奏を終えるともう、敢えて余韻を断ち切るかのように、すっと下がられました。
アンコールの拍手が響きます。
ほどなくして、まずは田中さんがご登場し、誠さんを呼び込みです。
ええっと、、、田中さんのセット中に盛り上がってしまったらしく、ガソリンを投入されたらしい(笑)。
で、そんなこんななお話も、ほぼ生声でやってらしたような、、マイクが生きてなかったから。
しまいには、誠さん、、、田中さんの方のマイクにつかつかと寄っていって話すもんだから、、、

「漫才みたいー」(爆・うまいっ)・・・ですって(笑)。

・・・ギター2人で提げていたら、、ギター漫才?!
ふっと気づいたのですが、お2人のギターの構え方、、、構える位置かな。
誠さんの方がわりと上にかちっと構えるのに比べ、、田中さんはストラップ長めーーー、わりと下の方でという。
(どーでもいいっちゃ、いいんですけど(笑)私なりに観察してみました。やっぱり音楽のスタイルの違いも滲むんじゃないかなあとか。)

カースケさんや、先輩の桑田さんとの繋がりを別にした、ソロとしての出会いも実は昔にあったことが判明したのだそうです。
最初はその件に関して、半ば疑いがあったようなんですが・・・。

「斎藤の「斎」は「斉」とは違う」

という話を延々30分もやっていた・・・という田中さんのお話に、

「あああ、それは僕ですね!そんな細かいことを言うのは(笑)」

と、一転認める発言になり、ここでもやっぱり説明を試みる誠さん・・・(笑)。
他、下北沢での出会い(笑)、ナンバーワンバンドの福岡ツアーの話のもろもろ(笑)。
後から後から話がいーーっぱい出て来るではないの!

そして、ここへきてマイクから解放された誠さん。

「いーですね、自由に動く」

喜んで、ギター提げて動いてみる(笑)。

なところで、いきなりの「Come Together」。
最初に田中さんが唄い、次が誠さんだったかなー。
途中のブレイクでは、ピックをくわえてコブシ・・・ではなかったけか、、、手でギターのボディを叩いて音を出してみたり、、されてましたね。
うおーー、とか思っちゃいます♪

自分のセットでは(ポール)マッカートニーをやったのだけれども、「レノンはキーが低くていいですね」と、おっしゃってました。
声の太い、細い話でも、思わぬ方へ話がそれていって、、、、やや混乱する誠さん(笑)。

それでも、「じゃあ、もう1曲レノンを、、」と切り出したところで、「名司会ですよねえ」と田中さんに言われてしまい(笑)。

「子供のころから、タイムキーピング的な人間形成がされちゃってるんで、、、」と、言い訳っぽく答えてみたり。

とにかく、ここまでのテンションからして、「自分のセットとは違うじゃん」と田中さんにも言われるほどに盛り上がっていらっしゃる様子で(笑)。
でも、そういう田中さんもそれに釣られちゃったのか、テンションがぐぐっと高めな突っ走りぶりにそれを感じます(笑)。

「・・・あ、その話長くなりますかっ」って、誠さんに突っ込まれちゃう始末ですもん(笑)。

(誠さん、ご自分のギターに話が及んだときに、プレイ中にどっかぶつかって「流血」なんて事態になると、
「オレっていい仕事してるっ!!」て思うんだそうな)

「Revolution」なのでしたが、、、唄いだしの一番は誠さんが唄うはずだった、、、でも、田中さんがいっちゃいまして、、、
間奏のときに、それが「おかしくておかしくて」という、、、誠さんなのですが、
二番・・・・「歌詞が難しいんだよ、、」(焦)。
なので、なかなか唄いださない誠さんに「さん、はいっ!」て、田中さんがカウントを入れたりするのですが、、、
・・・譜面ガン見!腰に手を当てて仁王立ち状態な誠さん・・・・(笑)。かなり見ものでした。
・・・ギターを弾く手も、そこんとこは完全に放棄してましたし、、うぷぷ。

曲の後、「どーもすみませんでした!」と田中さん謝ってらしたです。

とはいえ、進行が心配になる誠さんが、、「進行は大丈夫ですかっ!?」と、田中さんに尋ねるもギターを気にされていた様子で反応なし(笑)。
そのまま「進行は・・・シンコーミュージックとか言わないでくださいよっ」と予め釘を刺しておく誠さん♪(・・・実際、危うくいいそうだったらしい。)

ARB時代には、「いとしのエリー」でどーん!と行く前のサザンの「前座」を何回かやったことがあるといえば、
誠さんも、ARBを後楽園ホールのリングのステージのライブを見に行ったこともあったとか。

てことで、ここでオープニングをつとめた黒葛原さんを呼んで、、、(畳の部屋は間違いなかったようです(笑))
三人で一緒に「真夏の出来事」を。
ギターで補えない伴奏やら、コーラスの部分はところどころ「口」で補いながら・・・これも愉快♪・・・て、芸が細けぇぇぇ(笑)。
(この間も、段取りもなにげーに誠さんがとっていて「そんな自分が悲しいよっ!!」(叫))
オリジナルナンバーを唄われたときも、ばーん!と前に出る声だからなあ、、と思ったからぴったりの選曲だったのかもね。
しかも、楽しそうだしなあ。

で、、、曲が終わって舞台の袖に下がられたときに、「ちゃんとワンマンの告知もしておきなさいよ!」と田中さんに言われ。(ほんとにオトーさんみたい)
マイクだけが生きてたんでしょうか、、、「えっと・・・」声だけがしたもんで、誠さんも「ど、どこで喋ってんの!!」はげしくびっくりー(爆)。
ぱっと見、クールな方なのかなあと思ったのだけど、意外に愉快な方で。
確かに、今日のオープニングアクトにはふさわしかったかも♪
誠さんも、そのキャラに合わせてか時折きついギャグをかましていたようなんですが、、、

「(ライブの)会場(名)、もっかい言っといたほうがいいんじゃないですか」

さりげなくも押し出してあげるように持って行く誠さん。やっぱりこういうところはさすがなんです。

彼女が下がられた後も、お2人の会話が交差するっつーか、噛み合わないっつーか、重なるっつーか(笑)。
要するに、お互いがお互いの話を聞いていない・・・と、それは会話じゃないですー(笑)。
その特にギターを手にしたときの、見事なまでのすれ違いぶりが笑えちゃいます。

次は、マッカートニー、植木(等)さんと並んで、誠さんがお好きという加山船長のうた。
昨年のライブ(ジョイント)で、ライブを見ていて泣いていたらファンに見つかっちゃったことが・・・。
(こういうときは、是非「見て見ぬフリ」をしてそうっと・・・視線を外して差し上げてくださいね・・・。)

ふと「・・・これって、アンコールなんでしょうか」。と、我に返る誠さん。

「いや、これね、アトセツ」と答える田中さん。

音楽もいい、トークもいい、、これがライブのモットーらしいです♪

話は戻り・・・「旅人」。
あとで田中さんのブログをよく読みなおしてみたところ、田中さんなりに込めた想いもおありだったようすね。
ロックなお2人のこの唄、すごくよかったんじゃないかなあ!!

バンド同士でのライブのジョイントもいいですね!!ぜひ。
ま、大変なのはカースケさんらしいですが(笑)。

次の曲は、、えっとモノを知らないワタクシ、、、多方面から調べました。
田中さんのサイトに、他のライブの演奏曲リストも発見しましたので・・・。
うっすらどこかで聴いた気がしてならなかったのでした、、、で判明です。

「Got my mojo working」(Muddy Waters)だと思いますね♪(You Tubeでも聴いてみたし。)

お2人の「それ、アコギですかほんとに?」なくらいのパワフルなギター同士が炸裂。ほんっとに痛快でした。
1回ブレイクとたと見せかけて、、、のところがほんとによかった♪あーゆーの大好き。
・・・このとき、後ろのドラムセットのとこまでいって、素手で叩きまくってましたが誠さん(汗)。
「・・・意外と鳴らないもんですね」って・・・・そらそうでしょう(笑)。

最後のナンバーは、、、

「僕が「ローリン」って言ったら「ローリン!」て言ってくださいよ!」

と、おっしゃるので何だかわかっちゃったー♪

「Proud Mary」!!

(去年の桑田さんのAAAをご覧になった方は、わかるでしょうね。あ、いつぞやのマーティンで衝撃な展開もありました(笑)。)

はいー、♪Rollin'♪のコール&レスポンス、、、楽しかったなあ。
完全にスイッチが入ってしまっている、誠さんのパワー全開な唄も嬉しかった、、とってもよかった!
最後は、中央にてお2人でガッチリと握手。いいシーンですね。

いんやーーー。

長い長いアンコールでした。でも、めちゃくちゃ楽しいから、終わるのがもったいなーいみたいな感じでした。
もう、エレキのライブですか?!というくらいにジャンプしまくってましたもん(笑)。
あれはやってる方のが、ゼッタイに楽しいに違いないですよ、何度も言うけれど(わはははは)。
あれほどのアンコールの後でも鳴りやまぬ拍手が、お客様の気持ちに違いあるまい。

田中さんが出てきてくださいまして、、、
「シロートじゃないから、やる曲がないとは言いませんが・・・(笑)」
でも、またきっと機会を作ってやりますとおっしゃって下さいました。
そして、誠さんを再び呼び込まれたのですが、、、、

「え、もう帰ろうと思って・・・」(笑)

ちゃっかし、肩からカバン提げて出ていらっしゃるではありませんかー、、、、

「芸、細かすぎ!!」と田中さんに言われるまでもなく大爆笑。というか、ここまでやる誠さんを見たのは久しぶりかもね(笑)。
誠さんなりの、大暴れの巻・・って感じかなあ(笑)。

「これ、アンコールですか?!」と問うたほどのそれは、かるーく40分は超えていたんじゃないかなあ、、、
いやはや。恐れ入りました、、、、、、、

後日、というか翌日だったかな。
もう、田中さんはサイトを更新されていて、、、読んでいてちょっと嬉しくなりましたね。blogにも。

こちらこそ、うんと楽しませていただきました。
ありがとうございました!!
いつの日か、是非対バンやってくださいっ!!

~セットリスト~
(誠さんのところです。)

1今 僕を泣かせて
2黄色いダイアモンド
3Rain
4Waltz In Blue
5My Love
6素敵な最後
7THE DOCTOR~Pinball wizard
9天気雨
10夢のリスト

=アンコール=
1Come Together
2Revolution
3真夏の出来事(w/黒葛原りつさん)
4旅人
5Got my mojo working
6Proud Mary


梅雨のアコギ~ 永遠のギター少年の夢~Vol.1 その1

2007年06月15日 | 2007年ライブ・イベント
『梅雨のアコギ~ShowBoat presents 永遠のギター少年の夢~Vol.1』

2007年6月15日(金) 高円寺ShowBoat

~出演~

田中一郎
斎藤誠

opening act
黒葛原りつ



=====

※ところどころ、勘違いや思い違いがあると思いますので、、、、予めそのあたりご了承くださいませ、、、、


高円寺といえば・・・即、ジロキチを連想しちゃう私なのですが、今回は違います。

ライブのお知らせがあってから、どこなんだろ・・・と、調べてみたところ、出口は一緒なのだけれども、どうやら反対に行くらしい。
場所を偵察がてら、チケットは店で買ってみたりしたのでありますが。
いやあ、、チケ発の時間帯はそうでもなかったけど、ライブの開場時間近くになって行ってみたところ。

ココハ ホントニ コナイダト オナジバショ ナノデスカァー?

というのがその感想。
オープンエアというか、屋台風情というか。街に満ちる熱気がなんとなくアジアーンな賑わいを感じるという。
が、今日は寄り道してる場合ではないので、そのまま突っ切るとします。

既にチケットは持っていたので、とりあえずグイグイ前に行ってみる。
ドリンク代をお支払いして、いざ入場。

・・・・今日はかぶりつき、やりませんから、、、

いい具合にテーブルもあったので、そちらにて本日の座席決定。
(すみません、何気に椅子の座り心地よかったです。時々、座りっぱなしライブではキツイという椅子もなきにしもあらず、、、)

お店は地下にあります。

ステージはわりと奥行きが広く、ドラムセットがそのまま置いてあったりいたしますが、、、
まさかいくらなんでも今日はどう考えても使うまいにー(笑)。
なんとなく、、、高崎の某ライブハウスや名古屋の某ライブハウスに雰囲気が近いかなあ。

ほぼ時間に遅れがなく、まずは黒葛原りつさんのオープニングアクトがスタート。
ギターを抱えて、約3曲ほどかなあ。
後で誠さんもおっしゃってたけど、アタックがあるし、しかもキーも男性キーで、ガツンとロックしてくる唄でしたね、、
オープニングアクトとはいえ、ステージは相当やっていらっしゃると見た。
何とも堂々としていたように感じられたので。

そのまんま、、オープニングアクトから本編へと流れていくものかと思っていたのだけれども、
セットチェンジで客電がついたりして、、、すげーなー、と思ったのは、、

「ドリンクの追加はありますかー、注文お受けしまーす」

の声がかかること、、、そういうのって初めて見た。親切だなあ、、
だいたい、お客さんご自身でどーぞ♪てのが普通だと思ってたんだよね(笑)。

で、準備が出来た頃合いにまたおもむろに客電が落ち、、、いよいよ誠さんのご登場です。

====

子供の日のヨコハマでのライブ以来かな。なのに、随分久しぶりな気がする。
自分のなかで、すごく待ちわびたなあ、、という気持ち。
その久しぶりに「お会いする」誠さんの表情は、とてもすっきりと清々しくていらっしゃって。
予想ですが、現在進行中のレコーディング始め、色々なことが充実されているんだろうな、、、
ということが伺えるかのような。

照明の関係では、ココア色っぽい帽子(テンガロンぽい。)、グレーのスウェット、、、
もう少し濃い色のTシャツには、りんごの絵がちらり。そして、ジーンズってとこかなあ。

で、、、登場されるなり、、セッティングをば、、、、
ギターマイク(勿論、本日もマイクでとります)の位置を調整してみたり、、、座った椅子を、何度もキーコキーコ揺すってみたり、、、
(音が結構してたので、油を差したほうがよいような、、、)

だから、いきなりは始まらないで、

「一郎さんとは、10年ぶりくらいに会いました。でも、その前がまた10年ぶり・・・・という「希薄な仲」なんで・・・」(笑)。

ところが、実際にお会いしてお話してみたら、双方とも記憶の彼方に隠れていたような、こんなこと、あんなことがいくつもあることが発覚。
ま、そのあたりにつきましては「アンコールなんてものがあったら」ご披露いただけるようでして。

ライブが始まるにあたり、

「これでもか!というくらい、ちっちゃい音なんで・・・」

と、一言添えられたのですが、敢えてそう言われた理由がこの後の方になってよく分かった次第であります、、

「間」を作ってしまうことに、とてもとてもとても心配をしながらも、セッティング、チューニング確認を無事に終了♪

ステージ近くに寄って確認はしていないんですけども、たぶんご自身のセットで使われたギターは2本。(アンコールは更に別だったかと。)
ララルのギターと、ガットだったように・・・見えます。

静かに「今僕を泣かせて」でスタート。
ボーカルも、ギターもちょっとブルースフィーリングを帯びた「黄色いダイアモンド」と続きます。
(最後のところで、ピックをさっとくわえて指で弾き、、、そして再びピックに持ち替えてガガガガガっ、、、てな感じで弾かれたのには、、、すんごく撃たれました、、はい。)

そして、なぜか、、楽屋のモニターで見ていて気になっちゃったらしい誠さん(笑)。
オープニングアクトをつとめた、黒葛原りつさんの・・・生活ぶりを独自に想像してみる(笑)。
やれ、畳の部屋に違いないとか、、タバコはショートピースだろうとか、、かなり自由に想像しておられるのですが、、、断定的(なぜに(笑))。
なのに、逐一、、

「すみませんっ!!」

謝りまくる誠さん、、、

高円寺・・・は、何度もいらっしゃっている、、というのは私も存じ上げています(笑)。
ただし、そのディープゾーンへ踏み込むのは初めてでいらっしゃるとか、、、車を乗り入れるのにも、ドキドキしたのだそうであります。
少し前に梅雨入り(とは名ばかりのようですが、、)したことにちなんでこの曲を選んだらしいのですが、、、
この日もお天気だったように記憶しています。

「RAIN」

を、ガットギターで。

それは珍しいことらしく。
先ほどのギターとは、それはもう実にはっきりと音色の性格が違うのがわかります。
温かみがあるというか、音そのもののプロポーションが丸みを帯びているというか、、そんなイメージ。

そこからまた、音が途切れることなく「Waltz In Blue」へ。
正直「あれっ」と思ったのですね。この曲は、今まで本編にせよアンコールにせよ、
最後に演奏されるということが殆どだから。(例外もいくつかは思い当たるけれど)

「ま、まさかもうオシマイ?」

よく考えればそれはないんですけどね(笑)。
いくらなんでも、3曲で終わっちゃったら悲しすぎ、、、よね。

カバーアルバムに入っている唯一のオリジナルナンバーがこれ。
当時のスタッフに、「1曲だけオリジナルを入れようよ」と言われ、わりとサクサクっと書けてしまった曲なのだとか。
なぜかというと、ライブのときに「喋り」でなく「唄」で感謝の気持ちを伝えられるんだ!と、思ったから。
(毎度おなじみ~♪なトークも。今日はなんと、そのCDが売っており!!「よかったら、手にとって、財布をとって、、、」(笑)。
・・・控えめなんだか、そうでないんだか、、、よくわからないなあ(笑)。)

で、いったいどんな曲が入っているのか、、、という話の途中で、、

「スティーリー・ダンが来ますよね」

はい、そして、誠さんのカバーアルバムにも入っていますが。
そして、本来ならばホールでやるのではなかろうか、というところを、何と新しいライブハウスの柿落とし公演という、、
250人や300人しか入れないような、そんなところでのライブ。
・・・チケットが高い、、、2万なにがしという金額なのだとか、、、、、
ということで・・・これから貯金するそうです(ぇ。)。
本当は、カースケさんもthe bondのブログにて「大人買い」を宣言していた、、、
あのフェンダーの、、、ギターやらベースやらの、、、「食玩」。
あれを大人買いしたかったのを諦めてのことだそうです(ぇぇえっ)。

で、もうひとり。
やはり昨今、、話題を振り撒いている方が。ポール・マッカートニー!!
40何年ぶりに「東芝EMI」から、スターパックスとコンコードの設立した新レーベル「ヒア・ミュージック」へ移籍したという。
移籍もすごいが、「40何年やってること自体がスゴイ」とおっしゃる誠さん。

「あのひとは、いつもけしかけてきますね」

とも。

そんな流れから「My Love」を。

あれっ。と。
間奏が・・・ないアレンジ?これは初めて聴いたかも。いつもの調子で聴いていたもんで、ちょっとビックリでした。

そして、そのまま「素敵な最後へ」。

ネブラスカや、マーティンでのライブをご覧になったことのある方にはおわかりかと思いますが、バンドアレンジとは、間奏は全く違います。
違うというか、誠さんのそのときの勢いが、会場の雰囲気だとかノリを含めてどんどん変化していくものなのですね。
弾いているうちにどんどん熱を帯びていく。

終わった後に、、

「あついっ!!」

と、叫んで羽織っていたスウェット脱いじゃいました(笑)。
最初は、やれ、楽屋のエアコンが効いているから、、といってお脱ぎにならなかったのですが(笑)。
チャコールグレーのTシャツだったと思うけど、、白いリンゴがくっきりと。
と、スイッチがぐいっと入ったのかなあ、、と思ったけれど、
それでもきっちりと「チューニング」は欠かさない、、そのことを自嘲的におっしゃってましたけども。
(のちほど、違う方法で猛烈にスイッチ入ることになりましたが(笑))

実は今回のセッションに関して、実際に会って打ち合わせということは・・・ないっ。電話も・・・・ないっ(笑)。
(・・・誠さんの言い方がねえ、可笑しかったです、、)
メールでのやりとりのみだったという。

(そのことに関しては、田中さんのブログにて拝見しました。曲決めであるとか、猛烈に飛び交ってたらしいですが(笑))

そしてまた、これは「皆さんの拍手次第」ということなのですが、、、

「アンコール」。

いつも、オマケ・・・みたいに取られがちだけども、

「オマケじゃない、オマケじゃない!!」(笑)

と、誠さんがおっしゃるような凄いことのようで。

「一郎さん、そこまでやるんですかっ!!」なものらしく。これは楽しみだーーー!!(ワクワク)

田中さんのロケンロールなライブの橋渡し的な曲をやろうとおっしゃる誠さん。

「ここまでおとなしかったからね」(笑)。

「フーは、好きですかっ!!」

いえーい♪

「ま、前後は僕の曲ですけど」・・・そんな申し訳なさそにおっさらなくとも、、、、

それは「Doctor」でした。あれ、この組合せは聴いたことがあるような。

テンポを微妙に調整しながら(1人だからね、、、)

そう「Pinball Wizard」なのでした。
・・・・沸いたねえ、、、
というか、誠さんがギターから叩き出す(文字通りそんな感じ)ビートでもって
ぐいぐいぐいっと、お客様の気持ちを引っ張っていくさまが何っとも見ていて痛快で。
初めてのお客様も多い筈で、静かに見て下さっていたりもしたのでしょうが、ここいらで弾けましたね♪
しかも、ピート・タウンゼントばりに、右手をぐるんぐるん回す。ストラトじゃないけどね(笑)。
で、その「ぐるんぐるん」でぶつけまくっているのか、腕が取り返しのつかないことになってて、
鉄板が入ってるのは、ホントですかっ。チタンが入ってるって噂があるみたいですけどっ、、、

うはははー。

(全くもって個人的な記憶なんですけどね。2日前にやはり高円寺(このときはジロキチ)にて、
「チタンヘッド」な話を聞いたばかりだったから、、ウケまくっておりました。

て、これが分かるヒトってもしかしたら、あの日のShowBoatにはいなかったかもねえ、、なんともまあもどかしい(笑))

それでです。

何となく緊張気味な誠さん。
それもその筈で、ここで新曲のお話をば。
ま、緊張しないためにこういう曲順でやってきたんですが、、、という説明になんとなく納得。

「『し』さしぶりに、新曲が出ます・・・・・・・江戸っ子だいっ!」(笑・ま、まずいっ。とってもカワイイ、、、)

色々な事情から、5年半かかったけれど新曲が出ると。
(フライヤーも配られていました。誠さんがお気に入りというジャケットの写真も小さくモノクロで。)

でね、大事な話、相談、、、
というので、ウンウンそれでっ、、て聞いてたんですけどね。

「・・・買って。」

・・・・(笑)

「まだ発売されてないんだけど」

・・・って、ぇぇぇええええっ、そういうこと?(笑)。

今後全ての誠さんの唄の中で「最もキュートと言われる曲にしたい」との意気込みです。

例によって、ここ10年くらい「何かいつも女性にお願いしていてる(例・僕を泣かせて~。)」
「うだつは上がるにしても、煮え切らない」男が次から次から出てきます。

「・・・果たしてそれは僕なんでしょうか?」

えっと、、それはどうなんでしょうか?・・・疑問形に疑問形で答えてみました(笑)。
とりあえず、前置きが色々とあってなかなか曲が始まらない(笑)。

「・・・さっさとやろ」(笑)。

今回、東京で弾き語りというのは初めてなんだそうです。
だから、少々、、、緊張があったんだろうなと思います。
ヨコハマのGWのライブでは、小編成なバンドで初披露、、(その後の箱根でもやってらっしゃったとか?)
それと、ぼちぼちご担当の番組でもオンエアになり始めています。

曲の全体像みたいなのはわかってきているのです、、、
そのエッセンスみたいなのを、ギター1本で表現されるのだけれど、、元がギター1本からスタートしているのだから
当然と言えば当然なんでしょうけれども。
そのあたりの再構築されたアレンジ、表現は本当にさすがというしかなく。圧倒されました。すごく嬉しくなりましたね。

で、何よりこの曲を唄うときの誠さんの表情がとってもいい。
嬉しそうというか、少し照れたような感じ、、、ほっぺにいっぱいいっぱい詰まっています♪

・・・女子ならば、これでノックアウトされましょう(笑)。

・・・男子も、これでノックアウトされちゃって下さいね(笑)。

そして最後は、カップリングの「夢のリスト」。
このごろ、「夢のあり方」について考えると言う誠さん。

「・・・持っているだけじゃいかん、、、と」

そういう気持ちを反映した唄になっています。
CDでも弾き語りでの収録・・・のようです。

「では、この曲を聴きながら皆さんとはお別れです・・・ラジオみたい♪」
(自分でツッコんでました、誠さん(笑))

とても優しい「うたごえ」なのに、、、
その短い一言一言が、思いのほかずっしりと余韻を残す曲のように私には思います。

マイクで直接音をとるというのは、初めての会場では、心配なこともあると思うのですが、
さすが、何回も色々な会場でやってくるとスムーズに行くようになるのですね(客席で見た限り)。
確かに、電気的に大きく大きく増幅させるわけではないから、そんなに大きな音はしないけれども、
音色のもつニュアンス、プレイのときの繊細なところまで、圧倒的に、ダイレクトに伝わりますね。
勿論大きければ、遠くへ伝わるのだろうと思いますが、
小さくたって、またそれとは違う質感のものを思っている以上にしっかりと届けうるのだ・・・と、改めて確信しました。

その2へ続く。

[at!]Music Live Yokohama Story  その1

2007年05月05日 | 2007年ライブ・イベント
[at!]Music Live Yokohama Story
クイーンズスクエア横浜 クイーンズパーク
2007年5月5日(土)
於: クイーンズスクエア横浜 クイーンズパーク

~出演~
斎藤誠(vocal,guitar)
角田俊介(bass)
片山敦夫(piano)
河村カースケ智康(drums)








=====

※勘違い記憶違い・・・・多々あるかと思いますが、予め・・・ごめんなさい、、、

今年でいよいよ3年めになった、黄金週間の横浜のフリーライブ。
今年は、5月5日は子供の日のみのご登場。
昨今、久しぶりのオリジナルアルバムのレコーディング等でご多忙の様子の誠さん。
いつもの年より、ライブ等への露出が少なめとあっては、こういう機会は絶対に絶対に逃しちゃいけません。
そして、そうとあっては、なんとしても晴れていただかなくてはいけません。
ライブが1週間くらい前からは、天気予報の週間天気を毎日見ては、、

「降るなよー、降るなよー」

と、ひたすら祈り続ける日々(そんなおおげさな。)。
前日ですら、夜はちょっと・・・危ないかもしんない、、とあっては、
ますます、祈るしかありません。
本気で久しぶりにてるてる坊主を作ってやろうかと思ったくらい。

誠さんも、今回のメンバーさん(いやあ、、、ホントにそんなに揃ってご出演なんですか!!と嬉しくてたまらなかったです。)も
各自のサイトで祈るような、、、コメント。もう、そこからして気持ちはひとつでしたね!!

シゴトに行くより早く、すっきりと起き出すワタシ。
天気もなんとか頑張ってくれそうな、そんな予感・・・というか、頑張ってくれ!
しかも、前の日はなかなか寝付かれないって・・・あんた、、子供の遠足か(まあ、似てないとはいえない)。
そして、シゴトに行くよりかなり早くウチを出て、朝マックに念願のグリドルグリドル♪を調達。
(予想以上にヘビィで、、向こう何ヶ月かはもういいと思った。元から消化器系は強くないかもではあるが)

JRの駅を出て、入場整理券をゲットすべくとりあえず会場に向かう。
いやあ、、とりあえず後半だけでも席は欲しかったの、、
そのためだったら、多少は早く行くことに疑う余地がないのが、我ながらコワい(笑)。

ワタシよりは更に先客が何名かいらして、やはりこの日のために!という気合は皆同じ。
(同じにするなっ!て言わないでくださいよう。)。
僅かに残る日陰で、暫く待つことにするものの、、、
この時間帯は他に逃げる場所がない、、、日焼け止めを塗り、帽子を被るもののカバーしきれないとこは見事に焼けた。
いいのか、こんなことで!

いつもより一部のスタートが早いからか、準備も早いらしい。
整理券配布前に、看板だけでなく、
ドラムセットがどんどん組みあがっていく、、、いつもみるのとは違う。
ピアノ等もセットされていく、、アンプ類も。
日陰がないんですけど、、、大丈夫なのか、ああいうのって?と素人は素朴な疑問を持ったりする。

とはいえ、まあ何とか無事に整理券をゲット。お昼ちょい前くらいか。
一挙に涼みにお店のゾーンへ退避に突入、、、、
あまりにも重かった朝ごはんでお腹いっぱい・・・腹ごしらえする気力が湧かず・・・。
とりあえず、お茶をして本読んで涼む。
毎年、あのシーズンのあの場所は死ぬほど混むので、ダメならテイクアウトでどっかに座って涼むか、、と覚悟したのだけど、
奇跡的に座れました、、、よかったけど、、今度はめちゃくちゃ冷房が効いていた、、、うわー今度は冷え冷え。

このシーズンは、ランドマークもクイーンズスクエアもイベントづくめ。
ということで、少しランドマークまで戻って、ワンちゃんのイベントをちょこっと見学。
盲導犬啓蒙イベントに来ていた、盲導犬候補生のワンちゃんが、必死に眠気をこらえてナデナデされている様子をそっと見守る(笑)。
んなことやってたら、予定より少し出遅れた、、、
けれど、リハにはかろうじて間に合い。1曲をさらっと合わせるところは、少し見られた。せーふ。

やはり、向かって左が片山さん、反対側はカースケさん。
(かけてらしたレイバンがかっちょよったです。渡哲也か、寺尾聡かってとこで、察してください(笑)。)
フロント(といってもほぼ並列に近い様子、、奥行きがないからね、ステージに。)は、誠さんが左、右が角田さんってとこです。
角田さんも・・・あっ、もしかして誠さんのライブでは初お目見えではないか?という、Ken Smith。
(Sのマークが目印♪そして木目が独特な味を出しているベースなのです。)

そこで・・・ある曲を軽く合わせる。
なるほど・・・それをやるんだな、、と思っていたら、実はそれが1曲目だったんですけどね(笑)。
まだ、一部までは小1時間ある、、、ぶらぶら歩いていたり、
あの近くでやってる大道芸の冷やかしをやってみたり、、、それが飽きると座ってたり。
まあ、そんな感じで時間は何とか潰れる。

開演の30分前が集合時間です。
そこで番号を確認しつつ整列し、15分前には整理券にハンコをぺたりしていただいて入場。
50席くらいだったのかしら?やや向かって左寄りのとこで見させていただくことに♪
まだ空も明るく、、、見上げたところに観覧車がゆらゆら。
そして、椅子席周りは当然のことながら、ぐるっと人に囲まれまくっています(笑)。
当たり前だけど、なんか不思議な気持ち、、、、

程なくすると、メンバーさんたちがスタンバイにいらっしゃるのが見え。
いよいよだなあ、、と思うのでした。

開始前に、諸注意と誠さんのプロフィール紹介のアナウンスが、、、
残念ながら、あまり慣れていらっしゃらないのかな?
聴いていて、ちょっとドキドキしちゃいました・・・のはワタシだけじゃなくて?
次回に期待しましょう!

「斎藤誠さん、どうぞー」

なんとなく、平らなイントネーションで呼ばれた誠さんなのであった(笑)。
かねてから宣言していらしたとおり、最初からシンラインが登場します。
1曲め・・・リハで少し聴いたのですが「太陽の隠れた日」!
そして、今年に入ってからも色々なセッションを幾つか見たりもしたし。
何日か前にも、ホスト役をバシッと努めたライブもあったわけですが。

何というのかなあ、、、

とにかく、音的にも、演奏的にも、この顔ぶれが揃うと、、、見ていても、なんだかすごく安心する。
安心とはいっても、ただ単に期待した通りのものがいつも聴けるというのではなく。
常にどこかでスリリングで、軽い驚きに満ちたものであるのだけれど。(だから大好きなのだ。)
でも、、、なんかステージの誠さんやメンバーさんが揃うと「これはもう最強!」という確信をいつも持つ。
そして、ゲスト、ホストとなると、そこは誠さんのこと。
それぞれに、気遣いは大なり小なりされていると思うのは、ほぼ間違いないと思う。
けれど、長年やっているこの方たちと一緒であれば、気心が知れている皆さんであるからして。
気兼ねなく・・・思いっきりその音に身をゆだねて、好きなだけ自分の音に集中して、、、心ゆくまで暴れられる(笑)。
そして、それをすっと事もなげに支えてくれる方たちなのだな。
・・・あ、ほんとに転げるわけではありませんが(笑)。
もう、心ゆくまでご自身のライブを楽しんでいらっしゃるのがわかる。
それが嬉しいんだなあ、、だからいいんだよなあ・・・バンドライブは!!!と思う。

2曲めは「Paris Style」。
ロックなようでいて、ジャズもそこにいて・・・。
特に間奏のジャズっぽいベースは、まるで唄いだすような感じだし。こんな感じなのは、初めて聴いたかな?
こういうとき、思うんだけど、、、
誠さんが「少しこういう感じで・・・」とかって話ながら出来ていくのかな。
なんか、いつかラジオでおっしゃってたけれど、こういうところが昔ならいざ知らず、
技術と経験のある今なら、、、「こんな感じで?」なんてサクッとカタチになっちゃうんだろうなあ。
それを思うと、、しびれます。

で、今回は、角田さん、カースケさんが中心にコーラスを取る様子で。
時に、誠さん含めお三方のリレーのようなコーラスも聴けちゃうのだな♪
ここでメンバー紹介、、、
なのに、いきなり片山さんの楽器間違えました(をいをい、と客席で軽くツッコんでみたり。)。
よほど嬉しかったのでしょう。

「持ちましたね!」

と、空を見上げてお話になる誠さん。
自ら「雨男」であることを、ご自身で告白してしまい、、、(苦笑)。
このまま、二部まで無事にもってくれるよう、

「皆さんも祈っててください」

はい、もう既にそのつもりでありますよ。

今年も、このイベントは4日間。
本日は3日目、、、前の2日間はいずれも弾き語りでいらしたそうで。
そして明日も弾き語りの予定とのこと・・・。

「そんなこと知らないから、バンド連れてきちゃいました」(笑)。

かねてから予告していた通り、一部ではただいま新作レコーディング中の中から、、
2曲も披露してくださるということ!!嬉しすぎるーーー!!
で、その前に・・・「一番古い曲を聴いて・・・皆様とお別れです」(お客さん当然のことながら、「えーーー!!」)
なぜか話の途中に「ベース、角田俊介ーー!!」
なぜかもっかい角田さんの紹介をしちゃう、、、(笑)
・・・・まさか、隣にいてつい目に入ったから、、というわけではないっすよね(汗)。
・・・・「つなぎ」って、あたらずといえども遠からず?そうこうしていたら、ピアノが流れてきて、、、、

「片山がそろそろやれと。」(笑)。

ある種のブロックサインなのですか(笑)。

「アメリカよいよい」。

途中絶妙?なところに、ぶぉーーーー!という車かバイクのSEが入り、、ちょっと苦笑い(笑)。

で、、、2コーラス目、、本当はここ誰が唄うのだったのかな?

・・・・入らなかった(笑)。
しーらない♪って顔をされてる方もいるし(笑)、
なんとな~く、誠さんもそれにつられちゃうし(笑)。
その後のコーラスは、カースケさんがドラム叩きながらされていましたよ!

5年ぶりに久しぶりのアルバムを出すべく、ただいまレコーディングに余念がない誠さんです。
まずは、その前に7月くらいにシングルが出る予定。
ということで、まずはその曲から・・・。

「どういうのか、しらないぞー」

とか言われても困っちゃいます(笑)。

タイトルの発表は「角田から。」

「ぇええっ?!」

・・・・・

・・・・角田さん、たぶんそれね、ゼッタイ!に違うと思います(笑)。

あっさり誠さん否定(笑)・・・でも、それで刷り込まれた人は少なくないかもしれないですけど、、、、
てか、レコーディングでタイトルにまつわる話で、そんなコトになっちゃったんじゃないのかと、、、
ワタシは想像しますが、どうかなー?

「天気雨」

が正しいのです(笑)。

誠さんの唄に、もう何度も何度も登場しているタイプの男性。
誠さん曰く「ふがいない」タイプの男性が主人公・・・の曲を「もう1曲作っちゃいました」(笑)。
「キュートに仕上げてみましたので、うっとりして聴いてね」とお話している後ろで、
「えーー!」という片山さん(ですよね?)の声を決して聞き逃さない誠さん!

そして、初お披露目にあたり・・・公開、最終練習をする誠さん。(笑・誠さんに限らずあちこちで目にする風景なり・・・♪)

全くもって、稀有な方だと思います。
このジャンルは「サイトウマコトジャンル」と命名してもいいくらいです。
狙ってやったって、こうまで「キュート」にはならないはずです。見え見えだと、「キュート」さは出ないです(きっぱり)。
こういう唄を、笑顔で自然に唄ってしまうのは、やっぱり誠さんならではなのだと。改めて感じましたね。
あ、しかも、これをひとかどの大人の男性が唄うからいいんですよ、ほんとにそう思う。

しかも、この曲はまだ実はレコーディング途中なのだとか。さあ、CDではどんなふうになって収録されるんでしょうかね。
既にサビが回ってるぞ、あたまのなか(笑)。

あともう1曲は、、、、実はまだレコーディングがされていないというナンバー。
おそらくは、来週、再来週あたりにこのメンバーでレコーディングされるであろう・・・というお話であります。
なので、今日のために練習したのだそう。

・・・これって、すごいことじゃないですか?
途中経過というか、未完成形を・・・なんとフリーライブでやっちゃうんですよ?
もしかしたら・・・CDにはこれとそっくりのものが収録されるのかもしれないし、
あるいはまた新しいアイデアが加わっているかもしれないし。
ああ、どんな完成形に?そしてこれをフルメンの編成にしちゃうと?と想像すると、ワクワクしちゃいます。
しかもね、コトバではうまく言い表せないが、とってもかっこいいのですよ、、、
リズム隊大活躍で「どんどん加速していく感じ」がすごくいい。
このメンバーさんたちならでは!のサウンドだと思う。

因みに、仮題らしいですが「Don't give it up」というタイトルがついています。

今日は・・・CDがたくさん売られているそうなので(笑)。
唄い終えたら、すぐに「販売のお手伝い」をするそうなのですよん。

ぇぇぇえええっ?! 手伝い!!

いやといっても、CDにサインして、握手しちゃう・・・そんなお手伝いだそうな(笑)。

このライブに呼ばれて、今年で3年め。

「呼んでくれた方から、リクエストをいただくようになりました」

でも、「練習してきました・・・自分の曲だけど」(ぅう?)

「横浜」

・・・と、片山さんの出を待つも

「あ、カウント、オレか」(ええーーっ(笑))

でも、ちょうど唄いだしのところで、、
ふと見上げてみたら、観覧車の横を飛行機がすぅぅぅっとくぐり抜けていくように飛んでいるのが、目に入ってきました。
しかも、そのテンポが上手い具合に合っている、、、絵・・・みたいだよなあ、なんて感じで。
そんなこともあるんだな、、、

誠さんは、照明なぞ全くないですから、、
すぐそこにいるお客さんたちを、唄いながら、、、ずうっと何度も見渡しておられました。
後で友達に聞いてみたら、みんな「目が合ったかも、、」と言ってました、
もう全く罪なお方です(笑・「めぢから」強いですもん、誠さん。)


その2へ続く

[at!]Music Live Yokohama Story  その2

2007年05月05日 | 2007年ライブ・イベント
その1から続き。

2セットめ、、、は7時からなのです。
もう、日が落ちかけて、、、少しするとストンとあたりが暗くなる頃合。
ぼちぼち集合しているうちに、どんどん落ちてきて、、
バックの観覧車の灯りが、どんどんどんどんハッキリと見えてくる、、そんな時間。

そして、おねえさんのアナウンスは特に「ララル」のイントネーションが平らだったのが、少しカルチャーショックでありました。

で、2セットめは、、頑張ってみてたよ(笑)。
誠さんの延長線上、、、で見ていたのか、もしかして?!早く気づけよ(笑)。

「どーも、こんばんはー!!」

日も落ちてきて気温が下がって来たこともあって、メンバーさんも上着をお召しになっていたり。

「連休もあとわずかだよ!!盛り上がっていきましょう!」

とは、お客さんに言いながら・・・オフマイクでは(笑)

「・・・いーの?あと6曲しかないんだよっ」と、メンバーさんに向かって言ってる(笑)。

でも、クールなメンバーさんたちの

「はいはい、わかったわかった、わかったからやろうよ?」

みたいな雰囲気漂う対応は、
毎度のことながら、見ていて「うぷぷー」なんですけど、そういうかわいらしいところがあります、この方は(笑)。

2セットめは、まず手にされたのはアコースティックギター。
あのえぐれてるやつです(えぐれてる、言うなー。)。
最初のところで鳴らした何音かで、すぐにわかった。

や っ た ー ー ー !!

なのですっ。「Change the world」

CDに収録されているのは、ギターペースドラムの構成。
それに今回は、ブラス、キーボードというこの日だけの特別編成。誠さんのニッキによれば、「デレク&ザ・ドミノス」と同じ編成なんだとか。
私がにやっとしたのは、最初のその数音のところと、間奏のところ。「Layla」が出てくるんですよ。
CDでもやってるし、ライブでもやってくださいました。
そういえば、02年のツアーで「Thread of shine」の長い後奏のソロにも出てきてたんだよね。
まだ、ライブに行き始めて間もなかった頃だけど、その発見に毎回喜んでいましたけ(笑)。

つい先日「アコギでクラプトン」の中でカバーしたものだから、
「1回くらいは(ライブで)やってもいいんじゃないかと思って、、、だから今日でオシマイ!」

そしたら案の定のブーイングーー!!

「あ、じゃ、またやります」(・・・前言撤回・・早っ。笑)。

このアルバムの中では、2曲やっているのでもう1曲も。

「Presence of the Lord」

も!やったね♪

これは、アルバムではギター1本でやってますから、それとは当然違うバンドバージョンになります。
過去にも何回か、イベント等でも聴いたことありますが、、それとも微妙に違うかな。
それがライブで聴く楽しさであったりします。これはさすがにエレキですけどねー。

しかしだな、、
なんであれだけの難しい条件の中なのに、あんなにもいい音がするんだろうか。
音響の問題以前にも、楽器そのものがいい音なのかなあ、、とか。思った。
3年めなので、皆さんたちの工夫の賜物でもあるのだろうなと。
(譜面が飛ばないように、いーーっぱい譜面台に目玉クリップがスタンバイしている様はなんとも、、、)
曲の最後のところで、一見それぞれのパートを担っているようなのに、
一瞬、ギターとベースの音が重なる瞬間があり、、、そういうのに気づくとゾクっとしますね。
だからやめられないのであります(完全にビョーキかね。)。

「どんどん行くよ! カースケのピックアップでお願いします」

何がくるのかなあ、、と思ったら、

タンタンタンッ!

という音だけで、キャー!!みたいな。
もはや、パブロフの犬状態に反応はめちゃくちゃ早いっす!
当たり前ですわね、そらー。

「オレはディレクター」

細かく刻むリズムが大好物なのよね。(食べものだったか(笑))
ショートバージョンなのが、少し残念だったけど
(まあ、長くソロ回しする時間がないものね、、またフルメンの時に是非お願いしますっ!)
あれ、最初のアルバムではどんな感じだっけか(笑)?
というほどに、どんどんアレンジが進化しているような気がして。
・・・そのうち改めて聴き直してみようっと。

「わあああ、ごめんなさいっ!」(なぜに謝る。)

なくらいに、一斉に音が畳み掛けてくる感じが大好きです。
4人だけでもそうなんですから、全員揃ったらどうなることか・・・想像してやって下さい。

そしてそのまま「Please!」へどどどっと。
ズシッとしたリズムも捨てがたい!(笑・だんだん欲張りになりつつあるぢぶん。)

「Say, Please!」

と、言われるまでもなく進んでやっている(笑)。

ソロ回しはこの曲でやるようです。

片山さんのピアノから。
2回ずつでしたが、時にリズムだけ支えながら
嬉しそうに他の方々が片山さんの方を見ていたりするし。
アイコンタクトで「次ね!」という合図を角田さんに出していたり。
(ライブハウス等では、至近距離でこういうやりとりが見られます。これが楽しいのでやめられないす)
角田さんのベースソロ、、、どんどん熱が入っていってしまって、、、
多分・・・もうそこでオシマイ、、の筈なんだけど、、
誠さんようやっと・・・、、

「・・・もういいよ」

って止めてました(笑)。
あんまりそういうシーンて、見たことないかもしれないな。
最後はカースケさんでしたが、2回めでは、札幌でもやってらしたかと思いますが、、、

「レッツゴー!」

って(笑)。これも楽しいんだよね♪
応援団風っていうのか、なんというか。

とことん盛り上がってしまった誠さん。

「ありがとうーーーー!!・・・・じゃっ、帰るっ」

って、まだ帰らないで下さいってば(笑)。

上の方、、(会場の傍には、あたかもバルコニー席のように見られる場所があります。)
から声がかかったようなので、そちらを向いて挨拶してみる誠さん(笑)。
でも、何言ってるかちょっとわかりにくいため、、

「・・・なんだ、オレじゃないのか、ただの悲鳴か」

とても残念そうです。
・・・って、何気に「ただの悲鳴」ってのも怖いですけど(笑)。
でも、音の響いていき方がとても気に入っていらっしゃる様子で。
上を見上げては「いいなあ」とにっこり。
そして、思わず、、、

「アリーーナーーー!!」(叫)

失笑気味のお客さんに「大きさの問題じゃありませんっ、ここ、アリーナですよ」って(笑)。
要するに、、、一度やってみたかったんですね(笑)。
あ、思い出したAXでも「2階ーーーっ!」ってやってた気がするよ♪
そこまで煽っておいてですね「もうお別れの時間なんです、、」と寂しそうに、、
「あと、3曲。・・・意外とあるじゃん」
その事実が結構嬉しかったり?いやいや、それはお客さんも気持ちは一緒です。

片山さんのピアノに、誠さんのそれに優しく寄り添うようなギター。
ああ、やっぱり。
「あなたに逢いたい」
とにかく、、その場にいるみんなが、、それはステージの上も同じことで、一緒にその時間を分かち合う、、
それがはっきりとわかる曲なのです。
もう、オシマイが近いのかな、、事がわかって少しさみしいけれど、
同時にそこにいられる幸せも感じられる曲なのです。私にとってはね。

今年は今まで、アルバム制作にかかっているということもあり「冬眠状態」であったけれど、
これから、各種ライブの予定が出てきそうです。
そういうことは、サイト検索してみてくださいってことで、、、

あくまでも、、「サイトー」の字は、
「桐ヶ谷斎場」の「斎」で、、、
中は「示」の字なのであって、「二」ではない!
どうぞお間違えなく!

と、これは久々に聞いた注意事項だ(笑)。

誠さんも今日早速帰ったら色々書いちゃうそうです。

「今日のお客さんが、どんな顔をしていたか、、端から一人一人、、、(笑)」

・・・それはありえませんっ、てか、それは勘弁してやって下さい(笑)。

最後のナンバーは、やはり「Waltz In Blue」で。
あらゆる場面で、唄われるごとにどんどん、曲の大切さというか重さが増していっている、、
とてもとても大事な唄。

♪Sing and dance・・・・

というところで、ふっと唄うのを一瞬やめ、、、
夜空をぐううっと見上げて、その時をじっくりじっくりかみしめるかのよう。
つられて、私も見上げてみる、、、

the Waltz In Blue、、、、、♪

片山さんのピアノで始まる、極めてオリジナルに雰囲気に近いバージョン。


アンコール

拍手に呼び戻されて・・・。

「どうもありがとうございました、また呼んで下さい!」

・・・なんだか名残り惜しくはあるけれど、
またまた、どんどん楽しく新しいことが始まっていく予感も感じさせるようなライブ。
新しい曲も、たくさん聴かせていただいてしまったしね。
改めて「握手!」の念押しがあったりもしましたが(笑)。
しめくくりは「今 僕泣かせて」。

弦の弾き語りで聴くことが、とても多い曲なのだけれども、
ピアノが入ることで、また違う広がりや表情を見せてくれる、、
やはり、これも大事な唄なんだね・・・。

===

雨にはご縁がなかったのはいいけれど、まんまと日焼けしてしまったようで、
あちこち、ヒリヒリした感覚を覚えながら、、
ふといろいろと、、、この日見たもの、感じたことを改めて思い浮かべてみたりして。

まず、、、当たり前なんだけれども、
外で聴くライブは、なんて気持ちがいいのだろうっていうこと。
この季節だから、、、なんだろうけれども。
音が、空に溶けていく感じはやはりこの季節ならではのすがすがしさなのかな。

そして。
私はこの方たちのアンサンブルがホントに大好きなんだなと、、いやよほど・・・(笑)。
色々好きな音は多くあるけれども、この方たちがステージに揃ったときの嬉しさって格別なんです。
他の違うところで見ることも増えたのですが、、(というか、増やしてるんですけどね(爆))

だからこそ、それを感じるのかなあ、、、、
今回は「全員集合!」ではなかったけど(揃ったらすごいけど、、、あそこには載りきれないだろうから(笑))
それこそ、どこを見たらいいかわからないくらいに、「あ、この音!」というたびにキョロキョロしてしまうし、
ステージ上の笑顔に、いつもいつもつられてしまうんだな。

この出会いに、またまた感謝しつつ、、
またこの先のことも期待してしまうのだなー。うん。

来年も・・・もしよろしかったら、私からもお願いします、ヨコハマ!


~セットリスト~

セット
太陽の隠れた日
Paris Style
アメリカよいよい
天気雨(新曲)
Don't give it up(仮タイトル・新曲)
横浜

2セット
Change the world
Presence of the Lord
オレはディレクター
Please!
あなたに逢いたい
Waltz In Blue

今僕を泣かせて

Rebirth Tour 2007 きらめきの街へ 1

2007年04月30日 | 2007年ライブ・イベント
MARTIN CLUB JAPAN Presents
Rebirth Tour 2007 きらめきの街へ

2007年4月30日(祝)
於: SHIBUYA-AX



~出演~
斎藤誠
Ban Ban Bazar
Leyona
おおはた雄一

special guest: 山崎まさよし

※とにかく、、長い長いライブでした。勘違い記憶違い多々あるかと思いますが、予め・・・ごめんなさい、、、


早いもので、誠さんがこのコンサート(ツアー)に参加されるようになって、今年で4年め。
会場をSHIBUYA-AXに移してのライブは、今年で3年めになりました。
去年は3月のお彼岸界隈だった気がするのだけれど、今年は4月の開催です。


当日、お天気がよく・・・とりあえず・・・・。
相変わらずギターのことは、まるっきりわかっていないながらも、ギターショウに出かけてみた。
会場・・・というか、ロビーにあたる部分がギターショウの会場です。
一応「会員」になってるものですから、それで受付をしてもらい、今年もおそるおそる(笑)入場。



会場内には、値段は見ないほうがよかろう、、というようなギターがずらーり。
それ眺める人、試奏する人でいーっぱいです。
わからないなりに、ぐるーりと周ってみて、、、やっぱり、、、私はなんぞは柱の影から覗いている方がいいのかなあ(苦笑)と。

それで、頃合いを見計らって退出し、、、少々渋谷駅界隈をハイカイ、、

すぐお隣りのNHK近くとか、某清涼飲料水ホール(元・渋公)のあたりを歩いてみて、間もなく開場という時間に、改めてAXの前に戻ることに。
結構、ヒトが集まってきてますね。
なんと言っても、今回はゲストの方の威力なのか。
チケットが完売という、どエライ事態らしいのです。
とはいえ、こちらはいつも通りです。

誠さんをライブで拝見するのは・・・いったいいつ以来か?

今年に入ってからは、ゲストとしてのご出演はあったけれど、現在久しぶりのアルバムレコーディングにつき、基本的にフルライブの予定はないのですね。
だから、なるべくこういう機会は逃さないっと。
(アルバムが上がるであろう、今年の後半以降の予定については、、、これはどうなることか。楽しみにするとともに、、動向を見守っている次第であります!)


開場間近になって、入口付近が少々準備で慌しい雰囲気。
関係者の方の入口と、一般のお客様の入口が設けられ、、、程なくして会場。
毎年、ここでのライブは全席指定なので泡食って並ぶこともないのですけど、ナニヤラ、開演前に「注目すべきなにか」があるとのこと。
大阪公演を一足先に見た友達からのアドバイスに従い、さっさと入ることにする。

去年SBとかいう、謎の席(しかも、椅子の種類も違うのよね。)の傍らで見ていたのですが、今回は、も少し退き気味で見られるので嬉しい。
なぜなら、AXはステージそのものが少し高め。おそらく、スタンディングを想定しているのだと思う。
だから、あんまり間近よりはそれくらいが楽に見られるのであります。なんてったって、このライブは毎年毎年長丁場になるのが常・・・ですから。

で。中に入ってみました。
・・・予想していたのとは、どうやら反対サイド、、どうやら去年と似たような方角でした。相も変わらず、AXの座席配置を覚えないやつです(笑)。
ステージには、今日の出演者の人数を考えれば当然なんですが、椅子とギターの数のスゴイコト。
これは、一体誰がどこに座るのじゃ?みたいな状態でありました。

そして・・・これだったのですねー。

ステージ後方にあるスクリーンに流れていたんですね。ある映像が。

その映像というのが、2つ。

1つは2006年のリバースツアーの、特に前半を編集したのではないかな。いつぞやの「真夏の集い」で見せていただいたのと、少し違います。
もう1つは、やはり昨年の9月に誠さんたちが訪れた、アメリカはナザレスにあるマーティンの工場、博物館の様子をレポートしたもの。
トータルでも10~15分くらいだったかな。途中から見たものも含め、2ローテーションくらい見ちゃいました(笑)。

なかなかに愉快な映像も多々含まれていて、、、出来たら・・・もっとじっくり見たいんですけど、、ライブ前とかでなく(笑)。
ライブステージだけでなく、そこからちょこっとはみ出たものが楽しいんです。(・・・「アメリカでも、エアードラム!」というのは結構私のツボです!)

開演は、いつもより気持ち押したかな。

でもボチボチかな、、という頃合い、、、黒澤楽器の福岡さんが、ステージの袖に登場。諸注意なども・・・いつもより厳重だね。
なんと、このコンサート始まって以来の観客動員だったそうで。それはそれはスゴイことだね。

そしてライブ本編の司会進行を兼ねる、誠さんご登場。もう既にギターを手にされていたような気がする。
(パンツとTシャツが白いから、白っぽい印象。でもシャツは紺のチェックだったと思う。帽子はベージュのつば短めのでした)
あ、ギターだけでなくてマイクもだ(笑)。
ご自身も、マイク持ちながら登場してくることの可笑しさを指摘(笑)。

お2人でMCをしている最中であるにもかかわらず、、「そろそろ唄いたいんだけど?」と言い出す誠さん(笑)。
なんだか、いよいよお2人のやりとりは漫才のようになってきたような・・・・。

マイクを福岡さんの預けて、、いざ、ライブが始まります!!
と思ったのだけど、ずらーーっと椅子が並んでるので、、
「・・・・どこだっけ、ここでよかった?」
・・・といった感じに、ステージ袖に問い掛けて、確認されてから着席した誠さんでした、、、(笑)。

まずは誠さんがお1人で。
この曲も、どんどんライブを重ねるとともに成長していっていますね。(それと、Waltz In Blueがそうだと思う)

「きらめきの街へ」

もはや、このライブの「テーマソング」です。最初から意図してそうなったのではないでしょうが。
時間にしてみたら、確か1分そこそこの短い唄なのですが、
誠さんの想いがいっぱい詰まった唄。今日は特別バージョンって感じもしたな、、
だって、♪ SHIBUYA- AXへ・・・と唄ってくださったのですもん。

さて、これからがほんとにはじまりはじまりー。どんどん本日のゲストを呼び込んでいってしまいます。

まずは、いようっ!!待ってましたー!のバンバンバザールのお三方がご登場!!誠さん曰く、「バン」と、「バン」と、「バザール」なんだって(笑)・・・考えてたらしい(笑)。
福島さんが前の方、誠さんから見ると右側、、、お客さんから見ると左側に座り、ギタリストの富永さんがそのやや斜め後方に、、
ベーシストの黒川さんが、誠さんの後方って感じの位置取りです。
あ、黒川さんはウッドベースも弾きます。でっかーい、弦楽器です。(あれを背負ってバイクに乗ると聞いたことがあるのですが)
あと、遠めで見た感じだとアコースティックベースも使われていたように思います。

バンバンの曲、「手拍子の練習ー!」とおっしゃって、いきなりお客さんを巻き込みます。
「ニューオリンズにて」と言ったかな?。
いっぺんに会場が華やぐ感じは、やっぱりさすがだなあと思います。楽しいもんね、やっぱり。とても、軽快でうきうきするような唄でした。
1月か2月だったと思うけれど、銀座駅構内で行われたフリーライブを見に行ったのだけど、とっても楽しかったもんね!!
あんな通りすがりのお客さんもたくさんいると思われる中で、、ほんとに素晴らしかったですもん。

そして、、「このままバンバンバザールのライブじゃないんですよ!」と、誠さんがおっしゃって、次におおはた雄一さんを呼び込み。
そこで、ひとしきり「おおはた」のアクセントの位置について、ステージで物議を醸し、、、「どっちが正しいの?」と聞かれたご本人も、とーっても真剣に悩んでいた(笑・おいおい)。
で・・・結論は出たのか、結局は?!

ま、それはさておき。
おおはたさんの「あの子の居場所」を全員でセッション。このときは、お使いになりませんでしたけど、今日はワイゼンボーンが聴けるのかな♪楽しみです。
誠さんの番組に2回ほどいらしたおおはたさん。特に、2回目のときは仙台マーティンをやった後だったこともあって大いに盛り上がっていたのですが、
ふわっとしているようでいて、でもそれだけじゃない、、
何かが耳に残る唄だなあ、、とずっと感じていて、今回はとても楽しみだったのです。
あ、それとお使いになってたのは(後で借り物と判明(笑))小ぶりなギターでした。

そして、最後に本日の紅一点。Leyonaさん。衣装のショッキングピンクが目に眩しいです。

「ざわざわするんじゃないっ!」

思わずおっしゃった誠さんでしたが、男性陣の反応がとおってもわかりやすくて可笑しかったです。

「ざわめきの街へ・・・」

と、返して下さったLeyonaさんですが、誠さんも嬉しくってついついツッコミ損ねたようです(笑)。
Leyonaさんの「Travellin' Man」を全員でセッション。いぇーーい♪嬉しいな。おおはたさんは、早速ワイゼンボーンでした♪

彼女の唄を聴いていて、ジャニスだー!と感じた瞬間があって、、、
それでナットクしたことが、、、先日あるライブでビッグママの唄をカバーしていたのだけれど、

きっと、それはジャニスからなんだなと、そこで気づいたのでした。
なぜなら、ジャニスはビッグママのカバーをやっていると聴いたことがあるのです、、、そこから辿っていったんだなと。
以前、マーティンの本を読んでいたら、必ず歴史をさかのぼってみることはする、とお話されてたから、ナットクできることでした。

ホントに、冒頭から実に渋いギターも満載のセッションだったのだけど、見ていると、みんながみんな本当に嬉しそうに彼女の唄を聴いて、かつ演奏してる。
こちらも嬉しくなりましたね。でも、絶対にステージの上にいる人たちの方が楽しかったと思いますけどね。

***

そして、そのままLeyonaさんのステージへ。
今日も、サポートギター・・・というより、もうデビューのときから一緒にやっているから「兄弟みたいな」ギタリストの山本タカシさんがご一緒です。
ちょうど、おおはたさんが座っていたところかな。
そして、彼女のギターは今日も「ブラウンシュガー」ちゃん。マホガニーらしいです。
そして今日もヘッドのとこに、やっぱりショッキングピンクのかわいいマスコットが「しがみついている」模様。
見ていたらピックもショッキングピンクに統一されていましたね。

ツアーが終わり(そのCDが出てるんです、ライブの。欲しいなあ、、、)現在は、レコーディングに入っているそう。
その中から、新曲が披露されました。
「ハーモニー」という仮題がついているのだそうですが、、、「ほぼ決まり?」と、山本さんに問いかけるも、
「全権は、アナタにあるんで」と、あっさり流されてしまいました(笑)。このやりとりが、毎度可笑しいんですよね、、

確か前号のマーティンクラブの会報の表紙を飾ったLeyonaさんですが、ギターというのは奥深くて、なかなか上手くならない。
「練習あるのみ!」と、相方の山本さんに教わろうとするものの、元来「教わるのが下手」とおっしゃいます、、、だから途中で逆ギレしてるらしいです(笑)。

「根気」が大事と山本さんもおっしゃいますが、、、(途中で、チューニングをするときに山本さんから音を貰ってたのですが、、、「下から二番目!」と、お客さんにも聞えたのですけど、、、山本さんの中では、ものすごいツボったらしいです(笑))
ま、ステージでは穏やかにお話をしているものの、楽屋に戻ると取っ組み合いの喧嘩、、、をいをい(汗)で、過去に「何度も解散」してるんだそうな(笑)。
Leyonaさんがマーティン好きの理由は、大好きなニール・ヤングを使っているからという実にシンプルな理由からなんだそうです。

最後は、G.Loveさん(誠さんの番組にもゲストでいらっしゃいました!!)の書いた「ラブ」で盛り上がりました。
(ライブで私が聴いたのは、これで3度目。♪ラブ、ラブ、ラブ・・・って、唄えちゃいますよー。)

引き続いては、おおはた雄一さんの登場。

しかし、いきなり「・・・いつもはギブソンを使ってるので」(爆・・・言っちゃいましたよ、、)ということで、ギターショウで見つけたギターを使用。
オープニングで手にされていた、小ぶりのギターはジェフ・マルダーモデルということです。ほんとに、ひょいと「抱える」という感じになります。
(ジェフ・マルダーさんは、私が一番最初にマーティンコンサートを見た2004年のスペシャルゲストでした。
このときに、ギターをマイクから取っていて、、、それに触発され、、、その年から誠さんがツアーに参加されたのですが、
途中からマイクどりになっていった・・・という経緯があります)

1曲唄い終えて・・・・「いい音だね!」とお話になるおおはたさん。
その歌声は、ふわーりとしているようでいて、何か1本すっと通ったものを感じ、
耳にどうしても「何かが」残ると思って、ラジオにご出演になったときに聴いていたのですが、
やっぱりそうなんだ・・・と、ライブで実際にこの目で、この耳で聴いて改めて感じました。

昨年、仙台マーティンのときにもギターショウで使われた小さなギターを使って、その場で曲を作られたと聴いていますが、今回「使って!」と言われたというのは、小さな小さなギター。しかも、ピンクだったりする。その名もクレア。確かそんな曲がおおはたさんには、あったはずですね。実は、マーティンの偉い方のお嬢様のために作られたというモデル。

だから、本当に小さくてかわいらしいギターなのだけど、、、「値段はかわいくない」発言に大笑いするお客さんなのでした。
それで、1曲披露して下さいました。メキシコの曲っておっしゃったかなあ。
しかし、そのギターを戻すにあたって、、「ごん。」・・・って確かに言ったよ、聴こえたよ(汗)。
見ていたら、ステージ端にいたスタッフの方が「セーーーフ!」ってジェスチャーをしていたのが見えたのですが、果たして何も問題はなかったのでしょうか、少しばかり気がかりです(笑)。

「新しいギターは、新築のニオイがする」

またもや名言が出ました。サウンドホールに顔を近づけるとそうなんだとか。

(毎度、いいにおいがするーっとギターのニオイをよく嗅いでいる誠さんですが、あっ角田さんが一緒のライブでは2人でニオイかいでらっさいましたが(笑)。
(あ、いや、笑い事でなくて、ホントですから!)、あらっ。こちらにも同好の士が(笑)!)
普段、使っていらっしゃるのが50年代の古いギター。こちらは「古い図書館」「おばあちゃんチ」の匂いなんだそうです。
しかし、借り物とはいえ・・弾いていると情がうつるとのことで、、、

「・・・チョーダイ」

って、誰に向かってアピールされたんでしょうか(笑)。思いのほか、お茶目で楽しいところを見せてくださいましたが、、、
最後の曲で、ぐいぐいとギターで自然にお客さんを引っ張っていくあたり、さすが、たくさんのライブを重ねられて来た方だなあ・・・と思います。

そして、お次は「おおはたさんにとって、兄貴」のような皆様がご登場です。
バンバンバザールのお三方です。よっ、待ってました!
福島さん曰く「マーティンを愛してやまないのに」どうしても伝わらず・・・「未だにコミックバンドだと思われてる」と嘆かれるのです。

ご自分のツアーをほったらかしにして、おおはたさんたちのツアーを企画、、しかも自ら運転手まで買って出るという、、、(笑)。
「ツアーの厳しさを叩き込まれた」と、おおはたさんは言いますね。ま、そんな間柄なんだそうです。

でです。
今回持ってらしたマーティンを買ったばかりのとき、、、弾き方がわからないので、
ギターの教則ビデオを見ちゃったらしいです、、、、あのう、、誠さんのです(笑)。
このお話が出たとき、絶対楽屋で転んでいると・・・私は、確信しました(笑)。

「音楽は、魂なんですよ!」

・・・そんな痛い名言を福島さんは、決して見逃しませんでしたね(爆)。

でも、そんなビデオを見て、、、覚えたてのギターで作ったという「早稲田通り」をおおはたさんとバンバンでセッションしました。
シンプルで、素朴な唄だなあって思いました。

で、多分本当はここでおおはたさんが退場される段取りだったと思うんですが・・・・。

「・・・もうちょっと・・・な?」

と、福島さんの引止めにあうおおはたさん(笑)。
ライブハウスではよくある話で、、、いろんなバンドが出て、どんどん押していって、、一番最後のバンドのヒトが「むっ」としちゃうという、、、、

「そういうの、やろーぜ!」

・・・・とっても悪魔な誘いだ(笑)。

てなことで、「keyは、Gね」。

そしてすんごい歌詞の解説をしてくださるので、お客さんは大爆笑。

「オレは愛することに野生的」

・・・って、そんな唄。日本語にすると凄いことになるのね、、しかも、いつのまにか高田渡さんの唄に繋がっていってるし、、、(笑)。

「たのしいーーー、音楽って楽しいね!」

と喜ぶ福島さん。
しかも、、、「・・・自分が楽しければいいんだからっ」と。

わはは、いいねー。
でも、こういうふうに言う方に限って、お客様もちゃんと楽しませて下さる方が多いのはなぜなんだろうな?

・・・で、次の曲へ至る紹介のMCがまた傑作!!
昨今の音楽業界における著作権について、問題提起(笑・どんな?)

「パクるんだったら、ATMごとショベルカーで!」

大・爆・笑!!

ま、詳細は大きく端折りますが(笑)。

その名も「恋はねずみ色」。

再び、大・爆・笑!なんちゅうタイトルつけるんぢゃ(笑)。

今回このマーティンライブに呼んでもらえたキッカケは、あのコンピアルバム「アコギでクラプトン」のおかげだと言います。
そして、いかに、EC、エリック好きか・・・ここで唄マネも交えて(時にマニアックなネタもあり)訴える福島さん。
次はあの曲やってー、、というリクエストにいとも簡単に麗しいギターで応える富永さん、、、てか、、、ネタなんですか、これって(笑)?
で、話はちゃんと戻ってきて(笑)、今回「アコギでクラプトン」に参加するにあたり・・・。
まずはわが国における「アコギ界のピラミッド」なるものが存在するという、、、
まあ頂点に立つ人々は、ま、マーティンの会員さんならおなじみな方ばっかりです。
さすがの私だって知っています。何人かはライブでも拝見させていただきましたし。
ええ、そういった方々が「やりやすいナンバー」をやってしまい、、、
ピラミッドの下層にいる自分たちには、、(ご謙遜だと思いますよ)「職業選択の自由ならぬ、選曲の自由がない」と嘆かれます。

スタッフの方に、、、

「ど真ん中が空いていますが?」

と言われたのが、結果的に「Layla」なのだと。

で・・・「Layla」にだって2バージョンある。
というわけで、、、ここでもご丁寧に富永さんのギターに乗せて(笑)
また細かいモノマネを交えて実演してくださいます・・・もうネタだな、これは完全に(笑)。
バンドのバージョンがあり(このときのマネが大爆笑でありました)、MTVアンプラグドのアレがあり。
要するに・・・アレンジに「逃げ場がない」。そこでもう、逆ギレ(笑)

メロディのみを残し、全とっかえという大胆な作戦に出た・・・というのが、あのメジャーな、カントリーな「Layla」が誕生したきっかけなんだそうです。
もう、会場は盛り上がりましたねえ、これは。
知っているヒトたちは勿論大喜びだし、聴いていないヒトだってさすがに原曲は知ってるだろうし。それが・・・あんなことになってるんですからね(笑)。

しかも、私は最初に聴いたときに、徹底して「後奏」のピアノのところまで再現してきっているので、
もうかなりウケまくってたんですが、、、後で誠さんもその点を指摘していらしたのでちょっと嬉しかったです。

2へ続く