ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
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サイケデリックブルーズロックナイト

2004年03月09日 | 2004年ライブ・イベント
サイケデリックブルーズロックナイト
 
2004年3月9日(火)@高円寺JIROKICHI

年明け直後のあのライブ^^以来の「高円寺JIROKICHI」に出没してみました。
誠さん自身「出演者」という立場では、久しぶりだったのかな。
他バンド(ワタシの見た範囲だと、南條ソウルバンド。)のゲストという入り方はしましたが。
いやーこういうカタチでお会いできるなんて、、、嬉しいです。

中央線を降りて、いつもの道を歩いていくと、、、
あーー、やっぱりね~~(^^ゞ

ある角を曲がるとJIROKICHIなんだけど、その角からヒトの行列が折れ曲がって来ていた、、、あちゃーー。
整理券配布開始1時間前で、そんな感じなのだった。
でも、まあ基本的にちゃんと入れればいいよ^^なので(そんなに広いお店ではありません。)、それでいいことにする。
それでも、21番だったかなーー。(裏紙にマジックで書いてある整理券がとってもいじらしい^^)
(行列して待っていると、出演者の皆様がぼちぼち到着、、、てか、全員入りを目撃したです。)

1時間ばっかし・・・日も落ちてうすら寒くなってきたので、屋根のあるところへ避難。
お茶をしてから、再度お店の前に集合!!
もう、ガンガンにリハの音が漏れてくるんですけど^^
そっかー、やっぱりこれもやるんだよねーーとか言いながら、音に合わせて弾んでみる^^
(もはや、ただの浮かれヤロウ^^・・・そんなに嬉しいのかよっ、、、嬉しいよっ!!・・・シゴト中に頭痛がして慌てて鎮痛剤を飲んでたのはどこのドイツだよーーーっ。)

中は、テーブルは取り払われて椅子ばかりになってました。
で、、どうしようかと思ったけど、、カウンターの一番端にしがみついていたのでありました^^
いや、、結構いい場所よーー。
立ち上がっても誰にも文句は言われないもん♪(デカイから←しつこい。)

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今日は、スリーピースでのフルライブです。
(対バンというカタチではあるのかな、と思ってらしたそうで。まさかフルで出来るとはと、驚かれたそうです、誠さん。
あと、、ライブでも曲によっては・・・というのでありましたね。)

ライブ開始早々、、、
誠さんが、ぐるっと客席の様子を見渡すようにして、、

(あ、被ってらした帽子は多分ウキキのときのそれです(注・勿論サルではありません(飛蹴))。
それに、ピンバッチがついてたよな、、?
あれかなあ、、以前ラジオでお話されていた、スティービー・レイヴォーン氏からプレゼントされたものかな、、とか想像しておりました。あれをつけて出ると、ギターがうまく弾けるような気がする・・・っておっしゃってた記憶がありますよ)

「こっち側、あと5人くらいスペースありますよ」

と促して下さり、、
お客さんのコミコミの偏り具合を少し緩和しようとして下さったみたい、、

(ロックなコンサートには、あまり有り得ない光景ですが、誠さんの場合は大いに有りえます^^ 
目がいいから見えちゃうんですね、きっと。)

で、バランスが取れて^^誠さんたちも納得したところでスタート。

二部制なのですが、、一部は、割とバラエティに富んだ選曲、、、
といっても、、、「趣味の世界」だったとかで、、一般的に馴染みがあるかどうかは、ワタシも実はよくわかりません^^
誠さんのファンとして、ちょこちょこ、、ラジオを聴いていたから多少はわかるものもあります^^という程度かな。

過去のライブでやった、、BBの「Help the poor」(以前他のライブの時に、ソロ回しがスンゴク長かったやつ^^)とか、ビートルズの「Dear Prudence」・・・ほんとに素晴らしかったです、、、あれを3人だけで再現するんですか!!ですよ、全くもうもうもうっ^^
あとは、、バッドカンパニーとか、、、

一部では、赤のシンラインをバリバリに弾いてらしたっすね^^
少し離れたカウンターの前にいた私でも、その腕の筋肉が浮き上がってる様子がわかるほどでして、、、

ところが、誠さん「今日はあんまししゃべんないようにしなきゃ」と、自嘲的におっしゃりつつ、ついつい「空白」というか「間」が出来てしまうと、気になるのか、埋めてしまいたくなられるようでして、、、、^^;

誠さんが中高時代、ほぼ「追っかけ」的なスタンスで聴きまくっていたマウンテンを、なんと「カースケさんが歌った!!」(「想像されたウエスタンのテーマ」)り。
カースケさん曰く、、「斎藤のために歌うよ・・・・あ、言い過ぎました^^;」
それを聴いた誠さんが、「磨きがかかってきてるよなあ、どんどんグレードアップしてるよなあ!!!」って感心してらしたです^^
最近、大いに唄うようになりましたよねーー。やっぱ、自分の隠れた資質に気づいたのではないかと(笑)。
そんなカースケさんに、、

「あっ、ちょっとタオルとってきていい?」(誠さん)
「あ、手ぬぐいとってきていいですか」(サトケンさん)。

楽屋へ消えていく、、、^^;
ヲイヲィ。そしてカースケさんは、、、、ステージに1人置き去り^^;;;すごくココロぼそげ、、、

かと思えば。
誠さんのリクエストで、適当なリズムをカースケさんに頼んで叩きだしてもらい、、
次の曲とおなじテンポじゃつまらないから、変えてくれって^^
しばし、お三方で自由に(勿論、お互いの呼吸は見ているでありましょう。)ジャムることとなりました。
そこから、「Messin' with the key」へ。
ああ、その一連の流れのかっこよさといったらもう、、、、

二部は、完全にCREAMのナンバーオンパレード。
誠さんのたまわく、、「望むところであろうと、そうでなかろうと^^全編CREAMですから」^^
やはり、ここでもついついMCの主導権を取ってしまう誠さんなのでありました^^

皆さんの楽器のほうも、正調CREAMといった感じか。
もう、やる気まんまん、、誠さんはギターSGに持ち替えておられました、、
カースケさんは、15年ぶりくらいにツーベス、、モロモロ解説がつきましたが、、、、「すごいんだー」くらいにしか理解していないオイラ(笑)。

ベース 佐藤“ジャック・ブルース”研二
ドラムス 河村“ジンジャー・ベイカー”智康
ギター 斎藤“エリック・クラプトン”誠

というとこですか^^

一部は、演奏に相当の力を振り絞る展開だったため、、休憩中に全員Tシャツに着替えておられました。やる気満々^^
二部の再開は、・・・プレーヤーの皆さんの疲れ方というか体力の回復の仕方次第、、、ということで決められていたくらいで。

MCでは、いろいろと「ためになる」(ほんとかっ。)ロックのトリビア^^;を披露して下さったり、、、

政治家・・・という曲がありますが、、
これ、よく聴いてたら「レイラ」が織り込んであった^^気がついた。
で、学生のとき「せいじや」って読むんだって、先輩から聞かされて暫くのあいだ「せいじや」ってホントに言ってたそうな、、

・・・・サトケンさん、、少しアルコールが入ったら、、、MC壊れてきちゃった(^^ゞ
ちょっくら目が怖かったです^^;

(カースケさんは、何度も「オイ、○○○○ナ吸ってるだろ!!」とツッコンでおられました。
てか、なんとかして入ってこようとしており・・・その一挙手一投足を、誠さんは決して見逃しはしなかったみたい^^さすがだ。)

確かに・・・・アルコールと爆音は、、、ヒトの何かを壊しますね、、
昨年の神戸チキンでのTETSU NIGHTでも思ったけど。何かが壊れ出す、、、そして何かを壊す^^

誠さんも、実は前日高熱を出されてしまったらしく、、
(「体温計の水銀がぴゅーーーって噴出す、、」サトケンが言ったら、「今はデジタルの時代だよ」と誠さんも応酬^^)
実は・・・本当は、やや体調は不良だった模様です、、、

えっと、、今回はベースの佐藤研二さん(サトケン)さんの主宰ということだったのですが、、
(知り合いになったきっかけは、カースケさんがほかのレコーディングで一緒になったことだとか。)
力関係は三等分って言ってたけど、どうだったのかな。

でも、演奏では確かに「誰も後ろに下がらない」。
遠慮しないとは、このことかも。
それぞれ、途中で呼吸を合わせてるなあ、、タイミング合わせてるのかなあってわかる場面もあり、、、、ワクワクする。

カースケさんの、、いつにもましてスリリングなドラム、、、

ほんっとに、、それはベースなのですか、それは!!あいた口が塞がりませんでした、サトケンさん。

誠さんのこれこそ、、シブーーーーーーいって言うんだろうな、、、ギターとボーカル♪

それこそ、ぐいぐいみんなが「前へ前へ、どんどん前へ」^^ これはほんっっっとに素敵^^
いいぞいいぞっ。

誠さん、、「あれれ? いつの間にかこんなとこ出てきて演奏してた」(笑・ギターソロ・・・自分がどこかに行ってたらしい^^;)

MCは、詰まってくると、、誠さんがいいように突きまわして^^;そして、一回りして話を元に戻すという、、とても見事な話術を披露して下さったり、、
このあたりは、いつもフロントに立ってる方はさすがです。
ボーカルも、誠さんが一番多かったかもしれないけど、サトケンさんも、カースケさんも、何曲かリード取りましたしね。

CREAMに関しては、去年のチキンジョージでのTETSU NIGHTで聴いたもの、、、と重なってました。
多分、このあたりは皆さんお好きなナンバーなんだろうなあ、、って改めて思いましたね。

与太話絡みの「SWLABR」(←で、よかったですか?読めないのよねーーっ。一般的にはスーラバー。)これ、ほんと大好き。
あと「crossroads」。

「アーユーレディ?」と、「うたってもいーい」てな感じでお客さんに問う誠さん、、なんかカワイカッタ、、
(これですね、「十字路」と、本当にシングル盤ジャケには書かれてたんだそうです。誠さん、相当気に入ってますよね^^)

アンコールは2曲。
勿論、2曲ともCREAM。
1曲目は、、誠さん、既にギターを持つ手がコード押さえてます(・・・何度か聴いたぞ、それ^^)
昔、ラジオで聴いて衝撃を受けたナンバーっていうのは、ビートルズの「Hey Jude」(ながーーい、あの曲です。)それをも凌駕したのが、これだったそうでして。

「White Room」(白い部屋(誠さんによる和訳^^))

これ・・・・圧巻よね、、
リハの音。漏れ聴こえてきたのは、これなんだってのこれこれこれっ!!!

誠さんからの促しもあって、サトケンさんのライブ告知、、、でも、正確な日にちが曖昧に^^;
それから、誠さんのツアー告知、、、でも日にちがはっきりせずに、こちらもカースケさんに確認する場面も(笑)。

それと、、最後は「みんなで唄って下さい」。

ん?

タイトルは、「大喜び」(誠さんによる和訳^^)「ワタシは大喜び」(カースケさんによる和訳^^)。
わーーーい、わーーーーい。

本当は「I'm so glad」^^

これ少し前に、誠さんのラジオで聴いていたんだけど、、CREAMだから、「演るのかもしれない」とは思ったけど、、
それにもまして「誠さんが唄ってる」音・映像がもう、すぐに頭に思い浮かんだのでした。さすがなセレクトだと思ったし、、
何より、すごくカッコいいもんな。。。これ。

♪I'm so glad♪

の繰り返しのとこだけ、ちゃっかり唱和してしまったワタシなのでした、あはは。
スゴク楽しい♪

やはり・・・・ある程度の覚悟はしてたけど、音圧はすごかったです。
スリーピースって・・・・やっぱりこんなものですかーー。ひえーー。
あの、爆音が振動を伴ってですね、、、もういきなりカラダの内側にダイレクトにびしびしずしずし響きまくるんですよん、、、
これ、かなりの快感です^^
アタマとかのフィルターを通らない、、、、、、
日頃の憂さも、ちっこい悩み事も、少しばっかりブルーな気分も、そりゃあぶっ飛ぶワイってなもんです。うん。

そして、それが結局最終的には、アタマの方に戻って来るのよね、、、
アタマ、両手で持たれてぐらんぐらん揺さぶられてたような感じ。。。。
自宅に帰っても(大体、1時間くらいはかかります。)クラクラしてたもん、、、これは強烈。

分厚いってのは、音数があるってのもそうだろうけど、、それぞれの音がドデカイ、重い、、てのだよね。

昔は間違いなく、みんなレコードの演奏をコピーしてた「ロック少年」だった筈。
それが、今はみんな経験を重ねられて・・・技術には大いに磨きがかかっているから、、、、
昔より、思うようにやりたいことが出来るようになって、、同じ楽曲も今やると更に楽しいんだろうなあって。
気持ちはきっと、、いつでもロックな「少年」なんでしょうね^^

いいよなあ、いいよなあ、、、