フカカッタ+高橋結子 @ 自由が丘MardiGras。
ゲストは斎藤誠さん♪
2013年2月16日(土)@自由が丘自由が丘MardiGras。
フカカッタのライブ、いってきました!
ざっくりした感想文(雑記含む)を書きました。
で、フカカッタとは?
各方面で大活躍の、深町栄さんと片山敦夫さんに超キョーリョクなキーボードユニットのこと。
誠さんのフルメンといったら、キーボーディストはこのお2人しかありえないのですが。
気がついたら、いつの間にか結成されていて(笑)、
ブログにていつの間にかリハが始まっている様子が出てて、、
でもライブの予定はまだ全然出てなかったのだけれど。
去年の秋口から、その全貌が明らかになってまいりました。
昨年の秋~冬、桑田さんのツアーと並行するように(笑)各地で行われた誠さんのツアー。
こちらの記念すべき初日の仙台にて、デビューを飾ったやに聞いております。
そして、その後はサムズアップでのライブ(スペシャルゲスト金原さん、見に来ていたゲスト佐藤くん^^)のサナカ、
お披露目の「首都圏デビュー」は抱腹絶倒もの。
後者で目撃しておったのですが。
そのときに、既にこのマルディグラライブの予定は決まっていたのですが、
その時点でレパートリーは2曲だったらしい。(まじっすか。)
そんなわけで。
とにかく激寒な日だったので、ギリギリまで屋内待機。
そろそろ10分前だな、と思って行ってみたら既に行列が出来ていて、
お久しぶりにお見かけしましたが、みどりママがパキパキっと仕切っておられました。(the bondのライブではおなじみの光景^^)
ぼちぼちリハ終わりかな、
という感じで三々五々、外へ出て行かれる出演者の皆様でした。
定員は30名と聞いていましたが、おそらくも少しいたのではないかなと。
そして立ち見も含めて、みっちみちに混んでいました。
私はちゃっかりソファ?を確保できました。
後から後から人がくるので、
「すみませーん!!アリーナの方、あと5センチ前に詰めていただけますか」
と、みどりママ。
・・・マルディグラに、アリーナ席があったことを初めて知った夜でした(笑)。
**
オープニング、、、
開幕のごあいさつ?
が、誠さんから。
これはデジャヴだろうか。
ちょうど10年位前も、ここ、この場所でこれとそっくりの風景を見ていたんじゃないかな、という気がしてきた(笑)。←いたでしょうが!
デビュー20周年企画!そして今回のデビュー30周年企画!
・・・あれからもう10年なのかよ!
感慨深いというのは、案外なくて。自分でも少し意外。
淡々とコツコツと進んでいれば、まあこれくらいになるのはむしろ当然という感じなのであります。
さてライブ。
よく考えてみたら、珍しいセットではあるのかも。
キーボード二台、真ん中にパーカッション。
そして、更に真ん中にアコースティックギターとマイクスタンド(某ピックがいくつか)^^
細かい曲のことは余り書けないかもだけど、
少しずつ断片を並べてみます。
・とにかく。そんなわけでステージに立つ人間が人数少ない。
ギターもベースもいない。
だから冒頭より、お客さんもおのずと強制参加を言い渡されるの巻(笑)。
早速1曲めから、手拍子のタイミングがふかまっちーから出る♪
ちなみに、今日は片山さんは「あっちゃん」とか「あっくん」とか。
(ご本人的には、どちらで呼んでも返事してくれるようでした。が、どちらがいいと聞かれれば、どちらがいいとも言えないと、、、)
・誠さんのライブのときと同様に、ピアノは片山さんが担当、オルガンは深町さんが担当というすみ分けになっています。
・で、お2人の会話。
要するに・・・落としどころ・・・を求めちゃいけないんだと思います。
ゆるゆると、そのキャッチボール・・・に似たものを眺める。
なかなかおわんないねー(笑)。
とか
油断すると、あらぬ方向へいったり。
たまに剛速球も来るので、要注意。
そして、突然終わったり、風向きが変わることも。
・1曲終わったところで、カメラOK発言。
「フェイスブックでもツイッターにでも出していいよ」
という片山さんの発言に、お客さんわらわらーっとカメラを取り出し俄かに撮影大会になる。
あるいは「記者会見場」ともいう^^
・とにかく・・・けっちゃんの力は偉大でした。
ツイッターでも触れていたのを読みましたが、キューバ帰り。
そこで、現地のおじいちゃんにコンガを習ってきたというお話があらぬ方向に脱線・・・というか脱輪(笑)。
いやあ、一緒に写真を撮ったのだけど、顔がわからなかった、、というところから、
なぜかしら、ふかまっちーがお宅によく現れるネコさんの話に。
お客さん煙に巻かれっぱなし、、、^^;;
で、話が戻ってきて、、、
スペイン語がわかるけっちゃんのしても、訛りがすごくておじいちゃんの話がよくわかんなかった、、、というのを聞いてひとこと
「my face not stand」
・・・苦し紛れすぐる英語^^;;
・あ、そのせいもあってか、ラテンリズムな曲、アレンジをラテンぽくしたもの、、何曲か。
かの「追憶」なんかも。全く違和感なかったのはさすが。
・はたまた、珍しい楽器披露コーナー♪
その名も「オーシャンドラム」。
遠くから見てると、巨大なタンバリンのような、、、
円を描くようにしてゆっくり動かす(けっちゃん談)と波音がします。
片山さんもトライしてらっさいましたけど、
最初は力加減が違ったらしく、けっちゃん曰く「・・・荒波ですね」。
でも、慣れてくると「あ、これいーねー^^」。
あのぅ波・・・作りすぎですよ^^
(今、シャッターチャンスですよ、動画とかって、、けっちゃん(笑)それもいいなあ。)
・ところで本日のライブ。
もろもろの事務連絡業務、準備作業(フライヤー、告知関係などなど)は、けっちゃんが頑張ってくださって成り立っているとのこと。(・・・クレーム入って
ます(笑))
「・・・このひとたち、なんもやんないんだもん」
・・的な、、
盛んに、今後は・・・と、MC中にこの後の展望(野望)が出ていましたが、、
次回は準備・・・大いに頑張ってくださいませ(笑)。
・キャリオカ、、、盛岡、、、ちぇけらっちょのポーズについての検討等(て、私のメモに書いてあるんですけどー^^;)
・セットとして準備された楽曲には、映画にも造詣深いお2人であるからして、映画音楽ももりだくさん。
1セットの最後のところでも、イタリア映画「道(La strada)」から「ジェルソミーナ」なども。
・セットの最後は片山さんアレンジの「Dreaming of Home and Mother」(旅
愁・・そう、おなじみのあの唱歌です)・・・サウダージな感じっておっしゃったかな。
そうそう、フカカッタはブラジルの音楽もレパートリーあるので、キーワードのひとつなのかも。
これ・・・・素晴らしかったです。
知ってる曲だから、なお、なのかなあ。
アレンジや楽器やらが変わると、その曲のもつ違う側面が見えてくるというのか。
ライブの中である意味一番気に入ったかも。
・休憩。2部には・・・ええと誰か来てるそうです(バレバレかと思われ。)
・2セットめは、マンボNo.5から。
例の掛け声「ぅうっ!」ておなじみのやつ。
好きなところでやってもらって、、、て無理です。絶対(笑)。
ふかまっちーが、お得意なところかと思われるので、むしろそれを邪魔したくないです(笑)。
・その直後に誠さんが登場。
というか、ゲストに関するあれやこれや輪郭を説明・・・をばっさり端折り(爆)。
いきなり片山さんから呼び込みが(爆)。
呼び込まれた誠さんも誠さんで(コロナビール片手^^)、、開口一番。
「えっと、、これはライブですか?」(byサイトウマコト)
音楽と・・それ以外の何かではないのか?
との疑問を呈されました。
なんだろ「それ以外」ってーーーー!
なにより、ライブ途中でゲストとして出ることは何度もあれど、
さすがに「マンボNo.5」のあとに出たことはなく、大いに当惑されたとのこと(笑)そらそーだ。
ふかまっちーも、、
「まこっちゃんのオリジナルはやりません(きっぱり)」
でも、とっさに反応して「愛してるっていって」のイントロを条件反射的に奏でる人がいました(笑・でもさすが!)
で、、、、
「(ギターで)まずは刻んでてください」(ざっくざっくざっく♪)
そう、確かサムズで1曲披露したやつかと。「サウダージ」な。
片山さん唄うの巻。
というか、コーラスとか、ボイパ(ふかまっちー仕込みらしいです^-^)で、
どんどん参加されていました。
こんなの、ほかのライブではなかなか見られませんぜ(笑)。
そして、けっちゃん言ってましたけど、、、
お2人の唄の伴奏をする、誠さん^^
他では絶対ないです、ええ間違いない^^
・誠さんも自分でリクエストを出されていて、
それについての説明を始めてしばし、、、
不意に我に返って、、
「えーと、、、ボクが仕切っていいんですか、ここ?」
(笑)。
でも、誠さんが話しだすと、なんとなくお客さんも安心(笑)。
出演者も大人しく聞いているし(笑)。
でも、ここぞって「ご本人が思った」ときに、フリーダムに斜め後ろっからツッコんでくるし。
すかさず誠さんもそれを拾うものだから、お客さん「大爆笑」。
これも、ある意味「様式美」として形をなしたものかと思われます。すばらしい^^
・で、次の曲紹介で、、
巨匠「エンニオ・モリコーネ」がたいへんなことに(笑)。
しまいには、何が正しくなるのかわからなくなる始末(笑)。
・そして、話のオチというか一番言いたいところ・・・つまりは曲のタイトルをゆるーくふかまっちーに先を越されてしまう(笑)。
それをさりげなーく、やわらかーく、でも忘れずに容赦なく指摘しておく誠さん。
それをきいて「大目玉?」とうける片山さん、、、、、、
・それは「シシリアン」なんだけど、ここでもけっちゃんの「秘密兵器登場」。
そこに併せて、軽く始めてみたら、思いっきり乗っかってくる人がいて、、
これまたカオス、、、やっぱりふかまっちー(!)もフリーダムでした(笑)。
・マルディグラが無国籍空間に。
・マルディグラで「荘厳」に。
それは007なのですが。
最新作を見た、といった途端に「どうだった?」ってフツーに斜め後ろから聞いてくるひといるし、、
日本が舞台の007(二度死ぬ)についての話で「姫路城」に反応したばっかりに、誠さんがそれについて説明を始めてしまったり、、
・でもたしかに・・・。
ステージには間違いなく、4人しかいないのにね。
何10人分かの音と、広い空間がそこに見えるかのよう・・・にはっきりと感じとれ。
これがすごいとこなんだよなあ、、、て改めて。
・更にもう1曲誠さんからリクエスト。
これは、かねてから誠さんが深町さんとデュエットをしたく思っていたのだけれど、なかなかそれを披露する機会がなくて、、、
とのこと。
なんと「NRBQ」といったらもう、詳しい説明が不要なくらい、、
あちこちで誠さんは「NRBQ愛」を語りまくっています^^
今回は「This love is true」。
これもまた、お客さんに参加して欲しい!との要望で、、
練習^^
「This love is true~♪」
というとこだけなんだけど。
うん、いい曲ー。YouTubeさがしにいってこよー♪
・誠さんギターをフューチャーしてという「カーリーとキャロル」、、
カーリー・サイモンとキャロル・キングのこと、、、と言われているそうなんですが、、、
(これまたYouTubeさがしにいってこよー♪)
ところが、、「カーリーとサイモン」(←同一人物ぢゃ)など、またもやカオス(笑・そういうスイッチってどこにあるんだろー、しりたいわあ。)
・このライブもあと1曲でお別れです。
えーーーーーーーーー!
えーーーーーーーーー!
えーぇーえーぇーえー!(← ほーみー?)
えーーーーーーーーー!
えーーーーーーーーー!
えーーーーーーーーー!
えーーーーーーーーー!
(↑イメージ。)
お客さんのブーイング大会、、
そしてなぜか出演者も猛烈にブーイング(笑)
この絵だけでも、じゅうぶん「おかしな」ことになってるはずなんですけどね、、
でも、、、
「待って待って! なんか一人違うことやってるひとがいる!!」
「民族的なことやってるひとがいる、、ホーミーとか」
「倍音が聴こえる!」
と誠さんが突っ込むものだから^^;;
もう大爆笑でした!(犯人もちろんふかまっちー。)
で、アンコールやる気まんまんなんですけど(笑)。
・最後はフォスターの名曲「スワニー河」
をマルディグラの雰囲気にふさわしい、ちょっとニューオリンズな香り漂うアレンジで。
これがまたかっこいいったら!!!
・で、ここからあそこ、、なんだけど、、
「いちおう、ひっこもう♪」
と言いながら、律儀に何とかしてステージからはけていこうとする片山さん、、
・アンコールではなんと。
出ましたーーーー!!
ふかまっちーの愉快な「指サック応援団」。
1ヶ月ぶりのご登場だそうです。
えーと、ほら、、、あの横浜アリーナの最終日のメンバー紹介に出てきた、、あれです!
あのネタが横アリのお客さんのなかで、何人にわかっただろうか、
ということで、ひとしきり話がもちきりになったくらいのインパクト!
しかし、ひとつひとつ、、装着するもんだから、大変で^^;;
手伝いましょうか?の声も飛ぶくらいで、、、
南條ソウルファンにはおなじみ「世界のみなさんこんにちは(違)」があったり、、
サックスソロがあったり(!!!)
なんか、EXILEも練習してたという専らの噂です。
すげーなーーーー!!!
・アンコール2曲目(ぇ?)は、ザ・ピーナッツでおなじみの「小さな花」。
・最後の曲、、、について、途中まで説明が進んだのだけれど、、、
「おいっ、呼び込むの、忘れてたろっ!」
と、段取り飛ばして、誠さんに思いっきり叱られる片山さん(笑)。
低音のボーカル、ジョニー・キャッシュ「We'll meet again」。
もう予め壁面の高いとこに、英語詞が六行ほど書いた紙がずーーーっと貼ってあったんだけど、、、気になってたんだけど(笑)。
低音のいい声っていったら、それは片山さんですから^^
(某レコーディングで、よく叱られているという噂(もはや周知か。)、、だから、ボイトレしなくていいよ、とあっさりふかまっちーに言われてしまう。)
しかし。曲始まりにて、、「じゃあ、まこっちゃんから・・・」と振られ、、
「ぅぇぇぇえーーーーーーー?!」
とマヂで大きく驚く誠さん。
「この曲、急遽参加することになったんですから!」
ふかまっちーの無茶ぶりだったらしい(笑)。
(そうでなくても、キーを片山さんに確認しながらだったり(笑)。
片山さんも「あ、別にいいですよー、毎回違うから」(えーーー。)と、こともなげに対応。
すごい最強かも、この方たち。)
・最後もちっちゃなステージに4人前に集まって・・・ライン?
盛り上がりやまず、お客さんとともに「We'll meet again」を何度か繰り返し。
ゲストなのに・・・見えないところまで神経が行き届き、、(前述のとおり)
そして、パーカッションだけでなく、コーラスやボーカルまで、ほんとに素晴らしいパフォーマンスを披露してくださいました。
けっちゃん!!
いまや、いろんなところのセッションで欠かせない存在です。
また、一緒にやって欲しいな~~。
ステージ上で一緒にやってるのに、大笑いしちゃってるのがキュートでした^^
そして、、、誠さん、、、
いろーーーーんな意味でおつかれさまでした。
でも、やっぱりさすがだなあ、、というのは
フカカッタのお2人が出してくる楽曲とまた一味違った、、、
でも、ぴたりとハマッてくるものをセレクトされてくること。
こういうのって、誰にでも出来ることではないと常々思っているので、
改めてまた敬意を払ってしまう次第でした。
・・・・とにかく。
もう、なんだこれ(笑)。
めちゃくちゃ楽しかったのです。
出てくる楽曲の振り幅が、とてつもなく大きくて。
唯一無二というのは、こういうのをきっと指すんだなと思う。
まさに、音楽のビックリ箱というか、おもちゃ箱というか。
で、それが何であっても楽しんでらくらくと「のみこんじゃう」感じ?
曲だけじゃなくて、たまたま「犠牲者^^?」が気心が知れた誠さんだったせいだけでなく、
多分、誰が来てもあっさりとカタチが出来てしまうんじゃないかなと思えるような柔軟さ、自由さ。
これはもうすごいを超えてると思います。尊敬します。
南條ソウルバンドで、リードを取ったり、他のご自分のリーダーバンドでも、
その縦横無尽さ、もうどこに着地するかわかんない(笑)
っぷりで、深町さんのパフォーマンスは少し存知あげてたつもりですが、、、
どうもすいませんでしたっ!!出直しますっ。
いうくらいの凄さでした、、、、
MCもある意味、無敵だと思います。敵わないです、、
そして、片山さん、、
MCのフリーダムさなど、最近キャラアピールがどんどんオモテに出てきていますが、、(笑)
純粋にピアノのインストを聴く機会というのは、考えてみたら、、、ほとんどなかったかもしれないです。
楽曲の一部分をソロで弾く、、、のが普段はやっとだし、あとthe bondでは担当はハモンドですからね。
しなやかで繊細。でもほんのりとおおらかな(大胆な)感じもあって。
お人柄なのかもしれないけれど、、、
すんごい難しいこともやってらっしゃるんだろうけれど、
全く近寄りがたいと言う感じに全くならない。
身を乗り出して、もうちょっと聴いてたいなあ^^、、と思います。
またやりたい!やる!とお話しされてましたので、
是非シリーズ化していって欲しいです。お忙しいと思うけれども。
でもあれがどこまでいっちゃうのか、、行き着く先がちょっとこわいんですけど・・・ね(爆)。
(2013年2月21日記)
ゲストは斎藤誠さん♪
2013年2月16日(土)@自由が丘自由が丘MardiGras。
フカカッタのライブ、いってきました!
ざっくりした感想文(雑記含む)を書きました。
で、フカカッタとは?
各方面で大活躍の、深町栄さんと片山敦夫さんに超キョーリョクなキーボードユニットのこと。
誠さんのフルメンといったら、キーボーディストはこのお2人しかありえないのですが。
気がついたら、いつの間にか結成されていて(笑)、
ブログにていつの間にかリハが始まっている様子が出てて、、
でもライブの予定はまだ全然出てなかったのだけれど。
去年の秋口から、その全貌が明らかになってまいりました。
昨年の秋~冬、桑田さんのツアーと並行するように(笑)各地で行われた誠さんのツアー。
こちらの記念すべき初日の仙台にて、デビューを飾ったやに聞いております。
そして、その後はサムズアップでのライブ(スペシャルゲスト金原さん、見に来ていたゲスト佐藤くん^^)のサナカ、
お披露目の「首都圏デビュー」は抱腹絶倒もの。
後者で目撃しておったのですが。
そのときに、既にこのマルディグラライブの予定は決まっていたのですが、
その時点でレパートリーは2曲だったらしい。(まじっすか。)
そんなわけで。
とにかく激寒な日だったので、ギリギリまで屋内待機。
そろそろ10分前だな、と思って行ってみたら既に行列が出来ていて、
お久しぶりにお見かけしましたが、みどりママがパキパキっと仕切っておられました。(the bondのライブではおなじみの光景^^)
ぼちぼちリハ終わりかな、
という感じで三々五々、外へ出て行かれる出演者の皆様でした。
定員は30名と聞いていましたが、おそらくも少しいたのではないかなと。
そして立ち見も含めて、みっちみちに混んでいました。
私はちゃっかりソファ?を確保できました。
後から後から人がくるので、
「すみませーん!!アリーナの方、あと5センチ前に詰めていただけますか」
と、みどりママ。
・・・マルディグラに、アリーナ席があったことを初めて知った夜でした(笑)。
**
オープニング、、、
開幕のごあいさつ?
が、誠さんから。
これはデジャヴだろうか。
ちょうど10年位前も、ここ、この場所でこれとそっくりの風景を見ていたんじゃないかな、という気がしてきた(笑)。←いたでしょうが!
デビュー20周年企画!そして今回のデビュー30周年企画!
・・・あれからもう10年なのかよ!
感慨深いというのは、案外なくて。自分でも少し意外。
淡々とコツコツと進んでいれば、まあこれくらいになるのはむしろ当然という感じなのであります。
さてライブ。
よく考えてみたら、珍しいセットではあるのかも。
キーボード二台、真ん中にパーカッション。
そして、更に真ん中にアコースティックギターとマイクスタンド(某ピックがいくつか)^^
細かい曲のことは余り書けないかもだけど、
少しずつ断片を並べてみます。
・とにかく。そんなわけでステージに立つ人間が人数少ない。
ギターもベースもいない。
だから冒頭より、お客さんもおのずと強制参加を言い渡されるの巻(笑)。
早速1曲めから、手拍子のタイミングがふかまっちーから出る♪
ちなみに、今日は片山さんは「あっちゃん」とか「あっくん」とか。
(ご本人的には、どちらで呼んでも返事してくれるようでした。が、どちらがいいと聞かれれば、どちらがいいとも言えないと、、、)
・誠さんのライブのときと同様に、ピアノは片山さんが担当、オルガンは深町さんが担当というすみ分けになっています。
・で、お2人の会話。
要するに・・・落としどころ・・・を求めちゃいけないんだと思います。
ゆるゆると、そのキャッチボール・・・に似たものを眺める。
なかなかおわんないねー(笑)。
とか
油断すると、あらぬ方向へいったり。
たまに剛速球も来るので、要注意。
そして、突然終わったり、風向きが変わることも。
・1曲終わったところで、カメラOK発言。
「フェイスブックでもツイッターにでも出していいよ」
という片山さんの発言に、お客さんわらわらーっとカメラを取り出し俄かに撮影大会になる。
あるいは「記者会見場」ともいう^^
・とにかく・・・けっちゃんの力は偉大でした。
ツイッターでも触れていたのを読みましたが、キューバ帰り。
そこで、現地のおじいちゃんにコンガを習ってきたというお話があらぬ方向に脱線・・・というか脱輪(笑)。
いやあ、一緒に写真を撮ったのだけど、顔がわからなかった、、というところから、
なぜかしら、ふかまっちーがお宅によく現れるネコさんの話に。
お客さん煙に巻かれっぱなし、、、^^;;
で、話が戻ってきて、、、
スペイン語がわかるけっちゃんのしても、訛りがすごくておじいちゃんの話がよくわかんなかった、、、というのを聞いてひとこと
「my face not stand」
・・・苦し紛れすぐる英語^^;;
・あ、そのせいもあってか、ラテンリズムな曲、アレンジをラテンぽくしたもの、、何曲か。
かの「追憶」なんかも。全く違和感なかったのはさすが。
・はたまた、珍しい楽器披露コーナー♪
その名も「オーシャンドラム」。
遠くから見てると、巨大なタンバリンのような、、、
円を描くようにしてゆっくり動かす(けっちゃん談)と波音がします。
片山さんもトライしてらっさいましたけど、
最初は力加減が違ったらしく、けっちゃん曰く「・・・荒波ですね」。
でも、慣れてくると「あ、これいーねー^^」。
あのぅ波・・・作りすぎですよ^^
(今、シャッターチャンスですよ、動画とかって、、けっちゃん(笑)それもいいなあ。)
・ところで本日のライブ。
もろもろの事務連絡業務、準備作業(フライヤー、告知関係などなど)は、けっちゃんが頑張ってくださって成り立っているとのこと。(・・・クレーム入って
ます(笑))
「・・・このひとたち、なんもやんないんだもん」
・・的な、、
盛んに、今後は・・・と、MC中にこの後の展望(野望)が出ていましたが、、
次回は準備・・・大いに頑張ってくださいませ(笑)。
・キャリオカ、、、盛岡、、、ちぇけらっちょのポーズについての検討等(て、私のメモに書いてあるんですけどー^^;)
・セットとして準備された楽曲には、映画にも造詣深いお2人であるからして、映画音楽ももりだくさん。
1セットの最後のところでも、イタリア映画「道(La strada)」から「ジェルソミーナ」なども。
・セットの最後は片山さんアレンジの「Dreaming of Home and Mother」(旅
愁・・そう、おなじみのあの唱歌です)・・・サウダージな感じっておっしゃったかな。
そうそう、フカカッタはブラジルの音楽もレパートリーあるので、キーワードのひとつなのかも。
これ・・・・素晴らしかったです。
知ってる曲だから、なお、なのかなあ。
アレンジや楽器やらが変わると、その曲のもつ違う側面が見えてくるというのか。
ライブの中である意味一番気に入ったかも。
・休憩。2部には・・・ええと誰か来てるそうです(バレバレかと思われ。)
・2セットめは、マンボNo.5から。
例の掛け声「ぅうっ!」ておなじみのやつ。
好きなところでやってもらって、、、て無理です。絶対(笑)。
ふかまっちーが、お得意なところかと思われるので、むしろそれを邪魔したくないです(笑)。
・その直後に誠さんが登場。
というか、ゲストに関するあれやこれや輪郭を説明・・・をばっさり端折り(爆)。
いきなり片山さんから呼び込みが(爆)。
呼び込まれた誠さんも誠さんで(コロナビール片手^^)、、開口一番。
「えっと、、これはライブですか?」(byサイトウマコト)
音楽と・・それ以外の何かではないのか?
との疑問を呈されました。
なんだろ「それ以外」ってーーーー!
なにより、ライブ途中でゲストとして出ることは何度もあれど、
さすがに「マンボNo.5」のあとに出たことはなく、大いに当惑されたとのこと(笑)そらそーだ。
ふかまっちーも、、
「まこっちゃんのオリジナルはやりません(きっぱり)」
でも、とっさに反応して「愛してるっていって」のイントロを条件反射的に奏でる人がいました(笑・でもさすが!)
で、、、、
「(ギターで)まずは刻んでてください」(ざっくざっくざっく♪)
そう、確かサムズで1曲披露したやつかと。「サウダージ」な。
片山さん唄うの巻。
というか、コーラスとか、ボイパ(ふかまっちー仕込みらしいです^-^)で、
どんどん参加されていました。
こんなの、ほかのライブではなかなか見られませんぜ(笑)。
そして、けっちゃん言ってましたけど、、、
お2人の唄の伴奏をする、誠さん^^
他では絶対ないです、ええ間違いない^^
・誠さんも自分でリクエストを出されていて、
それについての説明を始めてしばし、、、
不意に我に返って、、
「えーと、、、ボクが仕切っていいんですか、ここ?」
(笑)。
でも、誠さんが話しだすと、なんとなくお客さんも安心(笑)。
出演者も大人しく聞いているし(笑)。
でも、ここぞって「ご本人が思った」ときに、フリーダムに斜め後ろっからツッコんでくるし。
すかさず誠さんもそれを拾うものだから、お客さん「大爆笑」。
これも、ある意味「様式美」として形をなしたものかと思われます。すばらしい^^
・で、次の曲紹介で、、
巨匠「エンニオ・モリコーネ」がたいへんなことに(笑)。
しまいには、何が正しくなるのかわからなくなる始末(笑)。
・そして、話のオチというか一番言いたいところ・・・つまりは曲のタイトルをゆるーくふかまっちーに先を越されてしまう(笑)。
それをさりげなーく、やわらかーく、でも忘れずに容赦なく指摘しておく誠さん。
それをきいて「大目玉?」とうける片山さん、、、、、、
・それは「シシリアン」なんだけど、ここでもけっちゃんの「秘密兵器登場」。
そこに併せて、軽く始めてみたら、思いっきり乗っかってくる人がいて、、
これまたカオス、、、やっぱりふかまっちー(!)もフリーダムでした(笑)。
・マルディグラが無国籍空間に。
・マルディグラで「荘厳」に。
それは007なのですが。
最新作を見た、といった途端に「どうだった?」ってフツーに斜め後ろから聞いてくるひといるし、、
日本が舞台の007(二度死ぬ)についての話で「姫路城」に反応したばっかりに、誠さんがそれについて説明を始めてしまったり、、
・でもたしかに・・・。
ステージには間違いなく、4人しかいないのにね。
何10人分かの音と、広い空間がそこに見えるかのよう・・・にはっきりと感じとれ。
これがすごいとこなんだよなあ、、、て改めて。
・更にもう1曲誠さんからリクエスト。
これは、かねてから誠さんが深町さんとデュエットをしたく思っていたのだけれど、なかなかそれを披露する機会がなくて、、、
とのこと。
なんと「NRBQ」といったらもう、詳しい説明が不要なくらい、、
あちこちで誠さんは「NRBQ愛」を語りまくっています^^
今回は「This love is true」。
これもまた、お客さんに参加して欲しい!との要望で、、
練習^^
「This love is true~♪」
というとこだけなんだけど。
うん、いい曲ー。YouTubeさがしにいってこよー♪
・誠さんギターをフューチャーしてという「カーリーとキャロル」、、
カーリー・サイモンとキャロル・キングのこと、、、と言われているそうなんですが、、、
(これまたYouTubeさがしにいってこよー♪)
ところが、、「カーリーとサイモン」(←同一人物ぢゃ)など、またもやカオス(笑・そういうスイッチってどこにあるんだろー、しりたいわあ。)
・このライブもあと1曲でお別れです。
えーーーーーーーーー!
えーーーーーーーーー!
えーぇーえーぇーえー!(← ほーみー?)
えーーーーーーーーー!
えーーーーーーーーー!
えーーーーーーーーー!
えーーーーーーーーー!
(↑イメージ。)
お客さんのブーイング大会、、
そしてなぜか出演者も猛烈にブーイング(笑)
この絵だけでも、じゅうぶん「おかしな」ことになってるはずなんですけどね、、
でも、、、
「待って待って! なんか一人違うことやってるひとがいる!!」
「民族的なことやってるひとがいる、、ホーミーとか」
「倍音が聴こえる!」
と誠さんが突っ込むものだから^^;;
もう大爆笑でした!(犯人もちろんふかまっちー。)
で、アンコールやる気まんまんなんですけど(笑)。
・最後はフォスターの名曲「スワニー河」
をマルディグラの雰囲気にふさわしい、ちょっとニューオリンズな香り漂うアレンジで。
これがまたかっこいいったら!!!
・で、ここからあそこ、、なんだけど、、
「いちおう、ひっこもう♪」
と言いながら、律儀に何とかしてステージからはけていこうとする片山さん、、
・アンコールではなんと。
出ましたーーーー!!
ふかまっちーの愉快な「指サック応援団」。
1ヶ月ぶりのご登場だそうです。
えーと、ほら、、、あの横浜アリーナの最終日のメンバー紹介に出てきた、、あれです!
あのネタが横アリのお客さんのなかで、何人にわかっただろうか、
ということで、ひとしきり話がもちきりになったくらいのインパクト!
しかし、ひとつひとつ、、装着するもんだから、大変で^^;;
手伝いましょうか?の声も飛ぶくらいで、、、
南條ソウルファンにはおなじみ「世界のみなさんこんにちは(違)」があったり、、
サックスソロがあったり(!!!)
なんか、EXILEも練習してたという専らの噂です。
すげーなーーーー!!!
・アンコール2曲目(ぇ?)は、ザ・ピーナッツでおなじみの「小さな花」。
・最後の曲、、、について、途中まで説明が進んだのだけれど、、、
「おいっ、呼び込むの、忘れてたろっ!」
と、段取り飛ばして、誠さんに思いっきり叱られる片山さん(笑)。
低音のボーカル、ジョニー・キャッシュ「We'll meet again」。
もう予め壁面の高いとこに、英語詞が六行ほど書いた紙がずーーーっと貼ってあったんだけど、、、気になってたんだけど(笑)。
低音のいい声っていったら、それは片山さんですから^^
(某レコーディングで、よく叱られているという噂(もはや周知か。)、、だから、ボイトレしなくていいよ、とあっさりふかまっちーに言われてしまう。)
しかし。曲始まりにて、、「じゃあ、まこっちゃんから・・・」と振られ、、
「ぅぇぇぇえーーーーーーー?!」
とマヂで大きく驚く誠さん。
「この曲、急遽参加することになったんですから!」
ふかまっちーの無茶ぶりだったらしい(笑)。
(そうでなくても、キーを片山さんに確認しながらだったり(笑)。
片山さんも「あ、別にいいですよー、毎回違うから」(えーーー。)と、こともなげに対応。
すごい最強かも、この方たち。)
・最後もちっちゃなステージに4人前に集まって・・・ライン?
盛り上がりやまず、お客さんとともに「We'll meet again」を何度か繰り返し。
ゲストなのに・・・見えないところまで神経が行き届き、、(前述のとおり)
そして、パーカッションだけでなく、コーラスやボーカルまで、ほんとに素晴らしいパフォーマンスを披露してくださいました。
けっちゃん!!
いまや、いろんなところのセッションで欠かせない存在です。
また、一緒にやって欲しいな~~。
ステージ上で一緒にやってるのに、大笑いしちゃってるのがキュートでした^^
そして、、、誠さん、、、
いろーーーーんな意味でおつかれさまでした。
でも、やっぱりさすがだなあ、、というのは
フカカッタのお2人が出してくる楽曲とまた一味違った、、、
でも、ぴたりとハマッてくるものをセレクトされてくること。
こういうのって、誰にでも出来ることではないと常々思っているので、
改めてまた敬意を払ってしまう次第でした。
・・・・とにかく。
もう、なんだこれ(笑)。
めちゃくちゃ楽しかったのです。
出てくる楽曲の振り幅が、とてつもなく大きくて。
唯一無二というのは、こういうのをきっと指すんだなと思う。
まさに、音楽のビックリ箱というか、おもちゃ箱というか。
で、それが何であっても楽しんでらくらくと「のみこんじゃう」感じ?
曲だけじゃなくて、たまたま「犠牲者^^?」が気心が知れた誠さんだったせいだけでなく、
多分、誰が来てもあっさりとカタチが出来てしまうんじゃないかなと思えるような柔軟さ、自由さ。
これはもうすごいを超えてると思います。尊敬します。
南條ソウルバンドで、リードを取ったり、他のご自分のリーダーバンドでも、
その縦横無尽さ、もうどこに着地するかわかんない(笑)
っぷりで、深町さんのパフォーマンスは少し存知あげてたつもりですが、、、
どうもすいませんでしたっ!!出直しますっ。
いうくらいの凄さでした、、、、
MCもある意味、無敵だと思います。敵わないです、、
そして、片山さん、、
MCのフリーダムさなど、最近キャラアピールがどんどんオモテに出てきていますが、、(笑)
純粋にピアノのインストを聴く機会というのは、考えてみたら、、、ほとんどなかったかもしれないです。
楽曲の一部分をソロで弾く、、、のが普段はやっとだし、あとthe bondでは担当はハモンドですからね。
しなやかで繊細。でもほんのりとおおらかな(大胆な)感じもあって。
お人柄なのかもしれないけれど、、、
すんごい難しいこともやってらっしゃるんだろうけれど、
全く近寄りがたいと言う感じに全くならない。
身を乗り出して、もうちょっと聴いてたいなあ^^、、と思います。
またやりたい!やる!とお話しされてましたので、
是非シリーズ化していって欲しいです。お忙しいと思うけれども。
でもあれがどこまでいっちゃうのか、、行き着く先がちょっとこわいんですけど・・・ね(爆)。
(2013年2月21日記)