昨日は私の63歳の誕生日。今日は先日出かけた、秋の白神山地を書き込みます。行きは飛行機で、帰りは新幹線だ。泊りは秋田県の海岸沿いの温泉。今回のハイクは、山の知識検定というより、世界遺産検定か国内観光地理検定の学習になるね。
初日は、十二湖の池めぐり。十二湖とは言うが、実際には三十三もの湖でできている。ン百年前、白神山地の山体が地震で崩壊した時にできたのだそうだ。
一番人気は青池。ここは我々ハイカーだけではなく、一般の観光客も押し寄せる。写真のようにまあまあ、だが、葉っぱが落ちて湖面がよく見えない。池の色が、午前中は水色、午後は青色になるというが、葉っぱがじゃまだ。
むしろその次にに訪れた、沸壺の池の方がきれいだ。こちらはハイカーしか行かない。そして白神山地と言えば、ブナだ。よくブナの幹に耳を当てると、ブナの呼吸がドクッ、ドクッ、と聞こえるというが、ガイドさんは、あれは嘘だと言う。
池巡りの後は、日本キャニオンという渓谷の探訪。砂岩が削れて、白い肌がむき出しになっている。アメリカのグランドキャニオンとは比較にならないが、それでも見慣れない景色だ。明日に続く。