方角を確認して星空散歩の準備が整ったら、季節の星座を探してみましょう。
大まかに言って、その季節の夜8時、南の空に見えるものがその季節の星座です。
そして、季節ごとに季節の星座を見つける目印があるので、目印を見つけて、
そこから辿っていけば、たくさんの星座を見つけていくことができます。
では、春の星座を見つける目印をご紹介しましょう。
春の星座を見つけるための目印は「北斗七星」です。
北斗七星は「北の空にある柄杓の形をした七つの星」という意味です。
北斗七星をスプーン(ひしゃく)の形に見た時の柄の部分のカーブを延ばして
いくと、うしかい座のアークトゥールスというオレンジ色をした1等星に辿り
着きます。さらに延ばしていくと、青っぽい色をしたおとめ座のスピカ、
もっと延ばすといびつな四角形のからす座に行きつきます。
これで3つの春の星座が見つかります。
この北斗七星の柄から延ばした線を「春の大曲線」と言います。
次に、アークトゥールス、スピカ、デネボラ(しし座)を結んで「春の大三角」、
春の大三角にコル・カロリ(りょうけん座)を足して「春のダイヤモンド」を
作ります。
これで主な春の星座が見つかります。
ぜひ、探してみてください。
春の星空の目印
春の星座たち
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