夏の星空の目印といえば、夏の大三角です。
ぜひ夏休み中に自分の目で見つけてみてください。
こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブという3つの1等星
を結ぶと大きな三角形ができます。これが夏の大三角です。
夏の終わり、21頃には頭の真上あたりに見えます。
3つの星の中で一番明るく輝いているのがベガで、日本では織姫として知られて
いる星です。アルタイルは彦星のことです。彦星は牛を飼うのがお仕事ですので、
空の彦星も飼っている牛を自分の両サイドに連れています。デネブは周りの星を
結ぶと十字ができ、そのてっぺんに位置するの星です。この十字ははくちょう座
の一部で、デネブは“尾”という意味を持ちます。
はくちょうが飛んでいる方向に沿って天の川が流れていますので、はくちょう座
が分かれば、天の川がどこにあるかもすぐに検討がつきます。また、はくちょう
が飛んでいる方向を南へ行くと、さそり座やいて座にあたります。
夏の大三角から辿れば、たくさんの夏の星座たちを見つけることができるので、
ぜひ、夏の大三角を見つけられるようになってみてください。
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