「節分の日が変わるのはどうしてですか?」
ちょっと問い合わせがあったので、簡単にご説明しておきます。
(厳密ではありませんので、ご注意を!)
節分とは雑節という季節の変化を表すものの1つで、現代では
主に立春の前日のことを指します。つまり、立春の日が変わると
節分の日も変わります。
立春とは(天文学では)太陽黄経が315°の瞬間を指し、
2023年は2月4日11時43分でした。
地球は太陽の周りをだいたい365日と6時間で1周するので、
1年(365日)経つと季節が6時間ほどずれます。
ですので、今年2024年の立春は、2月4日17時27分となり、
2023年の立春の約6時間後ということになります。
2025年の場合も2024年の約6時間後ですが、間に閏日が入るので、
1日前となり、2月3日23時10分となります。
では、2026年はどうでしょう?
そうです!2025年の約6時間後である2月4日05時02分です。
このように私たちが決めている時間間隔と実際の地球の動きが
ずれているために、節分の日が変わることがあるのです。
ちょっとややこしいですが、天の文を読み解けるようになると
面白いですよ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます