今年は激しい雨による影響が続いていますね。
早く梅雨が明けて、星空を存分に楽しめるようになって欲しいものです。
さて、夏が暑いのは太陽から得られる熱のせいです。
ところが、地球が最も太陽から遠く離れるのは夏なのです。
2016年では地球が太陽に最も近いのは1月3日で、この時の距離は
1億4710万0176 km です。逆に、最も離れるのは7月5日で、この時の
距離は、1億5210万3775 km です。
その差は、約500万km。
では、なぜ太陽から遠い夏の方が暑いのでしょうか?
それは地球が傾いているからです。夏は上から太陽の光が当たるので、
地面が熱を受け取りやすく、冬は横から太陽の光が当たるので、熱を
受け取りにくいのです。
つまり、500万kmの差で受け取る熱の差よりも、地球の傾きによって
受け取る熱の差の方が大きいのです。
もしも、距離の差がもっとあったり、地球の傾いている角度が違って
いたりすると、太陽に近い冬の方が暑くなるかもしれません。
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