呉市かまがり天体観測館

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新たな衛星の名前

2019-08-30 14:54:32 | 天文ニュース

正式に名前が決まっていなかった木星の衛星うち、5つの名前が決定されました。
ちなみに、これらの名前はTwitterを通して、一般から募集したものです。

木星の衛星に名前を付ける場合、
 ・ギリシア神話のゼウス、またはローマ神話のユピテルに関連した名前であること
 ・順行(木星の自転と同じ方向に公転)する衛星は末尾が“a”(もしくは“o”)で終わること
 ・逆行(木星の自転とは逆方向に公転)する衛星は末尾が“e”で終わること
 ・既存の天体名でないこと
などのルールがあります。

その上で、今回決定された名前は、
 ・Pandia:ゼウスと月の女神セレーネの娘で、満月の女神。
 ・Ersa:ゼウスとセレーネの娘で、露の女神。
 ・Eirene:ゼウスとテミスの娘で、平和の女神。
 ・Philophrosyne:ゼウスの孫娘で、歓迎、親しみ、親切の精霊。
 ・Eupheme:ゼウスの孫娘で、吉兆、賞賛、称賛、勝利の叫び、拍手の言葉の精霊。
です。

木星の衛星は現在のところ79個が発見されており、まだ正式な名前が決まって
いないものもありますので、また、名前の募集がある時にはみなさんも提案して
みてはいかがでしょうか。

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