呉市かまがり天体観測館

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夏の大三角をみつけよう

2021-08-05 13:18:29 | 星空の楽しみ方
夏の星空の目印である夏の大三角を見つけてみましょう。





こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブという3つの1等星
を結ぶと大きな三角形ができます。これが夏の大三角です。
夏の終わり頃には、20時~21頃に東の空の高いところに見えます。

3つの星の中で一番明るく輝いているのがベガで、日本では織姫として知られて
いる星です。アルタイルは彦星のことです。彦星は牛を飼うのが仕事ですので、
空の彦星も飼っている牛を自分の両サイドに連れています。デネブは周りの星を
結ぶと十字架ができ、そのてっぺんに位置するの星です。十字架ははくちょう座
を表しており、デネブは“尾”という意味を持ちます。

はくちょうが飛んでいる方向に沿って天の川が流れていますので、はくちょう座
が分かれば、天の川がどこにあるかもすぐに検討がつきます。また、はくちょう
が飛んでいる方向を南へ行くと、さそり座やいて座にあたります。

夏の大三角から辿れば、たくさんの夏の星座たちを見つけることができるので、
ぜひ、夏の大三角を見つけられるようになってみてください。







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