明日は満月(4月6日)です。
アメリカの農夫年鑑(Farmer's Almanac)には、ネイティブアメリカンの人
などが使っていた月の呼び名が載っており、4月はピンクムーン(Pink Moon)
とされているようです。
実際に月が桃色になるわけではありませんが、とても魅力的な名前です。
満月とは地球から見た時に月が太陽に対して真反対にくることをいいます。
左手を太陽に向ければ、右手の方向に月があるということです。
新月から何日経ったかを表す指標に月齢というものがあります。
新月が0、次の日は1、・・・・という具合です。
満月は月齢で言うと、14~16の間で起きます。
満月の時の月齢が一定しないのは、地球の周りを回る月の軌道が楕円を描いて
いるためです。
旧暦は月の初めが必ず新月となるように作られていたため、月齢に1を足せば、
ほぼ日にちになりました。ですので、日食が起きるのは必ず1日、十五夜は必ず
月齢14(ほぼ満月)となり、同じ日付にはだいたい同じ形の月が見られました。
昔のカレンダーは月の形と日付が密接に関係していたのです。
天の文を読み解いて、昔の人の生活や慣習を想像してみるのも面白いですね。
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