明日、7月5日(金)に地球が遠日点を通過します。
遠日点とは軌道上で太陽から最も遠い場所のことをいいます。
つまり、1年のうちで最も太陽から離れる日なのです。
え!?太陽から遠いはずなのに暑いじゃん!
と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、現在の地球では、
近い点と遠い点の距離の違いで受け取る熱の差よりも、地球の
傾きによって受け取る熱の差の方が大きいのです。
夏は上から太陽の光が当たるので、地面が熱を受け取りやすく、
冬は横から太陽の光が当たるので、熱を受け取りにくいのです。
つまり、もしも距離の差がもっとあったり、地球の傾いている
角度が違っていたりすると、太陽から遠い夏の方が寒くなるかも
しれません。
地球は地軸の傾きや軌道の形がたまたま寒暖差の少なくなるような
バランスになっているのですね。生物にとってはラッキーです。
7月5日(金)は今年で一番小さな太陽を見ることができる日、
なわけです。
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