今日は冬に見ることができる伝説の星を紹介します。
この星はカノープスという名前で、「この星を見ることが出来たら、
長生きができる」という伝説を持っています。
なかなか見ることができない理由は低いところにあるから。
広島あたりでは、最も高く昇った時の高度が約3°ほど(目の高さを
基準に、腕を延ばしてみた時の指3本ほど)と、かなり低いところ
まで晴れていないと見えませんし、山や建物があるとすぐに隠されて
しまいます。見通しの良いところや高いところに昇って、探すのが
コツです。
およそ、おおいぬ座の前・後足を結んだ線を南に延ばしていけば、
カノープスへとたどりつきます。
長寿伝説は中国で寿老人の星(南極老人星)に例えられることに
由来するとされ、西洋ではトロイア戦争に登場する水先案内人を
指します(諸説あり)。
良く晴れた日、ぜひ伝説の星を探してみてください。