1月3日(水)、地球が近日点を通過しました。
近日点とは軌道上で太陽に最も近い場所のことを言います。
つまり、3日に1年のうちで最も太陽の近くまで接近したのです。
え!?太陽に近いはずなのに寒いじゃん!
と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、現在の地球では、
近日点と遠日点の距離の違いで受け取る熱の差よりも、地球の
傾きによって受け取る熱の差の方が大きいのです。
夏は上から太陽の光が当たるので、地面が熱を受け取りやすく、
冬は横から太陽の光が当たるので、熱を受け取りにくいのです。
つまり、もしも距離の差がもっとあったり、地球の傾いている
角度が違っていたりすると、太陽に近い冬の方が暑くなるかも
しれません。
地球は地軸の傾きや軌道の形がたまたま寒暖差の少なくなるような
バランスになっているのですね。生物にとってはラッキーです。
1月2日(火)は今年で一番大きな満月を見ることができる日、
1月3日(水)は今年で一番大きな太陽を見ることができる日、
だったわけです。