11月18日(土)に、しし座流星群がピークを迎えます。
今年は月明かりに邪魔されることなく、最高の条件で観察する
ことができます。しかも、ピークの時間帯も午前1時と予想
されていますので、こちらの条件も比較的良いです。
ただし、今年はあまり活発な活動を示さないのではないかと
考えれていますので、おそらく、1時間に数個程度の出現数
に留まるのではないかと思います。
過去には1時間に数千以上の出現を見せたこともある流星群
ですが、平年は10個/時間ほどの出現数ですので、あまり多く
の流星が見られる流星群ではありません。それでも今年は観察
の条件が良いので、観察にチャレンジされる方は、暖かい格好
をして、頑張ってみてください。
18日(土)の夜遅くから、19日(日)の朝にかけて観察する
のが良いでしょう。
流れ星はいつどこに出現するか分からない上、平均すると0.2秒
ほどで消えてしまいますので、楽な体勢で、なるべく空の広い
範囲をキョロキョロせずに探すことが大事です。
放射点のあるしし座の方向を見るよりも、頭の真上あたりを
中心に広い範囲をぼうっと眺めるのが良いでしょう。