呉市かまがり天体観測館

呉市かまがり天体観測館のブログです。
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新天体を発見!

2015-11-15 13:12:37 | 天文ニュース

すばる望遠鏡が太陽系内の天体の中で、これまでで最も遠いところ
にある天体(V774104)を発見しました。

発見したのは太陽から約150億kmにある天体で、軌道や大きさなど、
はっきりとしたところは、まだ分かっていません。

太陽から冥王星までの距離が約60億km(太陽と地球の距離は1.5億km)
ですから、ものすごく遠いところにある天体が発見されたということ
です。この距離で確認ができることから、この天体自体がある程度の
大きさ(1km前後)を持っているのではないかと考えられます。

こうした冥王星よりも外側にはかなり遠くまで、小天体が存在する
場所が広がっていると考えられており、まだ未発見の天体が数多く
存在している可能性があります。

さらなる発見がされるのが楽しみです。



V774104と太陽の想像図
(画像:NASA/JPL-Caltech)




コメント
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