先週の金星と木星の接近に続いて、金星と火星の接近が見られます。
今回は約1°以下にまで接近します。
1°というと、手を伸ばして見た時の指の幅ほどです。
金星は-4等、火星は2等ほどの明るさです。金星は星座を作って
いる他の星々に比べると圧倒的に明るいため、すぐに見つけること
ができると思います。そのすぐ脇に、赤く見える天体を探してみて
ください。
朝の4時頃~5時頃に東の空を見ていただくと確認できます。
肉眼で見えますが、オススメは双眼鏡での観察です。
また、11月7日(土)、8日(日)の早朝(4時~5時頃)には、
東の空に木星、月、火星、金星が並びます。
早起きして、空の競演を楽しんでみてはいかがでしょうか?
惑星の空での位置関係から、太陽系での位置関係を想像できる
ようになると、さらに面白いかもしれませんね。