「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

七里ガ浜の桜祭り / J.K.ガルブレイス著「バブルの物語」(旧版)

2013-04-06 15:50:37 | あちこち見て歩く
金曜日の夜遅くまで赤坂見附で飲んで、午前様でふらふらになって帰宅して寝て、本日土曜日は起きたら7:00am過ぎ。
普段そんなことはあまりないが、カラダが疲れ果てていた。自分が悪いのだけれど。



そんな日は勝手に連続して出て来るゴージャスな音楽をどうぞ。目が覚める。息つく暇の無いシーンの連続。最後に出て来る有名なシーンまで。カッコいい!



庭のカエデも新しい葉がいっぱい。春ですね。



七里ガ浜住宅街のサクラも緑が目立つ。



葉桜その1。



葉桜その2。



葉桜その3。



ちょっと湿度が高め。



本日と明日、この住宅街中心部ではいちおう桜祭の期間中。あいにく天気がいまいち。これは今朝の画像。平和な住宅街。



スタスタと高山商店へ行く。この住宅街唯一の酒店。



酔鯨純米を買う。高山商店のご主人は私のブログを時々読んでくださっているらしい。「本日はこれ飲みながら調理ですか?」とご主人が私にお尋ねになるので、「いや、もう、疲れたので、本日は親子丼にしようかと思っております」とお答えする。



桜祭りは準備万端。



日銀新総裁に振りまわされたのは週の後半。こんな私でも日本株投信をすこしは持っていて、ちょっとウレシイ。

一方で歴史のお勉強。こういう時は歴史。それに限る。



長期的な視野を持つには最高。お休みの日にこそゆっくりお勉強。

ガルブレイスはユーモアのセンスがある経済学者。



以前読んだことのある本だが、紛失したので、古書でまた購入。



この本には、いくつか教訓的で有名な表現がある。

この本の以前の所有者が、そこに鉛筆で線を引いている。



大昔から世の中はいつも繰り返しらしい。誰も何も学ばず、似たようなことが何度も起こる。

自分の直接的経験は、歴史と呼ぶにはあまりにも短い。



高山商店さんに宣言したように、本当に親子丼をつくるのだ。



どうです? おいしそうでしょ?



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家庭内シアター 小学館 「桂枝雀名演集」 全5巻

2013-04-06 00:11:43 | 本/音楽/映画
昔々、私が関西のガキだった頃、ラジオ大阪で「ヒットでヒット バチョンと行こう」という番組があった。そのテーマソングがこれだ。



番組パーソナリティは日替わりだったが、そこで私はこの人を初めて知った。落語より、ラジオ番組で先に知ったのだ。ラジオで語る彼は、正直なところあまり面白い人ではなかった。



その後テレビの落語番組で彼を頻繁に見かけるようになった。見事だった。上方でも独特な存在で、その動作や顔つきに魅了された。

江戸生まれ江戸育ちの妻も落語が好きなので、最近小学館から彼の名演集が発売されたのを機会に、順番に購入することにした。



鎌倉駅東口前の書店、松林堂書店さんから届けてもらった。

第1巻の最初は、有名な代書。



家庭内シアターである。



始まり始まり。



ここが私の特等席。



再生キリムのクッション置いて。



彼の話は最初、たいてい早口で始まる。



だんだん興が乗って来る。



彼も絶好調。お客はゲラゲラゲラ。



この顔がおかしいのだ。



落語とは、かなり高度な芸術。話の筋が面白くないといけないし、その動作も顔も、そしてテンポや間合いも絶妙でないといけない。
同じ話であっても、わずかにどれかがずれただけでおもしろくなくなる。



枝雀の芸は一級品。



続きです。第2巻、一人酒盛。



どんどん酔う。



ぐでんぐでん。



すっかり入り込んでしまう世界。

よろしければ、どうぞ。

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鮮烈にパプリカ・レッドで武骨にブロックなマトンのカレー@七里ガ浜自宅厨房

2013-04-04 06:39:07 | 食べ物・飲み物
本日もカレー。付き合わされる奥様はかわいそう。



でも奥様は喜んでいるみたい(に、見える、私には)。

本日はこれで。GershwinのRhapsody In Blue♪



ドンッ!と。 スズキヤさんから来たマトン・ブロック400g。



本日のスパイス・テーマはパプリカ。



いつもの野菜たち。



そしてコンパクトな鉄鍋。23cmオーバル。



さて、どう切ろうかなぁ~~。



ちょっとお肉の端っこ下さいな。茶々之介君は3月31日で9歳。



ダメです。

さて、本当にどう切ろうかな。



大ぶりにズバズバッと。



それ、欲しい。



タマネギはみじん切り。トマトはぶつ切り。

ニンニクとショウガはぶっ潰し。



スパイスはいろいろ使うけれど、本日はとにかくパプリカを強調。レッドなことが重要。



こんな具合。



タマネギを中華鍋で炒める。一気にいい香り。



タマネギがよく炒められたら、今度はトマト。



ぐずぐずぐず。



ショウガ&ニンニク。



水分がほとんど飛んだところで、スパイス全部。それに塩。



ササァ~ッと炒めて終わり。自宅キッチンからご近所さんに、インドの香りを届ける。

お隣では「おちゃさんのお宅、何やってるのかしら?」と思われている可能性大。



ストウブ登場! 小さい鋳鉄製の鍋は料理効率No.1。



マトンのぶつ切り。



焼くぞ!



かわいいストウブ。



焼けて来た。



マトンらしい香りが出て来る。



先ほど炒めたものを全部加える。



水を入れて煮る。パプリカを増量。



みりん、酒、バター、マーマレード、ブイヨン・キューブ、醤油も投入。

何か落ちていないか?



何でもいいから何か欲しい。



ちょっとでいいから舐めたい。その煮ているのを。



最小の弱火で蓋をして煮る作業。



待ちきれないスプーン。



待ちきれない皿。



本日のお伴は桃川。



勝手に煮る、煮る。恐ろしい長時間の煮込み作業。午前中はずっとこれ。



完成に近づいて来た。



味見・・・いいお味。



テーブルに並べる。小さなストウブをそのままテーブルへ。



サフランで炊いたタイ米もかなり上出来。



完成だ! 



お肉はボロボロッと。



どうです、赤いカレーは。うまそうでしょ??



「オレも食べたい」と茶々之介。



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新年度はロンドンの優雅な地区に特化した不動産投資を少額からいかが(2) で、どうする?

2013-04-03 00:00:13 | モノ・お金
ロンドン!!

兼高かおる風に♪ あるいはデビッド・ニーブン風に♪ 巨匠ビクター・ヤングの楽しい音楽。



誰もが知るメロディーのあれこれ。様々な楽曲が繰り出されて80日間世界一周。
アジアへアメリカへアフリカへオセアニアへ広がって行く彼の国の冒険心。

この会社の歴史を追えばそのスピリットはよくわかる。



East India Company。紅茶も香辛料も銀も。

歴史は何世代にもわたる経験。
後からでも学べて、それは新世代に属する個々人の知識にもなる。
知識の蓄積はその後の失敗を少しだけ小さくしてくれる。
自分の経験が少ないことはダメだが、よりシリアスな問題は自分のわずかな直接的経験を「歴史」だと勘違いすること。
本当の歴史に学ばない態度は、たいていその後、大きな失敗を呼んでしまう。


【Source: BBC】

画像は偉大な歴史家アーノルド・ドインビー。彼の著作を読んだことがありますか?
私は長い人生で、1冊だけ。それは「爆発する都市」という本。長くて退屈な本だった。

Regent's Parkの近く。こういうところに住んでみたいですねぇ。


【Source: Google】

さて、ロンドン高級地区の居住用不動産。それはとても私が投資出来るようなものではないのだ。仮に購入出来たとしても、1戸を購入した場合のリスクたるや、ものすごい。その管理はどうするのか? 家賃収入はともかく、それ以外にそれを維持する出費はいかほどか? テナントが入らない場合に取りうる手段は? しかもですよ、投資の基本は分散。ロンドン高級地区の不動産を何戸も購入して分散投資する資金など、私にあるわけがない。

これはHighstreet Kensington近く。フラット(集合住宅)のファサードも彫りが深いデザインだ。実際壁が厚いのだ。だから彫りも深い。戸建ても似たような感じで建てられたものが多いからたいしたものだ。


【Source: Google】

サッシ枠の屋外側表面は、それが取りつけられた外壁表面から奥へ深く沈んでいる。本来タテ長窓とそれが使われる建物はその出自というか、それが生まれた背景からすれば、こうあるべきだろう。分厚さを感じさせる壁の中に深くはめ込まれてこそ、この窓の形が活きる。

「彫りの深い建物は長生き」の法則。「タテ長窓は彫りの深い建物に合う」の法則。

また話がそれてしまうが、同じタテ長窓の歴史を引きずりながらも、米国のツーバイフォーは当然ながら壁の厚みを感じさせない。日本の在来構法同様、実際に壁に厚みがないのである。それでも米国製のサッシ枠は厚い。だから米国製ダブル・ハングの上げ下げ窓は、室内寄りの下の窓と、屋外寄りの上の窓のそれぞれのサッシ枠の厚みを合計すると結構な水平距離になり、その分厚さが外からもよくわかるのだ。ところが日本製サッシになるとタテ長の上げ下げ窓を模倣してはいても、日本得意の技術でサッシ枠自体をかなり薄っぺらなものにしていて、非常に平面的に見えてしまう。

つまりはこんな。



では、ロンドンの高額物件に分散投資したいがそんな資金なんてありません、という私のような人のためには、ロンドン高級地区に特化した投資ファンドがある。私はあれこれ調べ、そうしたもののひとつに投資することにした。



画像はそのファンドの目論見書だ。ありきたりの不動産投資ではない。単に土地の価格上昇に賭ける投資でもない。もっとも成熟した国の世界がいつも注目する都市の、世紀をまたいで価値が上昇するロケーション&建物に投資をするのだ。

金融危機以降のローンチであり、当然パフォーマンスは抜群。



そのファンドの運用会社に連絡をし、「投資出来るか?」と問い合わせた。なんと、がっくり。このファンドはすでにクローズしていた。あれま。しかしこんな問い合わせが珍しかったのか、その会社のCEOがあれこれ資料を送って来てくれて「おそらく今年またどこかで次のファンドがローンチされます。その時にご連絡します」とのメッセージをもらった。



しかし「その時いご連絡します」と言われても、私がその時そのファンドに投資するかどうかはわからない。その時の市況やSterling Poundの対円レートにもよるのだろう。なんでも結論を先に出して、あとからその理屈を考えるようなことは避けないと危険だ。常に流動的であらねば。

なんていろいろと考えていると、晩御飯。おいしいわぁ。マグロの漬けとイクラのどんぶり。



我が家のダイニング・テーブルの後の壁はこれ。



江戸時代の七里ガ浜。向こうは左が江ノ島で、右が小動(こゆるぎ)の岬。
大昔に広重が描いた我が街近くの海岸の風景は、配置が現代と変わらない。

「ロンドン・ロンドン」と言いつつ、住むのは鎌倉の方が、私はいいな。

話を戻そう。

因みに投資物件は例えばこんなの。一流地区のちゃんとした物件である。外観はこれ。



中から外を見るとこんなの。



いかがでしょう、あなたも? 
FXなんてゼロサム(おまけにマイナス手数料)の投資をやってないで、世紀をまたぐ成長的投資を!

と言いつつ、経済実態にあまり強さも感じさせないまま、米国の株価はフラフラ上がって来た。ちょっと怖いなぁ・・・。
英国の不動産市況は少々不透明なようだし。 http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MKMDGK6KLVRE01.html
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新年度はロンドンの優雅な地区に特化した不動産投資を少額からいかが(1) Land of Hope and Glory

2013-04-01 00:00:59 | モノ・お金
アベちゃんのリフレ政策。本当に物価は今後上昇するのだろうか? 



円安はすでに始まっている。昨年に貿易収支は転換点を見ているし、為替相場は長期的には極めて経済ファンダメンタルズを反映する(短期的にはまったく予測不可能で、アベちゃんのことはきっかけに過ぎないと私は思う)のであるからして、それはあっておかしくはない。そのことは物価に反映されるだろう。コアに含まれないとはいえ石油価格も上がるはずで、それは国内の広範囲な物価に影響するはずだ。しかし不思議なもので、これだけの円安にもかかわらず国内のガソリン価格は全然上がっていない。グローバルな需給関係を反映してここしばらくの原油のドル表示価格は、むしろ下がり気味だからだ。WTIはご覧のとおり。



あのバブル経済時代ですら、激しい物価上昇はなかった。そうだとしたら、シッカリした経済成長をともなって物価がゆっくり上昇する、という華やかで理想的な状況は今後本当にあるのだろうか? 驚くことに日本の人口は減り始めている。結婚しないし、子供をつくらない。若年層が歳をとり中年、老年になっても、さらにそのよぼよぼの親の遺産と年金をあてにして寄生したりして、かろうじて生きる時代。食いつぶし社会、日本。



そうこうしているうちにアジア諸国に経済では追いつかれ、我々より彼らの方が相当先進的で、かつ欧米的になった。AQUOSの技術を持ちながら窮地にあるシャープには、台湾からそして次に韓国から救いの手が差し伸べられた。経済的には他国の後塵を拝し、人口は減るが移民受入れにも踏み出さない日本が、そのGDPを拡大することは並大抵ではないだろう。

そうだとすると日本の株式市場の活況って、今後どれくらい続くのだろうか。さらに、局所的あるいは一時的にはともかく、日本の不動産全体の時価の安定的上昇なんてあるのだろうか。昨今先行している日本のREIT人気が長続きするとはとても思えない。そうした日本で我々はどうすればそれなりに豊かに生き延びられるのか。いや、ビジネスを興そうとかいうような大それたことではなく、単に貯蓄、投資としてだ。

話は変わる。Bloombergは世界の富裕層が注目するのは結局ロンドン、ニューヨークの不動産だと伝えている。ニューヨークはわかる。やはり今も世界の中心だから。それは上海ではないのだ。しかし何ゆえ、ロンドン?



結局いつもお金がまず最初に向かうところはココなのだ。正に上記Youtubeの如く Land of Hope and Glory♪ 希望に満ち栄華に溢れる土地・不動産(←意味が違う)。自国の言語とルールと時刻を世界標準にしてしまい、自国企業がどうなろうと外国企業に門戸を開いて結局は自国民が得をし、コスモポリタンに徹する一方その独自の魅力でファンを増やし、老大国と言われて1世紀が過ぎてなお外交には隠然たるパワーを持ち、過去にはひどいことをいろいろとしながらも文句をあまり言われず逆に媚を売られたりする。なんだ、こりゃ?というしたたかな国、英国。

アラブもロシアも、その富豪のカネが向かう先はいつも真っ先にココである。しかもロンドン中心部の比較的優雅な地区の不動産物件。ZIP codeで言うと特にNWとかSWとかWのつく地区の高額不動産が中心だ。ピカデリー。言葉の響きそのものが楽しそうである。


【注意:これは我が家の厨房の画像で、ロンドンではない。レンジフードに磁石ではられたプレートだ】

一旦日本のことに話を戻す。住宅の建替えサイクルの短さでは日本は悪名高く、しかもその住宅が恐ろしく高額である。そのことは、日本の住宅購入者がバカにされていることを意味する。おまけに土地も高額なので、細切れになった区画に家を建てるだけで精一杯。景観の維持に関しては政府も無策で、土地は分割し放題。家は次々建て替えられ自国の建築文化を失っているので統一的で優れた景観を維持すべきという道徳観も希薄になる。住宅とは話が異なるが、日本経済の中心地、丸の内・大手町地区ですら90年代に建てられた一流のオフィスビルが、再開発のため近年壊されたりもした。

結局は「土地以外、長期的には価値がない」というのが日本の多くの居住用不動産だ。日本の場合、数字上、木造家屋は20年少々で減価償却が終了だ。鉄筋コンクリートのマンションだって実はそれほど変わらない。わずかな期間に中古マンションの相場がどんどん崩れて行く様子を見ればそれは明らかだ。人々は建物にあまり大きな価値を認めていないのだ。管理費に加え、長期的にはどんどん上昇しそうなのに購入時にそれが明確にはされない修繕積立金の負担を考慮するとかなりやっかいなものである。



私もロンドンのフラット(集合住宅)やロンドンの外の戸建てに住んだことがあるからわかるけれど、彼の地の住宅の耐久性は日本の住宅のそれとは比較にならない。

ロンドンの居住用不動産は、土地(面積)を買うのではない。ざっくり言うと、ロケーションと建物を買うのである。一般に戸建て住宅販売広告でも、土地面積は書いていない。そして古い物も対象になる。だから●●年築なんてことはあまり書いていない。逆に「19世紀の」なんてことは却ってそれがセールス・ポイントになるので書いてあるが。屋内各部屋の面積だってあまり書いてはいないだろう。例えばこんな具合である。

Four double bedrooms, two reception rooms, detached family home situated in a very quiet cul-de-sac. Gas central heating, double glazing, modern kitchen, separate utility, downstairs wc. Lovely family bathroom and shower room. Very beautiful and comfortable rear garden. Double garage with parking for two cars to front.

「不動産投資」という同じカテゴリーではあっても、日本の不動産投資やREIT(リート)などとはコンセプトが別物だと言える。ロンドンの一流居住用不動産投資は半ば骨董品への投資のようなもの。彼の国のシッカリした建物は世紀の変わり目を2回またいでその価値を上昇させる。



少々意味は違うがこれが参考になる。柳本正人著「英国十九世紀のボロ家を別荘に変えた」。本当のリフォーム、そして住宅の価値とは何かがわかる本だ。日本とは対照的な英国の不動産売買。この本はすでに廃刊のようなので、古本でどうぞ。柳本氏の文章は大変しっかりしている。英国リフォームものの類似の本の中では一番これが良いだろう。

柳本氏はこの本の訳者でもある。



英国関連本なら、我が家は事欠かない。ものすごい数の蔵書がある。

柳本氏の英国住宅リフォーム話は、おかしいほどに実際的だ。外枠はシッカリしていて、中をどんどん変えて、立派な住宅として世紀の単位で住み継がれて行く家。羨ましい話である。

God, who made thee mighty, make thee mightier yet♪・・・やはりあの歌詞のとおり。



同じ不動産投資をするなら、こういうのをやれば良かったと反省しきり。このブログを長くお読みの方々はご存じかもしれないが、私は一部ローンまで使って、相模原市にアパートを建てた。入手した土地や新たに建てた建物の原価があまりに低いため、十分な家賃収入を得て最後には売却益も出てシッカリ税金も取られた。しかしそのリスクの大きさも認識した。そのリスクのひとつは建物の耐性の無さである。



ご覧の画像が、私が建ててその後売却したアパートだ。大きな話の前では、かなり軽薄に見えてしまう。

住宅ローンよりも簡単に銀行がカネを貸してくれるから、アパート投資なんて誰でも始められる。でもそこでちゃんと儲けられるかどうかは別物だ。正直申し上げて日本のアパート投資家の多くは、その苦労に見合わない「負けのビジネス」を強いられているはずだ。そしてそのアパートを適度な価格で売りたいが売れず、嫌になるようなアパート経営を続けている方々も多いと推測する。

話がそれすぎて長くなったので、続きはまた次回記事で。
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