「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

家庭内シアター 小学館 「桂枝雀名演集」 全5巻

2013-04-06 00:11:43 | 本/音楽/映画
昔々、私が関西のガキだった頃、ラジオ大阪で「ヒットでヒット バチョンと行こう」という番組があった。そのテーマソングがこれだ。



番組パーソナリティは日替わりだったが、そこで私はこの人を初めて知った。落語より、ラジオ番組で先に知ったのだ。ラジオで語る彼は、正直なところあまり面白い人ではなかった。



その後テレビの落語番組で彼を頻繁に見かけるようになった。見事だった。上方でも独特な存在で、その動作や顔つきに魅了された。

江戸生まれ江戸育ちの妻も落語が好きなので、最近小学館から彼の名演集が発売されたのを機会に、順番に購入することにした。



鎌倉駅東口前の書店、松林堂書店さんから届けてもらった。

第1巻の最初は、有名な代書。



家庭内シアターである。



始まり始まり。



ここが私の特等席。



再生キリムのクッション置いて。



彼の話は最初、たいてい早口で始まる。



だんだん興が乗って来る。



彼も絶好調。お客はゲラゲラゲラ。



この顔がおかしいのだ。



落語とは、かなり高度な芸術。話の筋が面白くないといけないし、その動作も顔も、そしてテンポや間合いも絶妙でないといけない。
同じ話であっても、わずかにどれかがずれただけでおもしろくなくなる。



枝雀の芸は一級品。



続きです。第2巻、一人酒盛。



どんどん酔う。



ぐでんぐでん。



すっかり入り込んでしまう世界。

よろしければ、どうぞ。

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2 コメント

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Unknown (アトムとくーちゃんのパパ)
2013-04-06 17:17:57
桂枝雀、最高ですね。古典を自由自在、ハチャメチャに演じて、それでいて本筋を外さない。関西人でなければ成し得ない芸風でしょうね。本人はそこから脱したかったのか、もがいた末、本当に惜しいことをしました。

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Unknown (おちゃ)
2013-04-06 17:22:30
アトムとくーちゃんのパパ

はい、大変惜しいことでした。
ハチャメチャな方、大好きです。第四巻が出たらしいので
そろそろ買わなあかん。
注文しときまっさ。
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