「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

お腹の弱い犬の食べ物とお腹の強い人間の食べ物@七里ガ浜

2010-01-17 00:08:36 | 食べ物・飲み物
我が家では、犬(茶々之介という)はお腹が弱く、人間はお腹が強い。気を抜いていると、犬はすぐ下痢をするが、人間はパワフルな胃袋で多品種にわたる食料をいくらでも楽々こなす。昨日のランチでも人間は大量の和風スパゲティを食べた。最近はコレばかりである。



さて、お腹の弱い犬の話から始めよう。ウチの犬はもともと腸内の善玉菌が少なかったらしい。下痢になることが多く、1歳になるあたりから食べても食べても太らなくなった。一時期は30kgを超えた体重が、2歳を過ぎたあたりから急速に落ちて24kgを切るまでになった。これに至る過程ではいろいろと体重回復策をとったがダメで、最寄りの七里ガ浜ペットクリニックで相談した。

そして腸内善玉菌を増やす薬を恒常的に飲ませることになった。下の画像のような粉末である。人間の整腸剤と同じような役割を果たす。



並行してユカヌバ(現在は同じものがアイムスというブランド名にカテゴリー分けされている)の腸管アシストという、ドッグ・フード(療養食)を食べさせることになった。普通のドッグ・フードからこれに切り替えると、糞の量が減る。それだけ余計なものが混入していないのだろう。

整腸剤と専用ドッグ・フードの並行的な使用の効果は顕著なものだった。体重は徐々に増え、現在は平均すると31kgくらいである。腸内善玉菌を増やし、腸に負担の少ないドッグ・フードを与えることで、正常な腸の働きを確保出来るようになったのだ。これには2年半ほどかかっている。そしてついに本日で、この整腸剤の利用を止めることになった。ドッグ・フードは今後も継続である。腸内に善玉菌が過小で下痢がちな犬は多く、ヘタすると健康を大きく損ねて衰弱するから、注意が必要である。



価格は下落傾向にあるが、ドライ・ドッグ・フードのくせに13.6kgのこの袋が11,000円~15,000円するところが問題である。より小さな袋だともっと割高になってしまう。ウチの犬は運動量も多く、この13.6kgの袋を3週間半くらいで食べきってしまう。

しかしとにかく犬が体格を完全に取り戻し、整腸剤を止めることが出来たことは喜ばしい。七里ガ浜ペットクリニックさん、有難うございます。



お腹の弱い犬と暮らす人間は大変である。金もかかるし、世話もかかる。獣医にも通わねばならない。

さて次。今度はお腹の強い人間のフードの話である。犬とは対照的に我が家の人間は頑強な胃腸を持ち、毎日毎日「次は何を食べようか」と食料を漁っている。昨日藤沢の湘南モール内のスーパーで安いブラウン・マッシュルームを見つけた。ガバチョと入って169円である。マッシュルームは日本ではでたらめに高いので、これくらいでもすごくウレシクなってしまう。「これ使って和風スパゲティ作ろう!」ということになったのだ。最近は和風スパゲティばかり作っているなぁ。



次は大葉の森。和風味のキーポイント。大葉をたくさん使うのだ。これは洗って乾かしているところ。白いのはニンニク。



材料を用意したところ。大葉、万能ねぎ、ブラウン・マッシュルーム(先ほどのパックの半分)、エノキ茸(前日の残りの半分)、ニンニク1カケラ。



愛用の中華鍋の中でニンニクとオリーブオイルでブラウンマッシュルームとエノキ茸を炒めているところ。醤油で先に味つける。このまま食べてしまってもいい。しかし今日はスパゲティの具だ。



バターを用意・・・していると必ず出て来るヤツ。お腹の弱さでは定評のある犬。本名、茶々之介ではなく、こういう時はバタオと呼ばれている。乳製品の香りが大好きらしい。「オレにも舐めさせろよ」



和風味の最大のポイントがこれだ。ヤマサ、キッコーマン、ミツカン、にんべん。スーパーならどこにでもある俗称「めんつゆ」。たいてい突出して高いのはにんべんである。しかしいろいろ使って比べてみて、私はヤマサが一番良いと思う。「昆布」と銘打っているだけあり、昆布の丸み、甘みがより強く感じられるのだ。



淡水の質(硬・軟)について、また海流の違いからくる海運の難易度についての差異から、歴史的に東西比較をすると、関西人(=私のこと)は関東人より昆布に親しみ、昆布をより多く用いる料理作りを尊ぶのである。だからヤマサ! なんだけど、今日はまだにんべんが余っている。残念。にんべんで行こう。

ブラウンマッシュルームとエノキ茸を炒めた鍋に茹でたスパゲティを入れ、バターとにんべんのつゆと七味を入れて軽く混ぜ、上から大葉やネギを刻んだのをかけて調理終了。おいしい。妻は絶賛。私は得意。



塩加減が難しい。キノコ類は味がないので、先に醤油で濃く味つける。しかしスパゲティも当然ながら茹でる時に塩が入る。さらに最大の味のポイントはめんつゆであり、それも塩辛い。この3つを全部塩辛くしたら大変なことになる。でもそれぞれボケたものにするわけには行かない。

和風を強調したいなら、マッシュルームよりシイタケが良いだろう。香りの強さが違う。

大葉は大量に使っても、しつこくならないから大丈夫。よく乾いたものをたくさん入れよう。



オレは関係ない。寝よう。どうせ何ももらえない。バター欲しいなぁ。
コメント (10)
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