ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

お雛様七態

2010-03-03 09:54:33 | 旅の想い出
今日は雛祭り。
これまでにこのBLOGで見て頂いたものばかりですが、今回は
素材の違うものを並べてみました。



男びな女びなの始まりは、和歌山県加太にある淡島神社の祭神
、小彦名命と神功皇后の男女一対のご神像であると言われます。
仁徳天皇5年3月3日に、友ヶ島から対岸の加太へ遷宮があった
ことから、現在まで雛祭は3月3日に行われるとも…。
これは1979(昭和54)年に、1700年大祭が行われたとき、南海電鉄
が発行した記念切符です。



押絵のお雛様(大和民俗公園)



和紙で作られた美しい立ち雛。
ずいぶん前に、♀ペンがさる工芸品店で買ったものです。



「赤膚焼のお雛様」(大和郡山市・二楽窯)



紀州雛。漆器に蒔絵を施した立派なお雛様ですが、これは素朴な
盃の形をしているのが珍しくて求めました。
仁徳天皇が神功皇后のお姿として作らせたものが紀州雛のはじま
りだそうで、内側には金色に耀く葵の御紋が描かれています。



竹で作ったお雛様(高取町・土佐)



長浜市・黒壁ガラス館前のお店にあったガラスのお雛様。