ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

黒井・興禅寺

2007-03-10 10:26:53 | 山日記
千丈寺山を降りて、駐車場所の興禅寺に帰りました。(14:08)
このお寺は春日局の生誕地として知られています。


お堀に囲まれた高い石垣の上の白い練塀のいかめしい構えです。
それもその筈、この辺りは黒井城の下館(戦さのない平時に政務
を執った居館)でした。明智光秀の丹後攻めで落城後、その重臣
斉藤利三が入って陣屋とし「斉藤屋敷」と呼ばていました。


石橋を渡り階段を登って山門を潜ります。


後に徳川家光の乳母となる春日局は、斉藤利三と母「お安」との
間に生まれて幼名「お福」と呼ばれ、三歳までこの地で過ごしました。
この本堂の左裏には於福が産湯を使ったという井戸があります。