投高打低

広島 000 002 000 2
ソフトバンク 000 010 000 1
勝：長谷川　
Ｓ：梅津

　今日はなんと1安打で勝利しました。6回に先頭の倉が死球、梵は四球、東出のバント安打（唯一の安打）で無死満塁とし、前田智の一ゴロで同点。新井の中犠飛で勝ち越しました。
　シーズン中であれば、少ないチャンスを確実にモノにしての逆転勝ちと大喜びですが、これがオープン戦となると、ちょっと不安になります。
　1安打、しかもバント安打だけとは、打線の不振が深刻です。いくら相手の斉藤和が良かったとは言え、シーズン開幕まで約2週間となったこの時期に、これでは気になってしまいます。
　今日だけ抑えられたのであれば、心配はしませんが、オープン戦は全体的に投高打低となっています。何だか去年の再現かな？と思ってしまいます。
　その不安を払拭するために早く主軸の調子が上がってほしいですね。

　一方の投手陣は相変わらず調子が良いです。先発長谷川は5回2安打1失点と好投。ローテ入りに大きく近づいたと思われます。中継ぎの林、広池、梅津も無失点リレーと順調です。投手陣は心配要らなさそうですね。

外野レギュラー

　昨日の紅白戦後に、嶋と栗原が25分間の特打を行いました。オープン戦では5、6番入っており、今季の主軸となることが予想される2人は、嶋が10打数1安打、栗原が12打数1安打と極度の不振に陥っています。
　ブラウン監督も直接指導をするなど、気にしているようですね。

　栗原はともかく、嶋はレギュラーに確定しているのでしょうか。監督は以前、前田以外は白紙と明言し、残り2枠を緒方、嶋、森笠、廣瀬などが競っていました。
　森笠は腰の違和感で別調整となっていたため、候補から外れたかもしれませんが、廣瀬はどうなったのでしょう？また、尾形も打撃でアピールしています。
　
　白紙を明言したからには、実戦での結果を反映してレギュラーを決めてほしいですね。もちろん、嶋も結果を残せば文句無く、すっきりとレギュラーになれると思います。
　投手陣のように、各選手がアピールしあえば、相乗効果で全体のレベルアップが図れると思うので、外野手争いも同様に横一線で競い合ってほしいです。

イヤーブック

　3月も中旬に差し掛かってきましたが、今年はまだイヤーブックの予約が始まりませんね。確か毎年3月初めから予約を受け付けて、3月25日前後に発売開始していたように思います。
　もしかしたら、3月1日付けで支配下登録された中谷を待ってから印刷を始めたのでしょうか？でも、それでは発売が4月にずれこんでしまい、公式戦が始まってしまいますね。

　新キャラクターグッズも多数発売されているので、イヤーブックとまとめて購入しようと思っています。予約開始したら直ぐに申し込めるように、新グッズを選んでおきます。

　そう言えば、そろそろファン倶楽部のメッシュジャージが届く頃でしょうか。

青木高も好投

　新人の青木高投手が、今日行われた教育リーグの阪神戦に先発して、3回を無失点と好投しました。2月25日の西武戦では2回3失点、3月2日の紅白戦では3回4失点と結果が残せていなかったので、開幕ローテ争いから後退かと思われましたが、この好投で候補に残ったというところでしょうか。
　昨日は高橋建と長谷川が好投し、ローテ入りを強烈にアピールしました。他にも齋藤、大島の両左腕も結果を出しているので、残り3枠を争う戦いはかなり激しくなってきましたね。希望枠ルーキーの宮崎も、結果を残さないと争いから脱落してしまいます。しかし、青木高の好投により、きっと好投するでしょう。
　ブラウン監督も嬉しい悩みになりそうですね。
　
　

中継ぎ陣絶好調

巨人 000 000 000 0
広島 100 000 00* 1
勝：高橋
Ｓ：梅津

　今日の先発は先発ローテ入りを目指す高橋建でした。2回を1安打無失点と好投。先発ローテ復帰に好感触でした。2人目は同じくローテ入りを目指す長谷川が3回を2安打無失点と、こちらも好調です。その後は、中継ぎ候補の佐竹、林、広池、梅津が登板。4人とも危なげの無い投球で無失点リレー。
　4日の楽天戦でも佐竹、小山田、広池、横山、林と中継ぎ候補が好投しての完封リレーでした。
　
　先発ローテ争いに注目が集まっていましたが、中継ぎ枠争いも激しい争いになっていますね。この他にも新人の上野もいますし、先発枠争いから漏れた投手も中継ぎに回ってきます。この熾烈な争いで、投手陣のレベルが確実にアップしていますね。今季の目標である、防御率でAクラス入りも十分期待できますね。

　打線では、東出が好調です。今日も3打数2安打で、オープン戦通算では打率.636と当たっています。この調子でシーズンでも暴れてほしいですね。
　調整段階なので仕方ありませんが、前田、緒方、嶋、栗原に当たりがでませんね。これから調子が上がってくると思うので、あまり心配しなくて良いとは思いますが、ちょっと不安になりますね。

大竹の期待度アップ

　大竹投手が紅白戦で3回を投げて1安打無失点と好投しました。スライダーやシュートなどの変化球を使い、打たせてとる投球を披露しました。
　今までの力で押さえ込むスタイルから、打たせてとる投球術を会得すれば、今シーズンの活躍が大いに期待できます。これも、キャンプで黒田とキャッチボールをするなど、エースから多くのことを吸収し、成長した証でしょうか。黒田の後継者として期待されながら、最近は伸び悩んでいたエース候補が、一皮むけて、黒田並みの活躍ができれば、チームの上位進出と言う目標が、かなり現実味を帯びてきますね。
　この投球をオープン戦でも披露してもらえれば、シーズンでの活躍も期待から確信へと変わるはずです。オープン戦での登板が楽しみになりましたね。

　

現在と将来のエース

楽天 000 000 000 0
広島 310 101 00* 6
勝：黒田
本： 梵（1回,2回）

　エース黒田がオープン戦初登板。2回を投げて被安打2の無失点。最速147㎞を記録するなど、右ひじの不安も無く、順調に調整が進んでいるようです。まだ結果を求めない時期ではありますが、ファンとしては抑えてもらわないと不安になります。しかし、この結果を見れば安心できますね。

　そして、4回からは高校生ドラフト1順目の前田健が、こちらもオープン戦初登板。1回を投げて被安打1、1四球で無失点と、こちらも上々の結果でした。楽天にはライバル田中がいることもあって、気合が入ったことでしょう。
　その田中も7回の1イニングを投げて3者凡退に抑える好投。これを見たら、さらに燃えることでしょう。次回の登板機会があれば、田中のように3者凡退に抑えてほしいですね。

　打線では、梵に当たりが出てきました。3打数3安打2本塁打と爆発。調子を落としていたようなので、結果が出たことで一安心です。
　そして、東出、廣瀬が盗塁を決めるなど、今日は足を使った攻撃ができました。
昨日の楽天のように、もっと積極的に盗塁をして、足を絡めた攻撃を目指してほしいです。
　中東が今日も安打を放つなど、調子が良いです。本当に開幕スタメンマスクがあるかもしれないですね。

オープン戦初勝利

楽天 003 000 100 4
広島 300 000 101 5
勝:梅津
本:新井、尾形

　先発の佐々岡は紅白戦などの実戦登板が無かったので、調整不足が心配されましたが、2回を1安打無失点と実戦初登板とは思えない好結果。さすがベテランと言ったところでしょうか。これから、オープン戦で調子を上げていけば、開幕は問題ないですね。
　一方、2番手で登板したのは、前回登板が最悪の条件だったフェルナンデス。しかし、3回を7安打3失点と今回も結果を残せませんでした。特に毎回の3盗塁を許し、遅球ナックルの弱点を突かれている点は気になります。（牽制死も1ありますが）ただ、2イニングは無失点に抑えているので、今後に期待です。

　打線では、尾形がサヨナラ本塁打を放つなど2安打と好調。やはり、打撃センスはピカイチですね。足への不安があるので、レギュラーとしてフル出場することは厳しいですが、代打としてなら十分活躍できそうです。浅井引退となり、代打の切り札が不在ですから、尾形が引き継ぐかもしれないですね。

開幕オーダー決定？

　昨日の広島市民球場での初の紅白戦で、今季の開幕オーダーと思われる布陣をブラウン監督が試しました。3番前田、4番新井、5番嶋、6番栗原、7番緒方の07年新打線は、早速機能しました。先頭の新井が右前打、続く嶋も右前打で無死二、三塁とし、栗原が左翼フェンス直撃の2点二塁打を放つと、緒方は三塁への内野安打と4連打で繋ぎました。

　以前からブラウン監督は前田を3番に起用することを、ほのめかしていたので、この打順は大方、予想がついていました。私も3番前田は賛成です。好不調の波が小さく、得点圏打率も高いので、相手チームに対する威圧感が違います。もちろん、ネームバリューもありますね。
　そして、7番緒方も相手に対するプレッシャーが大きいですね。だけど、嶋、緒方はまだレギュラーと決まった訳ではありません。森笠や廣瀬など他の選手がレギュラーとなれば、打順も変わってくることでしょう。その時は、5番栗原、6番嶋or緒方、7番森笠or廣瀬となるのでしょう。今の時点では、他の選手が嶋、緒方を脅かす存在となっていないように思われるので、この打順がベストになるのでしょう。
　昨季は1番緒方、2番前田が機能しませんでした。今季は、その失敗を踏まえて打順を組むことになると思うので、失敗はないと期待を込めて思っています。
　

期待と不安

　高校生ドラフト1巡目の前田健投手が4日の楽天とのオープン戦に登板することが決まりました。投球回数は1イニング限定となるようです。
　キャンプは2軍でのスタートでしたが、2月20日から1軍に合流しており、ブラウン監督の前で投球も披露していました。この時の印象が良かったので、将来への期待も込めてチャンスを与えられたのでしょうね。それでも、高卒新人が監督に認められて、オープン戦に出場することは、最近ではなかったように思います。それだけ、前田健の潜在能力が高いということですね。

　一方、肘の検査のため来日が遅れていたダグラス投手が、26日に米国で検査を受け、昨年痛めた右ひじの状況が思わしくないため、4週間後に再検査することになりました。手術はしない予定とのことですが、検査後直ぐに来日しても、調整不足のため、チームに合流するのは５月以降になる可能性が大きいです。また、再検査の結果次第では長期離脱の可能性もあります。
　昨年前半だけで9勝を挙げたダグラスが離脱したのは痛いです。この穴を埋めるような先発投手が出てきてもらわないと困りますね。
　逆に先発ローテ入りを目指す長谷川、高橋建、大島、宮崎、青木高らの選手にとっては、大きなチャンスなので、逃さないように、紅白戦やオープン戦でアピールしてほしいです。