党建設をテーマに、ブログを書くのは久しぶりのことです。「党勢拡大特別月間」の常任幹部会のよびかけの内容の一部を紹介させていただきます。
全文は、「しんぶん赤旗」6月2日付に掲載されました。党建設は日本共産党独自の最重要課題です。同時に党建設は、国民の理解と協力なしには絶対に前進しない課題です。
(一)
「全党は、コロナ危機が深刻化した3月~5月、『2つの基本姿勢』--①「国民の苦難軽減」という立党の精神に立ち、国民の命と暮らしを守るとりくみに全力をあげる ②感染防止の対策に最善をつくしつつ、党活動を断固として維持・発展させ、強く大きな党をつくるーーを堅持・発展させながら奮闘努力してきました」
「『しんぶん赤旗』読者拡大では、見本紙を届け、電話も使って購読を訴えるなどの創意・工夫を発揮し、毎月の前進に執念を持ってとりくむなかで、読者からのあたたかい支援もいただき、5月は全都道府県で日刊紙、日曜版とも前進し、全国的に大きな前進をかちとりました。党大会後、数カ月の時点で、大会現勢を基本的に維持できているのは16年ぶりのことです」
〇5月の読者拡大増数ー日刊紙ー870人、日曜版ー3655人、電子版(日刊紙)198人、このううち党本部への申し込みは328人で過去最高に。
〇入党は、161人から申し込みがありました。
【党員現勢では大会後、約3000人の後退ーこのままでは、党の未来がない】
「この間、『感染防止のために人と人との接触を可能な限り減らす』という社会的責任を果たすために、党員拡大の取り組みを事実上抑制してきた結果、党員現勢で党大会から約3000人の後退を余儀なくされています。党建設・党勢拡大の根幹は党員拡大です。これ以上、根幹が細り続けるならば、党の未来はありません」
こうした事態を踏まえ中央委員会常任幹部会は、「特別月間」をよびかけました。「特別月間」の「期間」「目標」については、是非、本文をお読みいただきたいと思います。
「よびかけ」は、「目標をやりとげる条件は、十分に存在しています」として、3点を強調しています。そのうちの第2について、紹介します。
「第二に、コロナ危機のもとで、わが党の綱領路線が、新たな生命力を発揮していることです。日本でも世界でも、社会保障を切り捨て、自己責任を押しつける新自由主義の破たんが明らかとなっています。利潤第1主義によって、地球規模で環境を破壊し、新しい感染症をつぎつぎ出現させている、資本主義という体制そのものが問われています」
「コロナ危機を乗り越え、よりよい社会をつくる展望を語り広げうえで、綱領路線は大きな力を発揮しています」
この点について、さらに考えて見たいと思います。