3/9建設工業新聞で伝えております。
-日本工営/鹿児島県伊佐市で小水力発電所に着工/13年春稼働へ-
日本工営と、同社が全額出資する新曽木水力発電(鹿児島県伊佐市、秋吉博之社長)は8日、鹿児島県内で出力460キロワットの小規模水力発電所を建設するプロジェクトに着手した。発電所の建設に連動し、伊佐市は観光拠点施設を4月に開館。13年4月の営業運転開始後は、官民が連携し再生可能エネルギーの普及・教育活動も展開する。日本工営が発電所の建設資金と技術者を手当てし、新曽木水力発電が事業主体となって発電所の建設と稼働後の運転・維持管理を担う。
新曽木発電所の建設地は伊佐市大口宮人にある曽木の滝公園内。公園を流れる川内川の高低差を利用し、一般家庭約1000世帯分の年間使用量に相当する約385万キロワット時の電力を発電する。建設費に約4・5億円を見込む。事業期間は営業運転開始から25年間を計画している。1907年に建設された旧曽木発電所の取水口と沈砂池を補強・改造して再利用。沈砂池から地下水路で50メートルほど下った場所に設ける発電施設に水を送り、11・6メートルの落差を利用して水中タービン水車を回す。
着工に当たり、日本工営の吉田克己取締役専務執行役員電力事業本部長は「13年4月の運転開始を目指し、無事竣工に努力する。完成後は発電所の運転はもちろん、地域振興に貢献する活動を行いたい」と述べた。伊佐市の隈元新市長は「行政と日本工営が一体となり、長いスパンで物事を考えたい」と語り、観光振興や再生可能エネルギーに関する教育啓発活動に発電所を役立てていく考えを明らかにした。
日本工営は、業容拡大に向け、建設コンサルタントに続く新分野の事業の取り組みを強化している。小規模水力発電事業もその一環。初期投資を抑えながら自社が保有する電力関連の技術、ノウハウが生かせる分野として、事業展開に力を注いでいる。
-引用終わり-
本日の市議会の一般質問を傍聴してみました。川内ダムの改築に言及した議員がおりました。また、ダム下流の岩見沢水力発電を引き合いに小水力発電の促進の要望もしておりました。上記記事はたまたま同じ名前の河川での小水力発電の事です。
私も同感です。地域ならではの条件を如何に工夫して活性化に生かすか検討してみることが大事なのです。
-日本工営/鹿児島県伊佐市で小水力発電所に着工/13年春稼働へ-
日本工営と、同社が全額出資する新曽木水力発電(鹿児島県伊佐市、秋吉博之社長)は8日、鹿児島県内で出力460キロワットの小規模水力発電所を建設するプロジェクトに着手した。発電所の建設に連動し、伊佐市は観光拠点施設を4月に開館。13年4月の営業運転開始後は、官民が連携し再生可能エネルギーの普及・教育活動も展開する。日本工営が発電所の建設資金と技術者を手当てし、新曽木水力発電が事業主体となって発電所の建設と稼働後の運転・維持管理を担う。
新曽木発電所の建設地は伊佐市大口宮人にある曽木の滝公園内。公園を流れる川内川の高低差を利用し、一般家庭約1000世帯分の年間使用量に相当する約385万キロワット時の電力を発電する。建設費に約4・5億円を見込む。事業期間は営業運転開始から25年間を計画している。1907年に建設された旧曽木発電所の取水口と沈砂池を補強・改造して再利用。沈砂池から地下水路で50メートルほど下った場所に設ける発電施設に水を送り、11・6メートルの落差を利用して水中タービン水車を回す。
着工に当たり、日本工営の吉田克己取締役専務執行役員電力事業本部長は「13年4月の運転開始を目指し、無事竣工に努力する。完成後は発電所の運転はもちろん、地域振興に貢献する活動を行いたい」と述べた。伊佐市の隈元新市長は「行政と日本工営が一体となり、長いスパンで物事を考えたい」と語り、観光振興や再生可能エネルギーに関する教育啓発活動に発電所を役立てていく考えを明らかにした。
日本工営は、業容拡大に向け、建設コンサルタントに続く新分野の事業の取り組みを強化している。小規模水力発電事業もその一環。初期投資を抑えながら自社が保有する電力関連の技術、ノウハウが生かせる分野として、事業展開に力を注いでいる。
-引用終わり-
本日の市議会の一般質問を傍聴してみました。川内ダムの改築に言及した議員がおりました。また、ダム下流の岩見沢水力発電を引き合いに小水力発電の促進の要望もしておりました。上記記事はたまたま同じ名前の河川での小水力発電の事です。
私も同感です。地域ならではの条件を如何に工夫して活性化に生かすか検討してみることが大事なのです。