じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

町田康「口訳 古事記」より

2023-06-14 18:09:32 | Weblog

★ 永田町界隈は解散風が吹いているとか。7月総選挙になるのかなぁ。

★ 中学校の期末テストまで1週間。いつものことながら、忙しくなってきた。期末テストが終われば夏期講座の準備だ。

★ さて今日は、評判になっている町田康さんの「口訳 古事記」(講談社)から「神xyの物語」を読んだ。「古事記」といえば、日本最初の歴史書と呼ばれ、稗田阿礼が暗記していたものを太安万侶が筆録したものだったっかな。

★ 「古事記」は書き下し文になっていれば、現代人でも読み易い。手元にある次田真幸さん訳注の「古事記」(講談社文庫)の訳文を読めば、神々の名前は別として、内容は分かりやすい。

★ 町田さんの「口訳 古事記」は更なる超訳だ。古事記をオマージュした新たな物語としても面白そうだ。町田作品の魅力は何といっても会話文だ。神々の言葉を庶民レベルの感覚で味わうことができる。

★ 「神xyの物語」は原典でいうと「天地の初め」「イサナキノミコトとイサナミノミコト」の章。国つくりの様子、黄泉の国の話が描かれていた。

★ 「古事記」の成立は確か712年だったか。歴史書が記されるにはそれなりの理由があろう。民族の生い立ち、支配階級の正当性を裏付ける目的があったのか。

★ 読み進めたい。

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