ロシア疑惑

☆　NHKの「クロ現＋」が、アメリカ大統領選へのロシアの干渉、いわゆる「ロシア疑惑」を特集していた。渦中の人物へのインタビューにも成功し、なかなか熱の入った番組だった。

☆　国際政治の裏舞台、映画で見るような諜報活動が現実世界でも行われているようだ。

☆　クリントン候補をおとしめるために何らかの工作はあったようだ。思い出せば、最初優勢だったクリントン候補の支持率が下がり出したのは、メール問題をFBIが調べ出したあたりではなかろうか。

☆　「ロシア疑惑」がトランプ大統領辞任にまで発展するかどうかはわからないが、トランプファミリーまでは追及されそうだ。

☆　もう一件。フェイクニュースのことも興味深かった。メディアは英雄を生むこともできれば、一夜にして失脚させることもできる。ウソも大きくつけば人は信じると誰かが言っていたような。特に不安心理の状態にフェイクニュースは効果を発揮しそうだ。

☆　本題とは全く無関係だが、今日解説の慶応大学の先生は松崎しげるさんに似ていたなぁ。

人口動態調査から

☆　父親の見舞いに病院を訪れる回数が増えた。インフルエンザが流行期になったせいか、内科は大賑わいだ。

☆　ふと思った。１日何人の人が生まれ、何人の人が死んでいるのだろう。

☆　厚生労働省の人口動態調査、平成２９年度（２０１７年度）の推計によると、出生は１年間で９４万１０００人、死亡は１３４万４０００人。１日に換算すると、出生が約２６００人、死亡が３７００人。ということは、１日１０００人以上日本の人口は減っていることになる。

☆　より詳しく見てみると、２００５年あたりで死亡者数が出生者数を上回っている。人口減少社会になって、もう１０年以上たつんだね。

☆　先日、新聞で大学淘汰の時代が取り上げられていた。もはや進学率もピークに達しているから、１８歳人口だけをターゲットにしていたのでは、大学経営が苦しくなるのは自明の理だ。M&Aを進めるか、留学生を増やすか、他の年齢層からの入学者を増やすか、あるいは年数にかかわらず単位制のようにして授業を切り売りするかしなければ、生き残りは難しくなりそうだ。

☆　門が広がりすぎて、大学のレベル低下が著しいから、淘汰されるのは必ずしも悪いことではない。ただ、人材資源こそが財産であるこの国にとって無為無策というのはどうだろうか。

☆　入学試験の種類ばかり増やして受験料稼ぎにあくせくしていないで、教育、研究で成果を上げて欲しいなぁ。