じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「スパイ・ゲーム」を観た

2018-01-02 23:12:21 | Weblog
☆ 映画「スパイ・ゲーム」(2001年)を観た。ロバート・レッドフォード、ブラッド・ピットという新旧のハンサム俳優が共演していた。

☆ スパイの世界でも師匠というものはありがたい。

☆ ブラッド・ピット演じるエージェントは、ある人物を確保するため中国の刑務所に押し入るが失敗し逮捕される。処刑まで24時間。アメリカ政府は対中関係を考慮し、彼を見殺しにしようとする。ブラッド・ピットをエージェントとして採用し、育て上げたロバート・レッドフォードは、長年培ったテクニックや人脈を駆使し、彼を助けようとする。さてどんな手段を使うか。

☆ ロバート・レッドフォード演じる老練エージェントは、CIA本部に居ながらにして、救出作戦を実行する。会議の進行と並行して、ブラッド・ピットとの活動を紹介していく。このあたりの描き方は見事だ。

☆ 随所に息詰まるような心理戦もあり、見ごたえがあった。
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「世界から猫が消えたなら」

2018-01-02 20:52:38 | Weblog
☆ 映画「世界から猫が消えたなら」(2016年)を観た。

☆ 悪性の脳腫瘍で余命1週間の宣告を受けた主人公・僕。その僕のところに自分とうり二つの悪魔がやってきた。この世界から何か1つを消すたびに寿命を1日延ばすという。

☆ 函館を中心とした北海道の風景、ピアノの美しい旋律をバックに、抒情詩のように物語が進む。

☆ 母親を亡くした者や、猫好きにはたまらない映画。HARUHIさんの「ひずみ」がいい。
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「ソラリス」を観た

2018-01-02 13:22:00 | Weblog
☆ 映画「ソラリス」(2002年)を観た。

☆ NHK「100分de名著」で取り上げられていたので、興味をもった。この番組では、スタニスワフ・レムの原作の解説とともに、1972年のソ連版が引用されていた。(こちらは、youtubeでざっと見た)

☆ 「ソラリス」とは海に覆われた惑星。観測ステーションからの連絡が途絶えたことから、心理学者のクリス(ジョージ・クルーニー)が派遣される。ステーションに到着するやクリスはその荒れた様子や乗組員の異常に直面する。いったい何が起こったのか。

☆ 「スター・ウォーズ」のような大活劇とは違ったミステリアスでスリリングなストーリーだ。

☆ やがてクリスのところに死んだはずの妻・レイア(原作ではハリー)が現れる。彼女の出現にクリスの心は翻弄される。一方、レイアも「自分は何者か」と問い始める。最初はレイアを気味悪がり避けていたクリスだが、やがて昔の恋心が蘇る。レイアの方も最初は訳がわからない様子だったが、やがてクリスに魅かれていく。

☆ お互いの運命を察知しながらも、妻のレプリカ(ソラリスの不思議な力によってクリスの記憶から生み出されたもの)であるレイアとの時を過ごすクリス。最後は解釈が読者に委ねられ、余韻を残して終わる。

☆ ソラリスの海とは何なのか。なぜレプリカ(擬態)を創造し、人間に送るのか。自分とは何か。人間とは何か。本物と偽物の違いは何か。他者との違和感とどうつきあえばよいのか。原作者レムの生涯ともリンクさせながら、いろいろなことを考えさせられる作品だった。

☆ それだけに娯楽性を求めていては、途中で寝てしまいそうだ。
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宇宙に広がる経済圏

2018-01-02 10:27:11 | Weblog
☆ 日経電子版「経済圏は広がる 宇宙へ、そして未来へ」(1月2日)の記事を読んだ。

☆ 宇宙への経済圏の拡大については、月探査が取り上げられていた。

☆ 地球上の市場が飽和し、資本主義が行き詰まりを見せる今日、新たなフロンティアへ、宇宙へと目を向けることは、バーチャル世界に投機の対象を求めるよりかは健全かも知れない。

☆ 化石燃料もいずれは枯渇する。海水、地底、太陽、そして原子力。使えるものは何でも使えとなるのだろうが、増え続ける人口を養うには限界がありそうだ。簡単なことではないが新たなエネルギーの確保、新たな居住地を求める営みも必要になってこよう。

☆ 月へそして火星へ。21世紀はその第一歩を歩むべき時代かも知れない。ただ問題は間に合うかだ。地球上で覇権を争い、エネルギーの争奪戦をしているうちに時機を逃すかも知れない。

☆ 宇宙からの黒船来航を待つのは、宝くじを買って当選を夢見るようなものだ。

☆ 記事では、「水」が重要だと書かれていた。水を確保し月を物流基地にするという発想は実に面白い。私が生きているうちには難しかろうが、地球にとって月が宇宙へのハーバーとなる日を楽しみにしたいものだ。

☆ 「スタートレック」を観ると、ケイタイのような通信装置や読書用のタブレットが出てくる。ワープ航法やレプリケーター、転送装置の実現にはまだ時間が必要だろうが、人間がイメージできるものは、具現化できる可能性がある。実に楽しみだ。
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