じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「恥」論争

2011-07-08 23:43:41 | Weblog
★ 国会では「恥知らず」だとか「恥の文化」だとか、破廉恥な人々が「恥、恥」とやかましい。

★ 「恥の文化」と言えば、ベネディクトの「菊と刀」だと思い起して、読み直してみた。

★ 「菊と刀」は太平洋戦争の時代に書かれた日本人論だ。西洋人にとって不可解な日本人について日本人以上に詳細に分析している。岡目八目と言うところか。

★ ただ、戦後65年を経て、日本人もすっかり変わってしまったなぁと思う。

★ 国会で「恥」論争をしているが、恥を自覚するなら国会議員の多くは切腹、あるいは腹は切らなくとも、政界からは隠居せざるを得ないのではないか。

★ 「恥の文化」と言われた時代。それは、それなりに独自性のある文化だったのだろう。

★ 敗戦を機に、科学至上主義ならまだしも、拝金主義や利己主義の時代となり、その権化とも言うべき政治家たちが「恥」を論じるありさまは、むしろ滑稽である。
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官僚たちの暑い夏

2011-07-08 19:22:07 | Weblog
★ 財務省対経産省。経産省の中でも、原発推進派対再生可能エネルギー派。官僚たちの暑い派閥争いは、相変わらず活発だ。

★ 私は院生時代、某出版社の記者として、臨教審でにぎわう文部省や総理府あたりを歩きまわっていた。

★ 利権とあまり関係のない文部省でも次官の人事が官僚たちの最大の関心事。東大閥か否かなど。キャリア官僚たちは入省と同時に昇進レースに参加する。昇任と同時に何人かが振いにかけられ、次官候補が絞られていく。

★ 民主党政権。政治主導とは言いながら、内閣がぐらついているものだから、結局官僚の思うツボ。

★ 菅対官の戦いも続いているようだが、菅総理の手法があまりにもお粗末だから、国民の支持が得られず、結局官に牛耳られてしまいそうな勢いだ。
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ストレステスト

2011-07-08 11:53:37 | Weblog
★ 朝日新聞、針すなおさんの風刺画を見て感じた。

★ ストレステストと言えば原発の再稼働に向けて、菅総理が急きょぶち上げたものだが、原発ならぬ、菅総理取り巻く人々がストレステストを受けているようだ。

★ 「イラ菅」の名をもつ菅総理は小泉元総理を見習ってか、鈍感力をフル稼働。その一方で、党の執行部や閣僚はストレスがたまるばかりの様子。

★ 松本氏に続いて、海江田経産大臣もついにプッツンとキレてしまったようだ。

★ 執行部も内閣も崩壊。これで国政が運営できるのだろうか。

★ 国民のストレスもそろそろ限界だ。

★ 退任をほのめかしたリーダーが居座ることの弊害、ここに極まれり。
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