じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

増税路線が確定

2011-07-01 10:36:55 | Weblog
★ 政府・与党は2010年代半ばまでに消費税を10%にすることで合意。菅政権が進める増税路線が確定した。

★ 国家財政破綻が間近に迫り、ギリシャ危機の再来を、それも経済規模がけた外れに大きい日本の財政状況を危惧する海外からの圧力を背景にしたものだが、10%でも足らないことは自明。

★ 早ければ2020年、遅くとも2020年代半ばには20%、あるいは25%まで消費税は増え続ける可能性が高い。

★ 竹下内閣の時代だったか、消費税導入をめぐってはあれだけ反発が大きかったが、国民も慣れてしまうから、政治家や官僚にとっては、「またすぐに慣れてしまうさ」って感じなのだろう。

★ ただ、消費税は逆進性の高い課税方法だ。低所得者の生活が逼迫するのは必定だ。特に高齢化が進む中、高齢の年金生活者の生活をどう支えるかが大きな課題となるであろう。

★ ところで、消費税を上げる時期について、政府と与党で意見の相違があったと聞く。2015年と明示したい政府とあいまいにしたい与党。結局「2010年代半ば」といったぼやかした表現に落ち着いたという。

★ 実にくだらない調整をやっているねぇ。

★ 菅政権は一応「6月までに」という期限を守ったということだから、この案で与野党協議をもちかけるのだろう。そして協議に入れなかったら解散、総選挙か。

★ 昨今の菅政権。解散に向けた環境づくりをしているように思えてならない。無用の一本釣りをして、執行部が模索する大連立を破綻させ、行き詰らせたところでエネルギー政策や一体改革を掲げて解散に打って出る。

★ 菅氏はなかなかの戦術家だ。ただ国民のためでないことが悲しいかなである。
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