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バンコク 10日間滞在 10月3日 (1) メークローンへ

2014年11月19日 | バンコク 2014/09/26
6時起床。

今日はメークローンの線路上市場に行く。
メークローンを知ったのは、日本のTV番組のバンコク紹介で線路内が通路になっていて両脇に店が張り出していた。列車が来ると店は後退し列車は通過していく。
それを見て、バンコクには何回も行ったが、こんな所を知らなかった。
調べるとトンブリーからタイ国鉄ローカル線マハーチャイ線とメークロン線の2本を乗り継いだ先がメークローンであった。

 

トンブリーのウォンウィアンヤイ駅8:35発列車に乗る為に7時ごろにLodgeを出た。
BTSナショナルスタジアム駅からシーロム線に乗り、BTSウォンウィアンヤイ駅で降りた。
バスを降り続々と駅に向かう通勤客で歩道はいっぱいであった。
タイ国鉄のウォンウィアンヤイ駅までの10分ほどを歩いた。
駅に着くとプラットホームには列車が停まっていた。
時刻は7:40だ。1本早い列車が出発するので乗り込んだ。
車掌がまわってきた。マハーチャイと言ってTHB20札を出した、運賃はTHB10(¥34)であった。

列車内は、昔の日本の車内風景と同じ様に見える。
アジアを旅行しはじめた頃、時々列車に乗る事があり、車内が日本と似ているのに気付いた。世界の列車の標準的な車内がそうなのだろうと思っていた。
しかし、後に日本の中古列車である事を知った。
今日の列車も固定の4人掛け座席からして日本製だろう。
 

住宅、工場が徐々にまばらになり、30分のすると原野の様なところを走った。
 

 駅風景
  

1時間でマハーチャイ線の終点マハーチャイ駅(Mahachai)に着いた。
この先で線路は終わっている。
ターチン川があるからだ。その昔、橋を架ける事が出来なかったのだ。
 マハーチャイ駅
  

乗客の後を付いて駅を出た。
干物屋が並ぶ通りがある。
バンコク・トンブリーの始発地ウォンウィアンヤイよりも賑わっている。
 
  

通りは大通りに突き当たる。
左に船着場、右は道路にバスが並らび、ターミナルだろう。
桟橋の手前に食堂があったので入った。
食堂は、半分閉店状態だった。
今、9時前で早朝からの朝食時間帯が終わったのだろう。
センミーを頼んだ。ここでもタイラーメンを頼んだのだ。
モツ入りのセンミーが出て来た。旨かった。THB40(¥134)。
 船着場
 

対岸にあるメークローン線のバーンレーム駅(Ban Laem)に行く為、船着場に行った。
渡し舟代THB3(¥10)を払い、桟橋へ出た。
この川に橋を架けず渡し舟にした。1905年の事らしい。1905年と言えば、日本では日露戦争の日本海海戦でバルチック艦隊を撃破した年だ。
 渡し舟
 

マハーチャイは漁港だ。
ターチン川河口から直線距離で4km、良港なのだろう。
 漁船
 

渡し舟には、バイクも乗り入れる。
5分ほどでバーンレーム側の桟橋に着いた。
  

通りに出ると三叉路になっていて、駅はどちらに行けばよいか?
電信柱の後ろに鉄道駅の道標を見付けた。
通りを出て右に向かった。
マハーチャイほどではないが干物屋が並ぶ。
 

道なりに真直ぐ進むと線路が見えた。
 

こんな線路で安全なのか?
列車が見えたのでプラットホームを進んだ。
長いプラットホーム、昔は店が並んでいたのだろう、今は民家だ。
 バーンレーム駅と線路
  

小さな駅舎があり、駅員がいて対応してくれた。
10:10発メークローン行き列車に乗る予定で来たが、12:10発に変更になっていた。
今、9時30分だ。
駅員が、マハーチャイに戻り、ミニバスでメークローンへ行けと教えてくれた。
仕方なく、渡し舟でマハーチャイにもどる事にした。

 後日談:メークローン線ダイヤは去年9月18日改定され、1日4往復から3往復に減便された。
     バーンレーム駅発 8:00、12:10、16:40    メークレーン駅発  6:20、10:20、14:30
     メークレーン駅着  9:40、13:50、18:20    バーンレーム駅着 8:00、12:00、16:10

渡し舟を降り、真直ぐ進むと大きな公園がある。
その前に白いロットゥ(ミニバス、ハイエース)が停まっていた。
集客の女性に「メークローン?」と言うとドアを開けてくれた。
まだ、客は私だけだ。客が集まるまで出発しない様だ。
10分ほど経つと客が5人ほど集まったので出発した。
先ほどの女性が運転手であった。運賃はTHB30(¥100)。

 

メークローン線路上市場へ、つづく。