韓国の新聞「朝鮮日報」が「韓国のLCC、運賃値上げ相次ぐ」というタイトルで「大韓航空、アシアナ航空など大手航空会社が最近、国内線運賃を値上げしたのに続き、格安航空会社(LCC)も相次いで値上げに動いている。LCCはサービスを簡素化する代わりに運賃が格安なはずだったが、大手航空会社の運賃とさほど差がなくなっており、LCC設立の趣旨に反するとの声が上がっている。」と報じている。
済州航空は当初、運賃を大手航空会社と比べ平均70%に設定していたが、08年に平均80%水準に値上げしている。
エアプサンは、人気路線の金浦-済州線では繁忙期の運賃は大手航空会社の83%の運賃で、空港利用料や燃油サーチャージを含んで片道7,000円を越えるそうだ。
韓国の金浦-済州は距離的に日本の大阪-福岡と同じほど(460km)である。
日本のLCCピーチの関空-福岡の運賃と比較するとどうなるか?
9月中旬土曜日12時台のピーチは片道6,890円でエアプサンと同運賃に近い。全日空は、伊丹-福岡で12,000円(旅割28)で、ピーチ運賃は全日空の58%である。
さすが日本のLCC 58%と思ったが、よく考えると韓国大手航空会社の運賃が8,430円(7000円÷83%)と安い感じがした。韓国の物価からしたら高いかも知れない???
それに引換え日本の12,000円が高いのではないか??? 日本の航空運賃は新幹線の運賃に合わせているからだろう。
平日のピーチ 関空-福岡の運賃が4,190円は、大手航空会社の35%である。即ち新幹線の35%である、大阪-関空の電車代1,150円を入れても価格破壊である。
日本でも1996年に規制緩和されスカイマーク、エア・ドゥの格安航空会社が誕生した。その当時は搭乗率80%と好スタートを切ったそうだが、日航、全日空の大手航空等がその航路のその搭乗時間帯に運賃を合わせ飛ばし始めると後発航空会社の搭乗率は下降したそうです。
現在、他にスターフラヤー等5社があるがスカイマーク以外は大手航空社の傘下であるそうだ。
日本初のLCC ピーチ、ジェットスター、エアアジアのLCCが今年、相次いで国内就航を開始し、選択肢が増えた。
日本の国内線はどうなっていくのか??
レスポンス?が「LCC、お盆の国内線利用実績9割と好調…ANA・JALに圧勝」というタイトルで「成田~関西、札幌、福岡、沖縄を運航するジェットスター・ジャパンの8月10日から19日までの国内線の利用実績は、提供座席数が2万8800席に対して、総旅客数が2万5790人となり、利用率は89.5%となった。」「また、関空~札幌、福岡、長崎、鹿児島とソウルを運航するピーチ・アヴィエーションの利用実績は、国内線の提供座席数が3万9600席に対して、総旅客数が3万7348人で利用率は94.3%だった。」「国内線の利用率が7割台にとどまっているANA、JALを大幅に上回っており、国内線ではLCCに軍配が上がった。」と報じた。
LCCがいいことばかりではない、読売新聞が「ジェットスター欠航続々…機体不足と「門限」で」というタイトルで「今月17日、お盆の帰省客で混雑する新千歳空港を出発する予定の日本航空系の格安航空会社(LCC)「ジェットスター・ジャパン」の新千歳―成田の最終便が欠航した。」「成田空港の着陸制限時間に間に合わないためだが、同社の成田行き最終便の欠航は、7月3日の就航から4回目になる。少ない機体を最大限利用して安さを実現しているLCCは、機材トラブルが起きると連鎖的な欠航や遅延につながる構造的問題を抱えている。成田空港の「門限」も抱える同便には、ダブルの足かせになっている。」と伝えている。
2週間に1度は欠航している事になる。
バンコクの日系新聞「バンコク週報」が「韓国系LCC、「不便すぎる」とドンムアン空港から撤収」というタイトルで「タイ当局がドンムアン空港の本格的な再稼動をねらう中、韓国の格安航空会社ティーウェイ航空が同空港の不便さについて正式に苦情を出し、撤収を発表した。」報じている。
設備が故障していたり不備があり、その改善が進まない為乗客に迷惑をかけるのが理由らしい。
「タイ空港社ではスワンナプーム空港における混雑緩和策の一環として、様々なインセンティブを提示し、ドンムアン空港に格安航空会社を誘致しようとしている。しかし、これまで移転に合意したのは、格安最大手のエアアジアだけだ。」とのこと。
10月1日よりエアアジアがタイ バンコクでの拠点をスワンナプーム空港(BKK)からドンムアン空港(BAK)に移る。
もう1ヶ月半しかないが、大丈夫なのか!!!!
設備の不備は論外だか、アクセスがスワンナプーム空港に比べ悪い、エアポート・バス(現在有るか??)orタクシーしかないのが不便である。
エアアジアが、バンコク-マンダレー(ミャンマー)を10月から4便/週で就航する。
1年半前にミャンマーに行ったがヤンゴンIN、ヤンゴンOUTであった。マンダレー航路が出来た事でミャンマーでの旅行ルートが取り易くなる。
民主化が進むミャンマーへは、人、物、金が動き出している様だ。
バンコク-ヤンゴンも3便/日と1便増える。
クアラルンプール-ヤンゴンも1便/日である。
しかし、インド便では、ニューデリーやムンバイ航路が無くなり、インド旅行は不便になった。
ヨーロッパ便も廃止になっている。
エアアジアは、赤字航路は簡単に廃止する。赤字にならない限り継続するそうだ。
済州航空は当初、運賃を大手航空会社と比べ平均70%に設定していたが、08年に平均80%水準に値上げしている。
エアプサンは、人気路線の金浦-済州線では繁忙期の運賃は大手航空会社の83%の運賃で、空港利用料や燃油サーチャージを含んで片道7,000円を越えるそうだ。
韓国の金浦-済州は距離的に日本の大阪-福岡と同じほど(460km)である。
日本のLCCピーチの関空-福岡の運賃と比較するとどうなるか?
9月中旬土曜日12時台のピーチは片道6,890円でエアプサンと同運賃に近い。全日空は、伊丹-福岡で12,000円(旅割28)で、ピーチ運賃は全日空の58%である。
さすが日本のLCC 58%と思ったが、よく考えると韓国大手航空会社の運賃が8,430円(7000円÷83%)と安い感じがした。韓国の物価からしたら高いかも知れない???
それに引換え日本の12,000円が高いのではないか??? 日本の航空運賃は新幹線の運賃に合わせているからだろう。
平日のピーチ 関空-福岡の運賃が4,190円は、大手航空会社の35%である。即ち新幹線の35%である、大阪-関空の電車代1,150円を入れても価格破壊である。
日本でも1996年に規制緩和されスカイマーク、エア・ドゥの格安航空会社が誕生した。その当時は搭乗率80%と好スタートを切ったそうだが、日航、全日空の大手航空等がその航路のその搭乗時間帯に運賃を合わせ飛ばし始めると後発航空会社の搭乗率は下降したそうです。
現在、他にスターフラヤー等5社があるがスカイマーク以外は大手航空社の傘下であるそうだ。
日本初のLCC ピーチ、ジェットスター、エアアジアのLCCが今年、相次いで国内就航を開始し、選択肢が増えた。
日本の国内線はどうなっていくのか??
レスポンス?が「LCC、お盆の国内線利用実績9割と好調…ANA・JALに圧勝」というタイトルで「成田~関西、札幌、福岡、沖縄を運航するジェットスター・ジャパンの8月10日から19日までの国内線の利用実績は、提供座席数が2万8800席に対して、総旅客数が2万5790人となり、利用率は89.5%となった。」「また、関空~札幌、福岡、長崎、鹿児島とソウルを運航するピーチ・アヴィエーションの利用実績は、国内線の提供座席数が3万9600席に対して、総旅客数が3万7348人で利用率は94.3%だった。」「国内線の利用率が7割台にとどまっているANA、JALを大幅に上回っており、国内線ではLCCに軍配が上がった。」と報じた。
LCCがいいことばかりではない、読売新聞が「ジェットスター欠航続々…機体不足と「門限」で」というタイトルで「今月17日、お盆の帰省客で混雑する新千歳空港を出発する予定の日本航空系の格安航空会社(LCC)「ジェットスター・ジャパン」の新千歳―成田の最終便が欠航した。」「成田空港の着陸制限時間に間に合わないためだが、同社の成田行き最終便の欠航は、7月3日の就航から4回目になる。少ない機体を最大限利用して安さを実現しているLCCは、機材トラブルが起きると連鎖的な欠航や遅延につながる構造的問題を抱えている。成田空港の「門限」も抱える同便には、ダブルの足かせになっている。」と伝えている。
2週間に1度は欠航している事になる。
バンコクの日系新聞「バンコク週報」が「韓国系LCC、「不便すぎる」とドンムアン空港から撤収」というタイトルで「タイ当局がドンムアン空港の本格的な再稼動をねらう中、韓国の格安航空会社ティーウェイ航空が同空港の不便さについて正式に苦情を出し、撤収を発表した。」報じている。
設備が故障していたり不備があり、その改善が進まない為乗客に迷惑をかけるのが理由らしい。
「タイ空港社ではスワンナプーム空港における混雑緩和策の一環として、様々なインセンティブを提示し、ドンムアン空港に格安航空会社を誘致しようとしている。しかし、これまで移転に合意したのは、格安最大手のエアアジアだけだ。」とのこと。
10月1日よりエアアジアがタイ バンコクでの拠点をスワンナプーム空港(BKK)からドンムアン空港(BAK)に移る。
もう1ヶ月半しかないが、大丈夫なのか!!!!
設備の不備は論外だか、アクセスがスワンナプーム空港に比べ悪い、エアポート・バス(現在有るか??)orタクシーしかないのが不便である。
エアアジアが、バンコク-マンダレー(ミャンマー)を10月から4便/週で就航する。
1年半前にミャンマーに行ったがヤンゴンIN、ヤンゴンOUTであった。マンダレー航路が出来た事でミャンマーでの旅行ルートが取り易くなる。
民主化が進むミャンマーへは、人、物、金が動き出している様だ。
バンコク-ヤンゴンも3便/日と1便増える。
クアラルンプール-ヤンゴンも1便/日である。
しかし、インド便では、ニューデリーやムンバイ航路が無くなり、インド旅行は不便になった。
ヨーロッパ便も廃止になっている。
エアアジアは、赤字航路は簡単に廃止する。赤字にならない限り継続するそうだ。